JPH07149148A - 車両用ドアトリムのオーナメント表皮取付構造 - Google Patents

車両用ドアトリムのオーナメント表皮取付構造

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JPH07149148A
JPH07149148A JP23914494A JP23914494A JPH07149148A JP H07149148 A JPH07149148 A JP H07149148A JP 23914494 A JP23914494 A JP 23914494A JP 23914494 A JP23914494 A JP 23914494A JP H07149148 A JPH07149148 A JP H07149148A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着剤を用いることなくトリムボードにオー
ナメント表皮を容易にかつ手早く取付ける。 【構成】 車両用ドアトリム1のトリムボード2にはオ
ーナメント表皮11の周縁部が差込まれる差込み溝5が
凹設される。差込み溝5の溝底面には、所定の間隔を隔
てて複数の係止孔6が貫設される一方、オーナメント表
皮11の周縁部には、各係止孔6にそれぞれ挿入されて
係止される係止手段13が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用ドアトリムのオ
ーナメント表皮取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ドアトリムの見栄えの向上
を図るために、図18に示すように、トリムボード2′
の表面及び該表面に環状に凹設された差込み溝5′に接
着剤が塗布された後、オーナメント表皮11′の周縁部
11a′が前記差込み溝5′に差込まれ、前記接着剤に
よって接着されることで、トリムボード2′にオーナメ
ント表皮11′が取付けられる構造のものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のものにおいて、トリムボード2′の差込み溝5′に
接着剤を塗布することは困難であるばかりでなく、接着
剤の塗布むらが原因となって差込み溝5′に対しオーナ
メント表皮11′の周縁部11a′の一部が剥離された
り、あるいは、差込み溝5′から接着剤がはみ出し見栄
えを悪化させる不具合が生じる。さらに、接着剤の溶剤
によって作業環境が悪化されることもある。
【0004】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、接着剤を用いることなくトリムボードにオーナメン
ト表皮を容易にかつ手早く取付けることができる車両用
ドアトリムのオーナメント表皮取付構造を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る車両用ドアトリムのオーナメント表
皮取付構造は、車両用ドアトリムのトリムボードにはオ
ーナメント表皮の周縁部が差込まれる差込み溝が凹設さ
れ、前記差込み溝の溝底面には、所定の間隔を隔てて複
数の係止孔が貫設される一方、前記オーナメント表皮の
周縁部には、前記各係止孔にそれぞれ挿入されて係合す
る係止手段が配設されている。前記係止手段は、係止孔
に挿入しうる板厚でかつ係止孔よりも幅広の板幅を有す
る板状の係止プレートによって構成されてもよい。ま
た、前記係止手段は、係止孔に対し弾性縮小されながら
挿入され係止孔を通過したところで、弾性拡開されて係
止孔に係合する弾性クリップによって構成されてもよ
い。また、係止手段は、係止孔に対し収縮状態で挿入さ
れ、係止孔を通過したところで膨張されて係止孔に係合
する膨張体によって構成されてもよい。また、係止手段
は、係止孔に圧入されて係合する係合部を先端部に有す
る係止ピンによって構成されてもよい。
【0006】
【作用】前記したように構成させるオーナメント表皮取
付構造において、オーナメント表皮の周縁部がトリムボ
ードの差込み溝に差込まれながらそのオーナメント表皮
周縁部の係止手段が差込み溝の係止孔に挿入されて係合
されることで、トリムボードにオーナメント表皮が取付
けられる。また、係止手段が板状の係止プレートによっ
て構成されることで、構造がきわめて簡単となる。係止
手段が弾性クリップによって構成されることで、その弾
性クリップは、該クリップ弾性縮拡に基づいて係止孔に
対し容易に挿入され確実に係合する。係止手段が収縮及
び膨張する膨張体によって構成させることで、その膨張
体は収縮状態で係止孔に容易に挿入され、その後、膨張
によって係止孔に確実に係合するとともに、この膨張力
に基づいて、オーナメント表皮の周縁部が係止孔に向け
て引張される。係止手段が係止ピンによって構成される
ことで、その係止ピン先端の係止部が係止孔に圧入され
ることで、係止孔に確実に係合する。
【0007】
【実施例】
(実施例1)この発明の実施例1を図1〜図6にしたが
