JPH07146500A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH07146500A JPH07146500A JP5295392A JP29539293A JPH07146500A JP H07146500 A JPH07146500 A JP H07146500A JP 5295392 A JP5295392 A JP 5295392A JP 29539293 A JP29539293 A JP 29539293A JP H07146500 A JPH07146500 A JP H07146500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- finder
- strobe device
- cam plate
- zoom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファインダー光学系の視野と、ストロボ装置
の照射角を確実に作動させる機構をコンパクト化できる
カメラを提供する。 【構成】 焦点距離を連続的に変化させる撮影レンズ系
４における焦点距離の変化に連動してカム板６を、該撮
影レンズの撮影光軸と垂直な方向にスライド可能とし、
該カム板６に設けたカム面６ｂ、６ｃに対してファイン
ダー光学系７、９を従動させ、また該カム板のカム面に
対してストロボ装置１１の照射角を従動させる。
の照射角を確実に作動させる機構をコンパクト化できる
カメラを提供する。 【構成】 焦点距離を連続的に変化させる撮影レンズ系
４における焦点距離の変化に連動してカム板６を、該撮
影レンズの撮影光軸と垂直な方向にスライド可能とし、
該カム板６に設けたカム面６ｂ、６ｃに対してファイン
ダー光学系７、９を従動させ、また該カム板のカム面に
対してストロボ装置１１の照射角を従動させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はズームレンズを備えたオ
ートフォーカスのレンズシャッタ式カメラに係り、特に
ファインダー光学系の視野と、ストロボ装置の照射角を
撮影レンズの焦点距離変化に連動させて、確実に作動さ
せる事ができる変倍ファインダー機構を有するカメラに
関する。
ートフォーカスのレンズシャッタ式カメラに係り、特に
ファインダー光学系の視野と、ストロボ装置の照射角を
撮影レンズの焦点距離変化に連動させて、確実に作動さ
せる事ができる変倍ファインダー機構を有するカメラに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ズームレンズカメラに関する変倍
ファインダー機構及び照射角可変ストロボ装置は、通常
特公平４−７８９７４号等に記載されている様に、撮影
レンズ系を移動させる為に回転駆動するズームカムリン
グから、減速機構と運動変換機構によって直進移動され
るカム板のカム溝によってファインダーレンズ及びスト
ロボ装置を移動させている。
ファインダー機構及び照射角可変ストロボ装置は、通常
特公平４−７８９７４号等に記載されている様に、撮影
レンズ系を移動させる為に回転駆動するズームカムリン
グから、減速機構と運動変換機構によって直進移動され
るカム板のカム溝によってファインダーレンズ及びスト
ロボ装置を移動させている。
【０００３】その他の例として光軸と水平方向に設けら
れた立体カムの回転による方法が提案されている。
れた立体カムの回転による方法が提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例で使用されるカム板ではカム溝を設ける為に次
のような欠点があった。
記従来例で使用されるカム板ではカム溝を設ける為に次
のような欠点があった。
【０００５】（１）カム溝を独立して設ける為にスペー
スが大きく必要になり、カム板をコンパクトに出来ない
問題がある。
スが大きく必要になり、カム板をコンパクトに出来ない
問題がある。
【０００６】（２）また、カム板を組込む場合に、カム
溝の位置にファインダーレンズとストロボ装置を正確に
合せる必要があり、組立、分解の作業性が悪いという欠
点もあった。
溝の位置にファインダーレンズとストロボ装置を正確に
