JPH07140987A - 能動騒音低減装置 - Google Patents
能動騒音低減装置Info
- Publication number
- JPH07140987A JPH07140987A JP5286456A JP28645693A JPH07140987A JP H07140987 A JPH07140987 A JP H07140987A JP 5286456 A JP5286456 A JP 5286456A JP 28645693 A JP28645693 A JP 28645693A JP H07140987 A JPH07140987 A JP H07140987A
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- Japan
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- signal
- noise
- reference signal
- sensor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車室内騒音を、騒音源の回転数の変化に応じ
た適切な参照信号の選択によって効果的に低減させる、
能動騒音低減装置を提供する。 【構成】 回転数検出器２９でエンジン回転信号１０ａ
から回転数を検出し、回転数が変化する度に、予め設定
した回転数に対応する最適な参照信号を参照信号選択器
３０が選択してＡ／Ｄ変換器１４の入力とすることで、
騒音の性質の変化に追従した消音を行う。
た適切な参照信号の選択によって効果的に低減させる、
能動騒音低減装置を提供する。 【構成】 回転数検出器２９でエンジン回転信号１０ａ
から回転数を検出し、回転数が変化する度に、予め設定
した回転数に対応する最適な参照信号を参照信号選択器
３０が選択してＡ／Ｄ変換器１４の入力とすることで、
騒音の性質の変化に追従した消音を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、騒音を低減させる能動
騒音低減装置、特に回転機関の回転駆動に起因する騒音
を低減させる能動騒音低減装置に関する。
騒音低減装置、特に回転機関の回転駆動に起因する騒音
を低減させる能動騒音低減装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】室内に設置したマイクで受音した騒音か
ら合成した騒音制御信号をスピーカから放出することに
より、室内騒音を抑圧する従来の能動的騒音低減装置に
あっては、性質を異にする様々の騒音に対応させるた
め、例えば特開平１―２３１５９７号におけるように、
マイクからスピーカにいたる騒音制御ユニットを複数基
設けた構成が開示されている。
ら合成した騒音制御信号をスピーカから放出することに
より、室内騒音を抑圧する従来の能動的騒音低減装置に
あっては、性質を異にする様々の騒音に対応させるた
め、例えば特開平１―２３１５９７号におけるように、
マイクからスピーカにいたる騒音制御ユニットを複数基
設けた構成が開示されている。
【０００３】また、図２は従来の別の能動騒音低減装置
の構成を示している。図２において、１００は騒音源、
１０１は騒音と相関の深い信号を検出するマイクロフォ
ンや振動センサなどの第１センサ、１０２はアンプ、１
０３はローパスフィルタ（ＬＰＦ）、１０４はＡ／Ｄ変
換器、１０５は消音しようとする位置において騒音と逆
位相かつ同一音圧となる音を作る適応ＦＩＲフィルタ、
１０６はＤ／Ａ変換器、１０７はローパスフィルタ（Ｌ
ＰＦ）、１０８はアンプ、１０９はスピーカ、１１０は
消音しようとする位置に設置された第２のセンサ、１１
１はスピーカ１０９から第２センサ１１０までの伝達関
数を近似した係数をもつＦＩＲフィルタ、１１２は適応
ＦＩＲフィルタ１０５の係数を更新する係数更新器、１
１３はＡ／Ｄ変換器、１１４はローパスフィルタ（ＬＰ
Ｆ）、１１５は第２センサ１１０の出力を増幅するアン
プである。
の構成を示している。図２において、１００は騒音源、
１０１は騒音と相関の深い信号を検出するマイクロフォ
ンや振動センサなどの第１センサ、１０２はアンプ、１
０３はローパスフィルタ（ＬＰＦ）、１０４はＡ／Ｄ変
