JPH07138387A - 金属ラミネート用ポリエステル系フィルム、ならびにそれを用いたラミネート金属板および金属容器 - Google Patents

金属ラミネート用ポリエステル系フィルム、ならびにそれを用いたラミネート金属板および金属容器

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JPH07138387A
JPH07138387A JP5287087A JP28708793A JPH07138387A JP H07138387 A JPH07138387 A JP H07138387A JP 5287087 A JP5287087 A JP 5287087A JP 28708793 A JP28708793 A JP 28708793A JP H07138387 A JPH07138387 A JP H07138387A
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勝朗 久世
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煕 永野
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三郎 太田
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邦治 森
Tsutomu Isaka
勤 井坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 他の特性を低下させることなく、耐衝撃性が
改良された、金属ラミネート用ポリエステル系フィルム
を提供すること;およびこのフィルムを金属板にラミネ
ートすることにより得られるラミネート金属板、および
該ラミネート金属板を缶状に成形してなる金属容器を提
供すること。 【構成】 酸化防止剤0.01〜5重量%を含むポリエ
ステル組成物より形成される、金属ラミネート用ポリエ
ステル系フィルム;上記フィルムが金属板にラミネート
されている、ラミネート金属板;および上記ラミネート
金属板を成形してなる、金属容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、清涼飲料缶、ビール
缶、エアゾール缶などの缶壁部が長い金属缶用の金属材
料のラミネートに好適なポリエステル系フィルムに関す
る。さらに詳しくは、耐衝撃性に優れており、例えば、
自動販売機などでの衝撃による破れ(クラック)の発生
が少ない金属ラミネート用ポリエステル系フィルムに関
する。さらに本発明は、このフィルムを金属板にラミネ
ートすることにより得られるラミネート金属板、および
該ラミネート金属板を成形してなる金属容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属缶において金属成分が缶
の内容物へ移行すること、および内容物により金属缶内
面が腐食されることを防止するために塗装が施されてい
る。最近、工程の簡素化、衛生性の向上、公害防止など
の目的で有機溶剤を使用せずに、ブリキ、ティンフリー
スチール(錫を含まないスチールのことをいう)、アル
ミニウムなどの金属でなる板に熱可塑性樹脂フィルムを
ラミネートした後、絞り加工などにより製缶する方法の
検討が進められている。このような熱可塑性樹脂フィル
ムとして、ポリオレフィン系フィルムを用いることが試
みられている。しかし、このようなポリオレフィン系フ
ィルムは、成形加工性、耐熱性、耐フレーバー性などが
不十分である。
【0003】このような目的に、最近、ポリエステル系
フィルムが注目されている。ポリエステル系フィルム
は、成形加工性、耐熱性、耐フレーバー性などの特性の
バランスがとれており、ポリオレフィン系フィルムに比
べて高品質である。特に、金属板にポリエステル系フィ
ルムをラミネートする際に、そのポリエステル系フィル
ムを多層化し、各層に機能を分担させる方法、例えば、
接着性と保護性とを分担した2層タイプの複合フィルム
として、耐熱性、接着性、成形性、耐フレーバー性、耐
