JPH07274870A - 包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム - Google Patents
包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルムInfo
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- JPH07274870A JPH07274870A JP6077669A JP7766994A JPH07274870A JP H07274870 A JPH07274870 A JP H07274870A JP 6077669 A JP6077669 A JP 6077669A JP 7766994 A JP7766994 A JP 7766994A JP H07274870 A JPH07274870 A JP H07274870A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内外フィルム間に海苔を挟んだ包装フィルム
で包装し、簡便かつ容易に開封し、海苔巻きおにぎりを
得られる包装おにぎりと、その製法及び包装フィルムを
提供する。 【構成】 矩形体フィルムの両短手辺部分を分離片6と
するミシン目7を設け、他の外周縁部を接着代9とした
外フィルム2の内側面上に海苔4を重ね、さらにその内
側面上の接着代9より内方に位置し、かつ、短手辺部1
0のみが上記分離片6部分に重なるように内フィルム3
を重ね、その上で内フィルム3上ににぎり飯5を載せ、
外フィルム2を内フィルム3と共に二つ折り状に折り返
してにぎり飯5の上に折り重ね、分離片6部分とこの部
分に重なった短手辺部10とを熱融着等により接着し、
接着代9同士を熱融着等により接着して包装おにぎり1
を製造する。
で包装し、簡便かつ容易に開封し、海苔巻きおにぎりを
得られる包装おにぎりと、その製法及び包装フィルムを
提供する。 【構成】 矩形体フィルムの両短手辺部分を分離片6と
するミシン目7を設け、他の外周縁部を接着代9とした
外フィルム2の内側面上に海苔4を重ね、さらにその内
側面上の接着代9より内方に位置し、かつ、短手辺部1
0のみが上記分離片6部分に重なるように内フィルム3
を重ね、その上で内フィルム3上ににぎり飯5を載せ、
外フィルム2を内フィルム3と共に二つ折り状に折り返
してにぎり飯5の上に折り重ね、分離片6部分とこの部
分に重なった短手辺部10とを熱融着等により接着し、
接着代9同士を熱融着等により接着して包装おにぎり1
を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、にぎり飯を海苔と分離
状態に包装する包装おにぎりとその製造方法及び包装フ
ィルムに関する。
状態に包装する包装おにぎりとその製造方法及び包装フ
ィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、にぎり飯と海苔とを分離状態で包
装し、衛生的で、かつ海苔が新鮮であると共に、食する
時には海苔をにぎり飯に合体させ、海苔巻きおにぎりが
得られる包装おにぎりが種々の構成で提案されている。
これらの中には、矩形体の外フィルムの内側にこれの外
形より小形の海苔を重ね、さらにその内側に、外フィル
ムの長手方向二分割した幅より若干大きい幅を有する内
フィルム二枚を、外フィルムの中央部で一部分を互いに
重ねると共に、外周縁部を外フィルムの外周縁部に重
ね、外周縁部に沿って内外フィルムを接着した包装フィ
ルムを用い、この包装フィルムの内フィルム一半部上
に、にぎり飯を載置し、これに沿わせて他半部を折り重
ね、内外フィルムの三角状の突出部分を折り込んでその
上にラベルを張りつけた包装おにぎりがある。
装し、衛生的で、かつ海苔が新鮮であると共に、食する
時には海苔をにぎり飯に合体させ、海苔巻きおにぎりが
得られる包装おにぎりが種々の構成で提案されている。
これらの中には、矩形体の外フィルムの内側にこれの外
形より小形の海苔を重ね、さらにその内側に、外フィル
ムの長手方向二分割した幅より若干大きい幅を有する内
フィルム二枚を、外フィルムの中央部で一部分を互いに
重ねると共に、外周縁部を外フィルムの外周縁部に重
ね、外周縁部に沿って内外フィルムを接着した包装フィ
ルムを用い、この包装フィルムの内フィルム一半部上
に、にぎり飯を載置し、これに沿わせて他半部を折り重
ね、内外フィルムの三角状の突出部分を折り込んでその
上にラベルを張りつけた包装おにぎりがある。
【0003】この包装おにぎりは、食する時には、ラベ
ルを剥がして包装フィルムを開放し、内フィルム一半部
側ににぎり飯を載置しながら、他半部側の内フィルムを
剥がし、露出した海苔をにぎり飯の上に折り重ね、そし
て今度は内フィルム他半部側に海苔を下にしてにぎり飯
を載置し直し、一半部側の内フィルムを剥がして海苔を
にぎり飯の上に折り重ね、海苔巻きおにぎりが得られる
ものである。ところが、この包装おにぎりは、海苔を合
体する時、にぎり飯と海苔とが内フィルムから露出して
不衛生となるおそれがあり、しかも、内フィルム上でに
ぎり飯を載置し直して海苔を合体するので、にぎり飯が
包装フィルムから滑り落ちたりしやすく、海苔巻きおに
ぎりを得るのが煩わしいものであった。
ルを剥がして包装フィルムを開放し、内フィルム一半部
側ににぎり飯を載置しながら、他半部側の内フィルムを
剥がし、露出した海苔をにぎり飯の上に折り重ね、そし
て今度は内フィルム他半部側に海苔を下にしてにぎり飯
を載置し直し、一半部側の内フィルムを剥がして海苔を
にぎり飯の上に折り重ね、海苔巻きおにぎりが得られる
ものである。ところが、この包装おにぎりは、海苔を合
体する時、にぎり飯と海苔とが内フィルムから露出して
不衛生となるおそれがあり、しかも、内フィルム上でに
ぎり飯を載置し直して海苔を合体するので、にぎり飯が
包装フィルムから滑り落ちたりしやすく、海苔巻きおに
ぎりを得るのが煩わしいものであった。
【0004】こうした欠点を解決するものとして、三角
状にぎり飯の外形に略沿うように適宜円錐状に形成し、
先端部を分離して小孔を形成し得るミシン目を形成した
外フィルムと、これと略同形状の内フィルムとの間に海
苔を介在させた包装フィルムを使用し、この包装フィル
ムの内フィルムの内側ににぎり飯を挿入し、開口部を折
り込んでラベルを貼りつけた包装おにぎりがある。
状にぎり飯の外形に略沿うように適宜円錐状に形成し、
先端部を分離して小孔を形成し得るミシン目を形成した
外フィルムと、これと略同形状の内フィルムとの間に海
苔を介在させた包装フィルムを使用し、この包装フィル
ムの内フィルムの内側ににぎり飯を挿入し、開口部を折
り込んでラベルを貼りつけた包装おにぎりがある。
【0005】この包装おにぎりは、ミシン目を切裂いて
先端部を除去すれば内フィルムの先端部が露出し、ラベ
ルを剥がすと折り込み部分が開放されるため、先端部を
引っ張り内フィルムを抜き取ると海苔巻きおにぎりを得
られ、食する時の操作が簡便でかつ衛生的なものであ
る。しかしながら、内フィルムがにぎり飯の周囲にくっ
つきやすく、しかも、これを外フィルムの小孔から抜き
取らねばならないため、スム−ズには抜き取ることがで
きず、無理に抜き取ろうとするとにぎり飯を強くにぎり
締めて型を崩しやすいといった欠点があった。
先端部を除去すれば内フィルムの先端部が露出し、ラベ
ルを剥がすと折り込み部分が開放されるため、先端部を
引っ張り内フィルムを抜き取ると海苔巻きおにぎりを得
られ、食する時の操作が簡便でかつ衛生的なものであ
る。しかしながら、内フィルムがにぎり飯の周囲にくっ
つきやすく、しかも、これを外フィルムの小孔から抜き
取らねばならないため、スム−ズには抜き取ることがで
きず、無理に抜き取ろうとするとにぎり飯を強くにぎり
締めて型を崩しやすいといった欠点があった。
【0006】この欠点を解決するものとしては、矩形体
の中央部長手方向にカットテ−プ等の分断手段を形成し
た外フィルムの内側に、これより適宜小形の海苔を重
ね、さらに、内側に短手幅が外フィルムの二分割した幅
より若干幅広な二枚を内フィルムを、外フィルム外周縁
に合わせかつ中央部が互いに重合するようにして重ね、
外フィルム外周縁に沿って内外フィルムを熱融着した包
装フィルムで包装された包装おにぎりがある。
の中央部長手方向にカットテ−プ等の分断手段を形成し
た外フィルムの内側に、これより適宜小形の海苔を重
ね、さらに、内側に短手幅が外フィルムの二分割した幅
より若干幅広な二枚を内フィルムを、外フィルム外周縁
に合わせかつ中央部が互いに重合するようにして重ね、
外フィルム外周縁に沿って内外フィルムを熱融着した包
装フィルムで包装された包装おにぎりがある。
【0007】この包装おにぎりは、分断手段によって外
フィルムを左右に分断すれば、内フィルムは2枚のフィ
ルムを中央部で重合させた分断形であるため、包装フィ
ルム全体が二分割状態となり、片半部をそれぞれ左右に
引き抜けば、海苔をにぎり飯に合体させ、手軽に海苔巻
きおにぎりを得ることができるものである。しかしなが
ら、にぎり飯の一辺を中央部短手方向に沿わせて2つ折
り状に折り合わせ、さらに三角状に突出した両隅部をに
ぎり飯上に順次折り重ね、この重なり部分にラベルを貼
着してあるため、分断手段による分断が上記重なり部分
で引掛かってしまい、簡便かつ正確な分断がしにくかっ
た。このことから、分断手段上への重なり部分を少なく
し、分断を阻害しないようにとの思想により、互いに重
ならないように両隅部を斜めに切欠くなどして、隅部に
切欠部を形成したものが既に提案されている。
フィルムを左右に分断すれば、内フィルムは2枚のフィ
ルムを中央部で重合させた分断形であるため、包装フィ
ルム全体が二分割状態となり、片半部をそれぞれ左右に
引き抜けば、海苔をにぎり飯に合体させ、手軽に海苔巻
きおにぎりを得ることができるものである。しかしなが
ら、にぎり飯の一辺を中央部短手方向に沿わせて2つ折
り状に折り合わせ、さらに三角状に突出した両隅部をに
ぎり飯上に順次折り重ね、この重なり部分にラベルを貼
着してあるため、分断手段による分断が上記重なり部分
で引掛かってしまい、簡便かつ正確な分断がしにくかっ
た。このことから、分断手段上への重なり部分を少なく
し、分断を阻害しないようにとの思想により、互いに重
ならないように両隅部を斜めに切欠くなどして、隅部に
