JPH0714218A - 光ディスク作成用原盤の作成方法 - Google Patents

光ディスク作成用原盤の作成方法

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JPH0714218A
JPH0714218A JP15743993A JP15743993A JPH0714218A JP H0714218 A JPH0714218 A JP H0714218A JP 15743993 A JP15743993 A JP 15743993A JP 15743993 A JP15743993 A JP 15743993A JP H0714218 A JPH0714218 A JP H0714218A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ニッケルマスター(ニッケルスタンパー)を
簡易に、そして一度に複数枚作成することを可能とす
る。 【構成】 マスクとしての光学式原盤11を作成し、こ
の光学式原盤11を使用してステッパー装置24によ
り、レジスト層付きガラス原盤23に信号パターンを複
数回一度に露光記録して潜像27を形成し、これから光
ディスク作成用原盤、すなわちニッケルマスター(ニッ
ケルスタンパー)を複数枚作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD,VD(LD),
MD(ミニディスク),WO及びMO等の光ディスクを
作成するための光ディスク作成用原盤、いわゆるニッケ
ルスタンパーを作成するための光ディスク作成用原盤の
製造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、同一の光ディスクを大量に生
産するために射出成形機を使用する技術または2P(Ph
oto-Polymer )法が用いられている。そして、射出成形
機または2P法が適用された装置の金型として、ニッケ
ルスタンパーが使用されている。
【0003】周知のように、ニッケルスタンパーを作成
する際には、まず、ガラス原盤にフォトレジストを塗布
し、このレジスタ層付きガラス原盤を回転しながらレー
ザ光スポットで信号パターンを露光記録して潜像を形成
する。
【0004】次に、これを現像した後、表面の導体化、
すなわち、メタライズを行ない、そのメタライズ層上に
ニッケルめっきをする。
【0005】このニッケルめっき層が形成されたガラス
原盤からニッケルめっき層を剥離洗浄することで、ニッ
ケルマスターが作成される。
【0006】このニッケルマスターは、上述したニッケ
ルスタンパーとして使用することができるが、光ディス
クを大量に作ろうとする際には、1枚のニッケルマスタ
ーに対して、ニッケルマザーを作り、さらにそのニッケ
ルマザーからニッケルスタンパーを作成するという、い
わゆるめっき反転処理を行って複数枚のニッケルスタン
パーを作成するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術では、ニッケルスタンパーを作成する際
に、ニッケルマスターに対して、剥離処理(パッシベー
ション)、メタライズ処理及びニッケルめっき層の剥離
洗浄処理が必要で、それらの工程の途中あるいはハンド
リング時にニッケルマスターの信号面に傷を付けてしま
う場合があった。
【0008】ニッケルマスターに傷が付いてしまった場
合には、再び、上述したガラス原盤にフォトレジストを
塗布し、それを回転しながらレーザ光スポットで信号パ
ターンを露光記録して潜像を形成する工程からやり直し
をしなければならなかったので、そのような場合には、
非常に手間がかかるという問題があった。
【0009】また、ニッケルマスターからニッケルスタ
ンパーを作成する場合には、必ず、1枚ずつニッケルス
タンパーを作成しなければならないので、面倒であると
いう問題もあった。言い換えれば、一度にたくさんのニ
ッケルスタンパーを作成したいという要請もあった。
【0010】さらに、例えば、φ12cmのCDのトラ
ックピッチ1.4μmの信号パターンをレジスト層付き
ガラス原盤に形成する信号パターン形成露光装置を、他
の光ディスク、例えば、トラックピッチ0.9〜1.1
μmのMD(φ6.4cm)用にも使用したいという要