衝撃性などの特性のバランスをとる試みがなされている
が、市場での要求を満足させるレベルまで達することは
困難であった。特に、耐衝撃性と他の特性とのバランス
をとることが大きな課題となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するものであり、その目的は、他の特性を
低下させることなく、耐衝撃性が改良された、金属ラミ
ネート用ポリエステル系フィルムを提供することにあ
る。本発明の目的はまた、このフィルムを金属板にラミ
ネートすることにより得られるラミネート金属板、およ
び該ラミネート金属板を缶状に成形してなる金属容器を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するために鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。
【0006】本発明の金属ラミネート用ポリエステル系
フィルムは、酸化防止剤0.01〜5重量%を含むポリ
エステル組成物より形成される。
【0007】本発明のラミネート金属板は、上記フィル
ムが、金属板にラミネートされている。
【0008】本発明の金属容器は、上記ラミネート金属
板を成形してなる。
【0009】以下に、本発明について詳しく説明する。
【0010】本発明に用いられるポリエステルを構成す
るジカルボン酸成分としては、芳香族ジカルボン酸、脂
肪族ジカルボン酸および脂環式ジカルボン酸のいずれも
が用いられ得る。芳香族ジカルボン酸としては、テレフ
タル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボ
ン酸、ジフェニルジカルボン酸などがある。脂肪族ジカ
ルボン酸としては、アジピン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、デカンジカルボン酸、ドデカンジカルボン酸、ダ
イマー酸などがある。脂環式ジカルボン酸としては、シ
クロヘキサンジカルボン酸などがある。これらは単独ま
たは2種以上で使用することができる。
【0011】上記ジカルボン酸成分の中で、耐フレーバ
ー性の低下が少ない点で、テレフタル酸、イソフタル
酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸
が好ましく用いられ得る。
【0012】本発明に用いられるポリエステルを構成す
るジオール成分としては、脂肪族ジオール、脂環式ジオ
ールおよびエーテル結合含有ジオールのいずれもが用い
られ得る。脂肪族ジオールとしては、エチレングリコー
ル、プロパンジオール、ブタンジオール、ヘキサンジオ
ール、ドデカンメチレングリコール、ネオペンチルグリ
コールなどがある。脂環式ジオールとしては、シクロヘ
キサンジメタノールなどがある。エーテル結合含有ジオ
ールとしては、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコールなどがある。これらは単独または2種以上
で使用することができる。
【0013】本発明に用いられるポリエステルは、通
常、上記ジカルボン酸およびジオールから形成され得
る。組み合わせて用いられるジカルボン酸成分およびジ
オール成分の種類および含有量は、所望のフィルム特
性、経済性などに基づいて適宜決定され得る。本発明に
用いられるポリエステルとしては、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレートおよびこれらの共重合体が好ましく、特
に、ポリエチレンテレフタレートおよびその共重合体が
好ましい。具体的には、上記ポリエチレンテレフタレー
トは、テレフタル酸とエチレングリコールとからなり、
上記ポリブチレンテレフタレートは、テレフタル酸とブ
タンジオールとからなり、そして上記ポリエチレンナフ
タレートは、ナフタレンジカルボン酸とエチレングリコ
ールとからなる。
【0014】上記ポリエステルは、1種類で用いてもよ
いし、2種以上をブレンドして用いてもよい。一般に
は、本発明に用いられるポリエステルはその構成成分の
