JPH0643252A - 在席検知装置及びそれを用いた環境制御方法 - Google Patents

在席検知装置及びそれを用いた環境制御方法

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JPH0643252A
JPH0643252A JP19815292A JP19815292A JPH0643252A JP H0643252 A JPH0643252 A JP H0643252A JP 19815292 A JP19815292 A JP 19815292A JP 19815292 A JP19815292 A JP 19815292A JP H0643252 A JPH0643252 A JP H0643252A
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JP
Japan
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sensor
seat
information
occupied seat
environment
Prior art date
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Pending
Application number
JP19815292A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Yoshiike
信幸 吉池
Koji Arita
浩二 有田
Susumu Kobayashi
晋 小林
Katsuya Morinaka
克也 森仲
Atsushi Nishino
西野  敦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0643252A publication Critical patent/JPH0643252A/ja
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、座席に座っている人間の有無をセ
ンシングする装置、それに基づいた在席情報、およびこ
の在席情報に基づいた室内の温熱環境、空質環境等を制
御する制御法に関するものであり、客室内の在席状況を
検知し、室内の在室者のあった快適な環境制御を可能と
し、かつ、省エネルギ−を達成でき、また、係員の仕事
量を低減させることを目的とする。 【構成】 座席1には体動を検出するセンサ部2が設け
られセンサ部2からの在席情報は信号線3により制御部
に伝送される。センサ部2は座席1の腰掛け部もしくは
背もたれ部に埋設されており、体動センサ4からなり、
座席に座った人間の体動をセンシングして在席状況を検
出し、情報信号として出力する。これにより、全体の在
席状態が判断され、在席状態に合った環境制御がなさ
れ、その結果空間内は最適の温度となって快適な居住空
間を提供することが可能となるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座席に座っている人間
の有無をセンシングする装置、それに基づいた在席情
報、およびこの在席情報に基づいた室内の温熱環境、空
質環境等を制御する制御法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、列車や飛行機等の輸送手段もしく
は映画館、劇場等の施設において、車内もしくは空間内
にいる人間に合ったきめ細かな制御をすることにより、
より快適な環境作りへの要求が高まりつつある。しか
し、従来の環境制御としては、各種の施設において空間
内の冷暖房や空気換気は一律に全体を制御するか、係員
が手動で部分的に制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような一律
な制御方法を用いると、在席者の人数による負荷予測が
なされないまま客の人数に拘らず空間内全体を必要以上
に空調制御もしくは換気制御するために、暑すぎる、寒
すぎるといった不快状態になりやすかった。また、場合
によっては前記課題を解消するために係員がいちいち手
動により補正制御をする必要があった。
【0004】本発明は、上述の問題を解決するもので、
在席者の情報を迅速で、且つ正確に把握でき、それに応
じてより快適な環境を無駄なく制御できる手段を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、客用の座席に在席情報の検出手段として、
体動検出手段を有することを特徴としている。さらには
検出された在席状況に応じて空間内の全体的もしくは局
所的に温熱環境、空質環境、音環境もしくは照明環境を
制御することである。また在席情報を表示する手段をも
つ構成である。
【0006】
【作用】本発明は上述の構成によって、在席情報を正確
でかつ迅速に把握できるものである。また、この利用状
況に合わせた、きめ細かな環境制御が可能となり快適性
の実現、そのうえに省エネルギ−制御を達成できるもの
である。
【0007】
【実施例】図1、図2および図3は本発明の一実施例を
説明するための概略構成を示すものである。
【0008】(実施例1)図1に於て、座席1には体動
を検出するセンサ部2が設けられセンサ部2からの在席
情報は信号線3により制御部に伝送される。センサ部2
は座席1の腰掛け部もしくは背もたれ部に埋設されてお
り、体動センサ4からなり、座席に座った人間の体動を
センシングして在席状況を検出し、情報信号として出力
する。この信号を環境制御装置にワイアレス転送もしく
は信号線により転送し、これらの情報信号をもとに全体
の在席状態が判断され、在席状態に合った環境制御がな
され、その結果空間内は最適の温度となって快適な居住
空間を提供することが可能となるものである。
【0009】ここで、体動センサ4は座席に座った人間
の体動をセンシングするもので、その種類に特に限定さ
れるものでなく、ここで言う体動センサとは圧電セン
サ、加速度センサ、圧力センサ、バネによる変動セン
サ、ホトカプラによる位置センサ、接触抵抗変化を利用
したタッチパネル等が利用可能である。
【0010】例えば、圧電センサを利用した場合、在席
者が動く度に加圧状態が変化し出力電圧が変るので、電
圧変化頻度から空席なのか在席なのかの判定ができる。
前記圧電センサとしては、図4に示すような有機圧電体
からなるフィルム状態のセンサが使用上違和感もなく使
用できる。加速度センサの場合も同様に在席者が動く度
にセンサが変動し出力電圧が変るので、電圧変化頻度か
ら空席なのか在席なのかの判定ができる。圧力センサの
場合には在席状態にある場合常に一定以上の加圧状態が
腰掛け部に生じるので在席中はある一定以上の出力が得
られことから在席状態が判定できる。加速度センサおよ
び圧力センサとては半導体マイクロセンサ等が小型で違
和感もなく利用できる。そのほか、変動もしくは振動を
