JP3046695B2 - 洗濯機の脱水運転制御装置 - Google Patents

洗濯機の脱水運転制御装置

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JP3046695B2
JP3046695B2 JP5144753A JP14475393A JP3046695B2 JP 3046695 B2 JP3046695 B2 JP 3046695B2 JP 5144753 A JP5144753 A JP 5144753A JP 14475393 A JP14475393 A JP 14475393A JP 3046695 B2 JP3046695 B2 JP 3046695B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱水槽を回転駆動する
コンデンサモータを備えた洗濯機における脱水運転制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来洗濯機の脱水運転制御装置は、脱水
槽を回転させるモータやプーリに、磁石と検知コイル等
を組み合わせた脱水槽の回転検知装置を設け、この回転
検知装置の検知結果により脱水槽の回転数を制御するも
のがあった。しかしながら、上記のようなものであれば
回転検知装置を別途設ける必要があり、部品点数を増加
するばかりではなく、取付の手間がかかるという不都合
を生じていた。
【0003】そして、このような不都合をなくすために
特開平1−236092号公報に開示されたようなもの
があり、その従来の洗濯機の内容を図14乃至図17と
共に説明する。図14は従来の洗濯機(一槽式脱水兼用
洗濯機)を概略的に示したものであり、この洗濯機は、
外槽81内に脱水槽82が回転自在に配設され、この脱
水槽82の内底部に洗濯物83を洗濯時やすすぎ時に攪
拌するパルセータ84を回転自在に配設されている。
【0004】上記脱水槽82及びパルセータ84はコン
デンサモータ85によって回転駆動される。86は上記
コンデンサモータ85の回転をパルセータ84または脱
水槽82に切換伝達する駆動力伝達機構である。なお、
コンデンサモータ85と駆動力伝達機構86の間は、図
14において破線で結ばれているが実際はベルト,プー
リ式動力伝達手段等によって構成されている。87はコ
ンデンサモータ85の起動トルクを生成するコンデンサ
である。
【0005】88は商用電源、89はコンデンサモータ
85への通電制御用の三極交流制御用素子であるトライ
アック、90は商用電源88を入力としてDC5Vを出
力とする電源部であって、該電源部90の出力は他の制
御回路の電源として用いられるとともに、トライアック
89のゲート電流を供給するために、正側は商用電源8
8の片側に接続され、負側は制御回路のアースに接続さ
れている。
【0006】91はコンデンサモータ85のコンデンサ
87に発生する電圧を検知するコンデンサ電圧検知部で
ある。コンデンサ87の電圧は交流電圧であるが、抵抗
92,93によって分圧され、ダイオード94によって
半波整流され、さらにコンデンサ95及び抵抗96によ
って構成される平滑回路により平滑されて適当な大きさ
の直流電圧として検知される。
【0007】尚、抵抗92,93にはコンデンサ87の
電圧以外に電源部90の出力電圧と、トライアック89
の電圧降下分が合成されているが、これらはコンデンサ
87に発生する200V程度の大きさの電圧に比較して
無視できると考えられる。
【0008】97はマイクロコンピュータで、脱水槽8
2の回転数制御のほか、洗濯機全体の動作制御をつかさ
どっており、A/D変換部98、比較演算部99及び記
憶部100を備えている。A/D変換部98はコンデン
サ電圧検知部91の出力Vcを入力とし、この電圧Vc
の大きさを2進データに変換して出力する。
【0009】比較演算部99はマイクロコンピュータ9
7の中枢部をなすものであって、データの転送や比較・
演算及び外部の負荷の制御を行う。記憶部100は脱水
運転起動時のA/D変換部98の出力データを記憶する
もので、マイクロコンピュータ97のRAMの一部を用
いて構成され、比較演算部99によってデータ転送が行
われる。
【0010】101は電波増幅用トランジスタで、マイ
クロコンピュータ97の比較演算部99によって駆動さ
れ、抵抗102を介してそのベースが接続されている。
103はトライアック89のゲートで電流制限用抵抗
で、比較演算部99の出力によってトランジスタ101
が導通状態になったときにゲート電流が流れてトライア
ック89が導通する。
【0011】次に、上記構成の先行技術例の動作原理を
説明すると、コンデンサ87の電圧は交流波電圧で、コ
ンデンサモータ85の回転速度、即ち単位時間当たりの
回転数(以下、単に回転数と呼ぶ)に応じて増加する
が、この電圧はコンデンサ電圧検知部91によって分圧
・整流・平滑され、適宜な大きさの直流電圧Vcとなっ
てA/D変換部98に入力される。
【0012】この電圧Vcと、脱水槽82の回転数との
関係を図15に示す。この図15に示す3本の曲線のう
ち、Aは商用電源88の電圧が110Vのとき、Bは1
00Vのとき、Cは90Vのときの特性をそれぞれ示し
ている。商用電源88がいずれの電圧である場合にも、
脱水槽82の回転数が200rpm以下の場合は変化が
見られないが、概ね400rpm以上になると直線的に
増加してくることが分かる。
【0013】また、図15から明らかなように、各々の
電源電圧値におけるコンデンサ電圧Vcの特性は略平行
移動していると考えられ、脱水運転起動直後の脱水槽8
2の回転数が0近傍のときとの差dVcはいずれの電源
電圧値の場合にも略等しいと言える。したがって、この
電圧差dVcを検知すれば約400rpm以上における
脱水槽82の回転数を検知することができる。
【0014】次に、上記比較演算部99で行われる回転
数制御の方法について図16に示した制御フローチャー
トにしたがって説明すると、まず、トランジスタ101
を導通させてトライアック89を点弧し、コンデンサモ
ータ85への通電を行って脱水運転を開始する。起動直
後において、A/D変換部98により図15に示すVc
を2進データに変換し、この値を記憶部100に転送し
てVc1として記憶させる。
【0015】次に、運転中はVcの値を常時A/D変換
してVc2とし、Vc2−Vc1、即ち、図15に示す
dVcに相当する電圧差が設定値よりも大きくなった
か、否かを判定する。この電圧差が設定値よりも大きく
なると、トランジスタ101を非導通にしてコンデンサ
モータ85への通電を所定時間だけ停止する。
【0016】この従来の技術においては、dVcは0.