切欠部を形成したものが既に提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の切欠部
を形成したものは、分断手段への重なりが少なくなる
分、分断自体を容易にするという点では好適であるもの
の、両隅部が切欠部の分だけ少なくなるため、にぎり飯
の被覆が不十分となって部分的に露出したり、或いは、
重なりが少なくなる分、折り込み部が少なくなって止着
可能部分が少なく限定され、ラベルによる止着が不十分
となるおそれがあった。
を形成したものは、分断手段への重なりが少なくなる
分、分断自体を容易にするという点では好適であるもの
の、両隅部が切欠部の分だけ少なくなるため、にぎり飯
の被覆が不十分となって部分的に露出したり、或いは、
重なりが少なくなる分、折り込み部が少なくなって止着
可能部分が少なく限定され、ラベルによる止着が不十分
となるおそれがあった。
【0009】一方、切欠部を形成するか否かに関わら
ず、両折り込み部を止着するには、折り込み部のつけ根
側部分を熱融着して止着し、分断手段上に折り重ねた両
隅部にラベルを貼着して行っている。そのため、分断す
る際にはラベル自体も分断しなければならず、例えば、
分断手段がカットテープであれば、分断途中でカットテ
ープが切れたり、或いは、無理に分断しようとして、に
ぎり飯に無理な力を加えてにぎり飯の型崩れを起こした
りするなど、スム−ズな分断が出来にくいこともあっ
た。また、分断後であっても、折り込みつけ根側部分が
熱融着したままであるため、一半部を左右に挽き抜く時
にスムーズに挽き抜きにくく、しかも、折り込み部分に
挟まれていた海苔部分がちぎれやすいなどの問題点があ
った。
ず、両折り込み部を止着するには、折り込み部のつけ根
側部分を熱融着して止着し、分断手段上に折り重ねた両
隅部にラベルを貼着して行っている。そのため、分断す
る際にはラベル自体も分断しなければならず、例えば、
分断手段がカットテープであれば、分断途中でカットテ
ープが切れたり、或いは、無理に分断しようとして、に
ぎり飯に無理な力を加えてにぎり飯の型崩れを起こした
りするなど、スム−ズな分断が出来にくいこともあっ
た。また、分断後であっても、折り込みつけ根側部分が
熱融着したままであるため、一半部を左右に挽き抜く時
にスムーズに挽き抜きにくく、しかも、折り込み部分に
挟まれていた海苔部分がちぎれやすいなどの問題点があ
った。
【0010】本発明は、上記の問題点が包装フィルムを
幾重にも折り込んで、さらに、開封用の分断手段上にラ
ベルを貼着することによって包装した包装おにぎりと、
その製造方法、及び、包装フィルムに問題点があること
を見いだし、その解決を図るべく、包装おにぎりの構成
とその製造方法、及び、包装フィルムの構成を根本的に
改善してなしたものであり、その目的とする所は、内外
フィルムに海苔を介在させたまま二つ折り状態にするこ
とによって、にぎり飯を簡便かつ確実に包装でき、しか
も、製造後において食するときには、簡便に開封し、手
軽に海苔巻きおにぎりを得ることができるような包装お
にぎりとその製造方法、及び、包装フィルムを提供せん
とするものである。
幾重にも折り込んで、さらに、開封用の分断手段上にラ
ベルを貼着することによって包装した包装おにぎりと、
その製造方法、及び、包装フィルムに問題点があること
を見いだし、その解決を図るべく、包装おにぎりの構成
とその製造方法、及び、包装フィルムの構成を根本的に
改善してなしたものであり、その目的とする所は、内外
フィルムに海苔を介在させたまま二つ折り状態にするこ
とによって、にぎり飯を簡便かつ確実に包装でき、しか
も、製造後において食するときには、簡便に開封し、手
軽に海苔巻きおにぎりを得ることができるような包装お
にぎりとその製造方法、及び、包装フィルムを提供せん
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、二つ折りに重ね合わせた状態における外
周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
の内側に海苔を重ね、さらにその内側に内フィルムの外
周縁部の一部が上記外フィルムの分離片部分に重なり、
かつ、他の外周縁部が外フィルムの接着代より内方に位
置するように内フィルムを重ねて包装フィルムとなし、
この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎり飯を載
せ、にぎり飯を包被する如く上記包装フィルムを二つ折
り状に折り返し、外フィルムの分離片部分とこの部分に
重なった内フィルムの上記外周縁部の一部とを熱融着等
により接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着
等により接着した構成を有する包装おにぎりとしたもの
である。
に、本発明は、二つ折りに重ね合わせた状態における外
周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
の内側に海苔を重ね、さらにその内側に内フィルムの外
周縁部の一部が上記外フィルムの分離片部分に重なり、
かつ、他の外周縁部が外フィルムの接着代より内方に位
置するように内フィルムを重ねて包装フィルムとなし、
この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎり飯を載
せ、にぎり飯を包被する如く上記包装フィルムを二つ折
り状に折り返し、外フィルムの分離片部分とこの部分に
重なった内フィルムの上記外周縁部の一部とを熱融着等
により接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着
等により接着した構成を有する包装おにぎりとしたもの
である。
【0012】上記の内フィルムを重ねる際に、海苔の内
側の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接着
代より内方に位置するように内フィルムの略半面部分を
重ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出させ
ると共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィル
ムの分離片部分に重なるようにして包装フィルムとな
し、この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎり飯
を載せ、内フィルムを二つ折り状に折り返してにぎり飯
の反対面側に折り重ねて折り返した略半面部分が上記外
フィルムの分離片及び接着代より内方に位置した状態と
し、さらにその外側に外フィルムを海苔と共に二つ折り
状に折り返して重ね合わせ、外フィルムの分離片部分と
この部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の一部と
を熱融着等により接着し、同時に外フィルムの接着代同
士を熱融着等により接着した構成を有する包装おにぎり
とすることもできる
側の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接着
代より内方に位置するように内フィルムの略半面部分を
重ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出させ
ると共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィル
ムの分離片部分に重なるようにして包装フィルムとな
し、この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎり飯
を載せ、内フィルムを二つ折り状に折り返してにぎり飯
の反対面側に折り重ねて折り返した略半面部分が上記外
フィルムの分離片及び接着代より内方に位置した状態と
し、さらにその外側に外フィルムを海苔と共に二つ折り
状に折り返して重ね合わせ、外フィルムの分離片部分と
この部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の一部と
を熱融着等により接着し、同時に外フィルムの接着代同
士を熱融着等により接着した構成を有する包装おにぎり
とすることもできる
【0013】さらに、二つ折りに重ね合わせた状態にお
ける二つ折り辺部分を適宜幅で分離片となし得るように
分離手段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代としてな
る外フィルムを用い、その分離片両側部分の接着代より
内方に、それぞれ海苔を重ねると共に、この海苔の内側
面上の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接
着代より内方に位置するように内フィルムの略半面部分
を重ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出さ
せると共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィ
ルムの分離片部分に重なるようにして包装フィルムとな
し、この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎり飯
を載せ、内フィルムを二つ折り状に折り返してにぎり飯
の反対面側に折り重ねて折り返した略半面部分が上記外
フィルムの分離片及び接着代より内方に位置した状態と
し、さらにその外側に外フィルムを海苔と共に二つ折り
状に折り返して重ね合わせ、外フィルムの分離片部分と
この部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の一部と
を熱融着等により接着し、同時に外フィルムの接着代同
士を熱融着等により接着した構成を有する包装おにぎり
とすることもできる。なお、上記の包装おにぎりはいず
れのものであっても、外フィルムの外周縁部を熱融着等
により接着する際に、包装フィルム内の空気を抜き取っ
てなる構成を有したものが好ましい。
ける二つ折り辺部分を適宜幅で分離片となし得るように
分離手段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代としてな
