JPH07141278A - 情報処理装置の管理制御装置 - Google Patents

情報処理装置の管理制御装置

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JPH07141278A
JPH07141278A JP5290238A JP29023893A JPH07141278A JP H07141278 A JPH07141278 A JP H07141278A JP 5290238 A JP5290238 A JP 5290238A JP 29023893 A JP29023893 A JP 29023893A JP H07141278 A JPH07141278 A JP H07141278A
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広志 山本
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鉱二 亀島
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雅弘 土屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】分散計算機システムにおいて、通信手順の変更
が容易な通信システムを提供する。 【構成】伝送路によって複数の情報処理装置を接続した
ものにおいて、前記少なくとも1つの情報処理装置1
は、その情報処理装置1を管理制御するデ−タを記憶す
る記憶手段100と、この記憶手段100に記憶された
前記デ−タを読みだし、前記伝送路を介して他の情報処
理装置2に転送する制御手段105とを備え、前記他の
情報処理装置2は、前記情報処理装置1から転送された
前記デ−タの入力を許容する手段208と、前記入力許
容手段208によって許容された前記デ−タを収納する
記憶手段203とを備える。 【効果】通信手順や構成の変更に容易に対応可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の情報処理装置間
のデ−タ転送を可能にした情報処理装置の管理制御装置
に係り、さらに詳しくは複数の情報処理装置間のシステ
ムデ−タの共通化及び他の情報処理装置へのシステムデ
−タの増殖が可能な情報処理装置の管理制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の情報処理装置間でデ−タを転送す
るものとして、例えば特願昭63−221851号公報
に記載されたものがある。この従来技術はメモリを使用
した二つのシステム間での通信に関するものであり、メ
モリに対して読み書きすることにより、データの送受信
を実現している。通信システムでは、転送データの個数
や種類など各項目のメモリ配置や読み書き中の状態フラ
グの使用方法などの転送手順を一度決めて、両方のシス
テムにその手順の組込処理を行なって通信を開始する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、情
報処理装置間でのデ−タの授受に関するものであるが、
情報処理システムにおいては、複数の情報処理装置を相
互接続して用いことが多い。このような構成において、
前述した情報処理装置のいずれか一つが、異なる形式に
変更した場合、または情報処理装置のいずれか一つの手
順に変更が発生した場合、関係するすべての情報処理装
置に対して通信システムを入れ替えるための組込処理が
発生し、その変更作業が煩雑になる。
【0004】また、情報伝送の処理内容がその下位層部
分まで含んで記述されていると、前述した通信システム
の入れ替えに伴い、相手システムの通信手順内容が不明
になり、相互間の通信が行なえないという問題がある。
【0005】本発明は上述の事柄に基づいてなされたも
ので、複数の情報処理装置の内のいずれか1の情報処理
装置の通信手順が変更しても、複数の情報処理装置間で
の通信を確立することができる情報処理装置の管理制御
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、伝送路によって複数の情報処理装置を
接続したものにおいて、前記少なくとも1つの情報処理
装置は、その情報処理装置を管理制御するデ−タを記憶
する記憶手段と、この記憶手段に記憶された前記デ−タ
を読みだし、前記伝送路を介して他の情報処理装置に転
送する制御手段とを備え、前記他の情報処理装置は、前
記情報処理装置から転送された前記デ−タの入力を許容
する手段と、前記入力許容手段によって許容された前記
デ−タを収納する記憶手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】伝送路によって接続され、分散配置された情報
処理装置の内の1つ情報処理装置が、異なる形式に変更
した場合、または情報処理装置のいずれか一つの手順に
変更が発生した場合、少なくとも1つの情報処理装置
は、制御手段によって情報処理装置を管理制御するデ−
タを、前記記憶手段から読みだし、前記伝送路を介して
他の情報処理装置に転送する。これにより、通信を実現
するための制御アルゴリズム及びソフトウェアを、分散
している各情報処理装置に転送することができるので、
通信手順の変更などに対応ができ、自由度の高い、使い
易い通信を実現することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0009】図1は本発明の装置の第1の実施例を示す
もので、この図において、本発明の装置は第1の情報処
理装置1と第2の情報処理装置2とそれらを接続する伝
達制御装置110、212で構成されている。
【0010】この実施例では前述の第1の情報処理装置
1は親システムとして、前述の第2の情報処理装置2は
