JPH0714201Y2 - 合成樹脂製チユ−ブ容器 - Google Patents

合成樹脂製チユ−ブ容器

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JPH0714201Y2
JPH0714201Y2 JP1987023696U JP2369687U JPH0714201Y2 JP H0714201 Y2 JPH0714201 Y2 JP H0714201Y2 JP 1987023696 U JP1987023696 U JP 1987023696U JP 2369687 U JP2369687 U JP 2369687U JP H0714201 Y2 JPH0714201 Y2 JP H0714201Y2
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JP
Japan
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wall
neck
plates
mouth
chambers
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JP1987023696U
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JPS63131944U (ja
Inventor
茂雄 飯塚
忠雄 斉藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、例えば三色のクリーム状物を一個のチューブ容
器内に別々に収納させておき、胴部圧搾によりそれ等三
色のクリーム状物が共に押し出すよう設けた合成樹脂製
チューブ容器に係る。
「従来の技術」 チューブ容器本体内に仕切板を縦設させて二室とし、そ
の仕切板下端を中心に胴部の下端部を挟んで、中間部は
仕切板と胴部形成壁とが三層部を、かつその左右両端部
は胴部形成壁がW字形に屈曲されて四層部をなす板状シ
ール部に溶接したものがある。
「考案が解決しようとする課題」 チューブ容器は、通常円筒状に形成した胴部上端周縁
に、口頸部付き肩部材の外周を溶着させ、かつその口頸
部にキャップを螺合させておき、胴部の下端開口面から
胴部内にクリーム状物を充填した後、その胴部下端が板
状となるよう加熱板で挟持し、かつ溶着してシールする
が、上記従来例チューブ容器のように、胴部内へ仕切板
を設けた場合は、第4図が示すように、仕切板30両側が
胴部31内面と連続するため、胴部下端挟持の際に仕切板
30両側と連続する胴部筒壁部分31a,31aは左右に移動で
きず、よって仕切板前後の半円状筒壁部分31b,31bはそ
の一部を屈折することとなる。
既述従来例は、その屈折をそれぞれ仕切板の左右両側で
行うようにしたものであるが、単に胴部下端の前後から
加熱板を押し付けるだけでは、第5図が示すようにその
左右の両屈折部分32,32の巾を常に左右均等に屈折させ
ることが困難であり、その屈折が左右いずれかの一方に
だけ形成されたり、また第6図が示すように両側部33,3
3が二層でかつ中間部34だけが三層となり、各チューブ
容器の胴部下端を同一形状とすることが困難となるもの
であった。
本案は従来行われていた胴体内二室のチューブ容器を三
室に増やすと共に、胴部下端の単純な押付けにより、左
右両端は、左右均等な横巾の二層部分に、かつ中間部は
四層部分に、各チューブ容器を一様に形成することが容
易かつ確実であるように、また、チューブ容器口頸部に
嵌合させた注出筒内およびチューブ容器口頸部内を三室
に区分して、収納クリーム状物の分離収納状態を注出直
前まで保持するよう形成することで、混合して使用する
異種クリーム状物を収納する容器に適するよう設けたも
のである。
「課題を解決するための手段」 横断面円形とした胴部2左右の両側壁部分2a,2aから胴
部の円心方向へ仕切板6,6を、上記両側壁部分と対称に
張出し形成して胴部内を三室の収納室に区分し、また、
胴部2上端から起立する口頸部5の内面下端に横設した
水平壁7下面へ上記仕切板6,6上端を一体に接合させ、
かつ上記各収納室上方の水平壁7部分に第1透孔8…を
穿設し、これ等第1透孔間の水平壁7部分から口頸部5
下部内を三分する結合板9,9を起立した容器本体1と、
上記口頸部5上部へ下端部を嵌合させた注出筒17と、該
注出筒下方の口頸部5部分内面に、頂壁11周縁から垂設
した周壁12を嵌合させると共に、上記結合板9,9上方の
頂壁11部分下面から肉厚板13,13を垂設し、かつこれ等
肉厚板の下半部に形成した溝14,14内へ上記結合板9,9を
嵌合させて、周壁12内部を三つの小室に区分し、また、
これ等小室上方の各頂壁11部分に第2透孔15…を穿設
し、更に、第2透孔間の頂壁11部分から起立する縦板1
6,16を上記注出筒17内面へ嵌合させて、注出筒17内部を
三室に区分した中栓10とからなり、上記容器本体の胴部
2下端は、前後方向中間が四層でかつ該四層部分に続く
前後両端部は胴部形成壁が折返しに接する二層をなす、
溶着された板状のシール部3に形成した。
「作用」 胴部下端開口状態で、胴部2内へクリーム状物を充填し
た後、仕切板6,6と対向する胴部左右の両側壁部分2a,2a
の下端部外面中間を加熱板で押圧すれば、仕切板6と該
