JPH07139635A - 回転機械軸受台のシールリング - Google Patents
回転機械軸受台のシールリングInfo
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- JPH07139635A JPH07139635A JP28886893A JP28886893A JPH07139635A JP H07139635 A JPH07139635 A JP H07139635A JP 28886893 A JP28886893 A JP 28886893A JP 28886893 A JP28886893 A JP 28886893A JP H07139635 A JPH07139635 A JP H07139635A
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- Japan
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- shaft
- bearing
- seal ring
- bearing stand
- seal
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- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】供給される潤滑油の下で回転する回転機械の軸
を支持する滑り軸受を内蔵する軸受台の軸貫通部に設け
られる潤滑油漏洩を防止するシールリングに、軸受台内
部が負圧のため軸受台内に流入する大気中の塵芥と潤滑
油とからなり、軸振動に悪影響を与えるタールが生成し
ない回転機械軸受台のシールリングを提供する。 【構成】軸受台５の軸受台カバー４、及び図示しない軸
受台台箱３の軸貫通部に取付けられたリング１０とフィ
ン９とからなるシールリング８の大気側にカバー２０で
画成されるシール空気室２１を設け、シール空気供給系
２２を経て塵芥を含まない清浄な空気をシール空気室２
１に供給し、大気中の塵芥が軸受台５内に入らないよう
にする。
を支持する滑り軸受を内蔵する軸受台の軸貫通部に設け
られる潤滑油漏洩を防止するシールリングに、軸受台内
部が負圧のため軸受台内に流入する大気中の塵芥と潤滑
油とからなり、軸振動に悪影響を与えるタールが生成し
ない回転機械軸受台のシールリングを提供する。 【構成】軸受台５の軸受台カバー４、及び図示しない軸
受台台箱３の軸貫通部に取付けられたリング１０とフィ
ン９とからなるシールリング８の大気側にカバー２０で
画成されるシール空気室２１を設け、シール空気供給系
２２を経て塵芥を含まない清浄な空気をシール空気室２
１に供給し、大気中の塵芥が軸受台５内に入らないよう
にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転機械の軸が支持さ
れる滑り軸受を内蔵する軸受台に、軸が貫通する軸受台
の軸貫通部に、潤滑油の漏洩を防止するために設けられ
る回転機械軸受台のシールリングに関する。
れる滑り軸受を内蔵する軸受台に、軸が貫通する軸受台
の軸貫通部に、潤滑油の漏洩を防止するために設けられ
る回転機械軸受台のシールリングに関する。
【０００２】
【従来の技術】回転機械の軸は、供給される潤滑油の下
に滑り軸受に支持されて回転する。この場合、滑り軸受
を内蔵する軸受台内部から大気中への潤滑油の漏洩を防
止するために、軸との間に微小な隙間を有して軸を囲む
シールリングが、軸が貫通する軸受台の軸貫通部に設け
られ、さらに軸受台内の排油が排油管を経て導かれる油
タンクに排風機を設置し、排風機の駆動により軸受台内
部を負圧にしている。
に滑り軸受に支持されて回転する。この場合、滑り軸受
を内蔵する軸受台内部から大気中への潤滑油の漏洩を防
止するために、軸との間に微小な隙間を有して軸を囲む
シールリングが、軸が貫通する軸受台の軸貫通部に設け
られ、さらに軸受台内の排油が排油管を経て導かれる油
タンクに排風機を設置し、排風機の駆動により軸受台内
部を負圧にしている。
【０００３】上記のような潤滑油の漏洩を防止するため
のシールリングを備える軸受台として、図３に示すもの
が知られている。図３において、１は回転機械の軸であ
り、滑り軸受２に支持されている。滑り軸受２は軸受台
台箱３と、この台箱を覆う軸受台カバー４とからなる軸
受台５の前記軸受台台箱３に台板６を介して取付けられ
ている。
のシールリングを備える軸受台として、図３に示すもの
が知られている。図３において、１は回転機械の軸であ
り、滑り軸受２に支持されている。滑り軸受２は軸受台
台箱３と、この台箱を覆う軸受台カバー４とからなる軸
受台５の前記軸受台台箱３に台板６を介して取付けられ
ている。
【０００４】軸１が軸受台５を貫通する軸受台５の軸貫
通部には、軸１を微小な隙間を有して囲み、軸受台５の
軸受台台箱３と軸受台カバー４とにそれぞれ取付けられ
た上半部と下半部とからなる二つ割りのシールリング８
が設けられている。シールリング８は、図４に示すよう
