JPH07137507A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

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JPH07137507A
JPH07137507A JP28663793A JP28663793A JPH07137507A JP H07137507 A JPH07137507 A JP H07137507A JP 28663793 A JP28663793 A JP 28663793A JP 28663793 A JP28663793 A JP 28663793A JP H07137507 A JPH07137507 A JP H07137507A
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    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C15/00Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
    • B60C15/06Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
    • B60C15/0603Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex
    • B60C15/0607Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex comprising several parts, e.g. made of different rubbers
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 重量増加を伴わずにビ─ド部が優れた耐久性
を発揮し得る重荷重用空気入ラジアルタイヤを提供す
る。 【構成】 少なくとも1プライのスチ─ルコ─ドからな
るラジアルカ─カス3とベルトとを有し、ビ─ド部1に
適合するリム10に少なくとも接触する区域に配設した
ゴムチェ─ファ7を備えてなり、該ゴムチェ─ファが、
25℃、100%伸長下において55〜90kgf/cm2
範囲内である弾性率を有するゴムストックからなる重荷
重用空気入りラジアルタイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤに関し、特にトラック・バスなどの重車両
に使用される該タイヤが重荷重負荷の下で長距離、長時
間にわたる高速走行を度重ねることによりビ─ド部に生
じ勝ちなセパレ─ションなどの故障に対する抵抗力の増
強を、ビ─ド部に補強部材を追加することなく、したが
ってタイヤの重量増加なしに、タイヤの適合リムに接触
するビ─ド部区域に形成したゴムチェ─ファに工夫を加
えることにより有利に達成することを可能とする開発成
果を提案するものである。
【0002】
【従来の技術】トラック・バスなどの重車両に使用され
る重荷重用空気入りラジアルタイヤは、一対のビ─ド部
を有し、該ビ─ド部内に埋設したビ─ドコア相互間にわ
たってトロイド状に連なる、ラジアル配列のスチ─ルコ
─ドからなる少なくとも1プライのカ─カスと、該カ─
カスの外周に配設したベルトとを、上記ビ─ド部と、そ
れらに連なる一対のサイドウォ─ル部と、両サイドウォ
─ル部に連なるトレッド部とのボディ補強として具備
し、また上記ビ─ド部は、ビ─ドコアの周りを内側から
外側に折返したカ─カスのタ─ンアッププライと、ビ─
ドコアの外周側でカ─カスに沿って配設したスティフナ
─ゴムと、少なくともタ─ンアッププライの外面に沿っ
て配置した1層以上のコ─ド層からなるビ─ド部補強レ
イヤと、ビ─ド部に適合するリムに少なくとも接触する
区域に形成したゴムチェ─ファとを備えるのを慣例とし
ている。
【0003】ここに上記ゴムチェ─ファは、タイヤの重
荷重使用による負荷転動下でラジアルカ─カスの故にバ
イアスタイヤに比し変形がより一層激しくなることが余
儀なくされるビ─ド部の、タイヤに組合わせた適合リム
と接触する区域の磨滅(リム擦れ)量を極力抑制して、
ビ─ド部内における部材の露出阻止を専ら役務とするも
のであり、従ってゴムチェ─ファに対する要求特性は第
一に優れた耐磨耗性(耐リム擦れ性)であるとされてい
る。
【0004】さらに上述したように、重荷重使用により
大変形が余儀なくされるビ─ド部は、カ─カスのタ─ン
アッププライ端部におけるセパレ─ションなどの故障発
生を阻止すべく、スティフナ─ゴムやビ─ド部補強レイ
