JPH07138724A - 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の連続製造方法 - Google Patents

合金化溶融亜鉛めっき鋼板の連続製造方法

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JPH07138724A
JPH07138724A JP28800193A JP28800193A JPH07138724A JP H07138724 A JPH07138724 A JP H07138724A JP 28800193 A JP28800193 A JP 28800193A JP 28800193 A JP28800193 A JP 28800193A JP H07138724 A JPH07138724 A JP H07138724A
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Kazunari Adachi
達 一 成 安
Hitoshi Aizawa
澤 均 相
Kazuaki Kyono
野 一 章 京
Tetsuya Kiyasu
安 哲 也 喜
Masamitsu Kobashi
橋 正 満 小
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パウダリング特性に優れる合金化溶融亜鉛めっ
き鋼板を製造することができる方法の提供。 【構成】連続的に焼鈍処理された鋼板を、溶融亜鉛めっ
きポットに浸漬して溶融亜鉛めっきを行ない、亜鉛付着
量を調整した後、さらに合金化炉において合金化熱処理
を行なう合金化溶融亜鉛めっき鋼板の連続製造方法であ
って、前記合金化炉における合金化熱処理を熱プラズマ
によって行なう合金化溶融亜鉛めっき鋼板の連続製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合金化溶融亜鉛めっき鋼
板の連続製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、図
6に示すように、加熱帯62、均熱帯63、および冷却
帯64から構成される連続焼鈍処理工程と、溶融亜鉛ポ
ット65、ワイピング装置66、ならびに加熱帯67お
よび保持帯68が設けられた合金化炉69から構成され
る溶融亜鉛めっき工程とを有する連続処理装置によって
製造されている。この連続処理装置において、前段の工
程から搬送されてきた鋼板70は、加熱帯62および均
熱帯63において700〜900℃に昇温され、冷却帯
64にて約450〜550℃に冷却され、溶融亜鉛ポッ
ト65に浸漬されて亜鉛めっきが施された後、ワイピン
グ装置66によって所定の亜鉛めっき量に調整され、合
金化炉69の加熱帯67において所定の温度に加熱さ
れ、保持帯68において所定の時間保持されて合金化処
理を施されて、合金化溶融亜鉛めっき鋼板となる。この
合金化溶融亜鉛めっきの連続処理工程の合金化炉69の
加熱帯67における加熱の方法として、燃料ガスの直火
バーナーによるガス加熱方法、誘導加熱による方法、あ
るいはガス加熱と誘導加熱を併用する方法、レーザービ
ームによる加熱方法等が知られている(特開平1−17
7353号公報、同1−104754号公報、同1−1
77351号公報、特公昭63−62588号公報、特
開平58−141370号公報)。また、保持帯におい
て、ガス加熱方法の場合には、燃焼排ガスは温度調整し
て保持帯に供給し保持熱源として利用され、誘導加熱方
法の場合には、保持熱源として電気ヒーターが使用され
ている。
【0003】このようにして製造される合金化溶融亜鉛
めっき鋼板に要求される重要な特性として、パウダリン
グ特性がある。このパウダリング特性は、折り曲げ加
工、プレス加工等の加工成形時に、合金化溶融亜鉛めっ
き層が鋼板表面から粉末状または箔状に剥離する特性を
いい、自動車用鋼板、OA機器用鋼板、家電製品用鋼板
等の種々の成形加工に供される鋼板では重要な特性であ
る。一般に合金化めっき層は、図7に示すように、鋼板
71と合金化めっき層72の界面73から順にΓ相7
4、δ相75およびζ相76と呼ばれる、それぞれFe
濃度の異なるZn−Fe合金相から形成されている。合
金化めっき層において、このΓ相74とζ相76が少な
く、δ相が多い合金化溶融亜鉛めっき鋼板が、パウダリ
