JPH05187940A - 力検出装置とその方法 - Google Patents

力検出装置とその方法

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JPH05187940A
JPH05187940A JP4004430A JP443092A JPH05187940A JP H05187940 A JPH05187940 A JP H05187940A JP 4004430 A JP4004430 A JP 4004430A JP 443092 A JP443092 A JP 443092A JP H05187940 A JPH05187940 A JP H05187940A
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Akihiko Yabuki
彰彦 矢吹
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 力検出装置とその方法に関し、X・Y軸まわ
りの捩じ曲げに対する機械的強度を保ち、かつZ方向の
力成分の検出感度をよくすることを目的とする。 【構成】 環状部材30の内周に横架されたX部材31a と
Y部材31b が直交してなる十字部材31と、その十字部材
31の中心部に突設された受力部32と、該環状部材30の、
該Y部材31b が横架する周縁の二個所に締結部33を有す
る起歪体3が、ロボットアーム1に支持されたケース2
の内底壁2bに間隔部材5を介して固定されており、検出
回路4は歪みゲージなどからなり、Y部材31b に、背向
して並設された歪みゲージによってZ方向の力成分と、
対向して並設された歪みゲージによって該Y部材31b を
捩じ曲げる方向の一方のモーメント成分を検出し、かつ
X部材31a に対向して並設された歪みゲージによってX
部材31a を捩じ曲げる方向の他方のモーメント成分を検
出するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は力検出装置とその方法に
係わり、X軸またはY軸まわりのモーメントによる捩じ
曲げに対する機械的強度を維持しながら、Z方向の力に
対して大きく変形して検出感度がよい力検出装置とその
方法に関する。
【0002】近年、製品の信頼性を高め、かつ省力化を
指向して、いろいろな装置や機構の自動組立、あるいは
電子部品などの自動実装などが盛んに行われるようにな
っており、従来から人手に頼っているこうした組立作業
を自動化する要望が高まっている。
【0003】ところが、こうした組立作業を自動化する
には、組み立てる部材間の接触力を扱える作業ロボット
を導入することが有効である。そして、接触力を扱える
作業ロボットを実現するために、作業ロボットのハンド
に取り付けられる小型の力検出装置の出現が望まれてい
る。
【0004】
【従来の技術】接触力の検出は、一般に、接触によって
生じた力を受けて歪を起こす物体(以下、起歪体と呼
ぶ)が、力を受けて起こした歪を検出する力検出装置に
よって行われている。歪の検出は、起歪体に貼付した歪
ゲージをホイートストン・ブリッジ回路の抵抗として組
み込み、歪に比例した電圧を検出することによって行う
ことができる。
【0005】図9は従来の力検出装置の一例の一部切欠
き斜視図、図10は図9の要部の構成図、図11は起歪体の
変形を示す断面図で、図11(A)はZ方向の変形、図11
(B)はX軸またはY軸まわりのモーメントに対する変
形である。図において、1はロボットアーム、2はケー
ス、3は起歪体、30は環状部材、31は十字部材、32は受
力部、4は検出回路、52は歪みゲージ、6は受力治具、
10は力検出装置である。
【0006】こゝで例示した従来の力検出装置10は、X
軸とY軸まわりに負荷される二つのモーメントと、Z軸
方向に負荷される力の3軸力検出装置の例である。図9
において、力検出装置10は、ケース2の底壁がロボット
アーム1の先端に取付けられ、ケース2の内部には起歪
体3が設けられている。そして、起歪体3の中心部には
受力部32が設けられており、この受力部32がケース2の
上壁から突出した構成になっている。この受力部32は外
部から負荷される力を受けるもので、適当な受力治具6
が取り付けられている。
【0007】起歪体3は、受力部32が受けた外力によっ
て歪みを起こすもので、その起歪体3の歪みを検出する
検出回路4は、歪みを感じる歪みゲージ52と図示してな
いホイートストン・ブリッジからなる。
【0008】起歪体3は、図10に示したように、環状部
