JPH07148381A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH07148381A
JPH07148381A JP5298664A JP29866493A JPH07148381A JP H07148381 A JPH07148381 A JP H07148381A JP 5298664 A JP5298664 A JP 5298664A JP 29866493 A JP29866493 A JP 29866493A JP H07148381 A JPH07148381 A JP H07148381A
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JP
Japan
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humidity
washing
temperature
dehydration
washing machine
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JP5298664A
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English (en)
Inventor
Yuji Nagata
勇二 永田
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗い運転の強さを洗濯物の汚れの程度に応じ
て自動的に調節設定する。 【構成】 本発明の洗濯機は、回転槽3内に設けられた
撹拌体4をモータ5により回転駆動して洗濯運転を実行
するように構成されたものにおいて、屋外の温度を検知
する温度センサ17を設けると共に、屋外の湿度を検知
する湿度センサ18を設け、そして、温度センサ17に
よる検知温度と湿度センサ18による検知湿度とに基づ
いて洗い運転の強さを自動的に設定するように構成した
ものである。これにより、洗い運転の強さを洗濯物の汚
れの程度に対応させて自動的に設定することが可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撹拌体をモータにより
回転駆動して洗濯運転を実行するように構成された洗濯
機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の洗濯機である全自動洗濯機にお
いては、洗い運転を実行する場合の強さを所望の強さに
マニュアル操作で調節可能に構成されており、使用者は
洗濯物の汚れの程度に応じて洗い運転の強さを調節設定
してから洗濯運転を実行することが可能な構成となって
いる。一方、洗濯物の汚れの程度は、季節に応じてかな
り変動する。具体的には、夏は気温が高く且つ湿度が高
いので、汗をかき易くなり、洗濯物がひどく汚れている
ことが多い。これに対して、冬は気温が低く且つ湿度が
低くので、汗をかき難くなり、洗濯物があまり汚れてい
ないことが多い。このため、使用者は、一般的に、夏季
等において洗濯物の汚れがひどい場合には、洗い運転の
強さを強く設定する必要があり、また、冬季等において
洗濯物があまり汚れていない場合には、洗い運転の強さ
を弱く設定する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の洗濯機では、洗い運転の強さをマニュアル操作
で設定する構成であるので、その設定操作が面倒である
という問題点があり、実際には、使用者は洗い運転の強
さを洗濯物の汚れの程度に応じて調節設定する操作を行
なうことが少なく、洗い運転を適切に実行していなかっ
た。
【0004】また、脱水運転を実行する場合、脱水運転
の強さを強くして脱水率を高くすれば、それだけ洗濯物
は乾燥し易くなる。しかし、脱水運転の強さをあまり強
くすると、洗濯物にしわが多く付いたり、布傷みが生ず
るおそれが高くなるという欠点が生ずる。このため、従
来構成では、脱水運転の強さを自動設定する場合、洗濯
物にしわが多く付かない程度であって布傷みが生じない
程度の強さに設定するように構成しており、脱水率がそ
れほど高くなかった。従って、屋外の温度(気温)が低
かったり、或いは、湿度が高い日(例えば雨の日)に
は、洗濯物が乾き難いという問題点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、洗い運転の強さ
を洗濯物の汚れの程度に応じて自動的に調節設定するこ
とができる洗濯機を提供するにある。また、本発明の他
の目的は、屋外の温度が低かったり、或いは、湿度が高
い日(例えば雨の日)にも、洗濯物を乾き易くすること
ができる洗濯機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機は、槽内
に設けられた撹拌体をモータにより回転駆動して洗濯運
転を実行するように構成されて成る洗濯機において、屋
外の温度を検知する温度検知手段並びに屋外の湿度を検
知する湿度検知手段を備え、そして、前記温度検知手段
による検知温度と前記湿度検知手段による検知湿度とに