って説明する。図1と図2において、車両用ドアトリム
1のトリムボード2は、木質系ファイバーマットよりな
る基材3と、該基材3の表面を被うトリム表皮4を主体
として構成されている。
【0008】トリムボード2の表面には、オーナメント
表皮11の周縁部が差込まれる環状の差込み溝5が所要
の溝深さにおいて凹設されている。図3と図4に示すよ
うに、前記差込み溝5の溝底面には、その溝方向に所定
の間隔を隔てて角孔状の複数の係止孔6がそれぞれ貫設
されている。
【0009】オーナメント表皮11はファブリックのよ
うな装飾性に富む織布、天然皮革等のシート材よりな
り、その周縁部には、図5と図6に示すように前記各係
止孔6に対応する部分に張出片12が延出されている。
オーナメント表皮11の各張出片12の先端寄り部分に
は、係止手段としての硬質樹脂プレートよりなる板状の
係止プレート13が溶着又はミシン縫いによってそれぞ
れ固着されている。各係止プレート13は、図4の鎖線
に示すように、張出片12と共に前記係止孔6に挿入し
うる板厚に形成されるとともに、係止孔6に挿入した
後、図4において反時計方向へ略90°回動されること
で、図1に示すように係止孔6の周縁部に係止プレート
13が係合して抜止される板幅を有する。
【0010】この実施例1は上述したように構成され
る。したがってトリムボード2にオーナメント表皮11
を取付ける場合、オーナメント表皮11の周縁部の各張
出片12と共に各係止プレート13をトリムボード2の
差込み溝5の各係止孔6にそれぞれ挿入する。そして各
係止プレート13が各係止孔6をそれぞれ通過したとこ
ろで、係止プレート13を略90°回動することで、係
止孔6の孔周縁に係止プレート13を係合させて抜止め
すことができる。
【0011】前記各係止プレート13を各係止孔6に挿
入するときには、オーナメント表皮11を引張しながら
行い、前記オーナメント表皮11に張力を付与する。こ
れによって係止孔6に対し係止プレート13を確実に係
合させて保持することができるとともに、オーナメント
表皮11にたるみやしわを発生させることなく外観美麗
に取付けることができる。
【0012】(実施例2)次に、この発明の実施例2を
図7〜図10にしたがって説明する。この実施例2にお
いては、オーナメント表皮11の周縁部に配設される係
止手段に弾性クリップ113が用いられている。図8に
示すように、前記弾性クリップ113は、合成樹脂、金
属板等の弾性材によって断面略V字状に形成されてお
り、そのV字開口部の両端には係止爪114が突設され
ている。さらに、弾性クリップ113は、そのV溝内に
オーナメント表皮11の周縁部に延出された張出片12
が嵌込まれた状態のもとで、結合ピン115が弾性クリ
ップ113の一側から張出片12を通して同クリップ1
13の他側にわたって貫挿されることで、図7に示すよ
うに前記オーナメント表皮11の周縁部に弾性クリップ
113が結合される。このとき、弾性クリップ113の
両係止爪114が張出片12の表裏両面にくい込むこと
で、張出片12に対する弾性クリップ113の結合力が
高められている。なお、オーナメント表皮11の張出片
12に対する弾性クリップ113の結合は、結合ピン1
15のみによって行うことも可能であり、係止爪114
のみによって行うことも可能である。
【0013】前記したように、オーナメント表皮11の
張出片12に弾性クリップ113が結合された状態にお
いて、弾性クリップ113は弾性縮小されながら係止孔
6に挿入され、係止孔6を通過したところで、元の状態
に弾性拡開されることで、同弾性クリップ113の開口
縁が係止孔6の周縁部に係合して抜止めをなすように、
弾性クリップ113の断面形状が設定されている。その
他の部分は実施例1と同様に構成される。
【0014】したがって、この実施例2においては、ト
リムボード2にオーナメント表皮11を取付ける場合、
オーナメント表皮11の周縁部の各張出片12に配設さ
れた弾性クリップ113が弾性縮小されながらトリムボ
ード2の差込み溝5の各係止孔6にそれぞれ挿入され
る。そして各弾性クリップ113が各係止孔6をそれぞ
れ通過する位置まで挿入されることで、図9に示すよう
に、各弾性クリップ113が弾性拡開され各弾性クリッ
プ113が係止孔6の周縁部に係合することで、トリム
ボード2にオーナメント表皮11が取付けられる。この
ようにして、この実施例2においては、各係止孔6に弾
性クリップ113を挿入するという、きわめて簡単な操
作によってトリムボード2にオーナメント表皮11を確
実に取付けることができる。
【0015】(実施例3)次に、この発明の実施例3を
図11〜図14にしたがって説明する。この実施例3に
おいては、オーナメント表皮11の周縁部に配設される
係止手段に膨張体213が用いられている。膨張体21
3はシリコンが注入されることで膨張されるゴムチュー
ブによって構成されており、図11と図12に示すよう
に、前記膨張体213は、オーナメント表皮11の周縁
部に延出された各保持袋215内に内装されている。な
