JPH07141191A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JPH07141191A
JPH07141191A JP28537693A JP28537693A JPH07141191A JP H07141191 A JPH07141191 A JP H07141191A JP 28537693 A JP28537693 A JP 28537693A JP 28537693 A JP28537693 A JP 28537693A JP H07141191 A JPH07141191 A JP H07141191A
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JP
Japan
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program
cpu
key
point
recorder
Prior art date
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JP28537693A
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Inventor
Kazuma Taguchi
数馬 田口
Kiyoshi Sano
佐野  清
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バッテリーによるバックアップの必要がなく、
また接続ケーブルや基板の取り外しをせずに、CPU基
板のプログラムメモリのプログラムを容易に書き換えで
きるようにする。 【構成】コントロールパネル部2及びプロセッサ部3は
編集機1を構成する。21,22はコントロールパネル
部2を構成するCPU基板、31〜37はプロセッサ部
を構成するCPU基板である。31,32はシステムコ
ントローラ301を構成し、33はDSP部302を構
成し、34〜37はインタフェース部303を構成す
る。各CPU基板のプログラムメモリ21c,22c,
31c〜34cを書き換え可能な不揮発性メモリ、例え
ばフラッシュメモリで構成する。各CPU基板のプログ
ラムメモリには、FDドライブ21gに装着されるフロ
ッピーディスクより選択的にプログラムを供給できる。
プログラムのバージョンアップ等に容易に対処し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のCPU基板を
有すると共にそれぞれのCPU基板にプログラムメモリ
を備える電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同一装置内に複数のCPU基板を
有する電子装置が知られている。この場合、各CPU基
板にはプログラムが格納されるプログラムメモリが備え
られる。このプログラムメモリとしては通常ROMが使
用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プログラムメモリとし
てROMを使用するものではその内容を書き換えること
ができないことから、ROMに代わって、プログラムメ
モリとしてEPROMやRAM等を使用することが提案
されている。
【0004】しかし、EPROMを使用する場合には、
書き換えのために専用のライターが必要であり、また書
き換え時には接続ケーブル、基板等の取り外しが必要で
あるため、書き換えが面倒であると共に、接続ミス等が
発生するおそれがあった。
【0005】また、RAMを使用する場合には、装置を
立ち上げる毎にプログラムを供給しなければならず、立
ち上げの時間が長くなる不都合があった。装置の立ち上
げ毎にプログラムを供給しなくてもよいようにRAMを
バッテリーでバックアップしておくことも考えられる
が、バックアップ回路等のハード構成を追加する必要が
あり、しかもバッテリーの寿命によってバックアップし
ている時間に制限がある。
【0006】そこで、この発明では、バッテリーによる
バックアップの必要がなく、また接続ケーブルや基板の
取り外しをせずに容易にプログラムを書き換えできるよ
うにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のCP