基づいて洗い運転の強さを設定する洗い運転制御手段を
備えたところに特徴を有する。この場合、洗い運転の強
さを調節設定するに際しては、洗い水流時限や洗い時間
を調節するように構成することが考えられる。
【0007】また、本発明の他の態様の洗濯機は、脱水
槽をモータにより回転駆動して脱水運転を実行するよう
に構成されて成る洗濯機において、屋外の温度を検知す
る温度検知手段並びに屋外の湿度を検知する湿度検知手
段を備え、そして、前記温度検知手段による検知温度と
前記湿度検知手段による検知湿度とに基づいて脱水運転
の強さを設定する脱水運転制御手段を備えたところに特
徴を有する。この場合、脱水運転の強さを調節設定する
に際しては、モータの回転速度や脱水時間を調節するよ
うに構成することが好ましい。
【0008】更に、温度検知手段による検知温度と湿度
検知手段による検知湿度を洗濯機本体の洗い運転制御手
段や脱水運転制御手段へ送信する手段を、無線通信手段
により構成することがより一層好ましいものである。
【0009】
【作用】上記手段によれば、温度検知手段による検知温
度と湿度検知手段による検知湿度とに基づいて洗い運転
の強さを設定する構成としたので、例えば気温が高く且
つ湿度が高い夏季等においては、洗い運転の強さを強く
設定して、洗濯物の汚れがひどい場合に対処し、また、
気温が低く且つ湿度が低い冬季等においては、洗い運転
の強さを弱く設定して、洗濯物があまり汚れていない場
合に対処することが可能になる。これにより、洗い運転
の強さを洗濯物の汚れの程度に応じて自動的に調節設定
することができ、洗い運転が適切に実行されるようにな
る。
【0010】また、温度検知手段による検知温度と湿度
検知手段による検知湿度とに基づいて脱水運転の強さを
設定する構成としたので、例えば気温が高く且つ湿度が
低い洗濯物が乾き易い日には、脱水運転の強さを弱く設
定して、しわ付きを少なくすると共に、布傷みが発生し
ないようにし、一方、気温が低く且つ湿度が高い洗濯物
が乾き難い日には、脱水運転の強さを強く設定して、脱
水率を高くし、洗濯物を乾き易くするように構成するこ
とが可能になる。これにより、しわ付きや布傷みの発生
を最小限に抑制しながら、屋外の温度が低い日、或い
は、湿度が高い日にも、洗濯物を乾き易くし得る。
【0011】更に、無線通信手段によって、温度検知手
段による検知温度と湿度検知手段による検知湿度とを洗
濯機本体の洗い運転制御手段や脱水運転制御手段へ送信
する構成としたので、屋外と屋内との間を配線する作業
及び配線構成が不要になり、設置作業性が向上すると共
に、全体の構成が簡単になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を全自動洗濯機に適用した第1
の実施例について図面を参照しながら説明する。まず、
全自動洗濯機の全体構成を示す図2において、外箱1内
には、水溜め用の外槽2が弾性吊持されて配設されてい
る。この外槽2内には、洗濯槽であると共に脱水槽であ
る多孔状の回転槽3が回転可能に配設されており、この
回転槽3の内底部に洗濯用の撹拌体4が回転可能に配設
されている。
【0013】上記外槽2の外底部には、洗濯及び脱水運
転用のモータ5及び駆動機構部6が配設されている。こ
の駆動機構部6は、ベルト伝達機構、クラッチ機構、歯
車減速装置及びブレーキ装置等から構成されており、洗
い及びすすぎ時には、回転槽3を制動した状態でモータ
5の回転力を撹拌体4だけに減速して伝えてこれを回転
させ、また、脱水時には、モータ5の回転力を回転槽3
及び撹拌体4に伝えて双方を一体的に高速回転させる構
成となっている。更に、上記モータ5は例えば単相誘導
電動機から構成されており、図3に示すように、固定子
巻線としてに2個の巻線5a及び5bを有している。こ
のモータ5には、その回転速度を検知するための回転セ
ンサ7(図1参照)が設けられており、この回転センサ
7は例えばホール素子から構成されている。
【0014】また、外槽2の底部には、排水口8及びエ
アトラップ9が設けられていると共に、該排水口8を開
閉する排水弁10が配設されている。上記エアトラップ
9には、水位センサ11がエアチューブ12を介して接
続されている。更に、外箱1の上部には、トップカバー
13が装着されており、このトップカバー13内の後部
に上記水位センサ11及び給水弁14が配設されてい
る。
【0015】一方、電気的構成を機能ブロックで示す図
1において、運転制御回路15は、マイクロコンピュー
タを含んで構成されており、内部のメモリに洗い行程、
すすぎ行程及び脱水行程からなる各種の洗濯コースを自
動的に実行制御するための制御プログラムを記憶してい
る。この運転制御回路15が、洗い運転制御手段及び脱
水運転制御手段としての各機能を備えている。上記運転
制御回路15は、水位センサ11からの水位検出信号、
操作パネルに配設された各種の操作キーを有して成るス
イッチ入力部16からの各種のキー信号、回転センサ7
からの回転速度検出信号、屋外に配設された温度検知手
段である温度センサ17からの温度検知信号、屋外に配
