JPH1130558A - ベルト張力測定器 - Google Patents

ベルト張力測定器

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Publication number
JPH1130558A
JPH1130558A JP9200920A JP20092097A JPH1130558A JP H1130558 A JPH1130558 A JP H1130558A JP 9200920 A JP9200920 A JP 9200920A JP 20092097 A JP20092097 A JP 20092097A JP H1130558 A JPH1130558 A JP H1130558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
frame
tension
measuring device
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP9200920A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Fukuda
豊 福田
Tadashi Hagitani
忠司 萩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anzen Motor Car Co Ltd
Original Assignee
Anzen Motor Car Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Anzen Motor Car Co Ltd filed Critical Anzen Motor Car Co Ltd
Priority to JP9200920A priority Critical patent/JPH1130558A/ja
Publication of JPH1130558A publication Critical patent/JPH1130558A/ja
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定器の被ベルトへの装着位置により測定精
度にバラツキを伴うようなことがなく、装着スペースも
小さく狭隘な箇所でも容易に装着と操作を可能としたベ
ルト張力測定器を提供する。 【構成】 箱型貫通状のフレーム15と、テンション機
構16とセンサ17とより構成する。上記フレーム15
の左右枠部に被測定ベルト30の上向きの押圧力に対向
する下向きの支持点15a、15bを設け、フレーム1
5の下枠の中央にはテンション機構16を設け上向きの
押圧力を介してベルト30を前記支持点15a、15
b、との間に挟持するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルト測定器に関
し、特に狭隘空間においても使用可能の高精度のセンサ
を使用したベルト張力測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベルト張力測定器は、図4に示す
ようにフレーム53の左右の両脚の上向き支持点53
a、53bで支持された被測定ベルト30の中央上側を
押さえ、内蔵する弾性体により被測定ベルト30の張力
に対応した撓みを発生させ、該撓み量から測定部54に
より張力を測定指示している。即ち、テンションレバー
52で内蔵するスプリングを圧縮し連動しているテンシ
ョンフック50でフレーム53の両脚の前記支持点53
a、53bに対し押圧し、測定部54の移動量を測定値
として機械的に指示するようにしたものである。
【0003】上記従来から使用されているベルト張力の
測定では、押圧力を与えたときのフックの移動量により
表示するようにしてあるため、被測定ベルトの厚さ及び
測定箇所により測定値にバラツキが出る問題があった。
また、従来構造のものは、弾性体を内蔵し、内蔵した弾
性体の歪み量で機械的表示機構を介して作動させる機構
的構造により、図に示すLの値は大となり使用に当たっ
ては大きなスペースを必要とする問題点を内蔵してい
た。特に最近の空間利用率を極端に切り詰めた自動車エ
ンジンルーム内における使用には対応できない状況にあ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、測定器の被ベルトへの装着位置
により測定精度にバラツキを伴うようなことがなく、装
着スペースも小さく狭隘な箇所でも容易に装着と操作を
可能としたベルト張力測定器の提供を目的としたもので
ある。
【0005】そのため、上記測定精度の確立を図るため
に張力測定に際し、従来のように被測定ベルトへ該ベル
ト張力に対応する押圧力を与え、該押圧力の発生を誘起
する内蔵スプリングの歪み量を機械的に読み取る測定方
式を使用するのではなく、本発明では予め撓み量を被ベ
ルトに与えたときの剛性フレームの受ける曲げモーメン
トによる歪み量を電気的に測定可能のセンサを設ける構
成とし、併せて機械的測定機構を皆無として占有容積の
極小化を図りを装着スペースも小さく押さえるようにし
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のベルト
張力測定器は、ベルト走行方向に沿って設けた二つの支
