JPH08214934A - スチームヘアーセッター - Google Patents

スチームヘアーセッター

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JPH08214934A
JPH08214934A JP12854695A JP12854695A JPH08214934A JP H08214934 A JPH08214934 A JP H08214934A JP 12854695 A JP12854695 A JP 12854695A JP 12854695 A JP12854695 A JP 12854695A JP H08214934 A JPH08214934 A JP H08214934A
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bristle
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Kazunori Chiyuusai
和典 中才
Yuji Yamane
裕二 山根
Hideki Tanaka
秀樹 田中
Yoshiyuki Nanba
嘉行 南波
Eiji Tsuji
英二 辻
Masashi Hiroya
昌司 廣谷
Shigenori Kukumiya
重徳 久々宮
Katsunori Someya
克典 染矢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 毛髪を傷めることなく癖毛をストレートに伸
ばす。ストレートの状態を長く持続させる。 【構成】 スチームを噴出させるスチーム噴出孔の近傍
に配設されたブリスル17の直立方向と略直角の面で、
毛髪を両側から挟持する押え板16を設ける。毛髪はブ
リスル17により櫛通しされてブリスル17と直交する
方向の癖が矯正されつつ、押え板16により直立方向と
略直角の面でプレスされ、ブリスル17を通過してしま
うブリスル17の直立方向の癖、曲がりを伸ばすことが
できる。毛髪にスチーム噴出孔からのスチームを当てて
吸水することにより、ブリスル17、押え板16で伸ば
された毛髪がスチームによってさらに伸ばされ、ストレ
ートの状態を長く保持でき、癖が戻ることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば癖毛をストレー
トにするためのスチームヘアーセッターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、女性が持っている髪に関する
悩みの1つとして、個々の髪質により髪が特有の曲がっ
た形状をしているといった、癖毛の毛髪がある。このよ
うな癖毛は、パーマ等で付けたウェーブとは異なり、生
まれながらの髪質であり、矯正することが難しい。
【0003】そこで、癖毛をストレートにする器具とし
ては、熱板により毛髪を挟み込むヘアーアイロンが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のヘア
ーアイロンは、熱板の面により毛髪の癖を矯正するもの
であるから、熱板の面と同一方向にある癖、曲がり等を
とることができず、しかも、従来のような毛髪の挟み込
み方式では、頂頭部の癖を取ることもできない。また癖
毛の女性は、2本のブラシで毛髪を挟んだ状態で櫛通し
をするといった方法で癖直しをしている人もいるが、こ
の場合もブラシの直立方向と同一方向にある癖を取るこ
とは困難であり、ストレートの状態を持続させる効果も
少ない。
【0005】また、癖毛は水分を保給すると水分により
毛髪が軟らかくなり、伸びる傾向がある。そこで、スチ
ーム等を毛髪に与えて癖毛を伸ばす方法が有効である
が、自然乾燥にまかせた場合、元の癖が発生するため
に、やはりストレートの状態を長く持続することができ
ないという問題がある。尚、ストレートの状態を長く持
続させる方法としては、ストレートパーマーがあるが、
薬品により毛髪が痛むという問題がある。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、生まれながらの髪
質による癖毛や、矯正が困難とされている癖毛を容易に
ストレートに伸ばすことができると共にストレートの状
態を長く持続させることができ、また従来のヘアーアイ
ロン等では挟み込むことが困難であった頂頭部付近の癖
毛も容易に伸ばすことができ、さらに毛髪を傷めること
なく癖毛をストレートに伸ばすことができるようにした
スチームヘアーセッターを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、スチーム発生機構2を内蔵すると共に、
スチームを噴出させるスチーム噴出孔12の近傍にブリ
スル17が配設されたスチームヘアーセッターにおい
て、ブリスル17の直立方向と略直角の面で毛髪を両側
から挟持する押え板16を設けて成るものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、スチームを噴出させるスチー
ム噴出孔12の近傍に配設されたブリスル17の直立方
向と略直角の面で、毛髪を両側から挟持する押え板16
を設けるようにしたから、ブラシ8により毛髪をブラッ
シングする際に、毛髪はブリスル17により櫛通しされ
てブリスル17と直交する方向の癖が矯正されつつ、押
え板16により直立方向と略直角の面でプレスされ、ブ
リスル17を通過してしまうブリスル17の直立方向の
癖、曲がりを伸ばすことができる。しかも、ブリスル1
7及び押え板16を通過した毛髪にスチーム噴出孔12
からのスチームを当てて吸水することにより、ブリスル
17、押え板16で伸ばされた毛髪がスチームによって
さらに伸ばされ、毛髪の内部から癖毛を伸ばすことがで
きるので、ストレートの状態を長く保持でき、癖が戻る
ことがなくなる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図
7に示す。本実施例のスチームヘアーセッターは、図1
乃至図7に示すように、スチーム発生機構2を内蔵して
いるヘッド部4と、回路部5を内蔵しており使用時に保
持する部分であるハンドル3とから成る本体1と、本体
1の先端側に着脱可能であり、スチーム発生機構2へ水
を供給する手段であるタンク6と、本体1のタンク6と
は反対側の端部に支持されて本体1に対して開閉操作自
在となった基台7と、基台7の本体1側から見て裏面側
に着脱自在に装着されるブラシ8とを備える。そして、
タンク6からフェルト9を介してヒータパイプ10へ供
給された水は、ヒータパイプ10により加熱されて蒸気
化し、この部分で発生したスチームは、スチーム発生機
構2に設置された放電電極11間の放電により、弱酸性
化し、その粒子は微細化されて本体1のスチーム噴出孔
12から放出されるようになっている。ここで図1〜図
3は本体1のヘッド部4と基台7との間に毛髪15(以
下「髪」と略称する。)を挟んで癖直しを行なう場合を
示しており、図4〜図6は本体1にブラシ8を装着して
ブラッシングにより癖直しを行なう場合を示している。
【0010】図3において、本体1のヘッド部4におけ
る髪と接する側には、その中央部にスチームが噴出する
スチーム噴出孔12が形成され、このスチーム噴出孔1
2の両外側に押え板16が夫々設置され、さらに押え板
16の両外側に複数本のブリスル17が夫々設置されて
いる。一方、基台7にも、本体1の押え板16及びブリ
スル17に夫々対向する位置に同様な押え板16とブリ
スル17とが夫々設置されている。また、本体1側の押
え板16は、スチーム噴出孔12が形成されている面と
同じ材質、例えばアルミニウム等の金属で一体形成され
ており、スチームにより加熱されると共に、押え板16
の端部はヒータパイプ10と接触しており、ヒータパイ
プ10によって直接加熱されるので、押え板16を熱板
として使用できるものである。ここで、スチームにより
吸水された直後に髪を乾燥させる手段として、押え板1
6を加熱する方法以外に、例えばブリスル17を加熱す
る方法、或いは温風を当てる方法、或いは遠赤外線を当
てる方法を採用してもよい。
【0011】次に、先ずブラシ8を使用しないで癖直し
を行なう方法を説明する。図1〜図3に示すように、ブ
ラシ8を装着せず、本体1と基台7との間に髪を挟み込
み、両者1,7を閉じた状態で、スチームを発生させる
と、本体1のスチーム噴出孔12からスチームが噴出す
る。この状態でスチームヘアーセッターを図3の矢印方
向に移動させると、髪はブリスル17→押え板16→ス
