JPH07136598A - 足場研掃装置 - Google Patents
足場研掃装置Info
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Abstract
束から一枚づつ建枠を取り出して研掃機に供給する作業
を自動化する。 【構成】 積み重ねた建枠Aの束を建枠受入れ装置2の
建枠受台4上に載置し、建枠受台4を旋回させて最上段
の建枠Aの横架材側を建枠取出し装置18側に臨ませる
と共に、建枠受台4を昇降して最上段の建枠Aを建枠取
出し装置18の係止装置26の高さ位置とする。研掃開
始により係止装置26を前進させて建枠Aの横架材Bを
係止させた後、係止装置26を後退させて建枠Aを一枚
引き出し、昇降自在とした建枠送込み装置36に乗り移
して研掃機本体1に送り込む。建枠Aを引き出して取り
出すと、建枠受台4を180度旋回させて次に取り出す
建枠Aの横架材側を建枠取出し装置18側に臨ませると
共に、建枠受台4を建枠一枚分の高さ上昇させる。
Description
回収した仮設足場用建枠に付着するモルタル等を除去す
る足場研掃装置に関し、特に回収して積み重ねた建枠の
束から一枚づつ建枠を取り出して足場研掃機本体に自動
的に供給する装置に関する。
は、使用中に塗料やモルタル等が付着して汚れることが
多く、これを建築現場より回収した時には次回の使用に
備えて研掃機(例えば特開平4ー20657号公報に示
すような研掃機)により付着物を取り除いている。従
来、研掃機に建枠を送り込む作業は、作業員が建枠の束
から一枚ずつ建枠を持ち上げて建枠移送用コンベヤ上に
載置し、研掃機に送り込むようにしているのが現状であ
る。
を設置して付着物を除去しようとするところでは多量の
建枠を取り扱っており、このため比較的重量のある建枠
を一枚、一枚、手作業で取り出して研掃機に供給する作
業は作業者にとっては過酷な労働であり、作業能率の向
上も期待できないものであった。
の束から建枠を一枚ずつ取り出して研掃機に供給するこ
とを自動化するようにした足場研掃装置を提供すること
を目的とする。
成するために、仮設足場用建枠を研掃する研掃機本体の
近傍に、建枠受台を備えて門型の建枠を複数枚重ねた建
枠の束を受け入れる建枠受入れ装置を配設し、該建枠受
入れ装置の側部に建枠の横架材を係止して建枠を一枚ず
つ引き出す係止具を進退自在に備えた建枠取出し装置を
配設し、前記建枠受入れ装置には建枠取り出し時に建枠
の横架材側を建枠取出し装置側に臨ませるように建枠受
台を旋回させる旋回手段と、建枠受台上の最上段の建枠
を建枠取出し装置により一枚ずつ引き出せるように建枠
受台を順次せり上げる昇降手段とを具備させる一方、前
記建枠取出し装置には建枠取り込み位置の下方に建枠を
受け止めて研掃機本体に送り込む建枠送込み装置を配設
し、該建枠送込み装置には受け止めた建枠を建枠研掃機
本体の挿入口に臨ませるように昇降させる昇降手段と建
枠を建枠研掃機本体に送りこむ移送手段とを具備したも
のである。
枠受入れ装置の建枠受台を昇降手段を駆動して最下位置
に下降させておき、建築現場より回収された複数枚の建
枠を重ねて結束した建枠の束を前記建枠受台に載置し、
建枠の結束を解いて一枚ずつ取り出せる状態とする。そ
して研掃機本体への建枠の供給開始に伴い最上段の建枠
の横架材側が建枠取出し装置側に臨むように建枠受台を
旋回させる。また最上段の建枠を建枠取出し装置の係止
具とほぼ同一高さとなるように建枠受台を上昇させる。
建枠受止め台を建枠の受け止め位置に上昇させて停止さ
せる。そして係止具を最上段の建枠の横架材に係止させ
た後、係止具を後退させて建枠を建枠取出し装置側に一
枚取り込み、待機させている建枠受止め台に移載する。
そして建枠を載置した建枠受止め台は研掃機本体の挿入
口付近まで下降させて建枠を挿入口に臨ませ、移送装置
により研掃機本体に送り込んで表面に付着した付着物を
除去するのである。
上段の建枠が前記係止具の高さ位置になるように建枠一
枚分の高さだけ建枠受台を上昇させる。このとき、門型
の建枠を向かい合わせて積み上げていて次に取り出す建
枠の横架材側が建枠取出し装置側に臨んでいない時に
は、建枠受台を旋回させて建枠取出し装置側に臨ませ
る。こうして次の建枠の取り出し準備が整うと再び建枠
