JPH071398U - 断熱パネルの継手構造 - Google Patents
断熱パネルの継手構造Info
- Publication number
- JPH071398U JPH071398U JP1394193U JP1394193U JPH071398U JP H071398 U JPH071398 U JP H071398U JP 1394193 U JP1394193 U JP 1394193U JP 1394193 U JP1394193 U JP 1394193U JP H071398 U JPH071398 U JP H071398U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接合するパネル材の接合構造が強固で、水密
性に優れ、しかも簡単な作業で連結できる断熱パネルの
継手構造を提供する。 【構成】 一対の表面板1,1と両側の雄型枠材2と雌
型枠材3とで囲まれる空間に断熱材9が充填されてなる
断熱パネルAにおいて、各表面板1の端縁を互いに直角
方向に折曲げると共に、さらに前記空間方向へ略直角に
折曲げて折曲げ部7を形成し、前記雄型枠材2及び雌型
枠材3に設けた挿入溝5内に前記表面板1の折曲部7を
挿入し、内部空間に注入発泡させてなる断熱材9よりな
り、前記雄型枠材2には先端に係止爪4aを有する一対の
接続脚4が設けられており、前記雌型枠材3には前記係
止爪4aと係合する嵌合溝6内に鉤状段部6aが設けられ隣
接する断熱パネルA,A同士は前記雄型枠材2の係止爪
4aと前記雌型枠材3の嵌合溝6内に設けられた鉤状段部
6aとが係合して接続するようにした。又この接続に際し
雄型枠材2の接続脚4,4間と雌型枠材3の中央部とを
接続シ−ル8で接着して接続するようにした。
性に優れ、しかも簡単な作業で連結できる断熱パネルの
継手構造を提供する。 【構成】 一対の表面板1,1と両側の雄型枠材2と雌
型枠材3とで囲まれる空間に断熱材9が充填されてなる
断熱パネルAにおいて、各表面板1の端縁を互いに直角
方向に折曲げると共に、さらに前記空間方向へ略直角に
折曲げて折曲げ部7を形成し、前記雄型枠材2及び雌型
枠材3に設けた挿入溝5内に前記表面板1の折曲部7を
挿入し、内部空間に注入発泡させてなる断熱材9よりな
り、前記雄型枠材2には先端に係止爪4aを有する一対の
接続脚4が設けられており、前記雌型枠材3には前記係
止爪4aと係合する嵌合溝6内に鉤状段部6aが設けられ隣
接する断熱パネルA,A同士は前記雄型枠材2の係止爪
4aと前記雌型枠材3の嵌合溝6内に設けられた鉤状段部
6aとが係合して接続するようにした。又この接続に際し
雄型枠材2の接続脚4,4間と雌型枠材3の中央部とを
接続シ−ル8で接着して接続するようにした。
Description
【0001】
本考案は、例えば冷蔵庫あるいはバン型車両の荷箱等を構成する断熱パネルの 継手構造に関するものである。
【0002】
従来の断熱パネルの継手構造は、例えば実公昭60−38146号(図2参照) に開示されているように、連結される両断熱パネル11,11′はそれぞれ一対 の表面板12,13間に発泡ポリウレタン等の絶縁材14が充填されており、一 方の断熱パネル11の一端に凹部15が形成され、又他端には前記凹部15と嵌 合する凸部16が形成されており、これら凹部15と凸部16を互いに嵌合させ て両断熱パネル11,11′を連結するようになっている。また、これら両断熱 パネル11,11′の連結部の側部には表面板12,12にそれぞれ突条17, 17が形成されており、これら突条17,17が連結されると断面がほぼ鳩尾状 となる係合突条18が形成され、この係合突条18に係合する連結具19によっ て両断熱パネル11,11′が互いに引きよせられ連結されるようになっている 。この従来の継手構造は、比較的両断熱パネルを強固に連結でき、しかも連結固 着作業が簡単にできるという利点はあるが、一方の表面板12に突条17を設け なければならないので、この表面板12の製作が複雑化されるばかりでなく、連 結具19が表面板12の上に重なり、この部分が表面板12上に突起物として存 在するので平滑性が失なわれ、又見ばえも悪くなるという欠点を有している。
【0003】 又図3に示したものは、一方の断熱パネルの端縁枠材に設けた凹溝20と他方 の断熱パネルの端縁枠材に設けた凸条部21とを嵌合させ、接着剤を介して固着 する継手構造であるが、この構造では継手部の信頼性はあまり期待できないので 使用範囲もおのずと制限され、特にバン型車両の荷箱等には不向きである。 又連結関係となる断熱パネルの目地部22(図3参照)にはシ−ル材を充填し て仕上げているが、これが均一にシ−ルされず、年と共に汚れてくるという欠点 を有していた。
【0004】
接合するパネル材の接合構造が強固で、水密性に優れ、しかも簡単な作業で連 結できる断熱パネルの継手構造を提供する。
【0005】
一対の表面板1,1と両側の雄型枠材2と雌型枠材3とで囲まれる空間に断熱 材9が充填されてなる断熱パネルAにおいて、各表面板1の端縁を互いに直角方 向に折曲げると共に、さらに前記空間方向へ略直角に折曲げて折曲げ部7を形成 し、前記雄型枠材2及び雌型枠材3に設けた挿入溝5内に前記表面板1の折曲部 7を挿入し、内部空間に注入発泡させてなる断熱材9よりなり、前記雄型枠材2 には先端に係止爪4aを有する一対の接続脚4が設けられており、前記雌型枠材3 には前記係止爪4aと係合する嵌合溝6内に鉤状段部6aが設けられ隣接する断熱パ ネルA,A同士は前記雄型枠材2の係止爪4aと前記雌型枠材3の嵌合溝6内に設 けられた鉤状段部6aとが係合して接続するようにした。又この接続に際し雄型枠 材2の接続脚4,4間と雌型枠材3の中央部とを接続シ−ル8で接着して接続す るようにした。
【0006】
図1に基いて説明する。断熱パネルAと断熱パネルAは継手部Bで接合される 。断熱パネルAは一対の表面板1,1と、両側縁部の雄型枠材2及び雌型枠材3 とで構成されている。雄型枠材2は絶縁材料製の型材で外面に一対の接続脚4と 、これら接続脚4の外側に表面板1の端縁折曲げ部7の挿入溝5を有している。 接続脚4はその先端に爪4aを有している。
