JP2721207B2 - 遮断器制御回路 - Google Patents

遮断器制御回路

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JP2721207B2 JP28755188A JP28755188A JP2721207B2 JP 2721207 B2 JP2721207 B2 JP 2721207B2 JP 28755188 A JP28755188 A JP 28755188A JP 28755188 A JP28755188 A JP 28755188A JP 2721207 B2 JP2721207 B2 JP 2721207B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、遮断器の制御回路に関するものである。
(従来の技術) 従来、三極三投の遮断器、いわゆる各相操作形の遮断
器においては、遮断器が欠相した場合には、欠相保護回
路により3相共遮断し、このときの欠相保護回路の動作
を故障表示器に伝送し、欠相事故を表示していた。
第2図に従来の遮断器の制御回路を示した。即ち、遮
断器が欠相となり、例えば、A相が切状態、B、C相が
入状態となると、補助開閉器の接点25,29,30が閉状態、
補助開閉器の接点26,27,28は開状態となる。そして、P
電源側より、欠相検出タイマー20が動作し、一定時間の
後、欠相タイマー接点31が閉じ、欠相トリップリレー21
が動作し、欠相トリップリレー接点24により、入状態に
ある遮断器B、C相に開路指令が出され、遮断動作が行
われる。また、このとき同時に、欠相トリップリレー接
点23も閉路し、それに接続された落下式故障表示器22が
動作し、欠相事故を表示する。さらに、欠相トリップリ
レー接点23は中央監視装置16にも接続されているので、
中央監視装置16にも欠相事故の発生が伝達される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記の様に構成された従来の遮断器制御回
路においては、欠相事故の発生は落下式故障表示器22及
び中央監視装置16によって表示されていたが、その欠相
事故が遮断器の切操作時に発生したものか、入操作時に
発生したものかは、操作状況から運転者が判断してい
た。そのため、修理に時間がかかっていた。
また、事故系統に接続された遮断器を投入した場合な
どには、投入操作で事故検出リレーが働き、直ちに遮断
指令が遮断器に発せられる、いわゆるトリップフリー動
作が行われることがあり、この場合には、投入時の欠相
事故か、遮断時の欠相事故かの判別が困難であった。
本発明は、以上の欠点を解消するために提案されたも
ので、その目的は、遮断器の欠相事故を表示する際に、
投入時の欠相事故か、遮断時の欠相事故かを判別して表
示する機能を持たせた、機能的な遮断器の制御回路を提
供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の遮断器制御回路は、保護継電器に設けられた
2つのコイルの一方に、遮断器の補助開閉器のa接点を
各相直列に接続し、他方のコイルに補助開閉器のb接点
を直列に接続し、前記補助開閉器のa接点及びb接点の
他端をそれぞれ一方の電源に接続し、前記保護継電器の
他端を他方の電源に接続し、さらに、欠相事故時に閉路
する欠相トリップリレー接点の一端を前記一方の電源に
接続し、他端を前記保護継電器のa接点及びb接点の一
端に接続し、前記保護継電器のa接点の他端を補助継電
器のコイルを介して他方の電源に接続し、この補助継電
器のa接点の一端を一方の電源に接続し、他端を遮断動
作時の欠相事故を表示する第1の故障表示器を介して他
方の電源に接続し、また、前記保護継電器のb接点の他
端を補助継電器のコイルを介して他方の電源に接続し、
この補助継電器のb接点の一端を一方の電源に接続し、
他端を投入動作時の欠相事故を表示する第2の故障表示
器を介して他方の電源に接続したことを特徴とするもの
である。
(作用) 本発明の遮断器制御回路によれば、保護継電器に遮断
器の補助開閉器のa接点及びb接点と連動する2つの接
点を設け、それぞれに別の故障表示器を接続することに
より、遮断器の遮断動作時の欠相事故と、投入動作時の
欠相事故の区別が簡単に行える。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて具体的に
説明する。なお、第2図に示した従来型と同一の部材に
は同一の符号を付して、説明は省略する。
本実施例においては、第1図に示した様に、遮断器の
入操作を行う各相の補助開閉器のa接点8,9,10が直列に
接続され,その一端が保護継電器(以下、キープリレー
と称す)1のコイル52PDX(O)に接続されている。一
方、遮断器の切操作を行う各相の補助開閉器のb接点1
1,12,13も直列に接続され、その一端がキープリレー1
のコイル52PDX(R)に接続されている。なお、前記補
助開閉器のa接点及びb接点の他端は、それぞれ一方の
電源に接続されている。
また、前記キープリレー1に設けられた2つのコイル
には、切替えスイッチ32が設けられ、その動作によって
キープリレー1に設けられたキープリレーa接点34,b接
点33が動作するように構成されている。さらに、前記キ
ープリレーのa接点34及びb接点33の一端には、欠相ト
リップリレー接点7が接続され、また、この欠相トリッ
プリレー接点7の他端は、前記一方の電源に接続されて
いる。なお、キープリレーのa接点34及びb接点33に接
続された欠相トリップリレー接点7は、遮断器の欠相を
検出して、欠相事故時に閉路するものである。
さらに、前記キープリレーa接点34の他端は、補助継
電器(以下、補助リレーと称す)3のコイルを介して他
方の電源に接続され、この補助リレーのa接点15の一端
が前記一方の電源に接続され、他端が遮断動作時の欠相
事故を表示する第1の落下式故障表示器5を介して他方
