JPH11114276A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

Info

Publication number
JPH11114276A
JPH11114276A JP9278405A JP27840597A JPH11114276A JP H11114276 A JPH11114276 A JP H11114276A JP 9278405 A JP9278405 A JP 9278405A JP 27840597 A JP27840597 A JP 27840597A JP H11114276 A JPH11114276 A JP H11114276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water flow
amount
laundry
washing
pulsator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9278405A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Terai
謙治 寺井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9278405A priority Critical patent/JPH11114276A/ja
Publication of JPH11114276A publication Critical patent/JPH11114276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯槽に回転自在に配設したパルセータによ
り洗濯する洗濯機において、洗濯物の量に合わせて最適
な水流とすることで、最適な布まわりを実現し、洗濯性
能を高め、洗濯むらを減少させるとともに、洗濯物の傷
みを減少し、洗剤の泡が洗濯槽から溢れ出るのを防止す
る。 【解決手段】 洗濯物を洗濯する洗濯槽にパルセータを
回転自在に配設し、このパルセータをモータ5により駆
動し、水流設定手段20によりパルセータの動作を変化
させる。水流設定手段20は、洗濯物の量を検知する布
量検知手段17により検知した洗濯物の量によって、パ
ルセータの動作を連続的に変化させて、水流を連続的に
変化するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯槽に回転自在
に配設したパルセータにより洗濯する洗濯機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機は図6および図7
に示すように構成していた。以下、その構成について説
明する。
【0003】図6に示すように、水受け槽1は、内側に
洗濯兼脱水槽(洗濯槽)2を回転自在に配設してあり、
洗濯兼脱水槽2の上端部には脱水振動を減衰する流体バ
ランサー3を固着してあり、中央底部にはパルセータ4
を回転自在に配設している。モータ5はクラッチ兼減速
機構6を介して、洗濯兼脱水槽2またはパルセータ4を
駆動する。また、洗濯時にはモータ5を左右反転回転す
るが、反転時のモータ5のオフ時間を一定にし、オン時
間を段階的に変えることで、水流を段階的に変化するこ
とができる。
【0004】給水弁7は、水道水を給水口8から洗濯兼
脱水槽2内に給水する。排水弁9は、排水ホース10を
介して水受け槽1内の洗濯液を機外へ排水する。水位検
知手段11は水受け槽1の内方下部に設けたエアートラ
ップ12の空気圧を検知する。
【0005】制御装置13は、図7に示すように構成し
ており、制御手段14は、マイクロコンピュータで構成
し、パワースイッチング手段15を介してモータ5、給
水弁7、排水弁9を駆動する排水弁駆動モータ9aの動
作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御す
る。操作表示手段16は、運転するコースの設定、運転
の開始などを操作するとともに、運転コースなどを表示
する。
【0006】また、制御装置13は水位検知手段11か
ら出力された信号から水位を判定する。布量検知手段1
7は、給水する前にモータ5に通電してパルセータ4を
一定時間駆動し、モータ5の通電を止めてからもパルセ
ータ4が衣類と一緒に惰性回転することを利用し、モー
タ5に接続されたコンデンサー18の逆起電圧によって
布量を判定する。
【0007】上記構成において動作を説明すると、洗濯
物を洗濯兼脱水槽2内に投入し洗濯を開始すると、布量
検知手段17によって洗濯物の量を判定し、洗濯物の量
に応じた水位を決定し、さらに水位に応じた洗剤の量を
表示をし、使用者はそれに合わせて洗剤を投入する。
【0008】洗濯行程が始まって給水弁7が開き、水道
