JP2004039103A - 記録テープカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライブ装置の小型化が図れる記録テープカートリッジを提供する。
【解決手段】記録テープTが巻装された単一のリール14を回転可能に収容する略矩形状のケース12と、ケース12のドライブ装置への装填側角部を切り欠いて形成され、記録テープTの端部に取り付けられたリーダー部材22を引き出すための開口と、ケース12の内面に設けられ、折曲したガイド溝42と、ガイド溝42に沿ってガイドされるとともに、ヒンジ53で連結された複数の板片からなり、スライドして開口を開閉する遮蔽部材50、51と、を備えた記録テープカートリッジ10とする。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にコンピューター等の記録再生媒体として使用される磁気テープ等の記録テープが巻装された単一のリールをケース内に収容してなる記録テープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、コンピューター等のデータ記録再生媒体として使用されている磁気テープを単一のリールに巻装し、そのリールをケース内に収容してなる磁気テープカートリッジが知られている。この磁気テープの先端には、リーダーピンやリーダーテープ、リーダーブロックといったリーダー部材が設けられており、そのリーダー部材をドライブ装置側に設けられた引出手段が磁気テープカートリッジの開口から引き出し、それに固着された磁気テープをドライブ装置側の巻取リールに巻装させるようになっている。
【0003】
また、磁気テープカートリッジの下面に穿設された開孔から現出しているリールの下面中央にはリールギアが環状に刻設されており、ドライブ装置側の回転シャフトに設けられた駆動ギアがそのリールギアに噛合することにより、リールが回転駆動するように構成されている。しかして、磁気テープカートリッジのリール及びドライブ装置の巻取リールを同期して回転させることにより、磁気テープにデータを記録したり、磁気テープに記録されたデータの再生ができる。
【0004】
このような磁気テープカートリッジは、保存時の収容スペースが小さくて済むとともに大容量の情報を記録でき、図6乃至図8で示すように、リーダー部材のタイプ毎に、開口位置及びその開口を開閉するドアのタイプが異なっている。すなわち、リーダーピン60の場合には、図6で示すように、ドライブ装置への装填方向(矢印P方向)と平行なケース62の側壁64に開口68が形成されており、その装填方向と同方向にスライド移動するドア66によって、その開口68が開閉されるようになっている。
【0005】
しかしながら、このようにケース62の側壁64に開口68が設けられていると、ドライブ装置側の引出手段は、ケース62の左右横方向から回り込んでリーダーピン60を引き出さなければならないため、その引出手段が回り込むスペースをドライブ装置側に確保しなければならず、かつ引出手段を回り込ませる機構が複雑になって、ドライブ装置が大型化してしまう不具合がある。しかも、磁気テープTの引出経路が長くなるという問題もある。
【0006】
また、リーダーテープ70の場合には、図7で示すように、ドライブ装置への装填方向(矢印P方向)と直交するケース72の前壁74に開口78が形成され、この開口78を開閉するドア76はケース72の角部近傍に支持された支軸75を中心として前方に回動する回動式となっている。しかしながら、このようにケース72の前壁74に開口78が設けられていると、ドライブ装置側の引出手段が回り込む必要はなくなるが、ドア76が大きく前方に開くため、ドライブ装置側には、開口78を開放したときのドア76に干渉するものがないようにするスペースを確保しなければならず、ドライブ装置が大型化してしまう不具合がある。
【0007】
更に、リーダーブロック80の場合には、図8で示すように、ドライブ装置への装填方向前側の角部84を斜めに切り欠いて開口88が形成され、この開口88をリーダーブロック80によって直接開閉するようになっている。しかしながら、このようにリーダーブロック80が開口88を開閉するようになっていると、そのリーダーブロック80に傷や汚れが生じやすくなる問題がある。つまり、リーダーブロック80はドライブ装置側のリールハブ86に嵌合されてそのリールハブ86の一部を構成するため、通常ドアとして使用している分には問題のない傷や汚れでも、リールハブ86と嵌合し難くなったり、磁気テープTの走行に不具合をもたらすおそれがある。