合せる必要があり、組立、分解の作業性が悪いという欠
点もあった。
【０００７】（３）また回転する立体カムを用いたもの
は形状的にカム面を複数設ける事が難しく、カム面が３
カ所以上必要とすると形状が極めて複雑になり、成形も
困難となる。
は形状的にカム面を複数設ける事が難しく、カム面が３
カ所以上必要とすると形状が極めて複雑になり、成形も
困難となる。
【０００８】本発明はこのような従来の機構の欠点を解
消し、ファインダー光学系の視野と、ストロボ装置の照
明角を確実に作動させる機構をコンパクトにした変倍フ
ァインダー機構を有するカメラを提供することを目的と
する。
消し、ファインダー光学系の視野と、ストロボ装置の照
明角を確実に作動させる機構をコンパクトにした変倍フ
ァインダー機構を有するカメラを提供することを目的と
する。
【０００９】
【課題を解決するための手段（及び作用）】本発明の目
的を実現する構成は特許請求の範囲に記載した通りであ
り、具体的には、撮影光軸と垂直方向に上下するカム板
にカム面を設ける事により、ファインダーレンズホルダ
ー、ストロボ装置に掛けたバネ力でカム面に付勢され、
ファインダーレンズ、ストロボ装置の位置が定まる。
的を実現する構成は特許請求の範囲に記載した通りであ
り、具体的には、撮影光軸と垂直方向に上下するカム板
にカム面を設ける事により、ファインダーレンズホルダ
ー、ストロボ装置に掛けたバネ力でカム面に付勢され、
ファインダーレンズ、ストロボ装置の位置が定まる。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。１はズームモータ、２はズームモータに取付けたウ
ォームギアであり、３ａ，３ｂ，３ｃは不図示の地板に
取付けたズームギアである。４は回転するズームカムリ
ングで、その外周にはズームカムギア４ａが形成されて
いる。５ａ，５ｂ，５ｃは不図示の地板に取付けられた
ファインダーギア、６はカム板で、ファインダーギア５
ｃと噛合するラック６ａと２つのカム面６ｂ，６ｃが片
側に形成されている。７はＡファインダーレンズホルダ
ーでガイド軸７ａ、カム軸７ｃ、バネ掛け軸７ｂとから
なり、バネ８によって付勢される。同様に９はＢファイ
ンダーレンズホルダーでガイド軸９ａ，カム軸９ｃ，バ
ネ掛け軸９ｂとからなり、バネ１０によって付勢され
る。１２はファインダーレンズホルダーのガイド軸であ
る。
る。１はズームモータ、２はズームモータに取付けたウ
ォームギアであり、３ａ，３ｂ，３ｃは不図示の地板に
取付けたズームギアである。４は回転するズームカムリ
ングで、その外周にはズームカムギア４ａが形成されて
いる。５ａ，５ｂ，５ｃは不図示の地板に取付けられた
ファインダーギア、６はカム板で、ファインダーギア５
ｃと噛合するラック６ａと２つのカム面６ｂ，６ｃが片
側に形成されている。７はＡファインダーレンズホルダ
ーでガイド軸７ａ、カム軸７ｃ、バネ掛け軸７ｂとから
なり、バネ８によって付勢される。同様に９はＢファイ
ンダーレンズホルダーでガイド軸９ａ，カム軸９ｃ，バ
ネ掛け軸９ｂとからなり、バネ１０によって付勢され
る。１２はファインダーレンズホルダーのガイド軸であ
る。
【００１１】また、１１はストロボ装置で、カム軸１１
ａとストロボガイド軸１３とからなる。ズームモータ１
とウォームギア２の回転はズームギア３ａ，３ｂ，３ｃ
によって減速され、ズームカムリング４の外周に形成さ
れているズームカムギア４ａに伝達される。
ａとストロボガイド軸１３とからなる。ズームモータ１
とウォームギア２の回転はズームギア３ａ，３ｂ，３ｃ
によって減速され、ズームカムリング４の外周に形成さ
れているズームカムギア４ａに伝達される。
【００１２】ズームカムリング４の回転によって、ズー
ムカムリング内の不図示の撮影レンズが前後に移動し焦
点距離が変化する。ズームカムギア４ａはファインダー
ギア５ａとかみ合っており、ズームカムリングの回転は
ファインダーギア５ａ，５ｂ，５ｃによって減速され、
カム板６のラック６ａに伝達されてカム板を上下方向に
直進運動させる。
ムカムリング内の不図示の撮影レンズが前後に移動し焦
点距離が変化する。ズームカムギア４ａはファインダー
ギア５ａとかみ合っており、ズームカムリングの回転は
