JPH07147639A - 画像形成装置及びシステム - Google Patents

画像形成装置及びシステム

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JPH07147639A
JPH07147639A JP5292233A JP29223393A JPH07147639A JP H07147639 A JPH07147639 A JP H07147639A JP 5292233 A JP5292233 A JP 5292233A JP 29223393 A JP29223393 A JP 29223393A JP H07147639 A JPH07147639 A JP H07147639A
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color
image
unit
data
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JP5292233A
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Hiroyuki Takahashi
弘行 高橋
Toshiyuki Kitamura
敏之 北村
Mitsuru Kurita
充 栗田
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Canon Inc
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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  • Image Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色分解された画像データを色毎に順次、或い
は各色同時に入力できることにより、装置及びシステム
の利便性を向上させた画像形成装置及びシステムを提供
する。 【構成】 複数のデジタル複写機(ステーションA〜
D)が、インタフェース部(I/F)を介してRGB各
8本のビデオ信号線、ビデオ制御線、シリアル通信線を
含むケーブル1005〜1007でそれぞれ接続され、
外部機器1009がインタフェース機器1008を介し
てステーションA1001に接続されている。このシス
テム構成において、外部機器1009から色分解された
画像データを面順次、或いは各色同時の何れでも、同じ
メモリに一度格納した上で読み出して画像を形成でき、
高速出力が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に色分解された画像
データを記憶手段に格納した後、読み出して画像を形成
する画像形成装置及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ページメモリを備えた外部機器
や、ページメモリを備えた画像形成装置は実用化されて
いるが、ページメモリと外部機器とのインタフェース
(I/F)の両方を備え、かつ、そのデータ転送方法に
おいて、色分解された画像データを面順次でも、各色同
時でも転送可能な装置を複数台並べて同時に処理しよう
とする装置群或いはそれらを使ったシステムもなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像出
力の高速化のためにはページメモリは必須であり、その
メモリに対して外部機器から画像を転送し、格納して出
力するという形態は当然の流れであるが、その画像デー
タ(特に、色分解された画像データ)の転送方式の違い
による対応までは考えられていなかった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、色分解された画像データを色毎に順次、或
いは各色同時に入力できることにより、装置及びシステ
ムの利便性を向上させた画像形成装置及びシステムを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は以下の構成を備える。色分
解された画像データを記憶手段に格納した後、読み出し
て画像を形成する画像形成装置において、色分解された
画像データの複数成分を順次に入力する第1の入力手段
と、色分解された画像データの複数成分をパラレルに入
力する第2の入力手段とを備える。
【0006】また、本発明による画像形成システムは以
下の構成を備える。複数成分のカラー画像データが成分
毎に順次入力したデータを処理する画像処理システムで
あって、前記順次入力された複数成分のカラー画像デー
タを記憶する記憶手段、前記記憶手段に記憶されたカラ
ー画像データをパラレルに他の画像処理装置の圧縮手段
に転送する転送手段とを有する。また、本発明による画
像形成システムは以下の構成を備える。色分解された画
像データを記憶手段に格納した後、読み出して画像を形
成する画像形成装置を複数個接続して構成される画像形
成システムであって、色分解された画像データを外部装
置と通信するための通信手段と、前記通信手段を介し
て、色分解された画像データの複数成分を順次に入力す
る第1の入力手段と、前記通信手段を介して、色分解さ
れた画像データの複数成分をパラレルに入力する第2の
入力手段とを備える。
【0007】更に、本発明による他の画像形成システム
は以下の構成を備える。色分解された画像データを記憶
手段に格納した後、読み出して画像を形成する画像形成
