JPH07149425A - 仕分装置 - Google Patents

仕分装置

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JPH07149425A
JPH07149425A JP30029293A JP30029293A JPH07149425A JP H07149425 A JPH07149425 A JP H07149425A JP 30029293 A JP30029293 A JP 30029293A JP 30029293 A JP30029293 A JP 30029293A JP H07149425 A JPH07149425 A JP H07149425A
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sliding
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Toyo Kanetsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライダーの摺動に伴う傷、磨耗、摺動抵
抗、振動及び騒音等を低減する。 【構成】 移動シュー30のスライダー31内面には、
摺動突起部36が突設され、スラット20の摺動溝26
に摺動自在に嵌合される。スライダー31の凹部37底
面には、スラット20の突出部25底面に摺動自在に接
触される底面摺動突起38が設けられ、かつ、凹部37
側面には、突出部25の側面に摺動自在に接触される側
面摺動突起39が設けられる。スライダー31は、これ
ら摺動突起部36、底面摺動突起38及び側面摺動突起
39を、スラット20の摺動溝26及び突出部25、す
なわち物品10の載置面である上面20a以外の部分に
接触させることにより、スラット20に摺動自在に支持
されるとともに、摺動に伴う垂直及び水平方向の動きを
規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動シューをスラット
に沿って移動させることにより、スラット上の物品を物
品毎の所定の位置で搬送方向側方に排出させて仕分ける
仕分装置に関し、詳しくは移動シューのスライダーをス
ラットに支持させる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外形や大きさの異なる物品の仕分
けに用いて好適な仕分装置として、多数のスラットを所
定の方向に移動させ、スラットに載置された物品を搬送
させるとともに、移動シューをスラットに沿って移動さ
せることにより、スラット上の物品を物品毎の所定の位
置で押圧して搬送方向側方に排出させ、仕分けるものが
ある。
【0003】このような仕分装置の移動シューにおいて
は、図6に示すように、スライダー51が、スラット6
0を囲むように支持されており、スライダー51の下部
には、ガイドピン52及びガイドローラ53が設けられ
る。スライダー51の内面には、樹脂等からなるガイド
54が周方向に沿って複数(図6では6個)設けられて
おり、スライダー51は、これらガイド54を介してス
ラット60に摺動自在に支持される。
【0004】移動シュー50は、スラット60の移動に
よって物品が搬送される際、ガイドピン52及びガイド
ローラ53を、物品の搬送方向(図中左右方向)に沿っ
て設けられたガイドレール(図示しない)に案内され、
スラット60とともに物品の搬送方向に移動する。そし
て移動シュー50は、物品毎の所定の位置において、ガ
イドピン52及びガイドローラ53を、物品の搬送方向
側方(図中紙面に垂直な方向)に斜めに設けられたガイ
ドレール(図示しない)に案内され、スライダー51を
スラット60に沿って摺動させて物品を押圧させ、搬送
方向側方に排出させて仕分ける。その後、移動シュー5
0は、スラット60とともに下方に回り込むようにして
360°方向転換され、天地逆の状態でそれまでとは逆
方向に移動され、再び上方に回り込むようにして360
°方向転換された後、同様の過程を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の仕分装
置では、移動シュー50のスライダー51をスラット6
0に支持させるガイド54が、スライダー51内面に周
方向に沿って設けられており、しかもガイド54が樹脂
であって変形し易いため、スライダー51の摺動に伴っ
てスライダー51とスラット60の位置関係にずれが生
じるという問題がある。スライダー51とスラット60
の位置関係にずれが生じると、スライダー51とスラッ
ト60が本来の摺動部分であるガイド54以外の部分で
摺動してしまい、摺動抵抗が増大するとともに、全体の