の電源に接続されている。
また、前記キープリレーb接点33の他端は、補助リレ
ー2のコイルを介して他方の電源に接続され、この補助
リレーのb接点14の一端が前記一方の電源に接続され、
他端が投入動作時の欠相事故を表示する第2の落下式故
障表示器4を介して他方の電源に接続されている。さら
に、前記補助リレー接点14,15は、それぞれ中央監視装
置16に接続されている。
この様な構成を有する本実施例の遮断器制御回路にお
いては、以下に述べるようにして欠相事故が表示され
る。即ち、遮断器が3相共入状態となると、遮断器の補
助開閉器のa接点8,9,10はすべて閉状態となり、キープ
リレー1に設けられたコイル52PDX(O)が付勢され、
キープリレー1は入側に切替わり、その位置に保持され
る。このキープリレー1が反転するには、遮断器の補助
開閉器のb接点11,12,13がすべて閉状態、即ち、遮断器
が3相共すべて切状態となる必要がある。
ここで、遮断器の遮断動作時に、例えばA相が不動作
となり、B、C相が動作する、いわゆる欠相事故が発生
した場合には、遮断器の補助開閉器のb接点11は閉じ
ず、キープリレー1も反転動作しない。そのため、キー
プリレーa接点34は閉じたままの状態で、また、b接点
33は開状態のままとなる。今、欠相トリップリレー接点
7が欠相事故を検出して閉路すると、キープリレーのa
接点34が閉路状態にあるため、補助リレー3が付勢さ
れ、その結果、補助リレーのa接点15が閉じ、第1の落
下式故障表示器5が動作し、また、中央監視装置16に
も、欠相事故の発生が伝達される。つまり、第1の落下
式故障表示器5が動作したことにより、遮断動作時の欠
相事故であることが判定される。
次に、遮断器が3相共切状態になると、遮断器の補助
開閉器のb接点11,12,13はすべて閉状態となり、キープ
リレー1に設けられたコイル52PDX(R)が付勢され、
キープリレー1は切側に切替わり、その位置を保持す
る。
ここで、遮断器の投入動作時に、例えばA相が不動作
となり、B、C相が動作する、いわゆる欠相事故が発生
した場合には、遮断器の補助開閉器のa接点8は閉じ
ず、キープリレー1も反転動作しない。そのため、キー
プリレーのa接点34は開いたままの状態で、また、b接
点33は閉状態のままとなる。今、遮断器の欠相事故を検
出して欠相トリップリレー接点7が閉路すると、キープ
リレーのb接点33が閉路状態にあるため、補助リレー2
が付勢され、その結果、補助リレーのb接点14が閉じ、
第2の落下式故障表示器4が動作し、また、中央監視装
置16にも、欠相事故の発生が伝達される。つまり、第2
の落下式故障表示器4が動作したことにより、投入動作
時の欠相事故であることが判定できる。
また、キープリレー1の動作時間を15msec程度以下の
速い動作時間のものを用いれば、遮断器が素早い動作を
する、いわゆるトリップフリー動作時に発生した欠相事
故についても、キープリレー1がピックアップすること
ができ、欠相事故の判別ができる。
この様に本実施例によれば、遮断器の動作状態を常に
キープリレーによって監視し、遮断器に欠相事故が発生
した場合には、遮断器が投入操作時であったか、遮断操
作時であったかを簡単に判別し、投入操作時又は遮断操
作時の表示用として別個に設けられた故障表示器に表示
することができる。
[発明の効果] 以上述べた様に、本発明によれば、保護継電器に遮断
器の補助開閉器のa接点及びb接点と連動する2つの接
点を設け、それぞれに別々の故障表示器を接続するとい
う簡単な手段によって、投入時の欠相事故か、遮断時の
欠相事故かを判別して表示する機能を持たせた、機能的
な遮断器の制御回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の遮断器制御回路の一実施例を示す回路
図、第2図は従来の遮断器制御回路の一例を示す回路図
である。 1…キープリレー、2,3…補助リレー、4…第2の落下
式故障表示器、5…第1の落下式故障表示器、6…中央
操作盤、7…欠相トリップリレー接点、8,9,10…補助開
閉器のa接点、11,12,13…補助開閉器のb接点、14…補
助リレーのb接点、15…補助リレーのa接点、16…中央
監視装置、17…遮断器トリップコイルA相、18…遮断器
トリップコイルB相、19…遮断器トリップコイルC相、
20…欠相検出タイマー、21…欠相トリップリレー、22…
落下式故障表示器、23,24…欠相トリップリレー接点、2
5,26,27…補助開閉器のb接点、28,29,30…補助開閉器
のa接点、31…欠相タイマー接点、32…切替えスイッ
チ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保護継電器に設けられた2つのコイルの一
    方に、遮断器の補助開閉器のa接点を各相直列に接続
    し、他方のコイルに補助開閉器のb接点を直列に接続
    し、 前記補助開閉器のa接点及びb接点の他端をそれぞれ一
    方の電源に接続し、前記保護継電器の他端を他方の電源
    に接続し、 さらに、欠相事故時に閉路する欠相トリップリレー接点
    の一端を前記一方の電源に接続し、他端を前記保護継電
    器のa接点及びb接点の一端に接続し、 前記保護継電器のa接点の他端を補助継電器のコイルを
    介して他方の電源に接続し、この補助継電器のa接点の
    一端を一方の電源に接続し、他端を遮断動作時の欠相事
    故を表示する第1の故障表示器を介して他方の電源に接
    続し、また、前記保護継電器のb接点の他端を補助継電
    器のコイルを介して他方の電源に接続し、この補助継電
    器のb接点の一端を一方の電源に接続し、他端を投入動
    作時の欠相事故を表示する第2の故障表示器を介して他
    方の電源に接続したことを特徴とする遮断器制御回路。
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