チーム噴出孔12→押え板16→ブリスル17の順で通
過する。このとき、髪は最初にブリスル17により櫛通
しされてブリスル17と直交する方向の癖が矯正され
る。次に、ブリスル17を通過した後の髪は押え板16
によりプレスされる。このとき、押え板16は直立方向
と略直角の面で髪をプレスするので、ブリスル17を通
過してしまうような髪のブリスル17の直立方向の癖、
曲がりを伸ばすことができる。しかも、押え板16はス
チームで加熱されているので、癖直しが効果的に行なわ
れる。そして、この押え板16を通過した髪は、スチー
ム噴出孔12の上方に達してスチームが当てられ、吸水
されるので、ブリスル17、押え板16で伸ばされた状
態でスチームによってさらに伸ばされ、その後、スチー
ム噴出孔12を通過した髪は押え板16で再びプレスさ
れ、ブリスル17で再び櫛通しされる。このとき、髪は
スチームで吸水された直後に、加熱された押え板16
(熱板)にて加熱されるので、髪の癖が取れて伸びたま
まの状態で乾燥され、ストレートの状態が長く保持さ
れ、自然乾燥により癖が戻ることがなくなる。
【0012】このように、ブリスル17による癖伸ばし
と押え板16による毛伸ばしとを同時に行なうことがで
き、しかもブリスル17と押え板16とは癖毛を矯正す
る方向が略直角方向であるために、癖毛の任意の方向の
曲がりや微妙な曲がりまで容易に矯正することができ、
そのうえスチームで吸水された直後の髪を加熱すること
によって、髪の癖が取れて伸びたままの状態で乾燥させ
ることができるので、自然乾燥により癖が戻るのをより
確実に防止でき、ストレートの状態をより長く持続する
ことができるものである。
【0013】しかも、押え板16を髪に水分を与えるた
めのスチームに接触させることで、スチーム発生機構2
を押え板16の加熱手段として兼用でき、部品点数を削
減できる。さらに、スチーム発生部からスチーム噴出孔
12に至る径路の途中に放電電極11を配置し、スチー
ムを放電により微細化することで、スチームの髪への浸
透性が良く、髪の癖直しを最も効果的に行なうことがで
き、またスチームは弱酸性化されているので、髪を傷め
ることなく伸ばすことができる。さらにスチームを噴出
するスチーム噴出孔12の両側にブリスル17及び押え
板16を配置したことにより、使用者はどちらの方向か
らブラッシングしても、同一の癖直し効果を得ることが
でき、使い勝手を良くすることができるという利点もあ
る。
【0014】また、押え板16を以下の構成としたこと
で、癖直しをより効果的に行なうことができる。つま
り、図3に示すように、押え板16の髪を押さえる平面
部分をブリスル17の根元の底面よりも高い位置に形成
してあるので、ブリスル17を通過した後の髪が押え板
16に接触できなくなるという事態を回避でき、髪を押
え板16にて確実にプレスして、加熱することができる
ものである。またこのとき、ブリスル17の先端を押え
板16により形成される髪を押さえる面よりも高い位置
に突出させてあるから、髪がブリスル17に櫛通しされ
る際に押え板16が邪魔になることがなく、すべてのブ
リスル17で髪を確実に捕らえることができる。また、
ブリスル17及び押え板16の外側にブリスル17及び
押え板16を通過した髪を押さえる突出部20が形成さ
れており、この突出部20の高さを押え板16により形
成される髪を押さえる面よりも低い位置(同一高さであ
ってもよい。)に設定してあるので、押え板16を通過
した髪が突出部20にて押さえられ、押え板16を通過
した後での髪の曲がりを防止できるようなっており、さ
らにこの突出部20は隣合うブリスル17間にも形成さ
れており、この突出部20は隣合うブリスル17同士を
つなぐ形で配置され、ブリスル17を通過した後の髪の
曲がりを防止できると同時に、ブリスル17の補強効果
が得られるものである。
【0015】また、本体1のスチーム噴出孔12が形成
されている面を押え板16により形成される髪を押さえ
る面より低い位置(同一高さであってもよい。)に設定
したことにより、スチーム噴出孔12が髪で塞がれてし
まう心配がなくなり、さらに、本体1側の押え板16と
基台7側の押え板16とはスチーム噴出孔12を囲む箱
形状に形成されているので、スチームを押え板16間に
こもらせることができ、スチームを漏れなく髪に与える
ことができる。さらに押え板16をブリスル17が形成
されている面と一体形成することによって、押え板16
とブリスル17とを同時に加熱することができ、癖直し
をより効果的に行なうことができる。また、図1に示す
ように、押え板16の先端部16aを略曲面状に傾斜さ
せたことにより、押え板16の先端部16aが滑らかな
形状となり、髪を押え板16に引掛けることなく、本体
1と基台7との間にスムーズに取り込むことができると
いう利点もある。なお、本体1側の一対の押え板16を
スチーム噴出孔12を囲む位置で連続形成してもよく、
この場合、押え板16を均一に加熱でき、髪に熱を均一
に伝えることができるようになる。また、本体1側の押
え板16と基台7側の押え板16との対向面の間に髪の
厚みを考慮して数ミリ程度の隙間を設けておくことによ
り、押え板16の間でプレスされる髪を押え板16の間
をつっかかることなくスムーズに通過させることができ
るようになる。
【0016】一方、ブリスル17を以下のように構成し
たことで、癖直しをより効果的に行なうことができる。
つまり、図1に示すように、各ブリスル17をスチーム
噴出孔12を挟んで左右2列に配置すると共に、個々の
ブリスル17相互間に対向するブリスル17が入り込む
ようにすることによって、対向するブリスル17同士が
互いにかみ合うことができ、ブリスル17間に髪を挟み
込むことができなくなるのを防止することができる。な
お、ブリスル17の配列は、図1の実施例に限られるも
のではなく、例えば本体1側の複数のブリスル17を前
後左右に配列し、隣合う4本のブリスル17を1組とし
て、四辺形の頂点となる位置に4本のブリスル17を夫
々配設し、各ブリスル17の対角線の交点となる位置
に、基台7側のブリスル17が挿入できるようにした場
合でも、本体1側のブリスル17と基台7側のブリスル
17とが互いにかみ合うことができ、髪を本体1側のブ
リスル17と基台7側のブリスル17とで両側から挟み
込んで、髪を確実に捕らえることができるものである。
なお、ブリスル17は基台7又は本体1のいずれか片側
のみに配設するようにしてもよいが、ブリスル17の本
数を増やしてブリスル17間の間隔を細かく設定し且つ
髪が通る隙間をより小さくして髪をストレートに伸ばす
ことができる点を考慮して、ブリスル17を本体1と基
台7の両側に配設するのが好ましい。この場合、図3に
示すように、各ブリスル17の先端を、押え板16によ
り形成される髪を押さえる面よりも高い位置に突出させ
ることによって、髪がブリスル17に櫛通しされる際に
押え板16が邪魔になることがなく、すべてのブリスル
17で髪を確実に捕らえることができる。
【0017】次に、ブラシ8を用いて毛髪の癖直しを行
なう場合を説明する。図6に示すように、スチーム噴出
孔12が設けられる本体1と対向する基台7に、スチー
ム噴出孔12から見て反対側の面にブラシ8を着脱自在
に装着し、ブラシ8の筒部13を介して開口部14から
スチームを噴出させることにより、ブラシ8で髪をブラ
ッシングする際に、髪を挟み込むことが難しい頂頭部の
髪を伸ばすことができる。このとき、スチーム噴出孔1
2の周囲にゴム等の弾性体23を設け、ブラシ8の筒部
13に弾性体23を押圧する突起22を突設させてある
ので、スチームの漏れを確実に防止できる。さらに、基
台7には筒部13と係合する開口部(通気口)21が設
けられており、この開口部21はブラシ8の非装着時に
は通常は閉じられ、ブラシ8を装着した時のみ開放され
るようになっている。その方法として、例えばブラシ8
を装着したときに筒部13に押圧されて開口部21を開
き、ブラシ8が取外されたときに開口部21を閉じる弁
機構を用いるようにしてもよく、これにより、ブラシ8
を装着しないとき、つまり、ブリスル17間に髪を挟ん
でスチームを発生させるときに、基台7からスチームが
漏れ出るのを防ぐことができる。
【0018】ここで、押え板16は本体1のスチーム噴
出孔12が形成されている面に一体形成されているの
で、スチーム噴出孔12が形成されている面も同時に加
熱されるようになり、スチーム噴出孔12が形成されて
いる面の表面側でスチームが結露するのを防止できる。
また、基台7の開口部21がスチーム噴出孔12が占め
