JPH07141842A - オーディオ編集装置 - Google Patents

オーディオ編集装置

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JPH07141842A
JPH07141842A JP28537993A JP28537993A JPH07141842A JP H07141842 A JPH07141842 A JP H07141842A JP 28537993 A JP28537993 A JP 28537993A JP 28537993 A JP28537993 A JP 28537993A JP H07141842 A JPH07141842 A JP H07141842A
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JP
Japan
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editing
point
key
edit
recorder
Prior art date
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Application number
JP28537993A
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English (en)
Inventor
Kazuma Taguchi
数馬 田口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH07141842A publication Critical patent/JPH07141842A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】編集作業の効率化及び時間短縮を図り得るオー
ディオ編集装置を提供する。 【構成】レコーダファイルの編集点、ソースファイルの
切り出し点を指定し、さらにDSP302のクロスフェ
ード設定等を行って編集パターンを得る。テンキー等の
操作で複数の編集パターンのデータを番号に関連付けて
システムメモリ305に記憶する。各編集パターンで使
用されるオーディオデータをHDD9に格納する。コン
トローラ(CPU)301は、指定された番号のオーデ
ィオデータをHDD9よりオーディオメモリ306に取
り込み、また指定された番号のクロスフェードのデータ
をシステムメモリ305より読み出し、DSP302に
設定する。キー操作によって指定された番号の編集パタ
ーンのリハーサルが行なわれる。同様の操作でもって複
数の編集パターンの聴き較べを何度でも瞬時に行うこと
ができ、編集作業の効率化および時間短縮を図ることが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばCDマスター
等を作成するために使用して好適なオーディオ編集装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテープベースのオーディオ編集装
置においては、編集点の聴き較べを行う場合には編集点
近傍のオーディオデータをメモリに取り込む必要があ
り、編集パターン(編集点、クロスフェード等)を変え
る毎にテープをロケートしてオーディオデータを取り込
むための時間が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
オーディオ編集装置では、複数の編集パターンの聴き較
べをする場合に瞬時に行うことができず、編集作業を効
率よく行うことができないという問題点があった。
【0004】そこで、この発明では、複数の編集パター
ンの聴き較べが容易となり、編集作業の効率化および時
間短縮を図ることができるオーディオ編集装置を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るオーディ
オ編集装置は、編集パターンを設定する編集パターン設
定手段と、この編集パターン設定手段で設定される複数
の編集パターンのデータを記憶手段に格納する書き込み
制御手段と、記憶手段より任意の編集パターンのデータ
を読み出す読み出し制御手段とを備えるものである。
【0006】
【作用】この発明においては、複数の編集パターンのデ
ータを記憶手段より任意に読み出すことができるため、
編集リハーサルの際に複数の編集パターンの聴き較べを
何度でも瞬時に行うことができ、編集作業の効率化およ
び時間短縮を図ることが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。図1は、編集装置の全体構成を