水が給水口8から洗濯兼脱水槽2内へ洗濯物の量に応じ
た所定水位まで給水する。所定水位まで給水されると、
布量検知手段17によって判定された洗濯物の量によっ
て、モータ5のオフ時間は、たとえば、1秒で一定に
し、図8に示すように、オン時間を段階的に変えること
で、水流を段階的に変化させて洗濯する。すすぎも同様
にして、洗濯物の量によって、段階的に水流を変化させ
る。なお、モータ5のオン時間とオフ時間の組み合わせ
を段階的に変えることで、水流を段階的に変化させる場
合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の洗濯
機では、洗濯物の量によって、水流が段階的に決められ
ているため、一定の範囲では洗濯物の量が異なるのに同
じ水流になってしまうという問題があった。そのため、
同じ水流で洗濯物の量が多い場合には、洗濯物が回りに
くくなり、汚れが落ちない、洗濯むらが起きやすいとい
った問題があった。逆に洗濯物の量が少ない場合には、
洗濯物が回りすぎ、洗濯物が傷みやすい、洗剤の泡が立
ちすぎ泡が洗濯兼脱水槽から溢れ出て、機体の内部に付
着したり床に落ちてしまうという問題があった。
【0010】特に、洗濯物の量により水流を切り替える
しきい値付近では、布量検知手段17の誤差により、予
め意図した水流より弱くなったり、強くなったりする場
合があり、洗濯物が回りにくく、汚れが落ちない、洗濯
むらが起きやい、また洗濯物が回りすぎて、洗濯物が傷
みやすい、洗剤の泡が立ちすぎ泡が洗濯兼脱水槽2から
溢れ出て、機体の内部に付着したり床に落ちてしまうと
いう問題が起こりやすかった。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
物の量に合わせて最適な水流とすることで、最適な布ま
わりを実現し、洗濯性能を高め、洗濯むらを減少させる
とともに、洗濯物の傷みを減少し、洗剤の泡が洗濯槽か
ら溢れ出るのを防ぐことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯物を洗濯する洗濯槽にパルセータを回
転自在に配設し、このパルセータをモータにより駆動
し、水流設定手段によりパルセータの動作を変化させ、
水流設定手段は、洗濯物の量を検知する布量検知手段に
より検知した洗濯物の量によって、パルセータの動作を
連続的に変化させて、水流を連続的に変化するようにし
たものである。
【0013】これにより、洗濯物の量に合わせて最適な
水流になるようにパルセータを動作させることができる
ため、最適な布まわりを実現し、洗濯性能を高め、洗濯
むらを減少させるとともに、洗濯物の傷みを減少し、ま
た洗剤の泡が洗濯槽から溢れ出ることを防ぐことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯物を洗濯する洗濯槽と、前記洗濯槽に回転自在
に配設したパルセータと、前記パルセータを駆動するモ
ータと、洗濯物の量を検知する布量検知手段と、前記パ
ルセータの動作を変化させる水流設定手段とを備え、前
記水流設定手段は、前記布量検知手段により検知した洗
濯物の量によって、前記パルセータの動作を連続的に変
化させて、水流を連続的に変化するようにしたものであ
り、洗濯物の量に合わせて最適な水流になるようにパル
セータを制御することができ、最適な布まわりを得るこ
とができて、洗濯性能を高め、洗濯むらを減少させるこ
とができるとともに、洗濯物の傷みを減少し、また洗剤
の泡が洗濯槽から溢れ出ることを防ぐことができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、水流設定手段は、布量検知手段に
より検知した洗濯物の量によって、前記モータの駆動時
間または休止時間の少なくともいずれか一方を連続的に
変化させて、水流を連続的に変化するようにしたもので
あり、洗濯物の量に合わせて最適な水流になるようにパ
ルセータを制御することができ、最適な布まわりを得る
ことができて、洗濯性能を高め、洗濯むらを減少させる
ことができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、水流設定手段は、布量検知手段に
より検知した洗濯物の量によって、モータの回転数を連
続的に変化させて、水流を連続的に変化するようにした
ものであり、インバータ装置によりモータを駆動し、洗
濯物の量に合わせてインバータ装置の周波数を可変する
ことで、モータの回転数を連続的に変化させ、洗濯物の
量に合わせて最適な水流になるようにパルセータを制御
することができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、水流設定手段は、布量検知手段に