設された湿度検知手段である湿度センサ18からの湿度
検知信号、屋外に配設された気圧検知手段である気圧セ
ンサ19からの気圧検知信号を受けるように構成されて
いる。
【0016】この場合、温度センサ17は屋外の温度を
検知するものであり、湿度センサ18は屋外の湿度を検
知するものであり、気圧センサ19は屋外の気圧を検知
するものである。上記屋外の各センサ17、18、19
は、長尺な接続線20を介して運転制御回路15に接続
されるように構成されている。そして、運転制御回路1
5は、モータ5、排水弁10、給水弁14、並びに、操
作パネルに配設された各種の表示器を有して成る表示部
21を駆動回路22を介して駆動制御するように構成さ
れている。
【0017】また、上記モータ5を通電駆動するための
具体的な電気回路を図3に示す。この図3において、モ
ータ5の2個の巻線5a、5bの共通端子5cは商用交
流電源23の一方の端子に接続され、上記巻線5a、5
bの他の端子5d、5eはそれぞれトライアック24、
25を介して商用交流電源23の他方の端子に接続され
ている。更に、巻線5a、5bの他の端子5d、5eに
は、それぞれトライアック26、27の各一端が接続さ
れ、これらトライアック26、27の各他端は共通の進
相用コンデンサ28及びコイル29を介して商用交流電
源23の他方の端子に接続されている。
【0018】上記4個のトライアックのうちの2個のト
ライアック24、25は運転制御回路15によりオンオ
フ制御され、残り2個のトライアック26、27はフォ
トカプラ30、31を介して運転制御回路15によりオ
ンオフ制御される構成となっている。この場合、運転制
御回路15は、上記4個のトライアックのオンオフパタ
ーンを切替制御することにより、モータ5を全コイル通
電モード、主コイル通電モード及び補助コイル通電モー
ドに切替えて通電することが可能に構成されている。こ
こで、各トライアック24〜27のオンオフパターンと
通電モードとの関係は、下記の表1に示す通りである。
【0019】
【表1】 この場合、全コイル通電モードでは、トライアック2
4、27がオンされると共に、トライアック25、26
がオフされることにより、モータ5のコイル5aが進相
用コンデンサ28及びコイル29を介さずに通電され、
コイル5bが進相用コンデンサ28及びコイル29を介
して通電される。また、主コイル通電モードでは、トラ
イアック24だけをオンすることにより、コイル5aだ
けが進相用コンデンサ28及びコイル29を介さずに通
電される。更に、補助コイル通電モードでは、トライア
ック27だけをオンすることにより、コイル5bだけが
進相用コンデンサ28及びコイル29を介して通電され
る。
【0020】そして、本実施例では、運転制御手段15
によりモータ5の上記三つの通電モードを切替制御する
ことにより、回転槽3(モータ5)の回転速度、即ち、
脱水回転速度を例えば600rpm、800rpm、9
00rpm、1000rpmにそれぞれ設定可能に構成
されている。この場合、回転センサ7による検知速度に
基づいて上記各設定速度に保持されるようにフィードバ
ック制御される構成となっている。
【0021】また、洗い運転又はすすぎ運転において
は、モータ5は、全コイル通電モードで通電され、且
つ、設定された洗い水流時限(反転時限)で正逆反転駆
動されるように構成されている。尚、洗い水流時限、即
ち、モータ5をオンする時間及びモータ5をオフする時
間は、それぞれ所望(任意)の時間に設定可能になって
いる。
【0022】次に、上記構成の作用を図4も参照して説
明する。図4は、毎月の平均気温と毎月の平均湿度とを
1年分プロットしたグラフであり、曲線Aは平均気温を
示し、曲線Bは平均湿度を示している。このグラフか
ら、夏季は概ね気温が高く且つ湿度が高いので、汗をか
き易くなり、洗濯物がひどく汚れていることが多いこと
がわかる。また、冬季は概ね気温が低く且つ湿度が低く
ので、汗をかき難くなり、洗濯物があまり汚れていない
ことが多いことがわかる。従って、屋外の温度と屋外の
湿度に基づいて、洗い運転の強さを設定すれば、洗濯物
の汚れの程度に応じた適切な洗い運転の強さで洗い運転
を実行することができる。本実施例では、使用者により
例えば洗濯運転を開始する操作が行なわれると、運転制
御回路15は、温度センサ17及び湿度センサ18によ
り屋外の温度及び湿度を検知し、これら検知した屋外の
温度及び湿度に基づいて洗い運転の強さを自動的に設定
するように構成されている。具体的には、検知した屋外
の温度及び湿度に基づいて、洗い運転の強さとして例え
ば洗い時間及び洗い水流時限が下記の表2で示すように
設定されるようになっている。
【0023】
【表2】 上記表に示すように、本実施例では、温度を高、中、低
の3段階に分けると共に、湿度を高、中、低の3段階に
分けることにより、計9段階に分けて、それぞれに対し
て最適な洗い時間及び洗い水流時限を設定している。こ
れにより、洗濯物の汚れの程度に対応した最適な洗い時
間及び洗い水流時限が自動的に設定される。
【0024】そして、本実施例の場合、上記検知した屋
