JPH07135917A - おにぎり用包装体 - Google Patents

おにぎり用包装体

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JPH07135917A
JPH07135917A JP5290791A JP29079193A JPH07135917A JP H07135917 A JPH07135917 A JP H07135917A JP 5290791 A JP5290791 A JP 5290791A JP 29079193 A JP29079193 A JP 29079193A JP H07135917 A JPH07135917 A JP H07135917A
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rice
film
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notches
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外装フィルムの切断を容易に、かつ、確実に
することができるおにぎり用包装体を提供する。 【構成】 外装フィルム3の内面側に左右内装フィルム
4、5を配置する。左右内装フィルム4、5は、外装フ
ィルム3の中央部で非接着で重合し、その重合部分を除
く周縁部を熱接着する。各フィルム3、4、5間に袋部
21を形成する。外装フィルム3の内面側上下端間に開
封用条体2を接着する。開封用条体2の端部が位置する
部位に一対のノッチ16を設ける。包装体1の上下端の
両隅には、平行切欠部18aと傾斜切欠部18bとから
なる切欠部18を設ける。包装体1は、切欠部18によ
り角部が無くなるので、内容物を包装した際、角部どう
しが重なることが無くなる。このため、開封手段で外装
フィルム3を切断する際、切断の障害となるものがほと
んどなくなるので、開封が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はおにぎり用包装体に関
し、特に、海苔等の巻装物とご飯とを区画した状態で包
装するのに適し、開封が容易なおにぎり用包装体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】一般に、コンビニエン
スストア等で販売されているおにぎりは、図12および
図13に示すようなおにぎり用包装体71によって包装
されている。すなわち、図12および図13に示すおに
ぎり用包装体71は、外装フィルム73と、この外装フ
ィルム73と協働して袋部91を形成する左右内装フィ
ルム74、75とからなる。
【0003】図において、外装フィルム73は長方形状
をなし、また、左右内装フィルム74、75は外装フィ
ルム73を縦方向に2分割したものよりも若干大きな幅
となっている長方形状をなしている。左右内装フィルム
74、75は、外装フィルム73の中央部で相互に非接
着で重なり合うようにして配置され、その重合した部分
を除く4辺が熱接着されてシールされる。これにより、
外装フィルム73と左右内装フィルム74、75との間
で袋部91を形成してある。
【0004】外装フィルム73には開封手段が設けられ
る。この開封手段は、外装フィルム73の内面側にその
上下端間に接着した開封用条体72と、外装フィルム7
3の上端部に開封用条体72を挟むようにして設けられ
るノッチ86とで形成される。
【0005】そして、上記の包装体71でおにぎり用ご
飯90を巻装物である海苔87とともに包装するには、
まず、袋部91内に海苔87を収容したのち、ご飯90
を左右内装フィルム74、75に接触させ、その状態
で、図14に示すように外装フィルム73でご飯90の
全体を被覆して包装する。次いで、包装体71は、ラベ
ル等のシール89が貼着されることにより、その所定の
被覆状態が保持され、包装が完了する。
【0006】上記のように包装してある包装体71を開
封するには、まず、開封用条体72の端部を他端側へ向
かって引っ張って取り去り、これにより、外装フィルム
73を縦に切断して左右の各半部に分断する。こうして
切り開かれた包装体71は、こののち、その外装フィル
ム73の各半部を片方ずつ引っ張ることにより、外装フ
ィルム73の左半部と左内装フィルム74とが熱接着部
78で一体になったものと、外装フィルム73の右半部
と右内装フィルム75とが熱接着部79で一体になった
ものとが片方ずつ取り去られることとなる。すると、ご
飯90に海苔87が巻き付いた状態で内容物が露出し、
おにぎりが完成するようになっている。
【0007】しかしながら、上記のように構成されたお
にぎり用包装体71にあっては、うまく開封することが
できないことがあった。すなわち、包装体71が包装状
態にあるときには、その右上部81と左上部80とが互
いに角部どうしで深く重なっている重なり部Gが存在
し、この重なり部Gが開くのを防止するために、表示用
または装飾用を目的とした紙製のシール89を貼着して