示している。
【0008】同図において、1は編集機であり、コント
ロールパネル部2とプロセッサ部3とで構成される。コ
ントロールパネル部2には、ディスプレイ201の他
に、編集作業に必要な種々の操作キー等が配設される。
このパネル部2には、ファイル名等の文字入力のために
フルキーボード4が接続される。なお、パネル部2に
は、破線図示するようにCRT等の補助ディスプレイ5
を接続でき、この補助ディスプレイ5にはディスプレイ
201と同様の表示がなされる。
【0009】プロセッサ部3は、システムコントローラ
301、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)30
2およびインタフェース303等によって構成される。
DSP302では、クロスフェード処理、イコライザ処
理等の信号処理が行なわれる。6はプレーヤ(再生機)
群を示している。6Aは光磁気ディスク装置、6BはP
CMプロセッサを備えてなるディジタルレコーダ(VT
R)、6CはDAT、6DはCDプレーヤである。光磁
気ディスク装置6AはSCSIバス7に接続され、SC
SIコントローラ304を介してプロセッサ部3に接続
される。ディジタルレコーダ6B、DAT6CおよびC
Dプレーヤ6Dはそれぞれインタフェース303を介し
てプロセッサ部3に接続される。
【0010】8はレコーダ(記録機)群を示している。
8Aは光磁気ディスク装置、8BはPCMプロセッサを
備えてなるディジタルレコーダ(VTR)である。光磁
気ディスク装置8AはSCSIバス7に接続され、SC
SIコントローラ304を介してプロセッサ部3に接続
される。ディジタルレコーダ8Bはインタフェース30
3を介してプロセッサ部3に接続される。また、9はハ
ードディスクドライブ(HDD)であり、このHDD9
はSCSIバス7に接続され、SCSIコントローラ3
04を介してプロセッサ部3に接続される。
【0011】図2は、コントロールパネル部2のパネル
面を示している。図において、202はパワースイッ
チ、203はフロッピーディスクドライブのディスク挿
入口、204はステレオの音量レベルメータ、205は
ファンクションキー、206は2つのチャネルCH1,
CH2のオーディオ素材のクロスフェード処理をマニュ
アルで行う際に、チャネルCH1,CH2のレベルおよ
びクロスフェード後のチャネルレベルを設定するための
フェーダーである。
【0012】また、207は画面モード等を設定するた
めのキーである。「EDIT SEL」はディスプレイ
201の画面をオーディオデータの編集画面にするため
のキーであり、「PQ EDIT」はディスプレイ20
1の画面をPQサブコードデータの編集画面にするため
のキーである。「UP/DOWN LOAD」はディジ
タルレコーダ6B、DAT6C、CDプレーヤ6Dより
オーディオデータをHDD9にアップロードする場合の
設定等に使用するキー、「SETUP」はシステムのパ
ラメータを設定する際に使用するためのキー、「TOO
L」はフロッピーディスクの機能設定、タイムコード設
定等を行なう場合に使用するキー、「MACHINE
ASSIGN」は選択し得る複数のプレーヤおよびレコ
ーダを設定するためのキーである。
【0013】また、208はプレーヤ側の操作用のキー
である。「P1〜P4」は複数のプレーヤのいずれかを
選択するためのキーである。「MARK」は所定の再生
ポイントを記憶しておくためのキーであり、「LOCA
TE」は「MARK」で記憶された再生ポイントに移動
させるためのキーである。「PREVIOUS」および
「NEXT」は、後述するPQサブコードデータリスト
に基づいてオーディオデータの中の前後の曲の頭出しを
行う際に使用するためのキーである。なお、後述するテ
ンキーと「PREVIOUS」、「NEXT」を使用す
ることで、指定した番号の曲の頭出しも可能である。
【0014】また、209はレコーダ側の操作用のキー
である。「AUDIO」はレコーダとしてディジタルレ
コーダ8Bが選択されてコピー編集(リニア編集)を行
う場合に、オーディオデータを記録するか否かを設定す
るためのキー、「TC」は同様にコピー編集を行なう場
合にタイムコードを記録するか否かを設定するためのキ
ー、「REC」は同様にコピー編集を行う場合に記録操
作をするためのキーである。
【0015】ここで、コピー編集とは、プレーヤより再
生されたオーディオデータ(ソース)を切り出して直接
レコーダに記録するようにした編集である。レコーダと
してディジタルレコーダ8Bが選択される場合にはコピ