より検知した洗濯物の量によって、モータの回転トルク
を連続的に変化させて、水流を連続的に変化するように
したものであり、モータに印加する電圧を位相制御し、
導通角を変化させることでモータの回転トルクを連続的
に変化させ、洗濯物の量に合わせて最適な水流になるよ
うにパルセータを制御することができる。
【0018】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、水流設定手段は、所定水位に
おいて、洗濯物の量が最小のときの第1の水流と、最大
のときの第2の水流を設定可能とし、布量検知手段によ
り検知した洗濯物の量によって、水流を第1の水流と第
2の水流との間で直線的に変化させるようにしたもので
あり、洗濯物の量が最小のときの第1の水流と、最大の
ときの第2の水流を設定するだけで、洗濯物の量に合わ
せて最適に近い水流になるようにパルセータを制御する
ことができる。
【0019】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、水流設定手段は、所定水位に
おいて、洗濯物の量に対応し少なくとも2種類の水流域
を形成するとともに、それぞれの水流域での洗濯物の量
が最小のときの第1の水流と、最大のときの第2の水流
を設定可能とし、布量検知手段により検知した洗濯物の
量によって、水流を第1の水流と第2の水流との間で直
線的に変化させるようにしたものであり、それぞれの水
流域での洗濯物の量が最小のときの第1の水流と、最大
のときの第2の水流を設定するだけで、洗濯物の量に合
わせて最適な水流になるようにパルセータを制御するこ
とができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0021】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、制御装置19は水流設定手段20を有し、この水流
設定手段20は布量検知手段17により検知した洗濯物
の量によって水流を演算して決定し、制御手段21に出
力している。制御手段21は、マイクロコンピュータで
構成し、洗濯、およびすすぎのときの水流を水流設定手
段20により設定した水流に制御するとともに、パワー
スイッチング手段15を介してモータ5、給水弁7、排
水弁9を駆動する排水弁駆動モータ9aの動作を制御
し、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御するように
構成している。他の構成は従来例と同じである。
【0022】上記構成において動作を説明すると、洗濯
物を洗濯兼脱水槽2内に投入し洗濯を開始すると、布量
検知手段17によって洗濯物の量を判定し、洗濯物の量
に応じた水位を決定し、さらに水位に応じた洗剤の量を
表示し、使用者はそれに合わせて洗剤を投入する。
【0023】また、布量検知手段17の出力は水流設定
手段20にも入力し、水流設定手段20は、モータ5の
オフ時間をたとえば1秒で一定にし、図3に示すよう
に、オン時間を洗濯物の量によって連続的に変える。制
御手段21は水流設定手段20から入力されたオン、オ
フ時間でモータ5を駆動させて、洗濯、すすぎを洗濯物
の量に合わせて、最適な水流になるようにパルセータ4
を制御することができる。
【0024】なお、本実施例では、水流設定手段20を
制御手段21と別に設けているが、水流設定手段20は
制御手段21に含むように構成してもよい。
【0025】また、パルセータ4の制御は、モータ5の
オフ時間を一定としているが、オン時間とオフ時間の両
方を連続的に変化させてもよい。
【0026】さらに、インバータ装置によりモータ5を
駆動し、洗濯物の量に合わせてインバータ装置の周波数
を可変することで、モータ5の回転数を連続的に変化さ
せ、洗濯物の量に合わせて最適な水流になるようにパル
セータ4を制御してもよく、モータ5に印加する電圧を
位相制御し、導通角を変化させることでモータ5の回転
トルクを連続的に変化させ、洗濯物の量に合わせて最適
な水流になるようにパルセータ4を制御してもよい。
【0027】(実施例2)図1における水流設定手段2
0は、所定水位において、洗濯物の量が最小のときの第
1の水流と、最大のときの第2の水流を設定可能とし、
布量検知手段17により検知した洗濯物の量によって、
水流を第1の水流と第2の水流との間で直線的に変化さ
せるようにしている。他の構成は上記実施例1と同じで
ある。
【0028】上記構成において動作を説明すると、図4
に示すように、水流設定手段20により、所定水位にお
いて、洗濯物の量が最小(m1)のときのモータ5のオ
ン時間t1と、洗濯物の量が最大(m2)のときのモータ
5のオン時間t2を予め設定し、布量検知手段17によ
り検知した洗濯物の量Mによって、モータ5のオフ時間
