JP2510727Y2 - 足場研掃装置 - Google Patents

足場研掃装置

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JP2510727Y2
JP2510727Y2 JP1990106368U JP10636890U JP2510727Y2 JP 2510727 Y2 JP2510727 Y2 JP 2510727Y2 JP 1990106368 U JP1990106368 U JP 1990106368U JP 10636890 U JP10636890 U JP 10636890U JP 2510727 Y2 JP2510727 Y2 JP 2510727Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建築工事の仮設足場に使用される足場枠や
足場板等に付着する付着物、例えばコンクリートや塗料
を除去する足場研掃装置に関するものである。
[従来の技術] 建築物の建築工事においては、建築物の側近に足場枠
や足場板を建築物の高さに応じて何段にも積み上げ、仮
設足場を形成して建築工事を行なっている。これらの足
場枠等にはコンクリート打設時のコンクリートや外壁塗
装時の塗料が付着することがあり、工事完了に伴い足場
枠等を解体した後、次回の工事に備えてそれらの付着物
を取り除く作業を行なっている。これらの除去作業は以
前には手作業であったが、最近では機械的に衝撃や摩擦
力を足場枠等に与えて付着物を除去する研掃機が採用さ
れ、自動化が図られるようになってきている。
そして、工事現場から引き取られた足場枠には付着物
の除去を必要とするものと必要としないものがあり、本
出願人は、先に出願した実願平2-97156号に記載の如く
に、研掃機の側方に研掃機を迂回して梱包場所に足場枠
を直接送り込む迂回ラインを設けると共に、研掃機の手
前に移送コンベヤを上下二段に配設し、該上下二段に配
置した移送コンベヤの内、一方を研掃機に、他方を研掃
機を迂回するラインに接続し、作業者が足場枠の付着物
の付着度合いを目視によって判別し、除去の必要のある
ものは研掃機側の移送コンベヤに送り込み、除去の必要
のないものは研掃機を迂回する側の移送コンベヤに送り
込むようにした足場研掃装置を提案している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記のように研掃機の側方に研掃機を
迂回するラインを設けると共に、移送コンベヤを上下二
段に配設し、各移送コンベヤを異なる移送先に接続し、
足場枠の付着物の付着度合いによって適宜移送先を選択
するようにした方式では、研掃機の側方に研掃機を迂回
するラインのためのスペースを確保する必要がある。
また、梱包場所においても、例えば梱包用の足場枠の
堆積装置であるパレタイザーの移動行程をみると、研掃
機の排出部から研掃機の迂回ラインを経て梱包場所に到
る間を往復する必要からその行程が長くなって足場枠の
堆積効率も良いとはいえない。
更に、足場枠の移送先を選択する移送コンベヤは上下
に積み重ねた構造であるため、作業者は足場枠を上位の
移送コンベヤに載置する場合には少し足場枠を持ち上げ
る動作を必要とし、下位の移送コンベヤに載置する場合
には上位の移送コンベヤとの間隙に挿入するように足場
枠を操作する必要があり、移送先を選択する際の作業に
は煩わしいものがある。
このように、前記従来の方式においては、省スペー
ス、作業効率、作業性について改良の余地がある。
本考案は、上記の点に鑑み、省スペース、作業効率、
作業性について改良した足場研掃装置を提供することを
目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記の目的を達成するために、被研掃物表面
の付着物を除去する研掃機の排出側に研掃された被研掃
物を積み重ねるパレタイザーを設ける一方、前記研掃機
の上位に研掃機を通過せずに被研掃物をパレタイザーへ
と搬送する研掃機迂回用搬送コンベヤを設けると共に、
前記研掃機の直前には送り込みコンベヤを設け、該送り
込みコンベヤは前方端部をコンベヤ支持フレームに軸着
して回動自在に枢支し、後方端部を昇降手段により昇降
自在にして搬送する被研掃物を研掃機と研掃機迂回用コ
ンベヤに振り分けれるように構成したものである。
[作用] 本考案に係る足場研掃装置にあっては、工事現場より
戻ってきた足場枠は先ず研掃機の投入側の移送装置付近