仕切板と対向する側壁部分2aとはそれぞれ対称に張出し
形成してあるから、胴部下端がまず前後方向に長い楕円
形状に変形し、次いで仕切板6,6の中間部が接して仕切
板6,6も当初の胴部内方へ張出す彎曲状態から、上記左
右の両側壁部分2a,2aと同様に、徐々に直板状に延ばさ
れることとなり、また、それ等が直板状に延ばされるに
つれて、両側壁部分2a,2aを除く、前後両側壁部分もそ
の中間が屈折することとなり、更に、両加熱板で胴部下
端の左右間隔を狭め、かつ挟持することで、その胴部下
端を、前後方向中間が四層でかつ該四層部分に続く前後
両端部は胴部形成壁が折返しに接する二層をなす、溶着
された板状のシール部3とすることができる。
「実施例」 1は容器本体であり、該容器本体は、横断面円形とした
胴部2下端を板状のシール部3とし、かつ胴部2上端か
ら肩部4を介して口頸部5を起立し、該口頸部の内面下
端に水平壁7を横設している。また、胴部2左右の両側
壁部分2a,2aから胴部2の円心方向へ仕切板6,6を、上記
両側壁部分と対称に張出し形成して胴部内を三室の収納
室に区分し、かつ仕切板6,6上端を上記水平壁7下面へ
一体に接合させ、更に、上記各収納室上方の水平壁7部
分に第1透孔8…をそれぞれ穿設し、これ等第1透孔間
の水平壁7部分から口頸部5下部内を三分する結合板9,
9を起立している。上記胴部2下端のシール部3は、既
述のように胴部下端開口状態から、該下端部を加熱板で
挟んで、前後方向中間が四層でかつ該四層部分に続く前
後両端部は胴部形成壁が折返しに接する二層をなす板状
とし、そのまま、該板状部を溶着してシール部3とす
る。該シールは、容器本体を倒立させて胴部の下端開口
部から各収納室へ収納物を充填した後に行う。
17は注出筒であり、該注出筒は下部を内外二重筒状とし
て、該二重筒状部を口頸部5上部へ嵌着させている。
10は中栓であり、該中栓は、頂壁11周縁から垂設した周
壁12下部を口頸部5の下部内面へ嵌合させると共に、既
述結合板9,9上方の頂壁11部分下面から肉厚板13,13を垂
設し、かつこれ等肉厚板の下半部に形成した溝14,14内
へ既述結合板9,9を嵌合させて、周壁12内部を三つの小
室に区分し、また、これ等小室上方の各頂壁11部分に第
2透孔15…をそれぞれ穿設し、更に、第2透孔間の頂壁
11部分から起立する縦板16,16を既述注出筒17内面へ嵌
合させて、該注出筒の内部を三室に区分している。
18はキャップであり、該キャップは頂壁19の外周部下面
と周縁から内外二重筒状に内筒部20と外筒部21を垂設
し、内筒部20の下部内面を口頸部5外面に螺合させてい
る。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、容器本体の胴部2を
横断面円形とすると共に、胴部内に縦設する仕切板6,6
を胴部2左右の両側壁部分2a,2aから胴部の円心方向
へ、上記両側壁部分2a,2aと対称に張出し形成させたか
ら、その胴部下端を板状に溶着する際、上記両側壁部分
2a,2aの中間部外面を押圧すると、胴部下端がまず前後
方向に長い楕円形状に変形し、次いで、仕切板6,6中間
部が接して仕切板6,6も当初の胴部内方へ張出す彎曲状
態から、上記左右の両側壁部分2a,2aと同様に、徐々に
直板状に延ばされることになり、また、それ等が直板状
に延ばされるにつれて、両側壁部分2a,2aを除く、前後
両側壁部分もその中間が屈折することとなり、よって、
前後方向中間が四層でかつ該四層部分に続く前後両端部
は胴部形成壁が折返しに接する二層をなす、溶着された
板状のシール部3に形成することが容易かつ確実とな
り、既述従来例のように、胴部下端筒壁の屈折部分が不
揃いとなるようなことがない。
また、上記のように、胴部左右の両側壁部分2a,2a押圧
により、胴部断面が一定形状に変形するよう設けたか
ら、収納物押し出しのための胴部圧搾の際も、その胴部
左右の筒壁部分押圧によって、上記のように中間部が四
層で、かつ前後両端部は二層をなす断面形状に変形する
こととなり、よって、その胴部圧搾が容易であり、従っ
て、収納物を殆ど残さず押し出すことができる。
更に、上記仕切板6,6を縦設して胴部内を三室に形成す
ると共に、口頸部5内下部に嵌合させた中栓10内部に肉
厚板13,13を、かつ注出筒17内部に縦板16,16を、それぞ
れ縦設して、中栓10および注出筒17の各内部を三室に区
分したから、三種の収納物を分離収納できると共に、中
栓10および注出筒17内においても収納物の分離状態を保
持することができ、よって、混合して使用する異種クリ
ーム状物を収納する容器に適し、また、胴部内各室に色
の異なる収納物を入れておけば、胴部圧搾により、三色
の収納物が押し出されることとなって、消費者の嗜好に
対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案チューブ容器の縦断面図、第2図は、第1
図II-II線を矢示方向に見たその容器の横断面図、第3
図は本案容器の分解斜視図、第4図は従来例を示すもの
で、胴部下端をシールする以前での、チューブ容器胴部
の下端面図、第5図は、第4図状態から胴部の下端を偏
平に変形させた状態での下端面図、第6図は、第5図状
態から胴部下端を偏平に変形させた状態での、別実施例
下端面図である。 1……容器本体、10……中栓、17……注出筒

