JPH07139650A - 分岐バルブ - Google Patents

分岐バルブ

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JPH07139650A
JPH07139650A JP28823293A JP28823293A JPH07139650A JP H07139650 A JPH07139650 A JP H07139650A JP 28823293 A JP28823293 A JP 28823293A JP 28823293 A JP28823293 A JP 28823293A JP H07139650 A JPH07139650 A JP H07139650A
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JP
Japan
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branch
flow passage
flow path
main flow
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP28823293A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoshi Ogawa
直志 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分岐バルブにおいて、分岐側流量を確保可能
とすること。 【構成】 主流路12と分岐流路13との間に堰14を
設け、主流路12と分岐流路13との連通をダイヤフラ
ム15により開閉する分岐バルブ10において、主流路
12における堰14への分岐流出領域12Bの一部に、
主流路12の流路方向に交差するじゃま板30を設けて
なるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分岐バルブに係り、特に
IC、LSI、超LSI等の半導体集積回路の製造ライ
ンに用いられる純水、超純水、医薬品の製造、調合に用
いられる無菌水、或いは食料品関係の流体等を輸送する
配管路の分岐部に用いられて好適な分岐バルブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭 62-151676号公報に記載の
如くの分岐バルブがある。この分岐バルブ1は、図4に
示す如く、バルブ本体2に設けた主流路3側の分岐流出
路3Aと分岐流路4側の分岐流入路4Aとの間に堰5を
設け、該堰5に接離するダイヤフラム6(弁体)によ
り、主流路3と分岐流路4との連通を開閉するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の分
岐バルブ1にあっては、流路内の生菌や塵埃の付着、滞
留を防ぐため、主流路3の流路断面をその流路方向にお
いて滑らかに連続する丸孔状等としている。このため、
ダイヤフラム6が開いたときにも、主流路3における堰
5への分岐流出領域を流れる流体は主流路3の流路方向
に向けて流れ易く、分岐流路4側へは流れづらい。この
ため、分岐流路4への分配流量が少なくなり、分岐流路
4の流量を確保しづらい。
【0004】本発明は、分岐バルブにおいて、分岐側流
量を確保可能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、バルブ本体に設けた主流路と分岐流路との間に堰を
設け、該堰に接離する弁体により、主流路と分岐流路と
の連通を開閉する分岐バルブにおいて、上記主流路にお
ける堰への分岐流出領域の一部に、該主流路の流路方向
に交差するじゃま板を設けてなるようにしたものであ
る。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項2記載
の本発明において更に、前記弁体がダイヤフラムである
ようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、下記、の作用がある。 弁体(ダイヤフラム)が開いたとき、主流路に設けた
じゃま板が、主流路の流れを一部遮って分岐流路側へ向
ける。従って、分岐流路への分配流量を多くし、分岐側
流量を確保可能とする。
【0008】じゃま板は、主流路の一部にのみ設ける
ものであり、全面に設けるものでないため、流路内の生
菌や塵埃の付着、滞留に関する悪影響を生じない。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す断面図、図2
は図1のII-II 線に沿う断面図、図3はバルブ本体を示
す模式図、図4は従来例を示す模式図である。
【0010】分岐バルブ10は、図1、図2に示す如
く、バルブ本体11に設けた主流路12側の分岐流出路
12Aと、分岐流路13側の分岐流入路13Aとの間に
堰14を設け、該堰14の弁座14Aに接離するダイヤ
フラム15(弁体)により、主流路12と分岐流路13
との連通を開閉する。
【0011】バルブ本体11は、例えば塩化ビニル樹
脂、ポリフェニレンサルファイド、ポリビニリデンフル
オライド、ポリブテン等の合成樹脂から成形され、主流
路12と分岐流路13とを一体に成形している。尚、分
岐流路13は主流路12に対して略直角方向に分岐され
ている。11Aはダイヤフラム15の周縁部を支持する
バルブ本体11の開口周縁部である。
【0012】ダイヤフラム15は、例えば合成樹脂製弾
性体からなり、ハンドル16を回すことにより、弁座1
4Aに圧接、離反され、主流路12から分岐流路13へ