請があった。これらの要請は、結局は、コスト低減に結
びつく。
【0011】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、ニッケルマスター(ニッケルスタンパ
ー)を簡易に、そして一度に複数枚作成することを可能
とするとともに、例えば、CD用の信号パターン形成露
光装置をMD用にも兼用することを可能とする光ディス
ク作成用原盤の作成方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば、図
3、図5及び図6に示すように、ガラス原盤1上に金属
層2を形成し、その金属層2上にレジスト層3を形成し
て表面レジスト層・内面金属層付きガラス原盤5を作成
する過程と、表面レジスト層・内面金属層付き付きガラ
ス原盤5の表面レジスト層3に信号パターンを形成した
後、レジスト層3を現像して信号パターンが形成された
部分のレジスト層3を除去して金属層2を露出させ、残
されたレジスト層3をマスクとして上記露出した金属層
2をエッチングにより除去し、その後上記残されたレジ
スト層3を除去して光学式原盤11を作成する過程と、
この光学式原盤11を使用してレジスト層付きガラス原
盤23に信号パターンを露光記録した後、信号パターン
が露光記録されたレジスト層付きガラス原盤23を現像
し、さらに、表面導体化処理を行った後めっき層を形成
し、形成しためっき層を剥離洗浄して光ディスク作成用
原盤を作成する過程とを有するものである。
【0013】また本発明は、光学式原盤11を使用して
光ディスク作成用原盤を作成する過程において、光学式
原盤11を使用してレジスト層付きガラス原盤23に信
号パターンを露光記録する際、異なる場所に複数回露光
記録するようにして、複数枚の光ディスク作成用原盤を
作成するようにしたものである。
【0014】
【作用】本発明によれば、いわゆる半導体集積回路等を
作成するためのステッパー装置24に用いるレチクルと
同様の光学式原盤11を作成し、この光学式原盤11を
使用してレジスト層付きガラス原盤23に信号パターン
を露光記録し、この露光記録したレジスト層付きガラス
原盤23から光ディスク作成用原盤、すなわちニッケル
マスター(ニッケルスタンパー)を作成するようにして
いる。このため、光学式原盤11を使用してニッケルマ
スター(ニッケルスタンパー)を作成する際には、光学
式原盤11は単に、露光記録、すなわち、光を通過させ
るだけでよいので、光学式原盤11上に傷が付く確率
が、剥離処理を行う従来の技術に比較して相当に小さく
なる。また、一旦、光学式原盤11を作成してしまえ
ば、パッシベーション工程が不要になるので、ニッケル
マスター(ニッケルスタンパー)を簡易に作成すること
ができる。
【0015】また、レジスト層付きガラス原盤23に光
学式原盤11を利用して信号パターンを露光記録する際
に、複数回、いわゆるステップアンドリピート技術によ
り、複数回露光記録することで、一度に複数枚のニッケ
ルマスター(ニッケルスタンパー)を作成することがで
きる。
【0016】さらにまた、光学式原盤11を使用して露
光記録する際に、例えば、0.9/1.2倍の縮小光学
系を使用すれば、例えば、MD用の光学式原盤11をC
D用の信号パターン露光記録装置10(図4参照)で作
成することが可能になる。
【0017】
【実施例】以下、本発明光ディスク作成用原盤の作成方
法の一実施例について図面を参照して説明する。
【0018】図1は、光学式原盤作成工程を示してい
る。図2は、図1に示した光学式原盤作成工程で作成さ
れた光学式原盤を使用して光ディスク作成用原盤を作成
するための光ディスク作成用原盤作成工程を示してい
る。
【0019】そこで、図1に示す光学式原盤作成工程、
図2に示す光ディスク作成用原盤作成工程の順序で説明
する。
【0020】まず、図3に示すように、光透過性のガラ
ス原盤1を準備し、このガラス原盤1の一面上に、例え
ば、クロムの金属層2を形成する(ステップS1)。金
属層2は、後に説明する紫外線光を遮光する厚さに形成
すればよい。金属層2は、蒸着技術またはスパッタリン
グ技術を用いて形成することができる。
【0021】次に、このようにして作成された金属層付
きガラス原盤の金属層2上にレジストを塗布してレジス
ト層3を形成し、表面レジスト層・内面金属層付きガラ