装置を複数個接続して構成される画像形成システムであ
って、少なくとも1つの画像形成装置に、色分解された
画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段
で符号化された画像データを格納する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された画像データを復号化する復号化手
段とを備え、色分解された画像データを外部装置と通信
するための通信手段と、前記通信手段を介して、色分解
された画像データを色毎に順次入力する第1の入力手段
と、前記通信手段を介して、色分解された画像データを
各色同時に入力する第2の入力手段とを備える。
【0008】
【作用】かかる構成において、色分解された画像データ
を色毎に順次入力する場合と、色分解された画像データ
を各色同時に入力する場合の何れの場合にも対応できる
ことにより、装置及びシステムの利便性を向上させるこ
とが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係る好適な
一実施例を詳細に説明する。図1は本発明の実施形態を
表す概略図であり、画像形成装置を複数台接続したシス
テム形態(以下、重連システムと呼ぶ)となっている。
1001,1002,1003,1004はすべて1セ
ットのデジタル複写機(以下、この1セットを1ステー
ションと呼ぶ)であり、それぞれにシステムアドレスを
持っている。1005,1006,1007は重連シス
テムを接続するためのケーブルであり、1010に示す
ように、ビデオ信号線24本(RGB各8本)、ビデオ
制御線3本、シリアル通信線4本を含んでいる。100
8はこれらのデジタル複写機と一般のコンピュータ10
09を接続するためのインタフェース機器である。
【0010】次に、図2及び図3によりそれぞれのステ
ーションの構成について、リーダー部200、プリンタ
部100、インタフェース部300の順に説明する。 <リーダー部の構成>図2のリーダー部200は、原稿
をCCDセンサ201で光学的に読み取り、画像処理部
215において電気的な処理を施した後、プリンタ部1
00に信号を伝えるものであり、その画像処理部の構成
を図3のブロック図に示す。
【0011】即ち、画像処理部215では、まずRGB
3色のフィルタを設けたCCD201により原稿画像を
読み取り、A/D&S/H部202で画像データをデジ
タルデータとし、シェーディング補正部203で補正し
た後、バスセレクタ217を通して入力マスキング部2
04により画像データを補正し、変倍動作時には変倍処
理部205で変倍処理を行う。次に、LOG変換部20
6でRGBのデータをCMYのデータに変換し、メモリ
部208に格納する。次に、CMYKそれぞれの色に同
期した読み出しタイミングに合わせてマスキング・UC
R部210にてマスキング処理された後、γ補正部21
1とエッジ強調部212によりCMYKの出力画像デー
タを作り、ビデオ処理部213を通してプリンタ100
で記録紙に画像を記録する。
【0012】また、外部入力I/F214によりインタ
フェース部300を介して他のステーションとの画像デ
ータのやりとりやインタフェース機器1008からのデ
ータ入力を行う。 <プリンタ部の説明>次に、図2を参照して実施例にお
けるプリンタ部100の概略構成を説明する。実施例
は、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色トナ
ーを使用し4色フルカラーの画像形成が可能な画像形成
装置であり、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックに
対応したそれぞれ独立して併設される4つの作像ステー
ションを有する。各ステーションには、像担持体として
の感光ドラム101a〜101dを有し、各感光ドラム
は、1次高圧帯電器及びグリッド高圧ユニット103a
〜103dにより表面が一様に帯電される。一様帯電
後、レーザー光学系107で走査された各色の画像情報
に基づくレーザー走査系102a〜102dにより、感
光ドラム上に各色に対応する画像が露光され静電潜像が
形成される。各色画像情報に対応した潜像は、マゼン
タ、シアン、イエロー、ブラックの各色トナーを有する
現像器104a〜104dによりトナー像に現像され、
転写帯電器105a〜105dによりトナー像が、原稿
搬送手段である転写ベルト108上に搬送された転写媒
体に転写される。各感光ドラム上の残留トナーは、クリ
ーニング器106a〜106dにより除去される。
【0013】<両面画像形成シーケンス>次に、実施例
による両面画像形成シーケンスを上段カセットから給紙
した場合を例に以下に説明する。給紙カセット110a
内に積載されている転写媒体Pは、画像形成スタート信
号ONと同時に、第1給紙ローラソレノイド(不図示)
がONし、カセット内の転写媒体Pの給紙動作が開始さ
れる。カセット内より給紙された転写媒体Pは、搬送レ
ジストローラ113,114により搬送され、第1レジ
ストローラ115に転写媒体Pの先端が突き当たった状
態にて、所定のループを形成して一時停止する。
【0014】一方、画像形成スタート信号ONと同時に
プラテン上のオリジナル原稿がCCD116にて読み取
られ、読み取られた画像信号が画像処理部117に送ら
れる。画像処理部117の画像メモリ内に読み込まれた
画像データがレーザー走査可能状態になった後、第1レ