【0008】
また、このリーダーブロック80は開口88縁部に係止されているだけなので、磁気テープカートリッジを落下させたりすると、簡単に外れてしまうという問題があり、かつリーダーブロック80はリーダーピン60と比較してサイズが大きいので、ケースの形状に制約が多くなるという問題もある。そのため、ドアを兼用するリーダーブロック80よりも、ドアと機能分離されたリーダーピン60の方が優位性はある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、開口を開閉するドアと記録テープ引出用のリーダー部材とを別部材とし、記録テープの引出経路が最短になる開口と、少ないスペースでその開口を開閉できるスライド式のドアとを備えて、ドライブ装置の小型化が図れるようにした記録テープカートリッジを得ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の記録テープカートリッジは、記録テープが巻装された単一のリールを回転可能に収容する略矩形状のケースと、前記ケースのドライブ装置への装填側角部を切り欠いて形成され、前記記録テープの端部に取り付けられたリーダー部材を引き出すための開口と、前記ケースの内面に設けられ、折曲したガイド溝と、前記ガイド溝に沿ってガイドされるとともに、ヒンジで連結された複数の板片からなり、スライドして前記開口を開閉する遮蔽部材と、を備えたことを特徴としている。
【0011】
このように、ケースのドライブ装置への装填側角部が切り欠かれて開口が設けられていると、その開口の開放面はドライブ装置への装填方向を向くことが可能になるので、ドライブ装置側の引出手段はその前方側から進入することが可能となり、記録テープを引き出す経路を最短にできる。したがって、ドライブ装置には記録テープを回り道させるような複雑な機構が不要となり、コンパクトで製造コストの安価なドライブ装置を設計することができる。しかも、最短経路を通ることにより、テープガイドとの接触による記録テープの摩耗も低減することができる。
【0012】
また、開口が角部に設けられているため、遮蔽部材はドライブ装置への装填方向に対して斜めにスライドして開口を開閉する必要がある。このため、ガイド溝は、開口に沿った溝とドライブ装置への装填方向に沿った溝とが繋がって折曲した線形となる。しかし、遮蔽部材は、ヒンジで連結された複数の板片で構成されているので、折曲したガイド溝に沿ってスライドすることができ、よって、角部に設けられた開口を開閉できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジ10を図1乃至図5に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填方向を矢印Aで示し、それを記録テープカートリッジ10の前方向(前側)とする。そして、矢印Aと直交する矢印B方向を右方向とする。
【0014】
図1、図2で示すように、記録テープカートリッジ10は、平面視で略矩形状のケース12内に、情報記録再生媒体である記録テープとしての磁気テープTを巻装した単一のリール14を回転可能に収容して構成されている。ケース12は、ドライブ装置への装填方向先頭側の1つの角部である右前角部がそれぞれ斜めに切り欠かれた一対の上ケース16と下ケース18とを互いの周壁16A、18Aを突き合せて接合することで構成されており、内部に磁気テープTを巻装したリール14の収容空間が設けられている。
【0015】
また、上ケース16及び下ケース18の周壁16A、18Aの切り取られた角部が磁気テープTの引き出し用の開口20とされ、この開口20から引き出される磁気テープTの自由端には、ドライブ装置の引出手段によって係止(係合)されつつ引き出し操作されるリーダーピン22が接続されている。リーダーピン22の磁気テープTの幅方向端部より突出した両端部には、環状溝22Aが形成されており、この環状溝22Aが引出手段のフック等に係止される。これにより、磁気テープTを引き出す際に、フック等が磁気テープTに接触して傷付けない構成である。
【0016】
