JPH0714727A - 負荷時タップ切換変圧器のタップ渋滞検出保護方法 - Google Patents

負荷時タップ切換変圧器のタップ渋滞検出保護方法

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JPH0714727A
JPH0714727A JP15011493A JP15011493A JPH0714727A JP H0714727 A JPH0714727 A JP H0714727A JP 15011493 A JP15011493 A JP 15011493A JP 15011493 A JP15011493 A JP 15011493A JP H0714727 A JPH0714727 A JP H0714727A
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JP
Japan
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tap
electromagnetic contactor
open contact
detection
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP15011493A
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English (en)
Inventor
Takeki Washiyama
雄樹 鷲山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】補助電磁接触器23とその常開接点23a1
およびタップ暴走検出用電磁接触器14の常開接点14
aをモータ回路のMCCB13の電源側に設け、更にタ
ップ渋滞検出回路には補助電磁接触器23の常開接点2
3a2で構成される。 【効果】電気所におけるタップ上げ下げ指令時の電動操
作機構動作中に、何らかの不具合により停電になりそれ
を復旧した場合にタップ渋滞警報(誤動作)が出力され
ず、実際にタップ切換中にタップ渋滞,タップ暴走が発
生した場合には正常に誤動作を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負荷時タップ切換変圧器
のタップ渋滞検出保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気所における負荷時タップ切換変圧器
(以下LRTという)の電圧を上げたり下げたりするタ
ップ上げ下げ操作は、遮断器および断路器の入,切操作
と同様に、通常運転員が監視,制御,記録等を行う中央
監視制御室でおこなっている。しかし、LRTは中央監
視室とは離れた電気所構内に設置されている。そこで中
央監視制御室からのタップの上げ下げ指令は、通常LR
T近傍に設置するLRT制御盤を経由して、LRTに取
り付けられているタップ操作用の電動操作機構へ伝える
ようになっている。このLRT制御盤は通常現場盤とも
いえる機能を有しており、タップ上げ下げ操作機能も備
えているのが普通である。
【0003】即ち、LRT制御盤からのタップ上げ下げ
操作を直接操作とすれば、中央監視制御室からの操作は
遠方操作ということができる。
【0004】又、LRT制御盤は、中央監視制御室から
の制御,監視機能がダウンした場合にも、営業運転が継
続できるようにタップ上げ下げ操作,タップ位置監視,
タップ渋滞検出及びその他の故障検出等の機能を有して
いる。
【0005】本発明は、負荷時タップ切換変圧器のタッ
プ渋滞検出保護方法に係り、特に、電気所におけるタッ
プ上げ下げ指令時の電動操作機構動作中に、電気所ある
いはその他の不具合で停電し、それを復旧した時にタッ
プ渋滞が検出されないようにした負荷時タップ切換変圧
器のタップ渋滞検出保護方法を提案するものである。こ
こで、従来の電動操作機構の回路を図2,図3によって
説明する。
【0006】図2は、電動操作機構の制御回路を示して
いる。図2において、1は電動操作機構を示す。2は電
動操作機構側の電源母線、3は降圧用切換スイッチ、4
は昇圧用切換スイッチを示す。5は下限で閉じるリミッ
トスイッチ、6は上限で閉じるリミットスイッチ、7は
降圧切換用電磁接触器を示し、7a2,7a3は降圧切換
用電磁接触器の常開接点を示し、7b1 は常閉接点を示
す。8は昇圧切換用電磁接触器を示し、8a2,8a3
昇圧切換用電磁接触器の常開接点を示し、8b1は常閉接
点を示す。9は自己保持用パイロットスイッチ、10は
ステップバイステップ回路用パイロットスイッチ、11
