JPH07150722A - 階段室における架構体の構造 - Google Patents

階段室における架構体の構造

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JPH07150722A
JPH07150722A JP5298154A JP29815493A JPH07150722A JP H07150722 A JPH07150722 A JP H07150722A JP 5298154 A JP5298154 A JP 5298154A JP 29815493 A JP29815493 A JP 29815493A JP H07150722 A JPH07150722 A JP H07150722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corridor
staircase
stairway
stair
corridor floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5298154A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Ochiai
保孝 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 階段の桁を受けるための階段取付け梁と廊下
床を受けるための廊下床受け材とを相互に連結補強し
て、簡単な構造で階段室の横巾の長い場合に対応でき
る。 【構成】 建物本体1に階段室2を設ける。階段室2の
廊下部分3と階段部分4との境界に階段取付け梁5を架
設する。階段室2の廊下部分3において廊下床を受ける
ための廊下床受け材7を階段取付け梁5と平行に架設す
る。階段取付け梁5と廊下床受け材7の間に連結梁材8
を架設して、連結梁材8により階段取付け梁5と廊下床
受け材7とを相互に補強する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階段室における架構体
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の建物本体1に設ける階段室2にお
ける架構体は図11に示すように、階段室2の廊下部分
3と階段部分4との境界に階段取付け梁5を配置して、
該階段取付け梁5の両端部をそれぞれ階段室2の対向す
る2側面にそれぞれ位置しているラチス梁のような階段
室横の梁10に接続して架設し、さらに、この階段取付
け梁5の両端部付近と上記とは別の階段室横の梁10a
との間にそれぞれ廊下床受け用端部材11を架設し、更
に、この廊下床受け用端部材11の階段取付け梁5とは
反対側の端部間に廊下床受け用架設材19を架設し、更
に、廊下床受け用端部材11間に廊下床受け材7を架設
していた。そして、階段取付け梁5に直階段の桁9の上
端部を取付けて支持し、更に、図12に示すように、階
段の桁9に設けた段板支持部17に階段の段板18を載
置して固定し、また、廊下床受け材7と、廊下床受け用
端部材11と、廊下床受け用架設材19とにより階段室
2の廊下を構成するための廊下床6を支持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
例にあっては、図11におけるLの長さが長いものには
対応できず、現状のものではLが3P(Pはモジュール
長さ、例えば900mm)までしか対応できず、階段室
1の横巾の長いものには対応できなかった。本発明は上
記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、そ
の目的とするところは、階段の桁を受けるための階段取
付け梁と廊下床を受けるための廊下床受け材とを相互に
連結補強して、簡単な構造で階段室の横巾の長い場合に
対応できるようにする階段室における架構体の構造を提
供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明の階段室に
おける架構体の構造は、建物本体1に階段室2を設け、
階段室2の廊下部分3と階段部分4との境界に階段取付
け梁5を架設し、階段室2の廊下部分3において廊下床
6を受けるための廊下床受け材7を階段取付け梁5と平
行に架設し、階段取付け梁5と廊下床受け材7の間に連
結梁材8を架設して成ることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記の構成の本発明によれば、階段取付け梁5
と廊下床受け材7の間に連結梁材8を架設することで、
階段の桁9を受けるための階段取付け梁5と廊下床6を
受けるための廊下床受け材7とを連結梁材8により相互
に連結補強しあう関係にでき、この結果、階段室2の横
巾が長くても強度上対応できるようになったものであ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。図1に示すように、集合住宅のような建
物本体1の一部に階段室2が設けてあり、図に示す実施
例では建物本体1の一部を平面視で凹ませて、この凹ん
だ部分に階段室2が形成されるようになっている。階段
室2の廊下部分3と階段部分4との境界に階段取付け梁
5を配置して、該階段取付け梁5の両端部を階段室2の
対向する2側面にそれぞれ位置しているラチス梁のよう
な階段室横の梁10に接続してあって階段取付け梁5が
架設してある。階段室2の廊下部分3において、階段取
付け梁5の両端部付近と上記とは別の階段室横の梁10
aとの間にそれぞれ廊下床受け用端部材11が架設して
ある。また、廊下床受け用端部材11の階段取付け梁5
とは反対側の端部間には廊下床受け用架設材19が架設
してある。更に、廊下床受け用端部材11間に廊下床受
け材7が架設してある。この廊下床受け材7は階段取付
け梁5側にずれて位置していて、廊下床受け材7と階段
取付け梁5とは平行に対向している。階段取付け梁5と
廊下床受け材7の間に複数の連結梁材8を架設してあ
り、この連結梁材8はモジュールのピッチで複数架設し
てある。
【0007】階段取付け梁5と廊下床受け材7の間に連
結梁材8を架設するに当たっては、図2に示すように、
断面コ字状をした階段取付け梁5の胴部と、断面H字状
をした廊下床受け材7の胴部とにそれぞれ連結梁材8の
両端部に固着して設けた固定片12を当ててボルト、ナ
ットのような固着具13により固着するものである。ま
た、図10に示すように階段取付け梁5にプレート14
を溶接で固着すると共に廊下床受け材7にプレート15
を溶接で固着し、両プレート14、15にそれぞれ連結
梁材8の両端部に固着して設けた固定片12を当ててボ
ルト、ナットのような固着具13により固着するように
してもよい。
【0008】このように階段取付け梁5と廊下床受け材
7の間に複数の連結梁材8を架設することで、階段の桁
9を受けるための階段取付け梁5と廊下床6を受けるた
めの廊下床受け材7とを連結梁材8により相互に連結補
強しあう関係にできるものであり、階段室2の横巾が長
くても強度上対応できることになる。例えば、連結梁材
