JPH07147520A - トランスインピーダンス形増幅回路 - Google Patents

トランスインピーダンス形増幅回路

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JPH07147520A
JPH07147520A JP5293249A JP29324993A JPH07147520A JP H07147520 A JPH07147520 A JP H07147520A JP 5293249 A JP5293249 A JP 5293249A JP 29324993 A JP29324993 A JP 29324993A JP H07147520 A JPH07147520 A JP H07147520A
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剛 長堀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広いダイナミックレンジを有し、量産性が高
く、素子変動の影響を受けにくいSi−Bipolar
プロセスで作製できるトランスインピーダンス形増幅回
路を提供する。 【構成】 入力電流の増加によって出力電圧が増加する
と、ダイオードD1がONになり、トランスインピーダ
ンスが減少するので広いダイナミックレンジを確保でき
る。同時にダイオードD2もONになるので、トランジ
スタQ1の負荷抵抗値が減少し、増幅段の利得が減少し
て、帰還回路の位相余裕の減少を防止できる。従って、
増幅段トランジスタQ1のコレクタ電流を小さくでき、
低雑音性を確保できる。また帰還抵抗/増幅段の負荷抵
抗の可変はPN接合ダイオードの電圧を基準として行っ
ているので、素子変動の影響を受けにくく、電源電圧・
温度変動に優れ、しかも、Si−Bipolarプロセ
スで作製できるので量産性に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光加入者PONシステム
における光伝送系等の、広ダイナミックレンジを必要と
するバースト信号対応の光受信器のフロントエンドに用
いるトランスインピーダンス形増幅回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】光受信器においてダイナミックレンジを
拡大するためには、受信回路のフロントエンドとして用
いるトランスインピーダンス形増幅回路の帰還抵抗を入
力の大小に応じて変化させることが知られており、特開
昭59−50632号公報で述べられている。
【0003】従来の帰還抵抗可変形トランスインピーダ
ンス増幅回路の構成の一例について述べる。図15は1
992年電子情報通信学会春期全国大会講演論文集第4
分冊第177頁記載の帰還抵抗可変形トランスインピー
ダンス増幅回路である。1段増幅器を用いたトランスイ
ンピーダンス形増幅器の帰還抵抗Rfに並列にダイオード
D1を挿入することで、光入力信号強度の増加に比例し
て受光素子PDを流れる電流が増加し、トランスインピ
ーダンス形増幅回路に入力される電流が増加してダイオ
ードD1がONになると、トランスインピーダンスが減
少し、大入力に対する出力波形の劣化を防止することが
行われている。この方法では、ダイオードD1がONに
なると帰還回路の位相余裕が減少するので、十分な位相
余裕を確保するために増幅段トランジスタのコレクタ電
流を増加させなけばならず、その結果、ベース電流によ
るショット雑音が増加し受信感度の劣化を招くという問
題が生じていた。
【0004】この問題を解決するためには、ダイオード
D1がONになっても十分な位相余裕が確保できるよ
う、ダイオードがONとなった状態で増幅段の利得を低
減させる機能を付加する必要がある。従来、この機能を
付加し、GaAs−FETプロセスを用いたトランスイ
ンピーダンス形増幅器が実現されている(電子情報通信
学会技術研究報告CS92−10,p.61−68)。
図16はこの回路の構成図である。入力信号の増幅部
8、FETを帰還抵抗Rfに並列に挿入して同FETの
ゲート電圧を増幅器出力電圧で制御する回路(帰還抵抗
可変回路)3、さらに増幅段の利得を出力電圧の増加と
ともに低減させる回路(負荷抵抗可変回路)4から構成
されている。この構成の回路では、出力電圧の増加とと
もにトランスインピーダンスおよび増幅段の利得を低減
