JPH0714824Y2 - 静電容量形液面計 - Google Patents

静電容量形液面計

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JPH0714824Y2
JPH0714824Y2 JP1986058175U JP5817586U JPH0714824Y2 JP H0714824 Y2 JPH0714824 Y2 JP H0714824Y2 JP 1986058175 U JP1986058175 U JP 1986058175U JP 5817586 U JP5817586 U JP 5817586U JP H0714824 Y2 JPH0714824 Y2 JP H0714824Y2
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JP
Japan
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flange
detection end
liquid level
sleeve
level gauge
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JP1986058175U
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JPS62170433U (ja
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明範 怡土
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、飛行体等の燃料タンクに設けられる円筒形状
の静電容量形液面計に関し、更に詳しくは、振動による
測定誤差をなくすとともに、振動によって電極部に破損
が起こらないようにした静電容量形液面計に関する。
〈従来の技術〉 図4は、従来の飛行体の静電容量形液面計を示した断面
図である。
第4図において、静電容量形液面計は、大別すると燃料
Rの液面変化を静電容量変化として検出する2重円筒構
造(外側を1aとし内側を1bとする)から成る検出端と、
この検出端1を燃料Rの液面上に設置するために例えば
タンク壁面PにボルトB1等で取付・固定する下部が凹部
の形状から成るフランジ2から構成されている。検出端
1とフランジ2の結合構造、即ち支持構造は、検出端1
の耐震性向上のため検出端1とフランジ2の間に例えば
波形座金(波形の板バネ)から成る緩衝部材3が挿入さ
れる。このような構成とすることで、横方向の例えば矢
印α(又はβ)で示す外力を受けた場合に、緩衝部材3
の力とギャップ4によって検出端1が矢印Fのように可
動し、検出端1に無理な力が加わらないようになってい
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところでこの従来の静電容量形液面計の支持構造には、
以下に述べる問題点がある。
第5図は従来の技術をより具体的に説明するための第4
図のX−Y切断面図である。
第4図,第5図から、検出端1は緩衝部材3の力とギャ
ップ4によって所定の範囲以上に動かないようになって
いるが、その上更にこの範囲を確実なものとするために
ストッパー5が設けられている。即ち、検出端1の外側
円筒部1aに例えばボルトやリベット等の固定具B2で検出
端1とフランジ2との間の電気的絶縁を図るための部材
で構成されたスリーブ6を固定し、このスリーブ6の張
り出し部6aはフランジ2の下部が凹部の形状から成るそ
の下端部分2aに組付けられたカラー7を介して固定され
るストッパ5で係止される。スリーブ6の張り出し部6a
とストッパ5の間で検出端1の移動が拘束され、横方向
α(又はβ)の力を受けた時にギャップ4の範囲におい
て矢印Fのように検出端1が可動するようになってい
る。
この従来の静電容量形液面計の支持構造は、構造が大き
く、部品点数も多いため製品が高価となる。又、取付け
の際にはかなりの労力を必要とする。従って、メンテナ
ンスも大変となる。
本考案は、この従来技術の問題点に鑑みてなされたもの
であって、構成部品点数を削減して小型軽量化して取扱
いを容易にして、低コスト化を実現した円筒形検出端の
支持構造を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的を達成するために、本発明は、タンク内
の液面変化を液体に浸漬した検出端の静電容量の変化に
基づいて検出する静電容量形液面計において、 前記タンクに取り付けられ、液面方向に突出した円筒の
外周に軸方向に設けられるつば部を有したフランジと、 このフランジの円筒に内設されていて、液面側にあって
半径方向の外側に向かって設けられたつば部を有する検
出端吊下げ部と、 前記検出端が接続され、前記検出端吊下げ部のつば部と
係合して前記検出端吊下げ部に取付けられると共に、前
記フランジのつば部との間に所定のギャップをもって取
り付けられるつば部を備えたスリーブと、 ばね弾性を有していて、前記フランジの円筒部と前記ス
リーブのつば部との間に挿入される緩衝部材と、 を設け、前記検出端に外力が働かない場合は、前記スリ
ーブが前記緩衝部材によって均等な力で垂直に保持さ
れ、前記検出端に半径方向の外力が働いた場合には、傾
いたスリーブのつば部が前記フランジ及び検出端吊下げ
部のつば部と当たり、検出端の傾きを一定に規制するこ
とを特徴としている。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
尚、以下の図面において、第4図,第5図と重複する部
分は同一番号を付してその説明は省略する。又、この本
考案の具体的な技術の説明として従来の技術の説明で用
いた飛行体の燃料検出端である静電容量形液面計を用い
るものとする。
第1図は円筒形検出端である静電容量形液面計の支持構
造の構造図である。
第1図において、20はフランジ、30は例えば波形座金等
から成る緩衝部材、60は被測定体の状態を検出する検出
端1を固定具B2等で固定しフランジ20と検出端1との間
の電気的絶縁を図るために設けられたスリーブ、80はフ
ランジ20に組付けられてスリーブ60を介して検出端1を