5V、所定の停止時間は1秒としている。この停止時間
が終了すると、再びコンデンサモータ85への通電を再
開する。このような制御を行うことによって、図17に
示すように脱水槽82の回転数を約700rpmに制御
するようにしている。また、コンデンサモータ85への
通電を停止した後、所定時間待機する理由は、通電停止
後、コンデンサ87の電圧は0となって変化しないため
回転数検知を行えなくなることによる。
【0017】このように上記の従来技術の制御装置を使
用すれば、前述したdVcと比較する設定値を適宜選ぶ
ことにより、約400rpm以上においては、所望の脱
水槽回転数を得ることが可能であると言える。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術の場合、コンデンサモータ85への通電をO
N,OFFすることによって、脱水槽の回転数制御を行
っているが、該コンデンサモータ85への通電OFF時
には脱水槽回転数の降下が速い上に、OFF時間を長く
すると回転数の降下量が著しく増大してしまう。
【0019】したがって、回転数の降下量を少なくする
ためにはOFF時間を短くする必要があるが、このよう
にコンデンサモータ85への通電OFF時間を短縮する
と、通電のON,OFF回数が著しく多くなる。しか
も、前述のように通電OFF時には、コンデンサ電圧V
cが0Vになるために、回転数検知も不可能になるた
め、高精度の回転数制御を行うことができないという問
題があった。
【0020】本発明の洗濯機の脱水運転制御装置は上記
の問題に鑑みなされたものであり、コンデンサモータの
コンデンサに発生するコンデンサ電圧を検知し、このコ
ンデンサ電圧が設定値以上になった時点で、コンデンサ
モータへの入力電源の交流波形を間引き運転し、脱水槽
の回転数を所定の回転数に安定した状態で制御すること
を目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の洗濯機の脱水運転制御装置は、脱水槽を回転
駆動するコンデンサモータと、上記コンデンサモータの
コンデンサに発生するコンデンサ電圧を検知するコンデ
ンサ電圧検知手段と、脱水運転開始後に上記コンデンサ
電圧検知手段により検知したコンデンサ電圧が第1設定
値以上になった時に上記コンデンサモータの入力電源の
交流波形を間引きする運転制御手段と、を備えている。
そして、上記コンデンサ電圧検知手段は、間引き運転時
にコンデンサ電圧を検知可能とする。
【0022】また、上記運転制御手段は、間引き運転時
に上記コンデンサ電圧検知手段により検知したコンデン
サ電圧が上記第1設定値より高い第2設定値以上になっ
た時に上記コンデンサモータへの通電を一定時間停止す
るよう構成している。さらに、上記運転制御手段は、間
引き運転時に上記コンデンサ電圧検知手段により検知し
たコンデンサ電圧が上記第1設定値より高い第2設定値
以上になった時に、直前の上記コンデンサモータへの連
続通電時間や間引き運転時間若しくはコンデンサモータ
への通電の停止回数に基づいて設定された通電停止時間
当該コンデンサモータへの通電を停止するよう構成して
いる。
【0023】そして、上記運転制御手段は、間引き運転
時に上記コンデンサ電圧検知手段により検知したコンデ
ンサ電圧が上記第1設定値より低い第3設定値以下にな
った時に上記コンデンサモータへ連続通電するよう構成
している。
【0024】
【作用】上記構成により、コンデンサ電圧検知手段で検
知されたコンデンサモータのコンデンサに発生する電圧
が第1設定値以上になると、コンデンサモータへの入力
電源の交流波形を間引きする。このように電源の波形成
分を一部間引き運転することにより、コンデンサモータ
のトルクが小さくなるため、コンデンサモータを停止さ
せることなく、脱水槽の回転数の上昇を効果的に抑制す
ることが可能になる。
【0025】また、間引き運転時にコンデンサ電圧が上
記第1設定値より高い第2設定値以上になった時に上記
コンデンサモータへの通電を一定時間停止し、脱水槽の
回転数の上昇を抑制する。さらに、間引き運転時にコン
デンサ電圧が上記第1設定値より高い第2設定値以上に
なった時に、直前の上記コンデンサモータへの連続通電
時間や間引き運転時間若しくはコンデンサモータへの通
電の停止回数に基づいて設定された通電停止時間当該コ
ンデンサモータへの通電を停止し、脱水槽の回転数の上
昇を抑制する。
【0026】そして、上記運転制御手段は、間引き運転
時に上記コンデンサ電圧検知手段により検知したコンデ
ンサ電圧が上記第1設定値より低い第3設定値以下にな
った時に上記コンデンサモータへ連続通電し、コンデン
サモータのトルクを大きくし降下した脱水槽の回転数を
上昇させ所定回転数に制御する。
【0027】