ある。
【0008】このため、開封用条体72を引っ張った際
に、重なり部Gが開封用条体72の進行を妨げることに
なるので、開封用条体72が途中で切れたりして開封用
条体72をうまく取り去ることができなくなる恐れがあ
った。したがって、このような場合、外装フィルム73
が綺麗に2つに切断されなくなるので、却って開封に手
間取るといった問題点があった。
【0009】この発明は上記の問題点を解消するもので
あって、開封手段による切断を容易に、かつ、確実に
し、簡単に2分割して開封することができるおにぎり用
包装体を提供することを目的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】この発明は上記の問題
点を解決するために、第1の発明として、上下方向に切
断可能な開封手段を有するとともに、おにぎり用ご飯を
被覆可能な大きさをなす外装フィルムと、一部を重合す
るとともに、その重合した部分を除く周縁部が前記外装
フィルムに接着されて前記外装フィルムとの間で袋部を
形成する左右内装フィルムとからなり、前記袋部に海苔
等の巻装物を収容したのち、前記おにぎり用ご飯を前記
左右内装フィルムに接触させた状態で外装フィルムで被
覆するおにぎり用包装体であって、この包装体の上下端
の両隅部に切欠部を設け、この切欠部は、開封方向を向
く平行切欠部と、この平行切欠部に連なって側面に至る
傾斜切欠部とから形成されているという手段を採用した
ものである。
【0011】また、第1の発明を含む第2の発明とし
て、前記切欠部は、前記外装フィルムと左右内装フィル
ムとの間で所定の幅となっている接着部の幅内で設けら
れているという手段を採用したものである。また、第1
の発明を含む第3の発明として、前記左右内装フィルム
のうちの少なくとも一方の内装フィルムに折返し部を設
け、この折返し部を内面側に位置させた状態で前記左右
内装フィルムを互いに重ね合わせてあるという手段を採
用したものである。
【0012】
【作用】この発明は上記の手段を採用したことにより、
おにぎり用ご飯を巻装物とともに包装したおにぎり用包
装体は、開封手段により外装フィルムを縦に切断して2
つに分断したのち、包装体の左右各半部を側方へ引っ張
ることで左右内装フィルムが外装フィルムの各半部と一
体に取り去られることとなる。
【0013】そして、この考案にあっては、開封を容易
に、かつ、確実にすることができるようになっている。
すなわち、包装体の隅部に、平行切欠部と傾斜切欠部と
からなる切欠部を設けたことにより、包装体には角部が
無くなるので、内容物を包装した時点での包装体の重な
り部を非常に小さくすることができる。つまり、包装状
態にあるときの包装体は、角部どうしの重なりが無くな
ることで重なり部の面積を実質的に小さくすることがで
きる。したがって、開封手段で外装フィルムを切断する
際に、切断の障害となるものがほとんどなくなり、スム
ーズに開封をすることができることとなる。
【0014】また、包装体の上下端の両隅に切欠部を設
けたことにより、上下のいずれの方向からでも包装する
ことが可能となるので、作業効率の向上を図ることもで
きる。しかも、このとき、切欠部を接着部の幅内に設け
た場合には、シール性を確保することができるので袋部
内の密封状態が良好に維持され、巻装物が外部の湿気で
湿ったりすることがなく好適である。
【0015】さらに、内装フィルムに折返し部を設けた
場合には、包装体の分断後に左右各半部を側方へ引っ張
った際に、折返し部がご飯から剥がされるようにして移
動するため、ご飯の形状を崩さないようにしておにぎり
を完成させることができるようになっている。
【0016】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例を説明す
る。図1乃至図3に、この発明によるおにぎり用包装体
の第1実施例を示してある。図1はおにぎり用包装体の
内装側を示す概略裏面図であり、図2は図1に示すおに
ぎり用包装体の外装側を示す概略表面図であり、図3は
図1におけるA−A線断面図である。
【0017】すなわち、図1乃至図3に示すおにぎり用
包装体1は、開封用条体2が接着された外装フィルム3
と、この外装フィルム3と協働して袋部21を形成する
左右内装フィルム4、5とからなる。左右内装フィルム
4、5は一部を互いに非接着で重合して、その重合した
部分を除く周縁部を外装フィルム3に熱接着してある。
そして、この熱接着部8、9の上下端の両隅部に、平行
切欠部18aと傾斜切欠部18bとからなる切欠部1
8、18、……を形成したものである。
【0018】図1乃至図3において、外装フィルム3
は、熱接着性を有する汎用フィルムが使用され、おにぎ
り用ご飯20を被覆可能な大きさで縦長の方形状をなす
ように形成されたものである。
【0019】この外装フィルム3には開封手段が設けら
れていて、開封手段は、開封用条体2とノッチ16とで
形成される。開封用条体2は、外装フィルム3の内面側
の短辺方向中央部に、その上端部から下端部に至るよう