ガタツキによって騒音が増大するという問題がある。ま
た、移動シュー50及びスラット60が、物品を排出さ
せた後に天地逆の状態となる際にも、同様の問題があ
る。
【0006】また、スライダー51のガイド54のう
ち、特にスラット60の上面と摺動するガイド54に移
動シュー50の重量がかかるため、スライダー51の摺
動に伴ってスラット60の上面に傷が付いてしまい、磨
耗も激しいという問題がある。スラット60の上面は、
搬送する物品が載置される面であり、傷が付いたり、磨
耗したりすると、物品の搬送、特に移動シュー50によ
る物品の搬送方向側方への排出に支障をきたすおそれが
あるため、重大な問題である。
【0007】さらに、スライダー51の摺動に伴って、
スライダー51とスラット60との間に生じる衝撃、ガ
イドピン52及びガイドローラ53とガイドレールとの
間に生じる衝撃等により、大きな振動及び騒音を生じる
という問題がある。
【0008】本発明は、移動シューのスライダーを、ス
ラットに対して常に所定の位置関係に保持させることが
でき、これによりスライダーの摺動に伴う傷、磨耗、摺
動抵抗、振動及び騒音等を大幅に低減させることができ
る仕分装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、所
定の方向に移動され載置された物品を搬送する多数のス
ラットと、該スラットと摺動するスライダーを有し該ス
ラットに沿って物品の搬送方向と直交する方向に移動可
能な移動シューとを備え、前記スラット上の物品を前記
移動シューにより押圧して所定方向に仕分ける仕分装置
において、前記スライダーは、スラットの物品載置面以
外の部分と対向する面に摺動部を有し、該摺動部を垂直
及び水平方向から前記スラットに接触させることによ
り、前記スラットに摺動可能に支持されることを特徴と
する仕分装置により達成される。
【0010】上記構成において、前記移動シューの前記
スライダーには、ガイドレールに案内されるガイドピン
及びガイドローラが、緩衝部を介して設けられているこ
とが好ましい。
【0011】
【作用】本発明に係る仕分装置においては、移動シュー
がスラットに沿って移動する際、スライダーは、摺動部
を垂直及び水平方向からスラットに接触させた状態で摺
動され、摺動に伴う垂直及び水平方向の動きを規制され
る。これによりスライダーは、スラットに対して常に所
定の位置関係に保持され、所定の部分以外でスラットと
摺動することはなく、摺動に伴う傷及び磨耗、摺動抵
抗、振動、騒音等が大幅に低減される。
【0012】また、スライダーの摺動部は、スラットに
おける物品載置面以外の部分でスラットに接触すること
により、スライダーはスラットに対して常に所定の位置
関係に保持され、スラットにおける物品が載置される部
分等、所定の部分以外の部分でスラットと摺動すること
はない。したがって、スラットにおける物品が載置され
る部分に、スライダーの摺動に伴って傷及び磨耗が生じ
ることが確実に防止されるとともに、摺動部分の傷及び
磨耗、摺動抵抗、振動、騒音等が大幅に低減される。
【0013】さらに、本発明に係る仕分装置において
は、移動シューの緩衝部が、スライダーとスラットとの
間に生じる衝撃や、ガイドピン及びガイドローラとガイ
ドレールとの間に生じる衝撃等を吸収する。これによ
り、スライダーの摺動に伴う振動及び騒音等が大幅に低
減される。
【0014】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1は、本発明の一実施例である仕分装置を示す要部平
面図である。図2は図1の仕分装置の移動シュー及びス
ラットを示す断面図である。図3は図2の移動シューの
平面図である。図4は図2及び図3の移動シューの左側
面図である。図1において、物品10はそれぞれ、コン
ベヤフレーム11に沿って多数設けられたスラット20
の上面20aに載置され、各スラット20の移動により
図中右方に搬送される。そして、物品10毎の所定の位
置において、物品10は、移動シュー30のスラット2
0の長手方向(図中上下方向)への移動によって押圧さ
れ、スラット20上から搬送方向Aの側方に排出されて
仕分けられる。
【0015】スラット20の長手方向両端部にはそれぞ
れ、リンクプレート21が取り付けられており、各スラ
ット20は、これらリンクプレート21を介して、コン
ベヤフレーム11における搬送方向A両側にそれぞれ設
けられたチェーン22に連結される。チェーン22は、
コンベヤフレーム11における搬送方向A両端部にそれ
ぞれ設けられたスプロケット(図示しない)に巻回され
ており、各スプロケットの回動によって移動される。リ
ンクプレート21におけるスラット取付面と反対側の面
には、走行ホイール23が搬送方向Aに沿って回動自在