【0007】 他方雌型枠材3は前記雄型枠材2の挿入溝5と同様の挿入溝5を有している。 これら挿入溝5,5の内側に、前記接続脚4の嵌合溝6を有し、この中に接続脚 4の先端の爪4aの係止される鉤状段部6aを備えている。なお一対の接続脚4は先 細のハ字型に設けられている。 表面板1はアルミ板製で、側縁部がコ型に成形され、端部折曲部7が枠材2, 3の挿入溝5に挿入される。 接続脚4の先端の爪4aと鉤状段部6aの係合においては、図1の(b)に示す角度 θが重要であるが、たとえば10°前後である。
【0008】 パネルAとパネルAは以上のような部材を用意し、表面板1の折曲げ部7を両 枠材2と3の挿入溝5内に挿入して組み立て、一対の表面板1,1と枠材2と3 で囲まれた空間に断熱材9を注入し発泡させることによって作られる。 このようにして出来たパネルAとAを接続するには、枠材2の接続脚4を相手 方の嵌合溝6内に押し込み、先端の爪4aと鉤状段部6aを係合させる。このとき、 接続脚4と4の間に接続シ−ル8を貼着しておくことにより、両者は接着される 。なお当然のことであるが、この接続シ−ル8の厚み分枠材2の中央部a(図1 の(c)参照)はその両側部bより若干低くしておく(図の寸法δ)。
【0009】
枠材2と3を結合するに際し、接続脚4の先端に設けた爪4aと鉤状段部6aと の係合により断熱パネルA,Aが相互に引きよせられる構造になっているので、 接合部の目地部22を最少とすることができ、該目地部にシ−ル材の充填が不要 となり、接合部外表面の仕上り外観がきれいに仕上り、商品価値をアップするこ とができる。 枠材2と3の嵌合が緊密となるので、強固でかつ水密的連結ができ、しかも 連結作業を簡単におこなう事ができる。
【図1】本考案に係る断熱パネルAを示し、(a)は接合
した状態の断面図、(b)は係止爪4aの係合部詳細図、
(c)は両枠材の断面図で図5のA−A断面図。
した状態の断面図、(b)は係止爪4aの係合部詳細図、
(c)は両枠材の断面図で図5のA−A断面図。
【図2】公知断熱パネルの斜視図。
【図3】同じく公知断熱パネルの断面図。
【図4】断熱パネルを使用したバン型車両の側面図。
A 断熱パネル B 継手部 1 表面板 2 雄型枠材 3 雌型枠材 4 接続脚 4a 係止爪 5 溝 6 嵌合溝 6a 鉤状段部 7 折曲部 8 接続シ−ル 9 断熱材 11 断熱パネル 12,13 表面板 14 絶縁材 15 凹部 16 凸部 17 突条 18 係合突条 19 連結具 20 凹溝 21 凸条部 22 目地部
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の表面板(1,1)と両側の雄型枠材
(2)と雌型枠材(3)とで囲まれる空間に断熱材(9)が充
填されてなる断熱パネル(A)において、各表面板(1)の
端縁を互いに直角方向に折曲げると共に、さらに前記空
間方向へ略直角に折曲げて折曲げ部(7)を形成し、前記
雄型枠材(2)及び雌型枠材(3)に設けた挿入溝(5)内に
前記表面板(1)の折曲部(7)を挿入し、内部空間に注入
発泡させてなる断熱材(9)よりなり、前記雄型枠材(2)
には先端に係止爪(4a)を有する一対の接続脚(4)が設け
られており、前記雌型枠材(3)には前記係止爪(4a)と係
合する嵌合溝(6)内に鉤状段部(6a)が設けられ隣接する
断熱パネル(A,A)同士は前記雄型枠材(2)の係止爪(4
a)と前記雌型枠材(3)の嵌合溝(6)内に設けられた鉤状
段部(6a)とが係合して接続するようにしたことを特徴と
する断熱パネルの継手構造。 - 【請求項2】 雄型枠材(2)の接続脚(4,4)間と雌型
枠材(3)の中央部とを接続シ−ル(8)で接着して接続す
るようにしたことを特徴とする請求項1の断熱パネルの
継手構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1394193U JP2511184Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 断熱パネルの継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1394193U JP2511184Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 断熱パネルの継手構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071398U true JPH071398U (ja) | 1995-01-10 |
JP2511184Y2 JP2511184Y2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=11847237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1394193U Expired - Lifetime JP2511184Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 断熱パネルの継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511184Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63197893U (ja) * | 1987-06-09 | 1988-12-20 |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP1394193U patent/JP2511184Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63197893U (ja) * | 1987-06-09 | 1988-12-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2511184Y2 (ja) | 1996-09-18 |
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