る面積より大きく形成されているので、開口部14が小
さい場合に生じる開口部14付近でのスチームの結露を
効果的に防止することができると共に、ブラシ8には本
体1側のスチーム噴出孔12の占める面積よりも大きい
単一のスチーム噴出用の開口部14を形成したから、例
えば小さい複数の開口部を面に設けた場合のように、ス
チームを発生した場合に面が障害となった生じる結露の
発生を防止することができる。そのうえ、開口部14に
通じる筒部13の内壁面に開口面積が徐々に広くなる傾
斜を設けたことにより、内壁面にスチームが通過する上
で障害となる部分がなくなり、筒部13でのスチームの
結露もまた効果的に防止することができるという利点が
ある。
【0019】次に、ブラシ8の着脱方法を説明する。図
5に示すように、本体1のタンク6の側端部には係合孔
24が設けられ、ブラシ8の先端側に設けられたフック
25が該係合孔24に係脱自在に引掛けられるようにな
っており、ブラシ8の先端側を基台7に押し当てること
によってフック25が係合孔24に係合して、ブラシ8
の先端側が本体1に係合されるようになっている。これ
らフック25と係合孔24は本体1の最先端側に位置し
ているので、髪を挟み込んで使用する際に邪魔にならな
くなる。また、基台7の基端側には鉤部28付き操作子
26がスライド自在に配設されると共に、ブラシ8の基
端側には該鉤部28の先端部28aに係脱自在に引掛け
られるフック27が設けられており、また操作子26は
バネ30により先端側に向けて常にバネ付勢されてお
り、ブラシ8の基端側を基台7に押し当てることによっ
てフック27が操作子26の鉤部28の先端部28aに
スライド係合して、ブラシ8の基端側が基台7に係合さ
れるようになり、また、操作子26をバネ30のバネ力
に抗して基端側に操作することにより、操作子26と一
体に設けられている鉤部28の先端部28aがフック2
7から離脱して、ブラシ8の基端側を基台7から取外せ
るようになる。このときブラシ8の先端側のフック25
は本体1側の係合孔24に引掛けられているにすぎない
ため、ブラシ8の先端側を本体1から取外すことがで
き、この結果、ブラシ8を本体1及び基台7から取外し
可能となる。このとき、操作子26を使用時に手で支持
する部分となるハンドル3側に設けてあるので、ブラシ
8を外す際に手を持ち変える必要がなく、着脱の際にブ
ラシ8を手で持つのと同一の操作でブラシ8の着脱を行
なうことができ、操作性が良くなる。
【0020】ここで、ブラシ8を装着した時には、操作
子26の鉤部28がブラシ8のフック27でバネ30側
に押圧され、鉤部28の基端部28bが本体1側の嵌合
孔29とが嵌合する位置に操作子26が固定されるの
で、本体1と基台7とを閉じた状態でロックすることが
でき、ブラシ8の使用時に本体1と基台7とが開くこと
がない。一方、ブラシ8を取外した時には、ブラシ8の
フック27による操作子26の鉤部28の押圧が解除さ
れ、操作子26はバネ30により本体1の嵌合孔39か
ら外れる位置に固定されるので、本体1と基台7との間
に髪を挟み込んでストレートにしているときに、誤って
本体1と基台7とが閉じた状態でロックされてしまうこ
とがなく、安心して癖直しを行なうことができる。
【0021】また、操作子26を規制するバネ30を省
略して、操作子26を鉤部28が嵌合孔29から外れる
位置と、鉤部28が嵌合孔29に嵌合する位置とでスラ
イド自在にすることによって、ブラシ8の着脱操作と、
本体1と基台7とを閉じた状態でロックする操作とを単
一の操作子26で行なうことができる。つまりバネ30
があると、操作子26はブラシ8の着脱操作に連動して
本体1と基台7とを閉じた状態で自動的にロックされる
ものであるが、バネ30を無くすことで、ブラシ8が装
着されていない場合に本体1と基台7とを閉じた状態で
ロックすることができると共に、操作子26の数が1つ
で済むので、構成の簡素化を図ることができる。
【0022】(実施例2)本発明の第2の実施例を図7
に示す。本実施例ではブラシ8を基台7を介さずに本体
1に直接固定したものであり、ブラシ8の着脱手段は、
本体1のスチーム噴出孔12の近傍の両側にて押し込み
自在に設けられた操作釦37と、この操作釦37を突出
する方向にバネ付勢するバネ33と、ブラシ8側に設け
られて操作釦37が係脱自在となったフック32とで構
成され、ブラシ8を本体1に押し込むことにより操作釦
37がブラシ8のフック32に嵌合して本体1とブラシ
8とを固定し、且つ操作釦37をバネ33のバネ力に抗
して押し込むことにより、操作釦37とフック32との
嵌合状態が解除されてブラシ8が本体1から離脱自在と
なるようになっている。このようにブラシ8を基台7を
介さずに本体1に直接固定することで、本体1のスチー
ム噴出孔12とブラシ8との間で行なわれる弾性材23
と突起22(図5)とによるシールがより確実に漏れな
く実施されるようになる。しかも、ブラシ8は長手方向
の両端で本体1と固定されるのではなく、長手方向と直
交する方向の両側で固定されるので、ブラシ8と本体1
との固定、支持を行なう部分の距離が長手方向と直交す
る方向の両側で固定する場合と比較して短くなり、これ
により、弾性材23に突起22(図5)が押されて生じ
る撓みが少なくて済み、より確実にシールを行なうこと
ができるものである。
【0023】図8は、ブラシ8に本体1の側面を覆う形
状の側面壁36を設け、この側面壁36を本体1の背面
よりも突出させた構造を示している。この場合、本体1
を床面等に載置した場合、側面壁36によりスチーム噴
出孔12の方向を固定でき、スチーム噴出孔12からの
スチームが上方へ向けて障害なく通過する位置に向ける
ことができ、周辺の物にスチームが当たることによる結
露の発生を防止することができる。
【0024】図9乃至図11は、ブラシ8の非装着時又
は装着時における本体1と基台7との開閉状態を示して
いる。ブラシ8の着脱係合部分として設けた本体1の最
先端側の突出部分には本体1と基台7とを閉じた際に接
する突起35が設けられ、本体1と基台7とを閉じた際
に生じる位置ずれを突起35によって防止できるように
なっている。これにより、基台7側のブリスル17と本
体1側のブリスル17とが接触してかみ合わなくなる現
象を防止して、本体1と基台7とを閉じた際に両者の位
置ずれを防止できるものである。
【0025】(実施例3)本発明の第3の実施例を図1
2乃至図18に示す。従来のスチームヘアセッターで
は、頭頂部付近の癖毛を伸ばしたり、毛髪の手入れをす
る場合には、別部品のブラシを取付けて使用しなければ
ならないため、ブラシの取外しに手間がかかると共に、
髪を押え板で挟み込んで使用する際にはブラシを適当な
場所に保管するためのスペースを確保しなければならな
い。また、取外して保管されるために、ブラシが紛失す
るなどの問題もある。
【0026】そこで、本実施例では、スチーム噴出孔1
2が設けられる本体1と対向する基台7に、本体1と基
台7との回転軸41(図15)と直交する軸線を有する
一対のブラシ回転軸42を基台7の長さ方向に沿って並
設し、各ブラシ回転軸42にブラシ回転軸42を中心に
回転自在となった左右一対のスイッチ部として機能する
基台回転部43を夫々設けたものである。他の構成は図
1の実施例と同様である。
【0027】一対の基台回転部43は、左右対称構造を
有しており、一方の基台回転部43について説明する。
基台回転部43の一側面には、図17に示すように、本
体1のスチーム噴出孔12の近傍に配設されるブリスル
17と対向するブリスル17が突設されており、基台回
転部43の上記一側面と隣合う一方の他側面には本体1
側のブリスル17が嵌合自在となった溝部44が凹設さ
れ、他方の他側面にはブラシ部8′のブラシブリスル8
aが上記ブリスル17と直交する方向に突設され、更に
上記溝部44を挟んでブリスル17とは反対側の部位
に、ブラシブリスル8aの突出方向とは反対方向に突出
するフック部45が突設されている。一方、本体1のヘ
ッド部4の外側面には、上記フック部45の先端に設け
た凸部45aと嵌合可能な凹部46が凹設されている。
なお、スチーム噴出孔12が設けられた本体1とこれに
対向する基台7とは回転軸41(図15)を介して開閉
自在に取付けられると共に、回転軸41よりもタンク6
方向にずれた位置に、本体1と基台7とを常に開放させ
る機能を有する回転バネ40が配設されている。
【0028】次に動作を説明する。先ず、ブラシ部8′
を用いて癖直しを行なう場合、図17に示すように、ブ
ラシ部8′を起動させてブラッシングによる癖直しを行