はステップバイステップ回路用電磁接触器、11a,1
1bはステップバイステップ回路用電磁接触器の常開接
点,常閉接点を示す。12はブレーキ用電磁接触器を示
す。20bは図3(LRT制御盤の一部)のタップ渋滞
検出用電磁接触器の常閉接点を示す。
【0007】次に、図3について説明する。図3は電動
操作機構のモータ回路を示している。図3において1,
2は図2で説明したとおりである。13は引外しコイル
付配線用遮断器(以下MCCBという)。7a1,8a1
は昇圧,降圧切換用電磁接触器の常開接点を示し、12
aは図2のブレーキ用電磁接触器12の接点を示す。1
4はタップ暴走検出用電磁接触器を示し、14a1 は1
4の常開接点を示す。15はモータを示す。16はタッ
プ渋滞検出用パイロットスイッチを示す。22aはLRT
制御盤の一部のタップ渋滞検出用電磁接触器の限時常開
接点を示す。
【0008】また、17はLRT制御盤の一部を示す。
18はタップ渋滞検出用タイマで、18aはその限時常
開接点を示す。19はタップ切換中に表示されるランプ
である。20はタップ渋滞検出用電磁接触器を示す。2
1はタップ渋滞表示用ランプである。22はタップ暴走
検出用電磁接触器を示す。
【0009】動作について説明する。例として遠方又は
直接にタップの上げ指令を受信したときの動作を説明す
る。
【0010】本回路においてタップの上げ指令を受信す
ると、昇圧用切換スイッチ4が閉路して昇圧切換用電磁
接触器8が励磁され、常開接点8a1,8a2,8a3
閉路する。8a2 によりブレーキ用電磁接触器12が励
磁される。ブレーキ用電磁接触器12が励磁されること
により、ブレーキ用電磁接触器接点12aが閉路しモー
タ回路が形成され、モータが起動しタップの切換動作が
進行する。又、8a3が閉路することにより、自己保持
用パイロットスイッチ9と連動し、自己保持回路が形成
される。
【0011】モータが起動するに伴い、タップ渋滞検出
用パイロットスイッチ16が閉路する。そして、正規時
間内にタップ切換動作が終了した場合、タップ渋滞検出
用タイマ18の限時常開接点18aが閉路することなく
タップ渋滞検出用パイロットスイッチ16が開路とな
り、タップ渋滞検出回路は復帰する。
【0012】又、ステップバイステップ回路用パイロッ
トスイッチ10が閉路し、ステップバイステップ回路用
電磁接触器11が励磁し、ステップバイステップ回路が
構成される。回路が構成されると11a,11bが動作
する。11bが動作することにより、昇圧切換用電磁接
触器8の指令回路が開路となり、ステップバイステップ
回路を一度オフしないと次の指令を受け入れない回路を
構成する。昇圧指令を連続的に付与した場合、ステップ
バイステップ回路用電磁接触器11が連続励磁され、常
閉接点11bが開路のままとなるため1タップのみ切換
し、それ以上動作しない。
【0013】このような一連の動作により、自己保持用
パイロットスイッチ9が開路し、昇圧用切換電磁接触器
8の励磁が解かれ、電動機15が停止しタップ切換が終
了する。
【0014】次に、個別故障発生時の動作について説明
する。
【0015】タップ上げ下げ指令時、所定時間内に所定
のタップ切換を終了しない現象(以下タップ渋滞とい
う)が発生した場合には、タップ渋滞検出用パイロット
スイッチ16が閉路し、タップ渋滞検出回路を構成す
る。そして、ある一定時間内にタップ切換動作が終了し
なければ、タップ渋滞検出用タイマ18が動作し、タッ
プ渋滞検出用タイマの限時常開接点18aが閉路し、タ
ップ渋滞検出用電磁接触器20が励磁され、並びにタッ
プ渋滞表示用ランプ21が点灯する。又、タップ渋滞検
出用電磁接触器20と連動して、常閉接点20bが開路
し、電動操作機構が停止する。
【0016】次に、電動機の異常連続励磁(以下タップ
暴走という)が発生した場合には、タップ暴走検出用電
磁接触器14が励磁される。14が励磁されると、常開
接点14a1 が閉路し、それに伴いタップ暴走検出用電
磁接触器22が励磁され、限時常開接点22aが閉路す
る。22aが閉路するとMCCB13の引き外しコイル
が励磁され、MCCB13が自動遮断し、電動機15の
運転が停止する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】この従来装置には次の
ような問題点があった。
【0018】電気所におけるタップ上げ下げ指令時の電
動操作機構動作中に、電気所あるいはその他の不具合で
停電しそれが復旧した場合に、従来の制御では停電復旧
時、タップ渋滞検出用パイロットスイッチ16に電圧が
印加される。そのためタップ渋滞検出用タイマ18が励
磁され機械的,電気的には正常でもタップ渋滞警報が出