ジストローラ115の駆動が開始される。この駆動によ
り、転写媒体Pは、画像形成のため、転写ベルト上の所
定位置に吸着・搬送される。前述の如く、転写媒体P上
に各色の画像が転写されるが、この時、メモリ内に蓄え
られた原稿の画像情報は、転写媒体Pが、マゼンタ、シ
アン、イエロー、ブラックの各ステーションを通過する
各々のタイミングにて、転写材媒体上に重ねられて転写
されるように、レーザー光学系107によって各色感光
ドラム上に書き込まれる。4ステーションで順次通過
し、転写画像を多重転写された転写媒体Pは、その後、
トナーを定着させるための定着手段10にてトナー像が
定着される。
【0015】一方、表面コピー時、画像形成スタート信
号ONと同時に、再給紙ローラ解除ソレノイド(不図
示)がONし、両面画像の形成にそなえて再給紙ローラ
112が上昇する。また、紙搬送経路偏向板ソレノイド
(不図示)をONし、第1紙偏向板114が動作して、
両面画像形成時のための紙搬送経路を形成する。同時
に、紙サイズに応じて、中間トレイ部118にある紙ス
トッパ板ソレノイドSL(不図示)がONし、中間トレ
イ内紙ストッパ板(不図示)が動作される。
【0016】これと同時に、第2搬送部駆動ソレノイド
SL(不図示)がONし、第2搬送部、即ち、ローラ対
115が駆動を開始する。第1面目の定着動作が終了す
ると、転写媒体Pは、前述した第1紙偏向板114によ
り、両面経路へと搬送され、搬送ローラ115へと送ら
れる。転写媒体Pが、スイッチバック部(紙反転部)1
17に設けられた紙反転検知センサ119を通過すると
逆転駆動ソレノイドSL5(不図示)がONとなり、正
逆転ローラ116が逆転する。これにより、転写媒体P
はスイッチバックを行い、第2搬送部(搬送ローラ12
0)へと送られる。121,122は紙サイズ別偏向板
であり、転写媒体Pのサイズに応じて紙偏向板ソレノイ
ドSL7,SL8(不図示)を駆動することにより、中
間トレイ118内に搬送される転写媒体Pの搬送経路を
変更する。
【0017】1枚目の転写媒体Pが中間トレイ内に搬送
されてきた際には、一旦、再給紙ローラ解除ソレノイド
(不図示)をOFFし、回転中の再給紙ローラ112を
転写媒体P上に下降させる。これによって搬送されてき
た転写媒体Pを紙ストッパ板(不図示)に突き当て、確
実にコピー用紙をトレイ紙センサ(不図示)が検知でき
るようにする。
【0018】これら一連の動作によって、第1面目の画
像形成を終了した転写媒体は、中間トレイ111内に順
次積載されていき、第2面目の画像形成に備えて、待機
状態となる。この状態においては、第2給紙ローラ11
2はトレイ内に積載されている転写媒体上に下降してい
る。この状態で、第2面目の画像形成スタート信号が発
信されると、第2面目の画像形成動作が開始される。即
ち、第2搬送部駆動ソレノイド(不図示)がONされ、
再給紙ローラ112が回転し、トレイ内の転写媒体P
を、上から1枚再給紙する。1枚目の転写媒体が給紙さ
れ始めると、即ち、搬送ローラ122により搬送され始
めると、第2給紙ローラは上昇する。そして、1枚目の
転写媒体の給紙が終了すると、回転中の第2給紙ローラ
を所定のタイミングにて下降させ、次の転写媒体(2枚
目)を給紙する。再給紙ローラ112は、この上下の動
作を繰り返して行う。再給紙された転写媒体は、搬送ロ
ーラ114により搬送され、第1レジストローラ対に先
端が突き当たり、所定のループを形成し、一時停止をし
た後、第1面の画像形成時と同様に、所定のタイミング
にて、搬送手段108上に固定・搬送され、第1〜第4
ステーションを通過し、第2面画像を形成した後、第2
面画像の定着を終了する。一方、第2面目の画像形成が
開始されると、前述した第1紙偏向板ソレノイド(不図
示)はOFFされているため、第2面目の画像形成を終
了し、定着を終えた転写媒体は、排紙ローラへと導か
れ、排紙トレイ上へと排出・積載される。最終転写媒体
を排出後、一連の動作をすべて終了する。
【0019】<インタフェース部の構成>更に、インタ
フェース部300は、図3に示す外部入力I/F部21
4と接続されており、外部入力端子333、外部出力端
子334を介してリ−ダ部200で読み取った画像情報
を外部機器に出力したり、外部入力端子333から送ら
れてくる画像情報をプリンタ部100で出力したりする
ための通信を行う。
【0020】<重連システムの構成>システム中でのビ
デオ信号の接続形態を図4に示す。図中、401,40
2,403,404は図1に示すステーション101,
102,103,104中のインタフェース部のみを抜
き出したものである。また、ケーブル405,406,
407にはRGBのビデオ信号線24本とビデオ制御線
3本が含まれる。
【0021】次に、システム中でのシリアル通信線の接
続形態を図5に示す。図中、501,502,503は
図1に示すそれぞれのステーション101,102,1
03中のインタフェース部のみを抜きだしたものであ
る。また、シリアル通信のための信号線はATN*50
7,SiD*506,DACK*505,OFFER*
504の4本である。
【0022】ATN*は、重連システムでのマスタステ
ーション(システムアドレス0のものと定義する)から
のデータ転送を表す同期信号であり、ATN*=Low
の時にデータ転送が行われる。マスタステーション以外
のステーション(以後、スレーブステーションと呼ぶ)
では、ATN*のラインは常に入力になっている。OF
FER*はスレーブステーションがマスタステーション