に積んでおく。そして作業者は積まれた足場枠を一つづ
つ取り上げて足場枠に付着する付着物の状況を見て研掃
が必要か否かを判断しながら送り込みコンベヤ上に載置
する。この時、研掃が必要と判断すれば、送り込みコン
ベヤの昇降手段を動作させて送り込みコンベヤの後方端
部を降下状態にしておき、送り込みコンベヤ上の足場枠
を研掃機へと送り込み、研掃機を通過させて付着物を除
去する。また研掃の必要が無いと判断すれば、送り込み
コンベヤの昇降手段を動作させて送り込みコンベヤの後
方端部を上昇状態にし、送り込みコンベヤ上の足場枠を
研掃機の上位に設けた研掃機迂回用コンイベヤへと乗り
移し、研掃機を迂回させて直接パレタイザーへと移送す
る。そして、パレタイザーでは研掃機より排出される足
場枠と研掃機を迂回してくる足場枠とを梱包用に自動的
に積み重ねて行くのである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
1は足場枠の表面に付着した付着物を除去する研掃機
であって、該研掃機1はチェーンや鋼製リングを多数取
り付けた回転軸や鋼製のブラシを回転させて足場枠の表
面に衝撃に与えたり、擦り付けたりして付着物の種類に
応じた機種が適宜採用される。研掃機1の送り込み側に
は足場枠Aの移送用の送り込みコンベヤ2を設けてい
る。該送り込みコンベヤ2は例えばチェーンコンベヤを
採用し、両側のコンベヤ支持フレーム3,3′上に載置固
定した軸受4,4′間に装着した軸体5を前記送り込みコ
ンベヤ2の前方端部2aに貫通させて前方端部2aを支点と
して回動自在に枢支すると共に、送り込みコンベヤ2の
後方部に昇降手段である昇降用シリンダ6を設け、該昇
降用シリンダ6のピストンロッドの先端部を送り込みコ
ンベヤ2に固着してピストンロッドの伸縮によって送り
込みコンベヤ2の後方端部2bを上下昇降自在としてい
る。そして、昇降用シリンダ6のピストンロッドを縮小
して送り込みコンベヤ2の後方端部2bを降下して送り込
みコンベヤ2を水平状態にした時には研掃機1内を通過
する搬送コンベヤ7に搬送物を乗り移せるようにしてあ
る。また第1図の二点鎖線で示すように昇降用シリンダ
6のピストンロッドを伸長して送り込みコンベヤ2の後
方端部2bを上昇状態にした時には研掃機1の上位に設け
た研掃機迂回用搬送コンベヤ8に搬送物を乗り移せるよ
うにしてある。該研掃機迂回用搬送コンベヤ8は例えば
ローラコンベヤを採用し、研掃の必要のない足場枠を後
方の後述するパレタイザーへと搬送するものであって、
研掃機1の上位に並行に設けることによって省スペース
化を図っている。
9は研掃機1内を通過する搬送コンベヤ7や研掃機迂
回用搬送コンベヤ8によって搬送されてくる足場枠Aを
吊下げて積み重ねステーション10に移動させて梱包する
のに都合が良いように積み重ねるためのパレタイザーで
ある。該パレタイザー9は研掃機1の排出側上部から足
場枠Aの積み重ねステーション10上位にまで掛け渡した
横方向走行用レール11と、該横方向走行用レール11上を
走行する横方向走行体12とより成り、また横方向走行体
12は搬送コンベヤ7及び研掃機迂回用搬送コンベヤ8と
並行とした縦方向走行用レール13と、該縦方向走行用レ
ール13上を走行するパレタイザー本体14とより成ってい
る。パレタイザー本体14は前記横方向走行用レール11と
縦方向走行用レール13に沿って走行することによって水
平縦横方向走行自在となっている。
パレタイザー本体14には足場枠Aを挟持する挟持部15
と、挟持した足場枠Aを積み重ねステーション10で180
度づつ回転させて交互に積み重ねて置くために挟持部15
を回転させる回転部16、及び挟持部15を昇降させる昇降
用シリンダ17を装備している。
18は積み重ねステーション10に接続した搬出コンベヤ
であって、積み重ねステーション10で積み重ねられた足
場枠Aを次の梱包工程に搬出するものである。
しかして、工事現場より戻ってきた足場枠を足場研掃
装置に送り込む場合、先ず作業者は足場枠の付着物の有
無を確認する。そして足場枠を研掃機1の直前に設けた
送り込みコンベヤ2上に載置する。そして研掃が必要と
判断した時は送り込みコンベヤ2上の足場枠Aが研掃機
1内を通過するように送り込みコンベヤ2を水平状態と
する。この時送り込みコンベヤ2が既に水平状態である
場合にはそのままの状態で作業を行なえば良く、また送
り込みコンベヤ2の後方端部2bが上昇して足場枠Aを研
掃機迂回用搬送コンベヤ8側に送り込むようになってい