持点と、その間に位置して該支持点に対向する押圧力を
介して挟持し、ベルトに所定撓みを形成させるテンショ
ン機構とを備えた剛性フレームよりなるベルト張力測定
器であって、前記フレームに張力検出用のセンサを設け
た、ことを特徴とする。
【0007】また、請求項1記載のセンサは、フレーム
の寸法変化を測定する素子で構成した、こを特徴とす
る。
【0008】また、請求項1記載のセンサは、フレーム
に掛かる力を測定する素子で構成しても良い。
【0009】また、請求項1記載のテンション機構は、
楕円状略三角形、略多角形、不当円筒等の回転カムの倒
伏により挟持するベルトの撓み量を所定量に規定する構
成とした、ことを特徴とする。
【0010】
【作用】従って、本発明のベルト張力測定器によれば、
ベルト走行方向に沿って設けた二つの支持点と、該支持
点の間にあってその支持点に対向する押圧力を介して被
測定ベルトを挟持するとともに該ベルトに所定撓みを与
えるテンション機構と、を備えた剛性フレームより構成
してあるため、挟持された被測定ベルトはテンション機
構による前記所定の撓みを受け張力を発生するようにし
てある。そして、上記張力により剛性フレーム上に曲げ
モーメントによる歪み(寸法変化)を発生させ、該歪み
をセンサにより検出して、歪み量の換算値よりバラツキ
の少ない張力を測定可能にしたものである。
【0011】なお、上記のように測定部をセンサにより
構成し、機械的測定機構を皆無としたため、特に半導体
歪みセンサを使用する場合は収納するフレームの容積は
小さく押さえることができ、狭隘箇所にも挿入して装着
使用できる。
【0012】また、請求項2記載の発明により、フレー
ム表面の寸法の変化より換算してベルト張力の測定を可
能にしたもので、また、請求項3記載の発明の場合はフ
レームに掛かる力より換算してベルト張力の測定を可能
にしたものである。
【0013】また、請求項4記載の発明により、テンシ
ョン機構は、フレームの下部に設けた楕円状先端を持つ
倒伏可能の回転カムを使用し、装着時には前記カムをベ
ルトに略直角状に起立させ予め所定の撓みを与えるよう
にし、その撓みにより発生するフレームに寸法変化を惹
起させるようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図1
は本発明のベルト張力測定器の概略の構成を示す図で、
図2は図1の第1の実施例の構成を示す図で、図3は図
1の第2の実施例の構成を示す図である。
【0015】図1に見るように、本発明のベルト張力測
定器は両脚状の剛性フレーム10と、テンション機構1
1とセンサ12とより構成する。上記フレーム10の左
右両脚に被測定ベルト30の上向きの押圧力に対向する
下向きの支持点10a、10bを設け、フレーム10の
中央に直立させた支持体13の下部にはテンション機構
11を設け、該テンション機構による上向き押圧力を介
してベルト30を前記支持点10a、10b、との間に
挟持するようにしてある。
【0016】上記テンション機構11は、フレーム10
の裏面中央に直立させた支持体13の下部を貫通する回
動軸11cと、該回動軸11cのベルト押圧側に固着さ
せた楕円状回転カム11aと、反対側に設けた倒伏用の
テンションレバー11dとより構成し、装着時にはベル
ト30を支持点10a、10bとの間に挟持するように
してテンションレバー11dを介して楕円状回転カム1
1aを起立させ、ベルト30に所定の撓み量を与え、フ
レーム10の上枠の上面にに曲げモーメントによる微小
の寸法変形を惹起させるようにしてある。
【0017】上記センサ12はストレンゲージまたはロ
ードセルよりなり、上記フレームの上枠上面に貼着さ
せ、微小寸法変形を検出して当該ベルトの張力を測定す
る構成にしてある。
【0018】図2には、図1に示した本発明のベルト張
力測定器の第1の実施例が示してあるが、この場合は、
箱型貫通状の剛性フレーム15と、テンション機構16
とセンサ17とより構成する。上記フレーム15の左右
枠部に被測定ベルト30の上向きの押圧力に対向するを
下向きの支持点15a、15bを設け、フレーム15の
下枠の中央にはテンション機構16を設け上向きの押圧
力を介してベルト30を前記支持点15a、15b、と
の間に挟持するようにしてある。
【0019】上記テンション機構16は、フレーム15
の下枠の中央を貫通する回動軸16cと、該回動軸16
cのベルト押圧側に固着させた楕円状回転カム16a
と、反対側に設けた倒伏用のテンションレバー16dと
より構成し、装着時にはベルト30を支持点15a、1
5bとの間に挟持するようにしてテンションレバー16
dを介して楕円状回転カム16aを起立させ、ベルト3
0に所定の撓み量hを与え、フレーム15の上枠の上面
に曲げモーメントによる微小の寸法変形を惹起させるよ
うにしてある。
【0020】上記センサ17は接着型の薄肉構造のスト
レンゲージよりなり、上記フレームの上枠上面に貼着さ
せ、微小寸法変形を検出して当該ベルトの張力を測定す
る構成にしてある。
【0021】図3には、図1に示すベルト張力測定器の
第2の実施例の構成を示してある。本実施例では、セン
サにロードセル型のセンサを使用したもので、図に見る
ように、下向きコの字状剛性フレーム20と、該フレー
ム20の裏面中央に直立状に垂設した支持体23の下部
に設けたテンション機構22と、支持体23の上部突出
面23aとフレーム20の上枠上面20cとの間に挟持