なう。つまり、本体1と基台7とを開いた状態で、基台
回転部43を回転させてブラシブリスル8aをスチーム
噴出孔12から見て反対側の面から突出させる(図1
7、図18(a)の状態)。このとき、基台回転部43
に設けられたフック部45が本体1のヘッド部4の外側
面に向けて突出する形となり、この状態で本体1と基台
7とを閉じることにより、フック部45の先端の凸部4
5aが本体1側の凹部46に嵌合し、基台7と本体1と
を閉じた状態で固定することができる。そして、基台回
転部43間の開口部14からスチームを噴出させなが
ら、頭頂部の髪をブラシブリスル8aでブラッシングす
ることにより、癖直しが難しい頭頂部の髪を伸ばすこと
ができる。またこのとき、本体1側のブリスル17は基
台7の基台回転部43に設けられた溝部44に嵌合され
る構造となっており、この嵌合によって使用中にフック
部45が本体1の凹部46から容易に外れないようにで
き、使い勝手が良いものである。
【0029】一方、ブラシ部8′を使用しないで癖直し
を行なう場合、図12〜図15に示すように、本体1と
基台7とを開いた状態(図12の状態)とし、基台回転
部43を回転させて基台7のブリスル17を本体1側の
ブリスル17と対向する位置に配置する(図14の状
態)。このとき、基台回転部43に設けられたフック部
45が基台回転部43の側方に向けて突出する形とな
り、この状態で本体1と基台7とを閉じてスチーム噴出
孔12からスチームを噴出させることにより、押え板1
6,16間に髪を挟み込んで癖直しをすることができ
る。またこのとき、ブラシブリスル8aは基台回転部4
3間の開口部14に収納される構造となり、これによっ
て使用中にブラシ部8′が邪魔にならないようにするこ
とができる。
【0030】このように基台7に配設したブラシ起倒用
の基台回転部43を切り換えて、スチーム噴出孔12か
ら見て反対側の面でブラシブリスル8aを起倒させるよ
うにしたから、ブラシ部8′が必要な状況において別部
材のブラシを持ってきたり、取付けたりする動作が必要
でなくなり、髪を押え板16で挟み込んで使用する場合
でも、ブラシ部8′を適当な場所に保管するためのスペ
ースを確保したりする必要がなくなり、これに伴いブラ
シ部8′の紛失防止も図られ、携帯性に便利で、且つ操
作性に優れたスチームヘアセッターを得ることができる
という利点がある。
【0031】(実施例4)本発明の第4の実施例を図1
9乃至図22に示す。本実施例では、ブラシブリスル8
aの起倒を、本体1に設けたブラシ回転軸50の軸まわ
りにブラシブリスル8aを回動させることにより行うも
のである。他の構成は図1の実施例と同様である。
【0032】本体1のヘッド部4の両側面には左右一対
のブラシ基台51が夫々配設され、各ブラシ基台51は
ブラシ回転軸50を中心としてヘッド部4に対して回転
自在に支持されている。各ブラシ基台51の内側面に
は、図22に示すように、本体1側に設けた位置決め用
凹所53に向けてバネ55によって一対の位置決め用突
起54が弾入しており、ブラシ基台51が位置決めされ
ている。
【0033】通常の使用時には、図19及び図21
(a)に示すように、ブラシ基台51のブリスル17を
基台7のブリスル17と対向する位置に配置することに
より、通常の癖毛伸ばしを行うことができる。一方、頭
頂部の使用に際しては、図20及び図21(b)に示す
ように、ブラシ基台51をブラシ回転軸50を中心に1
80°回転させることで、ブラシ基台51のブラシブリ
スル8aを基台7側に向けて配置することができ、ブラ
シブリスル8aによって頭頂部の癖毛直しを行うことが
できる。またこのとき、ブラシ基台51側に配置された
位置決め用突起54がバネ55によって本体1側の位置
決め用凹所53に押し付けられた構造となっているの
で、上記のようにブラシ基台51を180°回転させた
とき、突起54と凹所53との嵌合によってブラシ基台
51の位置決めがなされ、容易に切り換えて癖毛直し効
果が得られるようになる。
【0034】(実施例5)本実施例では、図23及び図
24に示すように、ブラシブリスル8aの起倒方向に回
転自在となった回転操作部60の回転軸をブラシブリス
ル8aの基部に連結したものである。他の構成は図1の
実施例と同様である。本体1のヘッド部4の両側面に回
転操作部60を夫々設けてある。回転操作部60は、ブ
ラシブリスル8aと同軸上に配置されてブラシブリスル
8aの基端部を押圧駆動するカム61と、ブラシブリス
ル8aの基端部をカム61に常に接触させるためのバネ
62と、ヘッド部4の外部から上記カム61を回転操作
するための回転つまみ部63とで構成され、この回転つ
まみ部63を一方向に回転させることにより、ブラシブ
リスル8aと同軸上に配置されたカム61を回転つまみ
部63と同方向に回転させて、ブラシブリスル8aを突
出させることができ、且つ、回転つまみ部63を逆方向
に回転させることにより、カム61が逆回転してブラシ
ブリスル8aを収納することができる。従って、カム6
1の形状によりブラシブリスル8aの有効使用長を任意
に可変でき、上記実施例4と同様、ブラシ部8′の突出
又は収納を自由に切り替えることができるようになる。
しかもブラシブリスル8aの基端部はバネにより常にカ
ム61と接触する構造となっており、ブラシブリスル8
aの長さの可変がスムーズに行われるという利点があ
る。
【0035】(実施例6)本実施例では、図25に示す
ように、ブラシブリスル8aの起倒方向にスライド自在
となったスライドレバー70をブラシブリスル8aの基
部に連結したものである。本実施例では、ブラシブリス
ル8aが本体1のヘッド部4に設けた開口部から進退自
在とされると共に、本体1のヘッド部4の両側面に、ブ
ラシブリスル8aをスライドさせるためのスライドレバ
ー70が配設されている。従って、スライドレバー70
のスライド操作によってブラシブリスル8aの有効使用
長を任意に可変できるようになり、しかもスライドレバ
ー70の操作によってブラシブリスル8aの長さの可変
をスムーズに行うことができるものである。
【0036】(実施例7)本実施例では、図26に示す
ように、本体1側に、本体1と基台7との閉時にブラシ
ブリスル8aを起立方向に押圧し且つ本体1と基台7と
の開時に本体1側のブリスル17によってブラシブリス
ル8aの押圧を解除するようにしたものである。他の構
成は図1の実施例と同様である。本実施例では、基台7
内にブリスル17とブラシブリスル8aとが相反する方
向に向いた状態で収納されると共に、バネ80によって
ブリスル17及びブラシブリスル8aは本体1側に向け
て常にバネ付勢されている。従って、本体1と基台7と
を閉じ合わせたときに本体1側のブリスル17がブラシ
ブリスル8aを押し下げることにより、ブラシブリスル
8aがスチーム噴出孔12から見て反対側の面から突出
され、ブラシ部8′を使用できるようになり、また本体
1と基台7とを開いた状態にすると、基台7内に配置さ
れたバネ80がブラシブリスル8aを基台7に収納され
る方向に加重を加えるので、ブラシブリスル8aが基台
7内に自動的に収納されるようになる。このように、基
台7と本体1とを開閉するだけでブラシブリスル8aを
使用又は収納状態に切り替えることができるので、上記
実施例のような切り替え操作が必要でなくなり、使い勝
手が一段と良くなる。
【0037】尚、上記各実施例では、スチーム噴出孔1
2から外側に向けて押え板16とブリスル17とをこの
順序で配置したが、これに限定されるものではなく、ス
チーム噴出孔12から外側に向けてブリスル17と押え
板16とをこの順序で配置してもよく、この場合におい
ても使用者はどちらの方向からブラッシングしても、同
一の癖直し効果を得ることができるものである。
【0038】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明では、ス
チーム発生機構を内蔵すると共に、スチームを噴出させ
るスチーム噴出孔の近傍にブリスルが配設されたスチー
ムヘアーセッターにおいて、ブリスルの直立方向と略直
角の面で毛髪を両側から挟持する押え板を設けて成るか
ら、ブリスルによる癖伸ばしと押え板による毛伸ばしと
を同時に行なうことができ、しかもブリスルと押え板と
は癖毛を矯正する方向が略直角方向であるために、癖毛
の任意の方向の曲がりや微妙な曲がりまで容易に矯正す
ることができる。その結果、生まれながらの髪質による
癖毛や、矯正が困難とされている癖毛を容易にストレー
トに伸ばすことができると共に、ストレートの状態を長
く持続させることができ、しかも従来のヘアーアイロン
等では挟み込むことが困難であった頂頭部付近の癖毛も
容易に伸ばすことができ、さらに毛髪を傷めることなく
癖毛をストレートに伸ばすことができるという効果を奏
する。
【0039】請求項2の発明では、請求項1のスチーム
により吸水された毛髪を乾燥させるための加熱手段を設
けたから、請求項1の効果に加えて、スチームで吸水さ
れた直後の毛髪を加熱することによって、毛髪の癖が取
れて伸びたままの状態で乾燥させることができるので、
自然乾燥により癖が戻るのをより確実に防止でき、スト
レートの状態をより長く持続することができる。
【0040】請求項3の発明では、請求項2の毛髪の加
熱手段として、毛髪を挟着する押え板を加熱して熱板と
することにより、請求項2の効果に加えて、スチームで
吸水された直後の毛髪を押え板を利用して効率良く加熱
することができる。請求項4の発明では、請求項2の毛
髪の加熱手段として、ブリスルを加熱することにより、
請求項2の効果に加えて、スチームで吸水された直後の
毛髪をブリスルを利用して効率良く加熱することができ
る。
【0041】請求項5の発明では、請求項2の毛髪の加
熱手段として遠赤外線発生部を用いることにより、スチ
ームで吸水された直後の毛髪を遠赤外線により加熱する
ことにより、請求項2と同様、ストレートの状態がより
長く保持され、自然乾燥により癖が戻るのを防止でき
る。請求項6の発明では、請求項2の毛髪の加熱手段と
して、温風発生機構を用いることにより、スチームで吸
水された直後の毛髪を温風にて加熱することにより、請
求項2と同様、ストレートの状態がより長く保持され、
自然乾燥により癖が戻るのを防止できる。
【0042】請求項7の発明では、請求項3の押え板を
毛髪に水分を与えるためのスチームに接触させて成るか
ら、請求項3の効果に加えて、押え板をスチームが通過
する径路に配置するだけで押え板を効率良く加熱でき
る。請求項8の発明では、請求項3の押え板をスチーム
発生機構内の水をスチーム化するためのヒータで加熱し
て成るから、請求項3の効果に加えて、スチーム用のヒ
ータを押え板の加熱手段として兼用できる。
【0043】請求項9の発明では、請求項1のスチーム
発生部からスチーム噴出孔に至る径路の途中に放電電極
を配置し、スチーム発生部から発生するスチームを微細
化且つ弱酸性化して成るから、請求項1の効果に加え
て、スチームを放電により微細化することで、スチーム
の毛髪への浸透性が良く、髪の癖直しを最も効果的に行
なうことができ、またスチームは弱酸性化されているの
で、髪を傷めることなく伸ばすことができる。
【0044】請求項10の発明では、請求項1の押え板
の毛髪を押さえる平面部分がブリスルの根元の底面より
も高い位置に形成されて成るから、請求項1の効果に加
えて、ブリスルを通過した後の毛髪が押え板に接触でき
なくなるという事態を回避でき、毛髪を押え板にて確実
にプレスして、加熱することができる。請求項11の発
明では、請求項1のブリスルの先端は押え板により形成
される毛髪を押さえる面よりも高い位置に突出して成る
から、請求項1の効果に加えて、毛髪がブリスルに櫛通
しされる際に押え板が邪魔になることがなく、すべての
ブリスルで毛髪を確実に捕らえることができるようにな
る。
【0045】請求項12の発明では、請求項1のブリス
ル及び押え板の外側にブリスル及び押え板を通過した毛
髪を押さえる突出部を設け、この突出部の高さを押え板
により形成される毛髪を押さえる面と同一高さ又はそれ
よりも低い位置に設定して成るから、請求項1の効果に
加えて、ブリスル及び押え板を通過した毛髪が突出部に
て押さえられることにより、突出部によってブリスル及
び押え板を通過した毛髪が曲がるのを防止できる。
【0046】請求項13の発明では、請求項1の隣合う
ブリスル同士をつなぐ突出部を設け、この突出部の高さ
を押え板により形成される毛髪を押さえる面と同じ高さ
又はそれより低く設定して成るから、請求項1の効果に
加えて、突出部によってブリスルを通過した後の髪の曲
がりを防止できると同時に、ブリスルの補強効果が得ら
れるものである。
【0047】請求項14の発明では、請求項1のブリス
ルは毛髪を両側から挟み込む形で設置され、個々のブリ
スルは毛髪を介して対向側のブリスルの相互間に入り込
むことができる位置に設置されて成るから、請求項1の
効果に加えて、両側のブリスルが互いにかみ合うことに
より、各ブリスルで確実に毛髪を捕らえることができる
と共に、ブリスルを毛髪の両側から挟み込み形としたこ
とによって、ブリスルの本数を増やしてブリスル間の間
隔を細かく設定でき、尚且つ毛髪が通る隙間をより小さ
くして毛髪をストレートにすることが容易となる。
【0048】請求項15の発明では、請求項14の各ブ
リスルの列は毛髪を挟み込んだ際に対向側のブリスルの
列の間に入り込む位置に設置されて成るから、請求項1
3の効果に加えて、多数のブリスルが配設されている場
合でも、ブリスル同士が接触でき、ブリスル間に毛髪を
挟み込むことができなくなるのを防止することができ
る。
【0049】請求項16の発明では、請求項14の毛髪
を挟んでその両側に設置されるブリスルの先端は、押え
板により形成される毛髪を押さえる面よりも高い位置に
突出して成るから、請求項13の効果に加えて、毛髪が
ブリスルに櫛通しされる際に押え板が邪魔になることが
なく、すべてのブリスルで毛髪を確実に捕らえることが
できるようになる。
【0050】請求項17の発明では、請求項1のスチー
ム噴出孔の両側にブリスル及び押え板を設置し、押え板
を加熱して熱板としたから、請求項1の効果に加えて、
スチームを噴出するスチーム噴出孔の両側にブリスル及
び押え板が配置されることで、使用者はどちらの方向か
らブラッシングしても、同一の癖直し効果を得ることが
でき、使い勝手が良くなる。
【0051】請求項18の発明では、請求項17のスチ
ーム噴出孔から外側に向けて押え板とブリスルとがこの
順序で配置されて成るから、請求項17と同様、使用者
はどちらの方向からブラッシングしても、同一の癖直し
効果を得ることができ、使い勝手が良くなる。請求項1
9の発明では、請求項17のスチーム噴出孔から外側に
向けてブリスルと押え板とがこの順序で配置されて成る
から、請求項17と同様、使用者はどちらの方向からブ
ラッシングしても、同一の癖直し効果を得ることがで
き、使い勝手が良くなる。
【0052】請求項20の発明では、請求項1のスチー
ム噴出孔が形成されている面が押え板により形成される
毛髪を押さえる面と同一又はそれより低い位置に設定さ
れて成るから、請求項1の効果に加えて、スチーム噴出
孔の上に隙間をあけて毛髪を配置でき、スチームを毛髪
に効果的に与えることができると共に、スチーム噴出孔
が形成されている面によって毛髪が曲がるのを防止でき
るようになる。
【0053】請求項21の発明では、請求項1又は請求
項3又は請求項17の押え板は毛髪を両側から挟み込む
形で設置されると共に、一方の押え板と他方の押え板と
がスチーム噴出孔を囲む箱形状に形成されて成るから、
請求項1又は請求項3又は請求項17の効果に加えて、
押え板を利用してスチーム噴出孔を囲むことができるの
で、スチームの横漏れを防止して、毛髪にスチームを効
率良く与えることができる。
【0054】請求項22の発明では、請求項1又は請求
項3又は請求項17のスチーム噴出孔の両側に配置され
る押え板を、スチーム噴出孔を囲む位置で連続形成する
ことにより、請求項1又は請求項3又は請求項17の効
果に加えて、スチーム噴出孔の両側に配置される押え板
がスチーム噴出孔が存在しない部分で一体化され、複数
の押え板を均一に加熱でき、毛髪に熱を均一に伝えるこ
とができると共に、スチームを押え板間にこもらせるこ
とができ、スチームの漏れなく毛髪に与えることができ
る。
【0055】請求項23の発明では、請求項21の毛髪
を両側から挟み込む形で設置される押え板の対向面の間
に隙間を形成したことにより、請求項21の効果に加え
て、毛髪を挟み込んで癖直しを行なう際に、例えば対向
する押え板との間に毛髪の厚みを考慮して数ミリ程度の
隙間があくように設定することで、押え板の間でプレス
される毛髪を押え板の間をつっかかることなくスムーズ
に通過させることができる。
【0056】請求項24の発明では、請求項3又は請求
項17の押え板はスチーム噴出孔が形成されている面に
一体形成されて成るから、請求項3又は請求項17の効
果に加えて、スチーム噴出孔が形成されている面も同時
に加熱されることにより、スチーム噴出孔が形成されて
いる面の表面側でスチームが結露するのを防止できる。
【0057】請求項25の発明では、請求項3又は請求
項17の押え板がブリスルが配設されている面に一体形
成されて成るから、請求項3又は請求項17の効果に加
えて、押え板とブリスルとを同時に加熱することがで
き、癖直しをより効果的に行なうことができる。請求項
26の発明では、請求項1のスチーム噴出孔が設けられ
る本体と対向する基台に、スチーム噴出孔から見て反対
側の面にブラシを着脱自在に装着し、ブラシの表面から
スチームを噴出させて成るから、請求項1の効果に加え
て、ブラシの表面から噴出するスチームによって、ブラ
シで毛髪をブラッシングする際に、毛髪を挟み込むこと
が難しい頂頭部の毛髪を伸ばすことができる。
【0058】請求項27の発明では、請求項26の基台
のスチーム噴出孔との対向部分に、スチーム噴出孔から
のスチームをブラシ側に導くための開口部を設けたか
ら、請求項26と同様、基台の開口部から噴出するスチ
ームをブラシに供給することにより、ブラシで毛髪をブ
ラッシングする際に、毛髪を挟み込むことが難しい頂頭
部の毛髪をスチームによって伸ばすことができる。
【0059】請求項28の発明では、請求項27の基台
の開口部はブラシの非装着時には閉じられ、ブラシを装
着した時のみ開放されるように構成されているから、請
求項27の効果に加えて、ブラシを装着しないとき、つ
まり、ブリスル間に毛髪を挟んでスチームを発生させる
ときに、基台の開口部からスチームが漏れるのを防止で
きる。
【0060】請求項29の発明では、請求項の26のブ
ラシの装着時において、ブラシと、本体側のスチーム噴
出孔を有する面との間でスチーム噴出孔の周囲がシール
されて成るから、請求項26の効果に加えて、ブラシに
よる毛髪のブラッシング時においてスチーム噴出孔から
のスチームを漏れなくブラシ表面に供給できる。請求項
30の発明では、請求項の29のスチーム噴出孔の周囲
にゴム等の弾性体を設け、ブラシに弾性体を押圧する突
起を突設して成るから、請求項29の効果に加えて、ス
チームの漏れを弾性体によってより確実に防止でき、ス
チーム噴出孔からのスチームを漏れなく毛髪に供給でき
る。
【0061】請求項31の発明では、請求項の26の本
体と基台とが開閉自在とされ、ブラシの装着をした時に
のみ本体と基台とが閉じた状態でロックされるように構
成されているから、請求項26の効果に加えて、ブラシ
の使用時に本体と基台とが不意に開いたりするのを防止
できる。請求項32の発明では、請求項31のブラシの
非装着時に本体と基台とをロック不能にすることによ
り、請求項31の効果に加えて、ブラシを装着していな
い場合において、毛髪を挟み込んでストレートにする時
に、誤って本体と基台とが閉じた状態でロックされてし
まうのを防止できる。
【0062】請求項33の発明では、請求項26のブラ
シの着脱手段が、基台の先端側と、手で支持する部分と
なるハンドル側とに配置されているから、請求項26の
効果に加えて、着脱手段が毛髪を挟み込む邪魔になら
ず、しかもブラシを取外す際に手を持ち変える必要がな
く、着脱の際にブラシを手で持つのと同一の操作でブラ
シの着脱を行なうことができ、操作性が良好になる。
【0063】請求項34の発明では、請求項26のブラ
シの着脱を行なうための操作子が基台側に設けられて成
るから、請求項26の効果に加えて、ブラシに操作子を
設けなくて済み、ブラシの構成の簡素化を図ることがで
きる。請求項35の発明では、請求項26のブラシの着
脱手段をブラシのスチーム噴出孔の近傍の両側に設けた
から、請求項26の効果に加えて、ブラシと本体との固
定、支持を行なう部分の距離が短くなり、つまり、スチ
ーム噴出孔を挟んでその両側間の距離でブラシと本体と
の着脱操作を行なうことができるので、ブラシと本体と
をシールする部分によるブラシの撓み現象を減らすこと
ができる。
【0064】請求項36の発明では、請求項26のブラ
シと基台との着脱操作と、本体と基台とのロック操作と
を1つの操作子で行なうから、請求項26の効果に加え
て、ブラシの着脱操作と、本体と基台の開きを閉じてロ
ックする操作とを単一の操作子で行なうことができ、ブ
ラシが装着されていない場合に本体と基台とを閉じた状
態でロックすることができると共に、操作子の数が1つ
で済むので、構成の簡素化を図ることができる。
【0065】請求項37の発明では、請求項26のブラ
シの着脱手段を、本体に押し込み自在に取付けられた操
作釦と、この操作釦を突出する方向にバネ付勢するバネ
と、ブラシの両側面に設けられて操作釦が係脱自在とな
った嵌合部とで構成したから、請求項26の効果に加え
て、ブラシを本体に押し込むだけでブラシを本体に簡単
に固定でき、且つ操作釦を押し込むだけでブラシを本体
から簡単に取外すことができる。
【0066】請求項38の発明では、請求項26のブラ
シを着脱するための操作子がブラシ側に設けられて成る
から、請求項26の効果に加えて、着脱の際にブラシを
手で持つのと同一の操作で着脱を行なうことができ、操
作性が良くなる。請求項39の発明では、請求項26の
ブラシの着脱手段を、ブラシの長手方向と直交方向の側
面側に設けたから、請求項26の効果に加えて、ブラシ
をその長手方向と直交する方向の両側で固定することに
より、ブラシの固定、支持を行なう部分の距離がブラシ
の長手方向と直交する方向の両側で固定、支持を行なう
場合と比較して短くなり、これにより、ブラシと本体と
をシールする部分によるブラシの撓み現象を減らして、
ブラシと本体とをより確実にシールすることができる。
【0067】請求項40の発明では、請求項26のブラ
シと本体との係合部分は、本体の最先端側に設けられて
成るから、請求項26の効果に加えて、毛髪を挟み込ん
で使用する際にもブラシと本体との係合部分が邪魔にな
ることがない。請求項41の発明では、請求項2又は請
求項28の基台の開口部は、スチーム噴出孔が占める面
積より大きく設定されて成るから、請求項27又は請求
項28の効果に加えて、開口部が小さい場合に生じる開
口部付近でのスチームの結露を効果的に防止することが
できる。
【0068】請求項42の発明では、請求項40の基台
側に、ブラシの着脱係合部分として設けた本体の最先端
側の突出部分に本体と基台とを閉じた際に接する突起を
設けて成るから、請求項40の効果に加えて、本体と基
台とを閉じた際に生じる位置ずれを突起によって防止で
き、基台側のブリスルと本体側のブリスルとが接触して
かみ合わなくなる現象を防止できる。
【0069】請求項43の発明では、請求項26のブラ
シに、本体側のスチーム噴出孔の占める面積よりも大き
い単一のスチーム噴出用の開口部を形成したから、請求
項26の効果に加えて、例えば小さい複数の開口部を面
状体に設けた場合のように、スチームを発生した場合に
面状体が障害となって生じる結露の発生を効果的に防止
することができる。
【0070】請求項44の発明では、請求項27又は請
求項28の基台の開口部を筒形状に形成し、開口部の内
壁面にブラシに向かうにつれて開口面積が徐々に広くな
る傾斜を設けたから、請求項27又は請求項28の効果
に加えて、内壁面にはスチームが通過する上で障害とな
る部分がなくなり、しかも内壁面を傾斜させたことで、
内壁面上でのスチームの結露を防止することができる。
【0071】請求項45の発明では、請求項26のブラ
シは、本体の側面を覆う形状の側面壁を有し、この側面
壁を本体の背面よりも突出させたことにより、請求項2
6の効果に加えて、本体を床面等に載置した場合、側面
壁によりスチーム噴出孔の方向を固定でき、スチーム噴
出孔からのスチームが上方へ向けて障害なく通過する位
置に向けることができ、周辺の物にスチームが当たるこ
とによる結露の発生を防止することができる。
【0072】請求項46の発明では、請求項1の押え板
の先端部を略曲面状に傾斜させて成るから、請求項1の
効果に加えて、毛髪を押え板の端部に引掛けることな
く、本体と基台との間に容易にとりこむことができる。
請求項47の発明では、請求項1のスチーム噴出孔が設
けられる本体又はこの本体と対向する基台のいずれか一
方にブラシ部を一体に設け、該ブラシ部のブラシブリス
ルを基台のスチーム噴出孔から見て反対側の面から突出
する位置と突出しない位置との間で起倒自在としたか
ら、請求項1記載の効果に加えて、スチーム噴出孔から
見て反対側の面でブラシブリスルを起倒させることで、
頭頂部付近の癖毛を伸ばしたり、毛髪の手入れをするた
めに、使用状況に合わせてブラシを容易に突出又は収納
できるようになる。従って、ブラシが必要な状況におい
て別部材のブラシを持ってきたり、取付けたりする動作
が必要でなくなり、髪を押え板で挟み込んで使用する場
合でも、ブラシを適当な場所に保管するためのスペース
を確保したりする必要がなくなり、これに伴いブラシの
紛失防止も図られ、携帯性に便利で、且つ操作性に優れ
たスチームヘアセッターが得られる。
【0073】請求項48の発明では、請求項47のブラ
シブリスルを、本体又は基台のいずれか一方に設けたブ
ラシ回転軸の軸まわりに回動自在に支持したから、請求
項47記載の効果に加えて、ブラシブリスルをブラシ回
転軸の回りに回転させるだけでブラシブリスルを使用状
態と収納状態とに切り換えることができるので、操作性
が良くなる。
【0074】請求項49の発明では、請求項47のブラ
シブリスルの起倒方向にスライド自在となったスライド
レバーをブラシブリスルの基部に連結したから、請求項
47記載の効果に加えて、スライドレバーのスライド操
作量に応じてブラシブリスルの有効使用長を任意に可変
できる。請求項50の発明では、請求項47のブラシブ
リスルの起倒方向に回転自在となった回転操作部の回転
軸をブラシブリスルの基部に連結したから、請求項47
記載の効果に加えて、回転操作部の回転操作量に応じて
ブラシブリスルの有効使用長を任意に可変できる。
【0075】請求項51の発明では、請求項47の本体
側に、本体と基台との閉時にブラシブリスルを起立方向
に押圧し且つ本体と基台との開時にブラシブリスルの押
圧を解除する手段を設けたから、請求項47記載の効果
に加えて、基台と本体とを閉じ合わせるだけでブラシブ
リスルを使用可能な状態にでき、基台と本体とを開くだ
けでブラシブリスルを収納状態にできるので、ブラシブ
リスルの切り替え操作が必要でなくなり、使い勝手が一
段と良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】同上の本体と基台を閉じた状態の斜視図であ
る。
【図3】同上のスチームヘアーセッターの側面断面図で
ある。
【図4】同上の基台にブラシを装着した状態の斜視図で
ある。
【図5】同上のスチームヘアーセッターの正面断面図で
ある。
【図6】同上のブラシを装着した状態の側面断面図であ
る。
【図7】(a)(b)は同上のブラシの着脱手段を本体
の両側面に設けた場合を説明する側面断面図及び正面図
である。
【図8】(a)(b)は同上の本体の背面に側面壁を突
出させた場合を説明する正面図及び側面図である。
【図9】(a)(b)は同上のブラシを使用しない場合
における本体と基台とを閉じた状態の側面図及び正面図
である。
【図10】同上のブラシを使用しない場合における本体
と基台とを開いた状態の正面図である。
【図11】(a)(b)は同上のブラシを装着した場合
における本体と基台とを開いた状態の側面図及び正面図
である。
【図12】本発明の更に他の実施例の斜視図である。
【図13】同上の本体と基台とを閉じ合わせた状態の斜
視図である。
【図14】(a)(b)は癖直しを行う場合の動作説明
図である。
【図15】同上の本体と基台とを開いた状態の一部断面
側面図である。
【図16】同上のブラシブリスルを突出させた状態の斜
視図である。
【図17】同上のブラシブリスルを突出させた状態の断
面図である。
【図18】(a)はブラシブリスルを収納した状態の側
面図、(b)はブラシブリスルを突出させた状態の要部
側面図である。
【図19】(a)(b)は本発明の更に他の実施例を示
す動作説明図である。
【図20】同上のブラシブリスルを突出させた状態の断
面図である。
【図21】(a)はブラシブリスルを収納した状態の側
面図、(b)はブラシブリスルを突出させた状態の要部
側面図である。
【図22】同上のブラシ基台の回転機構を説明する断面
図である。
【図23】(a)(b)は本発明の更に他の実施例の動
作説明図である。
【図24】同上のスチームヘアセッターの斜視図であ
る。
【図25】本発明の更に他の実施例の斜視図である。
【図26】本発明の更に他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
2 スチーム発生機構 12 スチーム噴出孔 17 ブリスル 16 押え板
フロントページの続き (72)発明者 南波 嘉行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 辻 英二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 廣谷 昌司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 久々宮 重徳 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 染矢 克典 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチーム発生機構を内蔵すると共に、ス
    チームを噴出させるスチーム噴出孔の近傍にブリスルが
    配設されたスチームヘアーセッターにおいて、ブリスル
    の直立方向と略直角の面で毛髪を両側から挟持する押え
    板を設けて成ることを特徴とするスチームヘアーセッタ
    ー。
  2. 【請求項2】 スチームにより吸水された毛髪を乾燥さ
    せるための加熱手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のスチームヘアーセッター。
  3. 【請求項3】 毛髪の加熱手段として、毛髪を挟着する
    押え板を加熱して熱板とすることを特徴とする請求項2
    記載のスチームヘアーセッター。
  4. 【請求項4】 毛髪の加熱手段として、ブリスルを加熱
    して成ることを特徴とする請求項2記載のスチームヘア
    ーセッター。
  5. 【請求項5】 毛髪の加熱手段が遠赤外線発生部から成
    ることを特徴とする請求項2記載のスチームヘアーセッ
    ター。
  6. 【請求項6】 毛髪の加熱手段が温風発生機構から成る
    ことを特徴とする請求項2記載のスチームヘアーセッタ
    ー。
  7. 【請求項7】 押え板を毛髪に水分を与えるためのスチ
    ームに接触させて成ることを特徴とする請求項3記載の
    スチームヘアーセッター。
  8. 【請求項8】 押え板をスチーム発生機構内の水をスチ
    ーム化するためのヒータで加熱して成ることを特徴とす
    る請求項3記載のスチームヘアーセッター。
  9. 【請求項9】 スチーム発生部からスチーム噴出孔に至
    る径路の途中に放電電極を配置し、スチーム発生部から
    発生するスチームを微細化且つ弱酸性化して成ることを
    特徴とする請求項1記載のスチームヘアーセッター。
  10. 【請求項10】 押え板の毛髪を押さえる平面部分がブ
    リスルの根元の底面よりも高い位置に形成されて成るこ
    とを特徴とする請求項1記載のスチームヘアーセッタ
    ー。
  11. 【請求項11】 ブリスルの先端は押え板により形成さ
    れる毛髪を押さえる面よりも高い位置に突出して成るこ
    とを特徴とする請求項1記載のスチームヘアーセッタ
    ー。
  12. 【請求項12】 ブリスル及び押え板の外側にブリスル
    及び押え板を通過した毛髪を押さえる突出部を設け、こ
    の突出部の高さを押え板により形成される毛髪を押さえ
    る面と同一高さ又はそれよりも低い位置に設定して成る
    ことを特徴とする請求項1記載のスチームヘアーセッタ
    ー。
  13. 【請求項13】 隣合うブリスル同士をつなぐ突出部を
    設け、この突出部の高さを押え板により形成される毛髪
    を押さえる面と同じ高さ又はそれより低く設定して成る
    ことを特徴とする請求項1記載のスチームヘアーセッタ
    ー。
  14. 【請求項14】 ブリスルは毛髪を両側から挟み込む形
    で設置され、個々のブリスルは毛髪を介して対向側のブ
    リスルの相互間に入り込むことができる位置に設置され
    て成ることを特徴とする請求項1記載のスチームヘアー
    セッター。
  15. 【請求項15】 各ブリスルの列は毛髪を挟み込んだ際
    に対向側のブリスルの列の間に入り込む位置に設置され
    て成ることを特徴とする請求項14記載のスチームヘア
    ーセッター。
  16. 【請求項16】 毛髪を挟んでその両側に設置されるブ
    リスルの先端は、押え板により形成される毛髪を押さえ
    る面よりも高い位置に突出して成ることを特徴とする請
    求項14記載のスチームヘアーセッター。
  17. 【請求項17】 スチーム噴出孔の両側にブリスル及び
    押え板を設置し、押え板を加熱して熱板としたことを特
    徴とする請求項1記載のスチームヘアーセッター。
  18. 【請求項18】 スチーム噴出孔から外側に向けて押え
    板とブリスルとがこの順序で配置されて成ることを特徴
    とする請求項17記載のスチームヘアーセッター。
  19. 【請求項19】 スチーム噴出孔から外側に向けてブリ
    スルと押え板とがこの順序で配置されて成ることを特徴
    とする請求項17記載のスチームヘアーセッター。
  20. 【請求項20】 スチーム噴出孔が形成されている面が
    押え板により形成される毛髪を押さえる面と同一又はそ
    れより低い位置に設定されて成ることを特徴とする請求
    項1記載のスチームヘアーセッター。
  21. 【請求項21】 押え板は毛髪を両側から挟み込む形で
    設置されると共に、一方の押え板と他方の押え板とがス
    チーム噴出孔を囲む箱形状に形成されて成ることを特徴
    とする請求項1又は請求項3又は請求項17記載のスチ
    ームヘアーセッター。
  22. 【請求項22】 スチーム噴出孔の両側に配置される押
    え板が、スチーム噴出孔を囲む位置で連続形成されて成
    ることを特徴とする請求項1又は請求項3又は請求項1
    7記載のスチームヘアーセッター。
  23. 【請求項23】 毛髪を両側から挟み込む形で設置され
    る押え板の対向面の間に隙間を形成したことを特徴とす
    る請求項21記載のスチームヘアーセッター。
  24. 【請求項24】 押え板はスチーム噴出孔が形成されて
    いる面に一体形成されて成ることを特徴とする請求項3
    又は請求項17記載のスチームヘアーセッター。
  25. 【請求項25】 押え板はブリスルが配設されている面
    に一体形成されて成ることを特徴とする請求項3又は請
    求項17記載のスチームヘアーセッター。
  26. 【請求項26】 スチーム噴出孔が設けられる本体と対
    向する基台に、スチーム噴出孔から見て反対側の面にブ
    ラシを着脱自在に装着し、ブラシの表面からスチームを
    噴出させて成ることを特徴とする請求項1記載のスチー
    ムヘアーセッター。
  27. 【請求項27】 基台のスチーム噴出孔との対向部分
    に、スチーム噴出孔からのスチームをブラシ側に導くた
    めの開口部を設けたことを特徴とする請求項26記載の
    スチームヘアーセッター。
  28. 【請求項28】 基台の開口部はブラシの非装着時には
    閉じられ、ブラシを装着した時のみ開放されるように構
    成されていることを特徴とする請求項27記載のスチー
    ムヘアーセッター。
  29. 【請求項29】 ブラシの装着時において、ブラシと、
    本体側のスチーム噴出孔を有する面との間でスチーム噴
    出孔の周囲がシールされて成ることを特徴とする請求項
    26記載のスチームヘアーセッター。
  30. 【請求項30】 スチーム噴出孔の周囲にゴム等の弾性
    体を設け、ブラシに弾性体を押圧する突起を突設して成
    ることを特徴とする請求項29記載のスチームヘアーセ
    ッター。
  31. 【請求項31】 本体と基台とが開閉自在とされ、ブラ
    シの装着をした時にのみ本体と基台とが閉じた状態でロ
    ックされるように構成されていることを特徴とする請求
    項26記載のスチームヘアーセッター。
  32. 【請求項32】 ブラシの非装着時に本体と基台とをロ
    ック不能にすることを特徴とする請求項31記載のスチ
    ームヘアーセッター。
  33. 【請求項33】 ブラシの着脱手段が、基台の先端側
    と、手で支持する部分となるハンドル側とに配置されて
    いることを特徴とする請求項26記載のスチームヘアー
    セッター。
  34. 【請求項34】 ブラシの着脱を行なうための操作子が
    基台側に設けられて成ることを特徴とする請求項26記
    載のスチームヘアーセッター。
  35. 【請求項35】 ブラシの着脱手段を、ブラシのスチー
    ム噴出孔近傍の両側に設けたことを特徴とする請求項2
    6記載のスチームヘアーセッター。
  36. 【請求項36】 ブラシと基台との着脱操作と、本体と
    基台とのロック操作とを1つの操作子で行なうことを特
    徴とする請求項26記載のスチームヘアーセッター。
  37. 【請求項37】 ブラシの着脱手段が、本体に押し込み
    自在に取付けられた操作釦と、この操作釦を突出する方
    向にバネ付勢するバネと、ブラシの両側面に設けられて
    操作釦が係脱自在となった嵌合部とで構成されているこ
    とを特徴とする請求項26記載のスチームヘアーセッタ
    ー。
  38. 【請求項38】 ブラシを着脱するための操作子がブラ
    シ側に設けられて成ることを特徴とする請求項26記載
    のスチームヘアーセッター。
  39. 【請求項39】 ブラシの着脱手段を、ブラシの長手方
    向と直交方向の側面側に設けたことを特徴とする請求項
    26記載のスチームヘアーセッター。
  40. 【請求項40】 ブラシと本体との係合部分は、本体の
    最先端側に設けられて成ることを特徴とする請求項26
    記載のスチームヘアーセッター。
  41. 【請求項41】 基台の開口部は、スチーム噴出孔が占
    める面積より大きく設定されて成ることを特徴とする請
    求項27又は請求項28記載のスチームヘアーセッタ
    ー。
  42. 【請求項42】 基台側に、ブラシの着脱係合部分とし
    て設けた本体の最先端側の突出部分に本体と基台とを閉
    じた際に接する突起を設けて成ることを特徴とする請求
    項40記載のスチームヘアーセッター。
  43. 【請求項43】 ブラシに、本体側のスチーム噴出孔の
    占める面積よりも大きい単一のスチーム噴出用の開口部
    を形成したことを特徴とする請求項26記載のスチーム
    ヘアーセッター。
  44. 【請求項44】 基台の開口部を筒形状に形成し、開口
    部の内壁面にブラシに向かうにつれて開口面積が徐々に
    広くなる傾斜を設けたことを特徴とする請求項27又は
    請求項28記載のスチームヘアーセッター。
  45. 【請求項45】 ブラシは、本体の側面を覆う形状の側
    面壁を有し、この側面壁を本体の背面よりも突出させて
    成ることを特徴とする請求項26記載のスチームヘアー
    セッター。
  46. 【請求項46】 押え板の先端部を略曲面状に傾斜させ
    て成ることを特徴とする請求項1記載のスチームヘアセ
    ッター。
  47. 【請求項47】 スチーム噴出孔が設けられる本体又は
    この本体と対向する基台のいずれか一方にブラシ部を一
    体に設け、ブラシ部のブラシブリスルを基台のスチーム
    噴出孔から見て反対側の面から突出する位置と突出しな
    い位置との間で起倒自在としたことを特徴とする請求項
    1記載のスチームヘアーセッター。
  48. 【請求項48】 ブラシブリスルを、本体又は基台のい
    ずれか一方に設けたブラシ回転軸の軸まわりに回動自在
    に支持したことを特徴とする請求項47記載のスチーム
    ヘアーセッター。
  49. 【請求項49】 ブラシブリスルの起倒方向にスライド
    自在となったスライドレバーをブラシブリスルの基部に
    連結したことを特徴とする請求項47記載のスチームヘ
    アセッター。
  50. 【請求項50】 ブラシブリスルの起倒方向に回転自在
    となった回転操作部の回転軸をブラシブリスルの基部に
    連結したことを特徴とする請求項47記載のスチームヘ
    アーセッター。
  51. 【請求項51】 本体側に、本体と基台との閉時にブラ
    シブリスルを起立方向に押圧し且つ本体と基台との開時
    にブラシブリスルの押圧を解除する手段を設けたことを
    特徴とする請求項47記載のスチームヘアーセッター。
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