【実施例】本発明の洗濯機の脱水運転制御装置の第1実
施例を図とともに説明する。図1は、本発明の洗濯機の
脱水運転制御装置を用いた全自動洗濯機の構成を示す概
略断面図であり、洗濯機本体の外殻を構成する外槽1内
に水槽2配設し、該水槽2を内に洗濯兼脱水槽3を回転
自在に配設している。
【0028】上記水槽2は外槽1の上方四隅部から垂設
された防振機構4を介して外槽1に支持されており、そ
の上端開口部には給水弁5を備えた給水管6の出口が隣
接され、また、底部から排水弁7を備えた排水管8が引
き出せれている。そして、洗濯兼脱水槽3は水槽2より
さらに下方に設けられた駆動力伝達機構9の動力伝達端
に底部を支持されており、その内底部には洗濯物を攪拌
するためのパルセータ10を回転自在に配設している。
【0029】上記駆動力伝達機構9は洗濯時にはコンデ
ンサモータ11の回転駆動力をパルセータ10に伝達
し、脱水時には該コンデンサモータ11の駆動力を洗濯
兼脱水槽3に切り換えて伝達するもので、ベルト−プー
リ駆動力伝達機構、クラッチ機構等を適宜組み合わせて
構成している。上記外槽1の上端開口部近傍には上面板
12が設けられており、該上面板12に制御回路13や
水槽2の水位を検知する水位センサ14等を内装してい
る。
【0030】図2は制御回路13の一部を示す回路図で
あり、15は商用電源、16は排水弁7を開閉する排水
弁モータ、17はコンデンサモータ11及び排水弁モー
タ16をON,OFF制御するスイッチング回路、18
は商用電源15の交流電圧をパルス波形に整流するため
のACクロック回路、19は電源電圧検知回路、20は
コンデンサモータ11のコンデンサ21に発生するコン
デンサ電圧を検知するコンデンサ電圧検知回路、22は
マイクロコンピュータ、23は降圧トランス、24は整
流回路である。
【0031】上記スイッチング回路17は、コンデンサ
モータ11の一方の端子にトライアック25,スイッチ
ング素子26の直列回路を接続し、他方の端子にトライ
アック27,スイッチング素子28の直列回路を接続
し、排水弁モータ16にトライアック29,スイッチン
グ素子30の直列回路を接続し、該スイッチング素子2
6,28,30の夫々に該スイッチング素子26,2
8,30を制御するための信号を出力するマイクロコン
ピュータ22の出力端子を接続し構成している。
【0032】上記ACクロック回路18は、商用電源1
5の一端に抵抗31,ダイオード32の直列回路を接続
し、該抵抗31に並列にコンデンサ33を接続し、抵抗
31とダイオード32の接続点と商用電源15の他端に
ダイオード34,抵抗35の直列回路を接続し、抵抗3
1とダイオード32の接続点とマイクロコンピュータ2
2との間に抵抗36を接続して構成している。
【0033】上記電源電圧検知回路19は、上記降圧ト
ランス23の一端にダイオード37,ツェナーダイオー
ド38の直列回路を接続し、該ツェナーダイオード38
に抵抗39を介してトランジスタ40のベースを接続
し、ツェナーダイオード38とトランジスタ40のコレ
クタとの間にコンデンサ41を接続し、トランジスタ4
0のエミッタに抵抗42を接続し、該抵抗42に降圧ト
ランス23の他端を接続し、該抵抗42に並列にコンデ
ンサ43を接続し、トランジスタ40のエミッタに抵抗
44を介してマイクロコンピュータ22を接続して構成
している。
【0034】上記コンデンサ電圧検知回路20は、コン
デンサモータ11の他方の端子にダイオード45,抵抗
46,ダイオード47の直列回路を接続し、上記整流回
路24の出力端子と抵抗46とダイオード47との接続
点の間に抵抗48を接続し、該抵抗48に並列にコンデ
ンサ49を接続し、抵抗48とダイオード47との接続
点とマイクロコンピュータ22の間に抵抗50を接続し
て構成している。
【0035】図3は全自動洗濯機の制御部のブロック図
であり、51はマイクロコンピュータ22内の読み出し
専用メモリ(ROM)で、洗濯機の運転プログラムを全
て記憶しているものであるが、運転プログラム中の洗濯
時間,脱水時間,水位,水流等は図示しない操作キーに
より変更可能である。52はデータ書き込みメモリ(R
AM)で操作キー及び状態検知回路53からのデータを
記憶するものである。54はRAM52に記憶されたデ
ータの比較・演算を行う演算部、55はマイクロコンピ
ュータ22内の各部の動作を制御する制御部、56はタ
イマである。
【0036】そして、57は操作キー等を有した入力キ
ー回路58からの信号を入力する入力制御部、59は状
態検知回路53からの信号を入力する入力制御部、60
は表示装置61をRAM52から取り出された信号によ
って駆動する表示装置駆動部、62はブザー63をRA
M52から取り出された信号によって駆動するブザー駆
動部、64は負荷駆動回路65をRAM52から取り出