U基板を有すると共に、それぞれのCPU基板にプログ
ラムメモリを備える電子装置において、プログラムメモ
リを書き換え可能な不揮発性メモリで構成し、このプロ
グラムメモリに外部よりプログラムを供給して格納でき
るようにしたものである。プログラムメモリとしては例
えばフラッシュメモリが使用される。
【0008】
【作用】この発明においては、プログラムメモリを書き
換え可能な不揮発性メモリ、例えばフラッシュメモリで
構成し、このプログラムメモリに外部よりプログラムを
格納できるようにしたため、バッテリーによるバックア
ップの必要がなく、また接続ケーブルや基板の取り外し
をせずに容易にプログラムを書き換えることが可能とな
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例はオーディオ編集装置に適
用した例である。図1は、編集装置の全体構成を示して
いる。
【0010】同図において、1は編集機であり、コント
ロールパネル部2とプロセッサ部3とで構成される。コ
ントロールパネル部2には、エレクトロルミネセンスデ
ィスプレイ(ELディスプレイ)201の他に、編集作
業に必要な種々の操作キー等が配設される。このパネル
部2には、ファイル名等の文字入力のためにフルキーボ
ード4が接続される。なお、パネル部2には、破線図示
するようにCRT等の補助ディスプレイ5を接続でき、
この補助ディスプレイ5にはディスプレイ201と同様
の表示がなされる。
【0011】プロセッサ部3は、システムコントローラ
301、ディジタルシグナルプロセッサ部(DSP部)
302およびインタフェース部303等によって構成さ
れる。DSP部302では、クロスフェード処理、イコ
ライザ処理等の信号処理が行なわれる。6はプレーヤ
(再生機)群を示している。6Aは光磁気ディスク装
置、6BはPCMプロセッサを備えてなるディジタルレ
コーダ(VTR)、6CはDAT、6DはCDプレーヤ
である。光磁気ディスク装置6AはSCSIバス7に接
続され、SCSIコントローラ304を介してプロセッ
サ部3に接続される。ディジタルレコーダ6B、DAT
6CおよびCDプレーヤ6Dはそれぞれインタフェース
部303を介してプロセッサ部3に接続される。
【0012】8はレコーダ(記録機)群を示している。
8Aは光磁気ディスク装置、8BはPCMプロセッサを
備えてなるディジタルレコーダ(VTR)である。光磁
気ディスク装置8AはSCSIバス7に接続され、SC
SIコントローラ304を介してプロセッサ部3に接続
される。ディジタルレコーダ8Bはインタフェース部3
03を介してプロセッサ部3に接続される。また、9は
ハードディスクドライブ(HDD)であり、このHDD
9はSCSIバス7に接続され、SCSIコントローラ
304を介してプロセッサ部3に接続される。
【0013】図2は、コントロールパネル部2のパネル
面を示している。図において、202はパワースイッ
チ、203はフロッピーディスクドライブのディスク挿
入口、204はステレオの音量レベルメータ、205は
ファンクションキー、206は2つのチャネルCH1,
CH2のオーディオ素材のクロスフェード処理をマニュ
アルで行う際に、チャネルCH1,CH2のレベルおよ
びクロスフェード後のチャネルレベルを設定するための
フェーダーである。
【0014】また、207は画面モード等を設定するた
めのキーである。「EDIT SEL」はディスプレイ
201の画面をオーディオデータの編集画面にするため
のキーであり、「PQ EDIT」はディスプレイ20
1の画面をPQサブコードデータの編集画面にするため
のキーである。「UP/DOWN LOAD」はディジ
タルレコーダ6B、DAT6C、CDプレーヤ6Dより
オーディオデータをHDD9にアップロードする場合の
設定等に使用するキー、「SETUP」はシステムのパ
ラメータを設定する際に使用するためのキー、「TOO
L」はフロッピーディスクの機能設定、タイムコード設
定等を行なう場合に使用するキー、「MACHINE
ASSIGN」は選択し得る複数のプレーヤおよびレコ
ーダを設定するためのキーである。
【0015】また、208はプレーヤ側の操作用のキー
である。「P1〜P4」は複数のプレーヤのいずれかを
