JPH07149755A - 5−アミノ−2,2−ジアルキル−1,3−ジオキサンの製造方法 - Google Patents

5−アミノ−2,2−ジアルキル−1,3−ジオキサンの製造方法

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JPH07149755A
JPH07149755A JP6215519A JP21551994A JPH07149755A JP H07149755 A JPH07149755 A JP H07149755A JP 6215519 A JP6215519 A JP 6215519A JP 21551994 A JP21551994 A JP 21551994A JP H07149755 A JPH07149755 A JP H07149755A
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ヴィラ マルコ
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    • C07D319/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 2,2−ジアルキル−1,3−ジオキサン−
5−カルボン酸エステル(2)を、これに対応するアミ
ド(3)に変換し、次いで転位反応を行う5−アミノ−
2,2−ジアルキル−1,3−ジオキサン(1)の製造
方法。 【化1】 (R、R1 、R2 :アルキル基等) 【効果】 爆発の危険がなく、良好な収率で目的物を得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2−アミノ−1,3−プ
ロパンジオールのケタールを製造する方法に関し、より
詳細には、5−アミノ−2,2−ジアルキル−1,3−
ジオキサンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2−アミノ−1,3−プロパンジオール
のケタールは、イオパミドール(メルク・インデック
ス、第11版、799ページ,No.4943)という
国際一般的名称で知られている(S)−N,N′−ビス
−〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチ
ル〕−5−〔(2−ヒドロキシ−1−オキソプロピル)
アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼン
ジカルボキサミドという化合物の合成における中間体と
して、有用なものとして用いられている。
【0003】イオパミドールは、スイスの会社であるS
avac A.G.によって始めて英国特許第1472
050号等に記載され、非イオン性のX線造影剤として
診断に用いられている。上記特許に記載されているイオ
パミドールの製法は、L−5−(2−アセトキシプロピ
オニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタル酸
ジクロライドを、ジメチルアセトアミド中、塩基存在
下、セリノールとしてよく知られている2−アミノ−
1,3−プロパンジオールと縮合反応させることを包含
する。上記特許はまた、上記の酸ジクロライドをセリノ
ールのケタールとともに縮合反応させ、次いでこれによ
り生成したジケタールを従来法により酸加水分解するこ
とにより、所望の化合物を得ることを包含する方法をも
記載している。この合成に用いることができるセリノー
ルのケタールとしては、例えば5−アミノ−2,2−ジ
アルキル−1,3−ジオキサンが挙げられる。いくつか
の5−アミノ−2,2−ジアルキル−1,3−ジオキサ
ンの製造法が文献に記載されている。
【0004】英国特許出願第2081256号(Rho
ne−Poulenc Industries)及び米
国特許第3812186号(Eprova A.G.)
は、5−アミノ−2,2−ジアルキル−1,3−ジオキ
サンを、これに対応する5−ニトロ誘導体を接触水素添
加して製造する方法を開示している。ここで、この5−
ニトロ誘導体は、2−ニトロ−1,3−プロパンジオー
ルを三フッ化ホウ素エーテル化合物の存在下、適当なケ
トンで直接環化することによって調製されている。米国
特許第4978793号(W.R.Grace & C
o.)が開示する5−アミノ−2,2−ジアルキル−
1,3−ジオキサンの製法では、まず対応する5−ニト
ロ誘導体を合成するが、これはニトロメタンとホルムア
ルデヒドから出発する3工程を経由し、次いでニトロ基
を還元する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
文献に記載された5−アミノ−2,2−ジアルキル−
1,3−ジオキサンの製法は、中間体として使用するニ
トロ誘導体が非常に不安定で爆発性の化合物であるとい
う欠点がある。従って、本発明の目的は、製造時に爆発