うち70モル%以上がエチレンテレフタレート単位より
なることが好ましい。エチレンテレフタレート単位が7
0モル%未満では、得られるフィルムの耐熱性が低下
し、例えば金属板にラミネートする場合の加工時にフィ
ルムが伸びたり、熱収縮による幅縮少が起こり、あるい
はシワが発生したりするため、緩和なラミネート条件が
必要になり、生産性が低下する。あるいは、ポリエステ
ルの原料費が高くなり経済的に不利となる。
【0015】本発明に用いられるポリエステルは、いず
れも従来の方法により製造され得る。例えば、ジカルボ
ン酸とジオールとを直接反応させる直接エステル化法;
ジカルボン酸ジメチルエステルとジオールとを反応させ
るエステル交換法などを用いてポリエステルまたは共重
合ポリエステルが調製される。これらの方法はそれぞ
れ、回分式および連続式のいずれの方法で行ってもよ
い。あるいは、分子量を高めるために固相重合法を用い
てもよい。ポリエステル中のオリゴマー量を低減させる
ためには、固相重合法、抽出法などを採用することが好
ましい。
【0016】本発明に用いられるポリエステル組成物に
は、得られるフィルムの耐衝撃性を向上させるために、
酸化防止剤が配合される。
【0017】本発明に用いられる酸化防止剤としては、
一次酸化防止剤(これは、フェノール系またはアミン系
のラジカルの捕捉や連鎖停止作用を有する)、および二
次酸化防止剤(これは、リン系、イオウ系などの過酸化
物分解作用を有する)が挙げられ、これらのいずれも用
いられ得る。具体例としては、フェノール系酸化防止剤
(例えば、フェノールタイプ、ビスフェノールタイプ、
チオビスフェノールタイプ、ポリフェノールタイプな
ど)、アミン系酸化防止剤(例えば、ジフェニルアミン
タイプ、キノリンタイプなど)、リン系酸化防止剤(例
えば、ホスファイトタイプ、ホスホナイトタイプな
ど)、イオウ系酸化防止剤(例えば、チオジプロピオン
酸エステルタイプなど)などが挙げられる。具体的に
は、nーオクタデシルーβー(4'ーヒドロキシ-3,5'-ジーt-
ブチルフェニル)プロピオネート、テトラキス[メチレ
ンー3ー(3',5'-ジーt-ブチルー4'ーヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート](これは、「イルガノックス1010」(商
品名)として市販されている)、1,1,3-トリス(2-メチ
ル-4-ヒドロキシ-5-t-ブチルフェニル)ブタン、1,3,5-
トリス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)-S-
トリアジン-2,4,6(1H,3H,5H)-トリオン、1,3,5-トリ
メチル-2,4,6-トリス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシ
ベンジル)ベンゼン(これは、「イルガノックス1330」
(商品名)として市販されている)、トリス(ミックス
ドモノおよび/またはジノニルフェニル)ホスファイ
ト、サイクリックネオペンタンテトライルビス(オクタ
デシルホスファイト)、トリス(2,4-ジ-t-ブチルフェ
ニルホスファイト)、2,2-メチレンビス(4,6-ジ-t-ブ
チルフェニル)オクチルホスファイト、ジ-ラウリル-チ
オジプロピオネート、ジ-ミリスチル-チオジプロピオネ
ート、ジ-ステアリル-チオジプロピオネートなどが挙げ
られる。これらの酸化防止剤は、1種類で用いてもよい
し、2種以上を併用してもよい。特に、一次酸化防止剤
と二次酸化防止剤とを併用することが好ましい。
【0018】上記酸化防止剤のポリエステル組成物への
配合もまた特に限定されない。例えば、ポリエステルの
製造工程で配合する方法、ポリエステル系フィルムの形
成時に配合する方法などがあり、その配合形態として
は、上記酸化防止剤をポリエステルに直接配合し、溶融
混練を行なう方法;高濃度の酸化防止剤を含むマスター
バッチを予め作製しておき、そのマスターバッチを配合
する方法などがある。
【0019】上記酸化防止剤のポリエステル組成物中の
含有量は、0.01〜5重量%である必要があり、0.