外の温度及び湿度に基づいて脱水運転の強さをも自動的
に設定している。具体的には、脱水運転の強さとして脱
水時間及び脱水回転速度(回転槽3の回転速度)を、上
記表に示すように設定している。これにより、気温が高
く且つ湿度が低い洗濯物が乾き易い日には、脱水運転の
強さが弱く設定されるようになり、洗濯物に付くしわが
少なくなると共に、布傷みが発生しなくなる。一方、気
温が低く且つ湿度が高い洗濯物が乾き難い日には、脱水
運転の強さが強く設定されるようになり、脱水率が高く
なって洗濯物が乾き易くなる。この結果、しわ付きや布
傷みの発生を最小限に抑制しながら、屋外の温度が低い
日、或いは、湿度が高い日には、従来構成に比べて、洗
濯物を乾き易くすることができる。そして、上述したよ
うにして、洗い運転の強さ(洗い時間、洗い時限)並び
に脱水運転の強さ(脱水時間、脱水回転速度)がそれぞ
れ自動設定された後、洗い運転、すすぎ運転及び脱水運
転が順次自動的に実行される構成となっている。
【0025】尚、上記実施例では、脱水運転の強さを、
検知した屋外の温度及び湿度に基づいて自動的に設定す
る構成としたが、これに限られるものではなく、気圧セ
ンサ19により検知した屋外の気圧も考慮して脱水運転
の強さを設定する構成としても良い。また、上記実施例
では、洗い運転の強さを調節するに際して、洗い時間及
び洗い水流時限を共に変更する構成としたが、いずれか
一方だけを変更する構成としても良い。同様にして、脱
水運転の強さを調節するに際して、脱水時間又は脱水回
転速度のいずれか一方だけを変更する構成としても良
い。
【0026】更に、上記実施例では、使用者が洗濯運転
を開始する操作を行なったときに、検知した屋外の温度
及び湿度に基づいて洗い運転の強さ及び脱水運転の強さ
を自動的に設定し、その後、運転を自動的に実行する構
成としたが、これに限られるものではなく、使用者が例
えば電源スイッチをオン操作したときに、検知した屋外
の温度及び湿度に基づいて洗い運転の強さ及び脱水運転
の強さを自動的に設定し、その設定内容を操作パネルの
表示器に表示したところで、運転を待機する構成として
も良い。
【0027】さて、図5は本発明の第2の実施例を示す
ものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。
尚、図5において、第1の実施例と同一部分には同一符
号を付している。上記第2の実施例では、温度センサ1
7、湿度センサ18及び気圧センサ19により検知した
各検知信号を、無線通信手段32により、洗濯機本体内
の運転制御回路15へ送信するように構成されている。
上記無線通信手段32は、上記3個のセンサ17、1
8、19からの各検知信号を信号変換する信号変換部3
3と、この信号変換部33から出力された信号を電波
(例えば微弱電波)として発振する送信部34と、この
送信部34から発振された電波を受信し且つ受信した信
号を運転制御回路15へ与える受信部35とから構成さ
れている。
【0028】また、上記3個のセンサ17、18、1
9、信号変換部33及び送信部34には、電源供給装置
36から電源が供給されている。この電源供給装置36
は、例えば太陽電池37とこの太陽電池37により発電
された電力を蓄える充電池からなる充電部38とから構
成されている。上記構成の場合、3個のセンサ17、1
8、19、信号変換部33、送信部34、電源供給装置
36は一つのユニットとして構成されて屋外に配置され
ている。そして、送信部34は、3個のセンサ17、1
8、19により検知した各検知信号を電波にして定期的
に(例えば1時間又は30分毎に)発振出力して送信し
ている。
【0029】一方、運転制御回路15は、送信部34か
ら送信された電波を受信して、最新の各検知信号をメモ
リに逐次更新して記憶するように構成されている。そし
て、洗濯運転が開始操作されると、運転制御回路15
は、上記記憶している各検知信号(検知した屋外の温度
及び湿度)に基づいて、洗い運転の強さ(洗い時間、洗
い時限)並びに脱水運転の強さ(脱水時間、脱水回転速
度)をそれぞれ自動的に設定し、その後、洗い運転、す
すぎ運転及び脱水運転を順次実行する構成となってい
る。
【0030】従って、上記第2の実施例においても、第
1の実施例とほぼ同様な作用効果を得ることができる。
特に、第2の実施例では、温度センサ17、湿度センサ
18及び気圧センサ19により検知した各検知信号を、
無線通信手段32により、洗濯機本体内の運転制御回路
15へ送信するように構成したので、接続線20を介し
て送信する場合に比べて、配線作業性や設置作業性を大
幅に向上することができる。
【0031】尚、上記第2の実施例では、無線通信手段
32を電波により通信する構成としたが、赤外線等によ
り通信する構成としても良い。また、電源供給装置36
を太陽電池37と充電部38により構成したが、これに
代えて、乾電池等の一次電池や、商用交流電源に基づく
直流電源により構成しても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、屋外の温度を検知する温度検知手段並びに屋外の湿