ー編集が行なわれる。一方、レコーダとして光磁気ディ
スク装置8Aが選択される場合にはノンリニア編集が行
なわれる。ノンリニア編集とは、プレーヤより読み出さ
れるソースファイルより切り出された部分(オーディオ
素材)の配列を示すオーディオデータ編集リストファイ
ルを作成し、そのオーディオデータ編集リストファイル
をレコーダで記録するようにした編集である。
【0016】また、210はオーディオデータ編集用の
キーである。「P/R」はプレーヤまたはレコーダを選
択するためのキーである。「IN」、「OUT」はソー
スファイルの切り出し点やレコーダファイルの編集点を
指定する際に、ポイント(IN点、OUT点)を選択す
るためのキーである。この場合、「PLAY」キーおよ
びダイヤル211によって、ディスプレイ201上のプ
レーヤ側およびレコーダ側の波形表示エリアのIN点、
OUT点のポイント表示を移動させ、「ENTRY」の
キーを押すことで指定できる。「REGIST」はソー
スファイルより切り出されたオーディオ素材のデータ、
すなわちIN点、OUT点のタイムコードおよびオーデ
ィオデータを、後の処理のためにHDD9に格納してお
くためのキーである。
【0017】「FAST」キーを押しながらダイヤル2
11を回すことで、ポイント表示の移動を速くできる。
なお、“SHTL”モードではダイヤル211の回転角
に応じてポイント表示が一定速度で移動し、“JOG”
モードではダイヤル211の回転に応じてポイント表示
が移動する。また、IN点、OUT点を変更する場合、
上述した方法で再指定できると共に、「R」、「P」の
キーを押しながらダイヤル211を回すことでポイント
表示を移動させることができる。
【0018】「PREVIEW」は、指定した編集の試
聴を行うためのキーである。「IN」、「OUT」のキ
ーによってIN点またはOUT点の所定時間前から再生
して試聴することが可能となる。所定時間はファンクシ
ョンキー205を使用して任意に設定できる。また、3
個のキー212a,212b,212cによって編集ポ
イントの再生が行なわれる。この場合、「P/R」キー
でもってプレーヤまたはレコーダの選択が行なわれ、キ
ー212a,212bでIN点、OUT点の近傍の再生
が行なわれる。また、キー212cが押されるときは、
「P/R」キーの選択に拘らずにプレーヤとレコーダの
編集リハーサルが行なわれる。
【0019】「EP STORE」は編集パターンをス
トアするためのキーである。上述したようにして編集パ
ターンを作成した後に、テンキーで番号を指定して「E
PSTORE」キーを押すことでストアできる。「EP
RECALL」はストアされた編集パターンを呼び出
すためのキーである。テンキーで番号を指定して「EP
RECALL」キーを押すことで、その番号にストア
された編集パターンが呼び出される。このように「EP
RECALL」キーを使用して編集パターンを順次呼
び出すことで、各編集パターン候補の聴き比べを効率よ
く行なうことが可能となる。
【0020】「EXECUTE」は編集の実行を行うた
めのキーである。このキーが押されることでレコーダフ
ァイルの編集点が確定し、ソースファイルより切り出さ
れた部分(オーディオ素材)の波形表示がレコーダファ
イルの編集点位置に表示される。なお、「ZOOM I
N」、「ZOOM OUT」は波形表示のタイムスケー
ルを変更するためのキーである。「REGION」はレ
コーダファイルのカット編集時等に範囲を設定するため
に使用されるキーである。
【0021】また、「SAVE」はノンリニア編集によ
るオーディオデータ編集時に、作成したオーディオデー
タ編集リストファイル(ミュージックファイル)を光磁
気ディスク装置8Aで光磁気ディスクに記録して登録す
る場合に使用するキーである。この場合、新規にファイ
ルが作成される場合にはキーボード4でファイル名が入
力された後に登録が行なわれる。
【0022】また、213はPQサブコードデータ編集
用のキーである。「BEGIN」、「INDEX」、
「END」の各キーを操作することでサブコードデータ
の編集が行なわれる。「DIRECT」のキー操作によ
って“DIRECT”モードおよび“EDITOR T
RNSFER”モードのいずれかが選択される。前者の
モードでは、「BEGIN」、「INDEX」、「EN
D」の各キーを押した際のレコーダファイルのタイムコ
ードが各ポイントとして登録される。後者のモードで
は、オーディオデータ編集時に決定した「IN」、「O
UT」等の編集ポイントが「BEGIN」、「INDE
X」、「END」の各キーを押すことにより各ポイント
として登録される。
【0023】このようなPQサブコードデータの登録は
