JPH07136039A - 電気ヒーター内蔵椅子 - Google Patents
電気ヒーター内蔵椅子Info
- Publication number
- JPH07136039A JPH07136039A JP28926593A JP28926593A JPH07136039A JP H07136039 A JPH07136039 A JP H07136039A JP 28926593 A JP28926593 A JP 28926593A JP 28926593 A JP28926593 A JP 28926593A JP H07136039 A JPH07136039 A JP H07136039A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chair
- electric heater
- built
- remote station
- pressure sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冬期暖房のない屋外競技場スタンドや、屋内
劇場或いはホール等の暖房システムの暖房むらを解消
し、快適な温度環境を作る電気ヒーター内蔵椅子を提供
する。 【構成】 座席の椅子に電気ヒーターを内蔵し、圧力セ
ンサーにより着席時のみ暖房し、また温度調節も個人の
好みに応じて変化可能な構造とする。
劇場或いはホール等の暖房システムの暖房むらを解消
し、快適な温度環境を作る電気ヒーター内蔵椅子を提供
する。 【構成】 座席の椅子に電気ヒーターを内蔵し、圧力セ
ンサーにより着席時のみ暖房し、また温度調節も個人の
好みに応じて変化可能な構造とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】屋外競技場のスタンド又は屋内劇
場やホールの客席の暖房に関する。
場やホールの客席の暖房に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、屋外競技場のスタンドには暖房
設備は無いのが普通であり、屋内劇場やホールの客席の
暖房は、温風を吹き出し口より吹き出し、自然対流によ
って客席空間全体を暖房しようとするものであった。
設備は無いのが普通であり、屋内劇場やホールの客席の
暖房は、温風を吹き出し口より吹き出し、自然対流によ
って客席空間全体を暖房しようとするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】屋外競技場スタンドに
は暖房施設がなく冬期は寒かった。又屋内の劇場やホー
ルの客席では温風を吹き出し口より吹き出し自然対流に
よって客席空間全体を暖房する設備のみであったため、
温度の高い空気が局所的に吹き出し口より吹き出すと、
比重の小さい温かい空気は直ちに上部へ上昇し、均一な
暖房効果が得られず、下階は寒かった。寒い下階を温め
るため吹き出し温度を上げたり、吹き出し空気量を増や
すと益々吹き出し口近辺の温度が上昇し、空気の吹き出
し騒音も大きくなりランニングコストも増大する。また
吹き出し口を増やすと装置の構造が複雑になり設備費が
嵩む。又快適温度には、個人差があり、空間一様暖房で
は、個人個人の快適温度に対応することは出来ない。本
発明は以上のような問題点を解決するために工夫された
ものである。
は暖房施設がなく冬期は寒かった。又屋内の劇場やホー
ルの客席では温風を吹き出し口より吹き出し自然対流に
よって客席空間全体を暖房する設備のみであったため、
温度の高い空気が局所的に吹き出し口より吹き出すと、
比重の小さい温かい空気は直ちに上部へ上昇し、均一な
暖房効果が得られず、下階は寒かった。寒い下階を温め
るため吹き出し温度を上げたり、吹き出し空気量を増や
すと益々吹き出し口近辺の温度が上昇し、空気の吹き出
し騒音も大きくなりランニングコストも増大する。また
吹き出し口を増やすと装置の構造が複雑になり設備費が
嵩む。又快適温度には、個人差があり、空間一様暖房で
は、個人個人の快適温度に対応することは出来ない。本
発明は以上のような問題点を解決するために工夫された
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】スタンド又は客席の椅子
に、加熱防止型の電気ヒーターを内蔵させる。屋外スタ
ンドの場合は防水型ヒーターとする。該ヒーターは椅子
に人が着席したことを感知する圧力センサーによって電
源をON/OFFさせ椅子に人が着席していない場合
は、電源を遮断して省エネを図る。又コンピュータ等か
ら構成される切符売り場の座席予約システムと椅子の電
気ヒーリーをリモートステーション(以下RSと略す)
を介して連結し切符が発行されたらRSに情報を送り、
切符が発行された椅子にRSからコントロールユニット
にパワー電源をON/OFFする信号を送り予約された
椅子を予熱する。又各椅子には温度調節用の釦を設け個
人個人の快適温度に調節し得るものとする。
に、加熱防止型の電気ヒーターを内蔵させる。屋外スタ
ンドの場合は防水型ヒーターとする。該ヒーターは椅子
に人が着席したことを感知する圧力センサーによって電
源をON/OFFさせ椅子に人が着席していない場合
は、電源を遮断して省エネを図る。又コンピュータ等か
ら構成される切符売り場の座席予約システムと椅子の電
気ヒーリーをリモートステーション(以下RSと略す)
を介して連結し切符が発行されたらRSに情報を送り、
切符が発行された椅子にRSからコントロールユニット
にパワー電源をON/OFFする信号を送り予約された
椅子を予熱する。又各椅子には温度調節用の釦を設け個
人個人の快適温度に調節し得るものとする。
【0005】
【実施例】図1に椅子1に電気ヒーター2を内蔵した実
施例を示す。図2は椅子1に圧力センサー3を内蔵させ
た例である。なお、図には表してないが、温度調節用の
釦4を設け暖房用電源のON/OFF、加熱防止、圧力
センサー、温度調節等の制御をコントロールユニット5
で行う。図3は切符売り場等の座席予約システムを構成
するコンピュータ6等とRS7を接続し、座席予約情報
にもとずいてRS7から椅子に内蔵されたヒーター2の
パワー電源をON/OFFする制御信号を送り予熱する
ところを示す。
施例を示す。図2は椅子1に圧力センサー3を内蔵させ
た例である。なお、図には表してないが、温度調節用の
釦4を設け暖房用電源のON/OFF、加熱防止、圧力
センサー、温度調節等の制御をコントロールユニット5
