JPH0812641A - syn−2,4−ペンタンジオール誘導体とその製造方法 - Google Patents

syn−2,4−ペンタンジオール誘導体とその製造方法

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JPH0812641A
JPH0812641A JP17158494A JP17158494A JPH0812641A JP H0812641 A JPH0812641 A JP H0812641A JP 17158494 A JP17158494 A JP 17158494A JP 17158494 A JP17158494 A JP 17158494A JP H0812641 A JPH0812641 A JP H0812641A
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syn
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dinitrile
isopropylidene
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JP17158494A
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Hidetoshi Tsumaki
英俊 妻木
Hiroyuki Nohira
博之 野平
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K I KASEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 (3R,5S)−6−シアノ−3,5−イソ
プロピリデン−3,5−ジヒドロキシヘキサンエステル
の合成中間体として有用な新規なsyn−2,4−ペン
タンジオール誘導体を提供する。 【構成】 下記式(I)で表わされるsyn−2,4−
ペンタンジオール誘導体。 【化1】 (式中、R1 及びR2 は互いに同じでも異なっていても
よく水素原子、アシル基、アルキル基又はトリメチルシ
リル基、またはR1 とR2 が結合して環を形成したイソ
プロピリデン基を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はHMG−CoAレダクタ
ーゼ阻害剤として有用な薬剤の製造に使用することがで
きる新規なsyn−2,4−ペンタンジオール誘導体と
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】下記式(A)で表わされる(3R,5
S)−6−シアノ−3,5−イソプロピリデン−3,5
−ジヒドロキシヘキサン酸エステル(以下化合物(A)
という)はHMG−CoAレダクターゼ阻害剤を製造す
る際の重要な構造的要素である[例えばUS特許第5,
003,080号、同第5,097,045号、特開平
3−502798号など]。
【0003】
【化2】
【0004】(式中Rは低級アルキル基を示す。)
【0005】従来、化合物(A)の合成法としてイソア
スコルビン酸を出発原料として得られる(R)−4−シ
アノ−3−ヒドロキシブタン酸エステル[US特許第
4,611,067号]を利用する方法が提案されてい
る[P.L.Brown 等;Tetrahedron Lett., Vol.33, 2279
(1992)及びその中に引用されている文献など]。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来法ではイソアスコルビン酸から(3R,5S)−6−
シアノ−3,5−イソプロピリデン−3,5−ジヒドロ
キシヘキサン酸エステルに至る反応工程が著しく長いこ
と、出発原料のイソアスコルビン酸を含め、反応剤が高
価であることなどの欠点を有しており、化合物(A)を
効率良く簡便に製造する方法の開発が望まれていた。
【0007】本発明の目的は、化合物(A)を合成中間
体として有用な新規なsyn−2,4−ペンタンジオー
ル誘導体を提供することにある。さらに本発明の目的
は、この新規なsyn−2,4−ペンタンジオール誘導
体を用いて化合物(A)を効率良く製造する方法を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、下
記式(I)で表わされるsyn−2,4−ペンタンジオ
ール誘導体によって達成された。
【0009】
【化3】
【0010】(式中、R1 及びR2 は互いに同じでも異
なっていてもよく、水素原子、アシル基、アルキル基、
トリメチルシリル基またはR1 とR2 が結合して環を形
成したイソプロピリデン基を示す。) 式(I)で表わされる化合物において、R1 、R2 のア
シル基としては脂肪酸アシル基(炭素数1〜6のものが
好ましく、例えばホルミル、アセチルなど)、芳香族ア
シル基(例えばベンゾイルなど)があげられる。R1
2 のアルキル基としては炭素数1〜4の低級アルキル