ング特性に優れることが知られている。
【0004】このパウダリング特性に優れる合金化溶融
亜鉛めっき鋼板を得るために、合金化炉の加熱帯におけ
る加熱速度および加熱温度を適切に調整するために、種
々の方法が提案されている。例えば、特公平2−386
60号公報には、合金化炉の加熱帯を少なくとも2つ以
上に区画し、鋼板出側の最後の区画での誘導加熱を10
kHz以上の高周波で行なう方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、誘導加熱によ
る方法では、鋼板の幅方向に対して均一な加熱を行なう
ことができない等の欠点がある。また、その他の従来の
加熱方法においても、パウダリング特性の問題を根本的
に解決することができなかった。
【0006】そこで、本発明の目的は、パウダリング特
性に優れる合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造することが
できる方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決する手段について種々検討した。まず、素材鋼板
として、成分組成の異なる数種の鋼板を選び、これらを
それぞれ溶融亜鉛めっきし、さらに亜鉛付着量60g/
2 に調整した後、加熱速度および加熱温度を変えて合
金化処理して、めっき層のFe濃度が約10%の合金化
溶融亜鉛めっき鋼板を製造し、そのパウダリング性を評
価した。その結果、鋼板の加熱速度とパウダリング指数
との関係を示す図1から、加熱帯における加熱速度を大
きく、例えば約40℃/sec以上、さらに望ましくは
約100℃/以上とすれば、パウダリング特性に優れた
めっき鋼板を得ることができることが分かる。
【0008】しかし、従来のガス加熱方法では、鋼板の
加熱速度は約5〜15℃/sec程度、誘導加熱による
方法でも、鋼板の加熱速度は約50℃/sec程度であ
り、十分な加熱速度を得ることができない。そこで、本
発明者らは、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造プロセス
には利用されていないが、従来からプラズマ溶射、切
断、溶接等の各種の金属加工、あるいは溶解、還元等の
金属精錬等に利用されている熱プラズマ処理に着目し
た。この熱プラズマ処理は、アーク放電あるいは高周波
放電によって発生する、圧力が約100Torr以上、
電子密度が1016〜1018cm-3程度の高温高密度であ
る、電子温度と気体原子・イオンの温度とがほぼ等しく
局所平衡状態にあるプラズマによる処理である。
【0009】そこで、この熱プラズマ処理による鋼板の
加熱特性を調査したところ、1000℃/sec程度ま
での加熱速度が可能であることが分かった。したがっ
て、この熱ブラズマ処理を合金化炉の加熱帯における加
熱装置として使用すれば、従来法では達成できない高い
加熱速度で加熱処理を行なうことができるため、パウダ
リング特性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造で
きることが期待される。
【0010】すなわち、本発明は、連続的に焼鈍処理さ
れた鋼板を、溶融亜鉛めっきポットに浸漬して溶融亜鉛
めっきを行ない、亜鉛付着量を調整した後、さらに合金
化炉において合金化熱処理を行なう合金化溶融亜鉛めっ
き鋼板の連続製造方法であって、前記合金化炉における
合金化熱処理を熱プラズマによって行なう合金化溶融亜
鉛めっき鋼板の連続製造方法を提供するものである。
【0011】また、前記合金化炉における合金化熱処理
を、鋼板の幅方向に磁界によって熱プラズマを高速で走
査して行なうと、好ましい。
【0012】また、前記合金化炉における合金化熱処理
によって発生する熱プラズマの排気ガスを温度調整後、
合金化炉の保持帯に供給して熱源とすると、好ましい。
【0013】以下、本発明の合金化溶融亜鉛めっき鋼板
の連続製造方法(以下、「本発明の方法」という)の実
施態様を示す図2に基づいて、本発明の方法について詳
細に説明する。
【0014】図2に示すプロセスは、加熱帯1、均熱帯
2、および冷却帯3から構成される連続焼鈍プロセス4
と、溶融亜鉛めっきポット5、ワイピング装置6および
合金化炉7から構成される合金化溶融亜鉛めっきプロセ
ス8とで基本的に構成される。合金化炉7は、熱プラズ
マ加熱帯9と保持帯10とを配列してなるものである。