05〜2重量%が好ましい。0.01重量%未満では、
得られるポリエステル系フィルムの耐衝撃性が改良され
ず、5重量%を超える場合には、得られるポリエステル
系フィルムの耐衝撃性がこれ以上向上しなくなり、フィ
ルムの形成工程で酸化防止剤の飛散が生じ、フィルム形
成装置を汚すおそれがあり、そして経済的にも不利とな
る。
【0020】上記ポリエステル組成物には、上記酸化防
止剤以外にも、必要に応じて、滑剤、熱安定剤、紫外線
吸収剤、可塑剤、顔料、帯電防止剤、潤滑剤、結晶核剤
などの添加剤を配合させることも可能である。
【0021】上記ポリエステル組成物の各種成分を混合
したときの極限粘度は、0.5〜2.0の範囲であるこ
とが好ましく、0.55〜1.0の範囲であることが好
ましい。ポリエステル組成物の極限粘度が0.5未満の
場合には、得られるフィルムの力学特性が低下するおそ
れがあり、2.0を越える場合には、含有量に比例した
フィルムの性能が得られず、また原料のポリエステルの
生産性も落ちるので経済的ではない。
【0022】本発明のポリエステル系フィルムは上記の
要件を満足すれば未延伸フィルムであっても、延伸フィ
ルムであってもどちらでもかまわない。延伸フィルムの
場合は1軸延伸および2軸延伸のいずれでもかまわない
が、等方性であることから2軸延伸フィルムが好まし
い。上記フィルムの製造法も特に限定されない。例え
ば、延伸フィルムの場合は、Tダイ法、チューブラー法
などのいずれの方法も適用できる。
【0023】本発明のポリエステル系フィルムは、単層
で用いてもよいし、2層以上の複層で用いてもよい。こ
れらのうち各層に金属ラミネート用フィルムとして必要
な主要機能を分担させた複層タイプが好ましい。例え
ば、保護層/柔軟層/接着層よりなる3層タイプ;およ
び(保護+柔軟)層/接着層、または保護層/(柔軟+
接着)層よりなる2層タイプが特に好ましい。
【0024】上記保護層に用いられるポリエステルとし
ては、例えば、ポリエチレンテレフタレートおよびポリ
エチレンテレフタレートとイソフタレートとの共重合体
が挙げられる。上記柔軟層に用いられるポリエステルと
しては、例えば、脂肪族ジカルボン酸の共重合体が挙げ
られる。上記接着層に用いられるポリエステルとして
は、例えば、ポリエチレンテレフタレートとイソフタレ
ートとの共重合体が挙げられる。各層の厚みは、用いる
ポリエステルの組成や要望される特性により変化するの
で、それぞれに適するように任意に設定されるべきであ
るが、例えば、3層タイプの場合は、保護層/柔軟層/
接着層=1〜20μm/3〜60μm/1〜15μmの
範囲で設定することが好ましく、2層タイプの場合は、
(保護+柔軟)層/接着層、または保護層/(柔軟+接
着)層=1〜20μm/5〜60μmの範囲で設定する
ことが好ましい。
【0025】本発明のポリエステル系フィルムを、上記
のように複層で用いる場合、上記酸化防止剤は、特に限
定されないが、柔軟層に含有させることが好ましい。
【0026】上記ポリエステル系フィルムの金属板への
ラミネート法も特に限定されず、例えば、ドライラミネ
ート法、サーマルラミネート法などを採用することがで
きる。特に、ポリエステル系フィルムの上に、接着層を
積層した多層フィルムを共押出し法で製造し、金属板を
通電加熱することによりサーマルラミネートする方法が
好ましい。フィルムのラミネートは片面であっても両面
であってもどちらでもかまわない。両面ラミネートの場
合は同時にラミネートしても逐次でラミネートしてもよ
い。
【0027】上記ラミネート金属板を用いて金属容器を
成形する法もまた、特に限定されない。金属容器の形態
としては、2ピース缶、または3ピース缶のいずれにも
適用できるが、2ピース缶に適用するのが特に有用であ
る。2ピース缶の製造方法には、浅絞り法、再絞り法、
絞りしごき法、絞りストレッチ法などが挙げられ、3ピ
ース缶の製造方法には、はんだ法、溶接法、接着法など
が挙げられる。