センシングできるセンサであれば体動センサとして同様
に使用できるものである。
【0011】また、在席状態の判定は各座席に信号処理
部を設けて、センサからの出力信号により在席情報に変
換した後に、信号線で制御部に転送してもよく、一括し
て、制御部で各座席の在席状態を判定してもよい。
【0012】(実施例2)次に、在席検知装置からの情
報を元に、室内環境を制御する方法について述べる。
【0013】まず、座席に人間が座っているか否かを腰
掛け部もしくは背もたれ部の体動センサ4で検知する。
在席との判断は特に腰掛け部(臀部)に埋設したセンサ
の信号が一定時間以上ON状態にあるとき在席と判断す
るものとする。
【0014】各座席からの在室状況を総合することによ
り、空間全体の在席状況が把握可能となる。
【0015】図5に示す一実施例のようにセンサ部とし
て、座席内に埋設された体動センサ4の他にサーミスタ
6を併用し、座席に座った人間の体動のセンシングとサ
−ミスタによりその温度上昇をセンシングすることによ
り、より精度の高い在席判定が可能となる。
【0016】さらに、在席者の活動状態についても同じ
く体動センサとサーミスタの変動で、1、座ったり、立
ったりしている状態、2、座った状態で雑誌を読んでい
る状態、3、座った状態でゆったりしている状態、4、
座った状態で居眠りに入った状態、が判断でき、より高
度の在席状況が判断できる。また、より高度な利用法と
しては前述の圧電センサ等の体動センサを用いた場合、
在席者の脈拍もセンシングすることが可能であり、この
情報は在席者の健康監視に利用することができる。
【0017】前述の体動センサを具備した座席検知装置
からの人体情報に基づいて無線もしくは有線交信によっ
て制御機器へ信号伝送をおこなう。このとき、パーソナ
ルルーム(個室)の場合、前述の活動レベルに合わせ
て、例えば、(1)睡眠時には照明を落し、(2)座席に座っ
た平静時には従来の空調を、(3)座席に座っての作業時
には室内温度、湿度を若干低く設定するとよい。
【0018】さらに、室内に異る温熱感覚を有する複数
の人が共存し、座席に座っている場合、各々の座席検知
装置からの人体情報を元に、各々の座席検知装置の位置
に合わせて空調制御することにより、各個人に合った最
適な環境制御を行なうことが可能となる。
【0019】他の制御例としては、上記装置において判
定した人体位置情報に基づいて、車内もしくは室内の在
席位置を特定し、暖房運転の場合には在席者の周辺の環
境を局所的に温熱環境を最適値24℃になるよう設定
し、不在の席に対して、最小限の環境制御になるよう1
8℃になるように制御する。さらに、冷房運転の場合に
は在席者の周辺の環境を局所的に温熱環境を最適値25
℃になるよう設定し、不在の席に対して最小限の環境制
御になるよう28℃になるように制御する。
【0020】空質制御に関しては換気回数を、空間内の
在席率に応じて、3−15回/hの範囲で在席率が低い
場合には換気回数を低減させる。
【0021】以上の制御により、省エネルギ−で、か
つ、在席者にとって快適な温熱環境を達成できた。
【0022】照明制御に関しては、全体照明のレベルを
低照度状態で一律とし、在席が確認された位置にスポッ
ト照明を可能とし、利用者が選択できるようするとよ
い。
【0023】さらには、前述の在席位置情報に基づいて
BGM等の音環境を制御するとより、快適な環境を達成
できる。
【0024】(実施例3)次に、判定した人体位置情報
をオンライン等の外部情報ネットワークと接続すること
により、車内もしくは劇場内の在席位置を特定し、チケ
ット販売による予約情報と総合判断することにより、空
席状況や在席者管理を自動化することが可能となる。さ
らには乗客率、混雑状態を自動検知することが可能とな
る。
【0025】この実施例は、特に、列車、飛行機、バ
ス、乗用車もしくは船等の輸送手段および映画館、劇場
等の施設の場合にも適用できることはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、座席に体動センサを具備することにより、在席者の
有無を自動的に検知することができる。また人体位置情
報に基づいて、空間内の在席位置を特定し、在席者の周
辺の環境を局所的もしくは全体的に制御することによ
り、在席者にとって快適な環境を実現するとともに、省
エネルギーにも大きく貢献できるという効果を有するも
のである。
【0027】また在席者の有無を自動的に検知すること
ができるので、迅速且つ正確に在席情報を把握でき、空
席状況や在席者管理を自動化することが可能となり、さ
らには乗客率、混雑状態を自動検知することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の在席検知システムの一実施例の取付概
略図
【図2】本発明の一実施例によるセンサの設置場所を示
す図
【図3】本発明の一実施例による体動センサの設置状態
を示す図
【図4】本発明の一実施例による圧電センサの設置状態
を示す図
【図5】本発明の一実施例による体動センサとサーミス
タの設置状態を示す図
【符号の説明】
1 座席 2 センサ部 3 信号線 4 体動センサ 5 圧電センサ 6 サーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森仲 克也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西野 敦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体検知センサを座席に設けたことを特徴
    とする在席検知装置。
  2. 【請求項2】人体検知センサとして、圧電センサ、加速
    度センサ、圧力センサ、バネによる変動センサ、ホトカ
    プラによる位置センサもしくは接触抵抗変化を利用した
    タッチパネルセンサを座席の腰掛け部もしくは背もたれ
    部内に設けたことを特徴とする請求項1記載の在席検知
    装置。
  3. 【請求項3】人体検知センサとして、請求項2に記載の
    センサの他にサ−ミスタを併用したことを特徴とする請
    求項1記載の在席検知装置。
  4. 【請求項4】検知した在席情報に基づいて、在席位置を
    特定し、在席者管理を自動化し、在席率、混雑状態を自
    動検知することを特徴とする在席検知装置。
  5. 【請求項5】検知した在席情報に基づいて、在席位置を
    特定し、在席者の周辺の温熱環境、空質環境、音環境も
    しくは照明環境を局所的もしくは全体的に制御すること
    を特徴とする環境制御方法。
JP19815292A 1992-07-24 1992-07-24 在席検知装置及びそれを用いた環境制御方法 Pending JPH0643252A (ja)

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