ス原盤5を作成する(ステップS2)。なお、後に説明
するように、このレジスト層3は、金属層2のエッチン
グ用として使用されるものである。
【0022】次いで、図4に示すように、表面レジスト
層・内面金属層付きガラス原盤5を周知の信号パターン
露光記録装置10(図4は全体として信号パターン露光
記録装置の構成を示している。)に装着して表面レジス
ト層・内面金属層付きガラス原盤5のレジスト層3に信
号パターンを形成する(ステップS3)。この場合、ま
ず、矢印P方向に回転することのできる取り付け台6上
に表面レジスト層・内面金属層付きガラス原盤5を固定
する。次に、取り付け台6を矢印P方向に回転させなが
ら、レジスト層3にレーザ光Lを照射する光学系7を半
径R方向に移動させることで、レジスト層3に同心状ま
たはスパイラル状の信号パターンの潜像を形成すること
ができる。なお、レーザ光Lは、レーザ光源と光変調器
等を有するレーザ光源装置8から出射されたものを光学
系7を構成するミラー9により反射させてレジスト層3
上に照射するようにしている。
【0023】なお、この実施例では、最終的に作成しよ
うとする光ディスク作成用原盤、すなわち、ニッケルマ
スター(ニッケルスタンパー)をMD(トラックピッチ
0.9mmとする)対応のものにするが、このステップ
S3の信号パターン露光記録過程では、既存のCD(ト
ラックピッチ1.4mmとする)の信号パターン露光記
録装置10を使用しているので、いわゆる拡大して信号
パターンを露光記録することになる。このため、後の工
程でMD用に縮小することで、高精度化、いわゆるファ
インパターン化を容易に形成することが可能である。
【0024】次に、信号パターンが露光記録された表面
レジスト層・内面金属層付きガラス原盤5現像する(ス
テップS4)。
【0025】この現像により、レーザ光Lが照射されて
信号パターンが形成された部分のレジスト層3を容易に
除去することが可能になり、除去された部分では信号パ
ターンに対応した金属層2が露出する。
【0026】次に、エッチング処理することで、レジス
ト層3がマスクとなり、露出した金属層2のみがエッチ
ングされて除去され、その部分ではガラス原盤2の表面
が露出する(ステップS5)。
【0027】そして、エッチング後の表面レジスト層・
内面金属層付きガラス原盤5を洗浄してレジスト層3を
除去する。これによって、図5に示すような光学式原盤
11、いわゆるマスク(半導体ステッパー装置における
レチクルに対応するもの)が作成される(ステップS
6)。この光学式原盤11では、ガラス原盤1上に金属
層2によるMDの信号パターンの拡大された信号パター
ンSPがパターンニングされたものになっている。実際
の信号パターンSPは、金属層2間のガラス原盤1が露
出した部分に形成されている。
【0028】次に、このようにして作成された光学式原
盤11を用いて光ディスク作成用原盤、すなわちニッケ
ルマスター(ニッケルスタンパー)を作成する過程につ
いて図6をも参照して説明する。
【0029】まず、一度に最終的に作成しようとする光
ディスク作成用原盤の数を複数枚(この実施例では、4
枚)にするために、比較的に大きなガラス原盤21を準
備し、このガラス原盤21上にディスク読み取り波長の
λ/4(λは、読み取り用レーザ光の波長)に相当する
厚さのレジスト層22を塗布形成することで、レジスト
層付きガラス原盤23を作成する(図2,ステップS1
1参照)。なお、一度に4枚作成する場合には、CD用
のガラス原盤を使用すればよいが、VD(LD)用の大
きさのガラス原盤を使用することで、さらに多数の光デ
ィスク作成用原盤を一度に作成することができる。
【0030】次に、このレジスト層付きガラス原盤23
をステッパー装置24(図6は、全体としてステッパー
装置の構成を示している。なお、図6において、理解し
易くするために、2重波線の上側と下側では、見る位置
を変えて描いている。)のX−Yステージ(図示してい
ない)上に固定する。X−Yステージ上に固定されたレ
ジスト層付きガラス原盤23の上方には、縮小光学系
(この実施例での縮小率は0.9/1.4倍)である結
像光学系25が配置固定されている。次に、上記ステッ
プS1〜S6の過程によって作成された光学式原盤11
を紫外線光Luvを発生する紫外線ランプ26と結像光