また、ケース12の開口20の内側には、ケース12内においてリーダーピン22を位置決め、保持する上下一対のピン保持部24が設けられている。ピン保持部24は、図3乃至図5でも示すように、略半円筒形状をしており、その凹部24A内に直立した状態のリーダーピン22の両端部が保持される。そして、ピン保持部24の外周壁の磁気テープT引き出し側は開放しており、リーダーピン22が出入する出入口となっている。
【0017】
ピン保持部24の近傍には、板ばね25が、前壁12A(周壁16A、18Aのうち、外面が矢印A方向を向く部分)の内面に設けられたばね保持部27と溝部23(図3、図4参照)に、その基部が挿入されて固定配置されるようになっており、この板ばね25の二股状の先端部がリーダーピン22の上下端にそれぞれ係合して、リーダーピン22をピン保持部24に保持するようになっている。なお、リーダーピン22がピン保持部24に出入する際には、板ばね25の先端部は適宜弾性変形してリーダーピン22の移動を許容する構成である。
【0018】
更に、下ケース18の中央部には、リール14の図示しないリールギアを外部に露出するためのギア開口26が設けられており、リール14はリールギアがドライブ装置の駆動ギアに噛合されてケース12内で回転駆動されるようになっている。また、リール14は、上ケース16及び下ケース18の内面にそれぞれ部分的に突設されて、ギア開口26と同軸的な円形の軌跡上にある内壁としての遊動規制壁28によってガタつかないように保持されている。
【0019】
この遊動規制壁28の開口20近傍の端部には、内部に位置規制用穴が形成された袋部28Aが連設されている。また、ケース12の左前角部の内側においては、長穴である位置規制用穴が形成された袋部29が遊動規制壁28とは離間して設けられている。袋部28A、29は、矢印B方向に沿った一直線上に配置されている。そして、袋部28Aが連設された端部を除いて、各遊動規制壁28は、それぞれ端部がケース12の周壁16A又は周壁18Aと連設されることで、その外側とリール14の設置空間とを仕切っている。
【0020】
また、下ケース18の右後部には、各記録テープカートリッジ10毎に、その各種情報を記憶されたメモリーボードMが設置されるようになっており、下面側から読み取るドライブ装置と、後壁側から読み取るライブラリー装置(複数の記録テープカートリッジ10を収容し、自動的にドライブ装置に装填・取り出しする装置)での検知が可能となるように、後部内壁18Bが所定角度の傾斜面に形成され、メモリーボードMが支持突起19により支持されて、所定角度に傾斜配置されるようになっている。また、下ケース18の左後部には、その記録テープカートリッジ10への記録可・不可が設定されるライトプロテクト(図示省略)が設けられるようになっており、ライトプロテクトを操作する操作突起(図示省略)が突出する開孔17が穿設されている。
【0021】
また、ケース12の前壁12Aの右端部には、開口20の前縁部を規定する上下一対の短い傾斜壁部30が設けられている。この傾斜壁部30は、開口20の開放面に沿って屈曲形成され、開口20閉塞時に、後述するドア50の先端部(前端部)がその内側に入り込むことによって、塵埃等が進入できる隙間が生じないようにする防塵壁となっている。そして、傾斜壁部30の左方近傍の前壁12A内側には、上下一対のビスボス32が連設されている。
【0022】
一方、ケース12の右壁12B(周壁16A、18Aのうち、外面が矢印B方向を向く部分)の前端部内側には、開口20の閉塞時、平面視でドア50の外面に添う上下一対の傾斜壁部34が設けられている(図3参照)。そして、この傾斜壁部34の前端面が開口20の後縁を規定しており、その前端部には上下一対のビスボス36が設けられている。
【0023】
また、ケース12の右壁12Bには、ケース12の内外を連通する窓部としての所定長さのスリット40が設けられており、後述するドア50の操作突起52の露出用とされている。このスリット40は、右壁12Bを構成する上ケース16の周壁16Aの前側下部を切り欠いて形成され、開口20側へも開放されている。このように、スリット40が周壁16Aの一部を上側に残して形成されると、ケース12の剛性を維持することができるので好ましい。
【0024】
また、下ケース18の後方側の左壁には、周壁18Aの上端を除く部分が断面視略「コ」字状にケース12の内方へ凹むとともに、ケース12の下面から上方へも凹んだ(底板が切り欠かれた)凹部48が形成されている。この凹部48は、ケース12の右壁にも形成され、例えばドライブ装置の引き込み手段が係合する係合部とされたり、その底面(下向きの面)がドライブ装置内での位置決め用の基準面とされたりするようになっている。なお、右壁の凹部48が形成される袋部49の上面には、後述するコイルばね56係止用の係止部58が形成されている。
