JPH07140522A - レンズフード - Google Patents

レンズフード

Info

Publication number
JPH07140522A
JPH07140522A JP28827293A JP28827293A JPH07140522A JP H07140522 A JPH07140522 A JP H07140522A JP 28827293 A JP28827293 A JP 28827293A JP 28827293 A JP28827293 A JP 28827293A JP H07140522 A JPH07140522 A JP H07140522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
ring
lens
bayonet
hood ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28827293A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Shinohara
篠原  充
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP28827293A priority Critical patent/JPH07140522A/ja
Publication of JPH07140522A publication Critical patent/JPH07140522A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blocking Light For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 逆かぶせ時のカメラの内蔵ストロボとの干渉
を考えることなくフード効果の大きい花びらフードとす
ること。 【構成】 フード環1とフード環2間をばねで光軸方向
に加圧固定する構成。第1の実施例ではフード環1とフ
ード環2を一体回転タイプとし、光軸方向に押し込んで
逆かぶせ装着するもので、第2の実施例では、フード環
1とフード環2を回転自在タイプにし、フード環1を内
蔵ストロボに干渉しない位相にしておき、フード環2の
み回転させて逆かぶせ装着するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等のレンズ鏡筒
の前部に装着するレンズフード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ等のレンズ鏡筒に装着され
るレンズフードにおいてできるだけ多くの有害光をカッ
トしたいような場合は、レンズフードの先端部の形状を
花びら形状とし、例えば2本爪のバヨネットによりレン
ズ鏡筒前部の固定部に装着される構成とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では図5に示すように、内蔵ストロボ付のカメラに
レンズを取り付けて使用している場合、内蔵ストロボが
前に突き出ているため本来なら有害光カットの性能を考
えると図に示す点線部まで延ばせるものが、携帯時の逆
かぶせ時に干渉してしまうため、長さaだけ短くしなく
てはならず、花びら形状のフード効果を十分出すことが
できないという問題があった。また、図6に示すような
携帯性に優れたラバー折りたたみフードだと、強度に乏
しく、変形しやすいため、光線ケラレのない余裕をみた
寸法設定としなくてはならず、また十分なフード効果が
得られるような花びら形状とすることが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段(及び作用)】本発明はこ
のような課題を解決するもので、内蔵ストロボ付のカメ
ラに取り付けられたレンズに使用されるフードにおい
て、逆かぶせの制約を受けることなく、花びら形状のフ
ード効果を十分出すことができるレンズフードを提供す
ることを目的とするものである。
【0005】この目的を達成するために本発明は、先端
に花びら形状を有した第1のフード環と、前記第1のフ
ード環に嵌合しレンズ鏡筒の前部の固定部にバヨネット
結合するためのバヨネットを内側に有する第2のフード
環と、前記第1のフード環と前記第2のフード間に装架
され、前記第1のフード環と前記第2のフード環を光軸
方向に付勢している弾性部材とを設けて構成することに
より、カメラの内蔵ストロボとの干渉を考えなくてもよ
いため、十分なフード効果が出せるような花びら形状と
することが可能となる。
【0006】
【実施例】図1ないし図2は本発明の第1の実施例を示
し、図1は本発明の特徴を最もよく表わす図面であり、
同図において、1は先端に花びら形状を有するフード
環、1aはフード環2の直進溝2aに嵌合している突起
部、2は内側にレンズ鏡筒のバヨネット部とバヨネット
結合するためのバヨネット爪2cを有するフード環、2
aはフード環1の突起部1aが嵌合し、フード環1の回
転を制御している直進溝、3はフード環1の先端に取り
付けられ、逆かぶせ時にカメラに傷がつかないようにし
ている緩衝材、4はフード環1とフード環2を光軸方向
に固定しているストッパーリング、5はフード環2の直
進溝2aに収納され、フード環1の突起部1aとフード
環2の突起部2b間を加圧しているばね、6は光線もれ
を防ぐための遮光リングである。
【0007】次に上記構成において、本実施例の動作を
順を追って説明する。先ず図2(a)に示すようにレン
ズにレンズフードを逆かぶせする際にカメラの内蔵スト
ロボ部にフード環1の花びら形状の光軸方向に長い先端
部を突き当てる。次に、ばね5の加圧力に抗してフード
環2を押し込みバヨネット爪2cをレンズのバヨネット
部に係合させ、90°回転させて取り付ける。逆かぶせ
取り付け完了時の状態が図2(b)である。なお、この
際フード環1の先端部には緩衝材3がついているため、
レンズフードの先端部でカメラに傷つけることはないよ