学系25との間に配置固定する。このようにしてステッ
パー装置24に光学式原盤11とレジスト層付きガラス
原盤23がセットされる(ステップS12)。
【0031】セットした状態において、X−Yステージ
を定寸送りしながら、結像光学系25で結像された紫外
線光Luvによりレジスト層22上に同一の潜像27を
複数回(図6例では4回)露光記録する(ステップS1
3)。すなわち、潜像27をステップアンドリピート法
により複数個形成している。この各潜像27の大きさ
は、結像光学系25によりMDに対応した大きさに縮小
されて形成されている。したがって、この潜像上の信号
パターン上のトラックピッチは、実際のMDのトラック
ピッチと等しい0.9μmになっている。
【0032】複数個の潜像27が露光記録されたレジス
ト層付きガラス原盤23は、ステッパー装置24から外
される。そして、次に説明する周知のニッケルマスター
(ニッケルスタンパー)形成技術によりニッケルマスタ
ー(ニッケルスタンパー)が形成される。すなわち、潜
像27が露光記録されているレジスト層付きガラス原盤
23は、現像処理(ステップS14)後、表面導体化処
理、すなわちメタライズ処理(ステップS15)が行わ
れ、さらに、めっき処理(ステップS16)によりその
メタライズ層上に、例えば、厚さ300μmのニッケル
めっき層が形成される。最後に、ニッケルめっき層が形
成されたガラス原盤21からニッケルめっき層が剥離さ
れて、レジスト層22が洗浄除去されることでニッケル
マスター(ニッケルスタンパー)が複数枚(図6例では
4枚)一度に作成できる。
【0033】そして、これらのニッケルマスターをニッ
ケルスタンパーとして使用することで、射出成形機によ
りまたは2P法等により、所望の光ディスク、この場
合、MD(実際には、樹脂ディスク、この樹脂ディスク
に、誘電体膜、磁性膜、反射膜保護膜等を形成すること
で光ディスクとしてのMDが完成する。)を作成するこ
とができる。なお、その光ディスクを作成する際に、上
記ニッケルスタンパーを使用して一度に4枚、光ディス
ク作成用の原盤となる樹脂ディスクを作成しようとする
場合には、上記剥離したニッケルめっき層から4枚のニ
ッケルマスターを切り離さないで使用すればよい。
【0034】このように上記した実施例によれば、マス
クとしての光学式原盤11を作成し、この光学式原盤1
1を使用してステッパー装置24により、レジスト層付
きガラス原盤23に信号パターンを複数回露光記録して
潜像27を形成し、これから光ディスク作成用原盤、す
なわちニッケルマスター(ニッケルスタンパー)を作成
するようにしている。この場合、光学式原盤11を使用
してニッケルマスター(ニッケルスタンパー)を作成す
る際には、光学式原盤11は単に、露光記録、すなわ
ち、紫外線光Luvを通過させるだけでよいので、光学
式原盤11上に傷が付く確率が、いわゆるめっき反転に
よる剥離処理を行う従来の技術に比較して相当に小さく
なる。実際上、ほぼ永久的に光学式原盤11を使用する
ことができる。また、一旦、光学式原盤11を作成して
しまえば、パッシベーション工程が不要になるので、ニ
ッケルマスター(ニッケルスタンパー)を簡易に作成す
ることができる。
【0035】また、レジスト層付きガラス原盤23に光
学式原盤11を使用して信号パターンを露光記録する際
に、複数回、いわゆるステップアンドリピート技術を用
いて複数回露光記録しているので、一度に複数枚のニッ
ケルマスター(ニッケルスタンパー)を作成することが
できる。
【0036】さらにまた、光学式原盤11を使用して露
光記録する際に、0.9/1.4倍の縮小光学系25を
使用しているので、MD用の光学式原盤11をCD用の
信号パターン露光記録装置10で作成することが可能に
なる。また、製品としての光ディスクにより一層の高精
度が要求される場合には、CD用の信号パターン露光記
録装置10に代替して、VD用の信号パターン露光記録
装置などを使用し、結像光学系25の縮小率(縮小率を
可変にすることもできる)に応じてその信号パターン露
光記録装置で拡大記録すればよい。
【0037】なお、本発明は上記の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得ること
