JPH07146713A - 電磁加振器の制御方法および装置 - Google Patents

電磁加振器の制御方法および装置

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JPH07146713A
JPH07146713A JP29305893A JP29305893A JPH07146713A JP H07146713 A JPH07146713 A JP H07146713A JP 29305893 A JP29305893 A JP 29305893A JP 29305893 A JP29305893 A JP 29305893A JP H07146713 A JPH07146713 A JP H07146713A
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JP
Japan
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electromagnetic coil
diode
switching element
electromagnetic
switching
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JP29305893A
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English (en)
Inventor
Masato Yoshida
正人 吉田
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率を向上する。耐圧の低いスイッチング素
子を使用可能にする。 【構成】 スイッチングトランジスタQ1とダイオード
D1をこの順に接続した第1の直列回路と、ダイオード
D2とスイッチングトランジスタQ2をこの順に接続し
た第2の直列回路とを、直流電源の正側VDDと負側GN
Dの間に並べて接続し、電磁コイルLを、スイッチング
トランジスタQ1−ダイオードD1接続点とダイオード
D2−スイッチングトランジスタQ2接続点の間に接続
してなる電磁加振器の制御装置1。 【効果】 電磁コイルLに蓄積されたエネルギーをスイ
ッチングトランジスタQ1,Q2のオフ時に直流電源に
返すので、効率を向上できる。スイッチングトランジス
タQ1,Q2にオフ時にかかる電圧は略直流電源の電圧
に等しいので、耐圧の低いスイッチングトランジスタを
使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁加振器の制御方
法および装置に関し、さらに詳しくは、効率を向上させ
ることが出来ると共に耐圧の低いスイッチング素子を使
用することが出来る電磁加振器の制御方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の電磁加振器の制御装置の
一例を示す説明図である。この電磁加振器の制御装置5
1は、直流電源のVDDとGNDの間に、電磁コイルLと
スイッチングトランジスタQの直列回路を接続し、さら
に、前記電磁コイルLと並列にスナバ回路61を接続し
て、基本的に構成されている。スナバ回路61は、抵抗
RとコンデンサCとを並列に接続し、その並列回路と直
列にダイオードDを接続した構成である。
【0003】スイッチングトランジスタQをオン/オフ
することを繰り返し、電磁コイルLを断続的に励磁して
板バネBを振動させると、フィーダFなどが加振され、
粉体や粒体が滑らかに落下する。
【0004】前記スナバ回路61は、スイッチングトラ
ンジスタQをオフした時に電磁コイルLに生じる逆起電
力を吸収し、スイッチングトランジスタQを保護する働
きをしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電磁加振器
の制御装置51では、効率が悪い問題点がある。すなわ
ち、スイッチングトランジスタQのオン時に電磁コイル
Lに蓄積されたエネルギーを、スナバ回路61の抵抗R
により消費させている。このため、エネルギーが無駄に
消費され、効率が悪くなる。また、上記従来の電磁加振
器の制御装置51では、耐圧の高いスイッチングトラン
ジスタQを用いなければならない問題点がある。すなわ
ち、スナバ回路61の抵抗Rが小さいと、図6の(a)
に示すように、コイル電流IL の切れが悪くなり、電磁
コイルLの磁界が0にならず、板バネBの振幅が小さく
なってしまう。このため、抵抗Rが大きくしているが、
そうすると逆起電力の吸収が十分でなくなり、図6の
(b)に示すように、スイッチングトランジスタQのコ
レクタ電圧Vcが大きな電圧Vmとなる。このため、耐
圧の高いスイッチングトランジスタQを用いる必要があ