オーディオデータの編集と共に、あるいはオーディオデ
ータの編集後に別個に行なわれる。このように登録され
たPQサブコードデータは「SAVE」のキーでもって
光磁気ディスク装置8Aでディスクに登録される。な
お、上述した2つのモードによるPQサブコードデータ
の登録はノンリニア編集の場合であり、コピー編集の場
合には所定のタイミングで「BEGIN」、「INDE
X」、「END」の各キーを押すことによってサブコー
ド情報の記録が行なわれる。
【0024】図3は、ディスプレイ201の表示例を示
している。この表示例はオーディオデータの編集画面で
ある。図において、201aはプレーヤ側表示領域であ
る。選択されたプレーヤの名称、ソースファイル名、マ
ーク点の時間、IN点およびOUT点の時間、オーディ
オデータの波形、ポイント表示P0に対応するタイムコ
ード、タイムスケール等が表示される。201bはレコ
ーダ側表示領域である。選択されたレコーダの名称、レ
コーダファイル名、マーク点の時間、IN点およびOU
T点の時間、オーディオデータの波形、ポイント表示R
0に対応するタイムコード、タイムスケール等が表示さ
れる。オーディオデータ編集時にプレーヤ側で切り出さ
れた部分(オーディオ素材)の波形は、ファンクション
キーでもってプレーヤ側でチャネルCH1またはCH2
のいずれかを選択することで、レコーダ側のチャネルC
H1あるいはCH2のいずれかの部分に表示されること
になる。例えば、フェーダー206を使用してマニュア
ルでクロスフェード処理を行なう場合には、チャネルC
H1,CH2にオーディオ素材を分けて表示することで
クロスフェード点の確認を容易に行なうことができる。
なお、201cはフェーダー206によるレベル調整の
状態を示している。
【0025】ここで、レコーダとして光磁気ディスク装
置8Aが選択されてノンリニア編集が行なわれる場合の
手順を簡単に説明する。レコーダの選択と同時にプレー
ヤとしてSCSIディバイス、例えばHDD9が選択さ
れた場合を例にとって説明する。この場合、HDD9に
はディジタルレコーダ6B、DAT6C、CDプレーヤ
6Dより必要なオーディオデータが予めファイル名が付
されてアップロードされているものとする。
【0026】まず、ファンクションキー205でウイン
ドゥを開いて、プレーヤのソースファイルを選択する。
これにより、ディスプレイ201のプレーヤ側表示領域
201aにはソースファイル名、オーディオデータの波
形等が表示される。
【0027】次に、ファンクションキー205でウイン
ドゥを開いて、レコーダファイルを指定する。図示せず
も、ウインドゥには既にレコーダに登録されているファ
イルが表示され、そのファイルのいずれか、あるいは新
規ファイルを指定する。既にレコーダに登録されている
ファイルを指定すると、ディスプレイ201のレコーダ
側表示領域201bにはレコーダファイル名、オーディ
オデータの波形等が表示される。一方、新規であること
を指定するときは、当然のことながらレコーダファイル
名等は表示されないことになる。なお、オーディオデー
タの波形表示は例えばチャネルCH1側に行なわれる。
【0028】次に、ファンクションキー205を使用し
て、プレーヤ側でチャネルCH1またはCH2のいずれ
かを指定する。
【0029】次に、ソースファイルの切り出し点を指定
する。「R/P」キーでプレーヤを選択する。そして、
「IN」、「OUT」のキーでポイント(IN点、OU
T点)を選択し、「PLAY」キーでPLAY状態と
し、あるいはダイヤル211を回す等してポイント表示
(図3にP0で図示)を移動させてポイントを決め、
「ENTRY」キーを押すことで指定する。これによ
り、波形表示エリアには、IN点、OUT点を示す表示
Pin およびPoutが表示される。
【0030】次に、レコーダファイルの編集点を指定す
る。すなわち、ソースファイルより切り出された部分
(オーディオ素材)を置く位置を指定する。「R/P」
キーでレコーダを選択する。そして、「IN」、「OU
T」のキーでポイント(IN点、OUT点)を選択し、
「PLAY」キーでPLAY状態とし、あるいはダイヤ
ル211を回す等してポイント表示(図3にR0で図
示)を移動させてポイントを決め、「ENTRY」キー
を押すことで指定する。これにより、波形表示エリアに
は、IN点、OUT点を示す表示Rin およびRoutが表
示される。
【0031】上述したように指定されたポイント(IN
点、OUT点)の変更は、再指定することで、あるいは
「R」、「P」のキーおよびダイヤル211を使用する
ことで行うことができる。このポイントの指定後にクロ