換器、１０５は消音しようとする位置において騒音と逆
位相かつ同一音圧となる音を作る適応ＦＩＲフィルタ、
１０６はＤ／Ａ変換器、１０７はローパスフィルタ（Ｌ
ＰＦ）、１０８はアンプ、１０９はスピーカ、１１０は
消音しようとする位置に設置された第２のセンサ、１１
１はスピーカ１０９から第２センサ１１０までの伝達関
数を近似した係数をもつＦＩＲフィルタ、１１２は適応
ＦＩＲフィルタ１０５の係数を更新する係数更新器、１
１３はＡ／Ｄ変換器、１１４はローパスフィルタ（ＬＰ
Ｆ）、１１５は第２センサ１１０の出力を増幅するアン
プである。
【０００４】この従来例の動作について以下に説明する
と、図２において、騒音源１００から出力される騒音と
相関の深い信号を第１センサ１０１で検出し、アンプ１
０２でその信号を増幅し、ＬＰＦ１０３でカットオフ周
波数以上の周波数成分を減衰し、Ａ／Ｄ変換器１０４で
ディジタル信号に変換する。変換された信号は、適応Ｆ
ＩＲフィルタ１０５によって、消音しようとする位置で
逆位相かつ同一音圧となる音に変えられた後、Ｄ／Ａ変
換器１０６によってアナログ信号に変換され、ＬＰＦ１
０７によってカットオフ周波数以上の周波数成分が減衰
され、アンプ１０８の入力となり増幅され、スピーカ１
０９によって車室内に出力される。
と、図２において、騒音源１００から出力される騒音と
相関の深い信号を第１センサ１０１で検出し、アンプ１
０２でその信号を増幅し、ＬＰＦ１０３でカットオフ周
波数以上の周波数成分を減衰し、Ａ／Ｄ変換器１０４で
ディジタル信号に変換する。変換された信号は、適応Ｆ
ＩＲフィルタ１０５によって、消音しようとする位置で
逆位相かつ同一音圧となる音に変えられた後、Ｄ／Ａ変
換器１０６によってアナログ信号に変換され、ＬＰＦ１
０７によってカットオフ周波数以上の周波数成分が減衰
され、アンプ１０８の入力となり増幅され、スピーカ１
０９によって車室内に出力される。
【０００５】騒音とスピーカ１０９によって出力された
音との和は、消音しようとする位置の近傍に設置された
第２センサ１１０に入力され、アンプ１１５によって増
幅され、ＬＰＦ１１４によってカットオフ周波数以上の
周波数成分が減衰され、Ａ／Ｄ変換器１１３によってデ
ィジタル信号に変換されたのち、係数更新器１１２の一
方の入力となる。Ａ／Ｄ変換器１０４で変換されたディ
ジタル信号は、スピーカ１０９から第２センサ１１０ま
での伝達関数を係数とするＦＩＲフィルタ１１１を通っ
て、係数更新器１１２のもう一方の入力となる。係数更
新器１１２は、消音しようとする位置で音圧が最小とな
るように適応ＦＩＲフィルタ１０５の係数を毎サンプル
算出して更新する。
音との和は、消音しようとする位置の近傍に設置された
第２センサ１１０に入力され、アンプ１１５によって増
幅され、ＬＰＦ１１４によってカットオフ周波数以上の
周波数成分が減衰され、Ａ／Ｄ変換器１１３によってデ
ィジタル信号に変換されたのち、係数更新器１１２の一
方の入力となる。Ａ／Ｄ変換器１０４で変換されたディ
ジタル信号は、スピーカ１０９から第２センサ１１０ま
での伝達関数を係数とするＦＩＲフィルタ１１１を通っ
て、係数更新器１１２のもう一方の入力となる。係数更
新器１１２は、消音しようとする位置で音圧が最小とな
るように適応ＦＩＲフィルタ１０５の係数を毎サンプル
算出して更新する。
【０００６】第１センサ１０１への入力信号行列を
【０００７】
【数１】
【０００８】とし、適応ＦＩＲフィルタ１０５の伝達関
数行列を
数行列を
【０００９】
【数２】
【００１０】とし、第２センサ１１０への入力行列を
【００１１】
【数３】
【００１２】とし、ＦＩＲフィルタ１１１の伝達関数行
列を
列を
【００１３】
【数４】
【００１４】とすると、係数更新の式は、例えばＦｉｌ
ｔｅｒｅｄ−Ｘ ＬＭＳ（ＬｅａｓｔＭｅａｎ Ｓｑｕ
ａｒｅ）アルゴリズムでは
ｔｅｒｅｄ−Ｘ ＬＭＳ（ＬｅａｓｔＭｅａｎ Ｓｑｕ
ａｒｅ）アルゴリズムでは
【００１５】
【数５】
【００１６】のように表される。ここでμは収束係数と
呼ばれ、適応ＦＩＲフィルタ１０５の係数更新の速度を
決定する。収束係数のとり得る範囲は
呼ばれ、適応ＦＩＲフィルタ１０５の係数更新の速度を
決定する。収束係数のとり得る範囲は