は、たとえば1秒で一定にし、オン時間Tが時間t1と
t2の間で直線的に変化させるようにする。すなわち、
洗濯物の量Mによって、モータ5のオン時間Tは次式で
決定される。
【0029】 T=(t2−t1)/(m2−m1)×M+t1 よって、所定水位において、洗濯物の量が最小(m1)
のときのモータ5のオン時間と、最大(m2)のときの
モータ5のオン時間を予め設定するだけで、洗濯物の量
に合わせて最適に近い水流になるようにパルセータ4を
制御することができる。
【0030】なお、本実施例では、パルセータ4の制御
は、モータ5のオフ時間を一定としているが、オン時間
とオフ時間の両方を連続的に変化させてもよい。
【0031】また、インバータ装置によりモータ5を駆
動し、洗濯物の量に合わせてインバータ装置の周波数を
可変することで、モータ5の回転数を連続的に変化さ
せ、洗濯物の量に合わせて最適な水流になるようにパル
セータ4を制御してもよく、モータ5に印加する電圧を
位相制御し、導通角を変化させることでモータ5の回転
トルクを連続的に変化させ、洗濯物の量に合わせて最適
な水流になるようにパルセータ4を制御してもよい。
【0032】(実施例3)図1における水流設定手段2
0は、所定水位において、洗濯物の量に対応し少なくと
も2種類の水流域を形成するとともに、それぞれの水流
域での洗濯物の量が最小のときの第1の水流と、最大の
ときの第2の水流を設定可能とし、布量検知手段17に
より検知した洗濯物の量によって、水流を第1の水流と
第2の水流との間で直線的に変化させるようにしてい
る。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0033】上記構成において動作を説明すると、図5
に示すように、所定水位において、洗濯物の量に対応し
3種類の水流域A、B、Cを形成する。水流設定手段2
0に、水流域Aの洗濯物の量が最小(mA1)のときの
モータ5のオン時間tA1と、洗濯物の量が最大(mA
2)のときのモータ5のオン時間tA2を予め設定してお
く。そして、布量検知手段17により検知した洗濯物の
量Mによって、モータ5のオフ時間は、たとえば1秒で
一定にし、オン時間TがtA1とtA2の間で直線的に変
化させるようにする。すなわち、洗濯物の量Mによっ
て、モータ5のオン時間Tは次式で決定される。
【0034】 T=(tA2−tA1)/(mA2−mA1)×M+tA1 よって、所定水位の水流域Aの範囲において、洗濯物の
量が最小のときのモータのオン時間と、最大のときのモ
ータ5のオン時間を予め設定するだけで、洗濯物の量に
合わせて最適な水流になるようにパルセータ4を制御す
ることができる。
【0035】同様に水流域B、Cの範囲でも、洗濯物の
量が最小のときのモータ5のオン時間と、最大のときの
モータ5のオン時間を予め設定するだけで、洗濯物の量
に合わせて最適な水流になるようにパルセータ4を制御
することができる。
【0036】なお、本実施例では、パルセータ4の制御
は、モータ5のオフ時間を一定としているが、オン時間
とオフ時間の両方を連続的に変化させてもよい。
【0037】また、インバータ装置によりモータ5を駆
動し、洗濯物の量に合わせてインバータ装置の周波数を
可変することで、モータ5の回転数を連続的に変化さ
せ、洗濯物の量に合わせて最適な水流になるようにパル
セータ4を制御してもよく、モータ5に印加する電圧を
位相制御し、導通角を変化させることでモータ5の回転
トルクを連続的に変化させ、洗濯物の量に合わせて最適
な水流になるようにパルセータ4を制御してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯物を洗濯する洗濯槽と、前記洗濯槽
に回転自在に配設したパルセータと、前記パルセータを
駆動するモータと、洗濯物の量を検知する布量検知手段
と、前記パルセータの動作を変化させる水流設定手段と
を備え、前記水流設定手段は、前記布量検知手段により
検知した洗濯物の量によって、前記パルセータの動作を
連続的に変化させて、水流を連続的に変化するようにし
たから、洗濯物の量に合わせて最適な水流になるように
パルセータを制御することができ、最適な布まわりを得
ることができて、洗濯性能を高め、洗濯むらを減少させ
ることができるとともに、洗濯物の傷みを減少し、また
洗剤の泡が洗濯槽から溢れ出ることを防ぐことができ
る。
【0039】また、請求項2に記載の発明によれば、水
流設定手段は、布量検知手段により検知した洗濯物の量
によって、前記モータの駆動時間または休止時間の少な
くともいずれか一方を連続的に変化させて、水流を連続
的に変化するようにしたから、洗濯物の量に合わせて最
適な水流になるようにパルセータを制御することがで
き、最適な布まわりを得ることができて、洗濯性能を高