に配置されて接着される。このとき、開封用条体2は、
容易に切断されない程度に一定の強度を有したものが使
用される。
【0020】ノッチ16は、開封用条体2が位置する外
装フィルム3の部位のうち上下両端部側に、開封用条体
2を挟んだ状態で対をなして設けられる。この場合、ノ
ッチ16、16は、外装フィルム3の上下端部に設けた
ものを示したが、いずれか一方の端部だけに設けてもよ
い。つまり、ノッチ16、16は少なくとも開封始端側
となる端部に設けてあればよいものである。
【0021】そして、このノッチ16、16の存在によ
り、開封用条体2の端部が摘み部2aとして形成される
とともに、外装フィルム3の切断の契機となり、同時
に、開封初期の切断方向が案内される。このため、ノッ
チ16、16により形成される一方端の摘み部2aを摘
んでこれを他方端へ向かって引っ張ると、外装フィルム
3に対する開封用条体2の初期の進行が容易となるの
で、外装フィルム3の切断をスムーズにすることができ
る。このとき、開封用条体2は外装フィルム3の上下端
間に設けられているので、開封用条体2を引っ張って除
去することで外装フィルム3が縦に切断されて2つに分
断されることとなる。
【0022】外装フィルム3の内面側の全域には袋部2
1を形成する。この袋部21は、外装フィルム3に左内
装フィルム4および右内装フィルム5を接着することに
より、各フィルム3、4、5間で形成される。そして、
この袋部21は、その内面側でご飯20の全面を被覆す
ることができるようになっている。
【0023】左右内装フィルム4、5は、それぞれ熱接
着性を有する汎用性フィルムが使用されて、縦長の方形
状に形成されているものである。ここでは、各内装フィ
ルム4、5は、その幅が外装フィルム3の縦半部の幅よ
りも若干長いものが使用される。
【0024】左内装フィルム4は、その左側端を外装フ
ィルム3の左側端に、また、上下端を外装フィルム3の
上下端にそれぞれ一致させるとともに、右側端が開封用
条体2を越える状態で配置し、これにより、左内装フィ
ルム4で外装フィルム3の左半部内面側の全域を覆うよ
うにしてある。そして、左内装フィルム4は、その左側
端と、上下端の左端部から開封用条体2の近傍に至る部
位とが外装フィルム3に対して所定幅で熱接着されてシ
ールされる。
【0025】右内装フィルム5は、その右側端を外装フ
ィルム3の右側端に、また、上下端を外装フィルム3の
上下端にそれぞれ一致させるとともに、左側端が開封用
条体2を越える状態で配置し、これにより、右内装フィ
ルム5で外装フィルム3の右半部内面側の全域を覆うよ
うにしてある。そして、右内装フィルム5は、その右側
端と、上下端の右端部から開封用条体2の近傍に至る部
位とが外装フィルム3に対して所定幅で熱接着されてシ
ールされる。
【0026】この場合、左内装フィルム4の右側端側の
部位と、右内装フィルム5の左側端側の部位とは、外装
フィルム3の短辺方向中央部で互いに非接着で重なった
状態で配置され、その重合部分が縦方向を向くようにし
てある。そして、その左右内装フィルム4、5の重合部
分に対応した部分に開封用条体2が位置するようにして
ある。したがって、両内装フィルム4、5と外装フィル
ム3とが協働して袋部21が形成され、この袋部21の
内部に、外部から区画された空間が形成されるようにな
っている。
【0027】そして、左内装フィルム4と右内装フィル
ム5とはその重合部分が互いに非接着であるので、開封
用条体2を取り去って外装フィルム3を2つに分断する
と、両内装フィルム4、5は互いに左右方向へ分割可能
となる。つまり、開封用条体2を取り去ることで外装フ
ィルム3を幅方向中央部で縦に切断すると、外装フィル
ム3の左半部と左内装フィルム4とが熱接着部8で一体
になったものと、外装フィルム3の右半部と右内装フィ
ルム5とが熱接着部9で一体になったものとに分割する
ことができるようになっている。
【0028】このおにぎり用包装体1の隅部には切欠部
18、18、……を設ける。この切欠部18、18、…
…は、各々平行切欠部18aと傾斜切欠部18bとから
なり、それぞれ包装体1の上下端の両隅部において熱接
着部8、9の幅内に形成してある。このとき、平行切欠
部18aは、包装体1の上下方向、すなわち開封用条体
2と平行に形成されて開封方向を向くようにし、また、
傾斜切欠部18bは、斜め方向で平行切欠部18aと連
なって包装体1の側端部に至るようにし、それぞれ直線
状に形成される。
【0029】上記のように構成されたおにぎり用包装体
1を用いておにぎり用ご飯20を包装するには、まず、
巻装物である例えば海苔17を左右内装フィルム4、5
の重合部分から挿入して袋部21内に収容する。次い
で、左右内装フィルム4、5の内面側に、食するのに手
頃な大きさで三角形状に握ってあるご飯20を接触させ
る。
【0030】ここで、海苔17を袋部21に収容するに
は、包装体1の製作過程において、外装フィルム3の内
面側に海苔17を配置したのち、この海苔17の内面側
に中央部で左右内装フィルム4、5を重合した状態で配