【００１７】
【数６】
【００１８】である。ここで、λｍａｘは第１センサへ
の入力信号の相関行列の最大固有値である。
の入力信号の相関行列の最大固有値である。
【００１９】このように、従来の能動騒音低減装置で
も、適応フィルタの係数を更新することにより、種々の
室内騒音を抑圧することが可能となっている。
も、適応フィルタの係数を更新することにより、種々の
室内騒音を抑圧することが可能となっている。
【００２０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の能動騒音低減装置では、例えば騒音源の回転数が変
ったことにより騒音の性質が時間的に変化した場合、第
１センサからの信号が常に騒音源と最も相関の高い信号
になるとは限らず、このため相関の低い信号によって消
音量が減少するという問題があった。
来の能動騒音低減装置では、例えば騒音源の回転数が変
ったことにより騒音の性質が時間的に変化した場合、第
１センサからの信号が常に騒音源と最も相関の高い信号
になるとは限らず、このため相関の低い信号によって消
音量が減少するという問題があった。
【００２１】また、複数の騒音制御ユニットを備えた構
成にあっても、変化した騒音に常に適合可能な騒音制御
ユニットを備えるには困難が伴うものであった。
成にあっても、変化した騒音に常に適合可能な騒音制御
ユニットを備えるには困難が伴うものであった。
【００２２】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、複数の第１センサから最適な参照信号を選
択して騒音を低減する能動騒音低減装置を提供すること
を目的とする。
ものであり、複数の第１センサから最適な参照信号を選
択して騒音を低減する能動騒音低減装置を提供すること
を目的とする。
【００２３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る能動騒音低減装置は、騒音源である回転機
関からの騒音を第１センサが捉えて発生した信号をＡ／
Ｄ変換器でデジタル信号とし、これをＦＩＲフィルタを
へて係数更新器に入力し、さらに前記デジタル信号を騒
音と逆位相かつ同一音圧となる音を作る適応ＦＩＲフィ
ルタをへたのち、再度Ｄ／Ａ変換して得た出力を消音信
号としてスピーカから放出し、該放出された消音信号を
消音しようとする位置の近傍に設置した第２センサが捉
え、発生した信号をデジタル信号に変換して前記係数更
新器に入力し、前記係数更新器が前記適応ＦＩＲフィル
タの係数を最適設定して更新するよう構成され、前記Ｆ
ＩＲフィルタは前記スピーカから前記第２センサまでの
伝達関数を近似した係数を有する能動騒音低減装置であ
って、騒音と相関の深い信号を検出する複数の第１セン
サと、前記回転機関の回転信号から回転数を検出して参
照信号選択器に入力する回転数検出器と、前記複数の第
１センサからの信号及び前記回転数検出器からの信号に
基づき最適な参照信号を選択して前記Ａ／Ｄ変換器に出
力する参照信号選択器とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る能動騒音低減装置は、騒音源である回転機
関からの騒音を第１センサが捉えて発生した信号をＡ／
Ｄ変換器でデジタル信号とし、これをＦＩＲフィルタを
へて係数更新器に入力し、さらに前記デジタル信号を騒
音と逆位相かつ同一音圧となる音を作る適応ＦＩＲフィ
ルタをへたのち、再度Ｄ／Ａ変換して得た出力を消音信
号としてスピーカから放出し、該放出された消音信号を
消音しようとする位置の近傍に設置した第２センサが捉
え、発生した信号をデジタル信号に変換して前記係数更
新器に入力し、前記係数更新器が前記適応ＦＩＲフィル
タの係数を最適設定して更新するよう構成され、前記Ｆ
ＩＲフィルタは前記スピーカから前記第２センサまでの
伝達関数を近似した係数を有する能動騒音低減装置であ
って、騒音と相関の深い信号を検出する複数の第１セン
サと、前記回転機関の回転信号から回転数を検出して参
照信号選択器に入力する回転数検出器と、前記複数の第
１センサからの信号及び前記回転数検出器からの信号に
基づき最適な参照信号を選択して前記Ａ／Ｄ変換器に出
力する参照信号選択器とを備えたことを特徴とする。