【0015】このプロセスにおいて、鋼板11は、加熱
帯1および均熱帯2において700〜900℃に昇温
し、冷却帯3で450〜550℃に冷却後、溶融亜鉛め
っきポット5に浸漬されて溶融亜鉛めっきされ、ワイピ
ング装置6によって亜鉛めっき付着量を調整され、合金
化炉7に通板される。合金化炉7に通板された溶融亜鉛
めっき鋼板は、熱プラズマ加熱帯9において460〜5
50℃程度の温度に加熱された後、保持帯10におい
て、5〜30秒間温度を保持されて合金化溶融亜鉛めっ
き層が形成される。
【0016】本発明の方法において、前記加熱帯1、均
熱帯2、および冷却帯3における鋼板の処理は、特に制
限されず、常法にしたがって行なうことができる。例え
ば、鋼板の加熱、均熱は、燃焼ガスを直接、鋼板に接触
させるバーナ式であっても、ラジアントチューブ方式の
いずれでも良い。また、溶融亜鉛めっきポット5、ワイ
ピング装置6および合金化炉7の保持帯10における処
理も、特に制限されず、常法にしたがって行なうことが
できる。例えば、ワイピングはガスワイピングが一般的
である。
【0017】また、合金化炉7の熱プラズマ加熱帯9に
おける処理方法は、通板される溶融亜鉛めっき鋼板に対
して、熱プラズマを照射し、所定の温度に加熱すること
ができる方法であればよく、特に制限されない。例え
ば、図3に示すように、亜鉛付着量が調整された溶融亜
鉛めっき層を表面に有する鋼板11の表裏面のそれぞれ
に熱プラズマを照射する一対以上の熱プラズマ照射装置
12aおよび12bと、必要に応じて、熱プラズマ加熱
帯9内を外部からシールするために、鋼板11の入口1
3および出口14に配設されたシール装置とを有するも
のである。また、熱プラズマの排気を排出するための排
気孔15を有するものである。シール装置としては、現
在の連続炉でも常圧下で雰囲気制御するために使用され
ている程度の簡単なシール装置で十分である。
【0018】さらに、合金化炉7の熱プラズマ加熱帯9
において発生し、排気孔15から排出される熱プラズマ
の排気ガスを、温度調整後、保持帯に供給して熱源とす
ると、熱プラズマの排気ガスの余熱を有効利用すること
ができる点で、好ましい。
【0019】本発明の方法で使用される熱プラズマ照射
装置の具体例として、図4に示すプラズマトーチ装置、
および図5に示すリニア型熱プラズマ照射装置が挙げら
れる。
【0020】図4に示すプラズマトーチ装置は、陰極4
1と、該陰極41を囲むように同心円状に形成された陽
極42とを有するものである。陽極42の先端部には、
陰極41の軸線の延長方向に開口された熱プラズマ放出
口43を有し、また、陽極42の先端部44の内部に
は、熱プラズマ放出口43を囲むように冷却水流通路4
5が配設されている。陰極41と陽極42とは、電源4
6に接続されている。このプラズマトーチにおいて、電
源46から供給される電力により、陰極41と陽極42
の間隙47にアークを発生させるとともに、該間隙47
にアルゴンガス、窒素ガス等の作動ガスを矢印Aで示す
ように供給して、処理ガスをプラズマ化させ、高温の熱
プラズマのジェット49として熱プラズマ放出口43か
ら鋼板50に噴出させるものである。一般に、このプラ
ズマトーチによる熱プラズマのジェット49は、熱的ピ
ンチ効果によって収束された円柱状に近い形状、例え
ば、直径10〜20mm程度の円錐状に鋼板50に噴射
される。したがって、このプラズマトーチを、鋼板の幅
方向に複数個直列に配列して、鋼板の全面に熱プラズマ
を照射することができる。
【0021】また、図5に示すリニア型熱プラズマ照射
装置は、相互に対向して断面コの字状に配置される一対
の陽極51a,51bと、該一対の陽極51a,51b
の間に挟まれるように、陽極51aと51bが形成する
空間に突設される陰極52とを有するものである。ま
た、陽極51a,51bと陰極52には、直流電源53
が接続されている。陽極51aの先端部54、および陽
極51bの先端部55には、それぞれ冷却水が流通する
冷却孔56が配設され、先端部54と55の間に直線状
の熱プラズマ放出スリット57が形成され、陽極51b
の端部には、作動ガスおよび処理ガスを導入するための
ガス供給孔58が配設されている。さらに、陽極51a
と51bの両側面を挟んで、一対の磁界発生装置59a
と59bが対向して配設される。磁界発生装置59aと
59bは、交流電源60に接続されている。
