JPH07143909A - スチーム式ヘアカール器 - Google Patents

スチーム式ヘアカール器

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Publication number
JPH07143909A
JPH07143909A JP29503393A JP29503393A JPH07143909A JP H07143909 A JPH07143909 A JP H07143909A JP 29503393 A JP29503393 A JP 29503393A JP 29503393 A JP29503393 A JP 29503393A JP H07143909 A JPH07143909 A JP H07143909A
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JP
Japan
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water
tank
valve body
supply tank
water inlet
Prior art date
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Application number
JP29503393A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Aoki
和久 青木
Hideki Tanaka
秀樹 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 吸水体に手を触れずに給水タンク内への給水
を容易に行なう。 【構成】 給水タンク11の吸水口34を吸水体30に
着脱自在に装着する。給水タンク11内に吸水口34に
面して弁体32を配置する。弁体32は弾性体33によ
り吸水口34に押圧される。給水タンク11の非装着時
には吸水体30の一端側が給水タンク11の吸水口34
から離脱すると共に吸水口34は弁体32にて閉塞され
る。この状態で吸水口34の外部から弁体32を押圧す
ることにより、吸水口34が開放される。加熱手段31
によって熱くなっている吸水体30に手を一切触れず
に、吸水口34から給水タンク11内に給水できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スチーム発生装置を備
えたスチーム式ヘアカール器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種スチーム式ヘアカール器
1′は、例えば図9に示すように、ブラシ2に温風又は
冷風を送給する送風手段(図示せず)を有するグリップ
部4と、ブラシ2に内蔵されるスチーム発生装置5′を
備えたアタッチメント3とから成るヘアカール器本体B
に、スチーム発生装置5′における加熱手段31に液体
を供給するための液体供給手段A′を組み合わせて構成
される。従来の液体供給手段A′の給水タンク11′は
アタッチメント3の先端部に着脱自在に装着されるもの
であり、また吸水体30には円筒形の保持部材29によ
り給水タンク11′の吸水口34が着脱可能に保持され
ており、吸水体30は一端側が給水タンク11′の吸水
口34から給水タンク11′内に挿入されると共に他端
側が加熱手段31であるヒータパイプ10に接触してお
り、ヒータパイプ10に吸水体30から液体が供給され
ることによってアタッチメント3のスチーム孔16から
ブラシ2にスチーム噴出させることができる。図9中、
50は給水タンク11′に設けられる内圧調整用の弁で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
給水タンク11′内に液体を入れる際は、給水タンク1
1′と吸水体30とをアタッチメント3から取外し、さ
らに図10に示すように、吸水体30を給水タンク1
1′から取外して吸水口34を開放させる必要があり、
吸水体30の取外しに手間がかかるうえ、吸水体30は
加熱手段31であるヒータパイプ10の外面に接触する
部分であるため、加熱手段31の使用途中で追加給水す
る場合には熱くなっている吸水体30を手でつまんで給
水タンク11′から取外す必要があり、火傷の危険があ
る。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、吸水体に手を触れ
ずに給水タンク内への給水を容易に行なえるようにした