に軸１を微小な隙間を有して囲むフィン９と、このフィ
ン９を取付けたリング１０とから構成されている。
通部には、軸１を微小な隙間を有して囲み、軸受台５の
軸受台台箱３と軸受台カバー４とにそれぞれ取付けられ
た上半部と下半部とからなる二つ割りのシールリング８
が設けられている。シールリング８は、図４に示すよう
に軸１を微小な隙間を有して囲むフィン９と、このフィ
ン９を取付けたリング１０とから構成されている。
【０００５】図３において、１１は閉鎖された油タンク
であり、油面１２を形成して油を貯留している。排油管
１３は軸受台台箱３の排油口１４と、油面１２上の空間
部の油タンク１１の上部に接続して設けられている。排
風機１６は油タンク１１の油面上の空気を排気し、排気
管１７に設けられている。
であり、油面１２を形成して油を貯留している。排油管
１３は軸受台台箱３の排油口１４と、油面１２上の空間
部の油タンク１１の上部に接続して設けられている。排
風機１６は油タンク１１の油面上の空気を排気し、排気
管１７に設けられている。
【０００６】このような構成により、図示しない給油装
置により滑り軸受２に潤滑油を供給し、軸１を回転す
る。この際、排風機１６を駆動し、油タンク１１の油面
１２上の空気を排気すれば、油タンク１１内の圧力は大
気圧より若干低い負圧になり、この結果、排油管１３に
接続される軸受台５内部も負圧になる。したがって、軸
受台５内の潤滑油は、シールリング８のフィン９及び軸
受台５内部の負圧により、潤滑油は大気中に漏出しな
い。
置により滑り軸受２に潤滑油を供給し、軸１を回転す
る。この際、排風機１６を駆動し、油タンク１１の油面
１２上の空気を排気すれば、油タンク１１内の圧力は大
気圧より若干低い負圧になり、この結果、排油管１３に
接続される軸受台５内部も負圧になる。したがって、軸
受台５内の潤滑油は、シールリング８のフィン９及び軸
受台５内部の負圧により、潤滑油は大気中に漏出しな
い。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記のように潤滑油の
漏洩を防止するために、排風機１６により軸受台５内部
を負圧にすると、軸受台５内部にはシールリング８のフ
ィン９と軸１との間の微小な隙間から大気が流入する。
このため、シールリング８のフィン９部には図５に示す
ように、大気中の埃や保温屑等の塵芥と軸受台５内から
シールリング８に滲出する潤滑油とからなるタール１８
が生成され、シールリング８のフィン９部に経年的に堆
積する。
漏洩を防止するために、排風機１６により軸受台５内部
を負圧にすると、軸受台５内部にはシールリング８のフ
ィン９と軸１との間の微小な隙間から大気が流入する。
このため、シールリング８のフィン９部には図５に示す
ように、大気中の埃や保温屑等の塵芥と軸受台５内から
シールリング８に滲出する潤滑油とからなるタール１８
が生成され、シールリング８のフィン９部に経年的に堆
積する。
【０００８】また、軸受台５が設置される環境が高温で
ある場合には、このタール１８は硬化した炭化物として
成長する。この硬化した炭化物が回転する軸に接触する
ようになると、炭化物は折損，成長を繰り返すため、軸
振動値は炭化物が軸に接触したときには大きくなり、ま
た炭化物が折損したときには小さくなったりして軸振動
値の上昇，下降を繰り返し、回転機械の運転に悪影響を
及ぼすという問題がある。
ある場合には、このタール１８は硬化した炭化物として
成長する。この硬化した炭化物が回転する軸に接触する
ようになると、炭化物は折損，成長を繰り返すため、軸
振動値は炭化物が軸に接触したときには大きくなり、ま
た炭化物が折損したときには小さくなったりして軸振動
値の上昇，下降を繰り返し、回転機械の運転に悪影響を
及ぼすという問題がある。
【０００９】また、堆積したタールと軸との接触が生じ
た場合には、軸振動特性が変化するという問題も生じ
る。本発明の目的は、軸受台に設けられたシールリング
にタールの生成，堆積が生じない軸受台のシールリング
を提供することである。
た場合には、軸振動特性が変化するという問題も生じ
る。本発明の目的は、軸受台に設けられたシールリング
にタールの生成，堆積が生じない軸受台のシールリング
を提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば滑り軸受を内蔵し、この軸受に支持
されて供給される潤滑油の下に回転する軸が貫通する軸
受台の軸貫通部に軸を囲んで設けられる回転機械軸受台
のシールリングにおいて、シールリングの大気側に取付
けられ、軸を微小な隙間を有して囲むカバーと、このカ
バー内に清浄なシール空気を供給するシール空気供給系
とを設けるものとする。
に、本発明によれば滑り軸受を内蔵し、この軸受に支持
されて供給される潤滑油の下に回転する軸が貫通する軸
受台の軸貫通部に軸を囲んで設けられる回転機械軸受台
のシールリングにおいて、シールリングの大気側に取付
けられ、軸を微小な隙間を有して囲むカバーと、このカ
バー内に清浄なシール空気を供給するシール空気供給系
とを設けるものとする。
【００１１】また、上記の回転機械軸受台のシールリン