め、洗濯むらを減少させることができる。
【0040】また、請求項3に記載の発明によれば、水
流設定手段は、布量検知手段により検知した洗濯物の量
によって、モータの回転数を連続的に変化させて、水流
を連続的に変化するようにしたから、インバータ装置に
よりモータを駆動し、洗濯物の量に合わせてインバータ
装置の周波数を可変することで、モータの回転数を連続
的に変化させ、洗濯物の量に合わせて最適な水流になる
ようにパルセータを制御することができる。
【0041】また、請求項4に記載の発明によれば、水
流設定手段は、布量検知手段により検知した洗濯物の量
によって、モータの回転トルクを連続的に変化させて、
水流を連続的に変化するようにしたから、モータに印加
する電圧を位相制御し、導通角を変化させることでモー
タの回転トルクを連続的に変化させ、洗濯物の量に合わ
せて最適な水流になるようにパルセータを制御すること
ができる。
【0042】また、請求項5に記載の発明によれば、水
流設定手段は、所定水位において、洗濯物の量が最小の
ときの第1の水流と、最大のときの第2の水流を設定可
能とし、布量検知手段により検知した洗濯物の量によっ
て、水流を第1の水流と第2の水流との間で直線的に変
化させるようにしたから、洗濯物の量が最小のときの第
1の水流と、最大のときの第2の水流を設定するだけ
で、洗濯物の量に合わせて最適に近い水流になるように
パルセータを制御することができる。
【0043】また、請求項6に記載の発明によれば、水
流設定手段は、所定水位において、洗濯物の量に対応し
少なくとも2種類の水流域を形成するとともに、それぞ
れの水流域での洗濯物の量が最小のときの第1の水流
と、最大のときの第2の水流を設定可能とし、布量検知
手段により検知した洗濯物の量によって、水流を第1の
水流と第2の水流との間で直線的に変化させるようにし
たから、それぞれの水流域での洗濯物の量が最小のとき
の第1の水流と、最大のときの第2の水流を設定するだ
けで、洗濯物の量に合わせて最適な水流になるようにパ
ルセータを制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機のブロック回路
【図2】同洗濯機の縦断面図
【図3】同洗濯機の洗濯物の量とモータのオン時間の関
係を示す図
【図4】本発明の第2の実施例の洗濯機の洗濯物の量と
モータのオン時間の関係を示す図
【図5】本発明の第3の実施例の洗濯機の洗濯物の量と
モータのオン時間の関係を示す図
【図6】従来の洗濯機の縦断面図
【図7】同洗濯機のブロック回路図
【図8】同洗濯物の量とモータのオン時間の関係を示す
【符号の説明】
2 洗濯兼脱水槽(洗濯槽) 4 パルセータ 5 モータ 17 布量検知手段 20 水流設定手段 21 制御手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯物を洗濯する洗濯槽と、前記洗濯槽
    に回転自在に配設したパルセータと、前記パルセータを
    駆動するモータと、洗濯物の量を検知する布量検知手段
    と、前記パルセータの動作を変化させる水流設定手段と
    を備え、前記水流設定手段は、前記布量検知手段により
    検知した洗濯物の量によって、前記パルセータの動作を
    連続的に変化させて、水流を連続的に変化するようにし
    た洗濯機。
  2. 【請求項2】 水流設定手段は、布量検知手段により検
    知した洗濯物の量によって、前記モータの駆動時間また
    は休止時間の少なくともいずれか一方を連続的に変化さ
    せて、水流を連続的に変化するようにした請求項1記載
    の洗濯機。
  3. 【請求項3】 水流設定手段は、布量検知手段により検
    知した洗濯物の量によって、モータの回転数を連続的に
    変化させて、水流を連続的に変化するようにした請求項
    1記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 水流設定手段は、布量検知手段により検
    知した洗濯物の量によって、モータの回転トルクを連続
    的に変化させて、水流を連続的に変化するようにした請
    求項1記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 水流設定手段は、所定水位において、洗
    濯物の量が最小のときの第1の水流と、最大のときの第
    2の水流を設定可能とし、布量検知手段により検知した
    洗濯物の量によって、水流を第1の水流と第2の水流と
    の間で直線的に変化させるようにした請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 水流設定手段は、所定水位において、洗