することができるので、大入力に対する出力波形の劣化
を防止でき、同時に十分な位相余裕が確保できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、同回路をlC
として実現するためには、量産性の低いGaAs−FE
Tもしくは閾値電圧の変動がきわめて大きいSi−MO
SFETを用いなければならないので、歩留まりが期待
できず、コスト面で問題がある。
【0006】本発明は、ダイナミックレンジ、雑音、量
産性、耐電源電圧・温度変動に優れたバースト対応トラ
ンスインピーダンス形増幅回路を、素子変動の影響を受
けにくいシリコンバイポーラ(Si−Bipolar)
プロセスを用いて実現することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のトランスインピーダンス形増幅回路は、入
力電流を電圧に変換して出力するトランスインピーダン
ス形増幅回路において、帰還抵抗に並列に挿入される帰
還抵抗可変回路と、増幅段エミッタ接地回路のコレクタ
に接続される負荷抵抗可変回路とを備える。または、前
記帰還抵抗可変回路はダイオードと抵抗(順不同)を直
列接続した回路とし、前記ダイオードは、トランスイン
ピーダンス形増幅器の入力端での入力電流の極性により
決定される前記帰還抵抗の端子間の電位差に対して、順
方向バイアスされるように接続する。
【0008】または、前記負荷抵抗可変回路は前記エミ
ッタ接地回路の入力端での入力電流が0のとき、もしく
は微少なときの前記エミッタ接地回路のコレクタ電位と
ほぼ等しい電位をもつ基準電圧源と、前記基準電圧源と
前記エミッタ接地回路のコレクタ間に直列に挿入される
ダイオードと抵抗(順不同)を備え、前記ダイオード
は、入力電流の増加により生じる、前記エミッタ接地回
路のコレクタと前記基準電圧源の間の電位差に対して、
順方向バイアスされるように接続する。
【0009】または、前記増幅段エミッタ接地回路のエ
ミッタと最低電位との間に一定の電位差を与えるレベル
シフト回路を挿入する。
【0010】または、前記トランスインピーダンス形増
幅回路を、電圧・電流変換回路を介して多段接続する。
【0011】
【作用】光入力信号強度の増加に比例してトランスイン
ピーダンス増幅回路に入力される電流が増加し、帰還抵
抗に並列に挿入されたダイオードがONになると、電流
はダイオードを流れはじめるので、ダイオードに直列に
接続された抵抗(この抵抗値は帰還抵抗値より小)と帰
還抵抗の並列抵抗値が実質上帰還抵抗値となり、トラン
スインピーダンスが減少する。同時に増幅段トランジス
タのコレクタと基準電圧源(入力電流が0のときの増幅
段トランジスタのコレクタ電位にほぼ等しい値)の間に
挿入されたダイオードもONになるので、増幅段トラン
ジスタのコレクタバイアス電流を一定に保ちつつ負荷抵
抗値が減少し、増幅段の利得も減少するので、帰還回路
の位相余裕が減少を防止できる。したがって、増幅段ト
ランジスタのコレクタ電流を十分小さくすることがで
き、帰還抵抗に並列にダイオードを挿入しない場合と同
等の低雑音性が確保できる。このトランスインピーダン
ス形増幅回路は入力を対数的に増幅するので、ビット
バイ ビット(Bitby Bit)での動作が可能と
なる。また、帰還抵抗可変回路、負荷抵抗可変回路の動
作はPN接合ダイオードのダイオード電圧を基準として
いるので、素子変動の影響を受けにくく、しかも、本回
路の素子はSi−Bipolarプロセスで作製できる
ので量産性に優れている。また、入力電流が0のときの
エミッタ接地回路のコレクタ電位と基準電圧源電位の、
温度係数および電源電圧変動への追従性を等しくするこ
とは容易であるので、良好な耐電源電圧・温度変動特性
が得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明をディジタル光受信用回路のフ
ロントエンドとして用い、ディジタル信号がマークのと
き回路に電流が流入し、スペースのとき0となる場合の
実施例について説明する。
【0013】本発明の第1の実施例について説明する。
図1は、本発明の一実施例の回路構成を示している。ト
ランスインピーダンス形増幅回路は、3個のトランジス
タQ1〜Q3、抵抗R1〜R4、コンデンサC1からな
る回路と、入力端子1と出力端子2の間に接続された帰
還抵抗Rf、帰還抵抗可変回路3、さらに初段トランジ
スタQ1のコレクタに接続された負荷抵抗可変回路4に