に設けられるとともに、サイドガイドホイール24が水
平な状態で回動自在に設けられる。
【0016】すなわち、チェーン22及びリンクプレー
ト21は、サイドガイドホイール24をコンベヤフレー
ム11に案内されつつ、走行ホイール23をコンベヤフ
レーム11に沿って走行させることにより、スプロケッ
トの回動に伴って搬送方向Aに移動し、スラット20を
同方向に移動させる。
【0017】スラット20は、チェーン22が搬送方向
A前方のスプロケットに巻かれる位置から、搬送方向A
後方のスプロケットに巻かれる位置の中間にある状態に
おいて、天地逆の状態となる。すなわちスラット20
は、チェーン22が搬送方向A前方のスプロケットに巻
かれる位置までくると、チェーン22とともにスプロケ
ット下方に回り込むようにして360°方向転換され、
天地逆の状態となってそれまでとは逆方向に移動し、さ
らにチェーン22が物品10の搬送方向A後方のスプロ
ケットに巻かれる位置までくると、スプロケット上方に
回り込むようにして再び360°方向転換され、物品1
0を載置可能な状態となる。
【0018】各スラット20の底面には、図2に示すよ
うに、断面視にて下向き凸状の突出部25が形成されて
おり、側面には、断面視にて横向き凹状の摺動溝26が
形成される。
【0019】移動シュー30においては、図2に示すよ
うに、スライダー31が、スラット20を囲むようにス
ラット20に支持されており、その上部には、シューキ
ャップ32が設けられる。スライダー31の下部には、
緩衝部33を介してガイドピン34が設けられ、ガイド
ピン34には、ガイドローラ35が水平な状態で回動自
在に支持される。
【0020】移動シュー30は、スラット20の移動に
よって物品10が搬送される際、ガイドピン34及びガ
イドローラ35を、搬送方向Aに沿って設けられたガイ
ドレール(図示しない)に案内され、スラット20とと
もに搬送方向Aに移動する。そして、移動シュー30
は、物品10毎の所定の位置において、ガイドピン34
及びガイドローラ35の進路を、図5に示す後述するダ
イバートユニット40によって搬送方向A側方に向かっ
て斜めに設けられたガイドレール(図示しない)に案内
されるように切り換えられる。これにより移動シュー3
0は、スライダー31をスラット20に沿って図2中紙
面に垂直な方向に摺動させて移動する。移動に伴って、
移動シュー30は物品10を押圧し、搬送方向A側方に
排出させて仕分ける。
【0021】スライダー31の内面における搬送方向A
前後側(図2中左右側)には、摺動突起部36がそれぞ
れ内方に向けて突設されており、スラット20の摺動溝
26に摺動自在に嵌合され、スライダー31をスラット
20に支持させる。すなわち摺動突起部36の上面が、
摺動溝26の上面との間で摺動可能であるとともに、摺
動突起部36の下面が、摺動溝26の下面に摺動可能に
接触されており、スライダー31をスラット20に摺動
自在に支持させるとともに、スライダー31の摺動に伴
う垂直方向の動きを規制する。さらに、摺動突起部36
の先端面が、摺動溝26の側面との間で摺動可能であ
り、スライダー31の摺動に伴う水平方向の動きを規制
する。
【0022】スライダー31の下面には、スラット20
の突出部25の凸形状に合わせて、凹部37が形成され
る。凹部37底面における搬送方向A前後側には、図2
〜図4に示すように、底面摺動突起38がそれぞれ一対
ずつ、計4個設けられ、また凹部37側面における摺動
方向両端部には、側面摺動突起39がそれぞれ一個ず
つ、計2個設けられる。
【0023】底面摺動突起38はそれぞれ、スラット2
0の突出部25底面に摺動自在に接触されており、スラ
イダー31をスラット20に摺動自在に支持させるとと
もに、摺動に伴う垂直方向下向きの動きを規制する。側
面摺動突起39はそれぞれ、スラット20の突出部25
側面に摺動自在に接触されており、スラット20の摺動
に伴う水平方向の動きを規制する。
【0024】つまりスライダー31は、摺動突起部3
6、底面摺動突起38及び側面摺動突起39を、スラッ
ト20の摺動溝26及び突出部25、すなわち物品10
の載置面である上面20a以外の部分に接触させること
により、スラット20に摺動自在に支持され、かつ、摺
動に伴う垂直及び水平方向の動きを規制される。
【0025】緩衝部33は、図2及び図4に示すよう
に、肉薄の合成樹脂を網目状に成形して構成され、下向
きにした円錐形の先端部を水平に欠いた形状である。緩
衝部33は、ガイドピン34とスライダー31の間に配
設され、スライダー31とスラット20との間に生じる
衝撃、ガイドピン34及びガイドローラ35とガイドレ
ールとの間に生じる衝撃を、網目状に成形した合成樹脂