選択するためのキーである。「MARK」は所定の再生
ポイントを記憶しておくためのキーであり、「LOCA
TE」は「MARK」で記憶された再生ポイントに移動
させるためのキーである。「PREVIOUS」および
「NEXT」は、後述するPQサブコードデータリスト
に基づいてオーディオデータの中の前後の曲の頭出しを
行う際に使用するためのキーである。なお、後述するテ
ンキーと「PREVIOUS」、「NEXT」を使用す
ることで、指定した番号の曲の頭出しも可能である。
【0016】また、209はレコーダ側の操作用のキー
である。「AUDIO」はレコーダとしてディジタルレ
コーダ8Bが選択されてコピー編集(リニア編集)を行
う場合に、オーディオデータを記録するか否かを設定す
るためのキー、「TC」は同様にコピー編集を行なう場
合にタイムコードを記録するか否かを設定するためのキ
ー、「REC」は同様にコピー編集を行う場合に記録操
作をするためのキーである。
【0017】ここで、コピー編集とは、プレーヤより再
生されたオーディオデータ(ソース)を切り出して直接
レコーダに記録するようにした編集である。レコーダと
してディジタルレコーダ8Bが選択される場合にはコピ
ー編集が行なわれる。一方、レコーダとして光磁気ディ
スク装置8Aが選択される場合にはノンリニア編集が行
なわれる。ノンリニア編集とは、プレーヤより読み出さ
れるソースファイルより切り出された部分(オーディオ
素材)の配列を示すオーディオデータ編集リストファイ
ルを作成し、そのオーディオデータ編集リストファイル
をレコーダで記録するようにした編集である。
【0018】また、210はオーディオデータ編集用の
キーである。「P/R」はプレーヤまたはレコーダを選
択するためのキーである。「IN」、「OUT」はソー
スファイルの切り出し点やレコーダファイルの編集点を
指定する際に、ポイント(IN点、OUT点)を選択す
るためのキーである。この場合、「PLAY」キーおよ
びダイヤル211によって、ディスプレイ201上のプ
レーヤ側およびレコーダ側の波形表示エリアのIN点、
OUT点のポイント表示を移動させ、「ENTRY」の
キーを押すことで指定できる。「REGIST」はソー
スファイルより切り出されたオーディオ素材のデータ、
すなわちIN点、OUT点のタイムコードおよびオーデ
ィオデータを、後の処理のためにHDD9に格納してお
くためのキーである。
【0019】「FAST」キーを押しながらダイヤル2
11を回すことで、ポイント表示の移動を速くできる。
なお、“SHTL”モードではダイヤル211の回転角
に応じてポイント表示が一定速度で移動し、“JOG”
モードではダイヤル211の回転に応じてポイント表示
が移動する。また、IN点、OUT点を変更する場合、
上述した方法で再指定できると共に、「R」、「P」の
キーを押しながらダイヤル211を回すことでポイント
表示を移動させることができる。
【0020】「PREVIEW」は、指定した編集の試
聴を行うためのキーである。「IN」、「OUT」のキ
ーによってIN点またはOUT点の所定時間前から再生
して試聴することが可能となる。所定時間はファンクシ
ョンキー205を使用して任意に設定できる。また、3
個のキー212a,212b,212cによって編集ポ
イントの再生が行なわれる。この場合、「P/R」キー
でもってプレーヤまたはレコーダの選択が行なわれ、キ
ー212a,212bでIN点、OUT点の近傍の再生
が行なわれる。また、キー212cが押されるときは、
「P/R」キーの選択に拘らずにプレーヤとレコーダの
編集リハーサルが行なわれる。
【0021】「EP STORE」は編集パターンをス
トアするためのキーである。上述したようにして編集パ
ターンを作成した後に、テンキーで番号を指定して「E
PSTORE」キーを押すことでストアできる。「EP
RECALL」はストアされた編集パターンを呼び出
すためのキーである。テンキーで番号を指定して「EP
RECALL」キーを押すことで、その番号にストア
された編集パターンが呼び出される。このように「EP
RECALL」キーを使用して編集パターンを順次呼
び出すことで、各編集パターン候補の聴き比べを効率よ
く行なうことが可能となる。
【0022】「EXECUTE」は編集の実行を行うた