に対して、データを送信する際にOFFER*=Low
となり、マスタステーションでは常に入力になってい
る。複数のスレーブステーション間はワイヤードオア
(Wired-Or)で接続されている。
【0023】DACK*は、データの受信側がデータ受
信を完了したことを示す信号であり、各ステーション間
はワイヤードオアで接続されている。従って、受信側が
複数ステーションある場合は、最も遅いデータ受信完了
のステーションがDACK*インアクティブにしたとき
に、ライン上のDACK*はインアクティブになる。こ
れによって、ステーション間でのデータ授受の同期をと
る。
【0024】SiD*は、双方向のシリアルデータであ
り、ATN*(マスタ→スレーブ)、OFFER*(ス
レーブ→マスタ)に同期してデータがやりとりされる。
このデータ転送方法は半二重調歩同期方式であり、ボー
レート(Baud Rate)やデータ形式はシステム起動時に予
め設定されている。インタフェース部501,502,
503からそれぞれのステーションのコントローラには
8本の線が出ており、TxD/RxDはシリアル通信の
送信/受信それぞれに、ATNo,DACKo,OFF
ERoは出力のI/Oポートに、ATNi,DACK
i,OFFERiは入力のI/Oポートにそれぞれ接続
されている。
【0025】上述のインタフェースを用いた重連システ
ムの通信は、シリアル通信を介して行われる。図6に主
なコマンドを示す。インタフェースクリアコマンド(コ
ード「10」)は、重連システムに関わるパラメ−タを
リセットするためのもので、システムアドレスが“0”
に定義されているマスタステーションが自分自身の初期
化終了後に発行し、OFFER*を入力に固定する。各
スレーブステーションは、このコマンドを受けてANT
*を入力に固定し、内部パラメ−タを初期化する。
【0026】ステータス要求コマンド(コード「0
3」)は、重連システムに接続されているスレーブの状
態などを情報収集するためのコマンドで、マスタステー
ションがインタフェースクリアコマンド発行後、一定の
時間をおいて各スレーブに向けて発行される。このコマ
ンドは、パラメ−タとしてスレーブを指定するための要
求先アドレスを含んでいる。
【0027】ステータス転送コマンド(コード「0
5」)は、先のステータス要求コマンドにより指定され
たスレーブが自分自身の状態を重連システム中の各ステ
ーションに報告するためのコマンドである。マスタステ
ーションからの指名があった場合は、一定時間内にこの
コマンドを発行しなければならない。このコマンドに
は、自分のシステムのアドレスやエラー有り無し、ウェ
イト中やコピー中を表す各種フラグ、紙の有り無しなど
のパラメ−タが含まれる。
【0028】また、マスタステーションからのステータ
ス要求コマンドで指名されたスレーブが一定時間を経過
してもステータス転送コマンドを発行しない場合は、マ
スタステーションは指名したスレーブが重連システム中
に接続されてないものと判断する。プリントスタートコ
マンド(コード「01」)は、画像を転送するステーシ
ョンが、どのステーションを使用するのか、また使用さ
れる各ステーションにどのように枚数を分配するのかな
どを指定し、使用されるステーションに画像受取の準備
をさせるためのコマンドである。このコマンドには、画
像転送元アドレス、要求先アドレス、枚数などがパラメ
−タとして含まれる。
【0029】画像転送終了コマンド(コード「06」)
は、画像転送元ステーションが他のステーションに対し
て画像転送の終了を報告するものである。画像転送形態
コマンド(コード「09」)は、転送形態が面順次デー
タ転送であるか、3色同時転送であるかの指定や、面順
次データ転送時の転送色の指定を行う。
【0030】<像域分離処理の構成>再び、リーダー部
200に戻り、図3を参照して像域分離処理の構成につ
いて以下に説明する。前述した変倍処理部205を出た
後のRGB各8ビットの信号を用いて、まず色検出部2
26でその画像データが黒色であるか、それ以外の色か
を検出する。次に、文字検出部227でその画像データ
が文字であるか、それ以外であるかを検出する。ここで
検出された色検出信号(Z0 )及び文字検出信号(Z
1 )は、メモリ部232の中のメモリデータコントロー
ラ228を通り、メモリ(Z)229に一度格納され
る。このメモリ(Z)229の制御はメモリアドレスコ
ントローラ230により行なわれる。
【0031】そして、像域分離処理部225では、マス
キング・UCRの処理を施す際に、上述の色検出信号
(Z0 )及び文字検出信号(Z1 )の2つの判定信号に
基づいて黒文字、色文字、中間調画像(網点を含む)の
それぞれに対して以下の処理を行う。 (1)黒文字 ・ビデオとしてmin(C,M,Y)を用いる。
【0032】・C,M,Yデータについては設定値に従
って減算を行う。 ・Kデータについては設定値に従って加算を行う。 ・エッジ強調を行う。 ・400線(400dpi)にてプリントアウトする。 ・色残り除去処理を行う。 (2)色文字 ・エッジ強調を行う。
【0033】・400線(400dpi)にてプリント
アウトする。 (3)中間調画像 ・スムージング(主走査方向に2画素ずつ)処理で出力
する。 ・スルーで出力する。 ・上記2つの選択を可能にする。
【0034】また、上述の色検出部226及び文字検出
部227は画像信号の系とディレイ量が異なるため、そ
の差をメモリアドレスコントローラ230で調整する。 <メモリリードライトの系>次に、画像データをメモリ