の弾力性によって吸収し、スライダー31の摺動に伴う
振動及び騒音を大幅に低減させる。なお、緩衝部33は
網目状の構成に限らず、硬質ゴム等のブロックとして構
成してもよい。
【0026】ダイバートユニット40の構成を図5に示
す。ガイドレール41は一対の側壁42、43から構成
されるとともに、スラット上の物品を直進方向(本線方
向)に搬送させるための主レール44と、仕分方向(分
岐方向)に搬送させるための分岐レール45から構成さ
れる。分岐レール45を構成する左右一対の側壁46、
47のうち、一方の側壁47の分岐部入口には電磁石4
8及び永久磁石(又は電磁石)49が配設される。セン
サ50はガイドレール41の主レール44と分岐レール
45の枝分かれ部上流に位置し、ガイドレール41に沿
って移動するガイドローラ35の通過を検出する。セン
サ50からの検出信号と図示されない仕分情報との適当
な演算により、電磁石48の導通が制御される。
【0027】移動シュー30のガイドローラ35は磁性
材料からなり、ガイドレール41に沿って図5中、上方
から下方に向かって移動する。仕分けを行わない場合、
すなわち物品10を直進させる場合には、ガイドローラ
35は図中上方から下方に向かって直進して、主レール
44に沿って進む(図中ガイドローラ35aの状態)。
このとき、電磁石48のコイルへの給電は行われずに、
ガイドローラ35は電磁石48に吸引されることなく直
進して、主レール44へと進む。これに対し、仕分けを
行う場合には、電磁石48のコイルに給電することによ
り、ガイドローラ35を引き寄せ(図中、ガイドローラ
35bの状態)、その後、永久磁石49の磁気作用によ
り分岐レール45へと導く(図中、ガイドローラ35
c,35dの状態)。
【0028】本実施例の作用を説明する。スラット20
に載置された物品10は、各スラット20の移動により
搬送方向Aに搬送されるとともに、物品10毎の所定の
位置において移動シュー30によって押圧され、スラッ
ト20上から搬送方向側方に排出されて仕分けられる。
【0029】すなわち、スラット20の移動によって物
品10が搬送される際、移動シュー30は、ガイドピン
34及びガイドローラ35を、搬送方向Aに沿って設け
られたガイドレールに案内され、スラット20とともに
搬送方向Aに移動する。そして、移動シュー30は、物
品10毎の所定の位置において、ガイドピン34及びガ
イドローラ35の進路を、ダイバートユニット40によ
って搬送方向A側方に向かって設けられたガイドレール
に案内されるように切り換えられ、スライダー31をス
ラット20に沿って摺動させて搬送方向A側方に移動す
る。これにより移動シュー30は、物品10を押圧して
搬送方向A側方に排出させ、仕分ける。
【0030】移動シュー30が物品10を押圧して搬送
方向A側方に排出させる際、スライダー31は、摺動突
起部36の上下面及び先端面を、スラット20の摺動溝
26の上下面及び側面に摺動されるとともに、底面摺動
突起38及び側面摺動突起39を、スラット20の突出
部25底面及び側面に摺動され、スラット20に支持さ
れた状態で、摺動に伴う垂直及び水平方向の動きを規制
される。
【0031】以上のように上記実施例によれば、移動シ
ュー30のスライダー31は、摺動突起部36及び凹部
37の底面摺動突起38及び側面摺動突起39を介し
て、スラット20の摺動溝26及び突出部25、すなわ
ち物品10の載置面である上面20a以外の部分に摺動
自在に支持されるので、摺動に伴う垂直及び水平方向の
動きを規制されて、スラット20に対して常に所定の姿
勢で保持される。このことは、移動シュー30及びスラ
ット20が天地逆の状態となった際にも同様であり、こ
れによりスライダー31がスラット20の上面20a
等、所定の摺動箇所以外の部分でスラット20と摺動す
ることを確実に防止することができ、したがって、物品
10の載置面であるスラット20の上面20aに傷を付
けることがない。さらに、スライダー31のガタツキ等
による振動、騒音及び摺動抵抗等を大幅に低減させるこ
とができる。
【0032】なお上記実施例では、スライダー31に摺
動突起部36、底面摺動突起38及び側面摺動突起39
を設け、これら摺動突起部36、底面摺動突起38及び
側面摺動突起39を介して、スライダー31をスラット
20に摺動自在に支持させるように構成したが、摺動突
起部36及び各摺動突起の数、形状及び配置は、スライ
ダー31をスラット20に摺動自在に支持させることが
でき、かつ、スライダー31の摺動に伴う垂直及び水平
方向の動きを規制することができればよく、上記実施例
に限定されない。
【0033】また摺動突起部36及び各摺動突起は、合
成樹脂等で形成されるとともに、スライダー31に着脱
自在に嵌合されるものであってもよく、例えば各摺動突