子システムとして機能する場合について説明する。
【0011】まず、第1の情報処理装置1の構成を説明
する。
【0012】100は第1の情報処理装置1の情報を第
2の情報処理装置2に転送するための通信手順を記憶す
る通信手順記憶手段、101は第1の情報処理装置1の
作動データを記憶する情報処理装置作動データ記憶手
段、102は情報処理装置間で相互に伝達し合う通信手
順の情報や接続された他の情報処理装置および接続され
るであろう他の情報処理装置の情報を動的に変化するデ
ータとして記憶する遺伝子情報記憶手段、103は第1
の情報処理装置1以外の情報処理装置に対する通信手順
の転送要求を問い合わせる通信手順要求試験内容を記憶
する記憶手段である。ここで使用した用語「遺伝子」に
ついては、後述する。
【0013】104は第1の情報処理装置1全体を制御
し、通信を行うか否かや通信の開始を制御する制御手
段、105は受信送信手順及び作動データ制御手段で、
この制御手段105は前述の通信手順記憶手段100、
情報処理装置作動データ記憶手段101、遺伝子情報記
憶手段102、通信手順要求試験記憶手段103の通信
手順データや作動データの受信、送信のフローを制御す
る。
【0014】106、107、108、109は前述し
た受信送信手順及び作動データ制御手段105のデータ
送受フロー制御のための手段である。送信の場合は手段
106と手段107が動作可能で、手段106は通信手
順要求、通信手順および作動データが伝達制御装置11
0に正常に伝達されたかを確認するためのデータ送信確
認手段、107は送信した通信手順要求、通信手順およ
び作動データが正常に伝達先に送られたかを確認するデ
ータ受信完了確認手段である。
【0015】受信の場合は手段108と手段109が動
作可能で、手段108は受信時の状態を確認するデータ
受信状態確認手段、手段109はデータ受信状態結果を
送信先に伝達するデータ受信結果送信手段である。各手
段106、107、108、109は通信手順記憶手段
の内容によって取捨選択して使用する。
【0016】前述した伝達制御装置110は前述の手段
106、107、108、109を参照して、他の情報
処理装置の伝達制御装置との送受を実行するものであ
る。
【0017】次に、前述した第2の情報処理装置2の構
成を説明する。
【0018】200は他の情報処理装置から通信手順の
転送要求問い合わせに対する応答を行なう通信手順応答
手段、201は通信手順を受信して記憶させ、その通信
手順を機能させる通信手順管理手段、202は通信手順
を受信するための通信手順受信手段、203は情報処理
装置1など他の情報処理装置からの通信手順を記憶する
通信手順記憶手段、204は第2の情報処理装置2の作
動データを記憶する情報処理装置作動データ記憶手段、
205は他の情報処理装置の遺伝子情報を記憶する遺伝
子情報記憶手段である。
【0019】206は第2の情報処理装置2全体を制御
し、通信を行うか否かや通信の開始を制御する制御手
段、207は前述の通信手順記憶手段203、情報処理
装置作動データ記憶手段204、遺伝子情報記憶手段2
05の通信手順データや作動データの受信、送信のフロ
ーを制御する受信送信手順及び作動データ制御手段であ
る。
【0020】210、211、208、209は前述し
た受信送信手順及び作動データ制御手段207のデータ
送受フロー制御のための手段である。送信の場合は手段
210と手段211が動作可能で、手段210は通信手
順要求、通信手順および作動データが伝達制御装置21
2に正常に伝達されたかを確認するためのデータ送信確
認手段、手段211は送信した通信手順要求、通信手順
および作動データが正常に伝達先に送られたかを確認す
るデータ受信完了確認手段である。
【0021】受信の場合は手段208と手段209が動
作可能で、手段208は受信時の状態を確認するデータ
受信状態確認手段、手段209はデータ受信状態結果を
送信先に伝達するデータ受信結果送信手段である。各手
段210、211、208、209は通信手順記憶手段
の内容によって取捨選択して使用する。
【0022】前述した伝達制御装置212は前述の手段
210、211、208、209を参照して、他の情報
処理装置の伝達制御装置との送受を実行するものであ
る。
【0023】以上、各情報処理装置1、2の構成要素に
ついて説明したので、次に、各情報処理装置1、2の各
構成要素の関連した動作について簡単に説明し、本発明
の特徴である情報処理装置間の伝達関係を説明する。そ
れから、2つの情報処理装置間での内部動作について、
詳細な説明をする。
【0024】第1の情報処理装置1の通信動作は以下の
通りである。
【0025】情報処理装置1はその設定条件が動作可能
に設定されると、制御手段104を介して情報処理装置
1の受信送信手順及び作動データ制御手段105の動作
を可能にし、データの転送制御を開始させる。受信送信
手順及び作動データ制御手段105は通信手順記憶手段
の指示内容により、送信する場合はデータ送信確認手段
106とデータ受信完了確認手段107などを使用し
て、転送データを伝達制御装置110へ伝え、伝達制御
装置110は伝達路につながれた所定の情報処理装置2
の伝達制御装置を介して、転送データを伝達する。すな
わち、情報処理装置1は伝達制御装置110を介して他
の情報処理装置と情報処理装置1の必要な情報を送受す
る。
【0026】第2の情報処理装置2の通信動作は通信時
使用する通信手順などが情報処理装置1から転送された
後、通信動作が行なわれる以外は上述した情報処理装置
1と同様である。
【0027】次に、このような情報処理装置が接続され
たシステムでの本発明の動作について説明する。
【0028】情報処理装置1は他の情報処理装置から通
信手順の転送要求の有無を試験し、新規接続など理由か
ら、転送要求があれば、まず通信手順を転送して、次