る外フィルムを用い、その分離片両側部分の接着代より
内方に、それぞれ海苔を重ねると共に、この海苔の内側
面上の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接
着代より内方に位置するように内フィルムの略半面部分
を重ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出さ
せると共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィ
ルムの分離片部分に重なるようにして包装フィルムとな
し、この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎり飯
を載せ、内フィルムを二つ折り状に折り返してにぎり飯
の反対面側に折り重ねて折り返した略半面部分が上記外
フィルムの分離片及び接着代より内方に位置した状態と
し、さらにその外側に外フィルムを海苔と共に二つ折り
状に折り返して重ね合わせ、外フィルムの分離片部分と
この部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の一部と
を熱融着等により接着し、同時に外フィルムの接着代同
士を熱融着等により接着した構成を有する包装おにぎり
とすることもできる。なお、上記の包装おにぎりはいず
れのものであっても、外フィルムの外周縁部を熱融着等
により接着する際に、包装フィルム内の空気を抜き取っ
てなる構成を有したものが好ましい。
【0014】さらに、本発明は、二つ折りに重ね合わせ
た状態における外周縁部の一部を分離片となし得るよう
に分離手段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代として
なる外フィルムの内側に海苔を重ね、さらにその内側に
内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィルムの分離片
部分に重なり、かつ、他の外周縁部が外フィルムの接着
代より内方に位置するように内フィルムを重ねて包装フ
ィルムとなし、この重ね合わせた内フィルム部分の内側
ににぎり飯を載せ、にぎり飯を包被する如く上記包装フ
ィルムを二つ折り状に折り返し、外フィルムの分離片部
分とこの部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の一
部とを熱融着等により接着し、同時に外フィルムの接着
代同士を熱融着等により接着した構成を有して包装おに
ぎりを製造する方法を特徴とするものである。
た状態における外周縁部の一部を分離片となし得るよう
に分離手段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代として
なる外フィルムの内側に海苔を重ね、さらにその内側に
内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィルムの分離片
部分に重なり、かつ、他の外周縁部が外フィルムの接着
代より内方に位置するように内フィルムを重ねて包装フ
ィルムとなし、この重ね合わせた内フィルム部分の内側
ににぎり飯を載せ、にぎり飯を包被する如く上記包装フ
ィルムを二つ折り状に折り返し、外フィルムの分離片部
分とこの部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の一
部とを熱融着等により接着し、同時に外フィルムの接着
代同士を熱融着等により接着した構成を有して包装おに
ぎりを製造する方法を特徴とするものである。
【0015】上記の内フィルムを重ねる際に、海苔の内
側の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接着
代より内方に位置するように内フィルムの略半面部分を
重ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出させ
ると共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィル
ムの分離片部分に重なるようにして包装フィルムとな
し、この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎり飯
を載せ、内フィルムを二つ折り状に折り返してにぎり飯
の反対面側に折り重ねて折り返した略半面部分が上記外
フィルムの分離片及び接着代より内方に位置した状態と
し、さらにその外側に外フィルムを海苔と共に二つ折り
状に折り返して重ね合わせ、外フィルムの分離片部分と
この部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の一部と
を熱融着等により接着し、同時に外フィルムの接着代同
士を熱融着等により接着した構成を有して包装おにぎり
を製造する方法も特徴とするものである。
側の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接着
代より内方に位置するように内フィルムの略半面部分を
重ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出させ
ると共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィル
ムの分離片部分に重なるようにして包装フィルムとな
し、この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎり飯
を載せ、内フィルムを二つ折り状に折り返してにぎり飯
の反対面側に折り重ねて折り返した略半面部分が上記外
フィルムの分離片及び接着代より内方に位置した状態と
し、さらにその外側に外フィルムを海苔と共に二つ折り
状に折り返して重ね合わせ、外フィルムの分離片部分と
この部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の一部と
を熱融着等により接着し、同時に外フィルムの接着代同
士を熱融着等により接着した構成を有して包装おにぎり
を製造する方法も特徴とするものである。
【0016】さらに、二つ折りに重ね合わせた状態にお
ける外周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段
を設け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィ
ルムの内側に海苔を重ね、さらにその内側の外フィルム
の略半面部分であって外フィルムの接着代より内方に位
置するように内フィルムの略半面部分を重ねて、他の略
半面部分を外フィルムの外方に延出させると共に、内フ
ィルムの外周縁部の一部が上記外フィルムの分離片部分
に重なるようにして包装フィルムとなし、この重ね合わ
せた内フィルム部分の内側ににぎり飯を載せ、内フィル
ムを二つ折り状に折り返してにぎり飯の反対面側に折り
重ねて折り返した略半面部分が上記外フィルムの分離片
及び接着代より内方に位置した状態とし、さらにその外
側に外フィルムを海苔と共に二つ折り状に折り返して重
ね合わせ、外フィルムの分離片部分とこの部分に重なっ
た内フィルムの上記外周縁部の一部とを熱融着等により
接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着等によ
り接着した構成を有して包装おにぎりを製造する方法も
特徴とするものである。なお、上記のようにして包装お
にぎりを製造するには、いずれの製造方法であっても、
外フィルムの外周縁部を熱融着等により接着する際に、
包装フィルム内の空気を抜き取るのが好ましい。
ける外周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段
を設け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィ
ルムの内側に海苔を重ね、さらにその内側の外フィルム
の略半面部分であって外フィルムの接着代より内方に位
置するように内フィルムの略半面部分を重ねて、他の略
半面部分を外フィルムの外方に延出させると共に、内フ
ィルムの外周縁部の一部が上記外フィルムの分離片部分
に重なるようにして包装フィルムとなし、この重ね合わ
せた内フィルム部分の内側ににぎり飯を載せ、内フィル
ムを二つ折り状に折り返してにぎり飯の反対面側に折り
重ねて折り返した略半面部分が上記外フィルムの分離片
及び接着代より内方に位置した状態とし、さらにその外
側に外フィルムを海苔と共に二つ折り状に折り返して重
ね合わせ、外フィルムの分離片部分とこの部分に重なっ
た内フィルムの上記外周縁部の一部とを熱融着等により
接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着等によ
り接着した構成を有して包装おにぎりを製造する方法も
特徴とするものである。なお、上記のようにして包装お
にぎりを製造するには、いずれの製造方法であっても、
外フィルムの外周縁部を熱融着等により接着する際に、
包装フィルム内の空気を抜き取るのが好ましい。
【0017】さらにまた、本発明は、二つ折りに重ね合
わせた状態における外周縁部の一部を分離片となし得る
ように分離手段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代と
してなる外フィルムの内側に海苔を重ね、さらにその内
側に内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィルムの分
離片部分に重なり、かつ、他の外周縁部が外フィルムの
接着代より内方に位置するように内フィルムを重ね、外
フィルムの分離片部分とこの部分に重なった内フィルム
の上記外周縁部の一部とを熱融着等により接着してなる
構成を有する包装フィルムとしたものである。
わせた状態における外周縁部の一部を分離片となし得る
ように分離手段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代と
してなる外フィルムの内側に海苔を重ね、さらにその内
側に内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィルムの分
離片部分に重なり、かつ、他の外周縁部が外フィルムの
