JPH0448549Y2 - - Google Patents

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JPH0448549Y2
JPH0448549Y2 JP5939686U JP5939686U JPH0448549Y2 JP H0448549 Y2 JPH0448549 Y2 JP H0448549Y2 JP 5939686 U JP5939686 U JP 5939686U JP 5939686 U JP5939686 U JP 5939686U JP H0448549 Y2 JPH0448549 Y2 JP H0448549Y2
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JP
Japan
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piezoelectric vibrator
case
detection device
object detection
support tube
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JP5939686U
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JPS62170582U (ja
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、静電式複写機のトナー等の量検知を
圧電振動子を利用して行う物体検知装置に係り、
とくに圧電振動子を支える支持筒を具備したケー
スの構造の改良に関する。
(従来の技術) 従来の物体検知装置を第4図及び第5図に示
す。これらの図において、ケース1の上面には円
筒状の支持筒2が一体に形成され、該支持筒2の
先端に圧電振動子3の周縁が弾性樹脂6で接着さ
れている。ケース1の両側には取り付け部4が突
出し、該取り付け部4に取り付け穴5が形成され
ている。
圧電振動子3は、非磁性金属薄板のダイアフラ
ム10上に圧電磁器11を付着させたいわゆるユ
ニモルフ振動子である。
このような圧電振動子3は通常その共振特性を
利用した発振回路に接続され、前記ダイアフラム
10に被検知物が所定量接したときに前記発振回
路の発振が停止することにより、物体検知を実行
する。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、第4図及び第5図の従来の構造であ
ると、静電式複写機等にケース1の取り付け穴5
を利用してビス止めした場合、圧電振動子3の振
動エネルギーが支持筒2を経由してケース1を通
り、取り付け穴5のビスを経て外部に漏れるた
め、取り付け条件によつて圧電振動子3の共振特
性に変動を生じる欠点がある。
第6図は、第4図及び第5図に示した従来の物
体検知装置をビス止めで装着した際の締め付けト
ルクと圧電振動子の利得との関係を示す。図中、
実線、点線及び1点鎖線はそれぞれサンプルの特
性変化を示すものである(すなわち、測定サンプ
ルは3個である)。この第6図から、各サンプル
において締め付けトルクの変化に起因する利得変
化が大きく、またサンプル間の特性のばらつきも
大きいことが判る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の点に鑑み、圧電振動子の振動
エネルギーが外部に漏れにくい構造とし、取り付
け条件の変化に起因する圧電振動子の共振特性の
変動を抑制した物体検知装置を提供しようとする
ものである。
本考案は、ケースより突出する支持筒にて圧電
振動子を支持し、該圧電振動子への被検知物の接
触の有無に応じてその圧電振動子の共振状態が変
化することを利用した構成において、前記ケース
に前記支持筒基部を取りまくように貫通穴を複数
個形成する手段により上記問題点を解消してい
る。
(作用) 本考案の物体検知装置では、圧電振動子を支え
た支持筒を取り囲むようにケースに貫通穴が複数
個設けられているので、圧電振動子の振動エネル
ギーの支持筒からケース周辺部への伝達が前記貫
通穴により妨げられる。従つて、物体検知装置を
静電式複写機等に実装した際の圧電振動子の振動
エネルギーの外部への漏洩を非常に少なくでき、
ケースの取り付け条件の変動に起因する圧電振動
子の特性変動を非常に減少させ得る。
(実施例) 以下、本考案に係る物体検知装置の実施例を図
面に従つて説明する。
第1図及び第2図において、樹脂等のケース1
の上面には円筒状の支持筒2が一体に形成され、
該支持筒2の先端に圧電振動子3の周縁がシリコ
ンゴム等の弾性樹脂6で接着されている。前記支
持筒2の基部周辺のケース部分には、支持筒2を
円環状に取りまくように貫通穴15が複数個形成
される。各貫通穴15はたとえば円弧スリツト状
である。なお、ケース1の両側には取り付け部4
が突出し、該取り付け部4に取り付け穴5が形成
されている。
圧電振動子3は、銅、アルミニウム等の非磁性
金属薄板のダイアフラム10上に圧電磁器11を
付着させたいわゆるユニモルフ振動子である。
このような圧電振動子3は通常その共振特性を
利用した発振回路に接続され、前記ダイアフラム
10にトナー、その他の粉体、粒体等の被検知物
が所定量接したときに前記発振回路の発振が停止
することにより、物体検知を実行する。
第3図は、第1図及び第2図に示した実施例の
物体検知装置をビス止めで装着した際の締め付け
トルクと圧電振動子の利得との関係を示す。図
中、実線、点線及び1点鎖線はそれぞれサンプル
の特性変化を示すものである(すなわち,測定サ
ンプルは3個である)。この第3図と従来の場合
の第6図とを比較すると、実施例の第3図の場合
には各サンプルにおいて締め付けトルクの変化に
起因する利得変化がかなり小さく、またサンプル
間の特性のばらつきも小さいことが判る。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の物体検知装置に
よれば、ケースより突出する支持筒にて圧電振動
子を支持し、該圧電振動子への被検知物の接触の
有無に応じてその圧電振動子の共振状態が変化す
ることを利用した構成において、前記ケースに前
記支持筒基部を取りまくように貫通穴を複数個形
成したので、圧電振動子の振動エネルギーの支持
筒からケース周辺部への伝達を前記貫通穴により
抑制することができる。従つて、物体検知装置を
静電式複写機等に実装した際の圧電振動子の振動
エネルギーの外部への漏洩を非常に少なくでき、
ケースの取り付け条件の変動に起因する圧電振動
子の特性変動を極めて少なくすることが可能であ
る。
本考案の構造は、トナーセンサの他、粉体セン
サ、圧電センサ等にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る物体検知装置の実施例を
示す平面図、第2図は第1図の−断面図、第
3図は実施例の締め付けトルクと利得との関係を
示すグラフ、第4図は従来の物体検知装置の平面
図、第5図は第4図の−断面図、第6図は従
来の物体検知装置の締め付けトルクと利得との関
係を示すグラフである。 1……ケース、2……支持筒、3……圧電振動
子、4……取り付け部、5……取り付け穴、6…
…弾性樹脂、15……貫通穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースより突出する支持筒にて圧電振動子を支
    持し、該圧電振動子への被検知物の接触の有無に
    応じてその圧電振動子の共振状態が変化すること
    を利用した物体検知装置において、前記ケースに
    前記支持筒基部を取りまくように貫通穴を複数個
    形成したことを特徴とする物体検知装置。
JP5939686U 1986-04-19 1986-04-19 Expired JPH0448549Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5939686U JPH0448549Y2 (ja) 1986-04-19 1986-04-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5939686U JPH0448549Y2 (ja) 1986-04-19 1986-04-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62170582U JPS62170582U (ja) 1987-10-29
JPH0448549Y2 true JPH0448549Y2 (ja) 1992-11-16

Family

ID=30890849

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JP5939686U Expired JPH0448549Y2 (ja) 1986-04-19 1986-04-19

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JP (1) JPH0448549Y2 (ja)

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JPS62170582U (ja) 1987-10-29

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