ヤなどを配設して強化することを要し、その結果リムの
フランジに接触するビ─ド部部分は特に厚肉となり、こ
の部分の大変形と厚肉とがあいまって高温となる故、ゴ
ムチェ─ファには上記の優れた耐リム擦れ性と併せ十分
な耐熱劣化性を兼ね備えた物性を有するゴムストックの
適用が慣例とされ、これらの両物性を十分満たすゴムチ
ェ─ファであれば足りるとされていた。
【0005】ところが主としてタ─ンアッププライ端部
又はビ─ド部補強レイヤ端部における耐セパレ─ション
性に代表される重荷重用空気入りラジアルタイヤのビ─
ド部耐久性は必ずしも十分とは言えず、この耐久性向上
に対し一般にはスティフナ─ゴムの増量やビ─ド部補強
レイヤの層数増加により対処することを通例としてい
た。なおこの補強レイヤには有機繊維コ─ド層又はスチ
─ルコ─ド層を前者は複数層で、後者は単一層乃至前者
との複合層として充当するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】反面上記のビ─ド部耐
久性の向上策はビ─ド部の重量増加を招くのは不可避で
あり、これは近来ますます強まるタイヤ軽量化要求にそ
ぐわない上発熱量の増加をもたらす不利を伴う。そこで
タイヤ軽量化を前提としてビ─ド部耐久性向上を図る対
象にスティフナ─ゴムの物性を取りあげ、ビ─ドコアの
直上に位置する硬質のスティフナ─ゴムの硬度を一層高
くしてビ─ド部の剛性を高めることや、この硬質スティ
フナ─ゴムに沿って配置する軟質のスティフナ─ゴムを
一層低ロス化することでビ─ド部温度の上昇を抑制する
ことが試みられたものの、何れの対策も要望に沿うビ─
ド部耐久性を達成するには至らなかった。
【0007】上述した諸点に鑑み従来のビ─ド部耐久性
向上手段の延長から離れて発明者はゴムチェ─ファに着
目し、試みにゴムチェ─ファの内部に有機繊維コ─ド層
又はスチ─ルコ─ド層を埋設してビ─ド部耐久性を評価
したところ一段と優れた成績が得られることを見出し
た。そこでビ─ド部の軽量構造を保持した上で、ゴムチ
ェ─ファの物性に工夫を加えることによりビ─ド部耐久
性の向上を図ることがこの発明の目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明における重荷重用空気入りラジアルタイヤは、
一対のビ─ド部を有し、該ビ─ド部内に埋設したビ─ド
コア相互間にわたってトロイド状に連なる、ラジアル配
列のスチ─ルコ─ドからなる少なくとも1プライのカ─
カスと、該カ─カスの外周に配設したベルトとをボディ
補強として具備し、上記ビ─ド部が、ビ─ドコアの周り
を内側から外側に折返したカ─カスのタ─ンアッププラ
イと、ビ─ドコアの外周側でカ─カスに沿って配設した
スティフナ─ゴムと、少なくともタ─ンアッププライの
外面に沿って配置した1層以上のコ─ド層からなるビ─
ド部補強レイヤと、ビ─ド部に適合するリムに少なくと
も接触する区域に形成したゴムチェ─ファとを備えてな
る重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、上記ゴム
チェ─ファが、25℃、100%伸長下において55〜
90kgf/cm2の範囲内である弾性率の値を有するゴムス
トックからなることを特徴とする。
【0009】図1にこの発明の重荷重用空気入りラジア
ルタイヤのビ─ド部断面の要部を示す。図において1は
ビ─ド部、2はビ─ド部1内に埋設した一対のビ─ドコ
ア(片側のみ示す)、3はビ─ドコア相互間にわたって
トロイド状に連なる、ラジアル配列のスチ─ルコ─ドか
らなる少なくとも1プライ(図の例は1プライ)のカ─
カス、3tはビ─ドコア2の周りを内側から外側に折返
したカ─カス3のタ─ンアッププライ、3teはその端
部を示す。ここにカ─カス3と、図示は省略したがカ─
カス3の外周に配設したベルト(2層以上のスチ─ルコ
─ド交差層からなる)とをボディ補強とし、このボディ
補強は一対のビ─ド部1と、やはり図示を省略した一対
のサイドウォ─ル部及びそれに連なるトレッド部とを補
強するものである。
【0010】また図1において、4及び5はビ─ドコア
2の外周側にてカ─カス3に沿って配設したスティフナ
─ゴムであり、4は硬質スティフナ─ゴム、5が軟質ス
ティフナ─ゴムである。6は少なくともタ─ンアッププ
ライ3tの外面に沿って配置した1層以上のコ─ド層か
らなるビ─ド部補強レイヤであり、この図示例では2層
の有機繊維コ─ド層をカ─カス3本体の内面に沿う位置
まで巻上げた配置になる。7がゴムチェ─ファであり、
このゴムチェ─ファ7はビ─ド部1に適合する、換言す
ればこのビ─ド部1を有するタイヤに適合するリム10