スフェーダ、イコライザ等の設定をする。この設定はフ
ァンクションキー205でウインドゥを開くことで行な
われる。
【0032】ここで、「PREVIEW」のキーを押す
ことで、上述したように設定された編集パターンの試聴
を行うことができる。「IN」キーを押すことでIN点
の所定時間前より再生が行なわれ、「OUT」キーを押
すことでOUT点の所定時間前より再生が行なわれる。
【0033】なお、テンキーで所定番号を指定して「E
P STORE」キーを押すことで、上述したように設
定された複数の編集パターンのデータをシステムコント
ローラ301で管理されるシステムメモリに記憶させる
ことができる。そして、テンキーで番号を指定して「E
P RECALL」キーを押すことで、編集パターンを
随時呼び出すことができ、容易に聴き較べをすることが
できる。
【0034】次に、編集の実行をする。「EXECUT
E」キーを押すことで、編集が実行される。これによ
り、レコーダファイルの編集点が確定し、IN点、OU
T点がその位置に固定される。そして、ソースファイル
より切り出された部分(オーディオ素材)のオーディオ
データの波形がレコーダファイルの指定された位置に表
示される。
【0035】次に、修正または新規に作成されたオーデ
ィオデータ編集リストファイル(ミュージックファイ
ル)をレコーダ(光磁気ディスク装置8A)に登録す
る。この場合、「SAVE」キーでウインドゥを開き、
修正の場合には同じファイル名で登録し、新規作成の場
合にはキーボード4でファイル名を入力した後に登録す
る。このオーディオデータ編集リストファイルは、オー
ディオ素材の配列、各オーディオ素材に係るプレーヤ
名、ソースファイル名、IN点、OUT点のタイムコー
ド、クロスフェードの時間、タイプ等のデータで構成さ
れる。
【0036】ここで、上述した「EP STORE」、
「EP RECALL」のキーによる編集パターンのデ
ータの記憶、呼び出しの動作を詳細に説明する。
【0037】上述したようにレコーダファイルの編集点
を指定する際、例えば「PLAY」キーでPLAY状態
としてポイント表示R0を移動させる場合、図4に示す
システムコントローラ(CPU)301はポイント表示
0付近のオーディオデータをHDD9からSCSIコ
ントローラ304を介して順次オーディオメモリ306
に取り込む。DSP302は、CPU301の指示でも
って、ポイント表示R 0に対応したオーディオメモリ3
06のメモリアドレスよりオーディオデータを読み出
し、そのオーディオデータをオーディオバス307を介
してモニタスピーカに供給して再生音を出力させる。
【0038】この状態で、「IN」、「OUT」のキー
でポイント(IN点、OUT点)を選択して「ENTR
Y」キーを押してIN点、OUT点を指定することで、
システムコントローラ301は、レコーダファイルの編
集点であるIN点、OUT点のタイムコードをシステム
メモリ305に記憶する。
【0039】また、ソースファイルの切り出し点を指定
する際も同様にしてIN点、OUT点を指定すること
で、ソースファイルの編集点であるIN点、OUT点の
タイムコードをシステムメモリ305に記憶する。
【0040】また、ファンクションキー205によって
ウインドゥを開き、例えば図5に示すようにレコーダお
よびプレーヤのクロスフェードのタイムおよびタイプを
DSP302に設定する際に、このクロスフェードのタ
イムおよびタイプのデータをシステムメモリ305に記
憶する。
【0041】以上のように編集パターンが設定された後
に、「PREVIEW」および「IN」のキーを押し
て、編集点(IN点)の編集リハーサルを行なう場合に
は、システムコントローラ301はDSP302を介し
てオーディオメモリ306よりレコーダファイルおよび
ソースファイルのオーディオデータを読み出し、編集点
(IN点)でDSP302内のクロスフェーダーを起動
させ、モニタスピーカより再生音を出力させることで編
集のリハーサルをする。同様に、「PREVIEW」お
よび「OUT」のキーを押すことで、編集点(OUT
点)の編集リハーサルが行なわれる。
【0042】また、テンキーで所定の番号を指定して
「EP STORE」のキーを押すことで、上述したよ
うにシステムメモリ305に記憶されたタイムコードお
よびクロスフェードのタイムおよびタイプのデータが番
号と関連付けされる。本例においては、予めインタフェ
ース303に接続されたディジタル機器(ディジタルレ
コーダ6B,8B、DAT6C、CDプレーヤ6D)の
オーディオデータをHDD9にアップロードしてオーデ
ィオデータ編集を行うものである。しかし、レコーダフ