された信号によって制御する負荷駆動回路制御部、66
はマイクロコンピュータ22に電源を供給する電源回
路、67はリセット回路である。
【0037】次に上記構成の全自動洗濯機の動作を説明
する。脱水運転を行うために駆動力伝達機構9をコンデ
ンサモータ11の駆動力を洗濯兼脱水槽3に伝達される
ように切り換え、コンデンサモータ11に通電を行い洗
濯兼脱水槽3を回転駆動して脱水運転を行う。ここで、
洗濯物が水を多く含んだ状態ですぐに高速での脱水を行
うと水きり音や振動が大きくなるため、脱水運転開始時
にはコンデンサモータ11への通電を断続的に行い低速
脱水を一定時間行った後、コンデンサモータ11への通
電を連続通電として洗濯兼脱水槽3の回転数を上昇させ
る。
【0038】そして、コンデンサモータ11のコンデン
サ21のコンデンサ電圧は商用電源15の電圧が一定で
あると、コンデンサモータ11の回転数即ち洗濯兼脱水
槽3の回転数との間には図4に示すような相関関係があ
り、コンデンサ電圧の検知により洗濯兼脱水槽3の回転
数を判断することができる。
【0039】コンデンサモータ11のスイッチング回路
17のスイッチング素子30がONしているとき、コン
デンサ電圧検知回路20は図5(c)に示すようなコン
デンサ電圧を検知し、このコンデンサ電圧波形(c)を
マイクロコンピュータ22に読み込み可能な波形に変換
する。例えば、波形を半波整流してマイクロコンピュー
タ22の電源電圧と同等まで減圧する。マイクロコンピ
ュータ2は該コンデンサ電圧検知回路20からの波形を
入力しA/D変簡易よってコンデンサ21の電圧を検知
する。ここで、入力波形が交流波形であるため、A/D
変換のタイミングにより入力値が大きくなる虞れがある
が、ACクロック回路18で図5(a)に示す電源電圧
波形をパルス化したACクロック波形(b)を基準に取
りACクロックの立ち下がり(又は立ち上がり)より時
間カウントを行い、毎回同じタイミングでコンデンサ電
圧のA/D変換の読み込みを行う。
【0040】上記コンデンサ電圧検知回路20によって
検知したコンデンサ電圧が第1設定値Va以上になる
と、マイクロコンピュータ2及びスイッチング回路17
によりコンデンサモータ1への入力電源の交流波形を部
分てきに間引く。例えば、図2のマイクロコンピュータ
22よりスイッチング回路17にLowに信号が出力さ
れた場合、コンデンサモータ11に通電を行うため、連
続してLow信号が出力されていれば、コンデンサモー
タ11は連続して通電が行われONしている。
【0041】そして、図6は間引き運転時の制御波形を
示す特性図であり、例えば、商用電源15の電源電圧を
1/2に間引きする場合、電源電圧波形(a)をパルス
化したACクロック波形(b)を基準にしてマイクロコ
ンピュータ22の出力を制御し、トライアック29のゲ
ート信号を図6に示す波形(f)ように9.3mS間H
igh、9.4mS間Lowとし、コンデンサモータ1
1への入力電圧を(g)に示すように商用電源15の電
源電圧を半サイクルずつのON/OFFを繰り返す電圧
波形を入力し、1/2の間引き運転を行う。
【0042】間引き運転を行うとコンデンサモータ11
のトルクが低下し洗濯兼脱水槽3への伝達される駆動力
が低下し、洗濯兼脱水槽3の回転数が下がっていく。し
かし、コンデンサモータ11への通電を遮断したOFF
状態のときのように急激な低下ではなく、緩やかな低下
になる。そして、間引き運転中のコンデンサ電圧とコン
デンサモータ11(洗濯兼脱水槽3)の回転数も図4と
同様に相関関係を有している。
【0043】上記の低速脱水中にコンデンサ電圧が第1
設定値Va以上になった場合には、所定時間を経過して
いなくてもコンデンサモータ11への断続通電をやめて
間引き運転を行う。
【0044】そして、上記構成の全自動洗濯機の第1実
施例の動作を図7の第1フローチャートとともに説明す
る。低速脱水終了後、S1で洗濯兼脱水槽3の回転数を
上げるためにコンデンサモータ11に連続通電を行いO
Nとし、S2で現在のコンデンサモータ11がON状態
であるか否かを判断し、ON状態であると判断するとコ
ンデンサ電圧検知回路20でコンデンサ21のコンデン
サ電圧Vmを検知してS4でコンデンサ電圧Vmが第1
設定値Va以上であるか否かを判断し、S2でON状態
ではないと判断するとS3で現在間引き運転が行われて
いるか否かを判断する。
【0045】S4でこのコンデンサ電圧Vmが第1設定
値Va以上であるか否かを判断し、第1設定値Va以上
であると判断した場合には、S5でコンデンサモータ1
1への通電を間引きして間引き運転を行い、第1設定値
Va未満の場合には引き続き連続通電(ON)を行い、
S6で脱水時間が所定脱水時間Tを経過したか否かを判
