JPH0714270A - カセットドライブ装置 - Google Patents

カセットドライブ装置

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Publication number
JPH0714270A
JPH0714270A JP5151671A JP15167193A JPH0714270A JP H0714270 A JPH0714270 A JP H0714270A JP 5151671 A JP5151671 A JP 5151671A JP 15167193 A JP15167193 A JP 15167193A JP H0714270 A JPH0714270 A JP H0714270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
drive device
protective case
main body
device main
Prior art date
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Pending
Application number
JP5151671A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Sato
政則 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0714270A publication Critical patent/JPH0714270A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者等が誤って大カセットに接触等する可
能性を少なくする。 【構成】 保護ケース10内にドライブ装置本体11を
挿入位置(図1の実線位置)と収納位置(図1の仮想線
位置)との間でスライド自在に設け、挿入位置と収納位
置とでそれぞれドライブ装置本体11をロックするロッ
ク機構を設け、ドライブ装置本体11を挿入位置側へ付
勢する引張りコイルバネ32を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイズの異なるカセッ
トを兼用できるカセットドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの外部記録媒体として高ト
ラック密度のテープカセットが提案されている。このテ
ープカセットとしては、当初の小サイズのカセット以外
に大サイズのカセットが提案されており、図6には小サ
イズのカセットK1(以下、「小カセット」という。)
が、図7には大サイズのカセットK2(以下、「大カセ
ット」という。)がそれぞれ示されている。
【0003】図6において、小カセットK1は偏平長方
体形状を有し、上方が透明なケース1内には一対のリー
ル2が回転自在に設けられている。この一対のリール2
にはテープ3が巻装され、テープ3は一対のリール2間
に構成されたテープ走行路を走行する。
【0004】ケース1内には駆動ローラ4と左右一対の
従動ローラ5が設けられ、これらローラ4,5間には無
限端のドライブベルト6が掛けられている。このドライ
ブベルト6は一対のリール2に巻付けられたテープ3の
最外周にそれぞれ圧接されている。前記駆動ローラ4の
大径部4aはケース1前面より一部露出しており、装着
状態でカセットドライブ装置側の出力ローラより回転力
を受ける。駆動ローラ4の回転でドライブベルト6が走
行すると、テープ3がドライブベルト6との圧接箇所で
摩擦力を受け、この摩擦力によってテープ3が走行す
る。
【0005】また、ケース1の前面にはテープ露出空間
が構成され、このテープ露出空間はドアー7によって開
閉される。ドアー7は図6にて実線で示す閉位置と図6
にて仮想線で示す開位置との間で回転し、閉位置側に図
示しないバネのバネ力によって付勢されている。ドアー
7はドライブ装置の装着過程で閉位置から開位置に変位
され、ドライブ装置のヘッドはテープ露出空間へ進入し
てテープ3に圧接される。
【0006】図7において、大カセットK2は偏平長方
体形状の前方挿入部8とこの前方挿入部8よりも左右に
突出している後方張出し部9とから成り、前方挿入部8
の幅寸法及び高さ寸法が小カセットK1の各寸法と略同
一に構成されている。そして、後方張出し部9に一対の
テープリール2が配置され、小カセットK1に較べて大
量のテープ3が収納されている。他の基本的構成は小カ
セットK1と略同一であるため、図面に小カセットK1
ものと同一部分には同一の符号を付してその説明を省略
する。
【0007】即ち、大カセットK2はテープ収納量を大
きくすることによって大容量化を図ったもので、小カセ
ットK1に較べてサイズが大きく設計されている一方、
小カセットK1とカセットドライブ装置を兼用できるよ