【0028】次に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明は以下の実施例によって限定され
ず、前述の趣旨を逸脱しない限り、いずれも本発明の技
術的範囲に入る。
【0029】
【実施例】実施例および比較例で用いた測定方法は次の
とおりである。
【0030】(1)融点(Tm)およびガラス転移点
(Tg) 示差走査型熱量計を用いて求める。サンプルを300℃
で5分間加熱溶融した後、液体窒素で急冷する。このサ
ンプル10mgを10℃/分の昇温速度で昇温した際
に、ガラス状態からゴム状態への転移に基づく比熱変化
を読みとり、この温度をガラス転移点(Tg)とした。
結晶融解に基づく吸熱ピーク温度を融点(Tm)とし
た。
【0031】(2)接着性 厚み0.29mmのブリキ板とポリエステル系フィルム
の接着層面とを重ね合せ、230℃に加熱した金属ロー
ルとゴムロールとの間を圧力20kg/cm2で通過さ
せた。通過後のフィルムとブリキ板とのラミネート品の
接着力(ラミネート強さ)をテンシロンで測定した。 ○:ラミネート強さが200g/cm以上 ×:ラミネート強さが200g/cm未満。
【0032】(3)ステック温度 所定の温度に加温した金属ロールに、上記(2)と同様
の方法でブリキ板にラミネートしたラミネートフィルム
のフィルム面を重ね合わせ、指先で押えたときの粘着に
よる抵抗が急激に増大する温度を測定した。温度は5℃
ずつ上げ、最後は1℃ずつ上げて評価し、ステック温度
を求めた。ステック温度が80℃未満では、製缶工程で
ポンチの粘着が起こり製缶の操業性が低下するので好ま
しくない。
【0033】(4)耐熱性 上記(2)と同様の方法でブリキ板にラミネートしたラ
ミネートフィルムを5cm×5cmに切断し、このフィ
ルム面に100gの分銅を置き、200℃で5分間加熱
した後の分銅の跡型の発生状況を目視で評価した。 ○:分銅の跡型が見られなかった ×:分銅の跡型が見られた。
【0034】(5)耐衝撃性 上記(2)と同様の方法でブリキ板にラミネートしたラ
ミネートフィルムのフィルム面に、先端径4mm、重量
0.4kgの錘を高さ30cmより垂直に落下し変形さ
せ、この変形したフィルムを製缶のモデルとした。この
製缶モデルラミネートフィルムを240℃で10分間熱
処理した後、水をはったオートクレーブに入れて120
℃で30分間加熱し、レトルトのモデル処理を行った。
このレトルトモデル処理ラミネートフィルムの上記錘に
より変形した部分にブリキ板側より、底面が平坦で重量
が0.4kgの錘を高さ24cmより垂直に落下させ、
衝撃を与えた。この衝撃を与えたラミネートフィルムの
フィルム側に塩化ビニル製のパイプを接着剤で接合し、
この中に1%食塩水を入れ電極(陰極)を挿入し、ブリ
キ板を陽極として6Vの電圧をかけ30秒後の電流値
(mA)を測定した。10回の測定値を、その平均値で
表示した。0.2mA以下であることが好ましい。
【0035】(6)熱処理後のしわ 上記(2)と同様の方法でブリキ板にラミネートしたラ
ミネートフィルムをプレス機で100kg/cm2の圧
力でプレス成形しカップを得た。このカップを200℃
で5分間加熱した後のフィルムのしわの発生状態を目視
で評価した。 ○:しわの発生が見られなかった ×:しわの発生が見られた。
【0036】(7)耐フレーバー性 後述の方法により得られるA層およびB層(およびC
層)からなる複合フィルムのA層側を内面として10c
m角のフィルムをインパルスシーラーで3方シールす
る。この3方シール袋にd−リモネン30mlを充填
し、開封口をインパルスシーラーで密封する。この密封
袋を40℃の恒温室で10日間静置し、d−リモネンの
吸着を行う。この密封袋を開封しd−リモネンを排出さ
せた後、未シール部分のフィルムを4cm角の大きさに
切り出し、表面に付着しているd−リモネンをキムワイ
プ(商品名)できれいにふきとりフィルムの重量W1