接着代より内方に位置するように内フィルムを重ね、外
フィルムの分離片部分とこの部分に重なった内フィルム
の上記外周縁部の一部とを熱融着等により接着してなる
構成を有する包装フィルムとしたものである。
【0018】上記の内フィルムを重ねる際に、海苔の内
側の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接着
代より内方に位置するように内フィルムの略半面部分を
重ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出させ
ると共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィル
ムの分離片部分に重なるようにし、外フィルムの分離片
部分とこの部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の
一部とを熱融着等により接着してなる構成を有する包装
フィルムとすることもできる。
側の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接着
代より内方に位置するように内フィルムの略半面部分を
重ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出させ
ると共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィル
ムの分離片部分に重なるようにし、外フィルムの分離片
部分とこの部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の
一部とを熱融着等により接着してなる構成を有する包装
フィルムとすることもできる。
【0019】また、二つ折りに重ね合わせた状態におけ
る二つ折り辺部分を適宜幅で分離片となし得るように分
離手段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる
外フィルムを用い、その分離片両側部分の接着代より内
方に、それぞれ海苔を重ねると共に、この海苔の内側面
上の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接着
代より内方に位置するように内フィルムの略半面部分を
重ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出させ
ると共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィル
ムの分離片部分に重なるようにし、外フィルムの分離片
部分とこの部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の
一部とを熱融着等により接着してなる構成を有する包装
フィルムとすることもできる。
る二つ折り辺部分を適宜幅で分離片となし得るように分
離手段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる
外フィルムを用い、その分離片両側部分の接着代より内
方に、それぞれ海苔を重ねると共に、この海苔の内側面
上の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接着
代より内方に位置するように内フィルムの略半面部分を
重ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出させ
ると共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィル
ムの分離片部分に重なるようにし、外フィルムの分離片
部分とこの部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の
一部とを熱融着等により接着してなる構成を有する包装
フィルムとすることもできる。
【0020】
【作用】海苔を介在させて重合した内外フィルムからな
る包装フィルムの内フィルム部分に、にぎり飯を載せて
二つ折り状に折り返し、重合した外フィルムの外周縁部
同士を熱融着等により接着して包装おにぎりとしてあ
る。したがって、ラベルを貼り付けなくても包装おにぎ
りを製造することができる。
る包装フィルムの内フィルム部分に、にぎり飯を載せて
二つ折り状に折り返し、重合した外フィルムの外周縁部
同士を熱融着等により接着して包装おにぎりとしてあ
る。したがって、ラベルを貼り付けなくても包装おにぎ
りを製造することができる。
【0021】上記包装フィルムは、内フィルムの外周縁
部の一部が外フィルムの分離片部分に接着してあり、し
かも、他の部分はにぎり飯を包被してはいるものの、接
着されていない自由端となっており、内フィルムの外側
は、海苔を介在させた二つ折りの外フィルムによって包
被された状態となっている。したがって、分離手段によ
って外フィルムの分離片を分離すれば、この分離片と共
に包被状態の外フィルムから内フィルムを引き抜くこと
ができ、容易に海苔とにぎり飯を合体させて海苔巻きお
にぎりを得ることができる。
部の一部が外フィルムの分離片部分に接着してあり、し
かも、他の部分はにぎり飯を包被してはいるものの、接
着されていない自由端となっており、内フィルムの外側
は、海苔を介在させた二つ折りの外フィルムによって包
被された状態となっている。したがって、分離手段によ
って外フィルムの分離片を分離すれば、この分離片と共
に包被状態の外フィルムから内フィルムを引き抜くこと
ができ、容易に海苔とにぎり飯を合体させて海苔巻きお
にぎりを得ることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって説明
する。本発明に係る包装おにぎり1は、図1乃至図4に
示す如く、外フィルム2と、内フィルム3との間に海苔
4を介在させて包装フィルムとなし、この包装フィルム
を使用してにぎり飯5を包装したものである。
する。本発明に係る包装おにぎり1は、図1乃至図4に
示す如く、外フィルム2と、内フィルム3との間に海苔
4を介在させて包装フィルムとなし、この包装フィルム
を使用してにぎり飯5を包装したものである。
【0023】この外フィルム2は、任意合成樹脂製の矩
形体のフィルムであって、好ましくは、二軸延伸したも
のであり、その長手方向に二つ折りにした状態で、三角
状にぎり飯5を包装できる大きさとし、両短手辺に沿っ
てこの短手辺部を分離して分離片6とする分離手段とし
てのミシン目7を設けると共に、その両端部に切裂き案
内用の切込み8を設け、分離片6を形成した部分以外の
外周縁部を接着代(接着可能なゆとり幅)9としたもの
である。
形体のフィルムであって、好ましくは、二軸延伸したも
のであり、その長手方向に二つ折りにした状態で、三角
状にぎり飯5を包装できる大きさとし、両短手辺に沿っ
てこの短手辺部を分離して分離片6とする分離手段とし
てのミシン目7を設けると共に、その両端部に切裂き案
内用の切込み8を設け、分離片6を形成した部分以外の
外周縁部を接着代(接着可能なゆとり幅)9としたもの
である。
【0024】内フィルム3は、任意合成樹脂、好ましく
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに
シリコン処理加工したシリコンフィルム、或いは、マッ
ト加工を施したマットフィルム等、表面が高い滑り性を
有するように(摩擦抵抗が小さくなるように)、表面を
処理加工した合成樹脂からなる矩形体のフィルムであっ
て、外フィルム2の外形より小形にしたものである。
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに
シリコン処理加工したシリコンフィルム、或いは、マッ
ト加工を施したマットフィルム等、表面が高い滑り性を
有するように(摩擦抵抗が小さくなるように)、表面を
処理加工した合成樹脂からなる矩形体のフィルムであっ
て、外フィルム2の外形より小形にしたものである。
【0025】上記内外フィルム2、3及び海苔4を用
い、下記のようにして、本発明の包装おにぎり1を製造
することができる。先ず、外フィルム2の内側面内に小
形の海苔4を重ね、さらにその内側に外フィルム2の接
着代9より内方に位置するように内フィルム3を重ねる
と共に、内フィルム3の一方の短手辺部分10のみを上
記の両側の分離片6、6部分の内、一方の分離片6部分
にのみ重ね、その上で、この内フィルム3の上ににぎり
飯5を載せる(図4)。
い、下記のようにして、本発明の包装おにぎり1を製造
することができる。先ず、外フィルム2の内側面内に小
形の海苔4を重ね、さらにその内側に外フィルム2の接
着代9より内方に位置するように内フィルム3を重ねる
と共に、内フィルム3の一方の短手辺部分10のみを上
記の両側の分離片6、6部分の内、一方の分離片6部分
にのみ重ね、その上で、この内フィルム3の上ににぎり
飯5を載せる(図4)。
【0026】次に、重合した外フィルム2、海苔4、内
フィルム3を同時に二つ折り状に折り返してにぎり飯5
の反対面側に折り重ね、その上で、外フィルム2の両分
離片6、6部分と、この部分に重なった内フィルム3の
一方の短手辺部分10とを熱融着等の任意手段により接
着すると共に、外フィルム2の接着代9同士を熱融着等
により接着し、外周を略密封状態にして包装おにぎり1
を製造することができる。
フィルム3を同時に二つ折り状に折り返してにぎり飯5
の反対面側に折り重ね、その上で、外フィルム2の両分
離片6、6部分と、この部分に重なった内フィルム3の
一方の短手辺部分10とを熱融着等の任意手段により接
着すると共に、外フィルム2の接着代9同士を熱融着等
により接着し、外周を略密封状態にして包装おにぎり1
を製造することができる。
【0027】次に、この包装おにぎり1の製造工程の一
例を図5に示す。加工台11は、外フィルム2を載せる
のに十分な大きさの上面の中間部に、にぎり飯5の厚み
に略等しい段差12を形成して上段面13と下段面14
とを形成したものである。
例を図5に示す。加工台11は、外フィルム2を載せる
のに十分な大きさの上面の中間部に、にぎり飯5の厚み
に略等しい段差12を形成して上段面13と下段面14
とを形成したものである。
【0028】まず、内外フィルム2、3を海苔4を介在
させた状態で重ね合わせ、加工台11の上下段面13、