る場合には、昇降用シリンダ6を動作させてピストンロ
ッドを縮小し、送り込みコンベヤ2の後方端部2bを降下
させて水平状態とする。この昇降用シリンダ6を動作さ
せるために足踏み式のフットスイッチや押しボタンスイ
ッチ等を作業者の側近に設けておくと良い。送り込みコ
ンベヤ2上に載置された足場枠Aは搬送コンベヤ7に乗
り移り、該搬送コンベヤ7によって研掃機1内に送り込
まれ、研掃機1内で足場枠表面の付着物を除去した後パ
レタイザー9に側に送り出される。足場枠Aが搬送コン
ベヤ7の終端部に達してパレタイザー本体14の挟持部15
下位に位置すると昇降用シリンダ17のピストンロッドが
伸長して挟持部15を下降させる。そして挟持部15が足場
枠Aを挟持すると昇降用シリンダ17のピストンロッドが
縮小して足場枠Aを吊下げ、その状態でパレタイザー本
体14が積み重ねステーション10まで移動する。パレタイ
ザー本体14が積み重ねステーション10の上位に達すれば
昇降用シリンダ17のピストンロッドを伸長して足場枠A
を所定の位置に下降させた後に挟持を解除する。この積
み重ねステーション10に次々運ばれる足場枠Aは回転部
16を180度づつ回転させて梱包しやすいように交互に積
み重ねられる。
一方、送り込みコンベヤ2上に載置した足場枠Aを研
掃の必要がないと判断した時には、作業者は足踏み式の
フットスイッチや押しボタンスイッチ等を押して送り込
みコンベヤ2の昇降用シリンダ6を動作させ、そのピス
トンロッドを伸長させて送り込みコンベヤ2の後方端部
2bを上昇させ、送り込みコンベヤ2上の足場枠Aを研掃
機迂回用搬送コンベヤ8に乗り移させる。これによって
足場枠Aは研掃機1を通過せずに後方のパレタイザー9
に向けて搬送される。足場枠Aが研掃機迂回用搬送コン
ベヤ8の終端部に達するとパレタイザー本体14がその上
位に移動し、前記したように昇降用シリンダ17のピスト
ンロッドを伸長して挟持部15を下降し、足場枠Aを挟持
して積み重ねステーション10まで搬送し、先に載置した
足場枠の上に積み重ねる。足場枠Aが所定の高さになる
と積み重ねステーション10から搬出コンベヤ18により送
り出されて次の梱包工程に送り込まれるのである。
[考案の効果] 以上のように、本考案に係る足場研掃装置にあって
は、研掃機1の上位に研掃機を通過せずに被研掃物をパ
レタイザーへと搬送する研掃機迂回用搬送コンベヤ8を
設けると共に、前記研掃機1の直前に設けた送り込みコ
ンベヤ2の後方端部を昇降自在として被研掃物を研掃機
1と研掃機迂回用搬送コンベヤ8に振り分けられるよう
にしたので、研掃機を迂回させるラインのためのスペー
スを研掃機の側方に確保する必要がなく省スペース化を
図ることができる。また、研掃機の迂回ラインの払い出
し部が研掃機の排出部の上位に位置してそれぞれ接近す
ることから、パレタイザーの移動行程が短くなり、省ス
ペース化が図れると共に、足場枠を効率良く堆積するこ
とができる。
更に、足場枠の送り込みコンベヤ2に対する載置動作
は、研掃を必要とするか否かにはかかわらず単に足場枠
を送り込みコンベヤ2上に載置するだけで良く、従来の
ように上下に振り分けるような煩わしさがなく、作業者
の負担をより軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る足場研掃装置の側面図、第2図は
第1図の平面図、第3図は第1図の正面図である。 1……研掃機、2……送り込みコンベヤ、2a……送り込
みコンベヤの前方端部 2b……送り込みコンベヤの後方端部、3……研掃機迂回
用搬送コンベヤ、6……昇降手段、9……パレタイザ
ー、A……足場枠

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被研掃物表面の付着物を除去する研掃機の
    排出側に研掃された被研掃物を積み重ねるパレタイザー
    を設ける一方、前記研掃機の上位に研掃機を通過せずに
    被研掃物をパレタイザーへと搬送する研掃機迂回用搬送
    コンベヤを設けると共に、前記研掃機の直前には送り込
    みコンベヤを設け、該送り込みコンベヤは前方端部をコ
    ンベヤ支持フレームに軸着して回動自在に枢支し、後方
    端部を昇降手段により昇降自在にして搬送する被研掃物
    を研掃機と研掃機迂回用コンベヤに振り分けれるように
    構成したことを特徴とする足場研掃装置。
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