断し、所定脱水時間Tを経過した場合には脱水運転を終
了し、所定脱水時間Tを経過していない場合はS2に戻
り上記動作を繰り返す。
【0046】S2でON状態ではないと判断された場合
にはS3で現在間引き運転が行われているか否かを判断
し、間引き運転が行われていると判断した場合にはS7
でコンデンサ電圧Vmが第1設定値Vaよりも高い第2
設定値Vb以上であるか否かを判断し、第2設定値Vb
以上であると判断した場合には、S8でコンデンサモー
タ11への通電を停止(OFF)する一定時間nを設定
し、第2設定値Vb未満であると判断した場合には、S
9でコンデンサ電圧Vmが第1設定値Vaより低い第3
設定値Vc以下であるか否かを判断する。
【0047】S8で一定時間nを設定した場合には、停
止時間tの計時を開始し、S10でコンデンサモータ1
1への通電を停止(OFF)し、S6で脱水時間が所定
脱水時間Tを経過したか否かを判断し、所定脱水時間T
を経過した場合には脱水運転を終了し、所定脱水時間T
を経過していない場合は上記動作を繰り返す。
【0048】S9でコンデンサ電圧Vmが第1設定値V
aより低い第3設定値Vc以下であるか否かを判断し、
第3設定値Vc以下の場合には、S11でコンデンサモ
ータ11へ連続通電(ON)を行いS6へ進み、第3設
定値Vc以下でない場合には直接S6へ進む。
【0049】S3で間引き運転が行われていないと判断
した場合には、コンデンサモータ11はOFF状態であ
り、S12で停止時間tを減算することにより一定時間
nに達したか否か(0になったか否か)を判断し、一定
時間nに達している場合にはS13でコンデンサモータ
11へ連続通電(ON)を行いS6へ進み、一定時間n
に達していない場合には停止時間tの計時を継続しS6
へ進み、S6で所定脱水時間Tを経過したと判断した場
合には脱水運転を終了する。上記のように制御すること
により脱水運転時の洗濯兼脱水槽3の回転数を安定した
状態で所定回転数をほぼ一定(Va〜Vcの間)に保つ
ことができる。
【0050】次に、本発明の全自動洗濯機の第2実施例
を図9の第2フローチャートとともに説明する。第2実
施例はコンデンサモータ11の停止(OFF)させる一
定時間nをコンデンサモータ11の停止(OFF)回数
に基づいて設定するものである。これは、コンデンサモ
ータ11の停止(OFF)時間を一定に設定すると、洗
濯物の容量が少ない場合や水抜けの速い場合にはコンデ
ンサモータ11の停止(OFF)時の回転数の低下が著
しくなり回転数を一定に保つことができないためであ
る。
【0051】まず、設定低速脱水終了後、S1で洗濯兼
脱水槽3の回転数を上げるためにコンデンサモータ11
に連続通電を行いONとし、S2でコンデンサモータ1
1の停止(OFF)回数を0に設定し、S3で現在のコ
ンデンサモータ11がON状態であるか否かを判断し、
ON状態であると判断するとコンデンサ電圧検知回路2
0でコンデンサ21のコンデンサ電圧Vmを検知してS
5でコンデンサ電圧Vmが第1設定値Va以上であるか
否かを判断し、S3でON状態ではないと判断するとS
4で現在間引き運転が行われているか否かを判断する。
【0052】S5でこのコンデンサ電圧Vmが第1設定
値Va以上であるか否かを判断し、第1設定値Va以上
であると判断した場合には、S6でコンデンサモータ1
1への通電を間引きして間引き運転を行い、第1設定値
Va未満の場合には引き続き連続通電(ON)を行い、
S7で脱水時間が所定脱水時間Tを経過したか否かを判
断し、所定脱水時間Tを経過した場合には脱水運転を終
了し、所定脱水時間Tを経過していない場合は上記動作
を繰り返す。
【0053】S3でON状態ではないと判断された場合
にはS4で現在間引き運転が行われているか否かを判断
し、間引き運転が行われていると判断した場合にはS8
でコンデンサ電圧Vmが第1設定値Vaよりも高い第2
設定値Vb以上であるか否かを判断し、第2設定値Vb
以上であると判断した場合には、S9で図9に示すよう
にコンデンサモータ11の停止(OFF)回数fに基づ
いてコンデンサモータ11への通電を停止(OFF)す
る一定時間nを設定し、第2設定値Vb未満であると判
断した場合には、S10でコンデンサ電圧Vmが第1設
定値Vaより低い第3設定値Vc以下であるか否かを判
断する。
【0054】S9で一定時間nを設定した場合には、停
止時間tの計時を開始し、S11でコンデンサモータ1
1への通電を停止(OFF)し、S7で脱水時間が所定
脱水時間Tを経過したか否かを判断し、所定脱水時間T
を経過した場合には脱水運転を終了し、所定脱水時間T
を経過していない場合は上記動作を繰り返す。
【0055】S10でコンデンサ電圧Vmが第1設定値
Vaより低い第3設定値Vc以下であるか否かを判断