【００２４】
【作用】したがって、本発明によれば、複数の第１セン
サが騒音と相関の深い信号を検出し、一方、回転数検出
器が騒音源の回転数を検出し、参照信号検出器がその回
転数に最適な参照信号を選択するから、騒音源の回転数
が変ることによって騒音の性質が変化した場合でも、予
め設定した各回転数毎の最適な参照信号を選択して消音
を行うことで、効果的な騒音低減を実現する。
サが騒音と相関の深い信号を検出し、一方、回転数検出
器が騒音源の回転数を検出し、参照信号検出器がその回
転数に最適な参照信号を選択するから、騒音源の回転数
が変ることによって騒音の性質が変化した場合でも、予
め設定した各回転数毎の最適な参照信号を選択して消音
を行うことで、効果的な騒音低減を実現する。
【００２５】
【実施例】図１は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図１に示す能動騒音低減装置１において、１０は
騒音源、１１と２６は第１センサ、１２と１８と２５と
２７はアンプ、１３と１７と２４と２８はローパスフィ
ルタ（ＬＰＦ）、１４と２３はＡ／Ｄ変換器、１５は適
応ＦＩＲフィルタ、１６はＤ／Ａ変換器、１９はスピー
カ、２０は第２センサ、２１はスピーカ１９から第２セ
ンサ２０までの伝達関数を近似した係数をもつＦＩＲフ
ィルタ、２２は適応ＦＩＲフィルタ１５の係数を更新す
る係数更新器、２９はエンジン回転信号から回転数を検
出する回転数検出器、３０は参照信号選択器である。
ある。図１に示す能動騒音低減装置１において、１０は
騒音源、１１と２６は第１センサ、１２と１８と２５と
２７はアンプ、１３と１７と２４と２８はローパスフィ
ルタ（ＬＰＦ）、１４と２３はＡ／Ｄ変換器、１５は適
応ＦＩＲフィルタ、１６はＤ／Ａ変換器、１９はスピー
カ、２０は第２センサ、２１はスピーカ１９から第２セ
ンサ２０までの伝達関数を近似した係数をもつＦＩＲフ
ィルタ、２２は適応ＦＩＲフィルタ１５の係数を更新す
る係数更新器、２９はエンジン回転信号から回転数を検
出する回転数検出器、３０は参照信号選択器である。
【００２６】次に上記実施例の動作について説明する。
上記実施例において、騒音源１０の回転に起因する騒音
と相関の深い信号が第１センサ１１と２６で検出され、
それぞれアンプ１２と２７で増幅され、ＬＰＦ１３と２
８でカットオフ周波数以上の周波数成分が減衰されたの
ち、参照信号選択器３０への一方の入力となる。
上記実施例において、騒音源１０の回転に起因する騒音
と相関の深い信号が第１センサ１１と２６で検出され、
それぞれアンプ１２と２７で増幅され、ＬＰＦ１３と２
８でカットオフ周波数以上の周波数成分が減衰されたの
ち、参照信号選択器３０への一方の入力となる。
【００２７】また、回転数検出器２９はエンジン回転信
号１０ａから回転数を検出して参照信号選択器３０に送
る。この信号が参照信号選択器３０へのもう一方の入力
となる。
号１０ａから回転数を検出して参照信号選択器３０に送
る。この信号が参照信号選択器３０へのもう一方の入力
となる。
【００２８】ここで参照信号選択器３０はローパスフィ
ルタ（ＬＰＦ）１３と２８からの入力信号のうち最適な
ものを選択して、Ａ／Ｄ変換器１４に送る。選択された
最適参照信号は、Ａ／Ｄ変換器１４でディジタル信号に
変換され、適応ＦＩＲフィルタ１５とＦＩＲフィルタ２
１への入力となる。
ルタ（ＬＰＦ）１３と２８からの入力信号のうち最適な
ものを選択して、Ａ／Ｄ変換器１４に送る。選択された
最適参照信号は、Ａ／Ｄ変換器１４でディジタル信号に
変換され、適応ＦＩＲフィルタ１５とＦＩＲフィルタ２
１への入力となる。
【００２９】まず、ＦＩＲフィルタ２１への入力信号
は、スピーカ１９から第２センサ２０までの伝達関数を
係数とするＦＩＲフィルタ２１にて処理され、係数更新
器２２への一方の入力となる。適応ＦＩＲフィルタ１５
への入力信号は、適応ＦＩＲフィルタ１５によって振幅
と位相を変えられ、Ｄ／Ａ変換器１６によってアナログ
信号に変換され、ＬＰＦ１７によってカットオフ周波数
以上の周波数成分が減衰され、アンプ１８で増幅され、
スピーカ１９によって車室内に出力される。
は、スピーカ１９から第２センサ２０までの伝達関数を