めのキーである。このキーが押されることでレコーダフ
ァイルの編集点が確定し、ソースファイルより切り出さ
れた部分(オーディオ素材)の波形表示がレコーダファ
イルの編集点位置に表示される。なお、「ZOOM I
N」、「ZOOM OUT」は波形表示のタイムスケー
ルを変更するためのキーである。「REGION」はレ
コーダファイルのカット編集時等に範囲を設定するため
に使用されるキーである。
【0023】また、「SAVE」はノンリニア編集によ
るオーディオデータ編集時に、作成したオーディオデー
タ編集リストファイル(ミュージックファイル)を光磁
気ディスク装置8Aで光磁気ディスクに記録して登録す
る場合に使用するキーである。この場合、新規にファイ
ルが作成される場合にはキーボード4でファイル名が入
力された後に登録が行なわれる。
【0024】また、213はPQサブコードデータ編集
用のキーである。「BEGIN」、「INDEX」、
「END」の各キーを操作することでサブコードデータ
の編集が行なわれる。「DIRECT」のキー操作によ
って“DIRECT”モードおよび“EDITOR T
RNSFER”モードのいずれかが選択される。前者の
モードでは、「BEGIN」、「INDEX」、「EN
D」の各キーを押した際のレコーダファイルのタイムコ
ードが各ポイントとして登録される。後者のモードで
は、オーディオデータ編集時に決定した「IN」、「O
UT」等の編集ポイントが「BEGIN」、「INDE
X」、「END」の各キーを押すことにより各ポイント
として登録される。
【0025】このようなPQサブコードデータの登録は
オーディオデータの編集と共に、あるいはオーディオデ
ータの編集後に別個に行なわれる。このように登録され
たPQサブコードデータは「SAVE」のキーでもって
光磁気ディスク装置8Aでディスクに登録される。な
お、上述した2つのモードによるPQサブコードデータ
の登録はノンリニア編集の場合であり、コピー編集の場
合には所定のタイミングで「BEGIN」、「INDE
X」、「END」の各キーを押すことによってサブコー
ド情報の記録が行なわれる。
【0026】図3は、ディスプレイ201の表示例を示
している。この表示例はオーディオデータの編集画面で
ある。図において、201aはプレーヤ側表示領域であ
る。選択されたプレーヤの名称、ソースファイル名、マ
ーク点の時間、IN点およびOUT点の時間、オーディ
オデータの波形、ポイント表示P0に対応するタイムコ
ード、タイムスケール等が表示される。201bはレコ
ーダ側表示領域である。選択されたレコーダの名称、レ
コーダファイル名、マーク点の時間、IN点およびOU
T点の時間、オーディオデータの波形、ポイント表示R
0に対応するタイムコード、タイムスケール等が表示さ
れる。オーディオデータ編集時にプレーヤ側で切り出さ
れた部分(オーディオ素材)の波形は、ファンクション
キーでもってプレーヤ側でチャネルCH1またはCH2
のいずれかを選択することで、レコーダ側のチャネルC
H1あるいはCH2のいずれかの部分に表示されること
になる。例えば、フェーダー206を使用してマニュア
ルでクロスフェード処理を行なう場合には、チャネルC
H1,CH2にオーディオ素材を分けて表示することで
クロスフェード点の確認を容易に行なうことができる。
なお、201cはフェーダー206によるレベル調整の
状態を示している。
【0027】ここで、レコーダとして光磁気ディスク装
置8Aが選択されてノンリニア編集が行なわれる場合の
手順を簡単に説明する。レコーダの選択と同時にプレー
ヤとしてSCSIディバイス、例えばHDD9が選択さ
れた場合を例にとって説明する。この場合、HDD9に
はディジタルレコーダ6B、DAT6C、CDプレーヤ
6Dより必要なオーディオデータが予めファイル名が付
されてアップロードされているものとする。
【0028】まず、ファンクションキー205でウイン
ドゥを開いて、プレーヤのソースファイルを選択する。
これにより、ディスプレイ201のプレーヤ側表示領域
201aにはソースファイル名、オーディオデータの波
形等が表示される。
【0029】次に、ファンクションキー205でウイン
ドゥを開いて、レコーダファイルを指定する。図示せず
も、ウインドゥには既にレコーダに登録されているファ