14に跨がるようにして載せる。次に、下段面14の内
外フィルム2、3部分上ににぎり飯5を載せると共に
(図5(A))、上段面13上の内外フィルム2、3部
分を、作業アーム(図示しない)によってにぎり飯5の
上に反転させ(同図B)、その上で、別にヒートシール
プレス機(図示しない)により、二つ折り状になった外
フィルム2の分離片6部分同士、及び、接着代9部分同
士とを熱融着等により接着すれば包装おにぎり1を製造
することができる(同図C)。
させた状態で重ね合わせ、加工台11の上下段面13、
14に跨がるようにして載せる。次に、下段面14の内
外フィルム2、3部分上ににぎり飯5を載せると共に
(図5(A))、上段面13上の内外フィルム2、3部
分を、作業アーム(図示しない)によってにぎり飯5の
上に反転させ(同図B)、その上で、別にヒートシール
プレス機(図示しない)により、二つ折り状になった外
フィルム2の分離片6部分同士、及び、接着代9部分同
士とを熱融着等により接着すれば包装おにぎり1を製造
することができる(同図C)。
【0029】さらに、この包装おにぎり1は、包装完了
時に内外フィルム2、3の隅部がにぎり飯5から三角状
に突出した状態となって、フィルム内に空隙が生じるの
で、接着代9同士を接着する際に、外フィルム2内の空
気を抜き取りながら真空パック状にして製造すれば、に
ぎり飯5と内外フィルム2、3及び海苔4が略密封状態
で安定してずれることがなくなり、劣化防止と合わせて
一層好ましいものとなる。また、出来上がった包装おに
ぎり1の方形状平面部15には、ミシン目7に掛かって
も良いが、好ましくは掛からないように、製造年月日、
品名等所望の表示を施したラベル16を貼着しておくこ
とができる。
時に内外フィルム2、3の隅部がにぎり飯5から三角状
に突出した状態となって、フィルム内に空隙が生じるの
で、接着代9同士を接着する際に、外フィルム2内の空
気を抜き取りながら真空パック状にして製造すれば、に
ぎり飯5と内外フィルム2、3及び海苔4が略密封状態
で安定してずれることがなくなり、劣化防止と合わせて
一層好ましいものとなる。また、出来上がった包装おに
ぎり1の方形状平面部15には、ミシン目7に掛かって
も良いが、好ましくは掛からないように、製造年月日、
品名等所望の表示を施したラベル16を貼着しておくこ
とができる。
【0030】上記構成の包装おにぎりを食する時には、
先ず図6(A)に示した如く、切込み8からミシン目7
を左右に切り裂いて分離片6を分離し、そのまま同図
(B)の如く外向へ引っ張れば、内フィルム3は、その
短手辺部分10が熱融着等により分離片6部分に接着さ
れていると共に、他の周縁部は自由端となっているの
で、内フィルム3を分離片6と共に引き出すことができ
る。このとき、ミシン目7にはラベル等を貼着していな
いので、切り裂きは妨害されることなく極めてスムーズ
に行われる。
先ず図6(A)に示した如く、切込み8からミシン目7
を左右に切り裂いて分離片6を分離し、そのまま同図
(B)の如く外向へ引っ張れば、内フィルム3は、その
短手辺部分10が熱融着等により分離片6部分に接着さ
れていると共に、他の周縁部は自由端となっているの
で、内フィルム3を分離片6と共に引き出すことができ
る。このとき、ミシン目7にはラベル等を貼着していな
いので、切り裂きは妨害されることなく極めてスムーズ
に行われる。
【0031】内フィルム3を引き出し終わると、にぎり
飯5は海苔4で包まれた状態となり、しかも、外フィル
ム2の分離片6部分がそっくり開口部分となるから、こ
の開口部分からにぎり飯5を海苔巻き状態で取り出すこ
とができる(同図(C))。このように、海苔4は、内
外フィルム間に挟まれた状態のままにぎり飯5と合体す
ることになるので、その一部がちぎれたりせず完全な海
苔巻きおにぎりを極めて容易に得ることができる。
飯5は海苔4で包まれた状態となり、しかも、外フィル
ム2の分離片6部分がそっくり開口部分となるから、こ
の開口部分からにぎり飯5を海苔巻き状態で取り出すこ
とができる(同図(C))。このように、海苔4は、内
外フィルム間に挟まれた状態のままにぎり飯5と合体す
ることになるので、その一部がちぎれたりせず完全な海
苔巻きおにぎりを極めて容易に得ることができる。
【0032】また、上記の内外フィルム2、3と海苔4
とを使用し、図7に示す如く、外フィルム2の内側面内
に小形の海苔4を重ね、さらにその内側に外フィルム2
の接着代9より内方に位置するように内フィルム3を重
ねると共に、この内フィルム3の一方の短手辺部分10
のみを上記両側の分離片6、6の内、一方の分離片6部
分にのみ重ね、この重合した分離片6部分と短手辺部分
10とを熱融着等により接着17して包装フィルム18
を予め形成しておき、これを加工台11の上下段面1
3、14上に跨がるようにして載せ、その後は図5と同
様の製造工程を経ることによって、包装おにぎり1を製
造することができる。
とを使用し、図7に示す如く、外フィルム2の内側面内
に小形の海苔4を重ね、さらにその内側に外フィルム2
の接着代9より内方に位置するように内フィルム3を重
ねると共に、この内フィルム3の一方の短手辺部分10
のみを上記両側の分離片6、6の内、一方の分離片6部
分にのみ重ね、この重合した分離片6部分と短手辺部分
10とを熱融着等により接着17して包装フィルム18
を予め形成しておき、これを加工台11の上下段面1
3、14上に跨がるようにして載せ、その後は図5と同
様の製造工程を経ることによって、包装おにぎり1を製
造することができる。
【0033】さらに、上記製造工程とは異なり、加工台
11上に外フィルム2、海苔4、内フィルム3を順次重
ね、次いで内フィルム3の片半分内ににぎり飯5を載
せ、その上で内外フィルム全体を二つ折りしてにぎり飯
5の上に折り重ね、その後、外フィルム2の分離片6部
分と、これの上に重なった内フィルム3の短手辺部分1
0とを一体的に接着し、同時に外フィルム2の外周縁部
同士を熱融着等により接着することにより、包装おにぎ
り1を製造することもできる。
11上に外フィルム2、海苔4、内フィルム3を順次重
ね、次いで内フィルム3の片半分内ににぎり飯5を載
せ、その上で内外フィルム全体を二つ折りしてにぎり飯
5の上に折り重ね、その後、外フィルム2の分離片6部
分と、これの上に重なった内フィルム3の短手辺部分1
0とを一体的に接着し、同時に外フィルム2の外周縁部
同士を熱融着等により接着することにより、包装おにぎ
り1を製造することもできる。
【0034】一方、図8(A)のように、矩形体の長手
辺に沿ってその長手一側辺部を分離して分離片19とし
得る分離手段としてのミシン目20を設けると共に、そ
の両端に切り裂き案内用の切込み21を設け、他の外周
縁部を接着代22とした外フィルム23と、前記包装お
にぎり1の製造に使用したのと同様の内フィルム3、及
び、海苔4を使用し、
辺に沿ってその長手一側辺部を分離して分離片19とし
得る分離手段としてのミシン目20を設けると共に、そ
の両端に切り裂き案内用の切込み21を設け、他の外周
縁部を接着代22とした外フィルム23と、前記包装お
にぎり1の製造に使用したのと同様の内フィルム3、及
び、海苔4を使用し、
【0035】この外フィルム23の内側面内に小形の海
苔4を重ね、さらにその内側の外フィルム23の略半面
部分であって、外フィルム23の短手辺の接着代22部
分より内方に位置するように内フィルム3の略半面部分
を縦横交差状に重ねると共に、内フィルム3の一方の短
手辺部分10が外フィルム23の分離片19部分に重な
るようにして重ね合わせ、その上でにぎり飯5をこの内
フィルム3の上に載せ、次に、内フィルム3を二つ折り
状に折り返してにぎり飯5の反対面側に折り重ね、さら
にその外側に海苔4と外フィルム23を二つ折り状に折
り返して重ね合わせ、内フィルム3の折り返した略半面
部分が外フィルムの分離片19、及び、接着代22部分
よりも内方に位置した状態とし、外フィルム23の分離
片19部分とこの部分に重なった内フィルム3の一方の
短手辺部分10とを熱融着等により一体的に接着し、同
時に、重合した外フィルム23の接着代22同士を熱融
着等により接着することにより、包装おにぎりを製造す
ることもできる。
苔4を重ね、さらにその内側の外フィルム23の略半面
部分であって、外フィルム23の短手辺の接着代22部
分より内方に位置するように内フィルム3の略半面部分
を縦横交差状に重ねると共に、内フィルム3の一方の短
手辺部分10が外フィルム23の分離片19部分に重な
るようにして重ね合わせ、その上でにぎり飯5をこの内
フィルム3の上に載せ、次に、内フィルム3を二つ折り
状に折り返してにぎり飯5の反対面側に折り重ね、さら
にその外側に海苔4と外フィルム23を二つ折り状に折
り返して重ね合わせ、内フィルム3の折り返した略半面
部分が外フィルムの分離片19、及び、接着代22部分
よりも内方に位置した状態とし、外フィルム23の分離
片19部分とこの部分に重なった内フィルム3の一方の
短手辺部分10とを熱融着等により一体的に接着し、同
時に、重合した外フィルム23の接着代22同士を熱融
着等により接着することにより、包装おにぎりを製造す
ることもできる。
【0036】この包装おにぎりも、外フィルム23の内
側面内に小形の海苔4を重ね、さらにその内側の外フィ
ルム23の略半面部分であって、外フィルム23の短手
辺の接着代22部分より内方に位置するように内フィル
ム3の略半面部分を交差状に重ねると共に、内フィルム
3の一方の短手辺部分10が外フィルム23の分離片1
9部分に重なるようにして重ね合わせ、その上で外フィ
ルム23の分離片19部分とこの部分に重なった内フィ
ルム3の短手辺部分10とを熱融着等により一体的に接
着して包装フィルムを予め形成しておき、これを使用し
ても上記のようにして包装おにぎりを製造することがで
きる。
側面内に小形の海苔4を重ね、さらにその内側の外フィ
ルム23の略半面部分であって、外フィルム23の短手
辺の接着代22部分より内方に位置するように内フィル
ム3の略半面部分を交差状に重ねると共に、内フィルム
3の一方の短手辺部分10が外フィルム23の分離片1
9部分に重なるようにして重ね合わせ、その上で外フィ
ルム23の分離片19部分とこの部分に重なった内フィ
ルム3の短手辺部分10とを熱融着等により一体的に接
着して包装フィルムを予め形成しておき、これを使用し
