JP2001036579A - 遠隔制御システム及び制御情報生成装置及び制御情報転送装置 - Google Patents

遠隔制御システム及び制御情報生成装置及び制御情報転送装置

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JP2001036579A
JP2001036579A JP20738199A JP20738199A JP2001036579A JP 2001036579 A JP2001036579 A JP 2001036579A JP 20738199 A JP20738199 A JP 20738199A JP 20738199 A JP20738199 A JP 20738199A JP 2001036579 A JP2001036579 A JP 2001036579A
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JP20738199A
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Takeshi Iizuka
剛 飯塚
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔制御要求装置から、ネットワークを介し
て接続された遠隔装置に接続されたハードウェアを遠隔
制御する遠隔制御システムに係り、遠隔制御要求装置と
遠隔装置の処理能力の向上を図ることを課題とする。 【解決手段】 CPU11は、バス14を介してNIF
13へI/O24を遠隔制御する為の制御命令を転送
し、NIF13は、制御命令からネットワークデータと
なる制御情報を生成し、ネットワーク3を介してNIF
23へ転送し、NIF23は、制御情報に基づいてI/
O24を制御する為のバス転送を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークに
接続される計算機および通信装置等における遠隔ハード
ウエア制御方式に関し、処理能力の向上を図るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図17は、例えば、CQ出版社発行の
「イーサネット(登録商標)とTCP/IP」に示され
るネットワークプロトコルを使った従来のネットワーク
接続遠隔ハードウエア制御方式の構成図である。
【0003】次に動作について説明する。図において、
1は遠隔制御要求を発行する遠隔制御要求元、2は遠隔
制御の対象となる遠隔装置、3は遠隔制御要求元1と遠
隔装置2を接続するネットワークである。
【0004】遠隔制御要求元1内部の11は各種プログ
ラム処理を行なうCPU、12はCPU11の処理に必
要な命令とデータを格納するメモリ、13はネットワー
ク3とのインタフェースを行なうNIF(ネットワーク
インターフェース、以下同じ)、14はCPU11とメ
モリ12とNIF13を接続するバスである。
【0005】また、遠隔装置2内部の21は各種プログ
ラム処理を行なうCPU、22はCPU21の処理に必
要な命令とデータを格納するメモリ、23はネットワー
ク3とのインタフェースを行なうNIF、24と25は
入出力を制御するI/O、26はCPU21とメモリ2
2とNIF23とI/O24、25を接続するバスであ
る。
【0006】このような従来のネットワーク接続遠隔ハ
ードウエア制御方式では、遠隔制御要求元1が遠隔装置
2内のI/O24を制御する場合、次のように動作す
る。まず、遠隔制御要求元1のCPU11は、メモリ1
2に格納される命令とデータにもとづき、バス14経由
でNIF13を制御する。これにより、遠隔制御に必要
な制御情報をネットワーク3に送出する。ネットワーク
3は、遠隔制御要求元1から送出された上記制御情報を
遠隔装置2に伝送する。
【0007】遠隔装置2では、この制御情報をネットワ
ーク3よりNIF23が受信する。CPU21は、それ
をバス26経由でNIF23より受け取り、その内容を
CPU21上のプログラムで判断し、I/O24に対す
るハードウエア制御を行なう。以上のようにして、遠隔
制御要求元1から遠隔装置2内のI/O24が制御され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、遠隔装置
内のCPUに負荷をかけず処理性能を低下させないネッ
トワーク接続遠隔ハードウエア制御方式を実現すること
を目的とする。
【0009】さらに、ネットワーク上で上記ネットワー
ク接続遠隔ハードウエア制御方式のネットワークデータ
と他のネットワークデータを共存可能とすることを目的
とする。
【0010】さらに、ネットワーク上で上記ネットワー
ク接続遠隔ハードウエア制御方式のネットワークデータ
と特にATMデータを共存可能とすることにより、AT
Mネットワークを介した遠隔制御を可能にすることを目
的とする。
【0011】さらに、ネットワーク上で上記ネットワー
ク接続遠隔ハードウエア制御方式のネットワークデータ
と特にIPデータを共存可能とすることにより、IPネ
ットワークを介した遠隔制御を可能にすることを目的と
する。
【0012】さらに、制御対象ハードウエアへの他者か
らのアクセスを禁止する機能を備えることにより、排他
制御を可能とすることを目的とする。
【0013】さらに、制御対象ハードウエアへの転送結
果をハードウエア応答情報として遠隔装置が遠隔制御要
求装置(従来技術における遠隔制御要求元のことであ
る。以下、同じ)に対して返すことにより、遠隔制御要
求装置が遠隔制御結果を確認可能とすることを目的とす
る。
【0014】さらに、遠隔制御要求装置では、上記ハー
ドウエア応答情報を受信して遠隔制御が完了したことを
確認するまで、ある定められた時間または回数だけ上記
ハードウエア制御情報を再送することにより、ネットワ
ーク上の伝送不具合を補償することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る遠隔制御
システムは、制御対象装置とネットワークとに接続する
遠隔装置と、上記制御対象装置を遠隔制御する制御命令
を発行する制御命令発行装置と上記ネットワークとに接
続する遠隔制御要求装置とを有する遠隔制御システムで
あって、上記遠隔制御要求装置は、上記制御命令発行装
置に接続する遠隔制御要求装置側バスと、上記遠隔制御
要求装置側バスに接続し、更に上記ネットワークに接続
する制御情報生成装置とを有し、上記遠隔装置は、上記
制御対象装置と接続する遠隔装置側バスと、上記遠隔装
置側バスに接続し、更に上記ネットワークに接続する制
御情報転送装置とを有し、上記制御情報生成装置は、上
記制御命令を、上記遠隔制御要求装置側バスから受信
し、受信した上記制御命令に基づいて、上記ネットワー
クを介して上記制御対象装置を遠隔制御する為に必要な
制御情報を生成し、上記ネットワーク上の送信先として
上記遠隔装置を特定する遠隔装置向け伝送経路情報を、
上記制御情報に付加し、上記遠隔装置向け伝送経路情報
を付加した上記制御情報を、上記ネットワークへ送信
し、上記制御情報転送装置は、上記制御情報を、上記ネ
ットワークから受信し、受信した上記制御情報に付加さ
れた上記遠隔装置向け伝送経路情報から、受信した上記
制御情報の上記ネットワーク上の送信先が上記遠隔装置
であることを識別し、上記送信先が上記遠隔装置である
ことを識別した上記制御情報に対応して、上記遠隔装置