る。この発明は、上記問題点を解消することを目的とし
てなされたものであって、効率を向上させることが出来
ると共に、耐圧の低いスイッチング素子を使用すること
が出来る電磁加振器の制御方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、電磁コイル(L)を断続的に励磁することで機械
的振動を生じせしめる電磁加振器の制御方法において、
直流電源と電磁コイル(L)の間に、スイッチング素子
(Q1,Q2)を直流電源から電磁コイル(L)へ電流
を供給可能に接続すると共に、ダイオード(D1,D
2)を電磁コイル(L)から直流電源へ電流を供給可能
に接続し、前記スイッチング素子(Q1,Q2)をオン
/オフすることを断続的に繰り返し、前記オン時に前記
直流電源から前記スイッチング素子(Q1,Q2)を介
して前記電磁コイル(L)に電流を供給し、そのオン時
に前記電磁コイル(L)に蓄積されたエネルギーを前記
オフ時に前記電磁コイル(L)から前記ダイオード(D
1,D2)を介して前記直流電源に返すことを特徴とす
る電磁加振器の制御方法を提供する。
【0007】第2の観点では、この発明は、電磁コイル
(L)を断続的に励磁することで機械的振動を生じせし
める電磁加振器の制御装置において、第1のスイッチン
グ素子(Q1)と第1のダイオード(D1)をこの順に
接続した第1の直列回路と、第2のダイオード(D2)
と第2のスイッチング素子(Q2)をこの順に接続した
第2の直列回路とを、直流電源の正側(VDD)と負側
(GND)の間に並べて接続し、前記電磁コイル(L)
を、前記第1のスイッチング素子(Q1)−第1のダイ
オード(D1)の接続点と前記第2のダイオード(D
2)−第2のスイッチング素子(Q2)の接続点との間
に接続し、前記第1のスイッチング素子(Q1)および
第2のスイッチング素子(Q2)を同時にオン/オフす
ることを繰り返し、前記オン時に前記直流電源から前記
第1のスイッチング素子(Q1)および第2のスイッチ
ング素子(Q2)を介して前記電磁コイル(L)に電流
を供給すると共に、そのオン時に前記電磁コイル(L)
に蓄積されたエネルギーを前記オフ時に前記電磁コイル
(L)から前記第1のダイオード(D1)および前記第
2のダイオード(D2)を介して前記直流電源に返すこ
と特徴とする電磁加振器の制御装置(1)を提供する。
【0008】
【作用】この発明の電磁加振器の制御方法および装置で
は、スイッチング素子がオフした時、電磁コイルからダ
イオードを通じて直流電源に電流を逆に流し、電磁コイ
ルに蓄積されたエネルギーを直流電源に返す。このた
め、エネルギーの無駄な消費がなく、効率を向上でき
る。また、スイッチング素子にかかる電圧は、ほぼ直流
電源の電圧に等しくなるので、耐圧の比較的低いスイッ
チング素子を使用することが出来る。さらに、電磁コイ
ルに蓄積されたエネルギーが速やかに直流電源に返され
るため、コイル電流も早めに切れ(電磁コイルの磁界が
早めに0になり)、板バネBの振幅が小さくなることも
防止できる。
【0009】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳しく説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。図1は、この発明の電磁加振器の制
御装置の一実施例を含む要部説明図である。この電磁加
振器の制御装置1は、直流電源の正側VDD(例えば+3
00V)と負側GNDの間に、第1のスイッチングトラ
ンジスタQ1と第1のダイオードD1とをこの順に接続
した第1の直列回路と、第2のダイオードD2と第2の
スイッチングトランジスタQ2とをこの順に接続した第
2の直列回路とを、並べて接続し、前記第1のスイッチ
ング素子Q1−第1のダイオードD1の接続点と前記第
2のダイオードD2−第2のスイッチング素子Q2の接
続点との間に、電磁コイルLを接続して、基本的に構成
されている。なお、コンデンサC1は、直流電源の一部
である。
【0010】図2に示すように、前記第1のスイッチン
グ素子Q1および第2のスイッチング素子Q2を同時に
オンすると、直流電源から第1のスイッチング素子Q1
および第2のスイッチング素子Q2を介して電流Ionが
電磁コイルLに供給され、電磁コイルLで磁界が発生す
る。そこで、磁力により板バネBが変形する。図3の
(a)に示すように、前記第1のスイッチング素子Q1
および第2のスイッチング素子Q2を同時にオフする
と、直流電源から電磁コイルLに電流が供給されなくな
るので、電磁コイルLで磁界が0になる。そこで、磁力
により変形していた板バネBが復元する。これを繰り返
すと、板バネBが振動し、フィーダFなどが加振され、
粉体や粒体が滑らかに落下する。