イルが表示され、そのファイルのいずれか、あるいは新
規ファイルを指定する。既にレコーダに登録されている
ファイルを指定すると、ディスプレイ201のレコーダ
側表示領域201bにはレコーダファイル名、オーディ
オデータの波形等が表示される。一方、新規であること
を指定するときは、当然のことながらレコーダファイル
名等は表示されないことになる。なお、オーディオデー
タの波形表示は例えばチャネルCH1側に行なわれる。
【0030】次に、ファンクションキー205を使用し
て、プレーヤ側でチャネルCH1またはCH2のいずれ
かを指定する。
【0031】次に、ソースファイルの切り出し点を指定
する。「R/P」キーでプレーヤを選択する。そして、
「IN」、「OUT」のキーでポイント(IN点、OU
T点)を選択し、「PLAY」キーでPLAY状態と
し、あるいはダイヤル211を回す等してポイント表示
(図3にP0で図示)を移動させてポイントを決め、
「ENTRY」キーを押すことで指定する。これによ
り、波形表示エリアには、IN点、OUT点を示す表示
Pin およびPoutが表示される。
【0032】次に、レコーダファイルの編集点を指定す
る。すなわち、ソースファイルより切り出された部分
(オーディオ素材)を置く位置を指定する。「R/P」
キーでレコーダを選択する。そして、「IN」、「OU
T」のキーでポイント(IN点、OUT点)を選択し、
「PLAY」キーでPLAY状態とし、あるいはダイヤ
ル211を回す等してポイント表示(図3にR0で図
示)を移動させてポイントを決め、「ENTRY」キー
を押すことで指定する。これにより、波形表示エリアに
は、IN点、OUT点を示す表示Rin およびRoutが表
示される。
【0033】上述したように指定されたポイント(IN
点、OUT点)の変更は、再指定することで、あるいは
「R」、「P」のキーおよびダイヤル211を使用する
ことで行うことができる。このポイントの指定後にクロ
スフェーダ、イコライザ等の設定をする。この設定はフ
ァンクションキー205でウインドゥを開くことで行な
われる。
【0034】ここで、「PREVIEW」のキーを押す
ことで、上述したように設定された編集パターンの試聴
を行うことができる。「IN」キーを押すことでIN点
の所定時間前より再生が行なわれ、「OUT」キーを押
すことでOUT点の所定時間前より再生が行なわれる。
【0035】なお、テンキーで所定番号を指定して「E
P STORE」キーを押すことで、上述したように設
定された複数の編集パターンのデータをシステムコント
ローラ301で管理されるシステムメモリに記憶させる
ことができる。そして、テンキーで番号を指定して「E
P RECALL」キーを押すことで、編集パターンを
随時呼び出すことができ、容易に聴き較べをすることが
できる。
【0036】次に、編集の実行をする。「EXECUT
E」キーを押すことで、編集が実行される。これによ
り、レコーダファイルの編集点が確定し、IN点、OU
T点がその位置に固定される。そして、ソースファイル
より切り出された部分(オーディオ素材)のオーディオ
データの波形がレコーダファイルの指定された位置に表
示される。
【0037】次に、修正または新規に作成されたオーデ
ィオデータ編集リストファイル(ミュージックファイ
ル)をレコーダ(光磁気ディスク装置8A)に登録す
る。この場合、「SAVE」キーでウインドゥを開き、
修正の場合には同じファイル名で登録し、新規作成の場
合にはキーボード4でファイル名を入力した後に登録す
る。このオーディオデータ編集リストファイルは、オー
ディオ素材の配列、各オーディオ素材に係るプレーヤ
名、ソースファイル名、IN点、OUT点のタイムコー
ド、クロスフェードの時間、タイプ等のデータで構成さ
れる。
【0038】図4は、編集機1を構成するCPU基板の
接続関係を示している。この図4において、図1と対応
する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。図において、21および22はそれぞれコントロー
ルパネル部2を構成するCPU基板である。
【0039】CPU基板21は、フロッピーディスクド
ライブ(FDドライブ)21g、キー、ダイヤル等の操