係数とするＦＩＲフィルタ２１にて処理され、係数更新
器２２への一方の入力となる。適応ＦＩＲフィルタ１５
への入力信号は、適応ＦＩＲフィルタ１５によって振幅
と位相を変えられ、Ｄ／Ａ変換器１６によってアナログ
信号に変換され、ＬＰＦ１７によってカットオフ周波数
以上の周波数成分が減衰され、アンプ１８で増幅され、
スピーカ１９によって車室内に出力される。
【００３０】一方、車室内にあっては、騒音とスピーカ
１９によって出力された音との和が、消音しようとする
位置の近傍に設置された第２センサ２０に入力され、ア
ンプ２５によって増幅され、ＬＰＦ２４によってカット
オフ周波数以上の周波数成分が減衰されたのち、Ａ／Ｄ
変換器２３によってディジタル信号に変換され、係数更
新器２２へのもう一方の入力となる。
１９によって出力された音との和が、消音しようとする
位置の近傍に設置された第２センサ２０に入力され、ア
ンプ２５によって増幅され、ＬＰＦ２４によってカット
オフ周波数以上の周波数成分が減衰されたのち、Ａ／Ｄ
変換器２３によってディジタル信号に変換され、係数更
新器２２へのもう一方の入力となる。
【００３１】係数更新器２２は、第２センサ２０への入
力音のエネルギーが最小になるような騒音と逆位相かつ
同一音圧と成る音をスピーカ１９から出力するように、
適応ＦＩＲフィルタ１５の係数を毎サンプル算出して更
新する。なお、適応ＦＩＲフィルタ１５の係数の更新
は、従来例と同様に行う。
力音のエネルギーが最小になるような騒音と逆位相かつ
同一音圧と成る音をスピーカ１９から出力するように、
適応ＦＩＲフィルタ１５の係数を毎サンプル算出して更
新する。なお、適応ＦＩＲフィルタ１５の係数の更新
は、従来例と同様に行う。
【００３２】
【発明の効果】上記実施例からも明らかなように、本発
明に係る能動騒音低減装置は騒音源の回転数が変化し騒
音の性質が変化しても、回転数検出器によって回転数を
検出し、参照信号選択器によって、回転数に応じた参照
信号を選択するから、常に最適な参照信号を用いて消音
を行うことができるという効果を有する。
明に係る能動騒音低減装置は騒音源の回転数が変化し騒
音の性質が変化しても、回転数検出器によって回転数を
検出し、参照信号選択器によって、回転数に応じた参照
信号を選択するから、常に最適な参照信号を用いて消音
を行うことができるという効果を有する。
【００３３】また、複数の参照信号を用いて消音を行う
場合でも、参照信号選択器で選択された数だけの適応Ｆ
ＩＲフィルタで済むため、演算量を削減できるという効
果をも有するものである。
場合でも、参照信号選択器で選択された数だけの適応Ｆ
ＩＲフィルタで済むため、演算量を削減できるという効
果をも有するものである。
【図１】本発明の実施例における能動騒音低減装置の概
略ブロック図
略ブロック図
【図２】従来の能動騒音低減装置の概略ブロック図
１ 能動騒音低減装置 １０ 騒音源 １０ａ エンジン回転信号 １１ 第１センサ １２ アンプ １３ ローパスフィルタ（ＬＰＦ） １４ Ａ／Ｄ変換器 １５ 適応ＦＩＲフィルタ １６ Ｄ／Ａ変換器 １７ ローパスフィルタ（ＬＰＦ） １８ アンプ １９ スピーカ ２０ 第２センサ ２１ ＦＩＲフィルタ ２２ 係数更新器 ２３ Ａ／Ｄ変換器 ２４ ローパスフィルタ（ＬＰＦ） ２５ アンプ ２６ 第１のセンサ ２７ アンプ ２８ ローパスフィルタ（ＬＰＦ） ２９ 回転数検出器 ３０ 参照信号選択器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０３Ｈ 21/00 8842−5Ｊ
Claims (1)
- 【請求項１】 騒音源である回転機関からの騒音を第１
センサが捉えて発生した信号をＡ／Ｄ変換器でデジタル
信号とし、これをＦＩＲフィルタをへて係数更新器に入
力し、さらに前記デジタル信号を騒音と逆位相かつ同一
音圧となる音を作る適応ＦＩＲフィルタをへたのち、再
度Ｄ／Ａ変換して得た出力を消音信号としてスピーカか
ら放出し、該放出された消音信号を消音しようとする位
置の近傍に設置した第２センサが捉え、発生した信号を
デジタル信号に変換して前記係数更新器に入力し、前記
係数更新器が前記適応ＦＩＲフィルタの係数を最適設定
して更新するよう構成され、前記ＦＩＲフィルタは前記
