JP4067199B2 - データ処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はデータ処理装置に関し、特にIEEE1394規格に準拠したシリアルバスを介してパケット単位でデータの送受信などを行うシステムに用いられるデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来では、パソコン等のデータ処理装置で画像データや音声データを取り込んだり、AV機器をコントロールするためには、ビデオキャプチャボードやRS232Cバス等が個別に必要であり、統一した取り扱いをすることはできなかった。
【0003】
そこで近年では、マルチメディア時代のデータ通信に適した規格が提案されており、例えば、「IEEE1394ハイパフォーマンスシリアルバス規格(以下、IEEE1394規格という)」により、高速大容量の通信を自由に行えるような環境整備がなされている。
【0004】
このIEEE1394規格に準拠したプロトコルに、SBP(Serial bus protocol)−2なるプロトコルがある。このSBP−2は、SCSI(small computer system interface)のコマンドを、IEEE1394インターフェース用に変換するプロトコルの一つであって、特にデータを転送する際に適するものであるとして注目されている。
【0005】
図2の符号102に、IEEE1394規格に準拠し、SBP−2に従って動作する従来のデータ処理装置の一例を示す。このデータ処理装置102は、マイコン103と、3個のパケット処理装置141〜143と、3個の送受信制御装置151〜153と、割り振り装置106とを有しているものとする。
【0006】
3個のパケット処理装置141〜143は、それぞれ、マイコン103から転送されるデータからパケットを生成したり、逆にパケットから、元のデータを生成するものである。
【0007】
そして、3個のパケット処理装置141〜143のうち、第1のパケット処理装置141は、データの読み出し要求や、これに対する応答となるデータ転送命令等の、制御コマンドに関わるパケットを扱う。また、第2のパケット処理装置142は、第1のパケット処理装置141が扱う制御コマンド以外の制御コマンドに関するパケットを扱う装置であり、第3のパケット処理装置143は、実際に転送するデータに関するパケットを扱う装置である。
【0008】
上記の構成を有するデータ処理装置102をスレーブ側のデータ処理装置として、IEEE1394バス107を介して図示しないマスター側のデータ処理装置に接続し、SBP−2に従って、スレーブ側のデータ処理装置102からマスター側のデータ処理装置へとデータを転送する場合について以下で説明する。
【0009】
この場合には、まずスレーブ側のデータ処理装置102がマスター側のデータ処理装置へと、データ転送命令の読み出し要求をする。
このとき、データ処理装置102のマイコン103から、パケットの生成命令が第1のパケット処理装置141に出力され、パケットの生成命令に従って、第1のパケット処理装置141で、データ転送命令の読み出し要求のリクエストパケットが生成され、出力される。
【0010】
このリクエストパケットは、第1の送受信制御装置151内に設けられた送信制御部151aに入力された後に、割り振り装置106を介してIEEE1394バス107へ出力され、不図示のマスター側のデータ処理装置へと出力される。
【0011】
すると、マスター側のデータ処理装置で、このリクエストパケットへの応答となる、データ転送命令のパケット(レスポンスパケット)が生成され、IEEE1394バス107を介してスレーブ側のデータ処理装置102へと出力される。
【0012】
このレスポンスパケットは、割り振り装置106で受信され、その内容が割り振り装置106で判定される。このレスポンスパケットは、第1の送受信制御装置151から出力されたリクエストパケットに対するレスポンスパケットなので、第1の送受信制御装置151内に設けられた受信制御部151bを介してパケット処理装置141へと出力される。
【0013】
すると、第1のパケット処理装置141で、このレスポンスパケットから元のデータすなわちデータ転送命令が生成され、マイコン103へと出力される。
その後、データ転送命令に基づいて、スレーブ側のデータ処理装置102が、所定のデータを生成してマスター側のデータ処理装置へと転送する。