度を検知する湿度検知手段を備え、検知した屋外の温度
と湿度とに基づいて洗い運転の強さを設定する洗い運転
制御手段を備える構成としたので、洗い運転の強さを洗
濯物の汚れの程度に応じて自動的に調節設定することが
できるという優れた効果を奏する。この場合、洗い運転
の強さを調節設定するに際しては、洗い水流時限や洗い
時間を調節するように構成したので、洗い運転の強さを
きめ細かく設定することができる。
【0033】また、検知した屋外の温度と湿度とに基づ
いて脱水運転の強さを設定する脱水運転制御手段を備え
る構成としたので、しわ付きや布傷みの発生を最小限に
抑制しながら、屋外の温度が低かい日、或いは、湿度が
高い日にも、洗濯物を乾き易くすることができる。この
場合、脱水運転の強さを調節設定するに際しては、モー
タの回転速度や脱水時間を調節するように構成したの
で、脱水運転の強さをきめ細かく設定することが可能で
ある。更に、温度検知手段による検知温度と湿度検知手
段による検知湿度を洗濯機本体の洗い運転制御手段や脱
水運転制御手段へ送信する手段を、無線通信手段により
構成したので、屋外と屋内との間を配線する作業及び配
線構成が不要になり、設置作業性が向上すると共に、全
体の構成を簡単化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図
【図2】洗濯機全体の縦断側面図
【図3】電気回路図
【図4】月平均気温及び月平均湿度の1年の変化を示す
グラフ
【図5】本発明の第2の実施例を示す無線通信手段周辺
のブロック図
【符号の説明】
1は外箱、2は外槽、3は回転槽(脱水槽)、4は撹拌
体、5はモータ、7は回転センサ、15は運転制御回路
(洗い運転制御手段、脱水運転制御手段)、17は温度
センサ(温度検知手段)、18は湿度センサ(湿度検知
手段)、20は接続線、32は無線通信手段を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽内に設けられた撹拌体をモータにより
    回転駆動して洗濯運転を実行するように構成されて成る
    洗濯機において、 屋外の温度を検知する温度検知手段と、 屋外の湿度を検知する湿度検知手段と、 前記温度検知手段による検知温度と前記湿度検知手段に
    よる検知湿度とに基づいて洗い運転の強さを設定する洗
    い運転制御手段とを備えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記洗い運転制御手段は、洗い水流時限
    を調節することにより洗い運転の強さを設定するように
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯
    機。
  3. 【請求項3】 前記洗い運転制御手段は、洗い時間を調
    節することにより洗い運転の強さを設定するように構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 脱水槽をモータにより回転駆動して脱水
    運転を実行するように構成されて成る洗濯機において、 屋外の温度を検知する温度検知手段と、 屋外の湿度を検知する湿度検知手段と、 前記温度検知手段による検知温度と前記湿度検知手段に
    よる検知湿度とに基づいて脱水運転の強さを設定する脱
    水運転制御手段とを備えたことを特徴とする洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記脱水運転制御手段は、前記モータの
    回転速度を調節することにより脱水運転の強さを設定す
    るように構成されていることを特徴とする請求項4記載
    の洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記脱水運転制御手段は、脱水時間を調
    節することにより脱水運転の強さを設定するように構成
    されていることを特徴とする請求項4記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 前記温度検知手段による検知温度と前記
    湿度検知手段による検知湿度を洗濯機本体へ送信する手
    段は、無線通信手段であることを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれかに記載の洗濯機。
JP5298664A 1993-11-29 1993-11-29 洗濯機 Pending JPH07148381A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040006150A (ko) * 2002-07-09 2004-01-24 삼성전자주식회사 네트워크 세탁기
JP2017189271A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 日立アプライアンス株式会社 洗濯乾燥機

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