より構成されている。帰還抵抗可変回路3はダイオード
D1と抵抗R5が直列接続(順不同)された構成をして
おり、図1の実施例では、入力端子1における入力電流
i n の極性が増幅回路へ流れ込む向きにあるので、ダ
イオードD1のアノードが入力端子1側に、カソードが
出力端子2側にそれぞれ接続されている。また、負荷抵
抗可変回路4は基準電圧源5と、この基準電圧源とトラ
ンジスタQ1のコレクタ間に直列に挿入されるダイオー
ドD2と抵抗R6(順不同)から構成されており、図1
の実施例では、入力電流li n の増加にともない、基準
電圧源5の電位に対してトランジスタQ1の電位が低く
なるので、ダイオードD2のアノードが基準電圧源5側
に、カソードがトランジスタQ1のコレクタ側にそれぞ
れ接続されている。基準電圧源5は電源端子6と接地端
子7の間に抵抗R7,R8とダイオードD3,D4,D
5を直列に接続し、抵抗R7とR8の接続節点をその出
力端子としたもので、その電位は入力電流li n が0の
ときのトランジスタQ1のコレクタ電位にほぼ等しい値
に設定されている。
【0014】光入力信号強度の小さいときは、回路に入
力される電流li n も小さいのでダイオードD1, D2
ともOFF状態となっており、トランスインピーダンス
形増幅回路は通常の動作を行う。光入力信号強度の増加
に比例して回路に入力される電流li n が増加すると、
ダイオードD1がONになり、ダイオードD1に電流が
流れはじめるので、ダイオードD1に直列に接続された
抵抗R5と帰還抵抗Rfの並列抵抗値が実質上帰還抵抗
値となり、トランスインピーダンスが減少する。同時に
ダイオードD2もONになるので、増幅段トランジスタ
Q1のコレクタバイアス電流を一定に保ちつつ負荷抵抗
値が減少し、増幅段の利得も減少するので、帰還回路の
位相余裕が減少を防止できる。したがって、増幅段トラ
ンジスタQ1のコレクタ電流を十分小さくすることがで
き、帰還抵抗に並列にダイオードを挿入しない場合と同
等の低雑音性が確保できる。また、このトランスインピ
ーダンス形増幅回路は、入力に対する出力の利得の制御
をフィードバックループにより行うのではなく、入力を
対数的に増幅して出力するので、Bit by Bit
での動作が可能となる。以下では、回路(1):図1の
回路で帰還抵抗可変回路、負荷抵抗可変回路を取り除い
た場合、回路(2):図1の回路で負荷抵抗可変回路の
みを取り除いた場合、回路(3):帰還抵抗可変回路、
負荷抵抗可変回路とも付加してある場合(図1の回路)
の3種類の場合について、それぞれ、入力端子1に寄生
容量1pFをもつ電流源を接続し、回路中のトランジス
タQ1〜Q3のデバイスパラメータをSi−Bipol
arトランジスタの典型値に設定して回路シミュレーシ
ョンを行ったときの結果について説明する。
【0015】図4に、入力電流li n に対する出力電圧
o u t の変化を計算した結果を示す。このグラフの傾
きはトランスインピーダンスに対応しており、帰還抵抗
可変回路を取り除いた回路(1)では、ある入力電流以
上ではトランスインピーダンスゲインが飽和し、最大許
容入力電流値はその時点で制限されることになる。図6
は、図1の回路で帰還抵抗可変回路、負荷抵抗可変回路
を取り除いた回路(1)に、図5に示すような信号速度
200Mb/sの信号波形(入力パターン“01010
10”)を加えたときの出力Vo u t の電圧波形を示し
ている。最大許容入力電流(100μA)以上の入力に
対しては出力波形が劣化している。しかし、図2におい
て、帰還抵抗可変回路のある回路(2)、回路(3)で
は、ダイオードON以後グラフの傾きが緩やかになって
おり、トランスインピーダンスが減少し、帰還抵抗可変
回路が動作していることが示された。これらの回路に、
図5に示す形状の信号波形を加えたときの出力Vo u t
の電圧波形をそれぞれ図7、図8に示す。以上の結果が
示すように、帰還抵抗可変回路を付加することで、最大
許容入力電流値が増加し、入力ダイナミックレンジが拡
大され、同時に出力ダイナミックレンジが圧縮された。
次に、負荷抵抗可変回路をもたない回路(回路(2))
およびもつ回路(回路(3))において、入力電流に対
する位相余裕の変化を計算した結果を図9に示す。ま
た、図10には、前記回路(3)において入力電流を変
化させたときの無帰還利得周波数特性の計算結果を示