に少なくとも接触する区域に形成するものとする。ここ
に接触する区域とはタイヤ負荷の下でビ─ド部1がリム
のフランジ10fに沿って外側に撓曲した状態において
接触する区域を含む。なお8はゴムチェ─ファ7と接合
されるサイドウォ─ルゴムであり、9はインナ─ライナ
である。
【0011】ここにゴムチェ─ファ7は、25℃、10
0%伸長下における弾性率(以降M 100 と略す)の値が
55〜90kgf/cm2 の範囲内であるゴムストックからな
ることを要する。さらにこのゴムストックはM100 の値
が65〜80kgf/cm2 の範囲内であれば殊更望ましい。
【0012】上記M100 の値の範囲を有するゴムストッ
クは、ゴム単体100PHR に対し例えばHAF級のカ─
ボンブラックを50〜85PHR (重量部)まで増量する
こと、硫黄を0.5〜6PHR 、より望ましくは0.7〜
4PHR 配合すること、そして例えばフェノ─ル樹脂、メ
ラミン樹脂などの熱硬化性樹脂を添加配合することによ
り好適に実現できる。なお硫黄の配合量については6PH
R が限界であり、この値をこえるとゴムストックが硬化
し過ぎてクラックや割れを惹起する不利がもたらされる
ので不所望である。
【0013】
【作用】重荷重負荷の下、比較的高速で転動するタイヤ
のビ─ド部1は、全体として高温度となるのは避けがた
く、さらに常時高内圧(例えば7kgf/cm2 以上)が作用
している上、接地域においてはリム10に強力に圧しつ
けられるため、車両の走行距離の増加に伴い、リム10
と接触する区域のゴムチェ─ファ7には著しく大きなク
リ─プ歪εC が生じ勝ちになる。このクリ─プ歪εC
うち特にリム10のフランジ10fに接触するゴムチェ
─ファ7部分におけるクリ─プ歪εC と、タ─ンアップ
プライ端部3teの歪との間に最も強い正相関の関係が
あることを発明者は見出した。
【0014】上述したところはとりもなおさず、特にリ
ム10のフランジ10fに接触するゴムチェ─ファ7部
分におけるクリ─プ歪εC の抑制がタ─ンアッププライ
端部3teの歪を有利に抑制することに通じ、これは該
端部3teの耐セパレ─ション性の向上につながること
に他ならない。これは同時に、ビ─ド部1の補強レイヤ
6の端部についても同じ効果が得られることを意味す
る。
【0015】そこでゴムチェ─ファ7のM100 値に着目
し、それぞれ異なるM100 の値をもつゴムストックをゴ
ムチェ─ファ7に適用した、サイズが10. 00R20
14PRのトラック・バス用空気入りラジアルタイヤ
を、内圧9.0kgf/cm2 、負荷5000kgの試験条件に
より5000Kmドラム走行させる実験を実施した後リ
ム解きし、図1にインフレート前の新品タイヤにおける
ゲ─ジAにて示した位置の上記走行後ゴムチェ─ファ7
の肉厚A′を測定したところ、M100 の値が55kgf/cm
2 以上であればゴムチェ─ファ7は十分なゲ─ジを保持
し得ること、換言すれば上記クリ─プ歪εC は有効に抑
制可能であることが明らかなった。なお上記実験結果に
基づくM100 の値とゴムチェ─ファ7のゲ─ジA′との
関係を図2(a)のグラフに示す。
【0016】上記クリ─プ歪εC が有効に抑制される結
果、図2(b)のグラフに示すように、ビ─ドコア2と
リム10のフランジ10fとの間の隔たりBの、走行初
期からの変位量ΔBが小さく抑えられる。ここに変位量
ΔBはタイヤの接地域にてタ─ンアッププライ端部3t
eに発生する歪に顕著な影響を及ぼし、該端部3teに
おける歪は、相対的に大きな変位量ΔBの場合は著しく
増加し、小さな変位量ΔBではこの増加が低く抑えられ
る傾向を示す。なお上記隔たりB及び変位量ΔBは、タ
イヤをリム組みしインフレートした状態で例えばCTス
キャンなどにより測った値を用いたもので、以降も同様
である。
【0017】よってM100 の値が55kgf/cm2 以上、よ
り望ましくは65kgf/cm2 以上であるゴムストックをゴ
ムチェ─ファ7に適用することにより、小さな変位量Δ
Bを保持し、タ─ンアッププライ端部3teに発生する
歪の増加を有効に抑制することができるので、その結果
補強部材の追加によらず、従って重量を増すことなくビ
─ド部のセパレ─ション耐久性の格段の向上が達成でき
る。なおM100 の値が90kgf/cm2 をこえると切断伸び
が小さくなり過ぎる結果、クラックや割れが生じ勝ちに
なり、これが耐セパレ─ション性に対し悪影響を及ぼす
ので不所望である。
【0018】
【実施例】サイズが10.00R20 14PRであ
り、ラジアル配列のスチ─ルコ─ドからなる1プライの
カ─カス3と、4層のスチ─ルコ─ド交差層からなるベ