うに構成されている。
【0008】図8には従来のカセットドライブ装置Dが
示されている。図8において、保護ケース10内にはド
ライブ装置本体11が収納され、このドライブ装置本体
11の前面は保護ケース10のフロントパネル10cの
開口部12に露出している。ドライブ装置本体11の前
面にはカセット挿入口13が設けられ、このカセット挿
入口13よりカセットK1,K2が挿入される。又、ドラ
イブ装置本体11には上記した出口ローラ、ヘッド等の
ドライブ機構(図示せず)が備えられ、装着されたカセ
ットK1,K2の記録・再生を行う。
【0009】図8に示す如く、小カセットK1をカセッ
トドライブ装置Dに装着すると、保護ケース10のフロ
ントパネル10cより小カセットK1の後方がわずかに
突出する程度である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示す如く、大カセットK2をカセットドライブ装置Dに
装着すると、フロントパネル10cより少なくとも後方
張出し部9が突出する。そのため、操作者等が誤って後
方張出し部9に接触し又は衝突するおそれがあり、この
接触や衝突があると大カセットK2やカセットドライブ
装置Dの部品がダメージを受ける。特に、バックアップ
動作中に接触や衝突があると記録エラーとなるおそれが
ある。
【0011】ここで、大カセットK2の後方張出し部9
があまり突出しないよう保護ケース10の奥深くに大カ
セットK2を挿入可能にカセットドライブ装置Dを改良
することが考えられるが、このようにすると小カセット
1の挿入・排出動作が非常に不便になったり、又は、
不可能となるため採用することができない。
【0012】そこで、本発明は大カセットの装着状態に
おいても操作者等が誤って大カセットに接触等する可能
性が少ないカセットドライブ装置を提供することを課題
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の請求項1に係る本発明のカセットドライブ装置は、サ
イズの異なるカセットを選択的に挿入可能なカセット挿
入口を有し、且つ、前記カセットのドライブ機構を備え
たドライブ装置本体を保護ケース内に配置すると共に、
前記ドライブ装置本体を、前記保護ケースの外側より前
記カセットを前記カセット挿入口より挿入可能な挿入位
置と前記保護ケースの奥に位置する収納位置との間でス
ライド自在に構成したものである。
【0014】また、請求項2に係る本発明のカセットド
ライブ装置は、上記請求項1の構成にあって、前記ドラ
イブ装置本体を挿入位置と収納位置とでそれぞれロック
するロック機構を設けると共に前記ドライブ装置本体を
挿入位置側に付勢する付勢手段を設けたものである。
【0015】
【作用】請求項1によれば、小カセットを保護ケースの
カセット挿入口より挿入して挿入位置のドライブ装置本
体に装着する。小カセットはサイズが小さいために保護
ケースのカセット挿入口よりさほど突出することがな
い。
【0016】又、大カセットを保護ケースのカセット挿
入口より挿入して挿入位置のドライブ装置本体に装着
し、大カセットがドライブ装置本体に装着するとドライ
ブ装置本体を挿入位置から収納位置に移動する。する
と、大カセットは保護ケースの奥に移動し、大カセット
はその移動分だけ保護ケース内に入り込む。大カセット
を取り出すためにはドライブ装置本体を収納位置から挿
入位置に戻して大カセットを取り出す。
【0017】請求項2によれば、小カセットを取り扱う
場合にはロック機構にてドライブ装置本体を挿入位置に
ロックした状態で行う。大カセットを取り扱う場合には
ロック機構にてドライブ装置本体を挿入位置にロックし
た状態で大カセットをドライブ装置本体に装着する。完
全に装着すると、ロック機構のロックを解除し、付勢手
段の付勢力に抗してドライブ装置本体を挿入位置から収
納位置へ移動してロックする。大カセットを取り出すた
めにはロック機構のロックを解除する。すると、付勢手
段の付勢力でドライブ装置本体が収納位置から挿入位置
へ変位するため、挿入位置に戻った後に大カセットを取
り出す。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1乃至図5には本発明の一実施例が示されてい
る。図1にはカセットドライブ装置の平面図、図2には
その正面図、図3にはその側面図がそれぞれ示されてい
る。
【0019】図1から図3において、保護ケース10は
長方体形状を有し、ベースプレート10aとカバー10
bとフロントパネル10cとから構成されている。フロ
ントパネル10cには横長の開口部12が形成され、こ
の開口部12のサイズは大カセットK2の後方張出し部
9が進入可能な大きさに設定されている。この開口部1
2の両端にはドアー33がそれぞれ形成され、各ドアー
33は開口部12の一部を塞ぐ閉位置(図1の実線位