す。ダイオードD2のON以後、入力電流の増加ととも
に負荷抵抗が減少するので無帰還利得も減少しており、
また、位相余裕は60°以上の値を保っており、負荷抵
抗可変回路が動作していることが示された。表1に、回
路(1)〜(3)における入力換算雑音電流密度(例と
して周波数1MHzおよび156MHzでの値)、RM
S雑音電流(入力換算雑音電流密度の周波数0〜156
MHzまでの2乗平均値)、入出力ダイナミックレンジ
の計算結果を示す。入力ダイナミックレンジ計算時の最
小入力電流振幅は、RMS雑音電流の12倍で規定して
いる。表1において、回路(2)、回路(3)を比較す
ると、RMS雑音電流は両者とも29.2nAであるに
もかかわらず、図9の結果にあるように回路(3)の位
相余裕はダイオードON以後も減少しておらず、負荷抵
抗可変回路によって低雑音性を保ちながら十分な位相余
裕を確保できた。また、回路(1)、回路(3)を比較
すると、入力ダイナミックレンジは49.3dBから6
0.0dBへ、また、出力ダイナミックレンジは49.
3dBから48.1dBへと改善されており、入力ダイ
ナミックレンジの拡大と出力ダイナミックレンジの圧縮
が実現された。
【0016】
【表1】
【0017】本発明の第2の実施例について説明する。
図2はその構成図を示す。第2の実施例では、トランジ
スタQ1のエミッタと接地端子7の間にダイオードを、
そのアノードがトランジスタQ1のエミッタに、カソー
ドが接地端子7に接続している。この回路に対する入力
換算雑音電流密度、RMS雑音電流、入出力ダイナミッ
クレンジの計算結果を表2に示す。また、図11に入力
電流li n の変化に対する出力電圧Vo u t の変化の計
算結果を、図12に図5に示す形状の信号波形を加えた
ときの出力Vo u t の電圧波形を示す。入出力ダイナミ
ックレンジはそれぞれ67.8dB,51.2dBであ
り、図1のそれに比べると出力ダイナミックレンジの圧
縮率は劣ってはいるが、入力ダイナミックレンジは1
9.7dB拡大された。
【0018】
【表2】
【0019】本発明の第3の実施例について説明する。
図3はその構成を示すブロック図である。第3の実施例
では、第2の実施例に示したトランスインピーダンス形
増幅回路を、抵抗R9を介して2段接続している。2段
目の回路の入力電流の極性は1段目のそれと逆であるか
ら、2段目の帰還抵抗可変回路のダイオードの極性も1
段目と逆になる。この回路構成ではトランスインピーダ
ンス増幅回路を2段接続するので、図1または図2の回
路と比較して入力ダイナミックレンジは拡大され、出力
ダイナミックレンジは圧縮される。この回路に対する入
力換算雑音電流密度、RMS雑音電流、入出力ダイナミ
ックレンジの計算結果を表3に示す。また、図13に入
力電流li n の変化に対する出力電圧Vo u t の変化の
計算結果を、図14に図5に示す形状の信号波形を加え
たときの出力Vo u t の電圧波形を示す。図1、図2の
回路と比較すると、入力換算雑音電流密度は多少大きく
なっているが、入力ダイナミックレンジは29.5dB
に拡大され、出力ダイナミックレンジは19.7dBに
圧縮された。
【0020】
【表3】
【0021】本実施例では、入力端子における入力電流
の向きについて、増幅回路中へ流入する極性の場合のみ
を示したが、その逆の極性の場合についても、ダイオー
ドD1, D2の極性を逆にすることで対応することがで
きる。また、本実施例では、出力レベルシフト段の構成
としてトランジスタのダーリントン接続を用いて構成し
た増幅回路を示したが、トランジスタとそのトランジス
タのエミッタにダイオードを挿入した形のレベルシフト
回路を用いて構成することもできる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明はSi−
Bipolarプロセスにより構成され、Bit by
Bitで動作する帰還抵抗可変/ 負荷抵抗可変トラン
スインピーダンス形増幅回路であり、入力ダイナミック
レンジを広くとることができ、低雑音性を保ちながら十
分な位相余裕を確保できる。また、素子変動の影響を受
けにくく、量産性、電源電圧・温度変動に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路の構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す回路の構成図である。