置し、その周縁部の4辺のうち重合部分を除く部位を熱
接着するようにしてもよい。なお、海苔17は、ご飯2
0の全面を覆うことができる程度の大きさをなしている
ことが必要であり、ここでは、袋部21内の空間の形状
に合致するように方形状をなしたものが使用される。
【0031】ご飯20は、包装体1の内面下端部に位置
させて被覆される。まず、ご飯20は、図4に示すよう
に、その一の頂部を下方に向けた状態で包装体1の短辺
方向中央部に配置し、かつ、そのとき、ご飯20は長辺
方向中央部よりも下端側に偏った部位に位置させる。
【0032】そして、ご飯20を左右内装フィルム4、
5に接触させた状態で、包装体1の左右下部12、13
を折り曲げる。まず、包装体1の右下部13は、ご飯2
0の右下斜面に沿って図4中のa方向へ折り曲げられ、
その折り曲げられた部位をご飯20に接触させる。同様
に、包装体1の左下部12は、ご飯20の左下斜面に沿
って図中のb方向へ折り曲げられ、その折り曲げられた
部位をご飯20に接触させる。
【0033】次いで、包装体1の上端部側の半部でご飯
20を被覆する。つまり、包装体1の上半部をご飯20
の上面に沿って図4中のc方向へ折り曲げ、その折り曲
げられた部位をご飯20に接触させ、図5に示すような
状態にする。続いて、包装体1の左右上部10、11を
折り曲げる。まず、包装体1の右上部11は、ご飯20
の右下斜面に沿って図5中のd方向へ折り曲げられ、そ
の折り曲げられた部位を右下部13の外面に重ねる。同
様に、包装体1の左上部10は、ご飯20の左下斜面に
沿って図中のe方向へ折り曲げられ、その折り曲げられ
た部位を左下部12の外面に重ねる。このとき、包装体
1は、図6に示すように、右上部11と右下部13との
間、左上部10と左下部12との間は、それぞれ熱接着
等により点状に接着して保持するのが好ましい。
【0034】この結果、包装体1は、図6に示すよう
に、ご飯20の全面を覆うように包むことになる。この
とき、包装体1の左上部10と右上部11との間は、ラ
ベル等の紙製のシール19が跨ぐように貼られて止着さ
れ、これにより、包装体1は、ご飯20を覆った状態で
保持される。この場合、図示したように、シール19の
一部を外装フィルム3にも接触するように貼着すると、
包装体1の止着がより完全になるので好ましい。
【0035】次に、上記のものの作用を説明する。上記
のように包装体1で包装された内容物を食する場合に
は、開封用条体2を取り去って外装フィルム3を2つに
分断したのち、包装体1の左右各半部を引っ張る。する
と、ご飯20に海苔17が被さった状態で内容物が露出
し、おにぎりが完成する。
【0036】まず、袋部21に海苔17を収容した状態
でご飯20を包装してある包装体1を開封するには、包
装体1の上端側でノッチ16、16により摘み部2aと
して形成された開封用条体2の端部を持って、これをご
飯20の表面に沿って、包装体1の下端側に位置する開
封用条体2の摘み部2aへ向かって引っ張る。すると、
外装フィルム3は、開封用条体2の進行に伴って、当該
開封用条体2に沿って切断され、または開封用条体2と
一体となって一部が取り去られるようになる。この結
果、外装フィルム3は、その短辺方向中央部において縦
方向に真っ直ぐに切断され、包装体1が左半部と右半部
とに2分割されることとなる。
【0037】こののち、外装フィルム3の右半部の右端
頂部を持って右側方へ引っ張ると、熱接着部9で接着さ
れた右内装フィルム5と外装フィルム3の右半部とが一
緒に取り去られる。このとき、右内装フィルム5はご飯
20と海苔17との間に位置しているので、右内装フィ
ルム5は、その内面でご飯20の表面と滑り、また、外
面で海苔17と滑りながら右側方へ移動し、海苔17の
隙間を介して外方へ取り去られる。このため、図7に示
すように、ご飯20の右半部が海苔17で覆われた状態
で露出することになる。
【0038】次いで、海苔17を右半部のご飯20に押
し付けた状態で手で持ち、この他方で前記と同様に外装
フィルム3の左半部の左端頂部を持って左側方へ引っ張
ると、熱接着部8で接着された左内装フィルム4と外装
フィルム3の左半部とが一緒に取り去られる。このと
き、左内装フィルム4はご飯20と海苔17との間に位
置しているので、左内装フィルム4は、その内面でご飯
20の表面と滑り、また、外面で海苔17と滑りながら
左側方へ移動し、海苔17の隙間を介して外方へ取り去
られる。このため、ご飯20の左半部も海苔17で覆わ
れた状態で露出することになる。
【0039】上記の結果として、ご飯20の全体が海苔
17で覆われた状態で得られることとなり、これによっ
ておにぎりが完成し、簡易に食することができるように
なっている。なお、上記の場合、包装体1の右半部を先
に取り去るようにしたが、図示した第1実施例のもので
は左半部から取り去ることが望ましい。つまり、包装体
1は、左内装フィルム4の右側端がご飯20に接触して
いない状態で包装してあるので、この状態から包装体1
の左半部を先に引っ張ることで、左内装フィルム4とご
飯20との間に摩擦を発生させないようにすることがで