に、前述した遺伝子情報記憶手段の内容を転送する。す
ると、情報処理装置2は伝達された遺伝子情報と通信手
順を用いて、転送を実行することになるので、情報処理
装置2は情報処理装置1と同じ情報を持ち、同じ手順で
通信を行なうことになる。そのため、情報処理装置2は
情報処理装置1の複製した状態になる。同様に、情報処
理装置1や情報処理装置2に対して接続要求を行なった
情報処理装置はすべて同一手順で同一情報を保持するシ
ステムとなり、自由に同一手順で相互にデータの転送が
可能になる。
【0029】このように、通信手順と情報処理装置の情
報を相互に伝達し合える本発明では、情報処理装置の通
信手順や情報を遺伝子工学で物を形作るのに基本とされ
る遺伝子に、その遺伝子情報で実行される情報処理シス
テムを、遺伝子によって複製されるクローンとなぞらえ
た。システム固有の番号の改変などの通信手順に関する
情報や情報処理装置固有の番号やシステムの保護状況な
どに関する情報を遺伝子情報、遺伝子情報が転送され、
その情報により動作している情報処理装置の通信に関す
る部分をクローンシステムと呼ぶ。
【0030】次に、2つの情報処理装置間での内部動作
について、詳細な説明をする。
【0031】まず、遺伝子情報を持ち、他の情報処理装
置に遺伝子情報を転送できる親システムと仮定した情報
処理装置1の動作を説明する。
【0032】本発明に直接関係する部分の動作を簡単に
説明する。制御手段104から、通信手順要求の発生を
確認するため、伝達制御装置110に対して試験を行う
コマンドが発行される。受信送信手順及び作動データ制
御手段105は通信手順要求試験記憶手段103から試
験内容を取り出し、その内容に従ってデータ送信確認手
段106、データ受信完了確認手段107を経由して伝
達制御装置110から、通信手順要求の有無を試験す
る。
【0033】通信手順要求があれば、通信手順記憶手段
100から、手順を読み出し、通信手順試験フローと同
様に、転送を要求した子システムの情報処理装置2に通
信手順を転送する。その後は、転送したクローンシステ
ムと通信手順に従ったデータの転送処理を行なう。
【0034】以上述べた情報処理装置1全体の動作を図
2を用いて説明する。
【0035】情報処理装置1は本発明に直接関係しない
サービス処理、例えば、処理装置に接続されたキーボー
ドなどの入出力処理などを実行している(501)。次
に、受信送信手順及び作動データ制御手段105は既に
クローンシステムが転送されたシステムからのデータ転
送サービス要求の有無を通信手順記憶手段100の内容
に従って、データ受信状態確認手段108で調べる(5
02)。データ転送サービス要求があれば、後述するデ
ータ転送を実行する(504)。もし無ければ、次に、
通信手順要求試験記憶手段103の内容により、通信手
順の転送要求応答の有無を調べる(503)。通信手順
の転送要求があれば、クローンシステム転送処理(50
5)、システム機能確認(506)を行なう。通信手順
の転送要求、データ転送サービス要求などが無い場合、
本発明に直接関係しないサービス処理の実行に戻る(5
01)。
【0036】次に、クローンシステムの転送手順505
の動作を図3について説明する。
【0037】転送元である情報処理装置1の受信送信手
順及び作動データ制御手段105は伝達制御装置110
からのデータ受信確認手段107の受信状況からを情報
処理装置2の受信準備が完了したことを確認する(70
2、703)。転送要求している情報処理装置の遺伝子
情報を受信する(709)。転送要求しているクローン
システムの遺伝子情報から、クローンシステムの実行プ
ログラムコードを転送するか、ソースコード転送するか
を判断し、通信手順記憶手段100の内容を取捨する
(704)。受信送信手順及び作動データ制御手段10
5は実行プログラムコードならそのコードを通信手順記
憶手段100から読みだして、データ送信手段106、
データ受信状況確認手段108により、転送する(70
5)。システムのタイプが異なる場合はソースコードを
転送する(706)。
【0038】次に、転送したクローンシステムが正常か
どうか判定するため、初期化後の確認テスト、図2の手
順506を実行する。図4に初期化確認テストの動作を
示す。この時点では既に、情報処理装置2は通信手順を
受信した状態であり、通信手順に従って、各情報処理装
置の受信送信手順及び作動データ制御手段105、20
7はデータ送信確認手段106、210、データ受信状
況確認手段108、208などの手段を使用して転送可
能な状態である。初期化確認テスト506は転送元クロ
ーンシステムからテストデータを送信し(802)、そ
の結果を正常な値と比較し、確認する(803、80
4)。異常終了ではオペレータにエラーを表示し、再度
転送するか、否かを入力させる(805)。
【0039】クローンシステムが正常動作した後、転送
されたクローンシステムは他の情報処理装置からのクロ
ーンシステム転送要求に対応するために、実行プログラ
ムコードとソースコードの転送要求を親システムである
情報処理装置1に対して要求するので、それを送信する
(806)。また、同様にクローンシステムの属性を示
す情報である遺伝子情報の転送も要求するので、それも
送信する(807)。転送を要求した情報処理装置2は
受信した通信手順や遺伝子情報をそれぞれの記憶手段に
記憶する。
【0040】クローンシステム転送は別システムからの
場合とクローンシステムの変更に伴う自システムの転送
の場合の2通りがある。
【0041】クローン転送要求でないデータ転送、図2
の手順504は図5に示すように、転送クローンシステ
ムを指定する場合(603)、タスク内容による指定の
場合(604)、それ以外の場合の3通りを選択する
(602、604)。クローンシステムを指定する場合
は、クローンシステムに付けられた固有の番号により対