部208に格納或いは出力する方法について図3に示す
パスの手順で説明する。
【0035】まず、パスは、前述のLOG変換206
後のCMYの画像データをバスセレクタ218によりA
入力がそのまま出力され(このとき、K出力は何が出て
いても構わない)、メモリデータコントローラ219に
入り、メモリ(C)220、メモリ(M)221、メモ
リ(Y)222のそれぞれに各色毎にメモリアドレスコ
ントローラ224で与えられたアドレス(格納時には各
色とも同じアドレスが出されている)に格納される。但
し、この時、メモリ(K)223には何が入っていても
構わない。
【0036】次に、パスではメモリから読み出された
CMYの画像データにマスキング・UCR部210と像
域分離処理部225でマスキング処理される。ここでマ
スキング処理された画像データCMYKは、再び、バス
セレクタ218のB入力から入り、そのままB入力が出
力されて、メモリデータコントローラ219を通って再
度メモリ部220〜223に今度はCMYKの画像デー
タとして格納される。この時、メモリは読み出しと書き
込みを同時にできないため、例えば図7に示す読み出し
制御時(R)では、図7に示す矢印aのように、メモリ
部CMY220〜222を出た画像信号はマスキング処
理された後、ラインメモリ(FIFO)233に1ライ
ン分ずつ一時格納され、書き込み制御時(W)では、図
7に示す矢印bに従って再びメモリ部CMYK220〜
224に入る動作が1ライン毎に交互に繰り返される。
また、この時、像域分離処理部225に必要な色検出信
号や文字検出信号も、処理に合わせて必要によりメモリ
(Z)229から適宜読み出される。
【0037】そして、図3に示すパスでは、プリンタ
のCMYKのドラムのタイミングに合わせて画像データ
をメモリ部208のそれぞれのメモリCMYKから読み
出し、メモリデータコントローラ219を通ってマスキ
ング・UCR部210、像域分離処理部225を今度
は、マスキングせず、スルーの状態で通過させ、γ補正
部211にデータが渡される。
【0038】ここで、なぜパスでマスキング処理を行
わず、わざわざパスの系を用いるのかというと、色検
出信号と文字検出信号はウィンドウ処理を行っているた
めに、画像信号に対してかなり遅延が生じているためで
ある。即ち、マスキング処理と像域分離処理をメモリに
格納する前に行うということは、画像信号が色検出信号
と文字検出信号のディレイする分だけ待っていなければ
ならないため、その分の遅延メモリを持たなければいけ
ない。それをメモリ220〜223及びメモリ229の
それぞれのアドレスのオフセットを制御することで吸収
するのがパスだからである。
【0039】また、なぜパスを省いてパスでマスキ
ングを行わないのかというと、前述の4連ドラム形式の
プリンタ構成では、CMYKそれぞれのドラムから常に
それぞれのタイミングで画像データが読み出されるた
め、マスキング前のCMYの画像データが4系統同時に
読み出されることになり、そのメモリアクセス方法で
は、別系統の読み出しで同一のメモリチップをアクセス
することは許されず、その制御回路もかなり複雑なもの
になってしまうからである。更に、メモリチップの高容
量化が進んでも、チップ数をある一定の数から減らすこ
とができないという欠点を持っているからである。
【0040】<メモリ部の構成>次に、メモリ部208
及び232の構成について説明する。図3に示すよう
に、メモリ部208及び232は、取り外し交換可能な
メモリ(複数個のDRAMモジュール群)220〜22
3及び229、それらのアドレスを制御するメモリアド
レスコントローラ部224及び230、そして、それら
のデータを制御するメモリデータコントローラ部219
及び228から成り、書き込み時には、バスセレクタ2
18から送られてきたデータが、メモリデータコントロ
ーラ部219を通ってメモリ220〜223に格納さ
れ、また読み出し時には、メモリ220〜223から読
み出されたデータが、再び、メモリデータコントローラ
部219を通ってマスキング・UCR部210へ送られ
る仕組みとなっている。
【0041】更に、メモリアドレスコントローラ部22
4は、図8に示すような回路を4つ持っており、そのそ
れぞれがメモリ220〜223の一つ一つに接続されて
いる。また、メモリアドレスコントローラ部224は、
メモリアドレスを発生させるアドレス発生部234とメ
モリ制御部239とを含み、アドレス発生部234は主
走査方向(X方向)のアップダウンカウンタ235、副
走査方向(Y方向)のアップダウンカウンタ236、両
カウンタの出力を切り換えるセレクタ237、及びその
カウンタの出力をメモリ220(ここではDRAMであ
るが、それ以外でも構わない)のアドレスに変換する座
標−アドレス変換器238で構成されている。ここで、
両カウンタ235,236の出力を切り替えるセレクタ
237のセレクト信号をROT0とし、X,Yのカウン
タ235,236のアップダウンの切り替え信号をそれ
ぞれROT1,ROT2とすると、その3ビットの信号
により、図9に示すような8種類の画像を出力すること
ができる。
【0042】そして、メモリ制御部239は、RAS,
CAS,WE信号など(何れもローアクティブ信号)を
発生させるところであり、これらの信号によって、複数
個のメモリチップを使用している場合にどのメモリチッ
プをアクセスするかを決定したり、読み出し書き込みの
選択を行ったりする。 <外部入力インタフェースからの面順次入力>ここで、
コンピュータなどの外部機器からRGB3色8ビットの