このときには、マイコン103で、データ転送命令が読み取られ、そのデータ転送命令に基づいて、転送すべきデータのパケットを生成するパケット生成命令が第3のパケット処理装置143に出力され、このパケット生成命令に従って、パケット処理装置143で、転送すべきデータのデータパケットが生成される。
【0014】
このデータパケットは、送受信制御装置153に設けられた送信制御部153aに入力された後に、割り振り装置106へと出力される。この割り振り装置106から、データパケットがIEEE1394バス107を介して、不図示のマスター側のデータ処理装置へと出力される。こうしてデータパケットが転送されることで、スレーブ側のデータ処理装置からマスター側のデータ処理装置へとデータの転送がなされる。
【0015】
このように、従来のデータ処理装置102では、制御コマンド用、データ用というように、パケットの種類に応じて第1〜第3のパケット処理装置141〜143が予め割り当てられており、これらにそれぞれ1個ずつ設けられた第1〜第3の送受信制御装置151〜153を用いてデータの転送を行なっていた。このように構成することで、パケットの種類に応じて、効率良くデータの送受信を行なうことができる。
【0016】
しかしながら、上記のデータ処理装置102で、転送するデータ量が大きいアプリケーションソフトを実行するような場合には、データバケットを転送する第3の送受信制御装置153の動作時間が、制御コマンドパケットを送受信する第1、第2の送受信制御装置151、152の動作時間よりも長くなるので、第3の送受信制御装置153のデータ転送処理が終了するまでの間、第1、第2の送受信制御装置151、152は次の処理に移ることができない。
【0017】
かかる第1、第2の送受信制御装置151、152の待ち時間が長ければ長いほど、データ転送に要する時間は長くなり、効率よくデータ転送をすることができなくなるという問題が生じていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の不都合を解決するために創作されたものであり、その目的は、IEEE1394バスに接続されるデータ処理装置における、データ転送の効率を向上させる技術を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のデータ処理装置は、シリアルバスを介してパケットを送受信し、当該パケットを用いて制御コマンド又はデータのやり取りを行うデータ処理装置において、制御装置と、シリアルバスに接続されており、上記シリアルバスとのパケットの送受信の制御を行なう通信装置と、上記制御装置からの指示を受けて制御コマンドを含むパケットを生成して出力し、入力するパケットから制御コマンドを生成して上記制御装置に出力する第1のパケット処理装置と、上記第1のパケット処理装置と上記通信装置とに結合され、上記第1のパケット処理装置から出力されるパケットを上記通信装置に供給し、上記通信装置から供給されるパケットを上記第1のパケット処理装置に出力する第1の送受信制御装置と、上記制御装置からの指示を受けてデータを含むパケットを生成して出力し、入力する上記データを含むパケットに対応するパケットからデータ受信を示すデータを生成して上記制御装置に出力する第2のパケット処理装置と、上記第2のパケット処理装置と上記通信装置とに結合され、上記第2のパケット処理装置から出力されるパケットを上記通信装置に供給し、上記通信装置から供給されるパケットを上記第2のパケット処理装置に出力する第2の送受信制御装置と、上記第2のパケット処理装置と上記通信装置とに結合され、上記第2のパケット処理装置から出力されるパケットを上記通信装置に供給し、上記通信装置から供給されるパケットを上記第2のパケット処理装置に出力する第3の送受信制御装置と、を有し、上記通信装置は、上記第1、第2及び第3の送受信制御装置から供給されるパケットを所定の順序で上記シリアルバスに出力すると共に、上記シリアルバスから供給されるパケットを上記第1、第2又は第3送受信制御装置に割り振って出力し、上記第2のパケット処理装置は、上記データの量に応じて、上記第2及び第3の送受信制御装置一方又は双方を用いてパケットの送受信を行なうように構成されている。
【0020】
