JPS6212259Y2 - - Google Patents

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JPS6212259Y2
JPS6212259Y2 JP1980162463U JP16246380U JPS6212259Y2 JP S6212259 Y2 JPS6212259 Y2 JP S6212259Y2 JP 1980162463 U JP1980162463 U JP 1980162463U JP 16246380 U JP16246380 U JP 16246380U JP S6212259 Y2 JPS6212259 Y2 JP S6212259Y2
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JP
Japan
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electrode
flange
socket
bottomed sleeve
fuel tank
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JP1980162463U
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JPS5784431U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は航空機などの燃料タンクに設けられ
る容量式燃量計の発信器の電極の取付構造に関す
るものである。
従来、航空機などの燃料タンクに設けられる容
量式燃量計の発信器の電極の取り付けは、第1図
に示すように、燃料タンクの底板1にフランジ2
を取り付け、このフランジ2の受け口部3に円筒
形の電極4の下端部を挿入し、外部電極4aを受
け口部3にリベツト5で一体に固定して取り付け
る方法が採られていた。しかし、このような取付
構造においては航空機の機体が振動して、燃料タ
ンクが振動すると、その振動が直接フランジ2を
通して電極4に伝わり、第2図に示すように電極
4の上部が振動してしまい外部電極4aと内部電
極4bとの間隙が狂つて測定値に誤差を生じた
り、時には電極4自体が破損してしまうことがあ
つた。また電極4を取りはずすことができないと
いう不都合もあつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
燃料タンクの振動が電極に直接伝わらないように
し、測定値に誤差を生じず、電極の破損を防止す
ることができ、必要に応じて電極を取りはずすこ
とが可能な容量式燃量計の発信器の電極の取付構
造を提供することを目的とする。
以下、図面を参照してこの考案を詳しく説明す
る。第3図ないし第5図はこの考案の電極の取付
構造の一実施例を示すもので、図中符号11は燃
料タンクの底板で、この底板11には金属製のフ
ランジ12が溶接などの手段により固設されてい
る。このフランジ12には受け口部13が形成さ
れていて受け口部13の底部13aにはいずれも
底部13aの内径よりもかなり小さい径の当板1
4、環状の板バネ15、当板16が同軸的に上方
に向けて順次載置されている。一方、容量式燃量
計の発信器の電極17の一端には合成樹脂などの
可撓性部材で形成された有底スリーブ18が被冠
され、外部電極17aに接着剤などによつて一体
に固着されている。この有底スリーブ18はつば
部18a筒部18b、底部18cとからなつてい
て、つば部18aの外周にはねじ溝19が複数電
極17の軸方向に平行に設けられ、筒部18bの
外径は前記当板16の外径と略等しく形成されて
いる。前記フランジ12の受け口部13には有底
スリーブ18が固設された電極17が、有底スリ
ーブ18の底部18cをフランジ12の受け口部
13の底部13aに載置された当板16に密着し
て遊嵌されている。また、有底スリーブ18のつ
ば部18aの上端部には電極17を挿通し、前記
ねじ溝19に対応するねじ穴を有する環状の押え
板20が置かれていて、この押え板20のねじ穴
と前記ねじ溝19にはめこまれた円筒状のスペー
サ21を挿通する取付けねじ22が前記フランジ
12の受け口部13の凸部13bにねじ止めされ
て、有底スリーブ18が設けられた電極17がフ
ランジ12の受け口部13に固定されている。こ
の際、前記スペーサー21の長さは、前記有底ス
リーブ18がフランジ12に固定された時に、有
底スリーブ18の底部18cとフランジ12の受
け台部13の底部13aとの間隔が、前記当板1
4と板バネ15と当板16の合計厚みよりも微か
に大きくなるように決められる。
以上のように構成された容量式燃量計の発信器
の電極取付構造において、燃料タンクの底板11
に水平方向の振動が加わつた場合、有底スリーブ
18が可撓性部材で形成され、かつ前記ねじ溝1
9とスペーサ21との間にわずかな隙き間がある
ため、電極17は押え板20と外部電極17aと
の接触部分を支点とし、フランジ12の受け口部
13の底部13aと有底スリーブ18の底部18
cとを摺動面として摺動運動を起こし、電極17
の頭部が第2図に示したように振動することが防
止される。この摺動運動によつて、フランジ12
の受け口部13の底部13aと板バネ15との間
および板バネ15と有底スリーブ18の底部18
cとの間に摺動摩擦が起り、この摺動摩擦により
加えられた振動の振動エネルギーが熱エネルギー
に転換され、結局、振動が吸収される。また、振
動エネルギーは板バネ15自体の弾性変形振動に
よつても熱エネルギーに変わり、やはり振動が吸
収される。以上の作用により電極17に伝えられ
る振動エネルギーが軽減され、電極17の頭部が
激しく振動することがなくなり、電極間隙が変化
したり、電極17が破壊されることが防止でき
る。
以上説明したように、この考案の容量式燃量計
発信器の電極取付構造は、燃料タンクの底板内側
にフランジを固着し、このフランジの受け口部に
板バネを装着し、可撓性部材で形成された有底ス
リーブを被冠した電極を前記受け口部に遊嵌した
ものであるので、燃料タンクの振動が直接電極本
体に伝わることがなく、前記板バネによつて振動
エネルギーが吸収され、従つて、電極間隔が変化
することがないので常に正しい計測値が得られ、
また電極が破損することがなく、更には、電極を
必要に応じて容易に取り外すことができるなどの
利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電極の取付構造を示す部分断面
図、第2図は従来の電極の取付構造における加振
時の状態を説明する説明図、第3図はこの考案の
電極の取付構造の一例を示す組立分解断面図、第
4図は同じく組立状態を示す断面図、第5図は同
じく要部正面図である。 11……燃料タンクの底板、12……フラン
ジ、13……受け口部、13a……底部、15…
…板バネ、17……電極、18……有底スリー
ブ、18c……底部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容量式燃量計の発信器の電極をフランジで燃料
    タンクの底板に取り付ける構造において、フラン
    ジの受け口部の底部に板バネを置き、電極の一端
    部に可撓性部材で形成された有底スリーブを被冠
    固設し、この有底スリーブの底部を前記板バネに
    密着させたうえ、電極の一端部をフランジの受け
    口部に遊嵌固定したことを特徴とする容量式燃量
    計発信器の電極取付構造。
JP1980162463U 1980-11-13 1980-11-13 Expired JPS6212259Y2 (ja)

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JP1980162463U JPS6212259Y2 (ja) 1980-11-13 1980-11-13

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JP1980162463U JPS6212259Y2 (ja) 1980-11-13 1980-11-13

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Publication Number Publication Date
JPS5784431U JPS5784431U (ja) 1982-05-25
JPS6212259Y2 true JPS6212259Y2 (ja) 1987-03-28

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ID=29521329

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JP1980162463U Expired JPS6212259Y2 (ja) 1980-11-13 1980-11-13

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Families Citing this family (3)

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Publication number Publication date
JPS5784431U (ja) 1982-05-25

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