【0011】さて、図3の(b)に示すように、直流電
源から電磁コイルLに電流が供給されなくなると、電磁
コイルLに逆起電力VL が生じ、ダイオードD1,D2
を通じて、電流Ioffが直流電源に流れる。すなわち、
電磁コイルLに蓄積されていたエネルギーが直流電源に
返される。このため、エネルギーの無駄な消費がなくな
り、効率が向上する。
【0012】第1のスイッチングトランジスタQ1のコ
レクタ−エミッタ間電圧VQ1は、ダイオードD1の順方
向電圧(例えば1V)をVdとすると、 VQ1=VDD+Vd≒VDD となる。図4の(a)に、電圧VQ1の変化を示す。同様
に、第2のスイッチングトランジスタQ2のコレクタ−
エミッタ間電圧VQ2は、 VQ1=VDD+Vd≒VDD となる。図4の(b)に、電圧VQ2の変化を示す。図4
の(a)(b)と、図6の(b)を比較すれば、スイッ
チングトランジスタQ1,Q2の耐圧が、比較的低くて
もよいことが判る。
【0013】電磁コイルLの逆起電力VL は、 VL=VDD+2・Vd であるから、電磁コイルLに蓄積されたエネルギーを速
かに放出するのに十分な電圧であり、図4の(c)に示
すように、スイッチングトランジスタQ1,Q2のオフ
時、コイル電流IL は速やかに“0”となる。従って、
コイル電流IL の切れは良好であり、板バネBの振幅が
小さくなることはない。
【0014】
【発明の効果】この発明の電磁加振器の制御方法および
装置によれば、電磁コイルに蓄積されたエネルギーを電
源に返すから、効率を向上できる。また、スイッチング
素子にかかる電圧がほぼ直流電源の電圧に等しくなるか
ら、耐圧の低いスイッチング素子を使用できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電磁加振器の制御装置の一実施例を
示す要部説明図である。
【図2】図1の電磁加振器の制御装置におけるスイッチ
ングトランジスタがオン時の動作説明図である。
【図3】図1の電磁加振器の制御装置におけるスイッチ
ングトランジスタがオフ時の動作説明図である。
【図4】図1の電磁加振器の制御装置における各部の信
号波形図である。
【図5】従来の電磁加振器の制御装置の一例を示す要部
説明図である。
【図6】図5の電磁加振器の制御装置における各部の信
号波形図である。
【符号の説明】
1 電磁加振器の制御装置 Q1 第1のスイッチングトランジスタ Q2 第2のスイッチングトランジスタ D1 第1のダイオード D2 第2のダイオード F フィーダ B 板バネ L 電磁コイル 51 電磁加振器の制御装置 61 スナバ回路 R 抵抗 C コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁コイルを断続的に励磁することで機
    械的振動を生じせしめる電磁加振器の制御方法におい
    て、 直流電源と電磁コイルの間に、スイッチング素子を直流
    電源から電磁コイルへ電流を供給可能に接続すると共
    に、ダイオードを電磁コイルから直流電源へ電流を供給
    可能に接続し、前記スイッチング素子をオン/オフする
    ことを断続的に繰り返し、前記オン時に前記直流電源か
    ら前記スイッチング素子を介して前記電磁コイルに電流
    を供給し、そのオン時に前記電磁コイルに蓄積されたエ
    ネルギーを前記オフ時に前記電磁コイルから前記ダイオ
    ードを介して前記直流電源に返すことを特徴とする電磁
    加振器の制御方法。
  2. 【請求項2】 電磁コイルを断続的に励磁することで機
    械的振動を生じせしめる電磁加振器の制御装置におい
    て、 第1のスイッチング素子と第1のダイオードをこの順に
    接続した第1の直列回路と、第2のダイオードと第2の
    スイッチング素子をこの順に接続した第2の直列回路と
    を、直流電源の正側と負側の間に並べて接続し、前記電
    磁コイルを、前記第1のスイッチング素子−第1のダイ
    オードの接続点と前記第2のダイオード−第2のスイッ
    チング素子の接続点との間に接続し、前記第1のスイッ
    チング素子および第2のスイッチング素子を同時にオン
    /オフすることを繰り返し、前記オン時に前記直流電源
    から前記第1のスイッチング素子および第2のスイッチ
    ング素子を介して前記電磁コイルに電流を供給すると共
    に、そのオン時に前記電磁コイルに蓄積されたエネルギ
    ーを前記オフ時に前記電磁コイルから前記第1のダイオ
    ードおよび前記第2のダイオードを介して前記直流電源
    に返すことを特徴とする電磁加振器の制御装置。
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