側バスを介して上記制御対象装置を制御する為のバス転
送を行なうことを特徴とする。
【0016】この発明に係る制御情報生成装置は、制御
対象装置に接続する遠隔装置にネットワークを介して接
続し、更に遠隔制御要求装置側バスに接続する制御情報
生成装置であって、以下の要素を有することを特徴とす
る。 (1)上記制御対象装置を遠隔制御する制御命令を、上
記遠隔制御要求装置側バスから受信する遠隔制御要求装
置側バス転送制御部、(2)受信した上記制御命令に基
づいて、上記ネットワークを介して上記制御対象装置を
遠隔制御する為に必要な制御情報を生成する制御情報生
成部、(3)上記ネットワーク上の送信先として上記遠
隔装置を特定する遠隔装置向け伝送経路情報を、上記制
御情報に付加する伝送経路情報付加部、(4)上記遠隔
装置向け伝送経路情報を付加した上記制御情報を、上記
ネットワークへ送信するネットワーク送信制御部。
【0017】この発明に係る制御情報転送装置は、制御
対象装置に接続する遠隔装置側バスを有する遠隔装置の
一部として、上記遠隔装置側バスとネットワークとに接
続する制御情報転送装置であって、以下の要素を有する
ことを特徴とする。 (1)上記ネットワークを介して上記制御対象装置を遠
隔制御する為に必要な制御情報であって、上記ネットワ
ーク上の送信先として上記遠隔装置を特定する遠隔装置
向け伝送経路情報を付加された上記制御情報を、上記ネ
ットワークから受信し、受信した上記制御情報に付加さ
れた上記遠隔装置向け伝送経路情報から、受信した上記
制御情報の上記ネットワーク上の送信先が上記遠隔装置
であることを識別するネットワーク受信制御部、(2)
上記送信先が上記遠隔装置であることを識別した上記制
御情報に対応して、上記遠隔装置側バスを介して上記制
御対象装置を制御する為のバス転送を発行する制御転送
生成部、(3)上記バス転送を制御する遠隔装置側バス
転送制御部。
【0018】上記制御情報生成装置は、上記制御情報で
あることを識別する為の制御情報識別子を、上記制御情
報に付加し、上記遠隔装置向け伝送経路情報に加えて、
上記制御情報識別子を付加した上記制御情報を上記ネッ
トワークへ送信し、上記制御情報転送装置は、受信した
上記制御情報に付加された上記制御情報識別子から、受
信した上記制御情報が上記制御情報であることを識別
し、上記送信先が上記遠隔装置であることに加えて、上
記制御情報であることを識別した上記制御情報に対応し
て、上記制御対象装置を、上記遠隔装置側バスを介して
制御する為のバス転送を行ない、上記制御情報識別子以
外の他の識別子を付加された伝送情報を、上記ネットワ
ークから受信し、受信した上記伝送情報に付加された上
記他の識別子から、受信した上記伝送情報が上記制御情
報ではないことを識別し、上記制御情報ではないことを
識別した上記伝送情報に対応して、バス転送を行なうこ
とを特徴とする。
【0019】上記制御情報生成装置は、更に、上記制御
情報であることを識別する為の制御情報識別子を、上記
制御情報に付加する制御情報識別子付加部を有し、ネッ
トワーク送信制御部は、上記遠隔装置向け伝送経路情報
に加えて、上記制御情報識別子を付加した上記制御情報
を、上記ネットワークへ送信することを特徴とする。
【0020】上記ネットワーク受信制御部は、上記遠隔
装置向け伝送経路情報に加えて、上記制御情報であるこ
とを識別する為の制御情報識別子を付加された上記制御
情報を、上記ネットワークから受信し、上記制御情報転
送装置は、更に、受信した上記制御情報に付加された上
記制御情報識別子から、受信した上記制御情報が上記制
御情報であることを識別する制御情報識別子判断部を有
し、上記制御転送生成部は、上記送信先が上記遠隔装置
であることに加えて、受信した上記制御情報が上記制御
情報であることを識別した上記制御情報に対応して、上
記制御対象装置を、上記遠隔装置側バスを介して制御す
る為のバス転送を発行し、上記ネットワーク受信制御部
は、上記制御情報識別子以外の他の識別子を付加された
伝送情報を、上記ネットワークから受信し、制御情報識
別子判断部は、受信した上記伝送情報に付加された上記
他の識別子から、受信した上記伝送情報が上記制御情報
ではないことを識別し、上記制御情報転送装置は、上記
制御情報ではないことを識別した上記伝送情報に対応し
て、バス転送を発行する他種転送生成部を有することを
特徴とする。
【0021】上記ネットワークは、ATMネットワーク
であることを特徴とする。
【0022】上記ネットワークは、IPネットワークで
あることを特徴とする。
【0023】上記遠隔制御要求装置は、排他的に遠隔制
御をすることを要求する排他制御要求情報を、上記制御
情報に付加し、上記遠隔装置向け伝送経路情報に加え
て、上記排他制御要求情報を付加した上記制御情報を上
記ネットワークへ送信し、上記制御情報転送装置は、受
信した上記制御情報に付加された上記排他制御要求情報
に基づいて、上記遠隔装置側バスを介して上記制御対象
装置にアクセスすることを禁止する為の制御を行なうこ
とを特徴とする。
【0024】上記制御情報生成装置は、更に、排他的に
遠隔制御することを要求する排他制御要求情報を、上記
制御情報に付加する排他制御要求情報付加部を有し、上
記ネットワーク送信制御部は、上記遠隔装置向け伝送経
路情報に加えて、上記排他制御要求情報を付加した上記
制御情報を上記ネットワークへ送信することを特徴とす
る。
【0025】上記ネットワーク受信制御部は、上記遠隔
装置向け伝送経路情報に加えて、排他的に遠隔制御する
ことを要求する排他制御要求情報を付加された上記制御
情報を、上記ネットワークから受信し、上記制御転送生
成部は、受信した上記制御情報に付加された上記排他制
御要求情報に基づいて、上記遠隔装置側バスを介して上
記制御対象装置にアクセスすることを禁止する指示を行
ない、上記遠隔装置側バス転送制御部は、上記指示に従
い、上記遠隔装置側バスを介して上記制御対象装置にア
クセスすることを禁止する為の制御を行なうことを特徴
とする。
【0026】上記制御情報転送装置は、上記バス転送の
結果から、遠隔制御された上記制御対象装置からの応答
である応答情報を生成し、上記ネットワーク上の送信先
として上記遠隔制御要求装置を特定する遠隔制御要求装
置向け伝送経路情報を、上記応答情報に付加し、上記遠
隔制御要求装置向け伝送経路情報を付加した上記応答情
報を、上記ネットワークに送信し、上記制御情報生成装
置は、上記応答情報を、上記ネットワークから受信し、
受信した上記応答情報に付加さらた上記遠隔制御要求装
置向け伝送経路情報から、受信した上記応答情報の上記
ネットワーク上の送信先が上記遠隔制御要求装置である
ことを識別することを特徴とする。
【0027】上記制御情報生成装置は、遠隔制御要求装
置の一部であって、更に、遠隔制御された上記制御対象
装置からの応答である応答情報であって、上記ネットワ
ーク上の送信先として上記遠隔制御要求装置を特定する
遠隔制御要求装置向け伝送経路情報を付加された上記応
答情報を、上記ネットワークから受信し、受信した上記
応答情報に付加さらた上記遠隔制御要求装置向け伝送経
路情報から、受信した上記応答情報の上記ネットワーク
上の送信先が上記遠隔制御要求装置であることを識別す
るネットワーク受信制御部を有することを特徴とする。
【0028】上記制御情報転送装置は、更に、上記バス
転送の結果から、遠隔制御された上記制御対象装置から
の応答である応答情報を生成する応答情報生成部と、上