し、第3設定値Vc以下の場合には、S12でコンデン
サモータ11へ連続通電(ON)を行いS7へ進み、第
3設定値Vc以下でない場合には直接S7へ進む。
【0056】S4で間引き運転が行われていないと判断
した場合には、コンデンサモータ11はOFF状態であ
り、S13で停止時間tを減算することにより一定時間
nに達したか否か(0になったか否か)を判断し、一定
時間nに達している場合にはS14でコンデンサモータ
11へ連続通電(ON)を行いS7へ進み、一定時間n
に達していない場合には停止時間tの計時を継続しS7
へ進み、S7で所定脱水時間Tを経過したと判断した場
合には脱水運転を終了する。上記のように制御すること
により脱水運転時の洗濯兼脱水槽3の回転数を安定した
状態で所定回転数をほぼ一定(Va〜Vcの間)に保つ
ことができる。
【0057】上記第2実施例ではコンデンサモータ11
の停止(OFF)する一定時間nをコンデンサモータ1
1の停止(OFF)回数に基づいて設定しているが、間
引き運転を行う直前のコンデンサモータ11の連続通電
(ON)時間若しくは停止(OFF)時間に基づいて設
定してもよい。
【0058】次に、本発明の全自動洗濯機の第3実施例
を図10の第3フローチャートとともに説明する。第3
実施例においては脱水運転を行う直前の商用電源15の
電源電圧V0を検知し、この電源電圧V0に基づいて図
11に示すように第1設定値Va,第2設定値Vb,第
3設定値Vcを設定するものである。これは、図12に
示すようにコンデンサ電圧と洗濯兼脱水槽3の回転数の
相関関係は電源電圧V0の値により変動するものであ
り、例えば電源電圧V0が100Vの時の各設定値を用
いて電源電圧V0が90Vのときに運転を制御すると同
じコンデンサ電圧Vmであっても回転数は高くなり、所
定回転数より実際の回転数の方が高くなる。また、電源
電圧V0が100Vの時の各設定値を用いて電源電圧V
0が110Vのときに運転を制御すると同じコンデンサ
電圧Vmであっても回転数は低くなり、所定回転数より
実際の回転数の方が低くなるため、このような不都合を
解消するために各設定値を電源電圧V0の値に基づいて
設定するものである。
【0059】まず、設定低速脱水終了後、S1で商用電
源15の電源電圧V0を検知し、この電源電圧V0に基
づいてS2で第1設定値Va,第2設定値Vb,第3設
定値Vcを設定し、S3で洗濯兼脱水槽3の回転数を上
げるためにコンデンサモータ11に連続通電を行いON
とし、S4で現在のコンデンサモータ11がON状態で
あるか否かを判断し、ON状態であると判断するとコン
デンサ電圧検知回路20でコンデンサ21のコンデンサ
電圧Vmを検知してS6でコンデンサ電圧Vmが第1設
定値Va以上であるか否かを判断し、S4でON状態で
はないと判断するとS5で現在間引き運転が行われてい
るか否かを判断する。
【0060】S6でこのコンデンサ電圧Vmが第1設定
値Va以上であるか否かを判断し、第1設定値Va以上
であると判断した場合には、S7でコンデンサモータ1
1への通電を間引きして間引き運転を行い、第1設定値
Va未満の場合には引き続き連続通電(ON)を行い、
S8で脱水時間が所定脱水時間Tを経過したか否かを判
断し、所定脱水時間Tを経過した場合には脱水運転を終
了し、所定脱水時間Tを経過していない場合はS4に戻
り上記動作を繰り返す。
【0061】S4でON状態ではないと判断された場合
にはS5で現在間引き運転が行われているか否かを判断
し、間引き運転が行われていると判断した場合にはS9
でコンデンサ電圧Vmが第1設定値Vaよりも高い第2
設定値Vb以上であるか否かを判断し、第2設定値Vb
以上であると判断した場合には、S10でコンデンサモ
ータ11への通電を停止(OFF)する一定時間nを設
定し、第2設定値Vb未満であると判断した場合には、
S11でコンデンサ電圧Vmが第1設定値Vaより低い
第3設定値Vc以下であるか否かを判断する。
【0062】S10で一定時間nを設定した場合には、
停止時間tの計時を開始し、S12でコンデンサモータ
11への通電を停止(OFF)し、S8で脱水時間が所
定脱水時間Tを経過したか否かを判断し、所定脱水時間
Tを経過した場合には脱水運転を終了し、所定脱水時間
Tを経過していない場合は上記動作を繰り返す。
【0063】S11でコンデンサ電圧Vmが第1設定値
Vaより低い第3設定値Vc以下であるか否かを判断
し、第3設定値Vc以下の場合には、S13でコンデン
サモータ11へ連続通電(ON)を行いS8へ進み、第
3設定値Vc以下でない場合には直接S8へ進む。
【0064】S5で間引き運転が行われていないと判断
した場合には、コンデンサモータ11はOFF状態であ
り、S14で停止時間tを減算することにより一定時間