スピーカから前記第２センサまでの伝達関数を近似した
係数を有する能動騒音低減装置であって、 騒音と相関の深い信号を検出する複数の第１センサと、 前記回転機関の回転信号から回転数を検出して参照信号
選択器に入力する回転数検出器と、 前記複数の第１センサからの信号及び前記回転数検出器
からの信号に基づき最適な参照信号を選択して前記Ａ／
Ｄ変換器に出力する参照信号選択器と、を備えたことを
特徴とする能動騒音低減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5286456A JPH07140987A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 能動騒音低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5286456A JPH07140987A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 能動騒音低減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07140987A true JPH07140987A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17704628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5286456A Pending JPH07140987A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 能動騒音低減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07140987A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008195287A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Honda Motor Co Ltd | 能動型騒音制御装置 |
| US7620188B2 (en) | 2003-06-17 | 2009-11-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Cylinder responsive vibratory noise control apparatus |
| US8160266B2 (en) | 2003-06-17 | 2012-04-17 | Honda Motor Co. Ltd. | Active vibratory noise control apparatus matching characteristics of audio devices |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP5286456A patent/JPH07140987A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7620188B2 (en) | 2003-06-17 | 2009-11-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Cylinder responsive vibratory noise control apparatus |
| US8160266B2 (en) | 2003-06-17 | 2012-04-17 | Honda Motor Co. Ltd. | Active vibratory noise control apparatus matching characteristics of audio devices |
| JP2008195287A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Honda Motor Co Ltd | 能動型騒音制御装置 |
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