で行う。図3は切符売り場等の座席予約システムを構成
するコンピュータ6等とRS7を接続し、座席予約情報
にもとずいてRS7から椅子に内蔵されたヒーター2の
パワー電源をON/OFFする制御信号を送り予熱する
ところを示す。
【0006】
【発明の効果】本発明の効果は次の通りである。
【0007】(イ)冬期の屋外競技場のスタンドでの居
住性が大幅に改善される。
住性が大幅に改善される。
【0008】(ロ)屋内の劇場やホールの客席も、客席
空間全体の暖房負荷が低減し上下階の温度差がなく居住
性が大幅に改善される。
空間全体の暖房負荷が低減し上下階の温度差がなく居住
性が大幅に改善される。
【0009】(ハ)必要な座席のみ暖房されるので省エ
ネ、省コストになる。
ネ、省コストになる。
【0010】(ニ)温度調節釦により個人の好みに合わ
せた温度環境が得られる。
せた温度環境が得られる。
【図1】電気ヒーター内蔵椅子1にヒーター2を内蔵し
ているところを示す図である。
ているところを示す図である。
【図2】図1の電気ヒーター内蔵椅子に圧力センサー3
を備えた図である。
を備えた図である。
【図3】切符売り場を座席予約システムのコンピュータ
6とリモートステーション7を介して電気ヒーター内蔵
椅子1と接続した図である。
6とリモートステーション7を介して電気ヒーター内蔵
椅子1と接続した図である。
1・・・電気ヒーター内蔵椅子、2・・・ヒーター、3
・・・圧力センサー、4・・・温度調節釦、5・・・コ
ントロールユニット、6・・・コンピュータ、7・・・
リモートステーション(RS)
・・・圧力センサー、4・・・温度調節釦、5・・・コ
ントロールユニット、6・・・コンピュータ、7・・・
リモートステーション(RS)
Claims (4)
- 【請求項1】 椅子の内部に電気ヒーターを内蔵したこ
とを特徴とする電気ヒーター内蔵椅子。 - 【請求項2】 椅子に圧力センサーを設けて、着席した
時のみ電気ヒーターの電源をONにすることを特徴とす
る電気ヒーター内蔵椅子。 - 【請求項3】 内蔵した電気ヒーターの温度が調節出来
るような釦を設けたことを特徴とする電気ヒーター内蔵
椅子。 - 【請求項4】 座席予約システムによって発生する情報
をリモートステーションに送り、リモートステーション
から内蔵電気ヒーターの電源をON/OFFするパワー
信号に変え、前記電気ヒーターに送り該電気ヒーターを
ON/OFFして、着席前に予熱するような座席予約シ
ステム及びリモートステーションを備えてなることを特
徴とする電気ヒーター内蔵椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5289265A JP2743795B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 電気ヒーター内蔵椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5289265A JP2743795B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 電気ヒーター内蔵椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07136039A true JPH07136039A (ja) | 1995-05-30 |
JP2743795B2 JP2743795B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=17740925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5289265A Expired - Lifetime JP2743795B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 電気ヒーター内蔵椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2743795B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102309751B1 (ko) * | 2021-03-15 | 2021-10-07 | 주식회사 동광 | 히트파이프를 이용한 냉온겸용 벤치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100949712B1 (ko) * | 2009-06-25 | 2010-03-29 | 주식회사 가덕이엔지 | 발열수단이 구비된 공원 및 조경용 석재의자 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6036756U (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-13 | 日本電気株式会社 | 電気座椅子 |
JPH05253037A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | シートヒータ |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP5289265A patent/JP2743795B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6036756U (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-13 | 日本電気株式会社 | 電気座椅子 |
JPH05253037A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | シートヒータ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102309751B1 (ko) * | 2021-03-15 | 2021-10-07 | 주식회사 동광 | 히트파이프를 이용한 냉온겸용 벤치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2743795B2 (ja) | 1998-04-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980106 |