きる。
【0040】上記の場合、袋部21内に海苔17を収容
した状態でご飯20を包むようにしたので、おにぎりと
して食する直前まで海苔17がご飯20に接触しないよ
うになっている。このため、包装状態にあるときに、海
苔17がご飯20の水分で湿らないようになっているの
で、海苔17の風味を損なうことがない。したがって、
開封と同時にいつでもおいしいおにぎりを食することが
できる。
【0041】また、左右内装フィルム4、5を互いに非
接着で重合した状態で、その周縁部を外装フィルム3と
接着し、その非接着部位を通るようにして外装フィルム
3を2分割に切断する開封用条体2を設けたことによ
り、外装フィルム3の各半部を分離する際に左内装フィ
ルム4と右内装フィルム5とを分割することができるよ
うになっている。このため、開封用条体2を取り去るこ
とで分離された外装フィルム3は、その各半部を引っ張
ることで同時に各内装フィルム4、5を分割して取り去
ることができる。しかも、内外装フィルム3、4、5を
取り去ることで、同時に、ご飯20に海苔17が被さっ
た状態でおにぎりを完成することになる。したがって、
開封と同時に海苔17とご飯20とを簡単に合体させる
ことができるので、手間をかけずに簡単におにぎりを食
することができることとなる。
【0042】そして、上記のおにぎり用包装体1にあっ
ては、開封時に、開封用条体2の除去を容易に、かつ、
確実にすることができるようになっている。
【0043】すなわち、包装体1の両隅部に切欠部1
8、18、……を設けたことにより、図6に示すよう
に、開封用条体2が位置する短辺方向中央部での左上部
10と右上部11との重なり部Gを小さくすることがで
きるようになっている。つまり、包装体1の両隅部に、
平行切欠部18aと傾斜切欠部18bとからなる略台形
状の切欠部18、18、……を設けたことにより、左上
部10および右上部11の各角部が無くなるので、これ
により、包装状態にあるときの包装体1の角部どうしの
重なりがなくなることになる。このため、開封用条体2
が外装フィルム3を切断する線上には切断の障害となる
ものは、シール19以外はほとんどなくなることにな
る。したがって、開封時に、重なり部Gが開封用条体2
の進行を妨げないので、開封用条体2による外装フィル
ム3の切断が容易となり、包装体1の分断を確実にする
ことができる。
【0044】また、上記のおにぎり用包装体1にあって
は、包装方向を増やすことができる。
【0045】すなわち、包装体1の上下端の両隅部に切
欠部18、18、……を設けるとともに、開封用条体2
の上下端部に摘み部2aを設けたので、包装体1の左右
上部10、11の外面側に左右下部12、13を重ねる
ようにして包装することもできる。つまり、上記実施例
の場合では、包装体1の左右下部12、13の外面側に
左右上部10、11を重ねるようにしてあるので、包装
体1の上端の両隅部に設けた切欠部18、18が左右上
部の10、11の重なり部Gを大きく減少させることに
なる。これと同様に、包装体1の左右上部10、11の
外面側に左右下部12、13を重ねるように包装した場
合でも、包装体1の下端の両隅部に設けた切欠部18、
18が左右下部の12、13の重なり部Gを大きく減少
させることになる。
【0046】したがって、上記の包装体1は上下いずれ
の半部からご飯20に接触して被覆するようにしても、
開封用条体2の線上での包装体1の重なり部Gを小さく
することができるので、包装作業時における包装体1の
上下方向の判断を不要とすることができる。
【0047】しかも、熱接着部8、9の幅内に切欠部1
8、18、……を形成したことにより、袋部21が外部
と連通しないようにしてある。このため、袋部21内の
密封性が確保されるようになるので、海苔17が外部の
大気中に含まれる湿気で湿るようなことは無く、海苔1
7の風味を維持することができる。
【0048】次に、第2実施例を図8および図9に基づ
いて説明する。図8はおにぎり用包装体の内装側を示す
概略裏面図であり、図9は図8におけるB−B線断面図
である。すなわち、図8および図9に示すおにぎり用包
装体31は、上記第1実施例における左右内装フィルム
4、5のうちいずれか一方の内装フィルム5を変形した
ものである。つまり、図示した包装体31に使用される
右内装フィルム35には折返し部37が形成されてい
る。なお、他の構成は上記第1実施例と同様であるの
で、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略す
る。
【0049】図8および図9において、右内装フィルム
35は、前記第1実施例における右内装フィルム5より
も幅の大きい縦長の方形状をなしている。この右内装フ
ィルム35は、その右側端を外装フィルム3の右側端
に、また、上下端を外装フィルム3の上下端にそれぞれ
一致させた状態で、外装フィルム3の右半部内面を覆う
ようにして配置される。このとき、右内装フィルム35
の左側端は、左内装フィルム4の内面右側端側の部位に
非接着で重なった状態で配置される。