等の危険がなく、穏やかな条件で5−アミノ−2,2−
ジアルキル−1,3−ジオキサンを製造する方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる実情に鑑み本発明
者は鋭意研究を行った結果、下記一般式(2)で表わさ
れる2,2−ジアルキル−1,3−ジオキサン−5−カ
ルボン酸エステルを、これに対応するアミドに変換し、
次いで転位反応を行えば、爆発の危険性がなく、激しい
反応条件を必要とせず、かつ高収率で5−アミノ−2,
2−ジアルキル−1,3−ジオキサンを製造することが
できることを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、次の一般式(2)
【0008】
【化7】
【0009】(式中、R及びR1 は、同一又は異なって
直鎖又は分岐鎖の炭素数1〜3のアルキル基を示すか、
又はこれらが結合する炭素原子と共に炭素数5もしくは
6の脂肪族環を形成してもよい。R2 は直鎖もしくは分
岐鎖の炭素数1〜3のアルキル基、ニトロ基で置換され
ていてもよいフェニル基又はベンジル基を示す。)で表
わされる2,2−ジアルキル−1,3−ジオキサン−5
−カルボン酸エステルを、これに対応する下記一般式
(3)
【0010】
【化8】
【0011】(式中、R及びR1 は前記と同じものを示
す)で表わされるアミドに変換し、次いで転位反応を行
うことを特徴とする次の一般式(1)
【0012】
【化9】
【0013】(式中、R及びR1 は前記と同じものを示
す)で表わされる5−アミノ−2,2−ジアルキル−
1,3−ジオキサンの製造方法を提供するものである。
【0014】本発明方法で用いる原料は、前記一般式
(2)で表わされる2,2−ジアルキル−1,3−ジオ
キサン−5−カルボン酸エステルであり、式中、R及び
1 で示される直鎖又は分岐鎖の炭素数1〜3のアルキ
ル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
i−プロピル基が例示される。またR2 で示されるアル
キル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、i−プロピル基が挙げられ、ニトロ基で置換されて
いてもよいフェニル基としては、ニトロ基の位置は特に
限定されず、ニトロフェニル基、ジニトロフェニル基及
びトリニトロフェニル基等が挙げられる。この一般式
(2)で表わされる化合物は公知であり、公知の方法
(H.A.Batesら、J.Org.Chem.、1
986年、51巻、2637−2641ページ)によっ
て容易に得ることができる。
【0015】本発明方法では、まず化合物(2)を、こ
れに対応する一般式(3)で表わされるアミドに転換す
る。この転換は、好ましくは水溶液中、アンモニアで処
理することによって行われる。反応後、溶媒を蒸発させ
ることにより容易にアミド(3)を単離することができ
る。
【0016】得られたアミド、すなわち一般式(3)で
表わされる5−アミノカルボニル−2,2−ジアルキル
−1,3−ジオキサンは新規な化合物であり、本発明は
当該アミド(3)をも提供するものである。
【0017】一般にアミドの調製は文献に記載の幾つか
の方法(ジェネラルレビュー、March、Advan
ced Organic Chemistry、第4
版、1275−1276ページ)に従って行うことがで
きる。これに関連して、本発明の範囲を超えることな
く、一般式(3)で表わされる5−アミノカルボニル−
2,2−ジアルキル−1,3−ジオキサンを、上記方法
に従って製造することができる。
【0018】次に、このアミド(3)を転位することに
より、目的とする5−アミノ−2,2−ジアルキル−
1,3−ジオキサンが得られる。アミド(3)の転位
は、例えば次亜臭素酸ナトリウムや次亜塩素酸ナトリウ
ムなどの次亜ハロゲン酸塩を用いて、水溶液中で処理す
ることによって行われる。好ましくは次亜臭素酸ナトリ
ウムが用いられるが、これは反応の場で水酸化ナトリウ
ムと臭素から得てもよい。
【0019】本発明方法の好ましい実施態様は次のもの
である。2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−5−
カルボン酸エステルをアンモニア水で数時間、室温で処
理する。溶媒を留去すると5−アミノカルボニル−2,
2−ジメチル−1,3−ジオキサンの粗生成物が実際的
な定量的収率で得られ、これをそのまま次工程の転位反
応に用いる。5−アミノカルボニル−2,2−ジメチル
−1,3−ジオキサンを、反応の場で水酸化ナトリウム
と臭素から得た次亜臭素酸ナトリウムの塩基性水溶液に
加え、80℃で数時間加熱する。水分を蒸発させた後、
残渣を集め、有機溶媒で精製処理することにより、5−
アミノカルボニル−2,2−ジメチル−1,3−ジオキ
サンを高収率で得る。
【0020】このようにして得られる一般式(1)で表
わされる化合物の具体例としては、5−アミノ−2,2