信号が面順次で送られてきた場合を考える。例えば、R
の8ビットの信号線だけを使ってR→G→Bの順で画像
データが送られてきたとすると、図3の外部入力I/F
214から入った画像データはバスセレクタ217、入
力マスキング204、変倍処理部205及び、LOG変
換206を通ってバスセレクタ218に入る。このとき
バスセレクタ218にはC(シアン)のみが入力される
わけだが、バスセレクタ218の内部が図10のように
構成されており、ここで第1のセレクタ241〜243
におけるセレクト信号SEL1が“0”となっているた
め、A入力が選択される。また、第2のセレクタ244
〜247におけるセレクト信号SEL2も“00”Hと
なっているため、全ての出力にC(シアン)のA入力の
信号が出力される。そして、RGBどのデータが送られ
ている時にもバスセレクタ218のCMYKそれぞれの
出力には全て同じものが出力され、メモリデータコント
ローラ219に送られる。この時、メモリアドレスコン
トローラ224は、面順次で送られてくるRGBの信号
に合わせて、それぞれがメモリ220〜223に順次格
納されるように制御する。具体的には、図11のよう
に、メモリ(C)220に書き込む時には、EnbC=
1,EnbM=EnbY=EnbK=0とする。同様
に、メモリ(M),(Y),(K)に書き込む時には、
それぞれEnbM=1,EnbY=1,EnbK=1と
し、それ以外を“0”にすれば順次それぞれのメモリに
書き込まれる。但し、RGBの面順次の場合、メモリ
(K)179にパスでは何も書き込まない。
【0043】次に、パスでは、図10に示すバスセレ
クタ218にSEL1=1,SEL2=E4H(即ち、
出力C=入力C、出力M=入力M、出力Y=入力Y、出
力K=入力K)をセットしてマスキングを行い、前述し
た要領でパスによって画像を出力する。 <重連システムによる一斉出力>更に、重連システムに
より前述のような画像形成装置が複数台接続されている
場合、インタフェース機器1008から出力された画像
データを、これらの画像形成装置群はそれぞれが一斉に
受け取ることができる。
【0044】そして、それぞれが一斉に前述の画像処理
を施し、それぞれが一斉にプリントアウトすることによ
り見かけ上のコピースピードを台数分だけ上げることが
可能となる。 <外部入力インタフェースからの3色同時入力>次に、
コンピュータなどの外部機器から入力される画像データ
が、RGB3色各8ビットの同時入力である場合につい
て考える。まず、外部入力I/F214から入ってきた
RGBの画像データは、バスセレクタ217のB入力を
通って、前述と同様にしてメモリ220〜223に格納
される。
【0045】この時、図3のバスセレクタ218では、
SEL1=0、SEL2=E4Hとして、CMYそれぞ
れのデータがそれぞれのメモリに同時に格納されるよう
にメモリアドレスコントローラ224がメモリ書き込み
を制御する。具体的には、図11に示すEnbC=En
bM=EnbY=1,EnbK=0とすれば、メモリ
(C),(M),(Y)に画像データが一斉に書き込ま
れる。
【0046】その後は前述と同様にマスキングされた
後、プリンタ部100からカラー画像として出力され
る。この時、外部機器から面順次で画像転送されるか、
RGB3色同時に画像転送されるかは、図6に示す画像
転送形態コマンド(コード「09」)により、予め不図
示のCPUは知らされており、これにより、CPUは面
順次用の設定にするか、3色同時転送用の設定にするか
を切り替える。
【0047】以上説明したように、本実施例によれば、
外部機器から色分解された画像信号を面順次で送る場合
や、同時に送る場合、同じメモリに一度格納した上で出
力することで高速出力が可能となり、かつ、外部機器の
画像データの送信形態の幅が広がり、装置の拡張性が高
まる。また、送信形態の種類に応じて自動的にメモリの
格納方式を切り換えることで本装置及び、外部機器の操
作性が向上する。
【0048】更に、それを重連システムで行うことによ
り見かけ上のプリント速度を台数分だけ倍増させること
が可能となる。 <変形例1>次に、外部機器から外部入力I/F214
を通して、既にマスキングされたCMYKの画像データ
が送られてきた場合について考える。
【0049】外部入力I/F214からはCMYKのそ
れぞれの画像データが面順次で送られてくる。この時、
LOG変換部206ではスルー(入力データをそのまま
出力する)状態を設定しておく。但し、LOG変換部2
06はLOG変換をかけるかスルーで出力するかを自由
に選択できるようにしておく。そして、前述の実施例と
同様に、メモリ220〜223に順次画像データを格納
していく。但し、前述の実施例と異なるところは、この
時にメモリ(K)にもブラックの画像データを格納する
点である。次に、パスを行わず、パスで画像の出力
を行う。
【0050】また、RGBの画像データを送るか、CM
YK(又は、CMY)の画像データを送るかについて
は、図6の画像転送形態コマンド(コード「09」)に
より、RGBデータかCMYK(又はCMY)データか
を不図示のCPUは、予め知らされており、それに従っ
て、不図示のCPUはLOG変換をかけるか、スルーに
するかを切り替える。
【0051】また、このコマンドにより、何色を転送し
ようとしているのかを予め通信しておくことで、転送す
る色の順序に関わらず同じインタフェースで画像信号が
転送できるため、外部機器から転送できる画像データの