測定する。このフィルムを60℃で24時間真空乾燥し
た後、再度フィルムの重量W2を測定する。d−リモネ
ンの単位重量あたりの吸着量を、次式により求め、重量
%で表示した。
【0037】
【数1】
【0038】d−リモネンの単位重量あたりの吸着量
が、2%以下のフィルムが実用的である。
【0039】(実施例1) A層レジン:平均粒径3μmの球状ゼオライト2000
ppmを含むテレフタル酸/イソフタル酸(モル比95
/5)とエチレングリコールとから得られた共重合ポリ
エステル(Tm245℃) B層レジン:フェノール系酸化防止剤であるイルガノッ
クス1330(チバガイギー社製)0.2重量%を含む
テレフタル酸/炭素数36のダイマー酸(モル比90/
10)とエチレングリコールとから得られた共重合ポリ
エステル(Tm=230℃、Tg=22℃) C層レジン:平均粒径3μmの球状ゼオライト2000
ppmを含むテレフタル酸/イソフタル酸(モル比83
/17)とエチレングリコールとから得られた共重合ポ
リエステル(Tm=215℃) 上記A層レジン、B層レジンおよびC層レジンを、それ
ぞれ別々の押出機で溶融させ、この溶融体をダイ間でA
/B/C層の順に合流させた後、冷却ドラム上に押出し
て冷却させ、総厚み32μm(A層厚み:12μm、B
層厚み:15μm、C層厚み:5μm)の未延伸積層フ
ィルムを得た。得られた複合フィルムとブリキ板とのラ
ミネートフィルム(C層面側をラミネート)を得た。こ
のラミネート金属板の接着性、ステック温度、耐熱性、
耐衝撃性、熱処理後のしわ、および耐フレーバー性を上
記方法により測定し、その結果を表1に示す。以下の実
施例2〜5および比較例1〜5の結果についても同様に
して表1に示す。
【0040】実施例1で得られた複合フィルムを用いて
なるラミネート金属板は、接着性、製缶操業性、耐熱
性、耐衝撃性、および耐フレーバー性の全ての特性に優
れており、実用性の高いものであった。さらに、このラ
ミネート金属板を用いて、絞りしごき法で2ピース缶に
成形したところ、成形の作業性は良好であった。この2
ピース缶について、上記ラミネート金属板に対する測定
方法と同様にして耐衝撃性および耐フレーバー性を評価
したところ、良好な結果が得られた。
【0041】(比較例1)酸化防止剤であるイルガノッ
クス1330を添加しなかったこと以外は、実施例1と
同様の方法でフィルムおよびラミネート金属板を得、実
施例1と同様にして評価した。比較例1で得られた複合
フィルムを用いてなるラミネート金属板は、耐衝撃性に
劣り実用性の低いものであった。このラミネート金属板
を用いて絞りしごき法で2ピース缶に成形したところ、
成形の作業性は良好であった。しかし、この2ピース缶
について上記ラミネート金属板に対する測定方法と同様
にして耐衝撃性を評価したところ、良好な結果は得られ
なかった。
【0042】(実施例2) A層レジン:平均粒径2.5μmの不定形シリカ700
ppmを含むテレフタル酸/イソフタル酸(モル比85
/15)とエチレングリコールとから得られた共重合ポ
リエステル(Tm220℃) B層レジン:フェノール系酸化防止剤であるイルガノッ
クス1010(チバガイギー社製)0.2重量%を含む
テレフタル酸/炭素数36のダイマー酸(モル比90/
10)とエチレングリコールとから得られた共重合ポリ
エステル(Tm=230℃、Tg=22℃) C層レジン:平均粒径3μmの球状ゼオライト2000
ppmを含むテレフタル酸/イソフタル酸(モル比80
/20)とエチレングリコールとから得られた共重合ポ
リエステル(Tm=200℃) 上記A層レジン、B層レジンおよびC層レジンをそれぞ
れ別々の押出し機で溶融させ、この溶融体をダイ間でA
/B/C層の順に合流させた後、冷却ドラム上に押出し
て冷却させて未延伸フィルムを得た。この未延伸フィル
ムをまず、縦方向に85℃で3.3倍、次いで横方向に
100℃で3.4倍に延伸した後、170℃で熱セット
を行い、総厚み30μm(A層厚み:9μm、B層厚