うになっている。また、上記説明ではカメラの内蔵スト
ロボに突き当てて装着するようになっているが、あらか
じめ手でフード環2を押し込んだ状態にしておいて装着
してもよいことは言うまでもない。
【0008】図3ないし図4は本発明の第2の実施例を
示し、図3はその断面図、図4はレンズフードをレンズ
鏡筒に逆かぶせ装着するときの動作を示す図である。
【0009】図3において、11は先端に花びら形状を
有するフード環、11aは直進キー16の光軸方向の規
制をしている突起部、11bは直進キー16の回転位相
を規制するために2ケ所ないし4ケ所設けられている突
起部、12は内側にレンズ鏡筒のバヨネット部とバヨネ
ット結合するためのバヨネット爪12cを有するフード
環、12aは直進キー16を光軸方向のみ移動可能とし
ている直進溝、12dはフード環11とフード環12の
位相合わせのための表示、13はフード環2の直進溝部
12aに収納され、フード環11の突起部11aとフー
ド環12の突起部12b間を直進キー16を介して加圧
しているばね、14はフード環11とフード環12を光
軸方向に固定しているストッパーリング、14a及び1
4bはフード環11とフード環12の位相合わせのため
の表示、15は光線もれを防ぐための遮光リング、16
は直進溝12aに嵌合し、光軸方向のみ移動可能とされ
ている直進キーである。Aはクリック構造部で、16a
は表示12dと表示14bが合った時にフード環11の
突起部11aに設けられた係合部11cと係合する係合
凸部である。
【0010】次に上記構成において、本実施例の動作を
順を追って説明する。まず、図4(a)に示すように、
レンズフードを逆かぶせする際に、フード環12の表示
12dとストッパーリング14の表示14aを合わせた
位相にしておく。そして、フード環11をカメラの内蔵
ストロボと干渉しない位相にするようにして逆かぶせす
る。その時、フード環12のバヨネット爪12cとレン
ズ鏡筒のバヨネットは係合する位相となっているため、
そのまま係合させ、フード環11はそのままの位相でフ
ード環12のみ回転させて、表示12dが表示14bと
合う位相になったところでバヨネット結合される。つま
り、この実施例ではばね13の加圧力に抗して押し込む
必要がなくスムーズに装着できるものとなっている。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように先端に花びら形状を
有したレンズフードにおいて、2体に分けて構成し、第
1の実施例では逆かぶせ時に内蔵ストロボに突き当てて
取りつけるようにした構成とし、また第2の実施例では
それぞれのフード環を回転自在に構成することによっ
て、逆かぶせ時に内蔵ストロボに干渉しない位相で取り
つけることができるようにしたため、本発明のレンズフ
ードでは、レンズへの逆かぶせ時の内蔵ストロボとの干
渉を考えることなくフード効果を最大限生かせる花びら
形状とすることが可能となるという効果がある。また、
ばねによりフード環1とフード環2を光軸方向に加圧し
ているため、通常使用時に、それぞれのフード環のガタ
つきもなく、また実施例2では、このばねを利用したク
リック構造となっているため、回転方向のガタも抑える
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のレンズフードの断面
図。
【図2】図1のレンズフードをレンズに逆かぶせする時
の動作を示す平面図。
【図3】本発明の第2の実施例のレンズフードの断面
図。
【図4】図3のレンズフードをレンズに逆かぶせする時
の動作を示す平面図。
【図5】従来のレンズフードを示す図。
【図6】従来のレンズフードを示す図。
【符号の説明】
1,11 フード環(第1のフード環) 2,12 フード環(第1のフード環) 3 干渉部材 4,14 ストッパーリング 5,13 加圧部材 6,15 遮光リング 16 直進キー A クリック構造部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に花びら形状を有した第1のフード
    環と、前記第1のフード環に嵌合し、レンズ鏡筒前部の
    固定部にバヨネット結合するためのバヨネットを内側に
    有する第2のフード環と、前記第1のフード環と前記第
    2のフード環を光軸方向に付勢している弾性部材とを設
    けて構成することを特徴とするレンズフード。
  2. 【請求項2】 前記第1のフード環は、少なくとも3ケ
    所以上の突起部を有し、前記第2のフード環に設けられ
    た直進溝に嵌合することにより回転方向を規制され、光
    軸方向のみ移動可能とされていることを特徴とする請求
    項1のレンズフード。
  3. 【請求項3】 前記第1のフード環は、前記第2のフー
    ド環に対し、回転自在に構成されていることを特徴とす
    る請求項1のレンズフード。
  4. 【請求項4】 直進キーと、前記第1のフード環と前記
    直進キーとの間のクリック構造とを有することを特徴と
    する請求項3のレンズフード。
JP28827293A 1993-11-17 1993-11-17 レンズフード Withdrawn JPH07140522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28827293A JPH07140522A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 レンズフード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28827293A JPH07140522A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 レンズフード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07140522A true JPH07140522A (ja) 1995-06-02