    濯物の量に対応し少なくとも2種類の水流域を形成する
    とともに、それぞれの水流域での洗濯物の量が最小のと
    きの第1の水流と、最大のときの第2の水流を設定可能
    とし、布量検知手段により検知した洗濯物の量によっ
    て、水流を第1の水流と第2の水流との間で直線的に変
    化させるようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の洗濯機。
JP9278405A 1997-10-13 1997-10-13 洗濯機 Pending JPH11114276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9278405A JPH11114276A (ja) 1997-10-13 1997-10-13 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9278405A JPH11114276A (ja) 1997-10-13 1997-10-13 洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11114276A true JPH11114276A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17596897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9278405A Pending JPH11114276A (ja) 1997-10-13 1997-10-13 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11114276A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004011710A1 (ja) * 2002-07-26 2004-02-05 Sharp Kabushiki Kaisha 洗濯機
CN105671857A (zh) * 2014-11-20 2016-06-15 无锡小天鹅股份有限公司 洗衣机和洗衣机的控制方法
JP2021010452A (ja) * 2019-07-04 2021-02-04 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 縦型洗濯機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004011710A1 (ja) * 2002-07-26 2004-02-05 Sharp Kabushiki Kaisha 洗濯機
CN105671857A (zh) * 2014-11-20 2016-06-15 无锡小天鹅股份有限公司 洗衣机和洗衣机的控制方法
JP2021010452A (ja) * 2019-07-04 2021-02-04 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 縦型洗濯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5335524A (en) Drum type washing machine
KR950002005B1 (ko) 세탁기
JPH11114276A (ja) 洗濯機
JP3755984B2 (ja) 洗濯機
JP3293214B2 (ja) 全自動洗濯機
JPH10272284A (ja) 洗濯機
JPH05269290A (ja) 洗濯機の脱水制御装置
KR100224188B1 (ko) 세탁기의 헹굼제어방법
JPH07124374A (ja) 洗濯機
JPH10192585A (ja) 洗濯機
JP2000342882A (ja) 洗濯機
JPH0564698A (ja) 全自動洗濯機の排水制御装置
JP2000350886A (ja) 洗濯機
JP2994907B2 (ja) 洗濯機
JPH09108493A (ja) 洗濯機
JP3561989B2 (ja) 洗濯機
JPH10323482A (ja) 脱水兼用洗濯機
JP3046695B2 (ja) 洗濯機の脱水運転制御装置
JP3625575B2 (ja) 二槽式洗濯機
JP2003326076A (ja) 洗濯機
JP2700964B2 (ja) 洗濯機
JPH053992A (ja) 全自動洗濯機
JPH05253381A (ja) 全自動洗濯機
KR100229144B1 (ko) 세탁기의 급수헹굼 제어방법
KR19990041574A (ko) 세탁기의 세탁제어장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060523