スチーム式ヘアカール器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ヘアカール器本体Bに内蔵されたスチー
ム発生装置5と、スチーム発生装置5における加熱手段
31に液体を供給するための液体供給手段Aとを備え、
上記液体供給手段Aは、給水タンク11と、給水タンク
11の吸水口34が着脱自在に装着されて一端側が吸水
口34から給水タンク11内に挿入されると共に他端側
が加熱手段31に接触する吸水体30と、給水タンク1
1内に収納されて吸水口34に面して配置される弁体3
2と、弁体32を吸水口34に向けて押圧する弾性体3
3とを備え、上記弁体32は、給水タンク11の非装着
状態で弾性体33の弾性力により吸水口34に弾接して
吸水口34を閉塞し、且つ吸水口34の外部から弁体3
2が押圧された時には弾性体33の弾性力に抗して吸水
口34から離間して吸水口34を開放するように構成さ
れていることを特徴する。
【0006】ここで、上記弁体32に吸水口34の外部
に突出する押圧棒36を取付けるのが好ましい。また吸
水体30の他端側を加熱手段31から接離自在とし、且
つ給水タンク11の非装着状態で吸水体30を加熱手段
31から離間した位置に変移させる弾性手段37を設け
るのが好ましい。また給水タンク11の弁体32を挟ん
で吸水口34とは反対側に内圧調整用の弁50を設置
し、内圧調整用の弁50と弁体32と吸水口34とを略
同軸M上に配列するのが好ましい。また給水タンク11
の吸水口34と吸水体30との間に水漏れ防止用の保水
体40を介挿するのが好ましい。
【0007】さらに、本発明は、ヘアカール器本体Bに
内蔵されたスチーム発生装置5と、スチーム発生装置5
における加熱手段31に液体を供給するための液体供給
手段Aとを備え、上記液体供給手段Aは、給水タンク1
1と、給水タンク11の吸水口34に固定されて一端側
が吸水口34から給水タンク11内に挿入されると共に
他端側が加熱手段31に接触する吸水体30と、給水タ
ンク11内に収納されて給水タンク11の吸水口34と
は別の部位に設けられた水入れ孔60に面して配置され
る弁体32と、弁体32を水入れ孔60に向けて押圧す
る弾性体33とを備え、上記弁体32は、弾性体33の
弾性力により水入れ孔60に弾接して水入れ孔60を閉
塞し、且つ水入れ孔60の外部から弁体32が押圧され
た時には弾性体33の弾性力に抗して水入れ孔60から
離間して水入れ孔60を開放するように構成されている
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】しかして請求項1記載の発明によれば、給水タ
ンク11の非装着時には吸水体30の一端側が給水タン
ク11の吸水口34から離脱すると共にこの吸水口34
は給水タンク11内に収納した弁体32により閉塞され
る。この状態で吸水口34の外部から弁体32を押圧す
ることにより、弾性体33の弾性力に抗して弁体32を
吸水口34から離間させて吸水口34を開放することが
できる。従って、従来のように加熱手段31によって熱
くなっている吸水体30に手を触れずに、しかも外部か
らの弁体32の開閉操作によって給水タンク11の吸水
口34からの給水を容易に行なうことができる。
【0009】また、請求項6の発明によれば、給水タン
ク11に吸水体30とは別の部位に水入れ孔60を設
け、給水タンク11内に設けられる弁体32を水入れ孔
60に面して開閉自在に配置すると共に、弁体32を弾
性体33により水入れ孔60に向けて押圧するようにし
たから、給水タンク11の非装着状態で吸水口34が吸
水体30で塞がれた状態にあっても、給水タンク11の
吸水口34とは別に設けた水入れ孔60を弁体32によ
り開閉することによって、吸水口34以外の部位から給
水タンク11内への給水を容易に行なうことができる。
従って、加熱手段31によって熱くなっている吸水体3
0に手を触れたり、吸水体30を給水タンク11から取
外したりする必要がなくなる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)本発明の第1の実施例を図1乃至図7に示
す。図1において、スチーム式ヘアカール器1は、温風
又は冷風を送給する送風手段(図示せず)を有するグリ
ップ部4と、ブラシ2にスチームを与えるためのスチー
ム発生装置5を備えたアタッチメント3とから成るヘア
カール器本体Aに、スチーム発生装置5における加熱手
段31に液体を供給するための液体供給手段Aを組み合
わせて構成される。
【0011】まず、グリップ部4は、図1に示すよう
に、円筒状のハウジング6の内部に温風又は冷風を送る
ための送風手段及びヒータブロック(図示せず)が収納