象クローンシステムを指定して通信チャンネルを確立す
る(603)。通信チャンネルの確立は伝達制御装置1
10に対して、チャンネルの接続要求のコマンド指令
し、接続の完了をもってチャンネルの確立を判断する。
通信のチャンネルを確立した後は、伝達制御装置110
に対して、データの転送要求コマンドを発行することに
より、転送を行う。タスク内容による場合は他のクロー
ンシステムの属性を示す情報から、対象とするクローン
システム番号を選択する。この実施例のタスク内容によ
る判断は積和演算、並列演算の2種類により行なう(6
05、607)。このタスク内容による判断などクロー
ンシステムの属性を示す情報の使用法の詳細は後述す
る。
【0042】クローンシステムがインストールされてい
ない子システムである情報処理装置2の動作を図6で説
明する。
【0043】制御手段206から、通信手順要求試験に
対する応答用コマンドが通信手順応答手段200に発行
されると、通信手順応答手段200は伝達制御装置21
2を介して通信手順要求試験信号に対して応答する。次
に、制御手段206は通信手順管理手段201に通信手
順を受信して、動作させるようにコマンドを発行する。
通信管理手段201は通信手順受信手段202により、
情報処理装置1の通信手順記憶手段100内の通信手順
を受信すると共に、その手順を動作させて、その手順に
従う受信送信及び作動データ制御手段207の動作フロ
ーを決定する。通信の手順が確立し、情報の伝達も完了
したので、情報処理装置作動データ記憶手段204の内
容を受信した手順に従って、情報処理装置2は他の情報
処理装置との通信を開始する。
【0044】情報処理装置2が情報処理装置1からの転
送試験に対する応答許可を制御手段206に出すと、通
信手順応答手段200は転送試験に対する転送要求応答
を行なう(720)。他の情報処理装置から通信手順要
求問い合わせを判断し(721)、問い合わせがある
と、クローンシステムの受信処理となる(722)。ク
ローンシステムの受信処理722は転送準備が完了した
ことを情報処理装置1へ通知する(710)。
【0045】次に、転送元である情報処理装置1が通信
手順送信準備完了になると、情報処理装置2の遺伝子情
報を送信する(717)。次に、通信手順管理手段20
1は通信手順受信手段202を受信状態にし、親クロー
ンと同一タイプであれば、実行コードを受信し(71
2)、もし異なればソースコードを受信する(71
3)。ソースコード受信の場合は上位層のコマンドを使
用して、ソースコードをコンパイルし(714)、クロ
ーンシステムの実行コードを作成する。クローンシステ
ムをタスクとして登録し実行する(715)。登録、実
行処理については後述する。
【0046】次に、遺伝子情報のクローンシステム間の
転送について詳細な動作を説明する。 図7はクローン
システム転送のうち、最初の部分である初期化サービス
要求発行部分、図6の717を詳細化した図である。図
の左側の枠1050内は親システムである情報処理装置
1を、右側の枠1053内は情報処理装置2の動作を示
す。親システムは本発明に直接関係しないサービス処理
を実行中である1001。情報処理装置2の「初期化サ
ービス要求発行」717は初期化サービス要求ブロック
を転送データとしてセットして1020、伝達制御装置
212に送信指令を出すことに展開される1021。伝
達制御装置212は枠1055内で示した動作のよう
に、サービス要求(SRQ)をセットして、これを送信
し(1022)(1023)、上位システムが読みだす
と変化するステータスバイトの状態を判定し(102
4)、その結果を返す。親システムである情報処理装置
1はサービス要求(SRQ)が発行されると、割り込み
が発生し、実行中のサービス処理を一旦中断し、サービ
ス要求(SRQ)割り込み処理を行う(枠1052
内)。書き込みされたステータスバイトを伝達制御装置
110から読みだし(1002)、初期化サービス要求
ならば、初期化サービス要求ブロックの送信を指令する
(1004)。すると、情報処理装置2は自遺伝子情報
を送信する(1025)。情報処理装置1は受信した要
求内容についての処理を実行する(1006、100
7)。
【0047】システムチェック処理1006、クローン
登録処理1007は次に述べる初期化サービス要求ブロ
ックの各項目を参照して処理を行う。システムチェック
処理1006は識別番号や暗証キーによるシステムの安
全性を確保するための処理を行う。クローン登録処理1
007はシステムチェックが正常なら、識別番号や処理
タイプをデータ転送時に利用する遺伝子情報記憶手段1
02に登録する。
【0048】次に、初期化サービス要求ブロックの構成
例を図8に示す。ヘッダ1101とチェックサム110
6は転送時のデータ化けを確認するためのもので、伝送
媒体により異なる。自クローン識別項1102は接続さ
れているシステムの中で、該情報処理装置を特定するた
めの項目で、図5の手順603での判定時に参照され
る。タイプ1103は親システムと同一かどうかの識別
項で、図3の704、図6の711での判定時に参照す
る。暗証キー1104は違法な利用者の排除、処理タイ
プ1105はそのシステムの有用処理タイプを示すもの
で、図5の604での判定時に参照される。
【0049】初期化時以外の通信時に使用するデータブ
ロック構成例を図9に示す。ヘッダ1201、チェック
サム1208、自クローン識別項1202、暗証キー1
205、処理タイプ1026は図8の初期化サービス要
求ブロックと同一機能である。転送レベル識別項120
3は通信相手との整合を取るためであり、バージョン番
号などによりその整合を判定するために使用する。も
し、確認時に整合しない場合はユーザインタフェースを
介して、その旨の警告を出し、必要ならクローンシステ
ムを転送させる。データタイプ1204は転送されるデ