記ネットワーク上の送信先として上記遠隔制御要求装置
を特定する遠隔制御要求装置向け伝送経路情報を、上記
応答情報に付加する伝送経路情報付加部と、上記遠隔制
御要求装置向け伝送経路情報を付加した上記応答情報
を、上記ネットに送信するネットワーク送信制御部とを
有することを特徴とする。
【0029】上記制御情報生成装置は、上記送信先が上
記遠隔制御要求装置であることを識別した上記応答情報
に基づいて、遠隔制御の完了を確認し、遠隔制御の完了
の確認を得られない場合には、上記遠隔装置向け伝送経
路情報を付加した上記制御情報を、上記ネットワークへ
再送信することを特徴とする。
【0030】上記制御情報生成装置は、上記送信先が上
記遠隔制御要求装置であることを識別した上記応答情報
に基づいて、遠隔制御の完了を確認する遠隔制御完了確
認部と、遠隔制御の完了の確認を得られない場合には、
ネットワーク送信制御部に対して、上記遠隔装置向け伝
送経路情報を付加した上記制御情報を、上記ネットワー
クへ再送信することを指示する再送制御部とを有するこ
とを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下本発明を図面
に示す実施例に基づいて説明する。図1は実施の形態1
におけるネットワーク接続遠隔ハードウエア制御方式を
示す構成図である。図において、1は遠隔制御要求を発
行する遠隔制御要求装置、2は遠隔制御の対象となる遠
隔装置、3は遠隔制御要求装置1と遠隔装置2を接続す
るネットワークである。
【0032】遠隔制御要求装置1内部の11は各種プロ
グラム処理を行なうCPU(制御命令発行装置の例)、
12はCPU11の処理に必要な命令とデータを格納す
るメモリ、13はネットワーク3とのインタフェースを
行なうNIF(制御情報生成装置の例)、14はCPU
11とメモリ12とNIF13を接続するバス(遠隔制
御要求装置側バスの例)である。
【0033】また、遠隔装置2内部の21は各種プログ
ラム処理を行なうCPU、22はCPU21の処理に必
要な命令とデータを格納するメモリ、23はネットワー
ク3とのインタフェースを行なうNIF(制御情報転送
装置の例)、24と25は入出力を制御するI/O(制
御対象装置の例)、26はCPU21とメモリ22とN
IF23とI/O24、25を接続するバス(遠隔装置
側バスの例)、27はネットワーク3から送られるハー
ドウエア制御情報に対応したバス転送を生成する制御転
送生成部である。
【0034】次に動作について説明する。この実施の形
態におけるネットワーク接続遠隔ハードウエア制御方式
では、遠隔制御要求装置1が遠隔装置2内のI/O24
を制御する場合、次のように動作する。まず、遠隔制御
要求装置1のCPU11が、メモリ12に格納される命
令とデータにもとづき、バス14経由でNIF13に対
して制御命令を送信する。これにより、I/O24に対
する遠隔制御に必要な制御情報(例えばバス26上のI
/O24のアドレス、制御の種類、設定データ等)が生
成され、その制御情報がネットワーク3に送出される。
ネットワーク3は遠隔制御要求装置1から送出された制
御情報を遠隔装置2に伝送する。
【0035】遠隔装置2では、ネットワークデータであ
る制御情報をネットワーク3よりNIF23が受信す
る。次に、制御転送生成部27が上記制御情報をもとに
制御対象ハードウエアを特定する。例えば、I/O24
であることを特定した場合には、バス26上に転送を発
行することによりI/O24に対するハードウエア制御
を行なう。このようにして、遠隔制御要求装置1から遠
隔装置2内のI/O24等が制御される。
【0036】また、遠隔制御要求装置1が遠隔装置2内
のI/O25を制御する場合にも、ハードウエアの特定
の対象が異なる点を除き、同様に動作する。
【0037】次に、実施の形態1におけるNIF(制御
情報生成装置の例)13及びNIF(制御情報転送装置
の例)23について説明する。図8は、実施の形態1に
おけるNIF(制御情報生成装置の例)の構成図であ
る。81はスレーブ制御部(遠隔制御要求装置側バス転
送制御部の例)、82は制御情報生成部、83は伝送経
路情報付加部、84は送信バッファ、85はネットワー
ク送信制御部である。
【0038】スレーブ制御部81は、バス26に接続さ
れる構成要素がNIF13に対して発行する転送(スレ
ーブ転送)を制御する。これにより、CPU11から制
御命令を受信する。制御情報生成部82は、CPU11
からの制御命令(例えば、コマンドと設定値)に従い、
ハードウエア制御情報を生成する。伝送経路情報付加部
83は、ハードウエア制御情報に伝送経路情報を付加す
る。伝送経路情報は、例えばネットワーク3上の送信先
を特定するデータを含む。この例では、遠隔装置のネッ
トワーク識別子を含む。送信バッファ84は、ハードウ
エア制御情報(付加された情報を含む。)を一時的に格
納する。ネットワーク送信制御部85は、送信バッファ
に格納された送信データをネットワークへ送信する。こ
の例では、伝送経路情報を付加された制御情報が、ネッ
トワークへ送信される。
【0039】更に具体的には、制御情報生成部82が、
CPU11上で動作するソフトウェアから制御レジスタ
群として扱われるように実装することができる。例え
ば、このレジスタ群には、コマンドレジスタと、その他
の指示を行なうための各種設定レジスタを設けることが
できる。I/O24をライト制御する場合を想定する
と、ソフトウェアが動作するCPU11は、まず、コマ
ンドレジスタにライトコマンドをセットする。次に、設
定レジスタに、遠隔装置2の識別子、遠隔装置内アドレ
ス、ライトしたいデータサイズ等をセットし、更にライ
トデータをセットする。制御情報生成部82が、これら
の制御命令、つまりライトコマンド、遠隔装置識別子
(後述する伝送経路情報の生成に用いられる。)、遠隔
装置内アドレス、データサイズ、ライトデータ等を伝送
経路情報付加部83と、後述する制御情報識別子付加部
101に与える。このように、制御命令は、例えば制御
レジスタにセットされるコマンドや設定値であり、一般
的にネットワーク上で扱われる制御情報とはフォーマッ
トが異なり、コマンド、設定値やアドレス等の扱い方も
異なる。
【0040】図9は、実施の形態1におけるNIF(制
御情報転送装置の例)の構成図である。91はマスタ制
御部(遠隔装置側バス転送制御部の例)、92は受信バ
ッファ、93はネットワーク受信制御部である。
【0041】ネットワーク受信制御部93は、ネットワ
ークからデータを受信し、そのデータに含まれる伝送経
路情報を読み取り、自身を含む遠隔装置2が送信先であ
るか否かを判断する。送信先である場合には、そのデー
タを受信バッファへ送る。受信バッファ92は、受信し
たデータを一時的に格納する。この例では、伝送経路情
報を付加された制御情報を格納する。制御転送生成部2
7は、制御情報に基づいて、バス転送を行なう。この例
では、制御対象となるI/O24あるいはI/O25を
特定し、そのI/Oのバス上のアドレスと、そのI/O
が用いるデータ等をマスタ制御部91に送る。マスタ制
御部91は、バス26に接続される構成要素に対して、
発行する転送(マスタ転送)を制御する。この例では、
そのI/Oに対して、そのI/Oが用いるデータ等を転
送する。
【0042】ネットワーク上のデータで扱われる制御情
報に含まれるアドレス/データ/コマンド等と、制御転
送生成部が出力するバス上で扱われる情報(アドレス/