取出し装置の係止具を前進させて建枠の横架材に係止さ
せ、これを引き出して建枠受止め台に移載し、建枠受止
め台に具備した移送手段を駆動して建枠を研掃機本体に
送り込む。このような動作の繰り返しで建枠の束から建
枠を一枚ずつ引き出して研掃機本体に供給するのであ
る。
る。
の近傍に建築現場より回収した建枠Aの束を受け入れる
建枠受入れ装置2を配設している。該建枠受入れ装置2
は受け入れた建枠Aを移送するチェーンコンベヤ3と建
枠Aを載置して昇降自在とした建枠受台4から成ってい
る。
したスプロケット6にチェーン7を掛け回し、モータ8
によりチェーン7を回転させてチェーン7上に載置した
建枠Aを移送するようにしている。
に配設しており、上部の天板9を昇降させるリフター1
0と天板の上位にあって建枠を載置する受板11を旋回
させるターンテーブル12とを備えている。
を交叉させて構成したリフト機構を昇降用シリンダ14
により伸縮させて斜材13の上部に取り付けた天板9を
任意の高さ位置に昇降させるようにし、一定ピッチずつ
せり上げることができるようにしている。
受板を旋回可能に支持する支持ローラ15(またはキャ
スター)を適宜配設し、リフター10の天板9上に載置
すると共に、受板11下面中央部に固着した軸体16を
天板9に配設した軸受17に挿入して回転自在に軸支
し、軸体16をモータ(図示せず)により回転させるよ
うにして受板11を旋回できるようにしたものである。
した建枠取出し装置であって、図2に示すように架台1
9の上部には梁材20を建枠受入れ装置2に向けて突き
出すように配設し、該梁材20の下位には梁材20に沿
ってスライドシャフト21を配設している。スライドシ
ャフト21には摺動体22を取り付け、摺動体22には
梁材20の前後に配設したスプロケット23に巻回した
チェーン24の両端部を接続し、モータ25の駆動によ
りチェーン24を回転させて摺動体22をスライドシャ
フト21に沿って摺動自在としている。
枠Aの横架材Bを係止する係止装置26が取り付けてあ
り、該係止装置26には取付板27に係止爪28と横架
材当接部材29を備えたもので、係止爪28は軸体30
により回動自在に取り付けてある。 そして係止爪回動
用レバー31の先端を係止爪28の下部に連結すると共
に、係止爪回動用レバー31の上部にシリンダー32の
ピストンロッド33を連結し、該ピストンロッド33を
伸縮することにより係止爪回動用レバー31を揺動させ
て係止爪28を回動させ、前記横架材当接部材29との
間に建枠Aの横架材Bを挟み込んで建枠Aを係止するよ
うにしている。
方の適宜位置を摺動体22に回動自在に吊り下げられる
と共に、取付板27の後端部にはシリンダー34を配設
し、該シリンダー34により取付板27の先端の係止爪
28を上下に揺動できるようにし、建枠Aを引き出す時
に建枠Aの横架材Bを若干持ち上げながら取りこめるよ
うにしている。更に係止爪28の近傍には建枠Aの横架
材Bを検出する横架材検出用センサー35を取り付けて
いる。
受け止めて研掃機本体1に送り込む建枠送込み装置であ
って、図2、図5に示すように架台19の背面側に立設
したスライドシャフト37に昇降体38を上下昇降自在
に取り付けている。そして架台19下部に昇降用シリン
ダー39を配設すると共に、架台19の背面側上部に配
設したスプロケット40と該昇降用シリンダー39のピ
ストンロッド41の先端に取り付けたスプロケット42
との間にチェーン43を巻回し、その両端をそれぞれ昇
降体38及び架台19下部に接続し、シリンダー39の
ピストンロッド41の伸縮によって昇降体38を上部の
建枠受け止め位置から下部の研掃機本体1の建枠挿入口
44付近に渡って上下に昇降するようにしている。
め移送するローラコンベヤ45を配設し、モータ46の
駆動によりローラ47を回転させてローラ47上に受け
止めた建枠Aを研掃機本体1側に移送し、搬出コンベヤ
48に乗り継ぎさせて研掃機本体1を通過するようにし
てある。
示すようにローラコンベヤ45上の建枠Aの位置を研掃
機本体1の建枠挿入口44に正確に臨ませるための位置
修正装置49が取り付けてある。該位置修正装置49は
ローラ47と平行に配設したスライドシャフト50に摺
動自在に取り付けた建枠位置修正具51をロッドレスシ
リンダ52により建枠の進行方向に直交する方向に移動