グにおいて、カバーとシール空気供給系とを設ける代り
に、シールリングの大気側に軸を囲み、シールリングの
開口を閉鎖する耐熱性布製のフィルタを設けるものとす
る。上記のフィルタは、大気中の塵芥を通さないメッシ
ュを有するものとする。
グにおいて、カバーとシール空気供給系とを設ける代り
に、シールリングの大気側に軸を囲み、シールリングの
開口を閉鎖する耐熱性布製のフィルタを設けるものとす
る。上記のフィルタは、大気中の塵芥を通さないメッシ
ュを有するものとする。
【００１２】
【作用】供給される潤滑油の下に回転する回転機械の軸
を支持する滑り軸受を内蔵する軸受台に、前記軸が貫通
する軸受台の軸貫通部に設けられるシールリングの大気
側に、軸を微小な隙間を有して囲むカバーを取付け、こ
のカバー内にシール空気供給系を経て清浄な、すなわち
塵芥を含まないシール空気を送ることにより、シールリ
ングには塵芥が流入しないので、軸受台内部からシール
リングに滲出する潤滑油と塵芥とからなるタールを生成
せず、したがってシールリングにはタールの堆積は生じ
ない。
を支持する滑り軸受を内蔵する軸受台に、前記軸が貫通
する軸受台の軸貫通部に設けられるシールリングの大気
側に、軸を微小な隙間を有して囲むカバーを取付け、こ
のカバー内にシール空気供給系を経て清浄な、すなわち
塵芥を含まないシール空気を送ることにより、シールリ
ングには塵芥が流入しないので、軸受台内部からシール
リングに滲出する潤滑油と塵芥とからなるタールを生成
せず、したがってシールリングにはタールの堆積は生じ
ない。
【００１３】また、軸受台のシールリングの大気側に軸
を囲み、シールリングの開口を閉鎖する耐熱性布製のフ
ィルタ、このフィルタとして大気中の塵芥を通さないメ
ッシュを有するフィルタを設けることにより、大気中の
塵芥はシールリングに流入しないので、前述のように潤
滑油と塵芥とからなるタールが生成されず、したがっで
シールリングにはタールが堆積しない。
を囲み、シールリングの開口を閉鎖する耐熱性布製のフ
ィルタ、このフィルタとして大気中の塵芥を通さないメ
ッシュを有するフィルタを設けることにより、大気中の
塵芥はシールリングに流入しないので、前述のように潤
滑油と塵芥とからなるタールが生成されず、したがっで
シールリングにはタールが堆積しない。
【００１４】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。図１は本発明の請求項１の実施例によるシー
ルリングを備えた軸受台の上半部部分断面図である。な
お、図１及び後述する図２において、図３ないし図５の
従来例と同一部品には同じ符号を付し、その説明を省略
する。図１において従来例と異なるのは、シールリング
８の大気側に軸１に隙間を持たせて囲む上半部と下半部
とからなる二つ割りのカバー２０を取付け、このカバー
２０とシールリング８の側壁とで画成されるシール空気
室２１と、カバー２０と塵芥を含まない清浄なシール空
気の図示しないシール空気供給源とを接続するシール空
気供給系２２とを設けたことである。
説明する。図１は本発明の請求項１の実施例によるシー
ルリングを備えた軸受台の上半部部分断面図である。な
お、図１及び後述する図２において、図３ないし図５の
従来例と同一部品には同じ符号を付し、その説明を省略
する。図１において従来例と異なるのは、シールリング
８の大気側に軸１に隙間を持たせて囲む上半部と下半部
とからなる二つ割りのカバー２０を取付け、このカバー
２０とシールリング８の側壁とで画成されるシール空気
室２１と、カバー２０と塵芥を含まない清浄なシール空
気の図示しないシール空気供給源とを接続するシール空
気供給系２２とを設けたことである。
【００１５】このような構成により、回転機械の軸１の
回転時、塵芥を含まない清浄なシール空気をシール空気
供給系２２を経てシール空気室２１に供給すれば、シー
ル空気は矢印の方向に軸１とシールリング８のフィン９
及びカバー２０とのそれぞれの隙間を経て、軸受台５内
及び大気中に流れる。この結果、軸受台５内部からシー
ルリング８に滲出する潤滑油には塵芥が含まれないの
で、タールが生成されず、このためシールリング８のフ
ィン９部にはタールが堆積せず、したがってタールと軸
との接触による軸振動特性の変化が生じない。
回転時、塵芥を含まない清浄なシール空気をシール空気
供給系２２を経てシール空気室２１に供給すれば、シー
ル空気は矢印の方向に軸１とシールリング８のフィン９
及びカバー２０とのそれぞれの隙間を経て、軸受台５内
及び大気中に流れる。この結果、軸受台５内部からシー
ルリング８に滲出する潤滑油には塵芥が含まれないの
で、タールが生成されず、このためシールリング８のフ
ィン９部にはタールが堆積せず、したがってタールと軸
との接触による軸振動特性の変化が生じない。
【００１６】なお、清浄なシール空気に、たとえ塵芥が
混入し、タールが生成，堆積されてもシール空気により
冷却されるので、炭化物となって成長しない。したがっ
て、炭化物の軸との接触による軸振動値の上昇，下降の