データ等)は対応するが、一般的にフォーマットや既定
値等の扱い方が異なる。
【0043】以上のように、遠隔装置では、ネットワー
クからNIFが受信した制御情報をもとに、それに対応
するハードウエア制御を制御転送生成部が実行するた
め、CPUのプログラムによる処理は必要なくなる。こ
れにより、CPUの処理負荷を軽減することができる。
【0044】また、制御情報には制御対象ハードウエア
を特定し、制御する情報が含まれているため、遠隔制御
要求装置がその情報を変更することによって、容易に遠
隔装置内の制御対象ハードウエアを変更することがで
き、遠隔装置のCPUにプログラム処理の負荷をかける
こと無く、柔軟に遠隔制御することができる。
【0045】実施の形態2.実施形態1では、ネットワ
ーク3上に上記制御情報以外のデータが伝送されること
を想定していないが、本実施の形態では、ネットワーク
3上のデータに制御情報と他の伝送情報とを識別するた
めの情報識別子を設け、それを参照して上記制御転送生
成部が処理内容を切り替える実施の形態について説明す
る。
【0046】図2は、ネットワーク3上で上記制御情報
と他の転送情報を共存させる場合のネットワークデータ
の内容を示す図である。図2において、31は本実施の
形態におけるネットワーク接続遠隔ハードウエア制御方
式の遠隔制御に使用するハードウエア制御用ネットワー
クデータである。このハードウエア制御用ネットワーク
データ31を構成する要素のうち、32はネットワーク
3上の伝送経路を示す伝送経路情報、33はネットワー
クデータがハードウエア制御用であることを示す識別
子、34は遠隔ハードウエアを制御するための制御情報
である。
【0047】また、41は上記ハードウエア制御用ネッ
トワークデータ31とは別の伝送情報をもつ他の種類の
ネットワークデータ(以下、他種ネットワークデータと
いう。)であり、この他種ネットワークデータ41を構
成する要素のうち、42はネットワーク3上の伝送経路
を示す伝送経路情報、43はネットワークデータがハー
ドウエア制御用とは別の他種ネットワークデータである
ことを示す識別子、44はその伝送情報である。
【0048】次に動作について説明する。遠隔制御要求
装置1のCPU11は、メモリ12に格納される命令と
データにもとづき、遠隔制御に必要な制御命令をバス1
4経由でNIF13に与え、制御する。NIF13は、
CPU11から与えられた上記制御情報に、伝送経路情
報(例えば、遠隔制御要求装置1のネットワーク識別子
および遠隔装置2のネットワーク識別子)を付加して、
ハードウエア制御用ネットワークデータ31を生成し、
ネットワーク3に送出する。ネットワーク3は遠隔制御
要求装置1から送出された上述のハードウエア制御用ネ
ットワークデータ31を伝送する。
【0049】遠隔装置2のNIF23では、ネットワー
クデータ中の伝送経路情報32から、遠隔装置2向けの
ネットワークデータであることを識別し、ネットワーク
3より受信する。NIF23は、受信したネットワーク
データの識別子33をもとに、それがハードウエア制御
情報34を格納するものであることを識別する。次に、
制御転送生成部27が上記制御情報34をもとに制御対
象装置がI/O24であることを特定し、バス26上に
転送を発行することによりI/O24に対するハードウ
エア制御を行なう。このようにして、遠隔制御要求装置
1から遠隔装置2内のI/O24が制御される。
【0050】一方、NIF23がネットワーク3から受
信したデータがハードウエア制御情報情報31ではなく
他種ネットワークデータ41である場合には、ネットワ
ークデータ中の識別子を参照して、他種ネットワークデ
ータ41であることを識別する。次に、例えば伝送情報
44をメモリ22に転送する等、他種ネットワークデー
タ41に対応したバス転送を行なう。
【0051】次に、実施の形態2におけるNIF(制御
情報生成装置の例)13及びNIF(制御情報転送装置
の例)23について説明する。図10は、実施の形態2
におけるNIF(制御情報生成装置の例)の構成図であ
る。81〜85は、前述の実施の形態と同様である。1
01は、制御情報識別子付加部である。
【0052】制御情報識別子付加部101は、ハードウ
エア制御情報に、ハードウエア制御用であることを示す
識別子33を付加する。
【0053】図11は、実施の形態2におけるNIF
(制御情報転送装置の例)の構成図である。91〜93
は、前述の実施の形態と同様である。111は、識別子
判断部、112は、他種転送生成部である。識別子判断
部111は、ネットワークデータに付加された識別子を
読み取り、識別子33の場合には、ハードウエア制御用
ネットワークデータであると判断し、識別子43の場合
には、他種ネットワークデータであると判断する。他種
転送生成部112は、他種ネットワークデータ(他の識
別子を付加された伝送情報の例)に対応して、バス転送
を生成し、開始する。
【0054】このように、ネットワーク3上を伝送され
るネットワークデータ中に識別子を設けることにより、
ハードウエア制御用ネットワークデータ31と他種ネッ
トワークデータ41を判別することが可能になり、同一
のネットワーク3上にハードウエア制御用ネットワーク
データ31と他種ネットワークデータ41の両方を共存
させることが可能となる。
【0055】従って、遠隔ハードウエア制御の為の伝送
と他種のネットワーク伝送を1本のネットワークで伝送
することができ、ネットワーク敷設に必要な費用を削減
することが可能になる。
【0056】実施の形態3.本実施の形態では、実施の
形態2の具体的な形態について説明する。図3は、ネッ
トワーク3をATM(非同期モード、asynchro
nostransfer mode)方式に準拠したA
TMネットワークとする場合のネットワークデータを示
す図である。図中、32〜34、42〜44は、図2中
の対応する番号に相当するため説明を省略する。51は
本実施の形態におけるネットワーク接続遠隔ハードウエ
ア制御方式の遠隔制御に使用するハードウエア制御用の
ATMデータであり、52はハードウエア制御用とは別
のATMデータであり、どちらのATMデータもATM
仕様で定められた形式に準ずる。
【0057】次に動作について説明する。遠隔制御要求
装置1のCPU11は、メモリ12に格納される命令と
データにもとづき、遠隔制御に必要な制御情報をバス1
4経由でNIF13に与えて制御する。NIF13は、
CPU11から与えられた上記制御情報に、伝送経路情
報を付加して、ハードウエア制御用ATMデータ51を
生成して、ATMネットワーク3に送出する。ATMネ
ットワーク3は遠隔制御要求装置1から送出された上記
ハードウエア制御用ATMデータ51を伝送する。
【0058】遠隔装置2のNIF23では、ATMデー
タ中の伝送経路情報32から、遠隔装置2向けのATM
データであることを識別し、それをATMネットワーク
3より受信する。NIF23は、受信したATMデータ
の識別子33をもとに、それがハードウエア制御情報3
4を格納するものであることを識別する。次に、制御転
送生成部27が上記制御情報34をもとに制御対象ハー
ドウエアがI/O24であることを特定し、バス26上
に転送を発行することによりI/O24に対するハード
ウエア制御を行なう。このようにして、遠隔制御要求装
置1から遠隔装置2内のI/O24が制御される。
【0059】一方、NIF23がネットワーク3から受