材30と、その環状部材30の内周に横架された十字形の十
字部材31とから構成されている。この環状部材30と十字
部材31に、こゝでは一体構成になっているが、それぞれ
別個に作って一体に組み立ててもよい。そして、環状部
材30は、十字部材31の四つの端部が横架している四個所
でケース2の底壁にねじ止めなどによって固定されてい
る。
【0009】検出回路4を構成する歪みゲージ52は、十
字部材31の四つのそれぞれの表面に貼着されている。そ
して、十字部材31の中心部に力が負荷された際、十字部
材31を捩じ曲げる方向の二つのモーメント成分X、Y
と、十字部材31を厚み方向に押圧する力成分Zの歪みを
検出回路4が計測して、負荷された力のそれぞれの成分
を検出するようになっている。
【0010】いま、純粋にZ方向のみの力が負荷される
と、起歪体3は図11(A)に示したように変形し、この
変形を十字部材31に貼着された歪みゲージ52が計測する
ようにしている。一方、X軸またはY軸まわりのモーメ
ントが負荷されたときには、起歪体3が図11(B)に示
したように変形し、この変形を十字部材31に貼着された
歪みゲージ52が計測するようにしている。そして、通常
は負荷される力にはZ方向に押圧しても少なからずX軸
またはY軸まわりのモーメントの何れか成分も含まれて
いるので、それぞれの歪みゲージ52で計測したブリッジ
出力電圧を作動増幅して、どの方向にどれだけの力が負
荷されたかを知るようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、負荷される
力にはZ方向の力成分の他に、X軸またはY軸まわりの
モーメント成分の何れの成分も含まれていると見做すこ
とができる。そのため、例えば、外部から負荷される力
を受ける受力部32には、取り付けられる受力治具6の長
さが例えば3cmであると、1kgf のZ方向の力を検出す
るとき、十字部材31には3kgf cmのモーメントが掛かる
ことが間々起こる。従って、起歪体3は、十字部材31が
捩じ曲げに対して、十分な機械的な強度を持っていなけ
ればならないことになる。
【0012】ところが、強度を上げるために十字部材31
の板厚を厚くすると、環状部材30が四個所で固定されて
いるので十字部材31が撓み難くなり、板厚方向つまりZ
方向の検出感度が低下してしまうという問題があった。
【0013】そこで本発明は、起歪体を固定するに際し
て、十字部材のY部材が横架する環状部材の二つの周縁
のみを間隔部材を介して浮上するように固定する。そし
て、X軸またはY軸まわりのモーメントによる捩じ曲げ
に対する機械的強度を維持しながら、Z方向の力に対し
て大きな変形が得られてなる力検出装置とその方法を提
供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上で述べた課題は、図1
〜図2において、ロボットアーム1の先端に外底壁2aが
支持された筒状のケース2と、該ケース2に内設された
起歪体3と検出回路4と、間隔部材5を有し、前記起歪
体3は、環状部材30と、その環状部材30の内周に横架さ
れ、かつX部材31a とY部材31b が直交してなる十字部
材31と、その十字部材31の中心部に突設されてケース2
の上壁からZ方向に突出する受力部32と、該環状部材30
の、十字部材31のY部材31b が横架する周縁の二個所に
締結部33を有するものであり、前記検出回路4は、起歪
体3のX、Y、Z方向の歪みを検出するものであって、
十字部材31の上面または下面に貼着されているものであ
り、前記起歪体3は、ケース2の内底壁2bに締結部33が
固定される際、その内底壁2bから前記間隔部材5を介し
て浮上しているものであるように構成された力検出装置
と、図5〜図6において、前記十字部材31の、Y部材31
b の一方の上面に並設された2対の歪みゲージ40、41、
42、43と、Y部材31b の他方の、上面に歪みゲージ41、
42に対向して並設された1対の歪みゲージ44、45と、下
面に歪みゲージ40、43に背向して並設された1対の歪み
ゲージ46、47を具え、かつX部材31a の対向する両方の
上面のそれぞれに1対ずつの歪みゲージ48、49と50、51
を具えた請求項1記載の力検出装置において、前記歪み
ゲージ40、43、と46、47によってY部材31b のZ方向の
力成分と、歪みゲージ41、42、と44、45によってY部材
31b を捩じ曲げる方向の一方のモーメント成分を検出
し、かつ前記歪みゲージ48、49、と50、51によってX部
材31a を捩じ曲げる方向の他方のモーメント成分を検出