また、請求項2に記載のデータ処理装置においては、上記第3の送受信制御回路が、上記第1のパケット処理装置に結合され、上記第1のパケット処理装置が、上記制御コマンドの量に応じて、上記第1及び第3の送受信制御装置の一方又は双方を用いてパケットの送受信を行なうように構成されている。
【0021】
さらに、請求項3に記載のデータ処理装置においては、上記シリアルバスはIEEE1394規格に準拠するように構成されている。
【0022】
本発明は上記のように構成されており、例えば送受信するパケットの量が多いと予め見込まれる第2のパケット処理装置については、予備の送受信制御装置、即ち、第3の送受信制御装置を第2の送受信制御装置に加えて設けており、多量のパケット群をほぼ等量に分配し、第2及び第3の送受信制御装置で転送することができるので、同じ転送時間で、他のパケット処理装置より多量のパケットを送受信することができる。
【0023】
これにより、一度に転送するパケットの量が多いときでも、パケットの転送時間を短縮することができるので、少量のパケットを送受信する送受信制御装置の待ち時間を短縮することができ、効率良くデータを転送することが可能になる。
【0024】
なお、本発明においては、送受信制御装置とシリアルバスとの間に、通信装置(割り振り装置)が設けられており、この通信装置が各送受信制御装置から出力されたパケットを所定の順序でシリアルバスに出力し、シリアルバスから入力された各パケットを各送受信制御装置に割り振っている。
【0025】
従って、各送受信制御装置が、制御コマンド用、転送データ用というように、パケットの種類に対応して割り当てられた場合、シリアルバスから入力されたパケットを、通信装置(割り振り装置)がそのパケットの用途に適合する送受信制御装置へと転送する。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1の符号2に、IEEE1394規格に準拠し、SBP−2に従って動作する本発明のデータ処理装置の一例を示す。このデータ処理装置2は、マイコン3と、複数のパケット処理装置41〜43と、複数の送受信制御装置51〜54と、割り振り装置6とを有している。
【0027】
3個のパケット処理装置41〜43は、それぞれ、マイコン3に並列に接続されており、マイコン3から転送されるデータからパケットを生成したり、逆にパケットからデータを生成するものである。
【0028】
これら3個のパケット処理装置41〜43のうち、第1のパケット処理装置41は、データの読み出し要求等や、これに対する応答となるデータ転送命令等の、制御コマンドに関わるパケットを扱うものとする。また、第2のパケット処理装置42は、第1のパケット処理装置41が扱う制御コマンド以外の制御コマンドに関するパケットを扱い、第3のパケット処理装置43は、実際に転送するデータのパケットを扱うものであるとする。
【0029】
第1〜第3のパケット処理装置41〜43には、それぞれ第1〜第3の送受信制御装置51〜53がそれぞれ1個ずつ接続されている。また、第3のパケット処理装置53には、第3の送受信制御装置43のほかに、予備の送受信制御装置である第4の送受信制御装置54がさらに接続されている。従って、第3のパケット処理装置43には、2個の送受信制御装置53、54が接続されている。
【0030】
第1〜第3の送受信制御装置51〜53と、予備の送受信制御装置である第4の送受信制御装置54は、第1〜第4の送信制御部51a〜54aと、第1〜第4の受信制御部51b〜54bとを、それぞれ1個ずつ有している。第1〜第4の送信制御部51a〜54aと、第1〜第4の受信制御部51b〜54bは、図示しないFIFO(first in first out )メモリを有しており、複数のパケットが入力されると、パケットはこのFIFOメモリに一旦保持され、パケットが入力された順で出力されるように構成されている。
【0031】
上記したような構成のデータ処理装置2をスレーブ側のデータ処理装置として、IEEE1394バス7を介して図示しないマスター側のデータ処理装置に接続し、SBP−2に従って、スレーブ側のデータ処理装置2からマスター側のデータ処理装置へとデータを転送する場合について以下で説明する。
【0032】
なお、本実施形態では、転送するデータ量が多いアプリケーションソフトを実行するものとする。
この場合には、SBP−2に従って、まずスレーブ側のデータ処理装置2がマスター側のデータ処理装置へと、データ転送命令の読み出し要求をする。