信したデータが、ハードウエア制御情報用ATMデータ
51ではなく他種ATMデータ52である場合には、A
TMデータ中の識別子を参照して、他種ATMデータ5
2であると識別する。次に、例えば伝送情報44をメモ
リ22に転送する等、他種ATMデータ52に対応した
処理を行なう。
【0060】このように、ATMネットワーク3上を伝
送されるATMデータ中に識別子を設けることにより、
ハードウエア制御用ATMデータ51と他種ATMデー
タ52を判別することが可能になる。これにより、同一
のATMネットワーク3上にはハードウエア制御用AT
Mデータ51と他種ATMデータ52の両方を共存させ
ることが可能になる。
【0061】以上のように、広く普及しているATMネ
ットワークを利用して、遠隔ハードウエア制御に必要な
制御情報を伝送することができ、ネットワーク敷設に必
要な費用を削減することが可能になる。
【0062】実施の形態4.本実施の形態では、実施の
形態2の具体的な形態について説明する。図4は、ネッ
トワーク3をIP(インターネットプロトコル)方式に
準拠したIPネットワークとする場合のネットワークデ
ータを示す図である。図中、32〜34、42〜44
は、図2中の対応する番号に相当するため説明を省略す
る。53は本実施の形態におけるネットワーク接続遠隔
ハードウエア制御方式の遠隔制御に使用するハードウエ
ア制御用のIPデータであり、54はハードウエア制御
用とは別のIPデータであり、どちらのIPデータもI
P仕様で定められた形式に準ずる。
【0063】次に動作について説明する。遠隔制御要求
装置1のCPU11は、メモリ12に格納される命令と
データにもとづき、遠隔制御に必要な制御情報をバス1
4経由でNIF13に与えて制御する。NIF13は、
CPU11から与えられた上記制御情報に、伝送経路情
報を付加して、ハードウエア制御用IPデータ53を生
成してIPネットワーク3に送出する。IPネットワー
ク3は遠隔制御要求装置1から送出された上記ハードウ
エア制御用IPデータ53を伝送する。
【0064】遠隔装置2のNIF23では、IPデータ
中の伝送経路情報32から、遠隔装置2向けのIPデー
タであることを識別し、IPネットワーク3より受信す
る。NIF23は、受信したIPデータの識別子33を
もとに、それがハードウエア制御情報34を格納するも
のであると識別する。次に、制御転送生成部27が上記
制御情報34をもとに制御対象ハードウエアがI/O2
4であることを特定し、バス26上に転送を発行するこ
とによりI/O24に対するハードウエア制御を行な
う。このようにして、遠隔制御要求装置1から遠隔装置
2内のI/O24が制御される。
【0065】一方、NIF23がネットワーク3から受
信したデータがハードウエア制御情報用IPデータ53
ではなく他種IPデータ54である場合には、IPデー
タ中の識別子を参照して、他種IPデータ54であると
識別する。次に、制御転送生成部27は、例えば伝送情
報44をメモリ22に転送する等、他種IPデータ54
に対応した処理を行なう。
【0066】このように、IPネットワーク3上を伝送
されるIPデータ中に識別子を設けることにより、ハー
ドウエア制御用IPデータ53と他種IPデータ54を
判別することが可能になる。これにより、同一のIPネ
ットワーク3上にはハードウエア制御用IPデータ53
と他種IPデータ54の両方を共存させることが可能に
なる。
【0067】以上のように、広く普及しているIPネッ
トワークを利用して、遠隔ハードウエア制御に必要な制
御情報を伝送することができ、ネットワーク敷設に必要
な費用を削減することが可能になる。
【0068】実施の形態5.図5は、実施の形態5にお
けるネットワーク接続遠隔ハードウエア制御方式を示す
構成図である。この構成は、遠隔装置2内のバス26に
排他制御機能を付加したものである。図中、1〜3、1
1〜14、21〜27は、図1中の対応する番号に相当
するため説明を省略する。61は、バス26の制御対象
ハードウエアへの他者からのアクセスを禁止するための
排他制御信号である。
【0069】遠隔制御要求装置1が遠隔装置2内のI/
O24を排他的に制御したい場合には、まずCPU11
がNIF13を制御することにより、排他制御要求を含
む制御情報をネットワーク3に送出する。ネットワーク
3は遠隔制御要求装置1から送出された上記制御情報を
遠隔装置2に伝送する。
【0070】遠隔装置2では、この制御情報内の排他制
御要求を検出すると、制御転送生成部27はバス26上
にI/O24への転送を発行するとともに排他制御信号
61を出力する。その結果、遠隔要求元1から排他制御
解除が通知されるまで、例えばCPU21等他のハード
ウエアからI/O24へのアクセスは禁止される。
【0071】次に、実施の形態5におけるNIF(制御
情報生成装置の例)13及びNIF(制御情報転送装置
の例)23について説明する。図12は、実施の形態5
におけるNIF(制御情報生成装置の例)の構成図であ
る。81〜85は、前述の実施の形態と同様である。1
21は、排他制御要求情報付加部である。
【0072】排他制御要求情報付加部121は、ハード
ウエア制御情報に、排他制御を要求することを示す情報
を付加する。
【0073】図13は、実施の形態5におけるNIF
(制御情報転送装置の例)の構成図である。91〜9
3、111は、前述の実施の形態と同様である。131
は、排他制御機能部である。排他制御機能部131は、
この例ではマスタ制御部91の一部である。排他制御機
能部131は、NIF23がバス転送を行なう際に、バ
ス26に対する他のアクセスを禁止する排他制御信号6
1を送出する。
【0074】以上のようにして、排他的な遠隔ハードウ
エア制御が可能になり、複数の制御要求元がひとつの制
御対象ハードウエアを制御することがある場合でも、ひ
とつの制御要求装置が制御対象ハードウエアを排他的に
制御することが可能となり、他者に邪魔されること無
く、矛盾なく制御を完了することができる。
【0075】実施の形態6.図6は、実施の形態6にお
けるネットワーク接続遠隔ハードウエア制御方式を示す
図である。この構成は、遠隔装置内転送による転送結果
をハードウエア応答情報として送出する機能を遠隔装置
に付加したものである。図中、1〜3、11〜14、2
1〜27は、図1中の対応する番号に相当するため説明
を省略する。62は、制御転送生成部27がネットワー
ク3から受信した制御情報をもとにバス26上の転送を
行なった結果をネットワーク3に送出したハードウエア
応答情報である。
【0076】次に動作について説明する。遠隔制御要求
装置1から遠隔装置2内のI/O24を制御するまでの
動作は、前述の実施の形態と同様であり、説明を省略す
る。制御転送生成部27によるI/O24へのハードウ
エア制御の結果は、ハードウエア応答情報62として制
御転送生成部27により遠隔制御要求装置1に宛ててネ
ットワーク3に送出される。これはネットワーク3上を
伝送されて、遠隔制御要求装置1に届く。
【0077】次に、実施の形態6におけるNIF(制御
情報生成装置の例)13及びNIF(制御情報転送装置
の例)23について説明する。図14は、実施の形態6
におけるNIF(制御情報生成装置の例)の構成図であ
る。81〜85、101は、前述の実施の形態と同様で
ある。141は受信バッファ、142はネットワーク受
信制御部、143は識別子判断部、144は遠隔制御完