作部21j、フルキーボード4等を制御するためのもの
である。バス21aには、CPU21b、プログラムメ
モリ21c、RAM21d、バッファメモリ21e、シ
リアルインタフェース21kが接続される。また、バス
21aにはインタフェース21fを介してFDドライブ
21gが接続され、インタフェース21hを介してフル
キーボード4が接続され、インタフェース21iを介し
て操作部21jが接続される。バッファメモリ21eは
デュアルポートRAMで構成される。
【0040】CPU基板22は、ELディスプレイ20
1等を制御するためのものである。バス22aには、C
PU22b、プログラムメモリ22c、RAM22dが
接続されると共に、CPU基板21のバッファメモリ2
1eが接続される。また、バス22aにはディスプレイ
コントローラ22eを介してディスプレイ201および
補助ディスプレイ5が接続される。
【0041】31〜37はそれぞれプロセッサ部3を構
成するCPU基板である。そして、CPU基板31,3
2はシステムコントローラを構成するCPU基板であ
る。CPU基板31のバス31aには、CPU31b、
プログラムメモリ31c、RAM31d、バッファメモ
リ31e、シリアルインタフェース31fが接続され
る。バッファメモリ31eはデュアルポートRAMで構
成される。また、シリアルインタフェース31aは、上
述したコントロールパネル部2のCPU基板21のシリ
アルインタフェース21kに接続される。CPU基板3
2のバス32aには、CPU32b、プログラムメモリ
32c、RAM32dが接続されると共に、CPU基板
31のバッファメモリ31eが接続される。
【0042】33はDSP部302を構成するCPU基
板である。CPU基板33のバス33aには、CPU3
3b、プログラムメモリ33c、RAM33d、バッフ
ァメモリ33eが接続される。バッファメモリ33eは
デュアルポートRAMで構成される。また、バス33a
には、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)33f
を介してオーディオメモリ33gが接続され、SCSI
コントローラ304を介して光磁気ディスク装置6A,
8AおよびHDD9が接続される。バッファメモリ33
eにはCPU基板32aのバス32aが接続される。
【0043】34はディジタルレコーダ6Bに接続され
るインタフェース部303を構成するCPU基板であ
る。CPU基板34のバス34aには、CPU34b、
プログラムメモリ34c、RAM34d、バッファメモ
リ34eが接続される。バッファメモリ34eはデュア
ルポートRAMで構成される。また、バス34aには、
インタフェース34fを介してディジタルレコーダ6B
が接続される。35、36および37は、それぞれDA
T6C、CDプレーヤ6Dおよびディジタルレコーダ8
Bが接続されるインタフェース部303を構成するCP
U基板である。これらCPU基板35〜37は、上述し
たCPU基板34と同様に構成される。
【0044】上述した各CPU基板21,22,31〜
37のプログラムメモリ21c,22c,31c〜34
cは書き換え可能な不揮発性メモリ、例えばフラッシュ
メモリで構成される。これらプログラムメモリ21c,
22c,31c〜34cには、コントロールパネル部2
のFDドライブ21gでフロッピーディスクより読み出
したプログラムを格納することができる。
【0045】プログラム(ソフト)をフロッピーディス
クで供給するためには、このフロッピーディスクに目的
のプログラムを登録する必要がある。この登録は、パー
ソナルコンピュータを使用して直接登録することもでき
るが、ここではCPU基板のプログラムメモリに既に格
納されているプログラムを読み出して登録する動作を説
明する。CPU基板33のプログラムメモリ33cに格
納されているプログラムをフロッピーディスクに登録す
る場合を例にとって説明する。
【0046】(a)CPU基板21のCPU21bか
ら、CPU基板32のCPU32bに、CPU基板33
のプログラムメモリ33cのプログラム(アプリケーシ
ョンソフト)のフロッピーディスクへの登録の開始を通
知する。
【0047】(b)CPU基板32のCPU32bは、
CPU基板33のCPU33bに登録開始を通知する。