置)とこれを開く開位置(図1の仮想線位置)との間で
回動する。各ドアー33には閉位置側に付勢するバネ
(図示せず)が作用し、通常時には各ドアー33は閉位
置に位置している。
【0020】前記ベースプレート10aには左右一対の
ガイド部材14が固定され、この一対のガイド部材14
は保護ケース10の前後方向に延設されている。各ガイ
ド部材14とこれに対向するベースプレート10aの箇
所とによってガイド凹部15が構成されている。
【0021】ドライブ装置本体11は、保護ケース10
内に配置され、その両側にはガイドプレート16がそれ
ぞれ固定されている。この一対のガイドプレート16の
下端には内側に折曲されたガイド片部17が一体的に形
成され、この一対のガイド片部17が前記一対のガイド
凹部15に挿入されている。ドライブ装置本体11はガ
イド片部17がガイド凹部15にガイドされることによ
って挿入位置(図1の実線位置,図3の位置)と収納位
置(図1の仮想線位置,図4の位置,図5の位置)との
間で変位する。挿入位置ではカセット挿入口13がフロ
ントパネル10cの開口部12に臨むように位置し、挿
入位置ではカセットK1,K2の挿入・引出しができる。
収納位置ではカセット挿入口13がフロントパネル10
cの開口部12より奥に入り込み、カセットK1,K2
挿入・引出しができない。又、ドライブ装置本体11に
は出力ローラ、ヘッド等のドライブ機構(図示せず)が
備えられ、装着されたカセットK1,K2の記録・再生を
行う。
【0022】また、ロック機構18はドライブ装置本体
11の外周を被う枠体19を有し、この枠体19の上面
の左右両側に一対のロックプレート20が設けられてい
る。この各ロックプレート20はL字状を有し、この折
曲部分がピン21にて回転自在に支持されている。この
各ロックプレート20の一端側の下方には係止爪22が
それぞれ設けられており、この一対の係止爪22はドラ
イブ装置本体11の係止溝23a,23bに係止され
る。ドライブ装置本体11の一対のガイドプレート16
にはそれぞれ2箇所に係止溝23a,23bが形成さ
れ、一方の一対の係止溝23aはドライブ装置本体11
の挿入位置で、他方の一対の係止溝23bはドライブ装
置本体11の収納位置でそれぞれ上記一対の係止爪22
に挿入可能となる。
【0023】各ロックプレート20の一端側の上方には
バネ掛止部24が設けられ、この双方のバネ掛止部24
間にはバネ25が掛けられている。このバネ25のバネ
力によって一対のロックプレート20は係止位置側に付
勢されている。
【0024】また、解除スライダ26は前記枠体19の
上面中央にスライド自在に設けられ、解除スライダ26
の一端には解除ボタン27が固定されている。この解除
ボタン27はフロントパネル10cの孔28より前方に
突出している。又、解除スライダ26の他端側は左右2
股に分かれ、その各先端側には突出片29が折曲して形
成されている。又、解除スライダ26の各他端側の上面
には前記一対のロックプレート20の他端側が配置さ
れ、解除ボタン27が押下されると各突出片29に押下
された一対のロックプレート20がバネ25のバネ力に
抗して図1のa矢印方向に回転してロックが解除され
る。解除ボタン27の押下を止めるとバネ25のバネ力
によってロック位置側に戻される。
【0025】一方、ベースプレート10aのバネ掛止部
30とドライブ装置本体11のバネ掛止部31との間に
は付勢手段である引張りコイルバネ32が掛けられ、ド
ライブ装置本体11はこの引張りコイルバネ32のバネ
力によって挿入位置側に付勢されている。
【0026】以下、上記構成の作用を説明する。小カセ
ットK1を取り扱う場合にはドライブ装置本体11を挿
入位置に位置した状態で挿入し、この状態で記録再生を
行う。記録再生が終了するとフロントパネル10cより
突出した小カセットK1の部分を把持して引き出せば良
い。従って、従来と同様に取り扱うことができる。
【0027】大カセットK2を取り扱う場合にはドライ
ブ装置本体11を挿入位置に位置した状態で挿入する
と、図1及び図3の状態となる。次に、解除ボタン27
を押下し、ロック解除状態として大カセットK2をさら
に押圧する。すると、ドライブ装置本体11が引張りコ
イルバネ32のバネ力に抗してスライドし、大カセット
2が奥に挿入される。この挿入過程で大カセットK2
後方張出し部9が左右のドアー33に当接すると、左右
のドアー33がバネ力に抗して回転して大カセットK2
の挿入が許容される。ドライブ装置本体11が収納位置
までスライドすると、一対のロックプレート20がバネ
25のバネ力で回転して係止爪22が係止溝23bに入
り込んでロックされ、図4及び図5の状態となる。
【0028】大カセットK2は図4及び図5の収納位置
で記録再生が行われ、この収納位置では大カセットK2
の後方張出し部9の一部のみがフロントパネル10cよ