種類が広がる。 <変形例2>次に、前述した実施例のように、A3フル
メモリを搭載した少なくとも1台の装置と、画像圧縮を
施してメモリに記憶することのできる圧縮メモリを搭載
した複数の装置群とを接続した画像形成システムについ
て考える。
【0052】即ち、図12のようなA3フルメモリを搭
載したステーションA(1001)と圧縮用メモリを搭
載したステーションB〜D(1102〜1104)とで
構成されるステーション群で重連システム動作を行う場
合である。 <ステーションB〜Dの構成>ステーションB〜D(1
102〜1104)は、それぞれリーダ部の画像処理系
が図13に示すように、エンコーダ部251,デコーダ
部253及び、圧縮用メモリ部252を持っている点が
前述した実施例と異なるだけの画像形成装置である。
【0053】<エンコーダ部とデコーダ部>さて、ここ
で、図13に示すリ−ダ部のエンコーダ部251による
画像データAの符号化(データ圧縮)について説明す
る。図14に示す4画素×4ラインの模式図において、
Aの画素群(A0 〜A15)をデータ圧縮することを考え
ると、その1マスが1画素に相当し、この1画素には、
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色
の画像データがそれぞれ8ビットずつ含まれている。そ
して、4画素×4ライン、即ち、16画素分の画像デー
タを1ブロックとして、この1ブロック=16画素×3
色×8ビット=384ビットの画像データを1/6のデ
ータ量に圧縮し、64ビットの固定長の圧縮コードに変
換する。即ち、本実施例におけるデータ圧縮は例えば、
C,M,Yの3色成分の画像データが揃っていると良好
に圧縮が行える装置である。この圧縮の例としてはJP
EG方式と呼ばれる方式がある。
【0054】このデータ圧縮の方式では、例えば図15
に示すように、CMYの3色の画像データ8ビットずつ
を、まずCMY→L*** 変換部261で明度成分
信号L* と色度成分信号a** (各8ビット)に変換
した上で、明度成分信号L*は直交変換部262で直交
変換され、スカラ量子化部263で128ビットから8
6ビットにデータ量が削られる。更に、ベクトル量子化
部265のルックアップテーブル(LUT)で周波数成
分毎に量子化され、低周波成分はLUT266で、中高
周波成分はLUT267でそれぞれ18ビットずつとな
り、更に、明度成分の平均値成分8ビットの合計44ビ
ットの符号化データとなる。
【0055】一方、色度成分信号a** は、サブサン
プリング部264で2画素×2ライン毎に平均化され、
128ビットずつから32ビットずつに削られた後、ベ
クトル量子化部265のa* 成分用LUT268とb*
成分用269でそれぞれ10ビットずつに符号化され、
画像データAは、明度成分と色度成分のコードデータ合
わせて64ビットの圧縮コードAc となって4画素×4
ラインを1単位としてメモリ部252に格納される。
【0056】また、このように、画像データの圧縮、記
憶、伸張のステップが必要なのは、図3に示すような各
色毎の像形成部の位置が相互にずれているプリンタの場
合、ある時点において、各像形成部が必要とする画像デ
ータの画面上の位置が互いに異なるためであり、その時
間的なずれを補償するための遅延手段として、記憶手段
が用いられる。また、圧縮、伸張を行うのは、画像デー
タ量を減少させることにより、記憶手段の容量を小さく
抑えるためでもある。
【0057】また、デコーダ部253は、上述のエンコ
ーダ部251の逆変換を行うものであり、それぞれの感
光ドラムに合わせて4つ(CMYK用)の回路を持って
おり、4つのデコーダ回路が独立に、かつ、同時に処理
することができる。CMYK用のそれぞれのデコーダ部
253は、それぞれのタイミングで圧縮コードAc を読
み出す。更に、CMYK用のそれぞれのデコーダ部25
3は、それぞれCMYK3色×8ビット=24ビットの
画像データに伸張され、それぞれの色のマスキング・U
CR部210によりマスキングされてCMYKそれぞれ
8ビットずつの画像データA′に復元される(A画像が
A′に変化しているのはベクトル量子化などの量子化誤
差による圧縮歪みである)。
【0058】<ステーションAとステーションB〜Dの
重連システム>上述したように、ステーションB〜Dが
メモリ容量を少なくするために圧縮用の画像メモリだけ
しか持っていない場合には、画像の圧縮・伸張の作業が
行われるわけだが、この場合、画像データはRGB(又
はCMY)の画像データが3色同時に入力されてこなけ
ればデータ圧縮することができない。
【0059】そこで、このような場合には、ステーショ
ンAをマスターとして、面順次に送られてくる画像デー
タを、まず前述した実施例での手順に従って、ステーシ
ョンAにCMYの画像データとして順次取り込む。この
CMYの画像データをマスキングせずにCMYの画像デ
ータのまま、ステーションB〜Dに対して3色同時に一
斉にデータ転送を行う。
【0060】この時、ステーションB〜Dでは、それぞ
れの装置が送られてきたCMYの3色の画像を同時に受
け取り、LOG変換部206をスルーにして一斉にデコ
ーダ部251で圧縮動作を行い、圧縮された画像データ
を圧縮用のメモリに格納するものである。更に、ステー
ションAだけは、パスによりマスキング処理を行い、
それぞれのステーションA〜Dで出力準備が整い次第、
一斉に重連システムでの画像出力動作を行う。かかる制
御に際しては、以下のように行われる。 (1)ホストから重連プリントかつデータ転送のモード
