JPH0633394Y2 - ベローズ圧力センサー - Google Patents

ベローズ圧力センサー

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JPH0633394Y2
JPH0633394Y2 JP1063089U JP1063089U JPH0633394Y2 JP H0633394 Y2 JPH0633394 Y2 JP H0633394Y2 JP 1063089 U JP1063089 U JP 1063089U JP 1063089 U JP1063089 U JP 1063089U JP H0633394 Y2 JPH0633394 Y2 JP H0633394Y2
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JP
Japan
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bellows
differential transformer
pressure sensor
transformer core
differential
Prior art date
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JP1063089U
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JPH02101243U (ja
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晃充 川口
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Eagle Industry Co Ltd
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Eagle Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はベローズ圧力センサーに関し、特に、温度に
対しての変位を小さくしたベローズ圧力センサーに関す
るものである。
〔従来技術および解決しようとする課題〕
従来、ベローズを使用して、ベローズに圧力が作用した
際のベローズの変位によって作用した圧力を検出するよ
うになっているベローズ圧力センサーは種々提案されて
おり、ベローズの変位を差動トランスの電気出力に置き
換えた変換系は一般的である。
しかし、温度補償に関してはベローズ変位センサーとし
ての温度特性をあらかじめ知っておき、たとえば、サー
ミスタ等の温度検出器を使用して、センサーの出力回路
において温度補償を行っている。
したがって、ベローズの変位の温度変化の補正、および
差動トランスの補正も一緒になりこのために補正は直線
性ではなくて複雑なものになり、全体が高価になるとい
う問題点を有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題点を解決
したものであって、ベローズ自体の温度変化による伸縮
と、このベローズによって変位される部材の温度変化に
よる伸縮とを一緒にすることにより特別に温度検出器を
用いて温度補償をすることなく温度補償をすることので
きるベローズ圧力センサーを提供すること目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの考案は、印加される
圧力に応じて変位するベローズと、このベローズの一端
に取付けられて一体に変位する差動トランスコアと、こ
の差動トランスコアを囲んだ状態に配設された差動トラ
ンスとを具え、前記差動トランスの出力によって圧力の
大きさを検知するようにしたベローズ圧力センサーであ
って、前記差動トランスを前記差動トランスコアと同一
の熱膨張係数を有する差動トランス支持部材を介して前
記ベローズの他端に取付けた構成を有している。
〔作用〕
この考案は上記の手段を採用したことにより、温度変化
によってベローズが変位して差動トランスコアが変位し
た場合であっても、この差動トランスコアの変位に検出
する差動トランスも同一の量で変位するので温度に対す
る補償を、特別の温度補償回路を用いることなく行なえ
ることになる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。
第1図にはこの考案によるベローズ圧力センサー1が示
されていて、中空円筒状の金属製のベローズ2の一端
は、中央部に差動トランスコア3が垂下している差動ト
ランスコア支持部材4で閉塞されるとともに、他端は中
央に孔6が穿設された閉塞板5が取付けられるととも
に、この閉塞板5の上面に差動トランス支持部材7が起
立されていて、この差動トランス支持部材7に、差動ト
ランス8が取付けられている。
したがって、まず、前記閉塞板5を固定した状態で圧力
が作用して前記ベローズ2が変位すると、前記差動トラ
ンスコア支持部材4が一体に変位し、これと一体に取付
けられている差動トランスコア3も一体に変位する。
一方、前記差動トランスコア3に隣接して差動トランス
8が設けられ、したがって、前記差動トランスコア3の
変位によって前記差動トランス8の出力が変位し、この
変位量で前記ベローズ2に作用した圧力を検出するよう
になっている。
この場合、前記差動トランスコアが温度によって伸縮す
ることによる誤差について説明すると、第2図に示すよ
うになっている。
すなわち、第2図において、前記ベローズ2の一端に取
付けられた差動トランスコア支持部材4に垂下した差動
トランスコア3について、前記ベローズ2の長さを10mm
として、温度による膨張を考慮すると、前記ベローズ2
の材質を銅として0℃〜100℃の変化を与えると、前記
差動トランスコア3の長さがmであると、この差動トラ
ンスコア3の下端の位置は Δm=m×100×16.8×10-6 =1.68m×10-3 となり、したがって、前記ベローズ2の下端からの距離
は、もとの位置よりも (10−m)×1.68×10-3だけ上昇する。
なお、前記差動トランス8の膨張は小さいと仮定する。
ここで前記差動トランスコア3の長さmを1mmとすれ
ば、Δm=0.015mmとなる。
そして前記差動トランスコア3が1mm動くと1kgの圧力を
示すベローズとすれば、 (0.015/1)×100=1.5(%)となる。
したがって、フルスケールに対して1.5(%)の誤差と
なるので大きな誤差値となる。
そこで、第1図に示すように前記差動トランス8自体を
前記ベローズ2と同一の熱膨張係数を有する差動トラン
ス支持部材7に取付けると、前記誤差が0となる。
これによって温度に対して自己補償を行なうことにより
差動トランスの出力の精度が高められることになる。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成したことにより、特別に温
度補償を考慮することなく、温度に対して自己補償を行
うことができ、これにより、検出圧力の精度を高められ
るとともに、特別な温度補償回路を必要としないので全
体を安価に製造することができるなどのすぐれた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるベローズ圧力センサーの概略説
明図、第2図は動作原理を説明するための図である。 1……ベローズ圧力センサー 2……ベローズ 3……差動トランスコア 4……差動トランスコア支持部材 5……閉塞板 6……孔 7……差動トランス支持部材 8……差動トランス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印加される圧力に応じて変位するベローズ
    と、該ベローズの一端に取付けられて一体に変位する差
    動トランスコアと、該差動トランスコアを囲んだ状態に
    配設された差動トランスとを具え、前記差動トランスの
    出力によって圧力の大きさを検知するようにしたベロー
    ズ圧力センサーであって、前記差動トランスを前記差動
    トランスコアと同一の熱膨張係数を有する差動トランス
    支持部材を介して前記ベローズの他端に取付けたことを
    特徴とするベローズ圧力センサー。
JP1063089U 1989-01-31 1989-01-31 ベローズ圧力センサー Expired - Lifetime JPH0633394Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1063089U JPH0633394Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 ベローズ圧力センサー

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JP1063089U JPH0633394Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 ベローズ圧力センサー

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Publication Number Publication Date
JPH02101243U JPH02101243U (ja) 1990-08-13
JPH0633394Y2 true JPH0633394Y2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=31218460

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JP1063089U Expired - Lifetime JPH0633394Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 ベローズ圧力センサー

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