できるようにしてあり、積み込み時にズレた建枠を片側
へ押圧して位置修正を図るようにしている。
て、各装置の動きを自動制御するプログラムが格納され
ている。
研掃機本体1で研掃する時には、先ず図2に示すように
建枠受入れ装置2のリフター10を駆動して建枠受台4
を最下位置に下降させておき、回収した建枠Aを例えば
フォークリフト等によって結束した状態で前記チェーン
コンベヤ3上に載置する。この時、建枠Aは交互に向か
い合わせながら積み上げて束にしていることが多いの
で、最上段の建枠Aの横架材Bを建枠取出し装置18側
に向かせるように載置する。そして建枠受台4上の建枠
Aの結束を解いて一枚ずつ取り出せる状態にする。
作して自動運転を開始すると、チェーンコンベヤ3が駆
動して建枠Aを建枠受台4上に移送して停止する。次に
図4に示すように建枠受台4ではリフター10が駆動し
て建枠受台4の天板9を上昇させ、建枠受台4上の最上
段の建枠Aが建枠取出し装置18の係止装置26と同じ
高さ位置に達すれば適宜配設した位置センサがその高さ
を検出して停止させる。
駆動させて係止装置26を前進させると同時に図7に示
すシリンダー32のピストンロッド33を収縮させて係
止爪28を前方に回動させ、図6のように係止爪28が
最上段の建枠Aの横架材B上に到達するとシリンダー3
2のピストンロッド33を伸長させて係止爪28を元の
位置に回動させて係止爪28と横架材当接部材29との
間に最上段の建枠Aの横架材Bを挟み込んで係止する。
ようにシリンダー34のピスルトンロッドを伸長させて
取付板27の先端部を上方に回動させ、横架材Bを若干
持ち上げるようにし、この状態で係止装置26を後退さ
せる。この時、建枠取出し装置18の下位の建枠送込み
装置36の昇降用シリンダー39のピストンロッド41
を縮小させ、ローラコンベヤ45を建枠Aの受け止め位
置まで上昇させて待機させておく。
入れ装置2では次の建枠Aの取り出し準備が行なわれ
る。建枠受台4上の建枠Aが交互に向かい合わせて積み
上げてあれば、建枠受台4を180度旋回させて次に取
り出す建枠Aの横架材B側を建枠取出し装置18側に臨
ませる。また、次に取り出す建枠Aが係止装置26の高
さ位置にない時には建枠一枚分の高さだけ建枠受台4を
上昇させる。なお、建枠受台4の動きは建枠Aの積み重
ね状態によって変わるので、建枠Aの積み重ね状態に対
応した動作を行なえるようにプラグラミングしておく。
例えば、建枠Aを取り出すために係止装置26を前進さ
せた時に、横架材検出用センサー35にて建枠Aの横架
材Bを有無を検出させるようにし、もし検出によって横
架材Bが検出されなければ180度旋回させるようにす
る。このようにして建枠受入れ装置2では次の建枠Aの
取り出し準備を整えておく。
建枠取出し装置18のローラコンベヤ45に乗り移す
と、昇降用シリンダー39のピストンロッド41を伸長
してローラコンベヤ45を下降させる。そして図9に示
すように載置した建枠Aを研掃機本体1の挿入口44に
臨ませ、モータ46を駆動してローラ47を回転させて
建枠Aを研掃機本体1側に送り込み、建枠Aを搬出コン
ベヤ48に乗り移して研掃機本体1を通過させる間に付
着物を除去するのである。
体1の近傍に旋回及び昇降機能を有する建枠受台4を備
えた建枠受入れ装置2を配設し、更に建枠受台4上の最
上段の建枠Aの横架材Bを係止して建枠Aを一枚ずつ引
き出す係止装置26を進退自在に備えた建枠取出し装置
18を配設し、建枠取出し装置18の下位に昇降機能と
移送機能を有し、取り出した建枠Aを研掃機本体1に送
り込む建枠送込み装置36を配設したので、積み上げた
建枠Aの束から建枠を一枚ずつ取り出して研掃機本体1
に供給する作業を自動化することができ、省人化を図れ
ると共に作業能率を向上させることができる。
る。
る。
る。
置 3…リフター(昇降手段) 4…建枠受台 12…軸体(旋回手段) 18…建枠取出し
装置 26…係止装置 28…係止爪 36…建枠送込み装置 39…昇降用シリ
ンダー(昇降手段) 45…ローラコンベヤ(移送手段)
Claims (1)
- 【請求項1】仮設足場用建枠を研掃する研掃機本体の近
傍に、建枠受台を備えて門型の建枠を複数枚重ねた建枠
の束を受け入れる建枠受入れ装置を配設し、該建枠受入