nに達したか否か(0になったか否か)を判断し、一定
時間nに達している場合にはS15でコンデンサモータ
11へ連続通電(ON)を行いS8へ進み、一定時間n
に達していない場合には停止時間tの計時を継続しS8
へ進み、S8で所定脱水時間Tを経過したと判断した場
合には脱水運転を終了する。上記のように制御すること
により脱水運転時の洗濯兼脱水槽3の回転数を安定した
状態で所定回転数をほぼ一定(Va〜Vcの間)に保つ
ことができる。
【0065】次に、本発明の全自動洗濯機の第4実施例
を第4フローチャートとともに説明する。第3実施例に
おいては電源電圧V0を脱水運転開始直前に検知してい
たが脱水運転中に電源電圧V0が変化した場合において
も確実に所定の回転数に制御できるように電源電圧V0
の検知を脱水運転中に行うようにしたものである。
【0066】まず、設定低速脱水終了後、S1で洗濯兼
脱水槽3の回転数を上げるためにコンデンサモータ11
に連続通電を行いONとし、S2で商用電源15の電源
電圧V0を検知し、この電源電圧V0に基づいてS3で
第1設定値Va,第2設定値Vb,第3設定値Vcを設
定し、S4で現在のコンデンサモータ11がON状態で
あるか否かを判断し、ON状態であると判断するとコン
デンサ電圧検知回路20でコンデンサ21のコンデンサ
電圧Vmを検知してS6でコンデンサ電圧Vmが第1設
定値Va以上であるか否かを判断し、S4でON状態で
はないと判断するとS5で現在間引き運転が行われてい
るか否かを判断する。
【0067】S6でこのコンデンサ電圧Vmが第1設定
値Va以上であるか否かを判断し、第1設定値Va以上
であると判断した場合には、S7でコンデンサモータ1
1への通電を間引きして間引き運転を行い、第1設定値
Va未満の場合には引き続き連続通電(ON)を行い、
S8で脱水時間が所定脱水時間Tを経過したか否かを判
断し、所定脱水時間Tを経過した場合には脱水運転を終
了し、所定脱水時間Tを経過していない場合はS2に戻
り上記動作を繰り返す。
【0068】S4でON状態ではないと判断された場合
にはS5で現在間引き運転が行われているか否かを判断
し、間引き運転が行われていると判断した場合にはS9
でコンデンサ電圧Vmが第1設定値Vaよりも高い第2
設定値Vb以上であるか否かを判断し、第2設定値Vb
以上であると判断した場合には、S10でコンデンサモ
ータ11への通電を停止(OFF)する一定時間nを設
定し、第2設定値Vb未満であると判断した場合には、
S11でコンデンサ電圧Vmが第1設定値Vaより低い
第3設定値Vc以下であるか否かを判断する。
【0069】S10で一定時間nを設定した場合には、
停止時間tの計時を開始し、S12でコンデンサモータ
11への通電を停止(OFF)し、S8で脱水時間が所
定脱水時間Tを経過したか否かを判断し、所定脱水時間
Tを経過した場合には脱水運転を終了し、所定脱水時間
Tを経過していない場合は上記動作を繰り返す。
【0070】S11でコンデンサ電圧Vmが第1設定値
Vaより低い第3設定値Vc以下であるか否かを判断
し、第3設定値Vc以下の場合には、S13でコンデン
サモータ11へ連続通電(ON)を行いS8へ進み、第
3設定値Vc以下でない場合には直接S8へ進む。
【0071】S5で間引き運転が行われていないと判断
した場合には、コンデンサモータ11はOFF状態であ
り、S14で停止時間tを減算することにより一定時間
nに達したか否か(0になったか否か)を判断し、一定
時間nに達している場合にはS15でコンデンサモータ
11へ連続通電(ON)を行いS8へ進み、一定時間n
に達していない場合には停止時間tの計時を継続しS8
へ進み、S8で所定脱水時間Tを経過したと判断した場
合には脱水運転を終了する。上記のように制御すること
により脱水運転時の洗濯兼脱水槽3の回転数を安定した
状態で所定回転数をほぼ一定(Va〜Vcの間)に保つ
ことができる。
【0072】
【発明の効果】本発明の洗濯機の脱水運転制御装置は上
記のような構成であるから、脱水槽の回転数の降下手段
としてコンデンサモータへの通電を間引きし間引き運転
を行っているので、回転数の急激な降下により回転数が
極端に低くなり脱水効率が悪くなるのを確実に防止する
ことができ、しかも、コンデンサモータへの通電を停止
しないので常にコンデンサ電圧の検知が可能となり、即
ち常に脱水槽の回転数の検知が可能となり、洗濯物の多
少にかかわらず常に一定の回転数が得られるという優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機の脱水運転制御装置を用いた全
自動洗濯機の一例を示す概略断面図である。
【図2】図1の制御部を示す回路図である。
【図3】図1の制御部を示すブロック図である。
【図4】本発明の全自動洗濯機におけるコンデンサ電圧