(例えばメチル、エチル、プロピルなど)があげられ
る。このようなアシル化物は、対応のジヒドロキシ化合
物をこの技術分野でよく知られている如く酸無水物又は
酸ハライドによって通常の条件下でアシル化することに
よって容易に調製できる。
【0011】本発明によれば式(I)で表わされるsy
n−2,4−ペンタンジオール誘導体は例えば下記に示
す反応スキームにより安価な2,4−ペンタンジオンか
ら容易に合成することができる。
【0012】
【化4】
【0013】すなわち2,4−ペンタンジオン(2)の
両末端をアシル基交換反応によりクロル化し、得られた
1,5−ジクロロ−2,4−ペンタンジオン(3)を還
元することにより1,5−ジクロロ−2,4−ペンタン
ジオール(4)を得る。これを塩基処理することにより
ジエポキシド(5)に変換することができる。上記反応
スキームにおいて反応原料である化合物(3)は文献に
記載された方法[Bull.Chem.Soc.Jpn.,46, 562 (1973)
]に従い、2,4−ペンタンジオン(2)を無水塩化
アルミニウムの存在下、塩化クロロアセチルと反応させ
ることにより得られる。化合物(4)は水素化ホウ素ナ
トリウムの如き還元剤で、化合物(3)の二つのカルボ
ニル基を同時に還元することにより容易に得られる。こ
の還元反応は水素化ホウ素ナトリウムを用いる場合には
メタノール、エタノールなどの有機溶媒中、または該有
機溶媒と水との混合溶媒中、1〜3当量の還元剤を用
い、−78℃〜0℃、1〜2時間の反応により完結す
る。得られるジオールはsyn/anti=7/3の混
合物である。化合物(5)は常法に従い、ジエチルエー
テル等の有機溶媒中、(4)を粉砕された水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等での塩基処理することにより得
られる。化合物(5)をジエチルアルミニウムクロリド
の存在下、トリメチルシリルニトリルで開環させると
3,5−ビス(トリメチルシロキシ)ヘプタン−1,7
−ジニトリルが得られる。このものはsyn/anti
=7/3の混合物であるが、注意深いカラムクロマトグ
ラフィーにより二つのジアステレオマーは分離すること
ができ、化合物(6)であるsyn−3,5−ビス(ト
リメチルシロキシ)ヘプタン−1,7−ジニトリルを得
ることができる。
【0014】この反応は10〜30℃、反応時間8〜1
2時間で行うことができる。次に化合物(6)を脱シリ
ル化して化合物(7)を得る。この反応は化合物(6)
をエタノール、テトラヒドロフランなどの有機溶媒中、
フッ化カリウム、フッ化セシウム、テトラブチルアンモ
ニウムフルオリドなどのフッ素化合物により、あるいは
単に10〜20%の希塩酸と反応させることにより脱ト
リメチルシリル化が進行し、化合物(7)を与える。次
いでヒドロキシル基を保護してアセトニド(8)を形成
するものである。(8)は直接(6)からも合成可能で
ある。前記の脱シリル化は反応温度20〜60℃、反応
時間1〜2時間で行われる。ヒドロキシ化合物(7)の
化合物(8)への反応は化合物(7)をアセトンなどの
有機溶媒中、p−トルエンスルホン酸、D−カンファー
スルホン酸等の酸触媒の存在下、2,2−ジメトキシプ
ロパンと反応させることにより、3位及び5位のヒドロ
キシル基を同時に保護したイソプロピリデンアセタール
を形成せしめて行うことができる。化合物(7)に2,
2−ジメトキシプロパンを反応温度10〜30℃、反応
時間8〜12時間で反応させて行うことができる。上記
において化合物(7)のヒドロキシル基を常法によりア
シル基で保護してもよい。
【0015】あるいは化合物(8)は同様な条件下、
3,5−ビス(トリメチルシロキシ)ヘプタン−1,7
−ジニトリルをsyn/anti混合物のまま2,2−
ジメトキシプロパンと反応させ、生じた二つのジアステ
レオマーを分別再結晶することによっても得られる。
【0016】化合物(6)、(7)、(8)に至る経路
としてはこれらに限定されるものではなく、例えば化合
物(3)の段階でクロル基をシアノ基に変換し、次いで
ジアステレオ選択的還元反応により(7)を得る、ある
いは化合物(4)や(5)をシアン化ナトリウム、シア
ン化カリウム等のシアン化合物と反応させ、得られた反
応混合物から(7)を取り出しても良い。(7)は常法
により容易に(6)、(8)に変換できる。本発明によ
り得られたsyn−2,4−ペンタンジオール誘導体
(式(I)の化合物)はHMG−CoAレダクターゼ阻
害剤の重要な構造的要素である前記化合物(A)の合成
中間体として有用である。例えば、本発明により得られ
るsyn−3,5−ジヒドロキシヘプタン−1,7−ジ
ニトリルあるいはsyn−3,5−イソプロピリデン−
3,5−ジヒドロキシヘプタン−1,7−ジニトリルは
ニトリル加水分解能を有する微生物を作用させることに
より光学活性な化合物(A)へと導くことができる(例
えば浅野、有機合成協会誌、47,749(198
9))。また、ニトリル化合物(8)のニトリル基を公
知の方法に準じて、酸存在下で加水分解し、エステル化