【0033】
このとき、データ処理装置2のマイコン3から、パケットの生成命令が第1のパケット処理装置41に出力され、第1のパケット処理装置41はこの生成命令に従って、データ転送命令の読み出し要求のリクエストパケットを生成し、第1の送受信制御装置51へと出力する。
【0034】
このリクエストパケットは、第1の送信制御部51aに入力されて割り振り装置6へと出力され、割り振り装置6から、IEEE1394バス7を介して、不図示のマスター側のデータ処理装置へと出力される。
【0035】
すると、マスター側のデータ処理装置で、このリクエストパケットに対応して、データ転送命令のパケット(レスポンスパケット)が生成され、IEEE1394バス7を介してスレーブ側のデータ処理装置2へと出力される。
【0036】
このレスポンスパケットは、割り振り装置6で受信され、その内容が割り振り装置6で判定される。このレスポンスパケットは、第1の送受信制御装置51から出力されたリクエストパケットに対するレスポンスパケットなので、第1の送受信制御装置51内に設けられた第1の受信制御部51bへと出力され、第1の受信制御部51bから第1のパケット処理装置41に出力される。
【0037】
すると、第1のパケット処理装置41で、レスポンスパケットからデータ転送命令が生成され、マイコン3へと出力される。
その後、マスター側のデータ処理装置からのデータ転送命令に基づいて、スレーブ側のデータ処理装置2で、所定のデータパケットが生成されてマスター側のデータ処理装置へと送信される。
【0038】
このときには、マイコン3で、データ転送命令が読み取られ、そのデータ転送命令に基づいて、転送すべきデータパケットの生成を指示するパケット生成命令が第3のパケット処理装置43に出力され、このパケット生成命令に従って、第3のパケット処理装置43で、転送すべきデータのデータパケットが複数個生成される。
【0039】
このデータパケットは、転送するデータ量が多いため、パケットの量は多量になるが、多量のデータパケットは、第3の送受信制御装置53内の第3の送信制御部53aと、第4の送受信制御装置54内の第4の送信制御部54aとに、パケットの量がほぼ等量になるように分配される。分配された複数のパケットは、第3、第4の送信制御部53a,54a内の不図示のFIFOメモリに一旦保持され、入力された順で割り振り装置6へと出力される。
【0040】
割り振り装置6で、第3、第4の送受信制御装置53、54からそれぞれ入力された複数のデータパケットが、所定の順序でIEEE1394バス7へと出力され、IEEE1394バス7からマスター側のデータ処理装置へと送信される。
【0041】
こうしてデータパケットがマスター側のデータ処理装置で受信されると、個々のデータパケットについて、データパケットが受信された旨のレスポンスパケットが1個ずつ生成され、IEEE1394バス7を介してスレーブ側のデータ処理装置2へと送信される。このレスポンスパケットは、割り振り装置6で受信され、その内容が割り振り装置6で判定される。
【0042】
このレスポンスパケットは、第3、第4の送受信制御装置53、54から転送されたデータパケットに対するレスポンスパケットなので、それぞれのデータパケットに対するレスポンスパケットは、第3、第4の受信制御部53b、54bにそれぞれ出力され、第3のパケット処理装置43へと出力される。
【0043】
すると、第3のパケット処理装置43で、これらのレスポンスパケットから、マスター側で1個のデータパケットが受信された旨のデータが生成され、マイコン3へと出力される。このデータでマイコン3は、データパケットがマスター側で受信されたことを確認する。こうして全てのデータパケットがマスター側で受信されたことをマイコン3が確認したら、データ転送が終了したと判定して、一連のデータ転送が終了する。
【0044】
上述したように、本実施形態のデータ処理装置2では、多量のデータパケット群を扱う第3のパケット処理装置43には、2個の送受信制御装置53、54が設けられており、多量のデータパケットが、第3、第4の送受信制御装置53、54に、ほぼ等量になるように分配されているので、1個の送受信制御装置でデータパケットの送信をする場合に比して、データパケットの送信に要する時間を短縮することができる。
【0045】