【0022】このリニア型熱プラズマ照射装置におい
て、直流電源53に接続された陰極52と陽極51a,
51bとの間の間隙61にアーク放電を形成するととも
に、ガス供給孔58から、作動ガスを導入し、該放電ア
ークによって熱プラズマが発生し、交流電源60に接続
された磁界発生装置59aおよび59bによって、間隙
61内に形成された熱プラズマに交番磁界を作用させる
ことにより、熱プラズマ放出スリット57から電極の長
手方向Bに沿って直線状に熱プラズマジェット60が形
成される。このとき、電極の長手方向Bに沿って均一に
走査させることができる。熱プラズマの走査速度は、熱
プラズマ処理を均一に行なうことができる点で、好まし
くは100m/秒、さらに好ましくは500m/秒であ
る。
【0023】このように、電極の長手方向に沿って直線
状に噴出する熱プラズマジェット60を、電極の長手方
向に対して垂直の方向Cに沿って鋼板を通板させれば、
鋼板の幅方向に均一な熱プラズマジェットを走査するこ
とができ、鋼板の熱プラズマ処理を均一かつ効率的に行
なうことができるため、好ましい。
【0024】本発明の方法において、前記リニア型熱プ
ラズマ照射装置を用いて、前記合金化炉における合金化
熱処理を、鋼板の幅方向に磁界によって熱プラズマを高
速で走査して行なえば、処理される溶融亜鉛めっき鋼板
上の温度分布を均一とすることができ、パウダリング特
性に優れる合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得るために有効
である。
【0025】本発明の方法において、熱プラズマ照射装
置において使用される作動ガスは、特に制限さない。通
常、作動ガスとして、アルゴンガス、窒素ガス、水素ガ
ス等が一般的に用いられる。
【0026】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明する。
【0027】(実施例1)厚さ1.0mm、幅1200
mmの鋼板を、図2に示す連続プロセスにしたがって、
通板速度120m/minにて、加熱帯において800
℃に加熱した後、均熱帯で800℃×10秒間均熱処理
を施し、さらに冷却帯で500℃まで冷却して焼鈍処理
を施した。このとき、加熱帯から冷却帯までの雰囲気
を、5%H2−N2 とした。
【0028】次に、溶融亜鉛めっきポットに浸漬後、ガ
スワイピングによって亜鉛付着量を60g/m2 に調整
した。次に、合金化炉の加熱帯において、作動ガスとし
てN 2 ガスを用いる熱プラズマ加熱装置によって加熱速
度150℃/secで510℃に加熱した後、保持帯に
おいて、約510℃で約15秒間温度を保持して、合金
化溶融亜鉛めっき鋼板を得た。このとき、熱プラズマ加
熱装置によって生成する熱プラズマ排気ガスを、加熱帯
の排気孔から排気し、温度を約510℃に調整した後、
保持帯に供給した。
【0029】(比較例1)熱プラズマ処理の代わりに従
来のガス加熱方式によって加熱速度10℃/secで約
510℃に加熱・保持した以外は、実施例1と同様にし
て合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造した。
【0030】次に、実施例1で得られた合金化溶融亜鉛
めっき鋼板と、比較例1で得られた合金化溶融亜鉛めっ
き鋼板とについて、めっき層のパウダリング特性を下記
の方法にしたがって評価した。その結果を表1に示す。
【0031】合金化度 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の試験片を、化学的溶解法に
よって溶解し、得られた溶液を化学分析することによ
り、めっき層中のFe濃度を測定し、合金化度を求め
た。
【0032】パウダリング特性 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の試験片の表面にセロハンテ
ープを貼り付け、このセロハンテープを貼り付けた部分
を1mmRの曲げ半径に90度曲げた後、元の状態に曲
げ戻し、セロハンテープを剥離した。次に、セロハンテ
ープに付着しためっき層の粉状剥離物を蛍光X線で定量
的に測定した。
【0033】 注*1:数値が小さい程、パウダリング特性が優れてい
る。
【0034】その結果、表1に示すように、熱プラズマ
処理によって加熱処理された合金化溶融亜鉛めっき鋼板
は、従来の方法で得られたものよりもパウダリング特性