り突出するため、操作者等が誤って大カセットK2に接
触等するおそれが少ない。
【0029】記録再生が終了すると、解除ボタン27を
押下する。すると、ロック機構18が解除されてドライ
ブ装置本体11が引張りコイルバネ32のバネ力によっ
て挿入位置へスライドされる。挿入位置まで来ると、一
対のロックプレート20がバネ25のバネ力で回転して
係止爪22が係止溝23aに入り込んでロックされ、図
1及び図3の状態となる。そして、フロントパネル10
cより突出した大カセットK2の部分を把持して引き出
せば良い。
【0030】尚、この実施例ではドライブ装置本体11
の収納位置にあって、大カセットK1の後方張出し部9
の一部がフロントパネル10cより突出するよう構成し
たが、ほとんどフロントパネル10c内に入り込むよう
構成しても良い。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように請求項1及び請求項2
の発明によれば、保護ケース内に収納するドライブ装置
本体を保護ケース内でスライド自在に設けたので、大カ
セットの装着状態において大カセットの保護ケースに対
する突出量を少なくできるため、操作者等が誤って大カ
セットに接触等する可能性が少なくなるという効果を奏
する。又、請求項2の発明によれば、ドライブ装置本体
を挿入位置と収納位置でロックするロック機構を設ける
と共にドライブ装置本体を挿入位置側に付勢する付勢手
段を設けたので、大カセットの引き出し動作が容易にな
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】挿入位置に位置するカセットドライブ装置の平
面図(実施例)。
【図2】カセットドライブ装置の正面図(実施例)。
【図3】挿入位置に位置するカセットドライブ装置の側
面図(実施例)。
【図4】収納位置に位置するカセットドライブ装置の平
面図(実施例)。
【図5】収納位置に位置するカセットドライブ装置の側
面図(実施例)。
【図6】小カセットの平面図。
【図7】大カセットの概略平面図。
【図8】小カセットを装着したカセットドライブ装置の
斜視図(従来例)。
【図9】大カセットを装着したカセットドライブ装置の
斜視図(従来例)。
【符号の説明】
1,K2…カセット D…カセットドライブ装置 10…保護ケース 11…ドライブ装置本体 13…カセット挿入口 18…ロック機構 31…引張りコイルバネ(付勢手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイズの異なるカセットを選択的に挿入
    可能なカセット挿入口を有し、且つ、前記カセットのド
    ライブ機構を備えたドライブ装置本体を保護ケース内に
    配置すると共に、前記ドライブ装置本体を、前記保護ケ
    ースの外側より前記カセットを前記カセット挿入口より
    挿入可能な挿入位置と前記保護ケースの奥に位置する収
    納位置との間でスライド自在に構成したことを特徴とす
    るカセットドライブ装置。
  2. 【請求項2】 前記ドライブ装置本体を挿入位置と収納
    位置とでそれぞれロックするロック機構を設けると共に
    前記ドライブ装置本体を挿入位置側に付勢する付勢手段
    を設けたことを特徴とするカセットドライブ装置。
JP5151671A 1993-06-23 1993-06-23 カセットドライブ装置 Pending JPH0714270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5151671A JPH0714270A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 カセットドライブ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5151671A JPH0714270A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 カセットドライブ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0714270A true JPH0714270A (ja) 1995-01-17

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ID=15523699

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JP5151671A Pending JPH0714270A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 カセットドライブ装置

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