8を設けない現状のものでは図11に示すLが3P(P
はモジュール長さ、例えば900mm)までしか対応で
きないが、連結梁材8を架設する本発明によれば図1に
示すLが4Pの長さのものにも対応できる。
【0009】階段室2の階段部分4には階段の桁9が配
設され、図5、図6に示すように、階段の桁9の上端部
が階段取付け梁5に連結金具16を介してボルト、ナッ
トのような固着具13により固着される。対向する階段
の桁9の対向面には段板支持部17が取付けてあり、図
3、図4に示すように、階段の段板18の両端部が対向
する段板支持部17に載置して取付けられることで、階
段が構成される。
【0010】また、階段室2の廊下部分3においては、
廊下床受け材7と、廊下床受け用端部材11と、廊下床
受け用架設材19との上にコンクリートパネル床のよう
な廊下床6を載置して支持固定する。上記のような構成
の階段室2を備えた建物本体1は1階部分、2階部分と
も階段室2の両側にそれぞれ個別の住戸が形成されるも
のであり、図7に示すように階段室2の2階となる廊下
部分3の両側にそれぞれの住戸の玄関ドア20が配設さ
れることになり、また、階段室2の1階部分においては
廊下部分3の下方に空間の両側にそれぞれの住戸の玄関
ドアが形成されることになる。
【0011】ところで、2階の玄関ドア2を開いた場合
の廊下部分3の有効寸法Pはできるだけ長い方が良い
が、階段室横の梁10がラチス梁の場合、ラチス梁10
に直交して梁等を取付けるたの取付けプレート21は建
物本体1のモジュールに対応した位置にあらかじめ取付
けたものが使用されることになり、このため、階段取付
け梁5の取付け位置は取付けプレート21の位置に限定
されて一定の位置となってしまう。このため、図7
(a)に示すように、上記2階の玄関ドア2を開いた場
合の廊下部分3の有効寸法Pを長く取ることができな
い。このため、上記寸法Pを長く取るための工夫とし
て、本発明においては、図9に示すような断面L字状を
した連結金具22を用いて、図8のように、連結金具2
2の一片をボルト、ナットのような固着具13により階
段室横の梁10に設けた取付けプレート21に固着する
と共に連結金具22の他片をボルト、ナットのような固
着具13により階段取付け梁5に固着することで、階段
取付け梁5を取付けプレート21から横にずらした位置
に架設して取付けることができるようにしたものであ
る。このことにより図7(b)に示すように、2階の玄
関ドア2を開いた場合の廊下部分3の有効寸法Pを長く
取ることができる。ここで、断面L字状をした連結金具
22の一片の横長さを長くすることで上記有効寸法Pを
長く取ることができるのである。
【0012】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、建物
本体に階段室を設け、階段室の廊下部分と階段部分との
境界に階段取付け梁を架設し、階段室の廊下部分におい
て廊下床を受けるための廊下床受け材を階段取付け梁と
平行に架設し、階段取付け梁と廊下床受け材の間に連結
梁材を架設したので、階段の桁を受けるための階段取付
け梁と廊下床を受けるための廊下床受け材とを連結梁材
により相互に連結補強しあう関係にできるものであっ
て、この結果、階段室の横巾が長くても強度上対応でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の階段室の架構体を示す平面図である。
【図2】同上の連結梁材の連結状態を示す図面で、
(a)は平面図であり、(b)は(a)のXーX線断面
図、(b)は(a)のYーY線断面図、(c)は(a)
のZーZ線断面図である。
【図3】同上の階段の踏板及び廊下床を敷設した状態の
平面図である。
【図4】同上の縦断面図である。
【図5】同上の階段室横の梁、階段取付け梁、廊下床受
け用端部材、階段の桁、廊下床受け材の取付け部分を示
す平面図である。
【図6】同上の階段取付け梁、廊下床受け用端部材、階
段の桁、廊下床受け材の取付け部分を示す断面図であ
る。
【図7】同上の2階の玄関ドアを開いた場合の廊下部分
の有効寸法を示す図面で、(a)は有効寸法が短い例の
平面図、(b)は有効寸法が長い例の平面図である。
【図8】同上の有効寸法を長く取るための階段取付け梁
の取付けを示す断面図である。
【図9】同上に用いる連結金具の斜視図である。
【図10】本発明の連結梁材による連結の他の実施例の
断面図である。
【図11】従来例の階段室の架構体を示す平面図であ
る。
【図12】従来例の階段の踏板及び廊下床を敷設した状
態の平面図である。
【符号の説明】
1 建物本体 2 階段室 3 廊下部分 4 階段部分 5 階段取付け梁 6 廊下床 7 廊下床受け材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物本体に階段室を設け、階段室の廊下
    部分と階段部分との境界に階段取付け梁を架設し、階段
    室の廊下部分において廊下床を受けるための廊下床受け
    材を階段取付け梁と平行に架設し、階段取付け梁と廊下
    床受け材の間に連結梁材を架設して成ることを特徴とす
    る階段室における架構体の構造。
JP5298154A 1993-11-29 1993-11-29 階段室における架構体の構造 Pending JPH07150722A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5298154A JPH07150722A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 階段室における架構体の構造

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JP5298154A JPH07150722A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 階段室における架構体の構造

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JPH07150722A true JPH07150722A (ja) 1995-06-13

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JP5298154A Pending JPH07150722A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 階段室における架構体の構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211538U (ja) * 1988-06-29 1990-01-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211538U (ja) * 1988-06-29 1990-01-24

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961008