お、保持袋215はトリムボード2の差込み溝に貫設さ
れた各係止孔に対応する部分に形成されている。そし
て、膨張体213は、図13の(A)に示すように、偏
平状に収縮された状態で、保持袋215とともに係止孔
6に挿入されるようになっている。
【0016】また、この実施例3において、オーナメン
ト表皮11の周縁部は、折返し状にミシン縫されてお
り、これによって形成された環状の筒袋216内には、
図12と図13に示すように、合成樹脂プレート等より
なる剛性を有する帯体217が内装されている。また、
オーナメント表皮11の裏面には柔軟弾性を有するパッ
ド15が必要に応じて裏打ちされる。その他の構成は実
施例1と略同様である。
【0017】したがって、この実施例3においては、ト
リムボード2にオーナメント表皮11を取付ける場合、
図13の(A)に示すように、オーナメント表皮11の
周縁部の各保持袋215と共に各膨張体213が偏平な
状態でトリムボード2の差込み溝5の各係止孔6にそれ
ぞれ挿入される。そして、保持袋215と共に膨張体2
13が各係止孔6をそれぞれ通過したところで、図13
の(B)に示すように、膨張体213にシリコン213
が充填され、これによって、膨張体213が膨張され
る。そして、膨張体213の膨張力に基づいて、該膨張
体213が保持袋213を介して係止孔6に係合するこ
とで、トリムボード2にオーナメント表皮11が取付け
られる。
【0018】また、前記膨張体213の膨張力に基づい
てオーナメント表皮11の周縁部が係止孔6に向けて引
張されるため、オーナメント表皮11に張り感をもたせ
ることができるとともに、しわやたるみの発生を積極的
に防止することができる。さらに、オーナメント表皮1
1の周縁部に形成した環状の筒袋216に剛性の帯体2
17が内装されているため、その帯体217が筒袋21
6を介してトリムボード2の差込み溝5の底面に当接す
ることで、膨張体213の膨張によってオーナメント表
皮11が過大に引張される不具合も防止される。
【0019】(実施例4)次に、この発明の実施例4を
図15〜図17にしたがって説明する。この実施例4に
おいては、オーナメント表皮11の周縁部に配設される
係止手段に係止ピン313が用いられている。係止ピン
313は、合成樹脂よりなり、その基端部にはオーナメ
ント表皮11の周縁部にミシン縫いによって固着される
平板状の取付片314が一体に形成され、同係止ピン3
13の先端部にはトリムボード2の差込み溝5の底面に
貫設されて係止孔6に圧入されて係合する大径の係合部
315が一体に形成されている。さらに、係合部315
の先端には該係合部315を係止孔6に圧入案内するた
めの尖頭状の案内突起316が切除可能に一体形成され
ている。また、オーナメント表皮11の裏面には柔軟弾
性を有するパッド15が必要に応じて裏打ちされる。な
お、トリムボード2の差込み溝5に貫設される係止孔6
は、係止ピン313の係合部314が圧入される大きさ
の円形孔に形成されている。その他の構成は実施例1と
略同様である。
【0020】したがって、この実施例3においては、ト
リムボード2にオーナメント表皮11を取付ける場合、
図17の(A)に示すように、トリムボード2の差込み
溝5の各係止孔6にオーナメント表皮11の各係止ピン
313の係合部314が圧入され各係止部314が各係
止孔6に係合することで、トリムボード2にオーナメン
ト表皮11が取付けられる。
【0021】また、前記係止ピン313の係合部314
が係止孔6に圧入される際、係合部314先端の案内突
起316の案内作用によって、前記係合部314が係止
孔6に容易に圧入される。そして、前記係合部314が
係止孔6に圧入されて係合された後、図17の(B)に
示すように、案内突起316が切除されることで、トリ
ムボード2の取付けの際に案内突起316が妨害物とな
る不具合が生じない。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
従来と異なり、接着剤を用いることなく、オーナメント
表皮の周縁部の係止手段をトリムボードの係止孔に挿入
して係合させることでトリムボードにオーナメント表皮
を容易にかつ手早く取付けることができる。前記係止手
段を板状の係止プレートによって構成することで、構造
がきわめて簡単になし得、安価に提供することができ
る。また、係止手段を弾性クリップによって構成するこ
とで、トリムボードの係止孔に対する弾性クリップの挿
入を一層容易に行うことができるとともに、確実に係合
させることができる。また、係止手段を膨張体によって
構成することで、膨張体の膨張力に基づいてオーナメン
ト表皮の周縁部を係止孔に向けて引張することができる
ため、オーナメント表皮にしわやたるみが発生する不具
合を良好に防止することができる。また、係止手段を係
止ピンによって構成することで、トリムボードの係止孔
に対する係止ピンの圧入係合を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の車両用ドアのオーナメン