ータの属性を示すもので、例えば、連続的なデータ、あ
るいは1ビットごとに意味をもつデータなどの属性を示
す。対クローン識別項1207は図5の603での判定
時に参照されるクロンシステムの識別項であり、特定の
クローンシステムをデフォルトで指定する。
【0050】次に、通信手順管理手段201、通信手順
受信手段202により受信した通信手順を情報処理装置
2の実行タスクに組み込む方法について説明する。
【0051】情報処理装置2は転送応答スタート時点で
以下の機能をもつ必要があり、1)、2)、3)は通信
手順管理手段201、通信手順受信手段202に含まれ
る。4)は作動データの受信動作と同じであり、受信送
信手順及び作動データ制御手段207により、実現され
る。
【0052】1)送信機能 2)受信機能 3)送受機能を組み合わせたダウンロード機能 4)自情報処理装置の状態情報の通知機能 図10は情報処理装置2の制御やデータの流れを示した
ものである。情報処理装置2の内部構造はタスクコント
ローラ401、レベル0からレベルNまでのタスク40
9、410、411、412、タイマ割込みハンドラ4
07、割込み処理408、タスクジャンプテーブル40
3から構成される。
【0053】データの流れは402で、制御の流れは4
04で示す。タスクとはキーボードに対する入出力処理
など一つのまとまった処理で、情報処理装置2が処理す
る基本単位である。通信手順の転送許可などはこれらの
タスクから制御手段206を利用して、指令されてい
る。それぞれのタスクレベルに対応したタスクの実行開
始アドレスがタスクジャンプテーブル403に配置され
ている。タスクコントローラ401はタスクレベルに対
応したタスクジャンプテーブル403の実行開始番地を
参照して、各タスクを起動する。タスクの優先度に応じ
たタスクレベルが割り当てられる。この例ではレベル番
号の小さい方のタスクの優先度は高い。タスクコントロ
ーラ401はタイマ割込み406、割込みハンドラ40
7により一定周期で、割込みがかけられタスクの状態が
チェックされる。各タスクは終了すると、終了割込みに
より、割込み処理408を経由してタスクコントローラ
401に終了を通知する。タスクコントローラ401は
これにより、実行タスク群から終了タスクを削除し、タ
スクの実行を止める。
【0054】以上、情報処理装置2内部のタスク制御の
メカニズムを説明したが、次に本発明で必要な受信した
通信手順を情報処理装置2の実行タスクに組み込む処理
を図11について説明する。
【0055】情報処理装置2には通信手順管理手段20
1と通信手順受信手段202で実現されるプログラムダ
ウンロード処理910があり、これにより、親クローン
システムからの通信手順を受信し処理する。通信手順受
信手段202により受信した通信手順はダウンローダ9
10により、受信したコードをシステムのメモリ内に次
々とセーブしていき、最後に受信した通信手順の実行開
始アドレスをタスクジャンプテーブル403に書き込
み、終了する。情報処理装置2のタスクコントローラ4
01は、タスクジャンプテーブル403からタスクに対
応した実行開始アドレスを次々と取り出し、実行してい
く。そのため、転送されたクローンシステムもタスクの
一つとして実行され、親クローンと同じ機能を持ったク
ローンシステムができあがることになる。
【0056】図12は本発明の他の実施例を示すもの
で、この図において、図1と同符号のものは同一部分で
ある。前述した図1に示す実施例は伝達制御装置が11
0と212の二つの場合を述べたが、2台以上の場合で
はその接続形態が幾つかに分けられる。この実施例は、
ピラミッドのように、ひとつの情報処理装置1が頂点に
なり、他の情報処理装置2、3が裾野を広げたような形
態に構成したものである。図1に示す実施例に対して、
情報処理装置2と同一な構成を持つ情報処理装置3が、
追加された形態になっている。情報処理装置1の転送手
順の転送フロー中で、転送応答を判別するための識別項
を扱う必要がある。すなわち、通信手順要求試験に対し
て、情報処理装置2、3のどちらが応答してきたのか判
断するためである。詳細は前述したが、初期化要求サー
ビスブロックの転送項目に情報処理装置の識別番号を付
加することで識別を行う。
【0057】図13は、本発明のさらに他の実施例を示
すもので、この実施例はひとつの情報処理装置1が開始
点になり、他の情報処理装置2、3が直列に連結したよ
うな形態に構成したものである。図1の情報処理装置2
と同一な構成を持つ情報処理装置3が、追加された形態
になっている。
【0058】この実施例においては、伝達経路が直列に
なっているため、情報処理装置2は図1の情報処理装置
1と同一構成になるが、通信手順要求試験記憶手段10
3の内容は情報処理装置1と同じ内容を最初から記憶さ
せておくことも、情報処理装置1との通信手順が確立し
た後、転送されても良い。通信手順は情報処理装置1か
ら2へ、そして情報処理装置3へ転送される。
【0059】図14は、本発明の他の実施例を示すもの
で、この実施例は、接続された情報処理装置には特異な
点が無く、各情報処理装置は並列に連結したバスのよう
な形態に構成しあものである。この場合は、情報処理装
置1、2、3とも同一構成で、それぞれに通信手順要求
試験記憶手段103と通信手順応答手段200を持つこ
とになる。通信手順は情報処理装置1から情報処理装置
2、3へとか、情報処理装置1から情報処理装置2へ、
情報処理装置2から情報処理装置3へとか、伝達経路に
自由度が増える。これに対して、通信手順のサービス要
求ブロックの転送レベル識別項により、手順レベルの整
合性や、手順変更に対する制御を行う。
【0060】図15は、本発明のさらに他の実施例を示
すもので、図1の実施例では親システムからの試験に子
システムが応答する場合を述べたが、この実施例では子
システムから手順転送を要求する実施例を説明する。