【0025】
また、その凹部48の後方側にも周壁18Aの上端を除く部分が断面視略「コ」字状にケース12の内方へ凹むとともに、ケース12の下面から上方へも凹んだ(底板が切り欠かれた)凹部46が形成されている。この凹部46は、ライブラリー装置の把持手段が係合する係合部とされており、このような凹部46、48を設けることでケース12(下ケース18)の捩り強度が向上される。また、上ケース16の左壁の上面部分には、平面視略台形状の凹部44が形成されている。この凹部44は、開口20の開放時、ドア50の開放方向への移動に伴う回転モーメントをキャンセルするための保持部材(図示省略)が係合する係合部とされている。
【0026】
また、図3、図4で示すように、上ケース16及び下ケース18において、傾斜壁部30の内側から傾斜壁部34の後端まで(以下、前半という)と、その傾斜壁部34の後端から連続して係止部58(袋部49)の近傍まで(以下、後半という)、後述するドア50及びガイドプレート51の凸部55、57と、連結軸53の上下端部を内面側及び外面側の両側方から挟み込むように支持する所定深さ(例えば、1.0mm程度)のガイド溝42が、平面視略「く」字状に折曲して設けられている。そして、開口20近傍の上ケース16内面及び下ケース18内面には、ピン保持部24からリーダーピン22を引き出しやすいように、その出入口に対応させた凹部38が形成されている。
【0027】
このような上ケース16と下ケース18は、開口20の縁部近傍に位置する各ビスボス32、36に下側から図示しないビスがねじ込まれて固定(接合)される構成である。これによって、傾斜壁部30(前壁12A)及び傾斜壁部34(右壁12B)の各自由端によって規定され、強度的に不利で落下によって地面等に衝突しやすい開口20両端のコーナー部は強固に接合され、ケース12を落しても、記録テープカートリッジ10全体の重量で変形したり、座屈して位置ズレしたりしない構成である。なお、周壁16A、18Aの付き合せ面(開口20両側のコーナー部)を溶着によって固定してもよいが、分解性やリサイクル性を考慮すると、ビス止めの方が好ましい。
【0028】
一方、開口20は遮蔽部材としてのドア50によって開閉されるようになっている。そして、このドア50の後端部には、操作突起52が突設された操作部材(遮蔽部材)としてのガイドプレート51の前端部が、ヒンジとしての連結軸53によって枢止連結されている。すなわち、ドア50及びガイドプレート51は、それぞれ所定の大きさの平板状に形成され、ドア50の後端上・下部と、ガイドプレート51の前端中央部には、それぞれ円筒軸が設けられている。そして、ドア50の円筒軸間にガイドプレート51の円筒軸を配置して、それら円筒軸内に連結軸53を挿通することにより、ドア50とガイドプレート51とが互いに回動自在となるように構成されている。
【0029】
また、ドア50の先端部側(前端部側)の上下端面には、それぞれガイド溝42のガイド面(互いに対向している溝壁内面)と、ガイド溝42間の上ケース16内面及び下ケース18内面に当接して、ドア50を開口20の開閉方向に案内する凸部55が突設されており、ガイドプレート51の後端部側の上下端面にも、同様にガイドプレート51を開口20の開閉方向に案内する凸部57が突設されている。
【0030】
また、連結軸53の上下端部もドア50及びガイドプレート51の上下端面より突出し、ガイド溝42のガイド面(互いに対向している溝壁内面)と、ガイド溝42間の上ケース16内面及び下ケース18内面に当接して、ドア50及びガイドプレート51を開口20の開閉方向に案内するようになっている。したがって、連結軸53のドア50及びガイドプレート51の上下端面から突出している上下端部と、凸部55、57の高さは、ガイド溝42の深さと同一か、それよりも若干高く形成されている。
【0031】
また、ガイドプレート51の外面に突設された操作突起52は、スリット40からケース12の外側に露出されるようになっており、開口20の閉塞状態ではビスボス36の後端から僅かに離間して位置するとともに、スリット40の前方へ開放された部分から操作可能とされている。そして、開口20の開放状態では、操作突起52は、スリット40の後縁から僅かに離間して位置するようになっており、このとき、ガイド溝42の後端部にガイドプレート51の凸部57が当接している(図4参照)。