ト表皮取付構造を示す断面図である。
【図2】同じくドアトリム全体を示す説明図である。
【図3】同じくトリムボードの差込み溝を示す正面図で
ある。
【図4】同じく図3のIV−IV線断面図である。
【図5】同じくオーナメント表皮を示す展開図である。
【図6】同じく図5のVI−VI線断面図である。
【図7】この発明の実施例2のオーナメント表皮を示す
展開図である。
【図8】同じくオーナメント表皮に弾性クリップを取付
けた状態を破断して示す斜視図である。
【図9】同じく図7のIX−IX線に基づくオーナメント表
皮の取付状態を示す断面図である。
【図10】同じく図7のX−X線に基づくオーナメント
表皮の取付状態を示す断面図である。
【図11】この発明の実施例3のオーナメント表皮を示
す展開図である。
【図12】同じくオーナメント表皮に膨張体を取付けた
状態を破断して示す斜視図である。
【図13】同じく図11のXIII−XIII線に基づくオーナ
メント表皮の取付状態を順に示す断面図である。
【図14】同じく図11のXIV −XIV に基づくオーナメ
ント表皮の取付状態を示す断面図である。
【図15】この発明の実施例4のオーナメント表皮を示
す展開図である。
【図16】同じく図15のXVI −XVI 線断面図である。
【図17】同じくオーナメント表皮の取付状態を順に示
す断面図である。
【図18】従来の車両用ドアのオーナメント表皮取付構
造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車両用ドアトリム 2 トリムボード 5 差込み溝 6 係止孔 11 オーナメント表皮 13 係止プレート(係止手段) 113 弾性クリップ(係止手段) 213 膨張体(係止手段) 313 係止ピン(係止手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 光恵 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラコ 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用ドアトリムのトリムボードにはオ
    ーナメント表皮の周縁部が差込まれる差込み溝が凹設さ
    れ、 前記差込み溝の溝底面には、所定の間隔を隔てて複数の
    係止孔が貫設される一方、前記オーナメント表皮の周縁
    部には、前記各係止孔にそれぞれ挿入されて係合する係
    止手段が配設されていることを特徴とする車両用ドアト
    リムのオーナメント表皮取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の車両用ドアトリムのオーナメ
    ント表皮取付構造において、係止手段は、係止孔に挿入
    しうる板厚でかつ係止孔よりも幅広の板幅を有する板状
    の係止プレートによって構成されていることを特徴とす
    る車両用ドアトリムのオーナメント表皮取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1の車両用ドアトリムのオーナメ
    ント表皮取付構造において、係止手段は、係止孔に対し
    弾性縮小されながら挿入され係止孔を通過したところ
    で、弾性拡開されて係止孔に係合する弾性クリップによ
    って構成されていることを特徴とする車両用ドアトリム
    のオーナメント表皮取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1の車両用ドアトリムのオーナメ
    ント表皮取付構造において、係止手段は、係止孔に対し
    収縮状態で挿入され、係止孔を通過したところで膨張さ
    れて係止孔に係合する膨張体によって構成されているこ
    とを特徴とする車両用ドアトリムのオーナメント表皮取
    付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1の車両用ドアトリムのオーナメ
    ント表皮取付構造において、係止手段は、係止孔に圧入
    されて係合する係合部を先端部に有する係止ピンによっ
    て構成されていることを特徴とする車両用ドアトリムの
    オーナメント表皮取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006028206A1 (ja) * 2004-09-09 2006-03-16 Ts Tech Co., Ltd. 表装材にダブルステッチを施してなる車両用内装材及びその製造方法
JP2008265747A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Honda Motor Co Ltd 内装用トリム部品のためのカバー及び該カバーの組立方法

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