されており、ハウジング6の先端面には送風口7が設け
られ、ハウジング6の後端部に形成された吸い込み口
(図示せず)から取り入れた空気を送風口7から冷風と
して吐出する。このときヒータブロックに通電されてい
るときには送風口7からは温風が吐出する。
【0012】アタッチメント3は、グリップ部4を構成
するハウジング6の先端部に着脱自在に連結されるもの
であって、円筒形のパイプ9内にスチーム発生装置5に
おける加熱手段31であるヒータパイプ10が収納され
ている。このヒータパイプ10は、液体供給手段である
給水タンク11から供給される液体(水)を加熱してス
チーム化するものであり、ヒータパイプ10内には、正
特性サーミスタから成る発熱部材13と、発熱部材13
の両面に各々接する一対の電極板14と、各電極板14
を両側から挟む一対の熱良導体から成るくさび型絶縁体
15とから成るヒータ8が収納されている。さらに、パ
イプ9にはスチームを噴出させるための多数個のスチー
ム孔16が形成され、このパイプ9の外周にはブラシ2
の筒状部18が着脱自在に被せられている。筒状部18
の片面はブラシ2を構成する多数のブリスル19を備え
たブリスル板20で覆われ、筒状部18の他面側はカバ
ー21で覆われており、この筒状部18とブリスル板2
0とにはパイプ9に形成されたスチーム孔16と一致す
る部分にスチーム孔17が形成されている。
【0013】一方、液体供給手段Aは、給水タンク11
と、給水タンク11の吸水口34に着脱自在に取付けら
れる保持部材29と、この保持部材29に保持される吸
水体30と、給水タンク11内に収納される弁体32、
弾性体33とで構成される。給水タンク11は、ブラシ
2内の加熱手段31であるヒータパイプ10に液体(水
など)を供給するものであって、給水タンク11の吸水
側の側面に形成された吸水口34の先端のフック90が
保持部材29の先端の側面の係止凹所91に係止するこ
とで給水タンク11は保持部材29に着脱自在に装着さ
れる。
【0014】保持部材29に保持される吸水体30は、
一端側が吸水口34に挿脱自在に挿入されると共に、保
持部材29をアタッチメント3のパイプ7の先端開口部
内に差し込んだ状態で加熱手段31であるヒータパイプ
10のくさび型となった外周面に接触するものであり、
これによって、給水タンク11内の液体が吸水体30を
伝ってヒータパイプ10の外面に導かれる。
【0015】上記給水タンク11内には、吸水口34に
面して弁体32が収納され、弁体32の背後には弾性体
33が配置されている。弾性体33は例えばバネから成
り、一端側が弁体32に支承され、他端側が給水タンク
11側に支承されており、弁体32を吸水口34に向け
て押圧する働きをする。さらに給水タンク11内には、
内圧調整用の弁50が設置されている。この内圧調整用
の弁50は、給水タンク11の弁体32を挟んで吸水口
34とは反対側において弁体32及び吸水口34と同軸
M上に配列されており、吸水口34から給水タンク11
内に給水される液体が内圧調整用の弁50に直接当たる
のが防がれている。このような内圧調整用の弁50の設
置により、給水タンク11内の圧力が上昇したときに内
圧調整用の弁50の作用によって吸水体30に液体が吸
水され易くなり、加熱手段31であるヒータパイプ10
の始動時にスチームが発生し易くなる。
【0016】なお、上記保持部材29の先端面には弁体
32に面して突片35が突設されており、給水タンク1
1の装着状態で突片35の先端が弁体32を押圧して吸
水口34を開放するように働くことにより、吸水体30
と弁体32とが非接触状態で保持されるようになってい
る。なお突片35は吸水体30側ではなく、弁体32側
に設けられてもよい。この場合、給水タンク11の装着
状態で突片の先端部が吸水体30の周辺に当たるように
すれば、やはり弁体32と吸水体30とを非接触に保て
るようになる。
【0017】上記構成において、給水タンク11内に給
水する時に給水タンク11をブラシ2から取外すと、吸
水体30が給水タンク11の吸水口34から離脱すると
同時に吸水口34は給水タンク11内に収納した弁体3
2により自動的に閉塞され(図2(a)の状態)、水漏
れを防いだ状態で例えば図2(b)に示すように、吸水
口34を上向きにして補水容器100の棒状の先端10
0aで弁体32を押し込むことにより、吸水口34を開
放しながら給水タンク11内に液体をスムーズに供給で
きるようになる。なお、図3に示すように、水道蛇口1
10から流出する水圧によって弁体32を開いてもよ
く、要するに吸水体30の外部から弁体32を押し込む
ことができる方法であればその手段は問わない。