Family

ID=17728036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28827293A Withdrawn JPH07140522A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 レンズフード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07140522A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008203683A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Sony Corp レンズフード及び撮像装置
JP2012093483A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Ricoh Co Ltd レンズ鏡胴
KR20160054974A (ko) 2014-11-07 2016-05-17 (주)에이커머스 모발섬유 분사 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008203683A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Sony Corp レンズフード及び撮像装置
JP2012093483A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Ricoh Co Ltd レンズ鏡胴
KR20160054974A (ko) 2014-11-07 2016-05-17 (주)에이커머스 모발섬유 분사 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0667076A (ja) ズームレンズ鏡筒
JPS5922927B2 (ja) カメラの附属品の装着装置
JP6500252B2 (ja) レンズ鏡筒
WO2019123965A1 (ja) レンズ鏡筒
JP3450780B2 (ja) 環状部材のバヨネット固定装置及びズームレンズ鏡筒
JP3925704B2 (ja) レンズ鏡胴
JPH07140522A (ja) レンズフード
JP2551827B2 (ja) レンズ駆動機構付シャッタ
JP2001356400A (ja) バヨネット連結装置
US5450239A (en) Light intercepting apparatus of lens barrel
JP4504097B2 (ja) カメラのレンズ鏡枠装置
JPH07120647A (ja) レンズ位置調整機構
JP3533131B2 (ja) レンズ鏡筒のバリヤ開閉装置
JPH0743779A (ja) 光学機器
JP4253596B2 (ja) レンズ鏡筒及びカメラ
JP3490948B2 (ja) レンズ鏡筒のバリヤ開閉装置
JP2008052193A (ja) 回転ロック機構、光学装置、および撮像装置
JP2575131Y2 (ja) レンズのアクセサリ着脱機構
JP2603895Y2 (ja) レンズ鏡筒の操作機構
JP3288761B2 (ja) レンズ鏡筒の定位置回動環とその支持筒の結合装置
JP2000193873A (ja) レンズ鏡筒
JP2535052Y2 (ja) ズームレンズ鏡筒
JPH0711661B2 (ja) 筒状体の着脱自在な取付装置
JP5500885B2 (ja) レンズ鏡筒ユニット及び撮像装置
JP5478863B2 (ja) レンズバリア装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010130