JPH07137087A - 成形金型のセットミス検知装置 - Google Patents

成形金型のセットミス検知装置

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JPH07137087A
JPH07137087A JP5291740A JP29174093A JPH07137087A JP H07137087 A JPH07137087 A JP H07137087A JP 5291740 A JP5291740 A JP 5291740A JP 29174093 A JP29174093 A JP 29174093A JP H07137087 A JPH07137087 A JP H07137087A
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lever
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molding
molded
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JP5291740A
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Shozo Yamashita
正三 山下
Kenjiro Nomura
健次郎 野村
Katsuji Nishikori
勝治 錦古里
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/84Safety devices
    • B29C45/842Detection of insert defects, e.g. inaccurate position, breakage

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インサートモールド成形において、インサー
トされた被成形物が成形金型内の定位置にセッティング
されているか否かを素早く正確に検出する成形金型のセ
ットミス検知装置を提供する。 【構成】 成形金型のキャビティ側1のキャビティ1a
部にセットされた被成形物2の上を転がるローラー4
と、短片部6a端に付けたローラー4の浮き上り変動を
長片部6bに伝えるL字状のレバー6と、長片部6b端
に連動して動きかつ先端部9bを拡大させて動く補助レ
バー9と、先端部9bの変位を検知するセンサ10とを
備えて構成した。したがって被成形物2が正しくセット
されていない場合には、ローラー4がその上を乗り上
げ、矢印Y方向に変動するので、この変動をレバー6、
補助レバー9で増幅し、センサ10で検知することによ
りセットミスを確実に検出でき、金型破損等を未然に防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インサートモールド成
形において、インサートされた被成形物が成形金型内の
定位置にセッティングされているか否かを検出する成形
金型のセットミス検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインサート成形においては、被成
形物を金型のキャビティにセットしたとき、キャビティ
内に被成形物が正規にセットされているか否かを検査す
る手段を有していなかった。このため、被成形物の素材
がセラミックス等で金型材より硬い材質の場合には、被
成形物のセットミス時に被成形物を咬み込んだりして金
型の破損をきたす恐れがあった。したがって、このよう
なトラブルを避けるため、成形時に下記の方法を取るの
が一般的であった。
【0003】(1)毎ショットごとに目視によりセット
状態を確認する。 (2)フープ成形の場合は、金型内に入る前の工程でキ
ャビティと同一形状の検査専用型でチェックを行う。
【0004】(3)型閉じ時には低圧の型締でチェック
を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の検査方法では、次のような問題点を有してい
た。
【0006】1)上記(1)の場合、目視のため人的ミ
スを生じたりして金型破損をきたすことがある。また毎
回のチェックにより成形時間のロスを発生させる。
【0007】2)上記(2)の場合、チェック場所が成
形する場所と異なるため、被成形物の形状そのものの異
形は発見されるが、成形金型のキャビティ側へのセット
本番で失敗を生じ、金型破損をきたす場合がある。
【0008】3)上記(3)の場合、低圧とはいえ、型
閉じ速度によってはセラミックス等の被成形物を咬み込
んだ場合、金型破損をきたすことがあり、また、その防
止上速度を低速にすると成形サイクルが長くなる。
【0009】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、インサート成形において、被成形物のセットミスや
異物による金型破損を確実に排除するとともに成形時間
のロスを少なくするようにした成形金型のセットミス検
知装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の成形金型のセットミス検知装置は、成形金型
内にインサートされセットされる被成形物のセット状態
をチェックする検知装置を備え、前記検知装置は、前記
被成形物上を転がるローラーと、一端部に前記ローラー
を軸支しかつ一端部の動きに応じて主軸を中心に他端部
をシーソー回動するレバーと、このレバーの他端部に連
動して動きかつ先端部の動きが拡大されて動くようにし
た補助レバーと、前記補助レバーの先端部の変位を検知
するセンサとを有し、前記ローラーの前記金型分割面上
の転がり時に前記ローラーの浮き上り変位を前記センサ
で検知するようにしたものである。また、前記主軸にエ
アーを噴出するエアーブロー孔を設けたものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、検知装置のロー
ラーを被成形物のセットされた金型分割面上に配置して
転がすことによりローラーの浮き上り変位をレバー及び
補助レバーによって拡大してセンサで検知できるので、
被成形物のセットが正しく行なわれていない場合には、
ローラーの浮き上りが微変動であってもセンサによって