【0032】
また、ガイドプレート51の後端面には、ドア50及びガイドプレート51を開口20閉塞方向へ付勢する付勢部材としてのコイルばね56を嵌挿させる所定長さ及び所定径のシャフト54が突設されている。そして、シャフト54の後端部には、コイルばね56の外れを防止するための大径部54Aが形成されている。
【0033】
一方、下ケース18の袋部49の上面には、シャフト54の径より若干大径の円弧状に凹んで正面視略U字状をなす係止部58が形成されており、ケース12内にドア50及びガイドプレート51を組み込むとき、その係止部58に、コイルばね56の後端と大径部54Aとの間のシャフト54を挿入させることにより、ドア50及びガイドプレート51がコイルばね56の付勢力によって、開口20の閉塞方向へ付勢されるようにしている。
【0034】
すなわち、コイルばね56の後端を係止部58の前面に係止させるとともに、シャフト54を係止部58の上面(略U字状に凹んだ面上)で支持することにより、図3で示すように、ドア50及びガイドプレート51が常時開口20の閉塞方向へ付勢された状態になるようにしている。そして、開口20の開放時には、図4で示すように、コイルばね56の付勢力に抗して、ドア50及びガイドプレート51が後方へ向かって移動させられることにより、シャフト54が係止部58の上面に支持された状態のまま摺動するように構成されている。
【0035】
このような構成のドア50は、その先端部(前端部)が傾斜壁部30の内側に入り込んだ状態で開口20を閉塞し、ドライブ装置側の開閉部材(図示省略)が、操作突起52に対して、相対的に後方向(矢印A方向と反対方向)へ向かう押圧力を加えることにより、ガイドプレート51を介して、ガイド溝42に沿って略後方へスライド移動し、その先端部(前端部)の外面がビスボス36よりも後方側に達すると、開口20を完全に開放する構成になっている。
【0036】
すなわち、ドア50は、ガイドプレート51と円筒軸及び連結軸53によって枢支連結され、そのガイドプレート51に対して、連結軸53を中心に回動自在になっているので、後半のガイド溝42に沿って前後方向にのみスライド移動するガイドプレート51との拡開角度θ(図3参照)を自在に変えながら、前半のガイド溝42に凸部55が案内されることにより、略前後方向にスライド移動することが可能になっている。したがって、ドア50は、ケース12の角部を切り欠いて斜めに形成された開口20であっても、その開口20を好適に開閉することができる。
【0037】
なお、本実施の形態では、ドア50とガイドプレート51の2枚の板片からなる遮蔽部材により、開口20を開閉できるようにしたが、遮蔽部材は複数枚の板片が互いに枢支連結されて構成されていればよい。その他、操作突起52露出用のスリット40によってケース12の内外が連通されるが、このスリット40はビスボス36と、ドア50及びガイドプレート51と、内壁としての遊動規制壁28によって、常時略閉塞された状態になるので、リール14に巻装された磁気テープTへの塵埃等の付着は防止される。
【0038】
次に、本実施の形態の作用について説明する。上記構成の記録テープカートリッジ10では、不使用時(保管時や運搬時等)には、開口20がドア50によって閉塞されている。具体的には、図3、図5(A)で示すように、ドア50は、コイルばね56の付勢力によって、常時開口20の閉塞方向へ付勢されており、その先端部(前端部)が傾斜壁部30の内側に入り込む状態で開口20を閉塞している。
【0039】
一方、磁気テープTを使用する際には、記録テープカートリッジ10を矢印A方向に沿ってドライブ装置へ装填する。この装填に伴って、ドライブ装置の開閉手段を構成する開閉部材(図示省略)が、前方へ開放しているスリット40に進入し、ガイドプレート51に突設されている操作突起52に係合する。この状態で、記録テープカートリッジ10(ケース12)を更に押し込むと、この押し込み力によってコイルばね56の付勢力に抗しつつ、開閉部材が操作突起52を後方へ移動させる(矢印A方向へ装填されるケース12に対して後方へ相対移動させる)。
【0040】