起の横断面をほぼ台形状に形成するとともに、スライダ
ー31に断面にて奥に広がる形状の溝を設け、各摺動突
起を変形させながら溝に嵌合させるように構成してもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、移動シュ
ーがスラットに沿って移動する際、スライダーは、摺動
部を垂直及び水平方向からスラットに接触させた状態で
摺動され、摺動に伴う垂直及び水平方向の動きを規制さ
れるので、スライダーは、スラットに対して常に所定の
位置関係に保持され、所定の部分以外でスラットと摺動
することはない。これにより、スライダーの摺動に伴う
傷及び磨耗、摺動抵抗、振動、騒音等を大幅に低減させ
ることができる。また本発明によれば、移動シューがス
ラットに沿って移動する際、スライダーの摺動部が、ス
ラットにおける物品載置面以外の部分で、スラットに垂
直及び水平方向から接触されるので、スライダーは、ス
ラットにおける物品が載置される部分等、所定の部分以
外の部分でスラットと摺動することはなく、スラットに
対して常に所定の位置関係に保持される。これによりス
ライダーの摺動に伴って、スラットにおける物品が載置
される部分に傷及び磨耗等が生じることを確実に防止す
ることができるとともに、摺動部分の傷及び磨耗、摺動
抵抗、振動、騒音等を大幅に低減させることができる。
さらに本発明によれば、移動シューの緩衝部が、スライ
ダーとスラットとの間に生じる衝撃や、ガイドピン及び
ガイドローラとガイドレールとの間に生じる衝撃等を吸
収するので、スライダーの摺動に伴う振動及び騒音等を
大幅に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である仕分装置を示す要部平
面図である。
【図2】図1の仕分装置の移動シュー及びスラットを示
す断面図である。
【図3】図2の移動シューの平面図である。
【図4】図2及び図3の移動シューの左側面図である。
【図5】図1の仕分装置のダイバートユニットを示す平
面図である。
【図6】従来の仕分装置の移動シュー及びスラットを示
す断面図である。
【符号の説明】
10 物品 20、60 スラット 25 突出部 26 摺動溝 30、50 移動シュー 31 スライダー 33 緩衝部 34、52 ガイドピン 35、53 ガイドローラ 36 摺動部(摺動突起部) 37 凹部 38 摺動部(底面摺動突起) 39 摺動部(側面摺動突起)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の方向に移動され載置された物品
    (10)を搬送する多数のスラット(20)と、該スラ
    ット(20)と摺動するスライダー(31)を有し該ス
    ラット(20)に沿って物品の搬送方向と直交する方向
    に移動可能な移動シュー(30)とを備え、前記スラッ
    ト(20)上の物品を前記移動シュー(30)により押
    圧して所定方向に仕分ける仕分装置において、 前記スライダー(31)は、スラット(20)の物品載
    置面以外の部分と対向する面に摺動部(36,38,3
    9)を有し、該摺動部(36,38,39)を垂直及び
    水平方向から前記スラット(20)に接触させることに
    より、前記スラット(20)に摺動可能に支持されるこ
    とを特徴とする仕分装置。
  2. 【請求項2】 前記移動シュー(30)の前記スライダ
    ー(31)には、ガイドレールに案内されるガイドピン
    (34)及びガイドローラ(35)が、緩衝部(33)
    を介して設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の仕分装置。
  3. 【請求項3】 所定の方向に移動され載置された物品
    (10)を搬送する多数のスラット(20)と、該スラ
    ット(20)と摺動するスライダー(31)を有し該ス
    ラット(20)に沿って物品の搬送方向と直交する方向
    に移動可能な移動シュー(30)とを備え、前記スラッ
    ト(20)上の物品を前記移動シュー(30)により押
    圧して所定方向に仕分ける仕分装置において、 前記移動シュー(30)の前記スライダー(31)に
    は、ガイドレールに案内されるガイドピン(34)及び
    ガイドローラ(35)が、緩衝部(33)を介して設け
    られていることを特徴とする仕分装置。
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Cited By (8)

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