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横断面円形とした胴部2左右の両側壁部分
    2a,2aから胴部の円心方向へ仕切板6,6を、上記両側壁部
    分と対称に張出し形成して胴部内を三室の収納室に区分
    し、また、胴部2上端から起立する口頸部5の内面下端
    に横設した水平壁7下面へ上記仕切板6,6上端を一体に
    接合させ、かつ上記各収納室上方の水平壁7部分に第1
    透孔8…を穿設し、これ等第1透孔間の水平壁7部分か
    ら口頸部5下部内を三分する結合板9,9を起立した容器
    本体1と、上記口頸部5上部へ下端部を嵌合させた注出
    筒17と、該注出筒下方の口頸部5部分内面に、頂壁11周
    縁から垂設した周壁12を嵌合させると共に、上記結合板
    9,9上方の頂壁11部分下面から肉厚板13,13を垂設し、か
    つこれ等肉厚板の下半部に形成した溝14,14内へ上記結
    合板9,9を嵌合させて、周壁12内部を三つの小室に区分
    し、また、これ等小室上方の各頂壁11部分に第2透孔15
    …を穿設し、更に、第2透孔間の頂壁11部分から起立す
    る縦板16,16を上記注出筒17内面へ嵌合させて、注出筒1
    7内部を三室に区分した中栓10とからなり、上記容器本
    体の胴部2下端は、前後方向中間が四層でかつ該四層部
    分に続く前後両端部は胴部形成壁が折返しに接する二層
    をなす、溶着された板状のシール部3に形成したことを
    特徴とする合成樹脂製チューブ容器。
JP1987023696U 1987-02-20 1987-02-20 合成樹脂製チユ−ブ容器 Expired - Lifetime JPH0714201Y2 (ja)

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JPS63131944U JPS63131944U (ja) 1988-08-29
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4706155B2 (ja) * 2001-09-12 2011-06-22 凸版印刷株式会社 2種押出しチューブ容器
EP1510466B1 (en) * 2002-05-31 2006-08-30 Yoshino Kogyosho Co., Ltd. Multi-chamber container element body

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4220567Y1 (ja) * 1965-05-10 1967-11-30
JPS61141231U (ja) * 1985-02-20 1986-09-01
JPH0531076Y2 (ja) * 1985-04-11 1993-08-10

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