するように構成された力検出方法と、によって解決され
る。
【0015】
【作用】従来の力検出装置は起歪体の四個所を固定して
いたので、十字部材の機械的な強度を上げようとすると
感度が悪くなることが避けられなかったが、本発明にお
いては、起歪体が浮上した状態で二個所のみを固定する
ようにしている。
【0016】そして、十字部材の、ケースに固定された
Y部材の対向する両面に2対ずつの歪みゲージを並設
し、ケースから浮上しているX部材の対向する両面に1
対ずつの歪みゲージを並設するようにしている。
【0017】力検出するに際しては、Y部材に並設した
対向する1対ずつの歪みゲージによって起歪体のZ方向
の力成分とY部材を捩じ曲げる方向の一方のモーメント
成分を検出し、かつX部材に並設した対向する1対の歪
みゲージによってX部材を捩じ曲げる方向の他方のモー
メント成分を検出するようにしている。
【0018】こうして、力検出装置の感度を落とすこと
なく起歪体の機械的な強度を維持させることができる。
【0019】
【実施例】図1は本発明の第一の実施例の一部切欠き斜
視図、図2は図1の要部の斜視図、図3は起歪体のZ方
向の歪みの説明図、図4は起歪体のX軸またはY軸まわ
りの歪みの説明図、図5は歪みゲージの配設図で、図5
(A)は下面図、図5(B)は側断面図、図5(C)は
上面図、図6は図5の回路構成図、図7は本発明の第二
の実施例の一部切欠き斜視図、図8は図7の要部の斜視
図である。
【0020】図において、1はロボットアーム、2はケ
ース、2aは外底壁、2bは内底壁、2cは取付け孔、3は起
歪体、30は環状部材、31は十字部材、31a はX部材、31
b はY部材、32は受力部、33は締結部、4は検出回路、
40〜52は歪みゲージ、5は間隔部材、6と受力治具、7
は第二の起歪体、8は第三の起歪体、10は力検出装置で
ある。 実施例:1 図1〜図2に例示した力検出装置10において、筒状のケ
ース2の外底壁2aはロボットアーム1の先端に支持され
ている。そして、ケース2の中には、起歪体3と検出回
路4が設けられている。
【0021】起歪体3は環状部材30の内周に十字部材31
が横架された構成になっている。この十字部材31は、互
いに直交するX方向のX部材31a とY方向のY部材31b
とからなり、中心部にはケース2の上壁からZ方向に受
力部32が突出している。この受力部32には、適当な受力
治具6が取り付けられ、外部からの力を受力部32に伝達
するようになっている。
【0022】受力治具6を介して受力部32に外部から力
が負荷されると、主として十字部材31が歪んで変形し、
環状部材30はこの十字部材31を支持する役目をしてい
る。従って、環状部材30の方が十字部材31よりも剛性の
高い材料で構成されており、厚みの方も十字部材31より
も厚い構成になっている。
【0023】起歪体3のY部材31b が横架する環状部材
30の周縁の二個所が締結部33になっており、取付け孔33
a が設けられている。また、この取付け孔33a に対向し
て、ケース2の内底壁2bにも取付け孔2cが設けられてい
る。そして、起歪体3は、この取付け孔33a によってケ
ース2の内底壁2bに締結部33が例えばねじ止めによって
固定されるようにしている。その際、起歪体3が内底壁
2bから隙間を開けて浮上するように間隔部材5を介して
締結される。ただし、この間隔部材5は、図2に示した
ように起歪体3と別個にしても一体構成にしてもよい。
また、図示してないが、締結部33が衝合する内底壁2bに
突出するように設けてもよい。
【0024】いま、受力部32に対して、Z方向に力が負
荷された場合をみると、Y方向のY部材31b は図3
(A)に示したように変形し、X方向のX部材31a は図
3(B)に示したように変形する。
【0025】この両者の変形を較べてみると、Y方向は
環状部材30が締結部33でケース2に固定されているが、
X方向はケース2から浮き上がって支持されていない構
成になっている。そのため、Z方向の負荷に対しては、
X方向では環状部材30も少なくからず撓む。従って、Y
部材31b の変形をi0 、X部材31a の変形をi1 とする
とi0 >i1 となり、Y部材31b の方が、X部材31a よ
りもZ方向に対する変形が大きい。
【0026】次に、受力部32に対して、Y方向でX軸ま
わりのモーメント、またはX方向でY軸まわりのモーメ
ントが負荷された場合をみると、Y方向ではY部材31b
は図4(A)に示したように変形し、X方向ではX部材
31a は図4(B)に示したように変形する。