に優れるものであることが分かった。
【0035】
【発明の効果】本発明の方法によれば、パウダリング特
性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を連続的に製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 熱プラズマによる加熱処理における鋼板の加
熱速度とパウダリング特性の関係を示す図。
【図2】 本発明の合金化溶融亜鉛めっき鋼板の連続製
造方法の一実施態様を説明する図。
【図3】 熱プラズマ加熱帯の構成を説明する図。
【図4】 プラズマトーチによる熱プラズマ照射装置の
具体例を説明する図。
【図5】 リニア型熱プラズマ照射装置の具体例を説明
する図。
【図6】 従来の合金化溶融亜鉛めっきプロセスを説明
する図
【図7】 合金化溶融亜鉛めっき鋼板におけるZn−F
e合金相の構成を説明する図。
【符号の説明】
1 加熱帯 2 均熱帯 3 冷却帯 4 連続焼鈍プロセス 5 溶融亜鉛めっきポット 6 ワイピング装置 7 合金化炉 8 合金化溶融亜鉛めっきプロセス 9 熱プラズマ加熱帯 10 保持帯 11 鋼板 12a,12b 熱プラズマ照射装置 13 入口 14 出口 15 排気孔 41 陰極 42 陽極 43 熱プラズマ放出口 44 陽極42の先端部 45 冷却流通路 46 電源 47 間隙 49 熱プラズマのジェット 50 鋼板 51a,51b 陽極 52 陰極 53 直流電源 54 陽極51aの先端部 55 陽極51bの先端部 56 冷却孔 57 熱プラズマ放出スリット 58 ガス供給孔 59a,59b 磁界発生装置 60 交流電源 61 間隙 62 加熱帯 63 均熱帯 64 冷却帯 65 溶融亜鉛ポット 66 ワイピング装置 67 加熱帯 68 保持帯 69 合金化炉 70 鋼板 71 鋼板 72 合金化めっき層 73 鋼板71と合金化めっき層72の界面 74 Γ相 75 δ相 76 ζ相
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 京 野 一 章 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 喜 安 哲 也 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 小 橋 正 満 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的に焼鈍処理された鋼板を、溶融亜鉛
    めっきポットに浸漬して溶融亜鉛めっきを行ない、亜鉛
    付着量を調整した後、さらに合金化炉において合金化熱
    処理を行なう合金化溶融亜鉛めっき鋼板の連続製造方法
    であって、前記合金化炉における合金化熱処理を熱プラ
    ズマによって行なう合金化溶融亜鉛めっき鋼板の連続製
    造方法。
  2. 【請求項2】前記合金化炉における合金化熱処理を、鋼
    板の幅方向に磁界によって熱プラズマを高速で走査して
    行なう請求項1に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板の連
    続製造方法。
  3. 【請求項3】前記合金化炉における合金化熱処理によっ
    て発生する熱プラズマの排気ガスを温度調整後、合金化
    炉の保持帯に供給して熱源とする請求項1に記載の合金
    化溶融亜鉛めっき鋼板の連続製造方法。
JP28800193A 1993-11-17 1993-11-17 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の連続製造方法 Withdrawn JPH07138724A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537701A (ja) * 2006-05-24 2009-10-29 ブルースコープ・スティール・リミテッド Al/Znベースの合金被覆製品の処理
KR20160044448A (ko) * 2016-04-04 2016-04-25 주식회사 포스코 용접된 용융아연도금강판의 제조방법 및 이를 이용하여 제조되는 용접된 용융아연도금강판

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