はもちろんである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
いわゆる半導体集積回路等を作成するためのステッパー
装置に用いるレチクルと同様の光学式原盤を作成し、こ
の光学式原盤を使用してレジスト層付きガラス原盤に信
号パターンを露光記録し、この露光記録したレジスト層
付きガラス原盤から光ディスク作成用原盤、すなわちニ
ッケルマスター(ニッケルスタンパー)を作成するよう
にしている。このため、光学式原盤を使用してニッケル
マスター(ニッケルスタンパー)を作成する際には、光
学式原盤は単に、露光記録、すなわち、光を通過させる
だけでよいので、光学式原盤上に傷が付く確率が、剥離
処理を行う従来の技術に比較して相当に小さくなる。ま
た、一旦、光学式原盤を作成してしまえば、パッシベー
ション工程が不要になるので、ニッケルマスター(ニッ
ケルスタンパー)を簡易に作成することができる。
【0039】また、レジスト層付きガラス原盤に光学式
原盤を使用して信号パターンを露光記録する際に、複数
回、いわゆるステップアンドリピート技術により、複数
回露光記録することで、一度に複数枚のニッケルマスタ
ー(ニッケルスタンパー)を作成することができる。
【0040】さらにまた、光学式原盤を使用して露光記
録する際に、例えば、0.9/1.2倍の縮小光学系を
使用すれば、例えば、MD用の光学式原盤をCD用の信
号パターン露光記録装置で作成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク作成用原盤の作成方法
の一実施例中、光学式原盤の作成過程を示す工程図であ
る。
【図2】本発明による光ディスク作成用原盤の作成方法
の一実施例中、光学式原盤を使用して光ディスク作成用
原盤を作成する過程を示す工程図である。
【図3】表面レジスト層・内面金属層付きガラス原盤の
構成を示す断面図である。
【図4】信号パターン露光記録装置の概略構成を示す線
図である。
【図5】光学式原盤の構成を示す断面図である。
【図6】ステッパー装置の概略構成を示す線図である。
【符号の説明】
5 表面レジスト層・内面金属層付きガラス原盤 10 信号パターン露光記録装置 11 光学式原盤 23 レジスト層付きガラス原盤 24 ステッパー装置 27 (信号パターンの)潜像 L レーザ光 Luv 紫外線光

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス原盤上に金属層を形成し、その金
    属層上にレジスト層を形成して表面レジスト層・内面金
    属層付きガラス原盤を作成する過程と、 上記表面レジスト層・内面金属層付き付きガラス原盤の
    表面レジスタ層に信号パターンを形成した後、上記レジ
    スト層を現像して信号パターンが形成された部分のレジ
    スト層を除去して上記金属層を露出させ、残されたレジ
    スト層をマスクとして上記露出した金属層をエッチング
    により除去し、その後上記残されたレジスト層を除去し
    て光学式原盤を作成する過程と、 この光学式原盤を使用してレジスト層付きガラス原盤に
    信号パターンを露光記録した後、信号パターンが露光記
    録されたレジスト層付きガラス原盤を現像し、さらに、
    表面導体化処理を行った後めっき層を形成し、形成した
    めっき層を剥離洗浄して光ディスク作成用原盤を作成す
    る過程と、 を有する光ディスク作成用原盤の作成方法。
  2. 【請求項2】 上記光学式原盤を使用して光ディスク作
    成用原盤を作成する過程において、上記光学式原盤を使
    用してレジスト層付きガラス原盤に信号パターンを露光
    記録する際、異なる場所に複数回露光記録するようにし
    て、複数枚の光ディスク作成用原盤を作成するようにし
    た請求項1記載の光ディスク作成用原盤の作成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6638692B1 (en) * 2001-07-16 2003-10-28 Imation Corp. Replicated regions on optical disks
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