すると、その操作突起52が突設されているガイドプレート51に、連結軸53を介して枢支連結されているドア50は、図5(B)で示すように、凸部55が前半のガイド溝42によって案内されつつ、ガイドプレート51に牽引されて後方に向かって移動する。なお、このとき、連結軸53の上下端部と、ガイドプレート51の凸部57は、後半のガイド溝42によって案内され、シャフト54は、係止部58に支持されつつ後方へ向かって摺動する。
【0041】
そして、ケース12(記録テープカートリッジ10)がドライブ装置に所定深さ装填されると、図4、図5(C)で示すように、開口20が完全に開放されるが、このとき、ガイドプレート51の凸部57がガイド溝42の後端部に当接しており、これによって、ドア50の後方への移動が規制される。
【0042】
こうして開口20が開放された状態で記録テープカートリッジ10がドライブ装置内で位置決めされると、その開放された開口20からドライブ装置の引出手段がケース12内に進入し、ピン保持部24に位置決め保持されているリーダーピン22を抜き出して、図示しない巻取リールに収容する。そして、その巻取リールとリール14とを同期して回転駆動することにより、磁気テープTは、巻取リールに巻き取られつつ順次ケース12から引き出され、所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッド等によって情報の記録や再生が行われる。
【0043】
一方、磁気テープTがリール14に巻き戻されて、記録テープカートリッジ10をドライブ装置から排出する際には、記録テープカートリッジ10は、位置決め状態が解除され、コイルばね56の付勢力又は図示しないイジェクト機構によって矢印A方向とは反対方向に移動される。そして、ドア50及びガイドプレート51は、連結軸53の上下端部及び凸部55、57がガイド溝42に案内されつつ、コイルばね56の付勢力によって開口20の閉塞方向へ移動する。これにより、開口20が完全に閉塞され、初期状態に復帰する。
【0044】
ここで、開口20は、矩形状のケース12の装填側右前角部を切り欠いて形成されているため、その開放面が矢印A方向及び矢印B方向に向いている(開放面が矢印A方向に対して傾斜している)。換言すれば、ドライブ装置の引出手段がケース12の矢印A方向を向く前面側からリーダーピン22にアクセスでき、矢印B側の周壁(側壁)16A、18Aよりも外側(矢印B側)からアクセスする必要がない。このため、ドライブ装置では、磁気テープTを引き出すための経路を最短とでき、また、引出手段がケース12の矢印B側から回り込むようなドライブメカが不要となるので、小型化及び低コスト化が図れる。
【0045】
また、磁気テープTを引き出すための経路を最短にすると、磁気テープTのパス経路も必然的に短くなるので、磁気テープTとテープガイド(例えば、回転可能に支持されたローラー等)との接触摩耗を低減することができる。更に、開口20はケース12の角部を切り欠いて形成され、矢印A方向及び矢印B方向を向き、引出手段(フック等)のリーダーピン22へのアクセス方向の範囲が広がるため、ケース12内におけるリーダーピン22の設置可能位置が広がる。そして、ドア50は、その動作軌跡がリーダーピン22の現実的な設置可能位置とは干渉しないため、ドライブ装置の設計の自由度が向上する。
【0046】
すなわち、ドア50は、操作突起52が突設されたガイドプレート51と、連結軸53によって枢支連結されて、互いに回動自在になっているので、平面視略「く」字状に折曲形成されたガイド溝42に、連結軸53の上下端部及び凸部55、57がガイドされつつ、リール14及びピン保持部24(リーダーピン22)の外側を回り込むように移動して、開口20を開閉することができる。
【0047】
したがって、ドア50の移動軌跡がケース12内のピン保持部24(リーダーピン22)やリール14と干渉することがなく、かつ、ドア50を省スペースで構成することができるので、ケース12内でのスペースの有効利用が図れる。そして、これにより、記録テープカートリッジ10の小型化が図れるので、ドライブ装置内における記録テープカートリッジ10の収容スペースを小さくすることができ、よって、ドライブ装置の小型化並びにドライブ装置内におけるスペースの有効利用が図れる。
【0048】