力されてしまい、タップ指令が付勢できないという欠点
があった。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的としてなされたものであり、停電復旧
時にタップ渋滞警報の誤動作をなくすことを目的とす
る。
【0020】本発明は、補助電磁接触器とその常開接
点、およびタップ暴走検出用コイルの常開接点をモータ
回路のMCCBの電源側に設け、更にタップ渋滞検出回
路には補助電磁接触器の常開接点を設けることによりな
し得る。
【0021】
【作用】補助電磁接触器とその常開接点、およびタップ
暴走検出用電磁接触器の常開接点をモータ回路のMCC
Bの電源側に設け、更にタップ渋滞検出回路には補助電
磁接触器の常開接点を設けることで、タップ上げ下げ指
令時の電動操作機構動作中に電気所あるいはその他の不
具合で停電し、それを復旧したときにこれらの接点によ
りタップ渋滞検出回路が構成されず、タップ渋滞を検出
しないように作用する。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。図
1は本発明による負荷時タップ切換変圧器のタップ渋滞
検出方法の一実施例の回路図である。
【0023】図1において、23は補助電磁接触器を示
し、23a1,23a2は23が動作したときの常開接点
を示す。また、14a2 はタップ暴走検出用電磁接触器
の常開接点を示す。
【0024】次に動作について説明する。タップ切換が
正常に行われた場合は、タップ暴走検出用電磁接触器1
4が励磁され、その常開接点14a2 が閉路する。それ
に伴い補助電磁接触器23が励磁され、その常開接点2
3a1,23a2が閉路し自己保持回路が形成されタップ
切換動作が正常に行われ、各回路とも正常な動作をす
る。
【0025】タップ渋滞発生時は、23で自己保持回路
を保っているため、23a2 は閉路したままである。そ
のために、タップ渋滞検出用パイロットスイッチ16は
正常な動作をする。
【0026】電気所におけるタップ上げ下げ指令時の電
動操作機構動作中に、電気所あるいはその他の不具合で
停電しそれを復旧した場合には、補助電磁接触器の常開
接点23a2 が開路しているためタップ渋滞検出用パイ
ロットスイッチ16の回路が形成されないため、タップ
渋滞警報(誤動作)は出力しない。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、タップ渋滞警報(誤動
作)が出力されず、実際にタップ切換中にタップ渋滞や
タップ暴走が発生した場合には、正常にタップ渋滞を検
出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による負荷時タップ渋滞検出保護方法の
一実施例の回路図。
【図2】電動操作機構の制御回路図。
【図3】モータおよびLRT制御盤内の一部の電動操作
機構の回路図。
【符号の説明】
2…電源母線、12a…ブレーキ用電磁接触器(モータ
回路)とその接点、13…引外しコイル付配線用遮断機
(MCCB)、14,14a1,14a2…タップ暴走検
出用電磁接触器とその接点、15…モータ、16…タッ
プ渋滞検出用パイロットスイッチ、22,22a…タッ
プ暴走検出用電磁接触器とその接点、23,23a1
23a2…補助電磁接触器とその接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷時タップ切換変圧器のタップ上げ下げ
    指令時、所定時間内に所定のタップ切換を終了しないタ
    ップ渋滞を検出するタップ渋滞検出用電磁接触器と、タ
    ップ上げ下げ指令時、所定のタップ切換が終了したにも
    かかわらず電動操作機構の電動機が異常連続励磁される
    タップ暴走を検出するタップ暴走検出用電磁接触器とを
    備えた負荷時タップ切換変圧器のタップ渋滞検出回路に
    おいて、補助電磁接触器と直列接続した前記補助電磁接
    触器の常開接点と、前記常開接点と並列接続したタップ
    暴走検出用電磁接触器の常開接点を配線用遮断器の電源
    側二相の回路間に接続し、且つ、前記補助電磁接触器の
    他の常開接点を、タップ渋滞検出用パイロットスイッチ
    と直列に接続したことを特徴とする負荷時タップ切換変
    圧器のタップ渋滞検出保護方法。
JP15011493A 1993-06-22 1993-06-22 負荷時タップ切換変圧器のタップ渋滞検出保護方法 Pending JPH0714727A (ja)

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