吊下げる検出端吊下げ部である。
これ等は夫々以下のような構造と関係にある。
フランジ20は、断面が略凹状になっていて、液面方向に
突出した円筒の外周に軸方向につば部20a(以下、下部2
0aという)が設けられている。
スリーブ60のつば部60a(以下、上端部分60aという)
は、フランジ20の凹部の形状の下部20aとの間に所定の
ギャップ4を有して組付けられ、且つ内側に張出した形
状から成る。検出端吊下げ部80は、フランジ20の凹部の
内側に例えばネジの構造(80b)で組付け固定され、つ
ば部80a(以下、下端部分80aという)が外側に張出した
形状を有し、スリーブ60の上端部分60aの内側に張出し
た形状と係止する構造となっている。緩衝部材30は、検
出端吊下げ部80の外側でスリーブ60の上端部分60aとフ
ランジ20の凹部の下部部分内側との間に挿入・組込ま
れ、スリーブ60を常に押付けており、ある程度以上の外
力(α,β)が働いた時に反発力が働くようになってい
る。
第2図は本考案の説明に供する図であり、検出端1に外
力αが加わった時の検出端1の動き(振れ)を示す。以
下、第1図,第2図を用いて本考案を説明する。
第1図は外力αが加わらない状態であり、この場合は緩
衝部材30の力は均等に検出端1を支えているスリーブ60
を下方に押し付けている。このため、スリーブ60と検出
端吊下げ部80の張出部分の全面が均等に接しており、検
出端1はフランジ20に対して垂直状態となっている。
第2図の場合は、外力αのモーメントにより緩衝部材30
の片側(図では左側)が押され、スリーブ60はフランジ
20と検出端吊下げ部80の張出し部に拘束されて検出端1
はFα方向にある角度をもって傾き止まる。そしてこの
外力αが無くなれば第1図の状態に戻る。
ところで本考案は第1図の構成に限定されるものではな
く、例えば、第3図のその他の実施例を示す図に表わす
ように、フランジ20と検出端吊下げ部80の組付け方法は
外部からネジ等の固定具B3を用いて固定するようしても
よい。又、検出端1は第1図のような2重構造の静電容
量形液面計に限定されるものではなく、概略の構造が円
筒の形状をした検出端から成るものであれば、本考案の
ような支持構造とすることができることはいうまでもな
い。
〈考案の効果〉 以上、実施例と共に具体的に本考案を説明したように、
円筒形の検出端をフランジ内部に検出端吊下げ部を用い
て固定する構造の本考案の円筒形検出端の支持構造によ
れば、例えば従来の構造においては部品点数が12,体積3
9cm3,重量が97gであったのに対して、本考案の場合は
部品点数が6,体積が31cm3,重量が56gとすることができ
るという結果が得られる(この比較は検出端の円筒直径
を同じとして測定した結果である)。即ち、本考案によ
れば、構成部品を少なくして小型化,軽量化,低コスト
化(おおよそ1割以上の低減がはかれる)及び安価な製
品を提供することができる。このために、取付け労力が
楽となり、従ってメンテナンス等も楽となるという効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は円筒形検出端である静電容量形液面計の支持構
造の構造図、第2図は本考案の説明に供する図、第3図
はその他の実施例を示す図、第4図は従来の飛行体の燃
料検出端である静電容量形液面計の支持構造の図、第5
図は従来の技術をより具体的に説明するための第4図の
X−Y切断面図である。 1……検出端、2,20……フランジ、3,30……緩衝部材、
4……ギャップ、6,60……スリーブ、80……検出端吊下
げ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク内の液面変化を液体に浸漬した検出
    端の静電容量の変化に基づいて検出する静電容量形液面
    計において、 前記タンクに取り付けられ、液面方向に突出した円筒の
    外周に軸方向に設けられるつば部を有したフランジと、 このフランジの円筒に内設されていて、液面側にあって
    半径方向の外側に向かって設けられたつば部を有する検
    出端吊下げ部と、 前記検出端が接続され、前記検出端吊下げ部のつば部と
    係合して前記検出端吊下げ部に取付けられると共に、前
    記フランジのつば部との間に所定のギャップをもって取
    り付けられるつば部を備えたスリーブと、 ばね弾性を有していて、前記フランジの円筒部と前記ス
    リーブのつば部との間に挿入される緩衝部材と を設け、前記検出端に外力が働かない場合は、前記スリ
    ーブが前記緩衝部材によって均等な力で垂直に保持さ
    れ、前記検出端に半径方向の外力が働いた場合には、傾
    いたスリーブのつば部が前記フランジ及び検出端吊下げ
    部のつば部と当たり、検出端の傾きを一定に規制するこ
    とを特徴とした静電容量形液面計。
JP1986058175U 1986-04-17 1986-04-17 静電容量形液面計 Expired - Lifetime JPH0714824Y2 (ja)

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JPS62170433U JPS62170433U (ja) 1987-10-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735710Y2 (ja) * 1976-12-10 1982-08-06
JPS5649474Y2 (ja) * 1979-07-10 1981-11-18
JPS6212259Y2 (ja) * 1980-11-13 1987-03-28
JPS58163822A (ja) * 1982-03-20 1983-09-28 Okuma Mach Works Ltd 差動ねじの軸継手
JPS58172123U (ja) * 1982-05-13 1983-11-17 株式会社大隈鐵工所 軸結合構造

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JPS62170433U (ja) 1987-10-29

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