されるようにしたセンサ24とより構成する。上記フレ
ーム20の左右コの字状の両脚に被測定ベルト30の上
向きの押圧力に対向する下向きの支持点20a、20b
を設け、フレーム20の中央に下向け直立状に垂設した
支持体23の下部に設けたテンション機構22による上
向き押圧力を介してベルト30を前記支持点20a、2
0b、との間に挟持するようにしてある。
【0022】上記テンション機構22は、フレーム20
の裏面中央に直立状に垂設した支持体23の下部中央を
貫通する回動軸22cと、該回動軸22cのベルト押圧
側に固着させた楕円状回転カム22aと、反対側に設け
た倒伏用のテンションレバー22dとより構成し、装着
時にはベルト30を支持点20a、20bとの間に挟持
するようにしてテンションレバー22dを介して楕円状
回転カム22aを起立させ、ベルト30に所定の撓み量
hを与え、フレーム20の上枠上面20cに曲げモーメ
ントによる上向の微小寸法変形を惹起させるようにして
ある。
【0023】上記センサ24は半導体ロードセル型圧力
ゲージよりなり、前記支持体23の上部突出面23aと
フレーム20の上枠上面20cに挟持される構造にして
ある。そのため、ベルト30にテンション機構22によ
り撓みhを与えることにより生じたフレーム20の上枠
上面20cの上向き寸法変形による上向き圧力を検出
し、当該ベルトの張力を測定可能にしてある。
【0024】上記のように半導体素子を使用したセンサ
は、非直線性要素が少なく測定精度は高く、一般的な常
用温度範囲では良好な特性が得られ、小型且つ低コスト
である。従って、上記センサを使用したベルト張力測定
器は小型且つ低コストの高精度の測定器を得ることがで
きる。
【0025】
【発明の効果】本発明の上記構成により、バラツキの少
ない測定が可能となり、構造は機械的可動部が少なくコ
ンパクトな構造を可能とし、狭隘場所における測定も可
能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルト張力測定器の概略の構成を示す
図である。
【図2】図1の第1の実施例の構成を示す図である。
【図3】図1の第2の実施例の構成を示す図である。
【図4】従来のベルト張力測定器の概略の構成を示す図
である。
【符号の説明】
10、15、20 フレーム 10a、10b、15a、15b、20a、20b 支
持点 11、16、22 テンション機構 12、17、24 センサ 11a、16a、22a 楕円状回転カム 11d、16d、22d テンションレバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト走行方向に沿って設けた二つの支
    持点と、その間に位置して該支持点に対向する押圧力を
    介して挟持し、ベルトに所定撓みを形成させるテンショ
    ン機構とを備えた剛性フレームよりなるベルト張力測定
    器であって、前記フレームに張力検出用のセンサを設け
    た、ことを特徴とするベルト張力測定器。
  2. 【請求項2】 前記センサは、フレームの寸法変化を測
    定する素子で構成した、ことを特徴とする請求項1記載
    のベルト張力測定器。
  3. 【請求項3】 前記センサは、フレームに掛かる力を測
    定する素子で構成した、ことを特徴とする請求項1記載
    のベルト張力測定器。
  4. 【請求項4】 前記テンション機構は、回転カムの倒伏
    により挟持するベルトの撓み量を所定量に規定する構成
    とした、ことを特徴とする請求項1記載のベルト張力測
    定器。
JP9200920A 1997-07-10 1997-07-10 ベルト張力測定器 Pending JPH1130558A (ja)

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JP9200920A JPH1130558A (ja) 1997-07-10 1997-07-10 ベルト張力測定器

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ID=16432481

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JP9200920A Pending JPH1130558A (ja) 1997-07-10 1997-07-10 ベルト張力測定器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1715318A1 (en) * 2005-04-19 2006-10-25 DS Europe S.r.l. Transducer for measurement of cable tensioning
JP2011079657A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Murata Machinery Ltd 移載装置、移載方法
CN105865697A (zh) * 2016-05-27 2016-08-17 天津大学 一种微型丝张力传感器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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