了確認部、145はマスタ制御部である。
【0078】ネットワーク受信制御部141は、ネット
ワークからデータを受信し、そのデータに含まれる伝送
経路情報を読み取り、自身を含む遠隔制御要求装置1が
送信先であるか否かを判断する。送信先である場合に
は、そのデータを受信バッファへ送る。受信バッファ1
42は、受信したデータを一時的に格納する。この例で
は、伝送経路情報と応答情報識別子を付加された応答情
報(後述する。)を格納する。識別子判断部143は、
ネットワークデータに付加された識別子を読み取り、応
答情報用ネットワークデータであると判断する。遠隔制
御完了確認部144は、応答情報から遠隔制御が完了し
たことを確認し、遠隔制御完了通知のバス転送を発行す
る。マスタ制御部145は、上記バス転送を制御する。
【0079】図15は、実施の形態6におけるNIF
(制御情報転送装置の例)の構成図である。91〜9
3、111、112は、前述の実施の形態と同様であ
る。151は応答情報生成部、152は伝送経路情報付
加部、153は応答情報識別子付加部、154は送信バ
ッファ、155はネットワーク送信制御部である。
【0080】制御転送生成部27は、バス転送の結果を
出力する。応答情報生成部151は、バス転送の結果か
ら、遠隔制御された制御対象ハードウエアからの応答で
ある応答情報を生成する。伝送経路情報付加部152
は、応答情報に、ネットワーク上の送信先として遠隔制
御要求装置1を特定する経路情報を付加する。応答情報
識別子付加部153は、更に応答情報であることを示す
応答情報識別子を付加する。送信バッファ154は、上
記応答情報をネットワークデータとして一時的に格納す
る。ネットワーク送信制御部155は、上記ネットワー
クデータをネットワークへ送信する。
【0081】以上のようにして、遠隔制御要求装置は、
遠隔制御の結果をハードウエア応答情報として取得する
ことができ、例えば遠隔制御の成否を確認することが可
能になる。
【0082】実施の形態7.図7は、実施の形態7にお
けるネットワーク接続遠隔ハードウエア制御方式を示す
図である。この構成は、ハードウエア制御情報の再送機
能を遠隔制御要求装置に付加した構成を示すものであ
る。図中、1〜3、11〜14、21〜27、62は、
図6中の対応する番号に相当するため説明を省略する。
63は、遠隔装置2からのハードウエア応答情報62を
受信するまでハードウエア制御情報を再送する再送制御
部である。
【0083】次に動作について説明する。遠隔制御要求
装置1から遠隔装置2内のI/O24を制御し、その結
果をハードウエア応答情報62として遠隔制御要求装置
1が取得する動作は、上述の実施の形態と同様であり、
説明を省略する。ネットワーク3上の伝送ノイズ等によ
り遠隔制御要求装置1と遠隔装置2間のネットワークデ
ータ転送が正常に終了できない場合に備え、再送制御部
63はハードウエア応答情報62を受信して遠隔制御が
完了したことを確認するまで、ある定められた時間また
は回数だけハードウエア制御情報を再送する。
【0084】上記定められた時間または回数だけハード
ウエア制御情報を再送しても、ハードウエア応答情報6
2で遠隔制御が完了したことを確認できない場合には、
再送制御部63はネットワーク3または遠隔装置2の故
障と判断してCPU11に故障を通知する。
【0085】次に、実施の形態7におけるNIF(制御
情報生成装置の例)13について説明する。図16は、
実施の形態7におけるNIF(制御情報生成装置の例)
の構成図である。81〜85、101、141〜145
は、前述の実施の形態と同様である。161は再送制御
部である。
【0086】再送制御部161は、遠隔制御の完了を確
認するまで制御情報を繰り返し再送する。定められた時
間または回数に達した場合には、故障の通知を生成し、
バス転送を発行する。
【0087】以上のように、遠隔制御要求装置1にハー
ドウエア制御情報の再送制御機能を備えることで、ネッ
トワークの伝送ノイズ等による一時的な不通によるネッ
トワークデータ消失を回復可能とする。
【0088】また、再送の時間や回数に上限を設け、こ
の上限に達するまで遠隔制御の完了を確認できない場合
には故障と判断することができ、無限に再送することを
防止し、CPUによる故障処理を可能とする。
【0089】以上の実施の形態では、ネットワークに接
続される装置として、遠隔制御要求装置と遠隔装置のみ
を示したが、その他の装置も接続される形態をとっても
よい。
【0090】また、ネットワークには遠隔制御要求装置
は複数接続されてもよく、遠隔装置も複数接続されても
よく、ある装置が遠隔制御要求装置と制御対象の遠隔装
置の両方として機能してもよい。
【0091】また、ネットワークの接続形態は制限され
ず、例えば複数のネットワークをまたいでもよい。
【0092】また、遠隔装置にCPUおよびメモリを搭
載する形態を示したが、必要無ければCPUおよびメモ
リを搭載しない構成としてもよい。
【0093】また、遠隔装置内のハードウエア接続を共
有バス方式としたが、例えばクロスバースイッチ等他の
方式の接続方式であってもよい。
【0094】また、制御転送生成部がNIFに内蔵され
る形態を示したが、外付けであってもよく、例えば汎用
のネットワークインタフェースLSIの外部に制御転送
生成部を付加する構成をとってもよい。
【0095】要求装置と遠隔装置内の各構成要素の形態
は制限されず、例えば、一部または全てを集積回路等に
実装してもよい。バスも集積回路内部のバス等であって
もよい。故障通知は、バス転送でなくてもよく、例え
ば、CPUへの割り込み要求線であってもよい。また、
制御命令発行装置は、CPUでなくてもよく、例えば、
I/O装置であってもよい。
【0096】
【発明の効果】本発明によって、遠隔装置内のCPUに
負荷をかけず処理性能を低下させないネットワーク接続
遠隔ハードウエア制御方式を実現する。
【0097】さらに、ネットワーク上で上記ネットワー
ク接続遠隔ハードウエア制御方式のネットワークデータ
と他のネットワークデータを共存可能とする。
【0098】さらに、ネットワーク上で上記ネットワー
ク接続遠隔ハードウエア制御方式のネットワークデータ
と特にATMデータを共存可能とすることにより、AT
Mネットワークを介した遠隔制御を可能とする。
【0099】さらに、ネットワーク上で上記ネットワー
ク接続遠隔ハードウエア制御方式のネットワークデータ
と特にIPデータを共存可能とすることにより、IPネ
ットワークを介した遠隔制御を可能にする。
【0100】さらに、制御対象ハードウエアへの他者か
らのアクセスを禁止する機能を備えることにより、排他
制御を可能とする。
【0101】さらに、制御対象ハードウエアへの転送結
果をハードウエア応答情報として遠隔装置が遠隔制御要
求装置に対して返すことにより、遠隔制御要求装置が遠
隔制御結果を確認可能とする。
【0102】さらに、遠隔制御要求装置では、上記ハー
ドウエア応答情報を受信して遠隔制御が完了したことを
確認するまで、ある定められた時間または回数だけ上記
ハードウエア制御情報を再送することにより、ネットワ
ーク上の伝送不具合を補償する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1におけるネットワーク接続遠隔
ハードウエア制御方式を示す構成図。
【図2】 ネットワーク上で制御情報と他の転送情報を
共存させる場合のネットワークデータの内容を示す図。