これにより、多量のデータを転送するアプリケーションソフトを実行した場合でも、少量のパケットを送受信する第1、第2の送受信制御装置51、52の待ち時間を短縮することができ、無駄が少なくなるので、従来に比して効率良くデータを転送することが可能になる。
【0046】
なお、本実施形態では、転送するデータ量が多いアプリケーションソフトを実行する際に、転送するデータのパケットを扱う第3のパケット処理装置43にのみ第4の送受信制御装置54を接続して、第3の送受信制御装置53の負担を軽くしたが、本発明はこれに限らない。
【0047】
例えば、転送データのデータ量が少ないため、データパケットのパケット量が、データ転送の制御コマンドのパケット量よりも小さくなるようなアプリケーションソフトを実行する場合には、制御コマンドのパケットを扱う第1のパケット処理装置41に処理が集中することが見込まれるので、この第1のパケット処理装置41に、第4の送受信制御装置を設けるように構成すれば、データ転送の効率が低下することを抑止できる。
【0048】
また、本実施形態では、パケット処理装置41〜43を3個設け、送受信制御装置51〜54を4個設けているが、本発明はこれに限らず、用途に応じてパケット処理装置の数は増減できる。このときには送受信制御装置を、パケット処理装置よりも1個多くし、送受信するパケットのデータ量が多いことが見込まれる1個のパケット処理装置にのみ2個接続されるように構成してもよい。
【0049】
【発明の効果】
データ転送の際の転送効率を、従来に比して向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理装置を説明する図
【図2】従来のデータ処理装置を説明する図
【符号の説明】
2……データ処理装置 3……マイコン(制御装置) 6……割り振り装置
7……IEEE1394バス(シリアルバス) 41〜43……パケット処理装置
51〜54……送受信制御装置
Claims (3)
- シリアルバスを介してパケットを送受信し、当該パケットを用いて制御コマンド又はデータのやり取りを行うデータ処理装置において、
制御装置と、
シリアルバスに接続されており、上記シリアルバスとのパケットの送受信の制御を行なう通信装置と、
上記制御装置からの指示を受けて制御コマンドを含むパケットを生成して出力し、入力するパケットから制御コマンドを生成して上記制御装置に出力する第1のパケット処理装置と、
上記第1のパケット処理装置と上記通信装置とに結合され、上記第1のパケット処理装置から出力されるパケットを上記通信装置に供給し、上記通信装置から供給されるパケットを上記第1のパケット処理装置に出力する第1の送受信制御装置と、
上記制御装置からの指示を受けてデータを含むパケットを生成して出力し、入力する上記データを含むパケットに対応するパケットからデータ受信を示すデータを生成して上記制御装置に出力する第2のパケット処理装置と、
上記第2のパケット処理装置と上記通信装置とに結合され、上記第2のパケット処理装置から出力されるパケットを上記通信装置に供給し、上記通信装置から供給されるパケットを上記第2のパケット処理装置に出力する第2の送受信制御装置と、
上記第2のパケット処理装置と上記通信装置とに結合され、上記第2のパケット処理装置から出力されるパケットを上記通信装置に供給し、上記通信装置から供給されるパケットを上記第2のパケット処理装置に出力する第3の送受信制御装置と、
を有し、
上記通信装置は、上記第1、第2及び第3の送受信制御装置から供給されるパケットを所定の順序で上記シリアルバスに出力すると共に、上記シリアルバスから供給されるパケットを上記第1、第2又は第3送受信制御装置に割り振って出力し、
上記第2のパケット処理装置は、上記データの量に応じて、上記第2及び第3の送受信制御装置一方又は双方を用いてパケットの送受信を行なう、
データ処理装置。 - 上記第3の送受信制御回路が、上記第1のパケット処理装置に結合され、上記第1のパケット処理装置が、上記制御コマンドの量に応じて、上記第1及び第3の送受信制御装置の一方又は双方を用いてパケットの送受信を行なう請求項1に記載のデータ処理装置。
- 上記シリアルバスはIEEE1394規格に準拠するように構成されている請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
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