−ジメチル−1,3−ジオキサン、5−アミノ−2,2
−ジエチル−1,3−ジオキサン、5−アミノ−2,2
−ジ−n−プロピル−1,3−ジオキサン、5−アミノ
−2−エチル−2−メチル−1,3−ジオキサン、3−
アミノ−1,5−ジオキサスピロ〔5.5〕ウンデカ
ン、3−アミノ−1,5−ジオキサスピロ〔4.5〕デ
カン等が挙げられる。一般式(1)の化合物を、例えば
上記英国特許第1472050号に記載のようにして、
あるいは従来法により加水分解することにより、セリノ
ールを得ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明方法は、容易に調製できる原料化
合物を用いることから、工業的応用に特に好適である。
また、中間体、原料化合物の両者とも安定であり、よっ
て本発明方法を実施する際には危険な望ましくない反応
(爆発)の恐れがない。更に、本発明方法は高圧下での
即時還元のような激しい反応条件を必要としない。他の
特に有利な点は、全反応工程を水性環境で行うことがで
きるという点であり、これにより高収率で所望の化合物
を容易に回収できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を更に詳細に説明するために、
実施例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0023】実施例1 5−アミノカルボニル−2,2−ジメチル−1,3−ジ
オキサンの製造:2,2−ジメチル−5−エトキシカル
ボニル−1,3−ジオキサン(4.1g;21.8mmo
l)と30%アンモニア水(10ml)の混合物を20時
間激しく攪拌した。反応終了時に水を減圧下で蒸発させ
たところ、3.4gの5−アミノカルボニル−2,2−
ジメチル−1,3−ジオキサンの粗生成物を得た(収率
98%)。これをそのまま次工程の転位反応に用いた。
トルエンから結晶化し、2.76gの純粋な生成物を得
た(収率80%)。
【0024】1H−NMR(DMSO−d6),δ(pp
m),J(Hz):1.27(3H,s);1.35
(3H,s);2.6(1H,m);3.85(4H,
m);7.0(1H,bs);7.3(1H,bs).13 C−NMR(DMSO−d6),δ(ppm):1
9.9(q);27.7(q);40.6(d);6
0.8(t);97.1(s);172.11(s).
【0025】IR(KBr):cm-1 3360,32
00,1665,1635. 質量(m/e):160(M+1)+
【0026】実施例2 5−アミノ−2,2−ジメチル−1,3−ジオキサンの
製造:臭素(6g;37.5mmol)を0℃に冷却した水
酸化ナトリウム(4.5g;112.5mmol)の水溶液
(水:22ml)に、温度を0から5℃の間に保ちながら
5分間かけて滴下した。この混合物を0℃で15分間攪
拌し、5−アミノカルボニル−2,2−ジメチル−1,
3−ジオキサン(3g;18.75mmol)を一度に加え
た。これを0℃で1時間攪拌し、次いで80℃で16時
間加熱した。最後に水を真空下で蒸発させ、残渣をメチ
レンクロライド(25ml)で集め、無水硫酸ナトリウム
を加え、15分間攪拌した。無機塩を濾過により除去
し、溶媒を減圧下で蒸発させた。5%の原料化合物を含
有する1.4gの5−アミノ−2,2−ジメチル−1,
3−ジオキサンの粗生成物を得た。蒸留により精製物を
得た。
【0027】実施例3 5−アミノカルボニル−2,2−ジメチル−1,3−ジ
オキサンの製造:GCタイターがそれぞれ77%と18
%である2,2−ジメチル−5−メトキシカルボニル−
1,3−ジオキサンと2,2−ジメチル−5−エトキシ
カルボニル−1,3−ジオキサン(850g;それぞれ
3.76mol 及び0.814mol)の混合物と30%ア
ンモニア水(940ml)を室温、窒素雰囲気下で24時
間激しく攪拌した。最後に反応混合物を0℃で冷却し、
60分間攪拌した。固体を得、これを濾過し、水洗
(水:100ml)した後、70℃、真空下で乾燥し、5
−アミノカルボニル−2,2−ジメチル−1,3−ジオ
キサン(541g;収率74%)を得た。これをそのま
ま次工程の転位反応に用いた。 m.p.132−134℃
【0028】実施例4 5−アミノ−2,2−ジメチル−1,3−ジオキサンの
製造:臭素(6g;37.5mmol)を0℃に冷却した水
酸化ナトリウム(4.5g;112.5mmol)の水溶液
(水:22ml)に、温度を0から5℃の間に保ちながら
5分間かけて滴下した。この混合物を0℃で15分間攪
拌した後、この溶液を5−アミノカルボニル−2,2−
ジメチル−1,3−ジオキサン(3g;18.75mmo
l)に加えた。
【0029】これを0℃で1時間攪拌し、次いで80℃
で16時間加熱した。最後に水を真空下で蒸発させ、残
渣をメチレンクロライド(25ml)で集め、無水硫酸ナ
トリウムを加え、15分間攪拌した。無機塩を濾過によ
り除去し、溶媒を減圧下で蒸発させた。5%の出発物質