み:18μm、C層厚み:3μm)の2軸延伸フィルム
を得た。
【0043】得られたフィルムを用いて実施例1と同様
にして、ブリキ板とのラミネート金属板を得、実施例1
と同様の方法にて評価した。実施例2で得られた複合フ
ィルムを用いてなるラミネート金属板は、接着性、製缶
操業性、耐熱性、耐衝撃性、耐フレーバー性のいずれの
特性にも優れており、実用性が高いものであった。
【0044】(比較例2)酸化防止剤であるイルガノク
ス1010を添加しなかったこと以外は、実施例2と同
様にして延伸フィルムおよびラミネート金属板を得、実
施例1と同様の方法にて評価した。比較例2で得られた
複合フィルムを用いてなるラミネート金属板は、耐衝撃
性に劣り、実用性の低いものであった。
【0045】(実施例3) A層レジン:平均粒径3μmの球状ゼオライト2000
ppmを含むテレフタル酸/イソフタル酸(モル比95
/5)とエチレングリコールとから得られた共重合ポリ
エステル(Tm245℃) B層レジン:フェノール系の酸化防止剤であるイルガノ
ックス1330(チバガイギー製)0.2重量%を含む
テレフタル酸/炭素数36のダイマー酸(モル比90/
10)と1,4ブタンジオールとから得られた共重合ポ
リエステル(Tm204℃、Tg4℃)と、テレフタル
酸/イソフタル酸(モル比88/12)とエチレングリ
コールとから得られた共重合ポリエステル(Tm225
℃、Tg72℃)とを、重量比で8:2の割合で配合し
たブレンド物 C層レジン:平均粒径3μmの球状ゼオライトを200
0ppm含むテレフタル酸/イソフタル酸(モル比83
/17)とエチレングリコールとから得られた共重合ポ
リエステル(Tm215℃) 上記A層レジン、B層レジンおよびC層レジンをそれぞ
れ別々の押出機で溶融させ、この溶融体をダイ間でA/
B/C層の順に合流させた後、冷却ドラム上に押出して
冷却させ、総厚み32μm(A層厚み:12μm、B層
厚み:15μm、C層厚み:5μm)の未延伸フィルム
を得た。
【0046】得られたフィルムを用いて実施例1と同様
にして、ブリキ板とのラミネート金属板(C層側をラミ
ネート)を得、実施例1と同様の方法にて評価した。実
施例2で得られた複合フィルムを用いてなるラミネート
金属板は、接着性、製缶操業性、耐熱性、耐衝撃性、耐
フレーバー性のいずれの特性にも優れており、実用性が
高いものであった。さらに、このラミネート金属板を用
いて、絞りしごき法で2ピース缶に成形したところ、成
形の作業性は良好であった。この2ピース缶について上
記ラミネート金属板に対する測定方法と同様にして耐衝
撃性および耐フレーバー性を評価したところ、良好な結
果が得られた。
【0047】(比較例3)酸化防止剤であるイルガノッ
クス1330を添加しなかったこと以外は、実施例3と
同様にして延伸フィルムおよびラミネート金属板を得、
実施例1と同様の方法にて評価した。比較例3で得られ
た複合フィルムを用いてなるラミネート金属板は、耐衝
撃性に劣り、実用性の低いものであった。
【0048】(実施例4) A層レジン:平均粒径2.5μmの不定形シリカ700
ppmを含むテレフタル酸/イソフタル酸(モル比85
/15)とエチレングリコールとから得られた共重合ポ
リエステル(Tm220℃) B層レジン:平均粒径2.5μmの不定形シリカ700
ppmおよびイルガノックス1010(チバガイギー
製)0.2重量%を含むテレフタル酸/炭素数36のダ
イマー酸(モル比85/15)とエチレングリコールと
から得られた共重合ポリエステル(Tm220℃、Tg
16℃) 上記A層レジンおよびB層レジンをそれぞれ別々の押出
し機で溶融させ、この溶融体をダイ間で合流させた後、
冷却ドラム上に押出し冷却させ、A/B層からなる二層
構成の未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムをま
ず、縦方向に85℃で3.3倍、次いで100℃で3.