【0027】ところで、環状部材30が剛性が高いので捩
じ曲げに対して強い。従って、Y方向またはX方向にモ
ーメントが負荷されてY部材31b やX部材31a が捩じ曲
がる変形に対しては、両者の変形にあまり差が生じな
い。
【0028】検出回路4は、図5〜図6に示したよう
に、歪みゲージをホイートストン・ブリッジ回路に構成
したものであり、十字部材31のX部材31a とY部材31b
のそれぞれの上面または下面に張り付けた構成になって
いる。
【0029】すなわち、まず、Z方向の力の負荷に対し
ては、Y部材31b の変形の方がX部材31a の変形よりも
大きい。そこで、図5(C)に示したY部材31b の上面
に配設した歪みゲージ40、43と、図5(A)に示したY
部材31b の下面に背向して配設した歪みゲージ46、47と
によって計測するようになっている。
【0030】次に、Y方向でX軸まわりのモーメントの
負荷に対しては、図5(C)に示したY部材31b の上面
に配設した歪みゲージ41、42と、図5(A)に示したY
部材31b の上面に対向して配設した歪みゲージ44、45と
によって計測するようになっている。
【0031】次に、X方向でY軸まわりのモーメントの
負荷に対しては、図5(C)に示したX部材31a の上面
に配設した歪みゲージ48、49と、それに対向して配設し
た歪みゲージ50、51とによって計測するようになってい
る。
【0032】これら12個の歪みゲージ40〜51は、図6に
示したようなZ方向の力成分を計測する回路と、X方向
のY軸まわりとY方向のX軸まわりのそれぞれのモーメ
ントを計測する回路とに分けてブリッジが組まれてい
る。
【0033】こうして、起歪体3がX方向やY方向のモ
ーメント成分に対する捩じ曲げに対して強い構成であり
ながら、Z方向に対して大きな変形が得られ、従って感
度の高い力検出装置10を得ることができる。
【0034】実施例:2 図7〜図8において、こゝで例示した力検出装置10は、
3方向の力と3方向のモーメントの合わせて6成分の検
出を行う力検出装置であり、ケース2の中には、起歪体
3の他に、第二の起歪体7と第三の起歪体8が内設され
ている。そして、起歪体3のY方向に第二の起歪体7が
支持され、第二の起歪体7のX方向に第三の起歪体8が
支持され、さらに、第三の起歪体8の中心部がケース2
に支持された構成になっている。
【0035】起歪体3は実施例1で示したもので、Z方
向の力と、Y方向でX軸まわりのモーメントと、X方向
でY軸まわりのモーメントの3成分を検出する。それに
対して、第二の起歪体7はX方向とY方向に負荷される
力を検出するもので、十字形をなしてそれぞれの4個の
翼にコの字形の溝が切ってある。そして、歪みゲージ52
がそれぞれの翼の側壁に貼着された構成になっている。
【0036】第三の起歪体8はZ軸まわりのモーメント
を検出するもので、丸に十字形の形状をしている。そし
て、それぞれの梁の側壁に歪みゲージ52が貼着された構
成になっている。
【0037】こうして、本発明になる起歪体3は、他の
起歪体7、8などと組み合わせて、いろいろな方向に負
荷される力やモーメントのそれぞれの成分を検出するの
に用いることができ、その際に、Z方向の力に対して大
きな変形を得ることができるので、検出感度のよい力検
出装置を構成することができる。
【0038】こゝでは、Z方向は起歪体3の軸方向を示
すが、X方向とY方向はZ方向に直交する面内で互いに
直交していればよく、X方向を横方向に描き、Y方向を
縦方向に描いたのは作図上の便宜に過ぎない。従って、
X部材31a とY部材31b が入れ替わっても基本的な機能
は変わらない。また、X部材31a とY部材31b に貼着す
る歪みゲージ40〜51の位置には種々の変形が可能であ
る。
【0039】
【発明の効果】従来の力検出装置における起歪体は、モ
ーメント成分を検出する捩じ曲げに対して機械的強度を
大きくするためには、十字部材の厚みを大きくする必要
があった。そのために、必然的にZ方向に負荷される力
成分の検出感度が悪くなることが避けられなかった。
【0040】それに対して本発明によれば、起歪体の支
持をY方向のみの二個所にし、しかも間隔部材を介して
浮上させて支持するようにしている。そうすると、十字
部材の機械的強度を増しても、X軸またはY軸まわりの
モーメント成分の検出感度を落とさずに、Z方向に負荷
される力成分の検出感度を大きくすることができる。
【0041】従って、本発明になる力検出装置とその方
法は、今後ますます増大する部材同士の接触を伴ういろ
いろな組立作業の自動化を実施するに際して、寄与する
