JPH0926040A - 三方切換弁 - Google Patents
三方切換弁Info
- Publication number
- JPH0926040A JPH0926040A JP20039195A JP20039195A JPH0926040A JP H0926040 A JPH0926040 A JP H0926040A JP 20039195 A JP20039195 A JP 20039195A JP 20039195 A JP20039195 A JP 20039195A JP H0926040 A JPH0926040 A JP H0926040A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- valve
- main body
- fluid
- granular bodies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 流路を流下する流体に含まれる米粒等の粒状
物が、弁体の通路の内奥に堆積してしまうのを防止する
と共に、弁本体と弁体との間に粒状物が噛み込まれるの
を防止するようにしたものである。 【解決手段】 互いに異なった三方向にポートを有する
円筒状の弁本体内に、く字状に屈曲した板状弁体を回転
自在に配置したことを特徴とする。
物が、弁体の通路の内奥に堆積してしまうのを防止する
と共に、弁本体と弁体との間に粒状物が噛み込まれるの
を防止するようにしたものである。 【解決手段】 互いに異なった三方向にポートを有する
円筒状の弁本体内に、く字状に屈曲した板状弁体を回転
自在に配置したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1入路からの流
体を2方向のいずれかの出路に選択的に切り替える三方
切換弁に関する。
体を2方向のいずれかの出路に選択的に切り替える三方
切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1入路からの流体を2方向の出路
のいずれかに選択的に切り替える三方切換弁は公知であ
る。従来公知の三方切換弁は、弁本体内に弁体を回転自
在に配置し、該回転する弁体に中心で交差して3方向に
伸びる孔状の通路を形成したものが一般的な構造であ
る。かかる孔状の通路を有する弁体を備えた三方切換弁
を炊飯器の配管用バルブに用いた場合、水と共に流れる
米粒が弁体の閉止された通路内に堆積してしまい、これ
が腐敗して来るという問題があった。又、米粒が弁本体
と弁体との間に噛み込まれて摺り潰され糊状になって弁
本体又は弁体に付着するという問題もあった。
のいずれかに選択的に切り替える三方切換弁は公知であ
る。従来公知の三方切換弁は、弁本体内に弁体を回転自
在に配置し、該回転する弁体に中心で交差して3方向に
伸びる孔状の通路を形成したものが一般的な構造であ
る。かかる孔状の通路を有する弁体を備えた三方切換弁
を炊飯器の配管用バルブに用いた場合、水と共に流れる
米粒が弁体の閉止された通路内に堆積してしまい、これ
が腐敗して来るという問題があった。又、米粒が弁本体
と弁体との間に噛み込まれて摺り潰され糊状になって弁
本体又は弁体に付着するという問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、流路を流
下する流体に含まれる米粒等の粒状物が、弁体の通路の
内奥に堆積してしまうのを防止すると共に、弁本体と弁
体との間に粒状物が噛み込まれるのを防止するようにし
たものである。
下する流体に含まれる米粒等の粒状物が、弁体の通路の
内奥に堆積してしまうのを防止すると共に、弁本体と弁
体との間に粒状物が噛み込まれるのを防止するようにし
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明が採った手段は、互いに異なった三方向に
ポートを有する円筒状の弁本体内に、く字状に屈曲した
板状弁体を回転自在に配置したことを特徴とする。
に、この発明が採った手段は、互いに異なった三方向に
ポートを有する円筒状の弁本体内に、く字状に屈曲した
板状弁体を回転自在に配置したことを特徴とする。
【0005】又、く字状弁体の下部に弁本体の内径に略
一致する円盤状の底板を一体的に取り付けたことを特徴
とする。
一致する円盤状の底板を一体的に取り付けたことを特徴
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ、この発
明の好ましい実施の形態を詳細に説明する。図において
(1)は弁本体であって、上下を開放した円筒状の構造を
有し周壁に3つのポート(2)(3)(4)が形成されてい
る。開放された下面は底蓋(5)で、上面は上蓋(6)でそ
れぞれ閉塞される。第1のポート(2)は入口ポートであ
り、残りのポート(3)(4)はそれぞれ出口ポートであ
り、第1出口ポート(3)、第2出口ポート(4)は互いに
所定の角度を有していると共に、入口ポート(2)に対し
ても所定の角度を有している。
明の好ましい実施の形態を詳細に説明する。図において
(1)は弁本体であって、上下を開放した円筒状の構造を
有し周壁に3つのポート(2)(3)(4)が形成されてい
る。開放された下面は底蓋(5)で、上面は上蓋(6)でそ
れぞれ閉塞される。第1のポート(2)は入口ポートであ
り、残りのポート(3)(4)はそれぞれ出口ポートであ
り、第1出口ポート(3)、第2出口ポート(4)は互いに
所定の角度を有していると共に、入口ポート(2)に対し
ても所定の角度を有している。
【0007】(7)は弁体であって、く字状に屈曲した板
状弁体からなり、下部には弁本体の内径にほぼ一致する
円盤状の底板(8)が一体に取り付けられ、上部中心には
軸体(9)が一体に取り付けられる。底板(8)と弁本体
(1)の底蓋(5)との間には、弁体の回転を良くするため
に潤滑性の良い樹脂等からなる滑板(10)が介挿される。
軸体(9)は、弁体(7)の中心に固着されており、アクチ
ュエータ(12)の駆動軸(13)と連結するために角穴(11)が
形成されている。底板(8)と軸体(9)は弁体(7)と別体
に形成して、一体に固着しても良いことは勿論である。
状弁体からなり、下部には弁本体の内径にほぼ一致する
円盤状の底板(8)が一体に取り付けられ、上部中心には
軸体(9)が一体に取り付けられる。底板(8)と弁本体
(1)の底蓋(5)との間には、弁体の回転を良くするため
に潤滑性の良い樹脂等からなる滑板(10)が介挿される。
軸体(9)は、弁体(7)の中心に固着されており、アクチ
ュエータ(12)の駆動軸(13)と連結するために角穴(11)が
形成されている。底板(8)と軸体(9)は弁体(7)と別体
に形成して、一体に固着しても良いことは勿論である。
【0008】弁本体(1)の上面を閉塞する上板(6)に