を含有する1.4gの5−アミノ−2,2−ジメチル−
1,3−ジオキサンの粗生成物を得た。蒸留により精製
物を得た。
【0030】実施例5 2−アミノ−1,3−プロパンジオール・ハイドロクロ
ライド(塩酸セリノール)の製造: A)水酸化ナトリウムの水溶液(30%、水122ml)
と市販の次亜塩素酸ナトリウム1.85M(250ml)
を、機械式攪拌機を有する600mlの反応器に15℃窒
素雰囲気下で入れた。実施例3と同様にして調製した5
−アミノカルボニル−2,2−ジメチル−1,3−ジオ
キサン(60g;0.38mol )をここに加え、得られ
た懸濁液を15℃で1時間攪拌した。反応混合物をゆっ
くり加熱し、2時間で70℃とし、この温度で90分攪
拌した。最後に反応混合物を蒸留し、438gの水溶液
を得た。これは、0.1NのHClによる滴定で5−ア
ミノ−2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン(タイタ
ー10.37%;0.346mol ;収率91.2%)を
含有していた。この溶液を次工程に用いた。
【0031】B)37%のHCl(33ml)を30分か
けて25℃で上記(A)に記載の水溶液に滴下した。反
応混合物を40℃で60分攪拌した。混合物を真空下蒸
発させることにより油状の残渣を得、これを40℃で攪
拌しつづけた。粗生成物をアセトン(100ml)から結
晶化し、得られた固体を濾過し、アセトン(10ml)で
洗浄した。真空下、40℃で乾燥し、34.5gの2−
アミノ−1,3−プロパンジオール・ハイドロクロライ
ド(収率74%;GCタイター99%)を得た。塩酸セ
リノールは、例えばアンモニアやアルカリ溶液を用いる
従来法により、対応する遊離塩基に転換できた。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(2) 【化1】 (式中、R及びR1 は、同一又は異なって直鎖又は分岐
    鎖の炭素数1〜3のアルキル基を示すか、又はこれらが
    結合する炭素原子と共に炭素数5もしくは6の脂肪族環
    を形成してもよい。R2 は直鎖もしくは分岐鎖の炭素数
    1〜3のアルキル基、ニトロ基で置換されていてもよい
    フェニル基又はベンジル基を示す。)で表わされる2,
    2−ジアルキル−1,3−ジオキサン−5−カルボン酸
    エステルを、これに対応する下記一般式(3) 【化2】 (式中、R及びR1 は前記と同じものを示す)で表わさ
    れるアミドに変換し、次いで転位反応を行うことを特徴
    とする次の一般式(1) 【化3】 (式中、R及びR1 は前記と同じものを示す)で表わさ
    れる5−アミノ−2,2−ジアルキル−1,3−ジオキ
    サンの製造方法。
  2. 【請求項2】 一般式(2)で表わされるエステルのこ
    れに対応する一般式(3)で表わされるアミドへの変換
    が、水溶液中、アンモニアで処理することによって行わ
    れるものである請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 転位反応が、水溶液中、次亜ハロゲン酸
    塩で処理することによって行われるものである請求項1
    記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 次亜ハロゲン酸塩が次亜臭素酸ナトリウ
    ムである請求項3記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 5−アミノ−2,2−ジメチル−1,3
    −ジオキサンを製造するものである請求項1記載の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 次の一般式(3) 【化4】 (式中、R及びR1 は同一又は異なって直鎖又は分岐鎖
    の炭素数1〜3のアルキル基を示すか、又はこれらが結
    合する炭素原子と共に炭素数5もしくは6の脂肪族環を
    形成してもよい)で表わされる化合物。
  7. 【請求項7】 一般式(3)で表わされる化合物が、5
    −アミノカルボニル−2,2−ジメチル−1,3−ジオ
    キサンである請求項6記載の化合物。
  8. 【請求項8】 次の一般式(3) 【化5】 (式中、R及びR1 は同一又は異なって直鎖又は分岐鎖
    の炭素数1〜3のアルキル基を示すか、又はこれらが結
    合する炭素原子と共に炭素数5もしくは6の脂肪族環を
    形成してもよい)で表わされるアミドを、水溶液中、次
    亜ハロゲン酸で処理して転位させることを特徴とする次
    の一般式(1) 【化6】 (式中、R及びR1 は前記と同じものを示す)で表わさ
    れる5−アミノ−2,2−ジアルキル−1,3−ジオキ
    サンの製造方法。
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