【0061】まず、構成要素について述べる。図1で述
べた情報処理装置1との変更点は通信手順要求試験記憶
手段103の替わりに、自情報処理装置以外の装置から
の通信手順要求を確認するための通信手順要求確認手段
42が追加されたことであり、それ以外の構成は図1と
同様である。
【0062】次に、図1で述べた情報処理装置2との変
更点は通信手順応答憶手段200の替わりに、情報処理
装置以外の装置へ通信手順を要求するための通信手順要
求手段52が追加されたことであり、それ以外の構成は
図1と同様である。
【0063】次に、本実施例の制御フローを述べる。情
報処理装置2の制御手段206は通信手順要求手段52
に、伝達制御装置212を経由して手順要求信号を発行
させる。伝達制御装置212は伝達路、情報処理装置1
の伝達制御装置110を経由して、通信手順要求確認手
段42に、要求信号を伝える。情報処理装置1の制御手
段104は通信手順要求を知り、受信送信手順及び作動
データ制御手段105に対して通信手順記憶手段100
から通信手順を読み出し、子システムへ転送させる。以
後は図1で述べたと同じフローで、通信手順、その他の
情報を転送する。
【0064】図16は、本発明の他の実施例を示すもの
で、図11に対応する実施例である。ピラミッドのよう
に、ひとつの情報処理装置1が頂点になり、他の情報処
理装置2、3が裾野を広げたような形態の場合である。
図14に対して、情報処理装置2と同一な構成を持つ情
報処理装置3が、追加された形態になる。情報処理装置
1の転送手順の転送フロー中で、転送要求を判別するた
めの識別項を扱う必要がある。すなわち、通信手順要求
確認時に、情報処理装置2、3のどちらからの要求かを
判断するためである。詳細は前述したが、初期化要求サ
ービスブロックの転送項目に情報処理装置の識別番号を
付加することで識別を行う。情報処理装置2、3とも通
信手順要求確認手段42は不必要である。
【0065】図17は、本発明のさらに他の実施例を示
すもので、図12に対応する実施例である。ひとつの情
報処理装置1が開始点になり、他の情報処理装置2、3
が直列に連結したような形態の場合である。伝達経路が
直列になっているため、情報処理装置2は図14の情報
処理装置1と同様な形態で、通信手順要求確認手段42
が必要である。通信手順は情報処理装置1から2へ、そ
して情報処理装置3へ転送される。情報処理装置3は図
14の情報処理装置2と同一形態である。
【0066】図18は、本発明の他の実施例を示すもの
で、図13に対応する実施例である。接続された情報処
理装置には特異な点が無く、各情報処理装置は並列に連
結したバスのような形態である。この場合は、情報処理
装置1、2、3とも同一構成で、それぞれに通信手順要
求確認手段42と通信手順要求手段52を持つ形態であ
る。通信手順は情報処理装置1から2、3へとか、1か
ら2へ、2から3へとか、伝達経路に自由度が増える。
これに対して、通信手順のサービス要求ブロックの転送
レベル識別項により、手順レベルの整合性や、手順変更
に対する制御をする。
【0067】ここで述べた伝達制御制御装置、伝達路は
IEEE−488規格で規定されているような物理的な
装置のみでは無く、情報処理装置内のプログラムとプロ
グラムの間にも、適用できる。この場合は伝達制御装置
と伝達路はメモリのような記憶手段で、通信手順はその
記憶手段に読み書きする手順になる。
【0068】次に、本発明を適用した通信アプリケーシ
ョン例を図19を用いて説明する。
【0069】通信データの中には、受信データの履歴が
必要なアプリケーションやその反対に最新のデータのみ
が必要なアプリケーションが存在する。前者の例では電
子メールにおける電文、後者の例では株価などがある。
図9のサービス要求ブロックの処理タイプ1026で簡
単に述べたが、このような情報を処理タイプ1026に
規定しておくことにより、情報の内容による通信の制御
が可能になる。
【0070】図19ではユーザ1310は移動体130
9で移動中に、公衆回線1307を経由して、電子掲示
板や電子メールを利用するような場合である。通常は自
動車電話としても使用している移動体1309のTE
(電話端末)1311に、ユーザ1310は操作端末1
303を接続する。操作端末1303からのコマンドは
無線部1316で電波に変換され、移動中の移動局をサ
ービスする基地局の無線部1314、交換機1308を
経てISDN(総合サービスデジタル通信網)1307
へ伝わる。そして、LAN1304をへてユーザが使用
している計算機システム1312へ接続され、クローン
システム1313を使用して、他の計算機システム、例
えば、電子メール運用計算機システムへアクセスするこ
とになる。クローンシステム1313はユーザ1310
の指定する接続先システムの処理タイプを判断し、通信
チャンネルを確立する。この時点で、電子掲示板の株価
のようなデータのアクセスの場合には、最新のデータの
みを転送させるコマンドを電子掲示板システムに対して
実行する。この例は前述した処理タイプを有効に利用し
た場合である。
【0071】図20は本発明を工場内に離れて置かれた
複数のロボットを制御する場合に適用したものである。
これまでの例とは異なり、ロボット管理計算機システム
1417を頂点としたピラミッド型で、ロボット制御装
置1404、1421、1422が接続されている。ク
ローンシステムの役割分担が明確化されており、ロボッ
ト管理計算機システム1417内のクローンシステムが
親として機能し、ロボット制御装置1404、142
1、1422内のクローンシステム1409は親クロー
ンシステムから一元管理されている。
【0072】この例では、本発明の自動的にバージョン
管理する機能、追加が容易な機能、データタイプによる
手順変更機能が有効な場合である。通信手順の変更時、