は、弁軸筒(14)が一体に取り付けられ、該弁軸筒(14)の
上端に取付板(15)が固着され、該取付板(15)に前記アク
チュエータ(12)が取り付けられる。弁本体(1)と上蓋
(6)との間は、ガスケット(16)でシールされており、又
弁軸筒(14)と軸体(9)との間は、Oリング(17)でシール
されている。更に、軸体(9)と弁軸筒(14)との間には、
潤滑性の良い樹脂からなるスリーブベアリング(18)が介
挿されている。
は、弁軸筒(14)が一体に取り付けられ、該弁軸筒(14)の
上端に取付板(15)が固着され、該取付板(15)に前記アク
チュエータ(12)が取り付けられる。弁本体(1)と上蓋
(6)との間は、ガスケット(16)でシールされており、又
弁軸筒(14)と軸体(9)との間は、Oリング(17)でシール
されている。更に、軸体(9)と弁軸筒(14)との間には、
潤滑性の良い樹脂からなるスリーブベアリング(18)が介
挿されている。
【0009】図2の弁体(7)の位置において、入口ポー
ト(2)からの流体は第1出口ポート(3)に流れている。
この状態において、弁体(7)は単にく字状に屈曲してい
るのみであり、従来のような孔状の通路ではないため、
流体中の米粒の如き粒状物が滞留する空間がなくなり、
弁体内に粒状物が堆積してくるのを防止することが出来
る。アクチュエータ(12)を作動して弁体(7)を二点鎖線
の位置に回転すると、第1出口ポート(3)から第2出口
ポート(4)に流路が切り替えられるが、この状態におい
ても粒状物の堆積はない。
ト(2)からの流体は第1出口ポート(3)に流れている。
この状態において、弁体(7)は単にく字状に屈曲してい
るのみであり、従来のような孔状の通路ではないため、
流体中の米粒の如き粒状物が滞留する空間がなくなり、
弁体内に粒状物が堆積してくるのを防止することが出来
る。アクチュエータ(12)を作動して弁体(7)を二点鎖線
の位置に回転すると、第1出口ポート(3)から第2出口
ポート(4)に流路が切り替えられるが、この状態におい
ても粒状物の堆積はない。
【0010】又、弁体(7)の下部には底板(8)が固定さ
れ、弁本体(1)との間を閉止しているので、粒状物が弁
本体(1)と弁体(7)との間に入り込むおそれがなくな
り、粒状物が噛み込まれる不都合を防止することが出来
る。
れ、弁本体(1)との間を閉止しているので、粒状物が弁
本体(1)と弁体(7)との間に入り込むおそれがなくな
り、粒状物が噛み込まれる不都合を防止することが出来
る。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、弁体内に粒状物が堆
積してそれが腐敗したり、或いは弁本体と弁体との間に
粒状物が噛み込まれてくる不都合を防止することが出来
る。
積してそれが腐敗したり、或いは弁本体と弁体との間に
粒状物が噛み込まれてくる不都合を防止することが出来
る。
【図1】 この発明に係る三方切換弁の一部を断面した
正面図
正面図
【図2】 同横断平面図
【図3】 同分解斜視図
(1) 弁本体 (2) 入口ポート (3) 第1出口ポート (4) 第2出口ポート (5) 底蓋 (6) 上蓋 (7) 弁体 (8) 底板 (9) 軸体 (10) 滑板 (11) 角穴 (12) アクチュエータ (13) 駆動軸 (14) 弁軸筒 (15) 取付板 (16) ガスケット (17) Oリング (18) スリーブベアリング
Claims (2)
- 【請求項1】互いに異なった三方向にポートを有する円
筒状の弁本体内に、く字状に屈曲した板状弁体を回転自
在に配置したことを特徴とする三方切換弁。 - 【請求項2】く字状弁体の下部に弁本体の内径に略一致
する円盤状の底板を一体的に取り付けたことを特徴とす
る請求項1記載の三方切換弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20039195A JPH0926040A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 三方切換弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20039195A JPH0926040A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 三方切換弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0926040A true JPH0926040A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16423553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20039195A Pending JPH0926040A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 三方切換弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0926040A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100465888B1 (ko) * | 2002-07-31 | 2005-01-13 | 원영식 | 폐기가스 처리장치의 역류방지용 분배밸브 |
CN100447428C (zh) * | 2005-12-08 | 2008-12-31 | 武善东 | 一种流体变送方法和装置 |
CN107940070A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-04-20 | 天津市卡尔斯阀门有限公司 | 一种介质稳定分流的阀门 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP20039195A patent/JPH0926040A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100465888B1 (ko) * | 2002-07-31 | 2005-01-13 | 원영식 | 폐기가스 처리장치의 역류방지용 분배밸브 |
CN100447428C (zh) * | 2005-12-08 | 2008-12-31 | 武善东 | 一种流体变送方法和装置 |
CN107940070A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-04-20 | 天津市卡尔斯阀门有限公司 | 一种介质稳定分流的阀门 |
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