として面順次伝送モードが指定される。 (2)かかる指定を受け、ステーションAのみがデータ
を受信し、ステーションA以外のB〜Dはかかるデータ
受信をしない。 (3)ステーションAが面順次のデータの受信の完了を
待つ。 (4)ステーションAが受信したデータをパラレルにス
テーションB〜Dに一斉に転送する。 (5)重連プリントを開始する。 以上の制御中(1)において面順次伝送モードが指定さ
れない場合にはステーションAから他のステーションに
データを転送する必要はない。
【0061】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或いは装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
色分解された画像データを色毎に順次、或いは各色同時
に入力できることにより、装置及びシステムの利便性を
向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における重連システムの構成を示す図
である。
【図2】本実施例におけるプリンタ部の構成を示す図で
ある。
【図3】本実施例のリ−ダ部における画像処理部の構成
を示すブロック図である。
【図4】重連システムのI/F部におけるビデオ信号の
接続形態を表す図である。
【図5】重連システムのI/F部における通信線の接続
形態を表す図である。
【図6】重連システムの通信用の主要コマンドを説明す
るための図である。
【図7】図3のメモリデータコントローラの読み書きの
制御を表す図である。
【図8】図3のメモリアドレスコントローラの構成を示
すブロック図である。
【図9】回転処理による画像イメージを表す図である。
【図10】図3のバスセレクタの構成を示すブロック図
である。
【図11】図3のメモリアドレスコントローラのイネー
ブル制御を表す図である。
【図12】本実施例の変形例2における重連システムの
構成を示す図である。
【図13】変形例2のリ−ダ部における画像処理部の構
成を示すブロック図である。
【図14】データ圧縮される画像ブロックを表す図であ
る。
【図15】図13のエンコーダ部の構成を示すブロック
図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8420−5L G06F 15/66 310

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色分解された画像データを記憶手段に格
    納した後、読み出して画像を形成する画像形成装置にお
    いて、 色分解された画像データの複数成分を順次に入力する第
    1の入力手段と、 色分解された画像データの複数成分をパラレルに入力す
    る第2の入力手段とを備えることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記色分解された画像データは、RGB
    又はCMY又は、CMYBkの各成分信号であることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数成分のカラー画像データが成分毎に
    順次入力したデータを処理する画像処理システムであっ
    て、 前記順次入力された複数成分のカラー画像データを記憶
    する記憶手段、 前記記憶手段に記憶されたカラー画像データをパラレル
    に他の画像処理装置の圧縮手段に転送する転送手段とを
    有することを特徴とする画像処理システム。
  4. 【請求項4】 色分解された画像データを記憶手段に格
    納した後、読み出して画像を形成する画像形成装置を複
    数個接続して構成される画像形成システムであって、 色分解された画像データを外部装置と通信するための通
    信手段と、 前記通信手段を介して、色分解された画像データの複数
    成分を順次に入力する第1の入力手段と、 前記通信手段を介して、色分解された画像データの複数
    成分をパラレルに入力する第2の入力手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像形成システム。
  5. 【請求項5】 色分解された画像データを記憶手段に格
    納した後、読み出して画像を形成する画像形成装置を複
    数個接続して構成される画像形成システムであって、 少なくとも1つの画像形成装置に、 色分解された画像データを符号化する符号化手段と、 前記符号化手段で符号化された画像データを格納する記
    憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データを復号化する復号
    化手段とを備え、 色分解された画像データを外部装置と通信するための通
    信手段と、 前記通信手段を介して、色分解された画像データを色毎
    に順次入力する第1の入力手段と、 前記通信手段を介して、色分解された画像データを各色
    同時に入力する第2の入力手段とを備えることを特徴と
    する画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記色分解された画像データは、RGB
    又はCMY又は、CMYBkの各成分信号であることを
    特徴とする請求項3、4何れに記載の画像形成システ
    ム。
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