また、ドア50及びガイドプレート51は平板状に形成されているので、平面視略円弧状に形成されたドアに比べて精度よく組み立てられる利点がある。すなわち、平面視で略円弧状に形成されたドアでは、成形時における曲率のばらつきにより、ガイド溝42との誤差が生じやすいため、ガイド溝42の幅は少し広くとらなければならず、そのため、ドアがガタつきやすくなるが、平板状のドア50及びガイドプレート51であれば、ガイド溝42との誤差が生じにくいため、ガイド溝42の幅を広くとる必要がない。よって、ドア50及びガイドプレート51がガタつくこともない。
【0049】
更に、このドア50は、ケース12から引き出されるリーダーピン22とは別部材であるため、組付状態でケース12からの取り外し不能な構成となっている。すなわち、ドア50は、記録テープカートリッジ10を落下させた場合の衝撃等によってケース12から外れることがない。一方、リーダーピン22は、磁気テープTの不使用時にはドア50によって開口20が閉塞された密閉状態のケース12内に収納されており、キズや汚れが付き難い。このため、ドライブ装置内での磁気テープTの引き出しや走行に影響を与えず、磁気テープT自体を損傷することもない。
【0050】
また、ドライブ装置の開閉部材は、単にスリット40に前方から進入して、ドア50の操作突起52に係合可能に固定配置されていれば足りるので、その構造が簡単で済む。そして、ドア50は、コイルばね56の付勢力によって開口20を閉塞するため、ドライブ装置側にはドア50を開口20の閉塞方向へ駆動するための機構が不要であり、ドライブ装置の開閉手段(開閉部材)の構造が一層簡素化される。
【0051】
このように、本実施の形態に係る記録テープカートリッジ10では、磁気テープTの引き出し経路を最短とできる構成の開口20を、記録テープカートリッジ10のドライブ装置での収容スペースを小型化できるドア50がリール14及びリーダーピン22に干渉することなく開閉でき、かつ、ドア50を操作して開口20を開閉する開閉手段(開閉部材を含む)を簡単な構造とすることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、ケースのドライブ装置への装填側角部が切り欠かれて開口が設けられているので、その開口の開放面をドライブ装置へ向かせることができ、ドライブ装置側の引出手段をその前方側から進入させることが可能となって、記録テープを引き出す経路を最短にすることができる。したがって、ドライブ装置には記録テープを回り道させるような複雑な機構が不要となり、コンパクトで製造コストの安価なドライブ装置を設計することが可能となる。
【0053】
また、遮蔽部材は、ヒンジで連結された複数の板片で構成されているので、開口に沿った溝とドライブ装置への装填方向に沿った溝とが繋がって折曲したガイド溝に沿ってスライドすることができる。つまり、この遮蔽部材は、ドライブ装置への装填方向に対して斜めにスライドすることができるので、角部に設けられた開口を開閉することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録テープカートリッジの概略斜視図
【図2】記録テープカートリッジの概略分解斜視図
【図3】ドアが開口を閉塞しているときの様子を示す概略説明図
【図4】ドアが開口を開放しているときの様子を示す概略説明図
【図5】ドアの開閉過程を示す概略説明図
【図6】従来のリーダーピンを備えた磁気テープカートリッジの概略斜視図
【図7】従来のリーダーテープを備えた磁気テープカートリッジの概略斜視図
【図8】従来のリーダーブロックを備えた磁気テープカートリッジの概略平面図
【符号の説明】
10 記録テープカートリッジ
12 ケース
14 リール
20 開口
22 リーダーピン
42 ガイド溝
50 ドア(遮蔽部材)
51 ガイドプレート
52 操作突起
53 連結軸(ヒンジ)
54 シャフト
55、57 凸部
56 コイルばね
58 係止部

Claims (1)

  1. 記録テープが巻装された単一のリールを回転可能に収容する略矩形状のケースと、
    前記ケースのドライブ装置への装填側角部を切り欠いて形成され、前記記録テープの端部に取り付けられたリーダー部材を引き出すための開口と、
    前記ケースの内面に設けられ、折曲したガイド溝と、
    前記ガイド溝に沿ってガイドされるとともに、ヒンジで連結された複数の板片からなり、スライドして前記開口を開閉する遮蔽部材と、
    を備えたことを特徴とする記録テープカートリッジ。
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