れ装置の側部に建枠の横架材を係止して建枠を一枚ずつ
引き出す係止具を進退自在に備えた建枠取出し装置を配
設し、前記建枠受入れ装置には建枠取り出し時に建枠の
横架材側を建枠取出し装置側に臨ませるように建枠受台
を旋回させる旋回手段と、建枠受台上の最上段の建枠を
建枠取出し装置により一枚ずつ引き出せるように建枠受
台を順次せり上げる昇降手段とを具備させる一方、前記
建枠取出し装置には建枠取り込み位置の下位に建枠を受
け止めて研掃機本体に送り込む建枠送込み装置を配設
し、該建枠送込み装置には受け止めた建枠を建枠研掃機
本体の挿入口に臨ませるように昇降させる昇降手段と建
枠を建枠研掃機本体に送りこむ移送手段とを具備したこ
とを特徴とする足場研掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5284900A JP2952338B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 足場研掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP5284900A JP2952338B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 足場研掃装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07136598A true JPH07136598A (ja) | 1995-05-30 |
JP2952338B2 JP2952338B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=17684508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5284900A Expired - Fee Related JP2952338B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 足場研掃装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2952338B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106477337A (zh) * | 2016-12-05 | 2017-03-08 | 亿模塑胶科技(苏州)有限公司 | 一种具有暂存功能的自动化上下料系统 |
CN106882556A (zh) * | 2017-03-30 | 2017-06-23 | 广东富华重工制造有限公司 | 一种车轴自动清渣清洗线 |
CN107697624A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-02-16 | 长沙市凤英机械科技有限公司 | 一种用于锡膏印刷机的pcb板传送装置 |
CN107745969A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-03-02 | 河南鑫饰板业有限公司 | 推板装置上的移动小车 |
CN111591688A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-08-28 | 广州景兴建筑科技有限公司 | 一种模板振动回收设备 |
-
1993
- 1993-11-15 JP JP5284900A patent/JP2952338B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN106477337B (zh) * | 2016-12-05 | 2019-01-11 | 亿模塑胶科技(苏州)有限公司 | 一种具有暂存功能的自动化上下料系统 |
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CN107745969B (zh) * | 2017-11-21 | 2024-04-09 | 河南鑫饰板业有限公司 | 推板装置上的移动小车 |
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