ルトとをボディ補強とし、ビ─ド部1は図1に準じ、硬
質スティフナ─ゴム4はJIS硬度84のゴムストック、
軟質スティフナ─ゴム5はJIS 硬度65のゴムストック
からなり、ビ─ド部補強レイヤ6は1層のスチ─ルコ─
ド交差層からなる。ゴムチェ─ファ7は図1に示すゲ─
ジAを3mm、ビ─ドコア2とフラン10fとの隔たり
Bを6mmとした。
【0019】上記を共通としゴムチェ─ファ7のゴムス
トックの配合組成のみ異なる実施例1〜5及び比較例
1、2、3のタイヤを準備した。これらのゴムストック
の配合例を表1に示す。なお表中、各配合剤につき示し
た数値は重量部数(PHR)であり、中段に示したM100
25℃における100%伸長時弾性率である。
【0020】
【表1】
【0021】この発明の効果を検証するため上記実施例
1〜5及び比較例1、2、3の各タイヤを供試タイヤと
して、内圧9.0kgf/cm2 、負荷5000Kg、速度6
0Km/hの試験条件にてドラム走行試験を実施し、まず5
000Km走行後におけるゲ─ジA部分の残ゲ─ジA′
(mm)、ビ─ドコア2のリムフランジ10fに向かう
変位量ΔB(mm)及びタ─ンアッププライ端部3te
の歪を測定した。なおこれらの測定はビ─ド部1をその
円周まわりにほぼ8等分した各位置にて実施し、得られ
た値の平均値を取り上げた。次に別途、上記と同じ供試
タイヤを上記と同一試験条件下でビ─ド部1にセパレ─
ションが発生するまで走行させるビ─ド部耐久試験を実
施した。なお耐久試験が終了した各供試タイヤは全数ゴ
ムチェ─ファ7のクラック又は割れの有無をチェックし
た。
【0022】上記の試験結果を表1の下欄に示す。表
中、タ─ンアッププライ端部3teの歪及びセパレ─シ
ョン発生までに走行した距離は比較例1を100とする
指数にてあらわし、前者は数値が小さいほど良く、後者
は大きいほど良いことを示す。またクラック又は割れに
ついては、無しを○、有りを×にてあらわし、後者は何
れも深くかつ多数のクラック又は割れが観察されてい
る。
【0023】表1が示すように、比較例1に対しビ─ド
コア2の変位量ΔBが少ない各実施例のタイヤはビ─ド
部1のセパレ─ション耐久性が一段と向上し、この点で
は比較例2、3のタイヤも同様に向上している反面、ゴ
ムチェ─ファ7にクラックや割れの発生が認められた。
このクラックや割れがそれ自体の故障に止まっているの
は、短時間でビ─ド部セパレ─ション故障を発生させる
ドラム試験によるものであり、実際の長距離、長期間に
わたる重車両使用ではビ─ド部補強レイヤ6などのセパ
レ─ションに発展してビ─ド部1の耐久性を大きく損な
う故不可である。これに対しM100 の値を90kgf/cm2
以下に抑えた実施例のタイヤにはこのうれいはない。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、ビ─ド部に補強部材
を付加することなくタイヤの軽量化を保持して、ビ─ド
部のセパレ─ション耐久性を有利に向上することが可能
な重荷重用空気入りラジアルタイヤを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の要部を示す断面図である。
【図2】ゴムチェ─ファの100%伸長時弾性率と変形
との関係を説明する線図である。
【符号の説明】
1 ビ─ド部 2 ビ─ドコア 3 カ─カス 7 ゴムチェ─ファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のビ─ド部を有し、該ビ─ド部内に
    埋設したビ─ドコア相互間にわたってトロイド状に連な
    る、ラジアル配列のスチ─ルコ─ドからなる少なくとも
    1プライのカ─カスと、該カ─カスの外周に配設したベ
    ルトとをボディ補強として具備し、上記ビ─ド部が、ビ
    ─ドコアの周りを内側から外側に折返したカ─カスのタ
    ─ンアッププライと、ビ─ドコアの外周側でカ─カスに
    沿って配設したスティフナ─ゴムと、少なくともタ─ン
    アッププライの外面に沿って配置した1層以上のコ─ド
    層からなるビ─ド部補強レイヤと、ビ─ド部に適合する
    リムに少なくとも接触する区域に形成したゴムチェ─フ
    ァとを備えてなる重荷重用空気入りラジアルタイヤにお
    いて、 上記ゴムチェ─ファが、25℃、100%伸長下におい
    て55〜90kgf/cm2の範囲内である弾性率の値を有す
    るゴムストックからなることを特徴とする重荷重用空気
    入りラジアルタイヤ。
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