4倍に延伸した後、170℃で熱セットを行い、総厚み
30μm(A層9μm、B層21μm)の2軸延伸フィ
ルムを得た。
【0049】得られたフィルムを用いて、ブリキ板との
ラミネート金属板(B層側をラミネート)を得、実施例
1と同様の方法にて評価した。実施例4で得られた複合
フィルムを用いてなるラミネート金属板は、接着性、製
缶操業性、耐熱性、耐衝撃性および耐フレーバー性のい
ずれの特性にも優れており、実用性が高いものであっ
た。
【0050】(比較例4)酸化防止剤であるイルガノッ
クス1010を添加しなかったこと以外は、実施例4と
同様にして延伸フィルムおよびラミネート金属板を得、
実施例1と同様の方法にて評価した。比較例4で得られ
た複合フィルムを用いてなるラミネート金属板は、耐衝
撃性に劣り、実用性の低いものであった。
【0051】(実施例5) A層レジン:平均粒径が3μmの球状の架橋ポリメチル
メタクリル系樹脂ビーズ2000ppmを含む極限粘度
が1.00のポリエチレンテレフタレート(Tm254
℃) B層レジン:フェノール系の酸化防止剤であるイルガノ
ックス1010(チバガイギー製)を0.10重量%お
よびリン系(ホスファイトタイプ)の酸化防止剤である
アデカスタブTEP36(旭電化工業製)0.20重量
%を含むテレフタル酸/イソフタル酸(モル比85/1
5)とエチレングリコールとから得られた共重合ポリエ
ステル(Tm220℃) 上記A層レジンおよびB層レジンをそれぞれ別々の押出
し機で溶融させ、この溶融体をダイ内で合流させた後、
冷却ドラム上に押出して冷却させ、A/B層からなる二
層構成の総厚み32μm(A層2μm、B層30μm)
の未延伸フィルムを得た。
【0052】得られたフィルムを用いてブリキ板とのラ
ミネート金属板(B層側をラミネート)を得、実施例1
と同様の方法にて評価した。実施例5で得られた複合フ
ィルムを用いてなるラミネート金属板は、接着性、製缶
操業性、耐熱性、耐衝撃性、耐フレーバー性のいずれの
特性にも優れており、実用性が高いものであった。
【0053】(比較例5)酸化防止剤であるイルガノッ
クス1010およびアデカスタブTEP36を添加しな
かったこと以外は、実施例5と同様にして延伸フィルム
およびラミネート金属板を得、実施例1と同様の方法に
て評価した。比較例5で得られた複合フィルムを用いて
なるラミネート金属板は、耐衝撃性に劣り、実用性の低
いものであった。
【0054】上記実施例1〜5および比較例1〜5の結
果を以下の表1に示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、他の特性を低下させる
ことなく、耐衝撃性に優れた、金属ラミネート用ポリエ
ステル系フィルムを得ることができる。さらにこのフィ
ルムをラミネートした金属板は、耐衝撃性を有するた
め、清涼飲料缶、ビール缶、エアゾール缶などの缶壁部
が長い金属缶の製造に有用である。得られた金属容器
は、耐衝撃性に優れるため、自動販売機などで販売され
る清涼飲料水用の缶、ビール缶などとして有用であり、
缶内部のフィルムは内容物中への金属の移行を防止し、
金属缶内部の腐食を防止する効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 邦治 愛知県犬山市大字木津字前畑344番地 東 洋紡績株式会社犬山工場内 (72)発明者 井坂 勤 大阪府大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 東洋紡績株式会社本社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化防止剤0.01〜5重量%を含むポ
    リエステル組成物より形成される、金属ラミネート用ポ
    リエステル系フィルム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフィルムが金属板にラ
    ミネートされている、ラミネート金属板。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のラミネート金属板を成
    形してなる、金属容器。
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