【図3】 ATMネットワークデータを示す図。
【図4】 IPネットワークデータを示す図。
【図5】 実施の形態5におけるネットワーク接続遠隔
ハードウエア制御方式を示す構成図。
【図6】 実施の形態6におけるネットワーク接続遠隔
ハードウエア制御方式を示す図。
【図7】 実施の形態7におけるネットワーク接続遠隔
ハードウエア制御方式を示す図。
【図8】 実施の形態1におけるNIFの構成図。
【図9】 実施の形態1におけるNIFの構成図。
【図10】 実施の形態2におけるNIFの構成図。
【図11】 実施の形態2におけるNIFの構成図。
【図12】 実施の形態5におけるNIFの構成図。
【図13】 実施の形態5におけるNIFの構成図。
【図14】 実施の形態6におけるNIFの構成図。
【図15】 実施の形態6におけるNIFの構成図。
【図16】 実施の形態7におけるNIFの構成図。
【図17】 従来のネットワーク接続遠隔ハードウエア
制御方式の構成図。
【符号の説明】
1 遠隔制御要求元(遠隔制御要求装置)、2 遠隔装
置、3 ネットワーク、11 CPU、12 メモリ、
13 NIF、14 バス、21 CPU、22 メモ
リ、23 NIF、24,25 I/O、26 バス、
27 制御転送生成部、31 ハードウエア制御用ネッ
トワークデータ、32 伝送経路情報、33 識別子、
34 制御情報、41 他種ネットワークデータ、42
伝送経路情報、43 識別子、44 伝送情報、51
ハードウエア制御用のATMデータ、52 別のAT
Mデータ、53 ハードウエア制御用のIPデータ、5
4別のIPデータ、61 排他制御信号、62 ハード
ウエア応答情報、63再送制御部、81 スレーブ制御
部、82 制御情報生成部、83 伝送経路情報付加
部、84 送信バッファ、85 ネットワーク送信制御
部、91 マスタ制御部、92 受信バッファ、93
ネットワーク受信制御部、101 制御情報識別子付加
部、111 識別子判断部、112 他種転送生成部、
121 排他制御要求情報付加部、131 排他制御機
能部、141 受信バッファ、142 ネットワーク受
信制御部、143 識別子判断部、144 遠隔制御完
了確認部、145 マスタ制御部、151 応答情報生
成部、152 伝送経路情報付加部、153 応答情報
識別子付加部、154 送信バッファ、155 ネット
ワーク送信制御部。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象装置とネットワークとに接続す
    る遠隔装置と、上記制御対象装置を遠隔制御する制御命
    令を発行する制御命令発行装置と上記ネットワークとに
    接続する遠隔制御要求装置とを有する遠隔制御システム
    であって、 上記遠隔制御要求装置は、上記制御命令発行装置に接続
    する遠隔制御要求装置側バスと、 上記遠隔制御要求装置側バスに接続し、更に上記ネット
    ワークに接続する制御情報生成装置とを有し、 上記遠隔装置は、上記制御対象装置と接続する遠隔装置
    側バスと、 上記遠隔装置側バスに接続し、更に上記ネットワークに
    接続する制御情報転送装置とを有し、 上記制御情報生成装置は、上記制御命令を、上記遠隔制
    御要求装置側バスから受信し、 受信した上記制御命令に基づいて、上記ネットワークを
    介して上記制御対象装置を遠隔制御する為に必要な制御
    情報を生成し、 上記ネットワーク上の送信先として上記遠隔装置を特定
    する遠隔装置向け伝送経路情報を、上記制御情報に付加
    し、 上記遠隔装置向け伝送経路情報を付加した上記制御情報
    を、上記ネットワークへ送信し、 上記制御情報転送装置は、上記制御情報を、上記ネット
    ワークから受信し、 受信した上記制御情報に付加された上記遠隔装置向け伝
    送経路情報から、受信した上記制御情報の上記ネットワ
    ーク上の送信先が上記遠隔装置であることを識別し、 上記送信先が上記遠隔装置であることを識別した上記制
    御情報に対応して、上記遠隔装置側バスを介して上記制
    御対象装置を制御する為のバス転送を行なうことを特徴
    とする遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】 制御対象装置に接続する遠隔装置にネッ
    トワークを介して接続し、更に遠隔制御要求装置側バス
    に接続する制御情報生成装置であって、 以下の要素を有することを特徴とする制御情報生成装置 (1)上記制御対象装置を遠隔制御する制御命令を、上
    記遠隔制御要求装置側バスから受信する遠隔制御要求装
    置側バス転送制御部、(2)受信した上記制御命令に基
    づいて、上記ネットワークを介して上記制御対象装置を
    遠隔制御する為に必要な制御情報を生成する制御情報生
    成部、(3)上記ネットワーク上の送信先として上記遠
    隔装置を特定する遠隔装置向け伝送経路情報を、上記制
    御情報に付加する伝送経路情報付加部、(4)上記遠隔
    装置向け伝送経路情報を付加した上記制御情報を、上記
    ネットワークへ送信するネットワーク送信制御部。
  3. 【請求項3】 制御対象装置に接続する遠隔装置側バス
    を有する遠隔装置の一部として、上記遠隔装置側バスと
    ネットワークとに接続する制御情報転送装置であって、 以下の要素を有することを特徴とする制御情報転送装置 (1)上記ネットワークを介して上記制御対象装置を遠
    隔制御する為に必要な制御情報であって、上記ネットワ
    ーク上の送信先として上記遠隔装置を特定する遠隔装置
    向け伝送経路情報を付加された上記制御情報を、上記ネ
    ットワークから受信し、 受信した上記制御情報に付加された上記遠隔装置向け伝
    送経路情報から、受信した上記制御情報の上記ネットワ
    ーク上の送信先が上記遠隔装置であることを識別するネ
    ットワーク受信制御部、(2)上記送信先が上記遠隔装
    置であることを識別した上記制御情報に対応して、上記
    遠隔装置側バスを介して上記制御対象装置を制御する為
    のバス転送を発行する制御転送生成部、(3)上記バス
    転送を制御する遠隔装置側バス転送制御部。
  4. 【請求項4】 上記制御情報生成装置は、上記制御情報
    であることを識別する為の制御情報識別子を、上記制御
    情報に付加し、 上記遠隔装置向け伝送経路情報に加えて、上記制御情報
    識別子を付加した上記制御情報を上記ネットワークへ送
    信し、 上記制御情報転送装置は、受信した上記制御情報に付加
    された上記制御情報識別子から、受信した上記制御情報
    が上記制御情報であることを識別し、 上記送信先が上記遠隔装置であることに加えて、上記制
    御情報であることを識別した上記制御情報に対応して、
    上記制御対象装置を、上記遠隔装置側バスを介して制御
    する為のバス転送を行ない、 上記制御情報識別子以外の他の識別子を付加された伝送
    情報を、上記ネットワークから受信し、 受信した上記伝送情報に付加された上記他の識別子か
    ら、受信した上記伝送情報が上記制御情報ではないこと
    を識別し、 上記制御情報ではないことを識別した上記伝送情報に対
    応して、バス転送を行なうことを特徴とする請求項1記
    載の遠隔制御システム。