【0050】この右内装フィルム35には、左内装フィ
ルム4の右側端を越えた部位が内面側へ折り返されて折
返し部37が形成される。この場合、その折り目が開封
用条体2を越えるようにしておく。そして、右内装フィ
ルム35は、その右側端と、上下端の右端部から開封用
条体2の近傍に至る部位とが外装フィルム3に対して所
定の幅で熱接着されてシールされる。
【0051】そして、上記のように構成された包装体3
1にあっては、前記第1実施例で説明した作用の他に、
ご飯20を傷めずに包装体31を取り去ることができる
ようになっている。
【0052】すなわち、右内装フィルム35の左側端に
は折返し部37が形成されているので、外装フィルム3
を分断したのち右半部側の包装体31を引っ張った際
に、右内装フィルム35は、ご飯20に対して剥がれる
ようにして右方向へ移動するようになっている。
【0053】つまり、前記第1実施例のように折返し部
が形成されていない場合には、右内装フィルム35は、
右半部の包装体31を右側方へ引っ張ると、ご飯20の
表面と擦れるようにして側方へ移動するために、その擦
れる部位に引張り力が作用してご飯20の形状を崩して
しまう恐れがある。この第2実施例によれば、右半部の
包装体31を右側方へ引っ張ると、右内装フィルム35
は、ご飯20の表面上において、折返し部37の左側端
部(折り目の部位)から右方へ向かって180°の方向
へ剥離しながら移動することになる。このため、包装体
31を取り去る際にご飯20に引張り力が加わらないよ
うになるので、ご飯20の形状が崩れずに常に整った状
態で食することができるようになっている。
【0054】なお、上記の場合、左内装フィルム4は、
その右側端部が右内装フィルム35と外装フィルム3と
の間に位置してご飯20に接触していない状態にしてあ
る。このため、開封の際には、包装体31を分断した後
その左半部から先に取り去るようにすれば、左内装フィ
ルム4がご飯20と擦れないので効果的である。
【0055】次に、第3実施例を図10および図11に
基づいて説明する。図10はおにぎり用包装体の内装側
を示す概略裏面図であり、図11は図10におけるC−
C線断面図である。すなわち、図10および図11に示
すおにぎり用包装体51は、前記第1実施例における左
内装フィルム4および右内装フィルム5を変形したもの
である。つまり、図示した包装体51に使用される左内
装フィルム54および右内装フィルム55には折返し部
56、57が形成されている。なお、他の構成は上記第
1実施例と同様であるので、同一の符号を付すことによ
り詳細な説明は省略する。
【0056】図10および図11において、左内装フィ
ルム54は、前記第1実施例における左内装フィルム4
よりも幅の大きい縦長の方形状をなしている。この左内
装フィルム54は、その左側端を外装フィルム3の左側
端に、また、上下端を外装フィルム3の上下端にそれぞ
れ一致させた状態で、外装フィルム3の左半部内面を覆
うようにして配置される。そして、左内装フィルム54
は、その左側端と、上下端の左端部から開封用条体2の
近傍に至る部位とが外装フィルム3に対して所定の幅で
熱接着されてシールされる。
【0057】右内装フィルム55は、前記第1実施例に
おける右内装フィルム5よりも幅の大きい縦長の方形状
をなしている。この右内装フィルム55は、その右側端
を外装フィルム3の右側端に、また、上下端を外装フィ
ルム3の上下端にそれぞれ一致させた状態で、外装フィ
ルム3の右半部内面を覆うようにして配置される。そし
て、右内装フィルム55は、その右側端と、上下端の右
端部から開封用条体2の近傍に至る部位とが外装フィル
ム3に対して所定の幅で熱接着されてシールされる。
【0058】このとき、右内装フィルム55の左側端
は、左内装フィルム54の内面右側端側の部位に非接着
で重なった状態で配置される。そして、左内装フィルム
54には、右内装フィルム55の左側端を越えた部位が
内面側へ折り返されて折返し部56が形成され、また、
右内装フィルム55には、左内装フィルム54の折り目
を越えた部位が内面側へ折り返されて折返し部57が形
成される。この場合、左右内装フィルム54、55の各
折り目は、開封用条体2を越えるようにしてあって、左
内装フィルム54と右内装フィルム55とは、外装フィ
ルム3の短辺方向中央部で非接着で重なった状態で配置
されるようにしておく。したがって、左右内装フィルム
54、55は、その重合部分を除く周縁部が外装フィル
ム3に対して熱接着されることとなる。
【0059】そして、上記のように構成された包装体5
1にあっては、前記第1実施例で説明した作用の他に、
ご飯20を傷めずに包装体51を取り去ることができる
ようになっている。
【0060】すなわち、右内装フィルム55の左側端に
は折返し部57が形成されているので、外装フィルム3
を分断したのち右半部側の包装体51を引っ張った際
に、右内装フィルム55は、ご飯20に対して剥がれる
ようにして右方向へ移動するようになっている。
【0061】つまり、この第3実施例によれば、右半部