【0018】こうして給水タンク11内に給水した後
に、弁体32への外部からの押圧を解除すると弁体32
は自動的に吸水口34を閉塞して、水漏れを防いだ状態
で給水タンク11を吸水体30に装着できるようにな
る。しかも給水タンク11の装着時には吸水体30に設
けた突片35が弁体32を押圧することにより吸水口3
4が開放されて吸水体30の一端側が吸水口34に挿入
されることとなり、吸水体30を弁体32から離反させ
た状態で給水タンク11内に挿入できるようになり、給
水タンク11内の液体を吸水体30を伝ってヒータパイ
プ10にスムーズに供給することができる。
【0019】このように弁体32によって吸水口34を
開閉したことにより、たとえ加熱手段31によって吸水
体30が熱くなっていても、このような熱い吸水体30
に手を一切触れることなく給水タンク11内に給水でき
るので、火傷を防止できる。しかも吸水体30を給水タ
ンク11から取外す手間を省くことができるので、給水
タンク11内の給水が一層容易になるという利点があ
る。
【0020】また本実施例では、給水タンク11の弁体
32を挟んで吸水口34とは反対側に内圧調整用の弁5
0を設置し、内圧調整用の弁50と弁体32と吸水口3
4とを略同軸M上に配列したから、吸水口34から給水
タンク11内に水入れを行なう際に水は内圧調整用の弁
50には直接当たらなくなり、給水時の水圧から内圧調
整用の弁50の保護効果が得られる。
【0021】次に図1の変形例として、図4に示すよう
に、弁体32に吸水口34の外部に突出する押圧棒36
を取付けてもよい。この場合、吸水口34の外部から指
で押圧棒36の先端を矢印方向Cに向けて押すだけで弁
体32を簡単に開放させることができるようになり、給
水給水タンク11内の洗浄、残水の除去等を容易に行な
うことができる。
【0022】また図1の変形例として、図5及び図6に
示すように、吸水体30の他端側を加熱手段31から接
離自在とし、且つ給水タンク11の非装着状態で吸水体
30を加熱手段31から離間した位置に変移させる弾性
手段37を設けるようにしてもよい。つまり、アタッチ
メント3の円筒形のパイプ9内において、内部にヒータ
8を配したヒータパイプ10と吸水体30の他端側との
間に弾性手段37であるバネ37aが介挿されており、
給水タンク11の装着状態(図5の状態)では、吸水体
30は給水タンク11により押されてバネ37aが縮
み、吸水体30の他端側がヒータパイプ10の外面に接
触することができる一方で、給水タンク11の非装着状
態(図6の状態)では、吸水体30は給水タンク11に
より押されなくなってバネ37aが自然長に伸び、吸水
体30をヒータパイプ10から離反する方向に押圧す
る。このとき、例えばアタッチメント3の先端部にスト
ッパ38を設けておくことにより、吸水体30がアタッ
チメント3から飛び出すおそれがなくなり、吸水体30
をヒータパイプ10から離間した所定位置で保持できる
ものである。これにより、給水タンク11の非装着状態
におけるヒータパイプ10による吸水体30の過乾燥を
未然に防止できるという利点がある。
【0023】さらに図1の変形例として、図7に示すよ
うに、給水タンク11の吸水口34と吸水体30との間
に水漏れ防止用の保水体40を介挿するようにしてもよ
い。この保水体40は、図7(b)に示す給水タンク1
1の吸水口34の内面、又は図7(c)に示す吸水体3
0の側方の一方に取付けられる例えばフェルトから成
り、この保水体40によって給水タンク11の吸水口3
4と吸水体30の離反時、つまり給水タンク11の吸水
口34を弁体32が閉塞する直前に給水タンク11の吸
水口34と吸水体30との間から水が漏れ出るのを保水
体40によって防止できるものである。 (実施例2)本発明の第2の実施例を図8に示す。本実
施例では、図8(a)に示すように、吸水体30の一端
側は吸水口34から給水タンク11内に挿入されると共
に、給水タンク11の吸水口34に吸水体30の保持部
材29が固定され、さらに給水タンク11には吸水口3
4とは別の部位(本実施例では吸水体30の軸Mから外
れた給水タンク11の吸水側の側面)に水入れ孔60が
設けられ、給水タンク11内に上記水入れ孔60に面し
て弁体32′とこの弁体32′を水入れ孔60に向けて
押圧する弾性体33とが収納されている。なお給水タン
ク11を含む液体供給手段A以外の他のアタッチメント
及びヘアカール器本体の構造は図1の実施例と同様であ
り、図示を省略する。
【0024】ここで、給水タンク11内に給水する場合
は、給水タンク11を吸水体30と共にアタッチメント
(図示せず)から取外す。このとき給水タンク11の非