ロボット1台ごとに停止させて、変更する必要が無い。
また、ロボットの追加、撤去を行うためのロボット停止
によるラインの停止が無い。
【0073】生産工程を管理するホスト計算機システム
1420からのロボット管理計算機システム1417へ
生産計画に必要なロボットの稼働計画が転送される。ロ
ボット管理計算機システム1417はその稼働計画か
ら、各ロボットの動作データや使用ツールの種類などの
情報をロボット制御装置1404、1421、1422
に転送する。ロボット1401はツール1402を使用
して、作業対象1403を加工する。ロボット制御装置
1404はメカ系を駆動するアクチュエータ(Acc)
制御部1405、ティーチングするためのユーザインタ
フェース部1412、ホスト系との通信を行う通信装置
1407、ターンテーブルなどの周辺機器の制御部14
06から構成される。稼働状況は逆のルートでロボット
管理や生産工程管理計算機システムへ通知される。ロボ
ット管理計算機システムのクローンシステム1423は
回線制御装置1414を介して、ロボット制御装置14
12、1421、1422内のクローンシステム140
9と通信することになる。
【0074】この場合においては初期化サービス要求ブ
ロックである図11の処理タイプ1105は自明のこと
として省略することも可能である。サービス要求ブロッ
クである図9の処理タイプ1204の属性として、連続
性を持つ数値データかパターンデータかの意味付けを行
う。連続性を持つデータであれば転送エラーの処理が容
易なので、ロボットの手先位置などの連続した数値デー
タに対しては転送データの処理タイプを数値データと設
定する。処理タイプが数値データの転送要求には転送完
了を確認せず通信させることにより、転送速度上げるこ
とができる。逆に、パターンで意味を持つものは転送の
確認や再送などの手順を厳しくした通信方法、例えば、
HDLC(High−lebelData Link
Control)手順を採用する。
【0075】この例では1対N型の構成のため、1台ご
との通信手順を持つことも可能である。子クロ−ンシス
テムはダウンロ−ド機能を持っているが、その手順は転
送されるクローンシステムの内容による。そのため、相
手システムのデータ構造や手順がわかっていれば、後か
らその手順を変更可能である。
【0076】例えば、ロボットの制御では3次元空間の
指示点を表現するのに、その位置と姿勢で表現できる。
また、関節角の6個の組み合わせでも表現できる。クロ
ーンシステムは通信手順そのものを転送するため、新し
い機能やプロトコルの変更が可能である。通常のダウン
ロード機能では転送して、プログラムやデータとして記
憶することができるが、その活性化まで考慮されていな
い。また転送して、活性化できても、通信手順やプロト
コルが限定されているため、新機能や変更に対処が難し
い。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、システムの追加が容易
であり、システム間の通信方式は一つのため、転送が簡
単であると共に、追加された機能を転送されていくの
で、変更にユーザは関与せずに、デ−タを他のシステム
に増殖させることができる。その結果、システムの機能
拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の管理制御装置の一実施
例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の装置を構成する情報処理装置1の全体
動作を説明するフロ−チャ−ト図である。
【図3】本発明の装置におけるクローンシステム転送動
作を説明するフロ−チャ−ト図である。
【図4】本発明の装置における初期化確認テスト動作を
説明するフロ−チャ−ト図である。
【図5】本発明の装置におけるデータ転送動作を説明す
るフロ−チャ−ト図である。
【図6】本発明の装置を構成する情報処理装置2の全体
動作を説明するフロ−チャ−ト図である。
【図7】本発明の装置における初期化サービス要求の詳
細を説明するフロ−チャ−ト図である。
【図8】本発明の装置における初期化サービス要求ブロ
ックデータの構成を示す図である。
【図9】本発明の装置におけるサービス要求ブロックデ
ータの構成図を示す図である。
【図10】本発明の装置におけるシステムのタスクフロ
−を示す構成図である。
【図11】本発明の装置におけるクローンシステムを組
込むための構成を示す図である。
【図12】本発明の装置の他の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図13】本発明の装置のさらに他の実施例の構成を示
すブロック図である。
【図14】本発明の装置の他の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図15】本発明の装置のさらに他の実施例の構成を示
すブロック図である。
【図16】本発明の装置の他の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図17】本発明の装置のさらに他の実施例の構成を示
すブロック図である。
【図18】本発明の装置の他の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図19】本発明の装置を移動体通信に適用した例を示
す構成図である。
【図20】本発明の装置をロボット制御に適用した例を
示す構成図である。
【符号の説明】
1,2,3…情報処理装置、100…通信手順記憶手
段、103…通信手順要求試験記憶手段、102…遺伝
子情報記憶手段、200…通信手順応答手段、201…
通信手順管理手段、202…通信手順受信手段、42…
通信手順要求確認手段、52…通信手順要求手段。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送路によって複数の情報処理装置を接続