正確に検出でき、成形ショット前に未然に対応すること
ができ、被成形物のセットミスによる金型破損等を確実
に防止することができる。
【0012】また、主軸にエアーを噴出するエアーブロ
ー孔を設けることにより、被成形物のセットの確認時に
エアーをキャビティ内に吹き付けてキャビティ内に残存
した異物等を同時に除去することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。すなわち、図1,図2において、1は成形
金型のキャビティ側であり、成形金型のキャビティ側1
のキャビティ1aには金属フープ2a等からなる被成形
物2をセットする収納部1bを有している。
【0014】キャビティ1a上(表面上)には収納部1
bにセットされた被成形物2のセット状態をチェックす
る検知装置3を有し、検知装置3は、キャビティ1a上
を転がるローラー4と、短片部6aの端部にローラー4
を軸支し主軸5を中心にして長片部6bをシーソー回動
する略逆L字状のレバー6と、前記長片部6bに連結し
ローラー4をキャビティ1a側に適度に押圧しつつ矢印
X方向に移動させる予圧装置7と、一端を主軸5に軸支
しかつ長片部6bの端部とストッパー8を介して当接す
る長尺部9aを有した略L字形成の補助レバー9と、補
助レバー9の先端部9bの変位を読み取るセンサ10と
から構成されている。
【0015】なお、11は補助レバー9の長尺部9aを
付勢する引張ばね、12はその変位の規制ストッパーで
ある。また、ローラー4は図3,図4に示すように、被
成形物2の形状および被成形物2をセットする収納部1
bの形状によって逃がし溝4aを設けてもよい。
【0016】上記構成において動作を説明すると、金型
が開いたとき、そのキャビティ1aの収納部1bに被成
形物2をセットする。そして検査装置3を図1に示すよ
うに、被成形物2上(または金型分割面上)の所定位置
に配置し、予圧装置7でローラー4を適度に予圧させて
矢印X方向に転がしながら被成形物2上を移動させる。
【0017】このとき被成形物2がキャビティ内に正し
くセットされていない場合や異物等を有している場合に
は、被成形物2が浮き上り等を生じローラー4がδだけ
矢印Y方向に変動する。この変動量δは主軸5を中心に
レバー6の長片部6bをシーソー回動し、この回動で長
片部6bの端部よりストッパー8を介して補助レバー9
の長尺部9aの先端部9bを拡大的に変位させる。
【0018】すなわち、レバー6の短片部6aを寸法a
とし、補助レバー9の長尺部9a寸法をbとすれば、ロ
ーラー4の微変動δに対して長尺部9aの先端部9bは
δ×b/aの変動幅に拡大され、これをセンサ10によ
って読み取ることにより、ただちに被成形物2のセット
ミスを検知することができる。
【0019】このように検知装置3をショット前に操作
するだけで素早くかつ正確にインサート成形の可否を知
ることができ、金型破損を確実に防止できるとともに成
形にロス時間を発生させることもない。
【0020】また主軸5を図1,図2に示すように、中
空にしてエアーブロー(通気)孔5aを設け、エアーブ
ロー孔5aよりエアーを噴出できるようにすることによ
り、ローラー4の転がり時にエアーブロー孔5aよりエ
アーを吹き付けてキャビティ1a内の成形かすや異物等
を吹き飛ばすことができ、被成形物2のセットチェック
と同時にエアー吹き付けができ、作業ロスをより少なく
することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の成形金型のセット
ミス検知装置によれば、被成形物のセットされた表面を
ローラーを転がすことで、そのローラーの浮き上り変位
をレバーによって拡大させセンサによって拡大した変位
を検知するようにしているので、セットが正しく行われ
ていない場合には、たとえローラーの変位が微変動であ
っても、センサ部では変位が拡大されて検知できるため
セットミスを確実に検出でき、これによって適切な対応
がとれて金型破損等を完全に防止できる。また従来のよ
うな目視や成形加減を要しないので作業能率も大幅に向
上できる。
【0022】またレバーの主軸を中空にしエアーブロー
孔を設け、エアーブロー孔よりエアーを噴出させるよう
にすることにより、ローラーの転がし時にエアーを同時
にキャビティ内に吹き付けて成形かす等の異物を吹き飛
ばすことができ、成形能率を一層向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における成形金型のセットミ
ス検知装置の側面図
【図2】同セットミス検知装置の部分破断上面図
【図3】同セットミス検知装置のローラーの形状例を示
す部分断面拡大図
【図4】同セットミス検知装置のローラーの他の形状例
を示す部分断面拡大図
【符号の説明】
1 キャビティ側金型 1a キャビティ 2 被成形物 3 検知装置 4 ローラー 5 主軸 5a エアーブロー孔 6 レバー 9 補助レバー 9b 先端部 10 センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形金型内にインサートされセットされ
    る被成形物のセット状態をチェックする検知装置を備
    え、前記検知装置は、前記被成形物上を転がるローラー
    と、一端部に前記ローラーを軸支しかつ一端部の動きに
    応じて主軸を中心に他端部をシーソー回動するレバー
    と、このレバーの他端部に連動して動きかつ先端部の動
    きが拡大されて動くようにした補助レバーと、前記補助
    レバーの先端部の変位を検知するセンサとを有し、前記
    ローラーの前記金型分割面上の転がり時に前記ローラー
    の浮き上り変位を前記センサで検知するようにした成形
    金型のセットミス検知装置。
  2. 【請求項2】 主軸にエアーを噴出するエアーブロー孔
    を設けた請求項1記載の成形金型のセットミス検知装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109263003A (zh) * 2018-09-25 2019-01-25 珠海格力智能装备有限公司 一种芯轴进料方向的识别方法及装置

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