の流体の流れを調整もしくは遮断可能とする。ここで、
バルブ本体11の開口周縁部11A回りには、ダイヤフ
ラム15を挟む状態で、ボンネット17がボルト18に
より固定されている。そして、ボンネット17にはスリ
ーブ19が回転可能に支持され、スリーブ19のボンネ
ット17から突出している部分にはハンドル16が固定
されている。そして、スリーブ19にはスピンドル20
が螺合され、スピンドル20はハンドル16及びスリー
ブ19の回転により、回転することなく上下動する。更
に、スピンドル20の内端部にはコンプレッサ21が連
結され、コンプレッサ21には押込金具22を介して前
述のダイヤフラム15の中央部が結合されている。これ
により、ハンドル16を回すと、スピンドル20が上下
動し、ひいてはダイヤフラム15が堰14の弁座14A
に対して接離することとなる。
【0013】然るに、本実施例にあっては、図1〜図3
に示す如く、バルブ本体11の主流路12における堰1
4への分岐流出領域12Bの一部及び前述の分岐流出路
12Aに、主流路12の流路方向に交差するじゃま板3
0を設けている。尚、じゃま板30は、閉じ状態のダイ
ヤフラム15を支える受座30Aを備えている。
【0014】次に、上記分岐バルブ10の使用状態につ
いて説明する。分岐バルブ10は、例えば、主流路12
側が循環路系、即ち、不純物除去装置、殺菌装置、限外
濾過膜及び逆浸透膜装置を通されて処理された超純水等
の循環路系に接続され、他方、分岐流路13側が各ユー
スポイントに接続されて使用される。
【0015】ハンドル16を回すことにより、スリーブ
19が回転し、その結果、スリーブ19に螺合している
スピンドル20が回転することなく下方に移動し、ダイ
ヤフラム15が弁座14Aに押圧され、主流路12側か
ら分岐流路13側への流体の流れが遮断される。ハンド
ル16を逆方向に回せば、主流路12側から分岐流路1
3側への流体の流れを許容し、調整し得る。
【0016】図1、図2において、Aは主流路12から
分岐流路13への流れ、Bは主流路12のみの流れであ
る。
【0017】然るに、本実施例によれば、以下の如くの
作用がある。 弁体(ダイヤフラム15)が開いたとき、主流路12
に設けたじゃま板30が、主流路12の流れを一部遮っ
て分岐流路13側へ向ける。従って、分岐流路13への
分配流量を多くし、分岐側流量を確保可能とする。
【0018】じゃま板30は、主流路12の一部にの
み設けるものであり、全面に設けるものでないため、流
路内の生菌や塵埃の付着、滞留に関する悪影響を生じな
い。
【0019】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、バルブ本体
の材質は上記実施例の合成樹脂材料に限定されず、ステ
ンレス鋼等の耐食性金属、セラミック等の材料であって
も良い。
【0020】また、分岐流路側への流体の流れを遮断す
る機構は上記実施例のダイヤフラム方式に限定されず、
弁体及び弁座の構造を適宜変更することにより、従来公
知のストップバルブ、ゲートバルブ等の遮断機構を採用
できる。
【0021】また、主流路の受口形状はねじ式、フラン
ジ式又はTS式のものであって良く、同様に分岐流路の
受口形状もねじ式、フランジ式又はTS式のものであっ
て良い。
【0022】更に、上記実施例では、ハンドルを用いた
手動弁について説明したが、本発明は自動操作用のアク
チュエータが装備された自動弁にも適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、分岐バル
ブにおいて、分岐側流量を確保可能とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図2は図1のII-II 線に沿う断面図である。
【図3】図3はバルブ本体を示す模式図である。
【図4】図4は従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 分岐バルブ 11 バルブ本体 12 主流路 12B 分岐流出領域 13 分岐流路 14 堰 15 ダイヤフラム(弁体) 30 じゃま板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ本体に設けた主流路と分岐流路と
    の間に堰を設け、該堰に接離する弁体により、主流路と
    分岐流路との連通を開閉する分岐バルブにおいて、上記
    主流路における堰への分岐流出領域の一部に、該主流路
    の流路方向に交差するじゃま板を設けてなることを特徴
    とする分岐バルブ。
  2. 【請求項2】 前記弁体がダイヤフラムである請求項1
    記載の分岐バルブ。
JP28823293A 1993-11-17 1993-11-17 分岐バルブ Pending JPH07139650A (ja)

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JP28823293A JPH07139650A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 分岐バルブ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000022326A1 (fr) * 1998-10-15 2000-04-20 Kabushiki Kaisha Fujikin Regulateur de fluide
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