    したものにおいて、 前記少なくとも1つの情報処理装置は、その情報処理装
    置を管理制御するデ−タを記憶する記憶手段と、この記
    憶手段に記憶された前記デ−タを読みだし、前記伝送路
    を介して他の情報処理装置に転送する制御手段とを備
    え、 前記他の情報処理装置は、前記情報処理装置から転送さ
    れた前記デ−タの入力を許容する手段と、前記入力許容
    手段によって許容された前記デ−タを収納する記憶手段
    とを備えたことを特徴とする情報処理装置の管理制御装
    置。
  2. 【請求項2】伝送路によって複数の情報処理装置を接続
    したものにおいて、 前記少なくとも1つの情報処理装置は、その情報処理装
    置を管理制御するデ−タを記憶する記憶手段と、この記
    憶手段に記憶された前記デ−タを読みだし、前記伝送路
    を介して他の情報処理装置に転送する制御手段とを備
    え、 前記他の情報処理装置は、前記情報処理装置から転送さ
    れた前記デ−タの入力を許容する手段と、前記入力許容
    手段によって許容された前記デ−タを収納する記憶手段
    と、この記憶手段に記憶された前記デ−タを読みだし、
    前記伝送路を介して他の情報処理装置に転送する制御手
    段とを備えたことを特徴とする情報処理装置の管理制御
    装置。
  3. 【請求項3】前記デ−タは、各情報処理装置の識別項、
    情報処理装置の実行処理タイプの識別項、転送の許可を
    確認するための暗号化された識別項、当該情報処理装置
    の有用な処理を示す識別項を含む初期化のためのブロッ
    クを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の情報処理装置の管理制御装置。
  4. 【請求項4】前記デ−タは、情報処理装置の識別項、転
    送性能レベル識別項、転送データの属性識別項、転送の
    許可を確認するための暗号化された識別項、当該情報処
    理装置の有用な処理を示す識別項、転送先の情報処理装
    置の識別項から構成されるブロックを備えたことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の情報処理装置の管
    理制御装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、自己以外の情報処理装置
    システムからの通信手順の整合性を前記ブロックの転送
    性能レベル識別項を参照することによって、自己以外の
    情報処理装置からの通信手順の整合性を確認する手段を
    含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の情
    報処理装置の管理制御装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記通信手順の整合が不
    整合の場合に、それを出力する手段を含むことを特徴と
    する請求項5記載の情報処理装置の管理制御装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記データの属性識別項
    が連続性を保証される数値データでは転送完了を確認せ
    ず通信し、データ識別項がパターンで意味を持つものに
    対して転送確認して通信することを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の情報処理装置の管理制御装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、通信手順の転送フローの
    中に転送した通信手順の正常動作を確認する手段を含む
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報処
    理装置の管理制御装置。
  9. 【請求項9】前記制御手段は、情報処理装置の有用な処
    理を示す識別項や転送先の情報処理装置の識別項を参照
    することにより、通信相手の情報処理装置の選択が可能
    なことを判別する手段を備えることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の情報処理装置の管理制御装置。
  10. 【請求項10】伝送路によって複数の情報処理装置を接
    続したものにおいて、 前記少なくとも1つの情報処理装置は、その情報処理装
    置を管理制御するデ−タを他の情報処理装置に増殖させ
    る通信手段を備えたことを特徴とする情報処理装置の管
    理制御装置。
  11. 【請求項11】伝送路によって複数の情報処理装置を接
    続したものにおいて、 前記他の情報処理装置は、少なくとも1つの情報処理装
    置からのその情報処理装置を管理制御するデ−タを受入
    れ、このデ−タをさらに他の情報処理装置に増殖させる
    通信手段を備えたことを特徴とする情報処理装置の管理
    制御装置。
  12. 【請求項12】伝送路によって複数の情報処理装置を接
    続したものにおいて、 前記少なくとも1つの情報処理装置は、その情報処理装
    置を管理制御するデ−タを他の情報処理装置に増殖させ
    る通信手段を備え、 前記他の情報処理装置は、少なくとも1つの情報処理装
    置からのその情報処理装置を管理制御するデ−タを受入
    れ、このデ−タをさらに他の情報処理装置に増殖させる
    通信手段を備えたことを特徴とする情報処理装置の管理
    制御装置。
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