する方法によっても実施できる。
【0017】
【発明の効果】本発明の化合物はHMG−CoAレダク
ターゼ阻害剤の構造的要素である前記化合物(A)の合
成中間体として有用である。本発明の化合物を用いれば
前記化合物(A)を効率的に得ることができる。
【0018】
【実施例】次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説
明する。 実施例1(syn−3,5−ビス(トリメチルシロキ
シ)ヘプタン−1,7−ジニトリル(6)の合成) 工程1.1,5−ジクロロ−2,4−ペンタンジオン
(3)の合成 無水塩化アルミニウム88.6g(0.665mol)
と二塩化エチレン250mlの混合物に、2,4−ペン
タンジオン66.5g(0.664mol)を氷冷によ
り10〜20℃を保ちながら加える。次いで塩化クロロ
アセチル150.0g(1.330mol)を同温度で
加える。65℃で3時間撹拌し、冷却後、濃塩酸100
mlと氷1kgの混合物に反応液を一気に注ぐ。分液
し、有機層を水で洗浄、次いで溶媒を留去する。残留物
を硫酸銅・五水和物100g(0.400mol)の温
水400ml溶液に加え、激しく撹拌しながら放冷す
る。生じた1,5−ジクロロ−2,4−ペンタンジオン
の灰青色銅キレートを集め、二塩化エチレンで洗浄す
る。10%希硫酸500gと二塩化エチレン300ml
の混合物に銅キレートを投入し、結晶が完全に溶解する
まで室温で撹拌する。有機層を分液、水洗後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去する。生じた結晶を
n−ヘキサンより再結し、46.5g(0.275mo
l、41.0%)の淡黄色標記化合物を得た。
【0019】工程2.1,5−ジクロロ−2,4−ペン
タンジオール(4)の合成 水素化ホウ素ナトリウム4.8g(0.128mo
l)、水70ml、メタノール100mlの混合物を−
78℃に冷却し、これに工程1で得られた1,5−ジク
ロロ−2,4−ペンタンジオン20.0g(0.118
mol)のメタノール100ml溶液を滴下する。同温
度で1時間撹拌後、10%希塩酸100mlでクエンチ
し、さらに室温に戻して1時間撹拌する。一旦溶媒を留
去し、残留物を酢酸エチルで抽出した。有機層を塩化ア
ンモニウムの飽和水溶液で洗浄し、さらに水洗、無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、濃縮する。生じた結晶をn−
ヘキサンで洗浄し、17.1g(0.099mol、8
4.0%)の白色標記化合物を得た。この物の一部を取
り、常法に従って、ヘキサメチルジシラザン等でヒドロ
キシル基をトリメチルシロキシ基に変換し、ガスクロマ
トグラフィーで分析したところ、syn/anti=7
/3であることがわかった。 白色結晶:m.p.67.0〜69.5℃ IR(KBr,cm-1):3372, 3270, 2960, 1428, 14
00, 1334, 1292, 1075,1047, 7481 H−NMR(CDCl3 ,δ):1.67〜1.87(two d,2
H), 2.73(br.s,2H), 3.53 〜3.65(m,4H), 4.03〜4.39
(m,2H)
【0020】工程3.1,2:4,5−ジアンヒドロ−
3−デオキシペンチトール(5)の合成 工程2で得られた1,5−ジクロロ−2,4−ペンタン
ジオール22.5g(0.130mol)をジエチルエ
ーテル800mlに溶解し、氷冷する。これに微紛末化
した水酸化カリウム51.3g(0.778mol)を
投入し、そのまま2時間撹拌する。吸引濾過により不溶
解分を除き、濾液を氷冷下減圧濃縮すると標記化合物
(5)が微黄色オイルとして得られる。粗収量13.2
g(101%)。この物は特に精製せず、次の工程に用
いることができる。
【0021】工程4.syn−3,5−ビス(トリメチ
ルシロキシ)ヘプタン−1,7−ジニトリル(6)の合
成 ジエチルアルミニウムクロリドの15%n−ヘキサン溶
液1mlとトリメチルシリルニトリル5.5g(56m
mol)の混合物に工程3で得られた1,2:4,5−
ジアンヒドロ−3−デオキシペンチトール2.5g(2
5mmol)を室温で加え、同温度で12時間撹拌す
る。10%希塩酸で加水分解後、酢酸エチルで抽出す
る。有機層を塩化アンモニウムの飽和水溶液で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下に濃縮し
た。得られた微黄色オイル7.8gをガスクロマトグラ
フィーで分析したところ、syn/anti=7/3で
あった。このものをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで分離精製を行うことにより2.6g(8.4mmo
l,34.6%)の標記化合物(6)を得た。 無色オイル: IR(NaCl,cm-1): 2954, 2898, 2248, 1419,
1376, 1254, 8411 H−NMR(CCl4 +DMSO−d6 ,δ):0.10