繰り返し現象は生じない。図２は本発明の請求項２の実
施例によるシールリングを備えた軸受台の上半部部分断
面図である。図２において従来例と異なるのは、軸受台
５のシールリング８のリング１０に上半部と下半部とか
らなる二つ割りの筒状のカバー２４を軸１を囲んで取付
け、さらにカバー２４の開口を閉鎖し、軸１に接触して
囲み、上半部と下半部とからなる耐熱性布製、例えばガ
ラスウール製のフィルタ２５を設けたことである。ここ
で、フィルタ２５は大気中の塵芥を通さないメッシュを
有するものとする。
混入し、タールが生成，堆積されてもシール空気により
冷却されるので、炭化物となって成長しない。したがっ
て、炭化物の軸との接触による軸振動値の上昇，下降の
繰り返し現象は生じない。図２は本発明の請求項２の実
施例によるシールリングを備えた軸受台の上半部部分断
面図である。図２において従来例と異なるのは、軸受台
５のシールリング８のリング１０に上半部と下半部とか
らなる二つ割りの筒状のカバー２４を軸１を囲んで取付
け、さらにカバー２４の開口を閉鎖し、軸１に接触して
囲み、上半部と下半部とからなる耐熱性布製、例えばガ
ラスウール製のフィルタ２５を設けたことである。ここ
で、フィルタ２５は大気中の塵芥を通さないメッシュを
有するものとする。
【００１７】このような構成により、回転機械の軸１の
回転時、軸受台５内が負圧のため、大気が軸受台５内に
吸込まれようとしても、大気中の塵芥はフィルタ２５に
よりシールリング８には流入しないので、前述と同様に
タールが生成されず、したがつてタールの堆積が生じな
い。なお、フィルタ２５は耐熱性布製であるので、その
端部が軸１に接触しても、軸１の回転には支障が生じな
い。
回転時、軸受台５内が負圧のため、大気が軸受台５内に
吸込まれようとしても、大気中の塵芥はフィルタ２５に
よりシールリング８には流入しないので、前述と同様に
タールが生成されず、したがつてタールの堆積が生じな
い。なお、フィルタ２５は耐熱性布製であるので、その
端部が軸１に接触しても、軸１の回転には支障が生じな
い。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば前述の構成により、軸受台の軸貫通部に設けら
れるシールリングの大気側に設けられるシール空気室に
清浄な空気を供給すること、また、シールリングの大気
側にフィルタ、このフィルタとして大気中の塵芥を通さ
ないメッシュを有するフィルタを設けたことにより、シ
ールリングには大気中の塵芥が流入しないので、シール
リングには塵芥と潤滑油とからなるタールを生成せず、
これに伴って炭化物が生ぜず、このため軸振動に悪影響
を与えない。
によれば前述の構成により、軸受台の軸貫通部に設けら
れるシールリングの大気側に設けられるシール空気室に
清浄な空気を供給すること、また、シールリングの大気
側にフィルタ、このフィルタとして大気中の塵芥を通さ
ないメッシュを有するフィルタを設けたことにより、シ
ールリングには大気中の塵芥が流入しないので、シール
リングには塵芥と潤滑油とからなるタールを生成せず、
これに伴って炭化物が生ぜず、このため軸振動に悪影響
を与えない。
【００１９】なお、上記清浄なシール空気をシール空気
室に供給する場合、シール空気に塵芥が混入し、タール
が生成，堆積しても、シール空気により冷却されるの
で、炭化物となって成長することはなく、軸振動値の上
昇，下降の繰り返し現象は生じない。
室に供給する場合、シール空気に塵芥が混入し、タール
が生成，堆積しても、シール空気により冷却されるの
で、炭化物となって成長することはなく、軸振動値の上
昇，下降の繰り返し現象は生じない。
【図１】本発明の請求項１の実施例によるシールリング
を備えた回転機械の軸受台の上半部部分断面図
を備えた回転機械の軸受台の上半部部分断面図
【図２】本発明の請求項２の実施例によるシールリング
を備えた回転機械の軸受台の上半部部分断面図
を備えた回転機械の軸受台の上半部部分断面図
【図３】従来のシールリングを備えた回転機械の軸受台
と油タンクとの系統断面図
と油タンクとの系統断面図
【図４】図３のシールリング部の部分拡大断面図
【図５】図４のシールリングにタールが堆積した状態を
示すＡ部の部分断面図
示すＡ部の部分断面図
１ 軸 ２ 滑り軸受 ３ 軸受台台箱 ４ 軸受台カバー ５ 軸受台 ８ シールリング ２０ カバー ２１ シール空気室 ２２ シール空気供給系 ２５ フィルタ
Claims (3)
- 【請求項１】滑り軸受を内蔵し、この軸受に支持されて
供給される潤滑油の下に回転する軸が貫通する軸受台の
軸貫通部に軸を囲んで設けられる回転機械軸受台のシー
ルリングにおいて、シールリングの大気側に取付けら
れ、軸を微小な隙間を有して囲むカバーと、このカバー
内に清浄なシール空気を供給するシール空気供給系とを
備えたことを特徴とする回転機械軸受台のシールリン
グ。 - 【請求項２】滑り軸受を内蔵し、この軸受に支持されて
供給される潤滑油の下に回転する軸が貫通する軸受台の
軸貫通部に軸を囲んで設けられる回転機械軸受台のシー
ルリングにおいて、シールリングの大気側に軸を囲み、