  5. 【請求項5】 上記制御情報生成装置は、更に、上記制
    御情報であることを識別する為の制御情報識別子を、上
    記制御情報に付加する制御情報識別子付加部を有し、 ネットワーク送信制御部は、上記遠隔装置向け伝送経路
    情報に加えて、上記制御情報識別子を付加した上記制御
    情報を、上記ネットワークへ送信することを特徴とする
    請求項2記載の制御情報生成装置。
  6. 【請求項6】 上記ネットワーク受信制御部は、上記遠
    隔装置向け伝送経路情報に加えて、上記制御情報である
    ことを識別する為の制御情報識別子を付加された上記制
    御情報を、上記ネットワークから受信し、 上記制御情報転送装置は、更に、受信した上記制御情報
    に付加された上記制御情報識別子から、受信した上記制
    御情報が上記制御情報であることを識別する制御情報識
    別子判断部を有し、 上記制御転送生成部は、上記送信先が上記遠隔装置であ
    ることに加えて、受信した上記制御情報が上記制御情報
    であることを識別した上記制御情報に対応して、上記制
    御対象装置を、上記遠隔装置側バスを介して制御する為
    のバス転送を発行し、 上記ネットワーク受信制御部は、上記制御情報識別子以
    外の他の識別子を付加された伝送情報を、上記ネットワ
    ークから受信し、 制御情報識別子判断部は、受信した上記伝送情報に付加
    された上記他の識別子から、受信した上記伝送情報が上
    記制御情報ではないことを識別し、 上記制御情報転送装置は、上記制御情報ではないことを
    識別した上記伝送情報に対応して、バス転送を発行する
    他種転送生成部を有することを特徴とする請求項3記載
    の制御情報転送装置。
  7. 【請求項7】 上記ネットワークは、ATMネットワー
    クであることを特徴とする請求項4記載の遠隔制御シス
    テム。
  8. 【請求項8】 上記ネットワークは、IPネットワーク
    であることを特徴とする請求項4記載の遠隔制御システ
    ム。
  9. 【請求項9】 上記遠隔制御要求装置は、排他的に遠隔
    制御をすることを要求する排他制御要求情報を、上記制
    御情報に付加し、 上記遠隔装置向け伝送経路情報に加えて、上記排他制御
    要求情報を付加した上記制御情報を上記ネットワークへ
    送信し、 上記制御情報転送装置は、受信した上記制御情報に付加
    された上記排他制御要求情報に基づいて、上記遠隔装置
    側バスを介して上記制御対象装置にアクセスすることを
    禁止する為の制御を行なうことを特徴とする請求項1記
    載の遠隔制御システム。
  10. 【請求項10】 上記制御情報生成装置は、更に、排他
    的に遠隔制御することを要求する排他制御要求情報を、
    上記制御情報に付加する排他制御要求情報付加部を有
    し、 上記ネットワーク送信制御部は、上記遠隔装置向け伝送
    経路情報に加えて、上記排他制御要求情報を付加した上
    記制御情報を上記ネットワークへ送信することを特徴と
    する請求項2記載の制御情報生成装置。
  11. 【請求項11】 上記ネットワーク受信制御部は、上記
    遠隔装置向け伝送経路情報に加えて、排他的に遠隔制御
    することを要求する排他制御要求情報を付加された上記
    制御情報を、上記ネットワークから受信し、 上記制御転送生成部は、受信した上記制御情報に付加さ
    れた上記排他制御要求情報に基づいて、上記遠隔装置側
    バスを介して上記制御対象装置にアクセスすることを禁
    止する指示を行ない、 上記遠隔装置側バス転送制御部は、上記指示に従い、上
    記遠隔装置側バスを介して上記制御対象装置にアクセス
    することを禁止する為の制御を行なうことを特徴とする
    請求項3記載の制御情報転送装置。
  12. 【請求項12】 上記制御情報転送装置は、上記バス転
    送の結果から、遠隔制御された上記制御対象装置からの
    応答である応答情報を生成し、 上記ネットワーク上の送信先として上記遠隔制御要求装
    置を特定する遠隔制御要求装置向け伝送経路情報を、上
    記応答情報に付加し、 上記遠隔制御要求装置向け伝送経路情報を付加した上記
    応答情報を、上記ネットワークに送信し、 上記制御情報生成装置は、上記応答情報を、上記ネット
    ワークから受信し、 受信した上記応答情報に付加さらた上記遠隔制御要求装
    置向け伝送経路情報から、受信した上記応答情報の上記
    ネットワーク上の送信先が上記遠隔制御要求装置である
    ことを識別することを特徴とする請求項1記載の遠隔制
    御システム。
  13. 【請求項13】 上記制御情報生成装置は、遠隔制御要
    求装置の一部であって、 更に、遠隔制御された上記制御対象装置からの応答であ
    る応答情報であって、上記ネットワーク上の送信先とし
    て上記遠隔制御要求装置を特定する遠隔制御要求装置向
    け伝送経路情報を付加された上記応答情報を、上記ネッ
    トワークから受信し、 受信した上記応答情報に付加さらた上記遠隔制御要求装
    置向け伝送経路情報から、受信した上記応答情報の上記
    ネットワーク上の送信先が上記遠隔制御要求装置である
    ことを識別するネットワーク受信制御部を有することを
    特徴とする請求項2記載の制御情報生成装置。
  14. 【請求項14】 上記制御情報転送装置は、更に、上記
    バス転送の結果から、遠隔制御された上記制御対象装置
    からの応答である応答情報を生成する応答情報生成部
    と、 上記ネットワーク上の送信先として上記遠隔制御要求装
    置を特定する遠隔制御要求装置向け伝送経路情報を、上
    記応答情報に付加する伝送経路情報付加部と、 上記遠隔制御要求装置向け伝送経路情報を付加した上記
    応答情報を、上記ネットに送信するネットワーク送信制
    御部とを有することを特徴とする請求項3記載の制御情
    報転送装置。
  15. 【請求項15】 上記制御情報生成装置は、上記送信先
    が上記遠隔制御要求装置であることを識別した上記応答
    情報に基づいて、遠隔制御の完了を確認し、 遠隔制御の完了の確認を得られない場合には、上記遠隔
    装置向け伝送経路情報を付加した上記制御情報を、上記
    ネットワークへ再送信することを特徴とする請求項12
    記載の遠隔制御システム。
  16. 【請求項16】 上記制御情報生成装置は、上記送信先
    が上記遠隔制御要求装置であることを識別した上記応答
    情報に基づいて、遠隔制御の完了を確認する遠隔制御完
    了確認部と、 遠隔制御の完了の確認を得られない場合には、ネットワ
    ーク送信制御部に対して、上記遠隔装置向け伝送経路情
    報を付加した上記制御情報を、上記ネットワークへ再送
    信することを指示する再送制御部とを有する請求項13
    記載の制御情報生成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101858710A (zh) * 2010-05-18 2010-10-13 王元知 智能步兵武器机器人装置

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