ても上記のようにして包装おにぎりを製造することがで
きる。
【0037】このようにして製造した包装おにぎりも、
上記の包装おにぎり1と同様に、食する時の操作は簡便
かつ簡易であり、手軽に海苔巻きおにぎりを得ることが
できるし、もちろん、接着代22同士を熱融着等により
接着する際に、外フィルム内の空気を抜き取り、真空状
にして包装すれば、一層好適なものとなる。
上記の包装おにぎり1と同様に、食する時の操作は簡便
かつ簡易であり、手軽に海苔巻きおにぎりを得ることが
できるし、もちろん、接着代22同士を熱融着等により
接着する際に、外フィルム内の空気を抜き取り、真空状
にして包装すれば、一層好適なものとなる。
【0038】さらに、図8(B)に示したように、長手
方向に二つ折りに重ねた状態の二つ折り辺部分に沿って
この部分を分離して分離片24となし得る分離手段とし
てミシン目25を設けると共に、その両端部に切裂き案
内用の切込み26を設け、切込み26を形成した部分以
外の外周縁部を接着代(接着可能のゆとり幅)27とし
た外フィルム28と、前記同様の内フィルム3と、外フ
ィルム28の接着代27より内方において分離片24の
両側部分上にそれぞれ各別に重ねることができるように
小形とした海苔29、29とを使用し、
方向に二つ折りに重ねた状態の二つ折り辺部分に沿って
この部分を分離して分離片24となし得る分離手段とし
てミシン目25を設けると共に、その両端部に切裂き案
内用の切込み26を設け、切込み26を形成した部分以
外の外周縁部を接着代(接着可能のゆとり幅)27とし
た外フィルム28と、前記同様の内フィルム3と、外フ
ィルム28の接着代27より内方において分離片24の
両側部分上にそれぞれ各別に重ねることができるように
小形とした海苔29、29とを使用し、
【0039】外フィルム28の内側であって分離片24
両側部分の接着代27より内方に位置するようにそれぞ
れ海苔29、29を重ね、さらにその内側の外フィルム
28の略半面部分であって、外フィルム28の長手辺の
接着代27部分より内方に位置するように、内フィルム
3の略半面部分を重ね、内フィルム3の他半面部分を外
フィルム28の長手方向外方に延出させると共に、内フ
ィルム3の一方の短手辺部分10のみを上記分離片24
部分に重ね合わせ、
両側部分の接着代27より内方に位置するようにそれぞ
れ海苔29、29を重ね、さらにその内側の外フィルム
28の略半面部分であって、外フィルム28の長手辺の
接着代27部分より内方に位置するように、内フィルム
3の略半面部分を重ね、内フィルム3の他半面部分を外
フィルム28の長手方向外方に延出させると共に、内フ
ィルム3の一方の短手辺部分10のみを上記分離片24
部分に重ね合わせ、
【0040】その上で、この内フィルム3部分の内側に
にぎり飯5を載せ、にぎり飯5を包被する如く内フィル
ム3を二つ折り状に折り返し、この外側に外フィルム2
8を海苔29と共に折り重ね、内フィルム3の折り返し
た略半面部分が外フィルムの分離片24、及び、接着代
27部分よりも内方に位置した状態とし、外フィルム2
8の分離片24部分と、この部分に重なった内フィルム
3の一方の短手辺部分10とを熱融着等により一体的に
接着し、同時に外フィルム28の接着代27同士を接着
することにより包装おにぎりを製造することができる。
にぎり飯5を載せ、にぎり飯5を包被する如く内フィル
ム3を二つ折り状に折り返し、この外側に外フィルム2
8を海苔29と共に折り重ね、内フィルム3の折り返し
た略半面部分が外フィルムの分離片24、及び、接着代
27部分よりも内方に位置した状態とし、外フィルム2
8の分離片24部分と、この部分に重なった内フィルム
3の一方の短手辺部分10とを熱融着等により一体的に
接着し、同時に外フィルム28の接着代27同士を接着
することにより包装おにぎりを製造することができる。
【0041】この包装おにぎりも、外フィルム28の内
側であって分離片24両側部分の接着代27より内方に
位置するようにそれぞれ海苔29、29を重ね、さらに
その内側の外フィルム28の略半面部分であって外フィ
ルム28の長手辺の接着代27部分より内方に位置する
ように、内フィルム3の略半面部分を重ね、内フィルム
3の他半面部分を外フィルム28の長手方向外方に延出
させると共に、内フィルム3の一方の短手辺部分10の
みを上記分離片24部分に重ね合わせ、外フィルム28
の分離片24部分と、この部分に重なった内フィルム3
の一方の短手辺部分10とを熱融着等により一体的に接
着して予め包装フィルムを形成しておき、これを使用し
て包装おにぎりを製造することもできるし、勿論、接着
代27同士を熱融着等により接着する際に、外フィルム
28内の空気を抜き取り、真空状にして包装すれば、一
層好適なものとなる。
側であって分離片24両側部分の接着代27より内方に
位置するようにそれぞれ海苔29、29を重ね、さらに
その内側の外フィルム28の略半面部分であって外フィ
ルム28の長手辺の接着代27部分より内方に位置する
ように、内フィルム3の略半面部分を重ね、内フィルム
3の他半面部分を外フィルム28の長手方向外方に延出
させると共に、内フィルム3の一方の短手辺部分10の
みを上記分離片24部分に重ね合わせ、外フィルム28
の分離片24部分と、この部分に重なった内フィルム3
の一方の短手辺部分10とを熱融着等により一体的に接
着して予め包装フィルムを形成しておき、これを使用し
て包装おにぎりを製造することもできるし、勿論、接着
代27同士を熱融着等により接着する際に、外フィルム
28内の空気を抜き取り、真空状にして包装すれば、一
層好適なものとなる。
【0042】この他にも、図1乃至図4に示した包装フ
ィルムにおいて、にぎり飯の三角形の上下を逆にして包
装おにぎりとなし得るような構成とすることもできる。
すなわち、内外フィルムとしては、図9に示した如く、
長手方向二つ折りにした状態でにぎり飯を包装できるよ
うに、矩形体の両長手辺部分の中間辺を三角状に切除
し、短手辺に沿ってこの短手辺部分を分離して分離片3
0とする分離手段としてのカットテープ(切断用細幅テ
ープ)31を設けると共に、その両端部に切裂き案内用
スリット32を設け、分離片30、スリット32を形成
した部分以外の外周縁部分を接着代(接着可能なゆとり
幅)33とした外フィルム34と、これより小形とした
内フィルム35、海苔36とを使用し、
ィルムにおいて、にぎり飯の三角形の上下を逆にして包
装おにぎりとなし得るような構成とすることもできる。
すなわち、内外フィルムとしては、図9に示した如く、
長手方向二つ折りにした状態でにぎり飯を包装できるよ
うに、矩形体の両長手辺部分の中間辺を三角状に切除
し、短手辺に沿ってこの短手辺部分を分離して分離片3
0とする分離手段としてのカットテープ(切断用細幅テ
ープ)31を設けると共に、その両端部に切裂き案内用
スリット32を設け、分離片30、スリット32を形成
した部分以外の外周縁部分を接着代(接着可能なゆとり
幅)33とした外フィルム34と、これより小形とした
内フィルム35、海苔36とを使用し、
【0043】外フィルム34の内側面上に、その接着代
33より内方に海苔36を重ね、さらにその内側面上
に、内フィルム35の外周縁部分の一部37を外フィル
ム34の分離片30部分に重なるようにして重ね合わ
せ、その上で、内フィルム35ににぎり飯5を載せ、次
に、外フィルム34を内フィルム35と共に折り返して
にぎり飯5の反対面上に折り重ね、外フィルム34の分
離片30部分と、この上に重なった内フィルム35の外
周縁部分の一部37とを熱融着等により一体的に接着
し、同時に外フィルム34の外周縁部分を熱融着等によ
り接着して包装おにぎりを製造することもできる。
33より内方に海苔36を重ね、さらにその内側面上
に、内フィルム35の外周縁部分の一部37を外フィル
ム34の分離片30部分に重なるようにして重ね合わ
せ、その上で、内フィルム35ににぎり飯5を載せ、次
に、外フィルム34を内フィルム35と共に折り返して
にぎり飯5の反対面上に折り重ね、外フィルム34の分
離片30部分と、この上に重なった内フィルム35の外
周縁部分の一部37とを熱融着等により一体的に接着
し、同時に外フィルム34の外周縁部分を熱融着等によ
り接着して包装おにぎりを製造することもできる。
【0044】また、この包装おにぎりも、外フィルム3
4の内側面上に、その接着代33より内方に海苔36を
重ね、さらにその内側面上に、内フィルム35の外周縁
部分の一部37を外フィルム34の分離片30部分に重
なるようにして重ね合わせ、外フィルム34の分離片3
0部分と、この上に重なった内フィルム35の外周縁部
分の一部37とを熱融着等により一体的に接着して包装
フィルムを予め形成しておき、この包装フィルムを使用
しても包装おにぎりを製造することもできるし、勿論、
接着代33同士を熱融着等により接着する際に、外フィ
ルム34内の空気を抜き取り、真空状にして包装すれ
ば、一層好適なものとなる。このようにして製造した包
装おにぎりも、上記の包装おにぎり1と同様に、食する
時の操作は簡便かつ簡易であり、手軽に海苔巻きおにぎ
りを得ることができる。
4の内側面上に、その接着代33より内方に海苔36を
重ね、さらにその内側面上に、内フィルム35の外周縁
部分の一部37を外フィルム34の分離片30部分に重
なるようにして重ね合わせ、外フィルム34の分離片3
0部分と、この上に重なった内フィルム35の外周縁部
分の一部37とを熱融着等により一体的に接着して包装
フィルムを予め形成しておき、この包装フィルムを使用
しても包装おにぎりを製造することもできるし、勿論、
接着代33同士を熱融着等により接着する際に、外フィ
ルム34内の空気を抜き取り、真空状にして包装すれ
ば、一層好適なものとなる。このようにして製造した包
装おにぎりも、上記の包装おにぎり1と同様に、食する
時の操作は簡便かつ簡易であり、手軽に海苔巻きおにぎ
りを得ることができる。
【0045】なお、上記で示した実施例の中で、図4、
図7に示す如く内外フィルムを重ねる場合においては、
外フィルムに重ねた内フィルムの短手幅部分ににぎり飯
の三角状の一側面を起立するようにして載せ、内外フィ
ルムを海苔と共に両側から折り込み、外フィルムの分離
片部分とこの部分に重なった内フィルムの短手辺部分を
熱融着等により一体的に接着し、同時に外フィルムの接