装着状態で吸水口34が吸水体30で塞がれた状態にあ
っても、図8(b)に示すように、給水タンク11の吸
水口34とは別に設けた水入れ孔60を上向きにして、
水入れ孔60の外部から液体容器100の先端100a
にて弁体32′を押圧することにより、吸水口34が塞
がれている状態であっても、水入れ孔60から給水タン
ク11内に液体を給水できるようになる。従って、加熱
手段(図示せず)によって熱くなっている吸水体30に
手を一切触れる必要がなく、火傷を防止でき、さらに吸
水体30を給水タンク11から取外す手間も省かれると
共に、給水タンク11と吸水体30との一体化によって
部品数を減らして構造の簡略化を図ることができる。
【0025】また、この実施例においても、水入れ孔6
0は内圧調整用の弁50の軸Mから位置ずれしているの
で、吸水口34から給水タンク11内に給水された液体
が内圧調整用の弁50に直接当たらなくなるので、上記
実施例の場合と同様、給水時の水圧から内圧調整用の弁
50を保護できるという利点がある。
【0026】
【発明の効果】上述のように、請求項1記載の発明は、
ヘアカール器本体に内蔵されたスチーム発生装置と、ス
チーム発生装置における加熱手段に液体を供給するため
の液体供給手段とを備え、上記液体供給手段は、給水タ
ンクと、給水タンクの吸水口が着脱自在に装着されて一
端側が吸水口から給水タンク内に挿入されると共に他端
側が加熱手段に接触する吸水体と、給水タンク内に収納
されて吸水口に面して配置される弁体と、弁体を吸水口
に向けて押圧する弾性体とを備え、上記弁体は、吸水体
に対する給水タンクの非装着状態で弾性体の弾性力によ
り吸水口に弾接して吸水口を閉塞し、且つ吸水口の外部
から弁体が押圧された時には弾性体の弾性力に抗して吸
水口から離間して吸水口を開放するように構成されてい
るから、給水タンクの非装着状態で吸水体が給水タンク
から離脱した後は弁体が吸水口を閉塞するので、吸水口
からの水漏れを防止でき、且つこの状態で吸水口の外部
から弁体を押圧することにより吸水口を開放させて給水
タンク内に給水することができる。その結果、加熱手段
によって熱くなっている吸水体に手を触れずに給水タン
ク内に容易に給水ができるようになり、火傷の危険がな
く、そのうえ吸水体を給水タンクから取外す手間を省け
るという効果がある。
【0027】請求項2記載の発明は、請求項1記載の弁
体に吸水口の外部に突出する押圧棒を取付けるようにし
たから、指で押圧棒の先端を押すだけで弁体を簡単に開
放させることができ、給水タンク内の洗浄、残水の除去
を容易に行なうことができる。請求項3記載の発明は、
請求項1記載の吸水体の他端側を加熱手段から接離自在
とし、且つ給水タンクの非装着状態で吸水体を加熱手段
から離間した位置に変移させる弾性手段を設けたから、
給水タンクを吸水体から取外した状態では吸水体が加熱
手段により加熱されるのが防がれ、加熱手段による吸水
体の過乾燥を未然に防止することができる。
【0028】請求項4記載の発明は、請求項1記載の給
水タンクの弁体を挟んで吸水口とは反対側に内圧調整用
の弁を設置し、内圧調整用の弁と弁体と吸水口とを略同
軸上に配列したから、吸水口から給水タンク内に給水さ
れた液体が内圧調整用の弁に直接当たらなくなるので、
給水時の水圧から内圧調整用の弁を保護することができ
る。
【0029】請求項5記載の発明は、請求項1記載の給
水タンクの吸水口と吸水体との間に水漏れ防止用の保水
体を介挿したから、給水タンクの吸水口と吸水体の離反
時の水漏れを保水体によって防止できるようになる。ま
た、請求項6記載の発明は、ヘアカール器本体に内蔵さ
れたスチーム発生装置と、スチーム発生装置における加
熱手段に液体を供給するための液体供給手段とを備え、
上記液体供給手段は、給水タンクと、給水タンクの吸水
口に固定されて一端側が吸水口から給水タンク内に挿入
されると共に他端側が加熱手段に接離自在に接触する吸
水体と、給水タンク内に収納されて給水タンクの吸水口
とは別の部位に設けた水入れ孔に面して配置される弁体
と、弁体を水入れ孔に向けて押圧する弾性体とを備え、
上記弁体は、弾性体の弾性力により水入れ孔に弾接して
水入れ孔を閉塞し、且つ水入れ孔の外部から弁体が押圧
された時には弾性体の弾性力に抗して水入れ孔から離間
して水入れ孔を開放するように構成されているから、給
水タンクの非装着状態で吸水口が吸水体で塞がれた状態
にあっても、給水タンクの吸水口とは別の部位から給水
タンク内に給水ができるようになり、その結果、請求項
1と同様、加熱手段によって熱くなっている吸水体に手
を触れずに給水タンク内に容易に給水でき、火傷の危険
がなくなり、さらに吸水体を給水タンクから取外す手間