ところが大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例の一部切欠き斜視図で
ある。
【図2】 図1の要部の斜視図である。
【図3】 起歪体のZ方向の歪みの説明図である。
【図4】 起歪体のX軸またはY軸まわりの歪みの説明
図である。
【図5】 歪みゲージの配設図で、(A)は下面図、
(B)は側断面図、(C)は上面図である。
【図6】 図5の回路構成図である。
【図7】 本発明の第二の実施例の一部切欠き斜視図で
ある。
【図8】 図7の要部の斜視図である。
【図9】 従来の力検出装置の一例の一部切欠き斜視図
である。
【図10】 図9の要部の構成図である。
【図11】 起歪体の変形を示す断面図で、(A)はZ方
向の変形、(B)はX軸またはY軸まわりのモーメント
に対する変形である。
【符号の説明】
1 ロボットアーム 2はケース 2a 外底壁 2b
内底壁 2c 取付け孔 3は起歪体 30 環状部材 31 十字部材 31a X部材 31
b Y部材 32 受力部 33 締結部 4 検出回路 40〜52 歪みゲージ 5 間隔部材 6 受力治具 7 第二の起歪体 8 第三の起歪体 10 力検出装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットアーム(1) の先端に外底壁(2a)
    が支持された筒状のケース(2) と、該ケース(2) に内設
    された起歪体(3) と検出回路(4) と、間隔部材(5) を有
    し、 前記起歪体(3) は、環状部材(30)と、該環状部材(30)の
    内周に横架され、かつX部材(31a) とY部材(31b) が直
    交してなる十字部材(31)と、該十字部材(31)の中心部に
    突設されて前記ケース(2) の上壁からZ方向に突出する
    受力部(32)と、該環状部材(30)の、該十字部材(31)のY
    部材(31b) が横架する周縁の二個所に締結部(33)を有す
    るものであり、 前記検出回路(4) は、Z方向に負荷される力と、XとY
    方向に負荷されるモーメントとによって前記起歪体(3)
    に生ずる歪みを検出するものであって、前記十字部材(3
    1)の上面または下面に貼着されているものであり、 前記起歪体(3) は、前記ケース(2) の内底壁(2b)に締結
    部(33)が固定される際、該内底壁(2b)から前記間隔部材
    (5) を介して浮上しているものであることを特徴とする
    力検出装置。
  2. 【請求項2】 前記起歪体(3) は、環状部材(30)の厚み
    が十字部材(31)の厚みよりも大きい請求項1記載の力検
    出装置。
  3. 【請求項3】 前記起歪体(3) は、締結部(33)に前記間
    隔部材(5) が一体構成されている請求項1記載の力検出
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ケース(2) は、内底壁(2b)に前記間
    隔部材(5) が一体構成されている請求項1記載の力検出
    装置。
  5. 【請求項5】 前記十字部材(31)の、Y部材(31b) の一
    方の上面に並設された2対の歪みゲージ(40、41、42、
    43) と、Y部材(31b) の他方の、上面に該歪みゲージ
    (41、42) に対向して並設された1対の歪みゲージ(4
    4、45)と、下面に該歪みゲージ(40、43) に背向して
    並設された1対の歪みゲージ(46、47)を具え、かつX
    部材(31a) の対向する両方の上面のそれぞれに1対ずつ
    の歪みゲージ(48、49)と(50、51)を具えた請求項1
    記載の力検出装置において、 前記歪みゲージ(40、43、46、47) によって前記Y部材
    (31b) のZ方向の力成分と、前記歪みゲージ(41、42、
    44、45)によって該Y部材(31b) を捩じ曲げる方向の一
    方のモーメント成分を検出し、かつ前記歪みゲージ(4
    8、49、50、51)によって該X部材(31a) を捩じ曲げる
    方向の他方のモーメント成分を検出することを特徴とす
    る力検出方法。
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Cited By (4)

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