の包装体31を右側方へ引っ張ると、右内装フィルム5
5は、ご飯20の表面上において、折返し部57の左側
端部(折り目の部位)から右方へ向かって180°の方
向へ剥離しながら移動することになる。このため、包装
体51を取り去る際にご飯20に引張り力が加わらない
ようになるので、ご飯20の形状が崩れずに常に整った
状態で食することができるようになっている。
【0062】また、この第3実施例によれば、包装体5
1の分断後に左右いずれの半部から取り去っても、ご飯
20の形状が崩れないようになっている。
【0063】すなわち、左内装フィルム54および右内
装フィルム55に折返し部56、57が形成されている
ので、包装体51の左右いずれの半部を先に引っ張って
も、各内装フィルム54、55は、ご飯20に対して剥
がれるようにして側方へ移動するようになっている。
【0064】一般的に、図に示したものにあっては、左
内装フィルム54の折返し部56が右内装フィルム55
の折返し部57よりも外面側に位置しているので、包装
体51は左半部から取り去ることが望ましい。つまり、
包装体51は、左内装フィルム54の右側端がご飯20
に接触していない状態で包装してあるので、この状態か
ら包装体51の左半部を先に引っ張ることで、左内装フ
ィルム54とご飯20との間に摩擦を発生させないよう
にすることができる。
【0065】ここで、図に示したものにあっては、右内
装フィルム55の折返し部57がご飯20と接触した状
態で包装されることになるが、この場合、先に包装体5
1の右半部を取り去り、後で残りの左半部を取り去るよ
うにしても、右内装フィルム55がご飯20に引張り力
を与えることはない。
【0066】まず、先に包装体51の右半部を右側方へ
引っ張ると、右内装フィルム55の折返し部57がご飯
20から剥離しながら移動して取り去られることとなる
ので、ご飯20との間に摩擦は生じないようになってい
る。このように包装体51の右半部を取り去ると、今度
は、左内装フィルム54の折返し部56がご飯20に接
触することになる。この後、包装体51の左半部を左側
方へ引っ張ると、左内装フィルム54は、前記右内装フ
ィルム55の場合と同様に、折返し部56がご飯20か
ら剥離しながら移動して取り去られることとなるので、
ご飯20との間に摩擦は生じないようになっている。し
たがって、包装体51を取り去る際に、左右いずれの半
部から引っ張っても、ご飯20は左右内装フィルム5
4、55と擦れることがないので、ご飯20の形状を崩
さずにおにぎりを完成することができるようになってい
る。
【0067】なお、上記第1実施例乃至第3実施例にお
いて、外装フィルム3および左右内装フィルム4、5、
35、54、55の材質は特に限定されるものではな
い。例えば、ポリプロピレン製であっても、また、ポリ
エチレン製であってもよく、汎用フィルムを使用するこ
とができる。特に、左右内装フィルム4、5、35、5
4、55としては、ご飯20との離れが良いポリエチレ
ン製のものが好ましいが、湿気を通さず、かつ、ご飯2
0との離れが良いものであればよい。
【0068】また、外装フィルム3の形状は、上記第1
実施例乃至第3実施例に示したものに限定されるもので
はなく、ご飯20を被覆可能な大きさ、形状をなしてあ
れば良いものである。さらに、左右内装フィルム4、
5、35、54、55の形状も、ご飯20を被覆する部
位に外装フィルム3との間で袋部21を形成するもので
あれば、上記第1実施例乃至第3実施例に示したものに
限定されない。つまり、上記第1実施例乃至第3実施例
においては、一例として三角形状のご飯20を包む包装
体1、31、51を示したが、包装体1、31、51
は、ご飯20の形状に応じて変形可能である。したがっ
て、図示したもののように三角形状のご飯20に限ら
ず、他の形状例えば円柱体状のご飯20でも包装するこ
とができるものである。
【0069】さらに、上記第1実施例乃至第3実施例に
おいては、開封手段は、外装フィルム3に開封用条体2
を接着したものを示したが、これに限定されない。例え
ば、外装フィルム3の上下端間に所定間隔で対をなした
ミシン目を付与し、このミシン目間で条体ないしは帯体
を形成しても良い。特に、外装フィルム3を延伸フィル
ムで形成した場合には、開封手段は、開封用条体2を設
けなくて、外装フィルム3の上下端のうちの少なくとも
一方端に一対のノッチ16、16を設けるだけでもよ
い。例えば、外装フィルム3を、一軸延伸フィルムまた
は二軸延伸フィルムで形成したり、あるいは一軸延伸フ
ィルムと無配向フィルムとの積層品または二軸延伸フィ
ルムと無配向フィルムとの積層品で形成したりした場合
には、開封用条体2がなくてもノッチ16、16間で形
成される摘み部2aを持って引っ張るだけで、そのノッ
チ16、16間の幅で縦方向に外装フィルム3を切断す
ることができるので、開封の容易性は維持される。ま
た、このように、外装フィルム3に延伸フィルムを用い
た場合には、開封手段は、ノッチ16、16を設けなく
て開封用条体2だけであってもよい。