シールリングの開口を閉鎖する耐熱性布製のフィルタを
設けたことを特徴とする回転機械軸受台のシールリン
グ。 - 【請求項３】請求項２記載のものにおいて、フィルタは
大気中の塵芥を通さないメッシュを有することを特徴と
する回転機械軸受台のシールリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28886893A JPH07139635A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 回転機械軸受台のシールリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28886893A JPH07139635A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 回転機械軸受台のシールリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139635A true JPH07139635A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17735801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28886893A Pending JPH07139635A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 回転機械軸受台のシールリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139635A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1496198A2 (en) * | 2000-09-26 | 2005-01-12 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Bearing structure for a steam cooled gas turbine |
| JP2006184039A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Espec Corp | 材料試験装置 |
| JP2007500327A (ja) * | 2003-05-23 | 2007-01-11 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 自動車ドライブトレインの内部に配置された電気機械のシール |
| JP2010112394A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Nsk Ltd | シールユニット |
| JP2016003980A (ja) * | 2014-06-18 | 2016-01-12 | エスペック株式会社 | 試験装置及び恒温装置 |
| CN110805819A (zh) * | 2019-10-29 | 2020-02-18 | 新兴铸管股份有限公司 | 一种可以减少漏油的稀油润滑用装置 |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP28886893A patent/JPH07139635A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1496198A2 (en) * | 2000-09-26 | 2005-01-12 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Bearing structure for a steam cooled gas turbine |
| JP2007500327A (ja) * | 2003-05-23 | 2007-01-11 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 自動車ドライブトレインの内部に配置された電気機械のシール |
| JP2006184039A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Espec Corp | 材料試験装置 |
| JP2010112394A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Nsk Ltd | シールユニット |
| JP2016003980A (ja) * | 2014-06-18 | 2016-01-12 | エスペック株式会社 | 試験装置及び恒温装置 |
| CN110805819A (zh) * | 2019-10-29 | 2020-02-18 | 新兴铸管股份有限公司 | 一种可以减少漏油的稀油润滑用装置 |
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