も省かれると共に、給水タンクと吸水体との一体化によ
って部品数を減らして構造の簡略化を図ることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に用いられるスチーム式
ヘアカール器の要部断面図である。
【図2】(a)は同上の給水タンクの断面図、(b)は
(a)の給水動作を説明する断面図である。
【図3】図2(b)の給水動作の変形例を説明する断面
図である。
【図4】図2(a)の変形例を示す断面図である。
【図5】図1の変形例を示す要部断面図である。
【図6】図5の給水タンクの非装着状態の要部断面図で
ある。
【図7】図2(a)の変形例を示し、(a)は吸水体付
き給水タンクの断面図、(b)は給水タンクの断面図、
(c)は吸水体の断面図である。
【図8】(a)は本発明の第2の実施例に用いられる吸
水体付き給水タンクの断面図、(b)は(a)の給水動
作を説明する断面図である。
【図9】従来のスチーム式ヘアカール器の要部断面図で
ある。
【図10】従来の給水動作を説明する分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 ブラシ 5 スチーム発生装置 11 給水タンク 30 吸水体 31 加熱手段 32 弁体 33 弾性体 34 吸水口 36 押圧棒 37 弾性手段 40 保水体 50 内圧調整用の弁 60 水入れ孔 A 液体供給手段 B ヘアカール器本体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘアカール器本体に内蔵されたスチーム
    発生装置と、スチーム発生装置における加熱手段に液体
    を供給するための液体供給手段とを備え、上記液体供給
    手段は、給水タンクと、給水タンクの吸水口が着脱自在
    に装着されて一端側が吸水口から給水タンク内に挿入さ
    れると共に他端側が加熱手段に接触する吸水体と、給水
    タンク内に収納されて吸水口に面して配置される弁体
    と、弁体を吸水口に向けて押圧する弾性体とを備え、上
    記弁体は、吸水体に対する給水タンクの非装着状態で弾
    性体の弾性力により吸水口に弾接して吸水口を閉塞し、
    且つ吸水口の外部から弁体が押圧された時には弾性体の
    弾性力に抗して吸水口から離間して吸水口を開放するよ
    うに構成されていることを特徴するスチーム式ヘアカー
    ル器。
  2. 【請求項2】 弁体に吸水口の外部に突出する押圧棒を
    取付けたことを特徴とする請求項1記載のスチーム式ヘ
    アカール器。
  3. 【請求項3】 吸水体の他端側を加熱手段から接離自在
    とし、且つ給水タンクの非装着状態で吸水体を加熱手段
    から離間した位置に変移させる弾性手段を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のスチーム式ヘアカール器。
  4. 【請求項4】 給水タンクの弁体を挟んで吸水口とは反
    対側に内圧調整用の弁を設置し、内圧調整用の弁と弁体
    と吸水口とを略同軸上に配列したことを特徴とする請求
    項1記載のスチーム式ヘアカール器。
  5. 【請求項5】 給水タンクの吸水口と吸水体との間に水
    漏れ防止用の保水体を介挿したことを特徴とする請求項
    1記載のスチーム式ヘアカール器。
  6. 【請求項6】 ヘアカール器本体に内蔵されたスチーム
    発生装置と、スチーム発生装置における加熱手段に液体
    を供給するための液体供給手段とを備え、上記液体供給
    手段は、給水タンクと、給水タンクの吸水口に固定され
    て一端側が吸水口から給水タンク内に挿入されると共に
    他端側が加熱手段に接離自在に接触する吸水体と、給水
    タンク内に収納されて給水タンクの吸水口とは別の部位
    に設けた水入れ孔に面して配置される弁体と、弁体を水
    入れ孔に向けて押圧する弾性体とを備え、上記弁体は、
    弾性体の弾性力により水入れ孔に弾接して水入れ孔を閉
    塞し、且つ水入れ孔の外部から弁体が押圧された時には
    弾性体の弾性力に抗して水入れ孔から離間して水入れ孔
    を開放するように構成されていることを特徴とするスチ
    ーム式ヘアカール器。
JP29503393A 1993-11-25 1993-11-25 スチーム式ヘアカール器 Withdrawn JPH07143909A (ja)

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