ァイル、ソースファイルのオーディオデータがHDD9
にアップロードされておらずディジタル機器に存在する
場合には、「EP STORE」のキーが押される際
に、ディジタル機器より関連するオーディオデータを読
み出し、SCSIコントローラ304およびSCSIバ
ス7を介してディスク装置、例えばHDD9に供給して
記録しておく。
【0043】上述したように編集パターンを設定し、テ
ンキーで所定の番号を指定して「EP STORE」の
キーを押すことを繰り返すことで、複数の編集パターン
のデータがシステムメモリ305に番号と関連付けて記
憶される。
【0044】複数の編集パターンのデータがシステムメ
モリ305に番号と関連付けて記憶されている状態で、
複数の編集パターンの聴き較べを行う場合について説明
する。テンキーで所定の番号を指定して「EP REC
ALL」のキーが押されるとき、指定された番号のオー
ディオデータをHDD9よりSCSIコントローラ30
4を介してオーディオメモリ306に取り込む。また、
指定された番号のクロスフェードのタイムおよびタイプ
のデータをシステムメモリ305より読み出し、DSP
302に設定する。これにより、「PREVIEW」お
よび「IN」、「OUT」のキーを押すことで、番号で
指定された編集パターンの編集点(IN点、OUT点)
の編集リハーサルが行なわれる。
【0045】以下、同様にして番号で指定された編集パ
ターンの編集リハーサルを行うことができ、複数の編集
パターンの聴き較べを何度でも瞬時に行うことができ、
編集作業の効率化および時間短縮を図ることができる。
なお、「EXECUTE」キーによる編集実行は、最終
的に指定された番号の編集パターンで実行されることに
なる。
【0046】
【発明の効果】この発明によれば、複数の編集パターン
のデータを記憶手段より任意に読み出すことができるた
め、編集リハーサルの際に複数の編集パターンの聴き較
べを何度でも瞬時に行うことができ、編集作業の効率化
および時間短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るオーディオ編集装置の一実施例
の全体を示すブロック図である。
【図2】コントロールパネル部のパネル面を示す図であ
る。
【図3】パネル面に配設されたディスプレイの表示例を
示す図である。
【図4】プロセッサ部の要部構成を示す図である。
【図5】クロスフェードの設定の説明に使用するための
図である。
【符号の説明】
1 編集機 2 コントロールパネル部 3 プロセッサ部 4 フルキーボード 6 プレーヤ群 7 SCSIバス 8 レコーダ群 9 ハードディスクドライブ(HDD) 201 ディスプレイ 301 システムコントローラ 302 ディジタルシグナルプロセッサ(DSP) 303 インタフェース 304 SCSIコントローラ 305 システムメモリ 306 オーディオメモリ 307 オーディオバス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編集パターンを設定する編集パターン設
    定手段と、 この編集パターン設定手段で設定される複数の編集パタ
    ーンのデータを記憶手段に格納する書き込み制御手段
    と、 上記記憶手段より任意の編集パターンのデータを読み出
    す読み出し制御手段とを備えることを特徴とするオーデ
    ィオ編集装置。
  2. 【請求項2】 上記複数の編集パターンのデータを番号
    で管理することを特徴とする請求項1記載のオーディオ
    編集装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段はシステムメモリであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のオーディオ編集装置。
JP28537993A 1993-11-15 1993-11-15 オーディオ編集装置 Pending JPH07141842A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009032394A (ja) * 2008-10-06 2009-02-12 Yamaha Corp オーディオデータ記録再生装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009032394A (ja) * 2008-10-06 2009-02-12 Yamaha Corp オーディオデータ記録再生装置

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