【0070】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、包装体
の上下端の両隅部に、平行切欠部と傾斜切欠部とからな
る切欠部を設けたことにより、包装状態にある包装体の
角部の重なり部が無くなるので、開封時に開封手段で外
装フィルムを切断する際、切断の障害となるものがほと
んどなくなる。つまり、従来では、切欠部が無かったの
で、包装時状態にある包装体の角部の重なり部が広い範
囲で存在し、開封手段による外装フィルムの切断を妨げ
ていた。この点、本考案にあっては、包装体の重なり部
を小さくしたことで、開封手段による外装フィルムの切
断が容易となるので、包装体を容易に、かつ、確実に開
封することができる。
【0071】また、包装体の上下端の両隅部に切欠部を
設けたことにより、上下いずれの方向から包装しても、
開封手段による切断の障害となる包装体の重なり部を小
さくすることができるので、包装時の作業面でメリット
がある。
【0072】しかも、切欠部を接着部の幅内に設けた場
合には、海苔等の巻装物を収容する袋部の密封性を確保
することができる。このため、袋部内に収容された巻装
物が外部の湿気で湿るようなことがなく、いつでもおい
しく食することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるおにぎり用包装体の第1実施例
を示す裏面図である。
【図2】図1における表面図である。
【図3】図1におけるA−A線断面図である。
【図4】図1に示すおにぎり用包装体を用いておにぎり
用ご飯を包む際の第1段階を示す図である。
【図5】図1に示すおにぎり用包装体を用いておにぎり
用ご飯を包む際の第2段階を示す図である。
【図6】図1に示すおにぎり用包装体を用いておにぎり
用ご飯を包んだ状態を示す図である。
【図7】おにぎり用ご飯を包んだおにぎり用包装体の半
部を取り去っておにぎりが露出した状態を示す図であ
る。
【図8】この発明によるおにぎり用包装体の第2実施例
を示す図である。
【図9】図8におけるB−B線断面図である。
【図10】この発明によるおにぎり用包装体の第3実施
例を示す図である。
【図11】図10におけるC−C線断面図である。
【図12】従来例を示す図である。
【図13】図12におけるD−D線断面図である。
【図14】図12に示すおにぎり用包装体を用いておに
ぎり用ご飯を包んだ状態を示す図である。
【符号の説明】
1、31、51、71……おにぎり用包装体 2、72……開封用条体 2a……摘み部 3、73……外装フィルム 4、54、74……左内装フィルム 5、35、55、75……右内装フィルム 8、9、14、15、78、79……熱接着部 10、80……左上部 11、81……右上部 12……左下部 13……右下部 16、86……ノッチ 17、87……海苔 18……切欠部 18a……平行切欠部 18b……傾斜切欠部 19、89……シール 20、90……おにぎり用ご飯 21、91……袋部 37、56、57……折返し部 G……重なり部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に切断可能な開封手段を有する
    とともに、おにぎり用ご飯(20)を被覆可能な大きさ
    をなす外装フィルム(3)と、一部を重合するととも
    に、その重合した部分を除く周縁部が前記外装フィルム
    (3)に接着されて前記外装フィルム(3)との間で袋
    部(21)を形成する左右内装フィルム(4、54)
    (5、35、55)とからなり、前記袋部(21)に海
    苔等の巻装物(17)を収容したのち、前記おにぎり用
    ご飯(20)を前記左右内装フィルム(4、54)
    (5、35、55)に接触させた状態で外装フィルム
    (3)で被覆するおにぎり用包装体であって、該包装体
    (1、31、51)の上下端の両隅部に切欠部(18)
    を設け、該切欠部(18)は、開封方向を向く平行切欠
    部(18a)と、該平行切欠部(18a)に連なって側
    面に至る傾斜切欠部(18b)とから形成されているこ
    とを特徴とするおにぎり用包装体。
  2. 【請求項2】 前記切欠部(18)は、前記外装フィル
    ム(3)と左右内装フィルム(4、54)(5、35、
    55)との間で所定の幅となっている接着部(8、9)
    の幅内で設けられている請求項1記載のおにぎり用包装
    体。
  3. 【請求項3】 前記左右内装フィルム(4、54)
    (5、35、55)のうちの少なくとも一方の内装フィ
    ルム(54)(35、55)に折返し部(56)(3
    7、57)を設け、この折返し部(56)(37、5
    7)を内面側に位置させた状態で前記左右内装フィルム
    (4、54)(5、35、55)を互いに重ね合わせて
    ある請求項1記載のおにぎり用包装体。
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