着代同士を熱融着等により接着して包装おにぎりを製造
することもできるし、図8(B)に示したようにして重
ねる場合は、外フィルムに重ねた内フィルムの短手幅部
分ににぎり飯の三角状の一側面を起立するようにして載
せ、先ず、内フィルムを両側から折り込み、次いでにぎ
り飯を包被する如く外フィルムを折り込み、外フィルム
の分離片部分と内フィルムの短手辺部分とを熱融着等に
より接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着等
により接着して包装おにぎりを製造することもできる。
図7に示す如く内外フィルムを重ねる場合においては、
外フィルムに重ねた内フィルムの短手幅部分ににぎり飯
の三角状の一側面を起立するようにして載せ、内外フィ
ルムを海苔と共に両側から折り込み、外フィルムの分離
片部分とこの部分に重なった内フィルムの短手辺部分を
熱融着等により一体的に接着し、同時に外フィルムの接
着代同士を熱融着等により接着して包装おにぎりを製造
することもできるし、図8(B)に示したようにして重
ねる場合は、外フィルムに重ねた内フィルムの短手幅部
分ににぎり飯の三角状の一側面を起立するようにして載
せ、先ず、内フィルムを両側から折り込み、次いでにぎ
り飯を包被する如く外フィルムを折り込み、外フィルム
の分離片部分と内フィルムの短手辺部分とを熱融着等に
より接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着等
により接着して包装おにぎりを製造することもできる。
【0046】内外フィルムとしてはこの外にも図10に
示した如く、三角状にぎり飯を包装できるように矩形体
の四隅を切除し、その外周縁部分の内、両短手辺部分を
分離し得るようにミシン目を分離手段として設けた外フ
ィルム38を用い、この外フィルム38の内側に小形の
海苔39を重ね、さらにその内側に内フィルム40を重
ねると共に、内フィルム40の外周縁部の一部を外フィ
ルム38の分離片部分に重ね、つぎに、内フィルム40
の内側ににぎり飯を載せ、内外フィルム38、40を二
つ折り状に折り返してにぎり飯を包被し、外フィルム3
8の分離片部分と、この部分に重なった内フィルム40
の外周縁部の一部を熱融着等により接着し、同時に外フ
ィルムの接着代同士を熱融着等により接着して包装おに
ぎりを製造することもできる。
示した如く、三角状にぎり飯を包装できるように矩形体
の四隅を切除し、その外周縁部分の内、両短手辺部分を
分離し得るようにミシン目を分離手段として設けた外フ
ィルム38を用い、この外フィルム38の内側に小形の
海苔39を重ね、さらにその内側に内フィルム40を重
ねると共に、内フィルム40の外周縁部の一部を外フィ
ルム38の分離片部分に重ね、つぎに、内フィルム40
の内側ににぎり飯を載せ、内外フィルム38、40を二
つ折り状に折り返してにぎり飯を包被し、外フィルム3
8の分離片部分と、この部分に重なった内フィルム40
の外周縁部の一部を熱融着等により接着し、同時に外フ
ィルムの接着代同士を熱融着等により接着して包装おに
ぎりを製造することもできる。
【0047】なお、上記いずれの実施例においても、ミ
シン目に代えてカットテープ(切断用細幅テープ)を設
け、或いは両方を兼用し、或いはまたフィルムを切り裂
き方向に方向性のあるフィルムを用いて切り裂き開始案
内用の切り込みを設け、或いはこれらの兼用構成として
もよいものである。
シン目に代えてカットテープ(切断用細幅テープ)を設
け、或いは両方を兼用し、或いはまたフィルムを切り裂
き方向に方向性のあるフィルムを用いて切り裂き開始案
内用の切り込みを設け、或いはこれらの兼用構成として
もよいものである。
【0048】
【発明の効果】上記の如く本発明によれば、外フィルム
の内側に海苔を重ね、その内側に内フィルムのを重ねる
と共に、その短手辺部分を外フィルムの分離片部分に重
ね、その上で、この内フィルムの内側面上ににぎり飯を
載置し、外フィルムを内フィルムと共に折り返してにぎ
り飯の上に重ね合わせ、その上で、外フィルムの分離片
部分と、これに重なった内フィルム部分とを熱融着等に
より接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着等
により接着して包装おにぎりを製造することができる
し、
の内側に海苔を重ね、その内側に内フィルムのを重ねる
と共に、その短手辺部分を外フィルムの分離片部分に重
ね、その上で、この内フィルムの内側面上ににぎり飯を
載置し、外フィルムを内フィルムと共に折り返してにぎ
り飯の上に重ね合わせ、その上で、外フィルムの分離片
部分と、これに重なった内フィルム部分とを熱融着等に
より接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着等
により接着して包装おにぎりを製造することができる
し、
【0049】また、外フィルムの内側に海苔を重ね、そ
の内側に内フィルムの略半面部分を重ねると共に、その
短手辺部分を外フィルムの分離片部分に重ね、その上
で、この内フィルムの内側面上ににぎり飯を載置し、内
フィルムを折り返してにぎり飯に重ね、その上に外フィ
ルムを二つ折りに折り重ね、その上で、外フィルムの分
離片部分と、これに重なった内フィルム部分とを熱融着
等により接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融
着等により接着して包装おにぎりを製造することができ
る。
の内側に内フィルムの略半面部分を重ねると共に、その
短手辺部分を外フィルムの分離片部分に重ね、その上
で、この内フィルムの内側面上ににぎり飯を載置し、内
フィルムを折り返してにぎり飯に重ね、その上に外フィ
ルムを二つ折りに折り重ね、その上で、外フィルムの分
離片部分と、これに重なった内フィルム部分とを熱融着
等により接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融
着等により接着して包装おにぎりを製造することができ
る。
【0050】したがって、包装フィルムの両隅部を折り
込んだり、また、折り込み部分にラベルを貼り付けなく
ても簡便かつ確実に包装おにぎりを製造することができ
るし、しかも分離手段を外フィルムの二つ折り辺部分に
沿って設けたので、所望の表示用のラベルは、分離手段
以外の部分上に貼着することができ、分離手段による分
離はラベルによっては妨害されず、極めてスムーズに行
うことができる。また、内外フィルムを熱融着等により
接着する際に、外フィルム内の空気を抜き取って製造す
れば、内外フィルム及び海苔が略密封状態で安定してず
れることがなくなり、劣化防止と合わせて一層好ましい
ものとなる。
込んだり、また、折り込み部分にラベルを貼り付けなく
ても簡便かつ確実に包装おにぎりを製造することができ
るし、しかも分離手段を外フィルムの二つ折り辺部分に
沿って設けたので、所望の表示用のラベルは、分離手段
以外の部分上に貼着することができ、分離手段による分
離はラベルによっては妨害されず、極めてスムーズに行
うことができる。また、内外フィルムを熱融着等により
接着する際に、外フィルム内の空気を抜き取って製造す
れば、内外フィルム及び海苔が略密封状態で安定してず
れることがなくなり、劣化防止と合わせて一層好ましい
ものとなる。
【0051】さらに、包装フィルムは幾重にも折り込ま
ずに単に折り重ねた状態でにぎり飯を包装してあり、し
かも、海苔巻き状態のおにぎりを得るには、分離手段に
よって分離した後の分離片と共に、内フィルムを引き抜
くだけで行えるので、内外フィルに挟まれていた海苔が
千切れることなく、手軽に完全な海苔巻きおにぎりを得
ることができる。
ずに単に折り重ねた状態でにぎり飯を包装してあり、し
かも、海苔巻き状態のおにぎりを得るには、分離手段に
よって分離した後の分離片と共に、内フィルムを引き抜
くだけで行えるので、内外フィルに挟まれていた海苔が
千切れることなく、手軽に完全な海苔巻きおにぎりを得
ることができる。
【図1】本発明の包装おにぎりの一例を示す正面図であ
る。
る。
【図2】図1の包装おにぎりのII-II 線切断断面図であ
る。
る。
【図3】本発明に使用する内外フィルム及び海苔を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図4】本発明のおにぎり包装過程を示すにぎり飯載置
状態の正面図である。
状態の正面図である。
【図5】包装おにぎりの製造工程の一例を示す説明図で
あり、(A)は包装フィルムににぎり飯を載せる直前状
態を表し、(B)はにぎり飯に包装フィルムを反転被覆
した状態を表し、(C)は包装完了状態をそれぞれ表し
ている。
あり、(A)は包装フィルムににぎり飯を載せる直前状
態を表し、(B)はにぎり飯に包装フィルムを反転被覆
した状態を表し、(C)は包装完了状態をそれぞれ表し
ている。
【図6】包装おにぎりの開封方法の一例を示す正面図で
あり、(A)はミシン目を一部切り裂いた状態を表し、
(B)は分離片と共に内フィルムを一部引き出した状態
を表し、(C)は海苔巻きおにぎりを外フィルムから一
部取り出した状態をそれぞれ表している。
あり、(A)はミシン目を一部切り裂いた状態を表し、
(B)は分離片と共に内フィルムを一部引き出した状態
を表し、(C)は海苔巻きおにぎりを外フィルムから一
部取り出した状態をそれぞれ表している。
【図7】包装フィルムの一実施例を示す正面図である。
【図8】(A),(B)は、包装フィルムの別の実施例
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図9】包装フィルムのさらに別の実施例を示す正面図
である。
である。
【図10】包装フィルムのさらにまた別の実施例を示す
正面図である。
正面図である。
1 包装おにぎり 2 外フィルム 3 内フィルム 4 海苔 5 にぎり飯 6 分離片 7 ミシン目 9 接着代 10 短手辺部分 15 方形状平面部 16 ラベル 18 包装フィルム 19 分離片 20 ミシン目 22 接着代 23 外フィルム
Claims (11)
- 【請求項1】 二つ折りに重ね合わせた状態における外
周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
の内側に海苔を重ね、さらにその内側に内フィルムの外