【0048】(c)CPU基板33のCPU33bは、
プログラムメモリ33cにあるプログラムの一部をバッ
ファ33eに転送する。このようにプログラムの一部の
みをバッファ33eに転送するのは、バッファ33eの
容量が小さいからである。転送が完了したら、CPU基
板33のCPU33bは、CPU基板32のCPU32
bに通知する。
【0049】(d)CPU基板32のCPU32bは、
CPU基板33のバッファ33eに転送されたプログラ
ムの一部をCPU基板31のバッファ31eに転送す
る。
【0050】(e)CPU基板32のCPU32bは、
CPU基板31のCPU31bに、バッファ31eに転
送されたプログラムの一部をシリアルインタフェース3
1fから送出するように指令し、CPU基板21のCP
U21bにプログラムの転送を通知する。
【0051】(f)CPU基板21のCPU21bは、
転送されてきたプログラムの一部をシリアルインタフェ
ース21kからバッファ21eに受け取った後にRAM
21dに転送する。
【0052】(g)(a)〜(e)の動作を繰り返し、
RAM21dに転送されたプログラムが一定量に達した
らFDコントローラ21fを動作させて、RAM21d
に転送されたプログラムをFDドライブ21gに供給し
てフロッピーディスクに書き込む。
【0053】(h)CPU基板33のプログラムメモリ
33cのプログラムの全てをフロッピーディスクに書き
込むまで上述した(a)〜(g)の動作を繰り返し、登
録動作を終了する。
【0054】続いて、フロッピーディスクより所定のプ
ログラムメモリにプログラムを供給する動作を説明す
る。CPU基板33のプログラムメモリ33cにプログ
ラムを供給する場合を例にとって説明する。
【0055】(a)CPU基板21のCPU21bは、
FDコントローラ21fを動作させ、CPU基板33の
プログラムメモリ33c用のプログラムをFDドライブ
21gに装着されたフロッピーディスクより読み出して
RAM21dに格納する。
【0056】(b)CPU基板21のCPU21bは、
CPU基板32のCPU32bに、CPU基板33のプ
ログラムメモリ33cへのプログラムの供給開始を通知
する。
【0057】(c)CPU基板32のCPU32bは、
CPU基板33のCPU33bに、プログラムの供給開
始を通知する。
【0058】(d)CPU基板21のCPU21bは、
RAM21dよりバッファ21eにプログラムの一部を
転送し、さらにシリアルインタフェース21kより送出
する。
【0059】(e)CPU基板31のCPU31bは、
シリアルインタフェース31fよりプログラムの一部を
バッファ31eに受信したときは、CPU基板32のC
PU32bに通知する。
【0060】(f)CPU基板32のCPU32bは、
CPU基板31のバッファ31eにあるプログラムの一
部をCPU基板33のバッファ33eに転送すると共
に、そのCPU33bにプログラムの受信を通知する。
【0061】(g)CPU基板33のCPU33bは、
バッファ33eにあるプログラムの一部をプログラムメ
モリ33cに書き込み、完了したらCPU基板32のC
PU32bに通知する。
【0062】(h)CPU基板32のCPU32bは、
CPU基板21のCPU21bに、CPU基板33にお
いてプログラムの受信が完了したことを通知する。
【0063】(i)以上の(d)〜(h)の動作を繰り
返して、RAM21dに格納されているプログラムメモ
リ33c用の残りのプログラムをCPU基板33のプロ
グラムメモリ33cに供給する。
【0064】(j)CPU基板21のCPU21bは、
プログラムメモリ33c用のプログラムをプログラムメ
モリ33cに全て供給したとき、CPU基板32のCP
U32bに、プログラム供給の終了を通知する。
【0065】(k)CPU基板32のCPU32bは、
CPU基板33のCPU33bに、プログラム供給の終
了を通知する。
【0066】(l)CPU基板33のCPU33bは、
CPU基板32のCPU32bに、プログラムの供給完
了を通知する。
【0067】(m)CPU基板32のCPU32bは、
CPU基板21のCPU21bに、CPU基板33のプ
ログラムメモリ33cへのプログラムの供給完了を通知
する。
【0068】以上の動作によりフロッピーディスクより