と洗濯兼脱水槽の関係を示す特性図である。
【図5】図2の各部の電圧波形図である。
【図6】図2の各部の制御波形図である。
【図7】本発明の全自動洗濯機の第1実施例の制御シー
ケンスを示す第1フローチャートである。
【図8】本発明の全自動洗濯機の第2実施例の制御シー
ケンスを示す第2フローチャートである。
【図9】本発明の全自動洗濯機の第2実施例におけるコ
ンデンサモータの停止(OFF)回数と、この停止(O
FF)回数に基づいて設定するコンデンサモータ停止
(OFF)時間とを示す特性図である。
【図10】本発明の全自動洗濯機の第3実施例の制御シ
ーケンスを示す第3フローチャートである。
【図11】本発明の全自動洗濯機の第3実施例における
電源電圧と、この電源電圧に基づいて設定する各設定値
とを示す特性図である。
【図12】本発明の全自動洗濯機の第3実施例における
コンデンサ電圧と洗濯兼脱水槽の回転数との関係を示す
特性図である。
【図13】本発明の全自動洗濯機の第4実施例の制御シ
ーケンスを示す第4フローチャートである。
【図14】従来の洗濯機の概略断面図である。
【図15】図14の洗濯機におけるコンデンサ電圧と洗
濯兼脱水槽の回転数との関係を示す特性図である。
【図16】図14の洗濯機における制御シーケンスを示
すフローチャートである。
【図17】図14の洗濯機における脱水槽の回転数制御
状態を示す特性図である。
【符号の説明】
1 外槽 2 水槽 3 洗濯兼脱水槽 11 コンデンサモータ 13 制御回路 20 コンデンサ電圧検知回路 22 マイクロコンピュータ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水槽を回転駆動するコンデンサモータ
    と、 上記コンデンサモータのコンデンサに発生するコンデン
    サ電圧を検知するコンデンサ電圧検知手段と、 脱水運転開始後に上記コンデンサ電圧検知手段により検
    知したコンデンサ電圧が第1設定値以上になった時に上
    記コンデンサモータの入力電源の交流波形を間引きする
    運転制御手段と、 を備え 上記コンデンサ電圧検知手段は、間引き運転時にコンデ
    ンサ電圧を検知可能とすることを特徴とする洗濯機の脱
    水運転制御装置。
  2. 【請求項2】 脱水槽を回転駆動するコンデンサモータ
    と、 上記コンデンサモータのコンデンサに発生するコンデン
    サ電圧を検知するコンデンサ電圧検知手段と、 脱水運転開始後に上記コンデンサ電圧検知手段により検
    知したコンデンサ電圧が第1設定値以上になった時に上
    記コンデンサモータの入力電源の交流波形を間引きする
    運転制御手段と、 を備え、 上記運転制御手段は、間引き運転時に上記コンデンサ電
    圧検知手段により検知したコンデンサ電圧が上記第1設
    定値より高い第2設定値以上になった時に上記コンデン
    サモータへの通電を一定時間停止することを特徴とする
    洗濯機の脱水運転制御装置。
  3. 【請求項3】 上記運転制御手段は、間引き運転時に上
    記コンデンサ電圧検知手段により検知したコンデンサ電
    圧が上記第1設定値より高い第2設定値以上になった時
    に、直前の上記コンデンサモータへの連続通電時間や間
    引き運転時間若しくはコンデンサモータへの通電の停止
    回数に基づいて設定された通電停止時間当該コンデンサ
    モータへの通電を停止することを特徴とする、請求項2
    に記載の洗濯機の脱水運転制御装置。
  4. 【請求項4】 上記運転制御手段は、間引き運転時に上
    記コンデンサ電圧検知手段により検知したコンデンサ電
    圧が上記第1設定値より低い第3設定値以下になった時
    に上記コンデンサモータへ連続通電することを特徴とす
    、請求項2又は請求項3に記載の洗濯機の脱水運転制
    御装置。
  5. 【請求項5】 脱水槽を回転駆動するコンデンサモータ
    と、 上記コンデンサモータのコンデンサに発生するコンデン
    サ電圧を検知するコンデンサ電圧検知手段と、 脱水運転開始後に上記コンデンサ電圧検知手段により検
    知したコンデンサ電圧が第1設定値以上になった時に上
    記コンデンサモータの入力電源の交流波形を間引きする
    運転制御手段と、 を備え、 上記運転制御手段は、間引き運転時に上記コンデンサ電
    圧検知手段により検知したコンデンサ電圧が上記第1設
    定値より低い第3設定値以下になった時に上記コンデン
    サモータへ連続通電することを特徴とする洗濯機の脱水
    運転制御装置。
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