ファインダーギア５ａ，５ｂ，５ｃによって減速され、
カム板６のラック６ａに伝達されてカム板を上下方向に
直進運動させる。
【００１３】カム板６には、撮影レンズの焦点距離に対
応したファインダーレンズ位置がカム面６ｂ，６ｃに形
成されている。Ａ，Ｂファインダーレンズホルダーには
共に片寄せする為のバネ８，１０がそれぞれのバネ掛け
軸７ｂ，９ｂに掛けられており、ガイド軸１２にガイド
されて同一方向に片寄せられる。Ａ，Ｂファインダーレ
ンズホルダーには、それぞれカム軸７ｃ，９ｃが形成さ
れており、このカム軸がカム面６ｂ，６ｃに付勢される
事により、ファインダーレンズ７ｄ，９ｄが移動し、変
倍する。
応したファインダーレンズ位置がカム面６ｂ，６ｃに形
成されている。Ａ，Ｂファインダーレンズホルダーには
共に片寄せする為のバネ８，１０がそれぞれのバネ掛け
軸７ｂ，９ｂに掛けられており、ガイド軸１２にガイド
されて同一方向に片寄せられる。Ａ，Ｂファインダーレ
ンズホルダーには、それぞれカム軸７ｃ，９ｃが形成さ
れており、このカム軸がカム面６ｂ，６ｃに付勢される
事により、ファインダーレンズ７ｄ，９ｄが移動し、変
倍する。
【００１４】尚回転方向は、ガイド軸７ａ，９ａによっ
て不図示のガイド溝によって規制され、またカム板６の
裏面にはストロボ装置用の不図示のカム溝が形成され、
ストロボ装置１１に形成されたカム軸１１ａが該不図示
のカム溝に摺動する。カム板６が上下すると、ストロボ
装置１１はストロボガイド軸１１ａにガイドされ、撮影
レンズの焦点距離に対応した位置にストロボ装置１１が
前後移動する。
て不図示のガイド溝によって規制され、またカム板６の
裏面にはストロボ装置用の不図示のカム溝が形成され、
ストロボ装置１１に形成されたカム軸１１ａが該不図示
のカム溝に摺動する。カム板６が上下すると、ストロボ
装置１１はストロボガイド軸１１ａにガイドされ、撮影
レンズの焦点距離に対応した位置にストロボ装置１１が
前後移動する。
【００１５】この様に上下方向にスライドするカム板に
カム面を形成することにより、円筒形の立体カムを用い
たカム板に比べて成形が容易になり精度を向上させる事
が出来る。
カム面を形成することにより、円筒形の立体カムを用い
たカム板に比べて成形が容易になり精度を向上させる事
が出来る。
【００１６】またカム面のレイアウトも自由度が増し、
その結果カム板をコンパクトにする事が可能となった。
その結果カム板をコンパクトにする事が可能となった。
【００１７】更にカム面にファインダーレンズホルダー
をバネで付勢している事により、嵌合によるガタつきを
押える事が出来、ズーミングによるファインダー像の揺
れが減少する。またカム面の切欠き部が大きいのでカム
板の組立作業性も良い。
をバネで付勢している事により、嵌合によるガタつきを
押える事が出来、ズーミングによるファインダー像の揺
れが減少する。またカム面の切欠き部が大きいのでカム
板の組立作業性も良い。
【００１８】図３は本発明の他の実施例を示す図であ
る。
る。
【００１９】図３に示す実施例は可変ストロボ装置を前
後に移動させる手段を示したもので、６ｄは撮影レンズ
の焦点距離に対応したストロボ装置の位置をカム面にし
たもので、１４はストロボ装置の片寄せバネである。
後に移動させる手段を示したもので、６ｄは撮影レンズ
の焦点距離に対応したストロボ装置の位置をカム面にし
たもので、１４はストロボ装置の片寄せバネである。
【００２０】他の構成要素については上記の実施例と同
様であり、図示および説明は省略する。
様であり、図示および説明は省略する。
【００２１】本実施例の特徴はファインダーレンズ系に
加えてストロボ装置もカム面にバネ力で付勢して位置を
出すことができるようにし、しかもカム板の両面にカム
面を形成する事でカム板をコンパクトにしたまま組込み
作業性を更に向上させる事が出来る。
加えてストロボ装置もカム面にバネ力で付勢して位置を
出すことができるようにし、しかもカム板の両面にカム
面を形成する事でカム板をコンパクトにしたまま組込み
作業性を更に向上させる事が出来る。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカメラ
は、上下にスライドするカム板にカム面を設ける事によ
り、ファインダーレンズの変倍機構とストロボ装置の照
射角可変機構を撮影レンズの移動に合せて確実に連動す
る事が出来るので、カム板をコンパクトにして組立作業
性も向上させる効果がある。
は、上下にスライドするカム板にカム面を設ける事によ
り、ファインダーレンズの変倍機構とストロボ装置の照
射角可変機構を撮影レンズの移動に合せて確実に連動す
る事が出来るので、カム板をコンパクトにして組立作業
性も向上させる効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示すカメラの変倍ファイン
ダー機構の斜視図。
ダー機構の斜視図。
【図２】図１のカム板の平面図。
【図３】本発明の他の実施例を示す斜視図。
１…ズームモータ ２…ウォームギア ３…ズームギア ３ａ…第１のギア ３ｂ…第２のギア ３ｃ…第３のギア ４…ズームカムリング ４ａ…ズームカム
ギア ５…ファインダーギア ５ａ…第１のギア ５ｂ…第２のギア ５ｃ…第３のギア ６…カム板 ６ａ…ラック ６ｂ…第１のカム面 ６ｃ…第２のカム
面 ６ｄ…第３のカム面 ７…ファインダー
レンズホルダーＡ ７ａ…ガイド軸 ７ｂ…バネ掛け軸 ７ｃ…カム軸 ８…バネ ９…ファインダーレンズホルダーＢ ９ａ…ガイド軸 ９ｂ…バネ掛け軸 ９ｃカム軸 １０…バネ １１…ストロボ装
置 １１ａ…カム軸 １２…ガイド軸 １３…ストロボガイド軸 １４…片寄せバネ
ギア ５…ファインダーギア ５ａ…第１のギア ５ｂ…第２のギア ５ｃ…第３のギア ６…カム板 ６ａ…ラック ６ｂ…第１のカム面 ６ｃ…第２のカム
面 ６ｄ…第３のカム面 ７…ファインダー
レンズホルダーＡ ７ａ…ガイド軸 ７ｂ…バネ掛け軸 ７ｃ…カム軸 ８…バネ ９…ファインダーレンズホルダーＢ ９ａ…ガイド軸 ９ｂ…バネ掛け軸 ９ｃカム軸 １０…バネ １１…ストロボ装
置 １１ａ…カム軸 １２…ガイド軸 １３…ストロボガイド軸 １４…片寄せバネ
Claims (1)
- 【請求項１】 焦点距離を連続的に変化させる撮影レン
ズ系における焦点距離の変化に連動して該撮影レンズの
撮影光軸と垂直な方向にスライド可能なカム板と、該カ
ム板の上下方向のスライドに応じてファインダー光学系
の変倍機構とストロボ装置の照射角可変機構を従動させ
ることを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5295392A JPH07146500A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5295392A JPH07146500A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07146500A true JPH07146500A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17820029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5295392A Pending JPH07146500A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07146500A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100857059B1 (ko) * | 2002-01-15 | 2008-09-05 | 삼성테크윈 주식회사 | 카메라의 뷰 파인더 고정구조 |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP5295392A patent/JPH07146500A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100857059B1 (ko) * | 2002-01-15 | 2008-09-05 | 삼성테크윈 주식회사 | 카메라의 뷰 파인더 고정구조 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |