JPH0714374A - オーディオ装置 - Google Patents

オーディオ装置

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JPH0714374A
JPH0714374A JP5177656A JP17765693A JPH0714374A JP H0714374 A JPH0714374 A JP H0714374A JP 5177656 A JP5177656 A JP 5177656A JP 17765693 A JP17765693 A JP 17765693A JP H0714374 A JPH0714374 A JP H0714374A
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JP5177656A
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Masami Maesaka
正巳 前坂
Keiji Ogawa
恵司 小川
Kazutoshi Sasaki
和敏 佐々木
Yoshiyuki Kitamura
義之 北村
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録媒体の抜取完了後に、ユーザーの前面パネ
ルの位置設定における再設定作業を省くことができるオ
ーディオ装置を提供することにある。 【構成】前面パネル13を回動可能に備え、該前面パネ
ル13の回動に応じて記録媒体20を収容する媒体収容
部11を開閉可能にしたオーディオ装置であって、媒体
収容部から記録媒体をイジェクト処理させるイジェクト
起動信号を送出する操作手段21と、予め前面パネルの
所定位置を示す位置データを記憶する記憶手段と、記録
媒体の抜取完了を検知してテープ有無検知信号を送出す
る記録媒体有無検知手段23と、イジェクト起動信号に
応じてパネル駆動手段26により前面パネルを全開位置
まで回動させるパネル駆動制御信号を送出し、記録媒体
駆動手段24にイジェクト処理を施させ、テープ有無検
知信号に応じて、位置データに基づいてパネル駆動手段
にパネル駆動制御信号を送出するマイコン29とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示部や操作部等を有
する前面パネルを移動可能に備え、該前面パネルの移動
に応じて記録媒体を挿入及び収容する挿入口部を開閉可
能にしたオーディオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオ装置には、記録媒体で
ある磁気テープを挿入するテープ挿入口部や、表示部及
び操作部等におけるスペース上に制約が生じ、しかも殊
に車載用オーディオ装置の場合には、該表示部が該オー
ディオ装置本体に対してフラットであるために運転者か
ら該表示部の表示が見えづらいといった事態が生じてい
た。
【0003】そこで、このような事態を打開するために
次に示すような従来のオーディオ装置がある。
【0004】該従来のオーディオ装置は、該オーディオ
装置本体の前面部にテープ挿入口部を設け、表示部及び
操作部等を備えた前面パネルを該オーディオ装置本体に
対してモーターで移動可能に設けて、該前面パネルを該
オーディオ装置本体のテープ挿入口部に対して開閉可能
に移動するようにしたものがある。
【0005】該従来のオーディオ装置によれば、該テー
プ挿入口部に磁気テープをローディング又はイジェクト
する場合には、前面パネルを全開位置まで移動させてか
ら該磁気テープをローディング処理又はイジェクト処理
し、該磁気テープの挿入又は抜取完了後に該全開位置の
前面パネルを全閉位置まで移動させる。
【0006】また、前面パネルの移動位置を調整して該
前面パネルの表示部の表示角度を設定する。
【0007】従って、表示部や操作部等を有する前面パ
ネルを移動可能にオーディオ装置に設けるようにしたの
で、該前面パネルにはテープ挿入口部のスペースを確保
する必要が無く、表示部や操作部のスペースを大きく採
ることができると共に、該前面パネルの表示部の表示を
運転者の見易い角度に設定することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のオーディオ装置によれば、テープ挿入口部内部の磁
気テープをイジェクト又はローディングする場合には、
前面パネルを全開状態にしてから、該磁気テープをイジ
ェクト処理又はローディング処理し、該磁気テープの抜
取完了又は挿入完了後に、該前面パネルを全閉位置まで
移動させてしまうので、ユーザーは前面パネルの角度位
置を予め設定した角度位置に再び設定し直さなければな
らないといった第1の問題点があった。
【0009】また、該オーディオ装置によれば、該オー
ディオ装置に電力供給するアクセサリー電源のOFF時
直後に限り、イジェクト操作を行った場合、該前面パネ
ルを全開状態にしてから、該磁気テープをイジェクトし
て該オーディオ装置の動作を停止するようにしたので、
該前面パネルは全開状態のままになり該オーディオ装置
本体から前面パネルが突出してしまうといった第2の問
題点があった。
【0010】本発明は上記第1の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その第1の目的とするところは、記録媒
体の抜取完了又は挿入完了後に、ユーザーの前面パネル
の位置設定における再設定作業を省くことができるオー
ディオ装置を提供することにある。
【0011】また、本発明は上記第2の問題点に鑑みて
なされたものであり、その第2の目的とするところは、
アクセサリー電源OFF時におけるイジェクト操作時に
ユーザーの前面パネルを全閉位置まで移動させる操作作
業を省くことができるオーディオ装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明は、記録媒体を収容する媒体収容部と、
該媒体収容部に収容された記録媒体にイジェクト処理又
はローディング処理を施す記録媒体駆動手段と、該媒体
収容部を開閉可能にして、オーディオ装置本体に対し移
動可能に設けた前面パネルと、パネル駆動制御信号に応
じて該前面パネルを移動させるパネル駆動手段とを備え
たオーディオ装置であって、前記イジェクト処理又はロ
ーディング処理を起動させるイジェクト起動信号又はロ
ーディング起動信号を送出する操作手段と、予め前面パ
ネルの移動位置を設定する位置データを記憶する記憶手
段と、前記媒体収容部からの記録媒体の抜取完了又は挿
入完了を検知して記録媒体有無検知信号を送出する記録
媒体有無検知手段と、前記イジェクト起動信号又はロー
ディング起動信号に応じて前記パネル駆動手段により前
面パネルを全開位置まで移動させるパネル駆動制御信号
を送出し、前記記録媒体駆動手段にイジェクト処理又は
ローディング処理を施させ、前記記録媒体有無検知信号
に応じて、前記記憶手段に格納した位置データに基づい
た移動位置に前記前面パネルを移動させるパネル駆動制
御信号を前記パネル駆動手段に送出する制御手段とを有
することを特徴とする。
【0013】また、第2の目的を達成するために本発明
は、記録媒体を収容する媒体収容部と、該媒体収容部に
収容された記録媒体にイジェクト処理又はローディング
処理を施す記録媒体駆動手段と、該媒体収容部を開閉可
能にして、オーディオ装置本体に対し移動可能に設けた
前面パネルと、パネル駆動制御信号に応じて該前面パネ
ルを移動させるパネル駆動手段と、該オーディオ装置全
体に電源を供給する電源供給手段とを備えたオーディオ
装置であって、前記イジェクト処理又はローディング処
理を起動させるイジェクト起動信号又はローディング起
動信号を送出する操作手段と、前記媒体収容部からの記
録媒体の抜取完了又は挿入完了を検知して記録媒体有無
検知信号を送出する記録媒体有無検知手段と、前記電源
供給手段の電源オフ時におけるイジェクト起動信号又は
ローディング起動信号に応じて前記パネル駆動手段によ
り前面パネルを全開位置まで移動させるパネル駆動制御
信号を送出し、前記記録媒体駆動手段にイジェクト処理
又はローディング処理を施させ、前記記録媒体有無検知
信号に応じて前記パネル駆動手段に該前面パネルを全閉
位置までに移動させるパネル駆動制御信号を送出する制
御手段とを有することを特徴とする。
【0014】
【作用】かかる第1の構成により、記録媒体のイジェク
ト又はローディングを起動させたとしても、前面パネル
を全開位置まで移動させ、記録媒体のイジェクト処理又
はローディング処理を施し、該記録媒体の抜取完了又は
挿入完了後に、該前面パネルを予め記憶手段にて格納し
た位置データに基づいた所定位置に移動させることがで
きるので、ユーザーの前面パネルの位置設定における再
設定作業を省くことができる。
【0015】また、第2の構成により、電源オフ時に記
録媒体のイジェクト又はローディングを起動させたとし
ても、前面パネルを全開位置まで移動させ、記録媒体の
イジェクト処理又はローディング処理を施し、該記録媒
体の抜取完了又は挿入完了後に、該前面パネルを全閉位
置まで移動させることができるので、ユーザーは電源オ
フ時におけるイジェクト処理又はローディング処理終了
後に生じた前面パネルの戻し作業を省くことができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明のオーディオ装
置の実施例について説明する。
【0017】(実施例1)図1は本発明のオーディオ装
置を示す一部省略した側面図である。図2は該オーディ
オ装置の概略を示すブロック図である。
【0018】図1において該オーディオ装置本体10の
前面部10aには、記録媒体である磁気テープ20を挿
入及び収容する媒体収容部であるテープ挿入口部11が
設けてあり、該テープ挿入口部11内には磁気テープ2
0の抜取完了を検知するテープ開閉ドア12が設けてあ
る。
【0019】また、該オーディオ装置本体10には後述
する操作部や表示部を備えた前面パネル13が回動可能
に設けてあり、該前面パネル13の上側端部に設けたロ
ーラ部13aは該オーディオ装置本体10の上端部に設
けてあるガイド溝14内を回動するものである。
【0020】また、該オーディオ装置本体10内部の下
端部には、モーター15の駆動に応じて前後に可動する
可動部材16が設けてあり、該可動部材16の一端は前
記前面パネル13の下側端部13bに回動可能に設けて
ある。
【0021】従って、該前面パネル13は、モーター1
5の駆動により該オーディオ装置本体10の前面部10
aに対して開閉可能に回動するようにしたものである。
【0022】次に図2に基づいて該オーディオ装置の内
部回路について説明する。
【0023】図2において該オーディオ装置は、操作入
力を行う操作手段である操作部21と、様々な情報デー
タを表示する表示部22と、前記テープ開閉ドア12に
よって磁気テープ20の抜取完了を検知するテープドア
開閉検出回路23と、該テープ挿入口部11内の磁気テ
ープ20に駆動制御を施す記録媒体駆動手段であるテー
プメカ制御回路24と、該テープ挿入口部11内に磁気
テープ20がローディングされているか否かを検知する
テープローディング有無検出回路30と、前記前面パネ
ル13の位置データを検出する前面パネル位置検出回路
25であるタイマー部と、前記モーター15を制御する
モーター制御回路26と、該オーディオ装置全体に電力
を供給する電源供給手段であるアクセサリー電源回路
(以下、単にACCと称する)27と、該ACC27か
らの電力供給がOFFされたことを検知するACCセン
サ28と、該オーディオ装置全体を制御する制御手段で
あるマイコン29とを有している。
【0024】前記テープドア開閉検出回路23とテープ
ローディング有無検出回路30とで記録媒体有無検知手
段を構成し、前記モーター15とモーター制御回路26
とでパネル駆動手段を構成している。
【0025】尚、該オーディオ装置の前面パネル13
は、該オーディオ装置本体10に対して回動させ所望の
位置に設定して、該前面パネル13における表示部22
の表示角度を調整することができるものである。
【0026】次に該第1実施例におけるオーディオ装置
の動作について説明する。尚、前面パネル13は所望位
置に設定されたものとする。
【0027】では、該オーディオ装置のテープ挿入口部
11内に磁気テープ20が挿入されていない場合の動作
について説明する。図4は磁気テープ20が挿入されて
いない場合の該オーディオ装置におけるマイコン29の
処理動作を示すフローチャートである。
【0028】該マイコン29は、操作部21のイジェク
トキーの入力に応じてローディング起動信号を検知する
と、該前面パネル13が全開位置であるか否かを判定す
る(ステップS11)。該前面パネル13が全開位置で
あれば、メインループに移行し、該前面パネル13が全
開位置でなければ、前記タイマー25をセットして時間
計測を開始する(ステップS12)。
【0029】該マイコン29は、パネル駆動制御信号を
モーター制御回路26に供給する。該モーター制御回路
26は該パネル駆動制御信号に応じてモーター制御信号
をモーター15に供給する。該モーター15は、モータ
ー制御信号に応じて駆動を開始して(ステップS1
3)、図3に示すように該モーター15の駆動により可
動部材16を前方向に押し出して該前面パネル13を全
開位置へと回動させる。
【0030】次に該前面パネル13が全開位置になった
か否かを判定し(ステップS14)、該前面パネル13
が全開位置でなければ、メインループを介して再びステ
ップS14に移行し、該前面パネル13が全開位置であ
れば、前記タイマー25の計測時間を位置データとして
該マイコン29の図示せぬ記憶手段であるメモリに記憶
する(ステップS15)。
【0031】次に該前面パネル13の全開位置によって
表出された該オーディオ装置本体10のテープ挿入口部
11内に磁気テープ20がローディングされたか否か、
又は一定時間が経過したか否かを判定する(ステップS
16)。尚、この際、該マイコン29が該テープ挿入口
部11への磁気テープ20のローディングの有無を判定
するのであれば、前記テープローディング有無検出回路
30からのテープ有無検知信号に応じて判定を行うもの
である。
【0032】ステップS16にて磁気テープ20のロー
ディング又は一定時間が経過したので無ければ、メイン
ループを介してステップS16に再び移行する。
【0033】また、ステップS16にて磁気テープ20
のローディング又は一定時間が経過したのであれば、前
記メモリに記憶した計測時間に基づいて、モーター制御
回路26にパネル駆動制御信号を供給する。該モーター
制御回路26は、該パネル駆動制御信号に応じてモータ
ー制御信号をモーター15に供給する。該モーター15
は、該モーター制御信号に応じて駆動を開始し(ステッ
プS17)、該モーター15の駆動により可動部材16
を後方向に引き込んで前面パネル13を閉位置である前
記所望位置へと回動させる。
【0034】前記メモリに記憶した計測時間が経過した
か否かを判定する(ステップS18)。該計測時間が経
過したのでなければ、メインループを介してステップS
18に再び移行する。該計測時間が経過したのであれ
ば、該マイコン29は、パネル駆動制御信号をモーター
制御回路26に供給する。該モーター制御回路26は、
該パネル駆動制御信号に応じてモーター制御信号をモー
ター15に供給する。該モーター15は、該モーター制
御信号に応じてモーター15の駆動を停止する(ステッ
プS19)。
【0035】従って、該前面パネル13は、前記所望位
置であるイジェクト操作直前における元の位置に戻った
ことになる。
【0036】次に該オーディオ装置のテープ挿入口11
内にある磁気テープ20をイジェクトする場合の動作に
ついて説明する。図5は該磁気テープ20のイジェクト
する際のマイコン29の処理動作を示すフローチャート
である。尚、図4のフローチャートにて説明した動作と
重複するものについて同一の符号を付すことにより、そ
の説明を省略する。
【0037】図5において該マイコン29は、操作部2
1のイジェクトキーの入力に応じてイジェクト起動信号
を検知すると、ステップS11に移行する。ステップS
11にて前面パネル13が全開位置であれば、前記テー
プメカ制御回路24にテープ駆動制御信号を供給する。
該テープメカ制御回路24は、該テープ駆動制御信号に
応じて該テープ挿入口部11内の磁気テープ20をイジ
ェクト処理する(ステップS21)。
【0038】ステップS11にて前面パネル13が全開
位置でなければ、ステップS12乃至ステップS15の
処理動作に移行し、該マイコン29は、前記テープメカ
制御回路24にテープ駆動制御信号を供給する。該テー
プメカ制御回路24は、該テープ駆動制御信号に応じて
該テープ挿入口部11内部に磁気テープ20をイジェク
ト処理する(ステップS22)。
【0039】テープ挿入口部11内部における磁気テー
プ20の抜き取りを前記テープドア開閉検出回路23に
て検知し、該テープドア開閉検出回路23からのテープ
抜取検知信号に応じて磁気テープ20を抜き取ったか否
かを判定する(ステップS23)。磁気テープ20が抜
き取られたので無ければ、メインループを介して再びス
テップS23に移行し、磁気テープ20が抜き取られた
のであれば、ステップS17乃至ステップS19の処理
動作に移行する。
【0040】上記第1実施例のオーディオ装置によれ
ば、前面パネル13を所望位置に設定してある時に、磁
気テープ20のローディング処理又はイジェクト処理を
行う際、該前面パネル13の所望位置から該前面パネル
13の全開位置までに要するモーター15の駆動時間を
位置データとしてタイマー25で計測し、該磁気テープ
20のローディング処理又はイジェクト処理後に該計測
時間に基づいて該モーター15を逆回転させることによ
り、元の所望位置に前面パネル13を戻すようにしたの
で、磁気テープ20のイジェクト処理又はローディング
終了後に、ユーザーは該前面パネル13の所望位置にお
ける再設定作業を省くことができる。
【0041】尚、上記第1実施例において前面パネル位
置検出回路23は、前面パネル13の所望位置から前面
パネル13の全開位置までに要するモーター駆動時間を
位置データとしてタイマーを使用していたが、図6に示
すように可動部材16に複数の所定ピッチの孔部16a
を設け、フォトリフレクタが照射する光の受光によって
該孔部16aへのパルス入力数をマイコン29でカウン
トすることにより、そのカウント数を位置データとする
フォトリフレクタを使用するようにしても良い。
【0042】(実施例2)では、次に第2実施例におけ
るオーディオ装置について説明する。尚、第1実施例の
オーディオ装置と重複するものには、同一の符号を付
し、その構成及び動作の説明は省略する。
【0043】第2実施例のオーディオ装置は、ACC2
7からの電力供給がOFFになった時に行われるイジェ
クト処理に関するものである。
【0044】尚、該マイコン29は、ACC27からの
電力供給がOFFの時、常に微弱な電力での通電状態、
つまりスリープ状態にある。また、操作部21のイジェ
クトキーの操作時においては、ACC27のOFF時で
あっても、常に前面パネル13の回動及びイジェクト処
理に要する電力供給を該オーディオ装置は受けるものと
する。
【0045】では、該第2実施例におけるオーディオ装
置の動作について説明する。図7は第2実施例のオーデ
ィオ装置におけるマイコン29の処理動作について説明
する。
【0046】マイコン29が操作部21のイジェクトキ
ーの入力に応じてイジェクト起動信号を検知すると、図
7に示すように該前面パネル13が全開位置であるか否
かを判定する(ステップS31)。該前面パネル13が
全開位置でなければ、モーター制御回路26及びモータ
ー15を介して該前面パネル13を全開位置へと回動さ
せる(ステップS32)。該前面パネル13が全開位置
になったか否かを判定する(ステップS33)。
【0047】該前面パネル13が全開位置でなければ、
メインループを介して再びステップS33に移行する。
また、該前面パネル13が全開位置であれば、該オーデ
ィオ装置のテープ挿入口部11内にある磁気テープ20
をテープメカ制御回路24を介してイジェクト処理させ
る(ステップS34)。尚、ステップS31にて該前面
パネル13が全開位置であれば、ステップS34に移行
する。
【0048】該マイコン29は、検知動作を開始する検
知動作信号をACCセンサ28に供給する。該ACCセ
ンサ28は、該検知動作信号に応じてACC27からの
電力供給がOFFであるか否かを通知する電源OFF検
知信号をマイコン29に供給する。該マイコン29は、
該電源OFF検知信号に応じてACC27からの電力供
給がOFFであるか否かを判定する(ステップS3
5)。ACC27からの電力供給がOFFでなければ、
メインループに移行する。
【0049】また、ACC27からの電力供給がOFF
であれば、一定時間内に前記イジェクト処理された磁気
テープ20が抜き取られたか否かを、前記テープドア開
閉検出回路23を介して判定する(ステップS36)。
磁気テープ20が一定時間内に抜き取られたのでなけれ
ば、メインループを介して再びステップS36に移行す
る。
【0050】また、該磁気テープ20が一定時間内に抜
き取られたのであれば、モーター制御回路26及びモー
ター15を介して該前面パネル13を全閉位置まで回動
させ(ステップS37)、該前面パネル13を全閉位置
で停止する。
【0051】尚、ステップS36にて一定時間内に磁気
テープ20が抜き取られたのでなければ、該前面パネル
13を全開位置にしたまま該マイコン29をスリープ状
態にするようにしても良い。
【0052】また、ステップS36にて同様に一定時間
内に磁気テープ20が抜き取られたのでなければ、該イ
ジェクト処理された磁気テープ20をローディング処理
して、該前面パネル13を全閉位置まで回動させるよう
にしても良い。
【0053】尚、ステップS36にて一定時間内とした
のは、ACC27のOFF時にイジェクト操作を行い一
定時間を見ていないと電流を消費し続けるのを防ぐため
である。
【0054】上記第2実施例のオーディオ装置によれ
ば、ACC27からの電力供給OFF時にイジェクトキ
ーの入力があったとしても、前面パネル13を全開位置
に回動させ、該オーディオ装置本体10内の磁気テープ
20をイジェクト処理し、該イジェクト処理された磁気
テープ20が抜き取られた後に、該全開位置の前面パネ
ル13を全閉位置に回動させるようにしたので、ユーザ
ーは、磁気テープ20を抜き取り後、前面パネル13の
全閉位置に戻すための回動操作を省くことができる。
【0055】尚、該第2実施例のオーディオ装置におい
ては、ACC27からの電力供給OFF時におけるイジ
ェクトキーの入力時に、テープ挿入口部11内に磁気テ
ープ20が無くても図7のフローチャートに示すステッ
プS31乃至ステップS33の処理動作を行った後、一
定時間内に該テープ挿入口部11内に磁気テープ20が
ローディングされるか否かを判定し、磁気テープ20が
ローディングされてもされなくても一定時間経過後に、
前面パネル13を全閉位置に回動させるようにしても良
い。
【0056】また、上記のようにACC27OFF時に
おいてテープ挿入口部11内部に磁気テープ20が無い
場合、前面パネル13の全開位置への回動動作等を行う
とバッテリーが消耗してしまう。
【0057】そこでバッテリーの消耗防止を第1に考え
るのであれば、ACC27からの電力供給OFF時にイ
ジェクトキーの入力があったとしても、テープ挿入口部
11内部に磁気テープ20がなければ、前面パネル13
の全開位置への回動動作等を行わないようにしても良
い。
【0058】では、この場合のマイコン29の処理動作
を図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0059】該マイコン29は、図8に示すようにイジ
ェクトキーの操作に応じてイジェクト起動信号を検知す
ると、ACC27からの電力供給がOFFであるか否か
を判定する(ステップS41)。ACC27からの電力
供給がOFFでなければ、テープメカ制御回路24を介
してテープ挿入口部11内部の磁気テープ20をイジェ
クト処理する(ステップS42)。
【0060】また、ACC27からの電力供給がOFF
であれば、前記テープローディング有無検出回路30を
介して該テープ挿入口部11内に磁気テープ20がある
か否かを判定する(ステップS43)。該磁気テープ2
0があればステップS42に移行する。
【0061】従って、ACC27からの電力供給OFF
時にイジェクトキーの操作があったとしても、該オーデ
ィオ装置内に磁気テープ20がなければ、イジェクト処
理に要する無駄な動作を省いて自動車のバッテリーを保
護することができる。
【0062】尚、上記実施例においては該オーディオ装
置に使用する記録媒体を磁気テープ20としたが、コン
パクトディスク(CD)、ミニディスク(MD)、デジ
タルオーディオテープ(DAT)等に適用しても同様の
効果を得ることができる。
【0063】また、上記実施例においては該オーディオ
装置の前面パネル13を回動可能に設けるようにした
が、該前面パネル13を移動可能に設ける、例えば引出
可能に設けるようにしても同様の効果を得ることができ
ることはいうまでもない。
【0064】
【発明の効果】上記のように構成された本発明のオーデ
ィオ装置によれば、記録媒体のイジェクト又はローディ
ングを起動させたとしても、前面パネルを全開位置まで
移動させ、記録媒体のイジェクト処理又はローディング
処理を施し、該記録媒体の抜取完了又は挿入完了後に、
該前面パネルを予め記憶手段にて格納した位置データに
基づいた所定位置に移動させることができるので、ユー
ザーの前面パネルの位置設定における再設定作業を省く
ことができる。
【0065】また、本発明のオーディオ装置によれば、
電源オフ時に記録媒体のイジェクト又はローディングを
起動させたとしても、前面パネルを全開位置まで移動さ
せ、記録媒体のイジェクト処理又はローディング処理を
施し、該記録媒体の抜取完了又は挿入完了後に、該前面
パネルを全閉位置まで移動させることができるので、ユ
ーザーは電源オフ時におけるイジェクト処理又はローデ
ィング処理終了後に生じた前面パネルの戻し作業を省く
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーディオ装置を示す一部省略した側
面図である。
【図2】本発明のオーディオ装置における内部回路の概
略を示すブロック図である。
【図3】前面パネルを開状態にしたオーディオ装置を示
す一部省略した側面図である。
【図4】第1実施例におけるオーディオ装置のマイコン
の処理動作を示すフローチャートである。
【図5】第1実施例におけるオーディオ装置のマイコン
の処理動作を示すフローチャートである。
【図6】前面パネル位置検出回路をフォトリフレクタに
した場合のオーディオ装置を示す側面図である。
【図7】第2実施例におけるオーディオ装置のマイコン
の処理動作を示すフローチャートである。
【図8】第2実施例におけるオーディオ装置のマイコン
の処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 オーディオ装置本体 11 テープ挿入口部(媒体収容部) 13 前面パネル 15 モーター(パネル駆動手段) 20 磁気テープ(記録媒体) 21 操作部(操作手段) 23 テープドア開閉検出回路(記録媒体有無検知手
段) 24 テープメカ制御回路(記録媒体駆動手段) 26 モーター制御回路(パネル駆動手段) 27 アクセサリー電源回路(ACC;電源供給手段) 29 マイコン(制御手段、記憶手段) 30 テープローディング有無検出回路(記録媒体有無
検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 義之 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を収容する媒体収容部と、該媒
    体収容部に収容された記録媒体にイジェクト処理又はロ
    ーディング処理を施す記録媒体駆動手段と、該媒体収容
    部を開閉可能にして、オーディオ装置本体に対し移動可
    能に設けた前面パネルと、パネル駆動制御信号に応じて
    該前面パネルを移動させるパネル駆動手段とを備えたオ
    ーディオ装置であって、 前記イジェクト処理又はローディング処理を起動させる
    イジェクト起動信号又はローディング起動信号を送出す
    る操作手段と、 予め前面パネルの移動位置を設定する位置データを記憶
    する記憶手段と、 前記媒体収容部からの記録媒体の抜取完了又は挿入完了
    を検知して記録媒体有無検知信号を送出する記録媒体有
    無検知手段と、 前記イジェクト起動信号又はローディング起動信号に応
    じて前記パネル駆動手段により前面パネルを全開位置ま
    で移動させるパネル駆動制御信号を送出し、前記記録媒
    体駆動手段にイジェクト処理又はローディング処理を施
    させ、前記記録媒体有無検知信号に応じて、前記記憶手
    段に格納した位置データに基づいた移動位置に前記前面
    パネルを移動させるパネル駆動制御信号を前記パネル駆
    動手段に送出する制御手段とを有することを特徴とする
    オーディオ装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体を収容する媒体収容部と、該媒
    体収容部に収容された記録媒体にイジェクト処理又はロ
    ーディング処理を施す記録媒体駆動手段と、該媒体収容
    部を開閉可能にして、オーディオ装置本体に対し移動可
    能に設けた前面パネルと、パネル駆動制御信号に応じて
    該前面パネルを移動させるパネル駆動手段と、該オーデ
    ィオ装置全体に電源を供給する電源供給手段とを備えた
    オーディオ装置であって、 前記イジェクト処理又はローディング処理を起動させる
    イジェクト起動信号又はローディング起動信号を送出す
    る操作手段と、 前記媒体収容部からの記録媒体の抜取完了又は挿入完了
    を検知して記録媒体有無検知信号を送出する記録媒体有
    無検知手段と、 前記電源供給手段の電源オフ時におけるイジェクト起動
    信号又はローディング起動信号に応じて前記パネル駆動
    手段により前面パネルを全開位置まで移動させるパネル
    駆動制御信号を送出し、前記記録媒体駆動手段にイジェ
    クト処理又はローディング処理を施させ、前記記録媒体
    有無検知信号に応じて前記パネル駆動手段に該前面パネ
    ルを全閉位置までに移動させるパネル駆動制御信号を送
    出する制御手段とを有することを特徴とするオーディオ
    装置。
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