(s,18H), 1.54 〜1.74(m,2H), 2.39〜2.64(two d,4H),
3.78〜4.17(m,2H)13 C−NMR(CDCl3 ,δ):0.29, 26.8, 44.2,
65.5, 117.1
【0022】実施例2(syn−3,5−ジヒドロキシ
ヘプタン−1,7−ジニトリル(7)の合成) syn−3,5−ビス(トリメチルシロキシ)ヘプタン
−1、7−ジニトリル1.5g(5mmol)をTHF
10mlに溶解し、これに室温下、テトラ−n−ブチル
アンモニウムフルオリドの1mol/リットルTHF溶
液11ml(11mmol)を滴下し、同温度で1時間
撹拌する。加水分解後、酢酸エチルで抽出し、有機層を
水洗した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に濃
縮した。得られた粘稠オイルをシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにかけ、0.6g(4mmol、80.0
%)の標記化合物を得た。 無色オイル: IR(NaCl,cm-1):3356, 2934, 2250, 1414,
1331, 10751 H−NMR(CDCl3 +DMSO−d6 ,δ):1.6
1〜1.80(m,2H), 2.53〜2.62(two d,4H), 4.01〜4.32(m,
2H), 5.13(d,2H)13 C−NMR(DMSO−d6 ,δ):26.5, 42.1, 6
6.0, 118.6
【0023】実施例3(syn−3,5−イソプロピリ
デン−3,5−ジヒドロキシヘプタン−1,7−ジニト
リル(8)の合成) syn−3,5−ジヒドロキシヘプタン−1,7−ジニ
トリル0.46g(3mmol)をアセトン4mlに溶
解し、2,2−ジメトキシプロパン3ml、D−カンフ
ァースルホン酸10mgを加える。室温で12時間撹拌
した後、減圧下に濃縮する。残留物に水を加え、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥
した後、溶媒を留去した。得られた粗結晶をイソプロパ
ノールより再結して0.41g(2mmol、66.7
%)の標記化合物を得た。 白色結晶:m.p.93.0〜94.5℃ IR(KBr,cm-1):2990, 2936, 2250, 1383, 12
24, 1162, 1118, 9851 H−NMR(CDCl3 ,δ):1.40(s,6H), 1.60〜
2.02(m,2H), 2.52〜2.62(two d,4H), 3.94〜4.28(m,2H)13 C−NMR(CDCl3 ,δ):24.5, 29.4, 64.5,
99.9, 116.4
【0024】実施例4 化合物(8)は以下の方法でも合成できる。すなわち、
実施例3においてsyn−3,5−ジヒドロキシヘプタ
ン−1,7−ジニトリルの代りに、実施例1、工程4で
得られる粗3,5−ビス(トリメチルシロキシ)ヘプタ
ン−1,7−ジニトリルをsyn/anti=7/3の
混合物のまま1.0g用いた他は同様な反応及び後処理
操作を行い、3,5−イソプロピリデン−3,5−ジヒ
ドロキシヘプタン−1,7−ジニトリルのsyn/an
ti=7/3の混合物を得た。この物をイソプロパノー
ルより再結することにより0.35g(1.8mmo
l、52.9%)の白色結晶を得、この物はガスクロマ
トグラフィーによる分析の結果、純度100%のsyn
−3,5−イソプロピリデン−3,5−ジヒドロキシヘ
プタン−1,7−ジニトリルであった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(I)で表わされるsyn−2,
    4−ペンタンジオール誘導体。 【化1】 (式中、R1 及びR2 は互いに同じでも異なっていても
    よく水素原子、アシル基、アルキル基又はトリメチルシ
    リル基、またはR1 とR2 が結合して環を形成したイソ
    プロピリデン基を示す。)
  2. 【請求項2】 1,2:4,5−ジアンヒドロ−3−デ
    オキシペンチトールをトリメチルシリルニトリルで開環
    させて、syn−3,5−ビス(トリメチルシロキシ)
    ヘプタン−1,7−ジニトリルを得、必要により1)こ
    れをさらに脱シリル化してsyn−3,5−ジヒドロキ
    シヘプタン−1,7−ジニトリルを得るか、又は2)こ
    れにさらに2,2−ジメトキシプロパンを反応させてs
    yn−3,5−イソプロピリデン−3,5−ジヒドロキ
    シヘプタン−1,7−ジニトリルを得ることを特徴とす
    るsyn−2,4−ペンタンジオール誘導体の製造方
    法。
JP17158494A 1994-07-01 1994-07-01 syn−2,4−ペンタンジオール誘導体とその製造方法 Pending JPH0812641A (ja)

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