【図3】本発明の一実施例を示す回路のブロック図であ
る。
【図4】本発明の一実施例を示す回路(3)と、この回
路において帰還抵抗可変回路と負荷抵抗可変回路を取り
除いた回路(1)と、この回路において負荷抵抗可変回
路を取り除いた回路(2)とにおける入力電流と出力電
圧の関係を示す図である。
【図5】入力電流信号の波形図である。
【図6】本発明の一実施例を示す回路において帰還抵抗
可変回路および負荷抵抗可変回路を取り除いた回路にお
ける出力波形を示す図である。
【図7】本発明の一実施例を示す回路において負荷抵抗
可変回路を取り除いた回路における出力波形を示す図で
ある。
【図8】本発明の一実施例を示す回路における出力波形
を示す図である。
【図9】本発明の一実施例を示す回路およびこの回路に
おいて負荷抵抗可変回路を取り除いた回路における入力
電流と位相余裕の関係を示す図である。
【図10】本発明の一実施例を示す回路における入力電
流と無帰還利得の周波数特性の関係を示す図である。
【図11】図2の回路における入力電流と出力電圧の関
係を示す図である。
【図12】図2の回路における出力波形を示す図であ
る。
【図13】図3の回路における入力電流と出力電圧の関
係を示す図である。
【図14】図3の回路における出力波形を示す図であ
る。
【図15】従来例を示す回路の構成図である。
【図16】従来例を示す回路の構成図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 出力端子 3 帰還抵抗可変回路 4 負荷抵抗可変回路 5 基準電圧源 6 電源端子 7 接地端子 8 入力信号の増幅部 PD 受光素子 Q1〜Q3 バイポーラトランジスタ R1〜R9,R51,R52 抵抗 D1〜D7,D11,D12 ダイオード C1 コンデンサ Rf,Rf1,Rf2 帰還抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電流を電圧に変換して出力するトラ
    ンスインピーダンス形増幅回路において、帰還抵抗に並
    列に挿入される帰還抵抗可変回路と、増幅段エミッタ接
    地回路のコレクタに接続される負荷抵抗可変回路とを備
    えていることを特徴とするトランスインピーダンス形増
    幅回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の帰還抵抗可変回路は、ダ
    イオードと抵抗(順不同)を直列接続した回路であり、
    前記ダイオードは、トランスインピーダンス形増幅器の
    入力端での入力電流の極性により決定される請求項1記
    載の帰還抵抗の端子間の電位差に対して、順方向バイア
    スされるように接続されていることを特徴とする請求項
    1記載のトランスインピーダンス形増幅回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の負荷抵抗可変回路は、請
    求項1記載のエミッタ接地回路の入力端での入力電流が
    0のとき、もしくは微少なときの前記エミッタ接地回路
    のコレクタ電位とほぼ等しい電位をもつ基準電圧源と、
    前記基準電圧源と前記エミッタ接地回路のコレクタ間に
    直列に挿入されるダイオードと抵抗(順不同)を備え、
    前記ダイオードは、入力電流の増加により生じる、前記
    エミッタ接地回路のコレクタと前記基準電圧源の間の電
    位差に対して、順方向バイアスされるように接続されて
    いることを特徴とする請求項1記載のトランスインピー
    ダンス形増幅回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の増幅段エミッタ接地回路
    のエミッタと最低電位との間に一定の電位差を与えるレ
    ベルシフト回路が挿入されていることを特徴とする請求
    項1記載のトランスインピーダンス形増幅回路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のトランスインピーダンス
    形増幅回路を、電圧・電流変換回路を介して多段接続す
    ることを特徴とする請求項1記載のトランスインピーダ
    ンス形増幅回路。
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