CPU基板33のプログラムメモリ33cへのプログラ
ム供給の動作を行なわれる。なお、他のCPU基板のプ
ログラムメモリに対しても同様の動作でもってフロッピ
ーディスクよりプログラムを供給することができる。
【0069】本例においては、各CPU基板21,2
2,31〜37のプログラムメモリ21c,22c,3
1c〜34cを書き換え可能な不揮発性メモリで構成
し、これらプログラムメモリ21c,22c,31c〜
34cにFDドライブ21gに装着されたフロッピーデ
ィスクより選択的にプログラムを供給できる。そのた
め、RAMを使用する場合のようにバッテリーによるバ
ックアップの必要がなく、また接続ケーブルや基板の取
り外しをせずに容易にプログラムを書き換えることがで
き、プログラムのバージョンアップ等を簡単に行うこと
ができる。
【0070】なお、上述実施例においては、フロッピー
ディスクよりプログラムが供給される例を示したが、そ
の他のディスクあるいはテープ等の記憶媒体より供給す
ることもでき、またパーソナルコンピュータ等から直接
供給するようにしてもよい。また、上述実施例はオーデ
ィオ編集装置に適用したものであるが、この発明はプロ
グラムメモリを備える複数のCPU基板を有するその他
の電子装置に同様に適用できることは勿論である。
【0071】
【発明の効果】この発明によれば、プログラムメモリを
書き換え可能な不揮発性メモリ、例えばフラッシュメモ
リで構成し、このプログラムメモリに外部よりプログラ
ムを格納できるようにしたため、バッテリーによるバッ
クアップの必要がなく、また接続ケーブルや基板の取り
外しをせずに容易にプログラムを書き換えることがで
き、プログラムのバージョンアップ等を簡単に行うこと
ができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の全体を示すブロック図で
ある。
【図2】コントロールパネル部のパネル面を示す図であ
る。
【図3】パネル面に配設されたディスプレイの表示例を
示す図である。
【図4】編集機(コントロールパネル部、プロセッサ
部)を構成するCPU基板を示す図である。
【符号の説明】
1 編集機 2 コントロールパネル部 3 プロセッサ部 4 フルキーボード 6 プレーヤ群 7 SCSIバス 8 レコーダ群 9 ハードディスクドライブ(HDD) 201 ディスプレイ 301 システムコントローラ 302 ディジタルシグナルプロセッサ部(DSP部) 303 インタフェース部 304 SCSIコントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のCPU基板を有すると共に、それ
    ぞれのCPU基板にプログラムメモリを備える電子装置
    において、 上記プログラムメモリを書き換え可能な不揮発性メモリ
    で構成し、上記プログラムメモリに外部よりプログラム
    を供給して格納できるようにしたことを特徴とする電子
    装置。
  2. 【請求項2】 上記プログラムメモリにディスクドライ
    ブよりプログラムを供給することを特徴とする請求項1
    記載の電子装置。
  3. 【請求項3】 上記プログラムメモリはフラッシュメモ
    リで構成されることを特徴とする請求項1記載の電子装
    置。
JP28537693A 1993-11-15 1993-11-15 電子装置 Pending JPH07141191A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004066151A1 (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Sony Corporation 電子機器、システム復帰方法、プログラムおよび記録媒体
US7133730B1 (en) 1999-06-15 2006-11-07 Yamaha Corporation Audio apparatus, controller, audio system, and method of controlling audio apparatus

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