周縁部の一部が上記外フィルムの分離片部分に重なり、
かつ、他の外周縁部が外フィルムの接着代より内方に位
置するように内フィルムを重ねて包装フィルムとなし、
この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎり飯を載
せ、にぎり飯を包被する如く上記包装フィルムを二つ折
り状に折り返し、外フィルムの分離片部分とこの部分に
重なった内フィルムの上記外周縁部の一部とを熱融着等
により接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着
等により接着した構成を有する包装おにぎり。 - 【請求項2】 二つ折りに重ね合わせた状態における外
周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
の内側に海苔を重ね、さらにその内側の外フィルムの略
半面部分であって外フィルムの接着代より内方に位置す
るように内フィルムの略半面部分を重ねて、他の略半面
部分を外フィルムの外方に延出させると共に、内フィル
ムの外周縁部の一部が上記外フィルムの分離片部分に重
なるようにして包装フィルムとなし、この重ね合わせた
内フィルム部分の内側ににぎり飯を載せ、内フィルムを
二つ折り状に折り返してにぎり飯の反対面側に折り重ね
て折り返した略半面部分が上記外フィルムの分離片及び
接着代より内方に位置した状態とし、さらにその外側に
外フィルムを海苔と共に二つ折り状に折り返して重ね合
わせ、外フィルムの分離片部分とこの部分に重なった内
フィルムの上記外周縁部の一部とを熱融着等により接着
し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着等により接
着した構成を有する包装おにぎり。 - 【請求項3】 二つ折りに重ね合わせた状態における二
つ折り辺部分を適宜幅で分離片となし得るように分離手
段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フ
ィルムを用い、その分離片両側部分の接着代より内方
に、それぞれ海苔を重ねると共に、この海苔の内側面上
の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接着代
より内方に位置するように内フィルムの略半面部分を重
ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出させる
と共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィルム
の分離片部分に重なるようにして包装フィルムとなし、
この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎり飯を載
せ、内フィルムを二つ折り状に折り返してにぎり飯の反
対面側に折り重ねて折り返した略半面部分が上記外フィ
ルムの分離片及び接着代より内方に位置した状態とし、
さらにその外側に外フィルムを海苔と共に二つ折り状に
折り返して重ね合わせ、外フィルムの分離片部分とこの
部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の一部とを熱
融着等により接着し、同時に外フィルムの接着代同士を
熱融着等により接着した構成を有する包装おにぎり。 - 【請求項4】 上記外フィルムの外周縁部を熱融着等に
より接着する際に、包装フィルム内の空気を抜き取って
なる構成を有する請求項1乃至3のいずれかに記載の包
装おにぎり。 - 【請求項5】 二つ折りに重ね合わせた状態における外
周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
の内側に海苔を重ね、さらにその内側に内フィルムの外
周縁部の一部が上記外フィルムの分離片部分に重なり、
かつ、他の外周縁部が外フィルムの接着代より内方に位
置するように内フィルムを重ねて包装フィルムとなし、
この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎり飯を載
せ、にぎり飯を包被する如く上記包装フィルムを二つ折
り状に折り返し、外フィルムの分離片部分とこの部分に
重なった内フィルムの上記外周縁部の一部とを熱融着等
により接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着
等により接着することを特徴とする包装おにぎりの製造
方法。 - 【請求項6】 二つ折りに重ね合わせた状態における外
周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
の内側に海苔を重ね、さらにその内側の外フィルムの略
半面部分であって外フィルムの接着代より内方に位置す
るように内フィルムの略半面部分を重ねて、他の略半面
部分を外フィルムの外方に延出させると共に、内フィル
ムの外周縁部の一部が上記外フィルムの分離片部分に重
なるようにして包装フィルムとなし、この重ね合わせた
内フィルム部分の内側ににぎり飯を載せ、内フィルムを
二つ折り状に折り返してにぎり飯の反対面側に折り重ね
て折り返した略半面部分が上記外フィルムの分離片及び
接着代より内方に位置した状態とし、さらにその外側に
外フィルムを海苔と共に二つ折り状に折り返して重ね合
わせ、外フィルムの分離片部分とこの部分に重なった内
フィルムの上記外周縁部の一部とを熱融着等により接着
し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着等により接
着することを特徴とする包装おにぎりの製造方法。 - 【請求項7】 二つ折りに重ね合わせた状態における二
つ折り辺部分を適宜幅で分離片となし得るように分離手
段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フ
ィルムを用い、その分離片両側部分の接着代より内方
に、それぞれ海苔を重ねると共に、この海苔の内側面上
の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接着代
より内方に位置するように内フィルムの略半面部分を重
ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出させる
と共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィルム
の分離片部分に重なるようにして包装フィルムとなし、
この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎり飯を載
せ、内フィルムを二つ折り状に折り返してにぎり飯の反
対面側に折り重ねて折り返した略半面部分が上記外フィ
ルムの分離片及び接着代より内方に位置した状態とし、
さらにその外側に外フィルムを海苔と共に二つ折り状に
折り返して重ね合わせ、外フィルムの分離片部分とこの
部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の一部とを熱
融着等により接着し、同時に外フィルムの接着代同士を
熱融着等により接着することを特徴とする包装おにぎり
の製造方法。 - 【請求項8】 上記外フィルムの外周縁部を熱融着等に
より接着する際に、包装フィルム内の空気を抜き取るこ
とを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の包装
おにぎりの製造方法。 - 【請求項9】 二つ折りに重ね合わせた状態における外
周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
の内側に海苔を重ね、さらにその内側に内フィルムの外
周縁部の一部が上記外フィルムの分離片部分に重なり、
かつ、他の外周縁部が外フィルムの接着代より内方に位
置するように内フィルムを重ね、外フィルムの分離片部
分とこの部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の一
部とを熱融着等により接着した構成を有する包装フィル
ム。 - 【請求項10】 二つ折りに重ね合わせた状態における
外周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
の内側に海苔を重ね、さらにその内側の外フィルムの略
半面部分であって外フィルムの接着代より内方に位置す
るように内フィルムの略半面部分を重ねて、他の略半面
部分を外フィルムの外方に延出させると共に、内フィル
ムの外周縁部の一部が上記外フィルムの分離片部分に重
なるようにし、外フィルムの分離片部分とこの部分に重
なった内フィルムの上記外周縁部の一部とを熱融着等に
より接着した構成を有する包装フィルム。 - 【請求項11】 二つ折りに重ね合わせた状態における
二つ折り辺部分を適宜幅で分離片となし得るように分離
手段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外
フィルムを用い、その分離片両側部分の接着代より内方
に、それぞれ海苔を重ねると共に、この海苔の内側面上
の外フィルムの略半面部分であって外フィルムの接着代
より内方に位置するように内フィルムの略半面部分を重
ねて、他の略半面部分を外フィルムの外方に延出させる
と共に、内フィルムの外周縁部の一部が上記外フィルム
の分離片部分に重なるようにし、外フィルムの分離片部
分とこの部分に重なった内フィルムの上記外周縁部の一
部とを熱融着等により接着した構成を有する包装フィル
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07766994A JP3307500B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07766994A JP3307500B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07274870A true JPH07274870A (ja) | 1995-10-24 |
JP3307500B2 JP3307500B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=13640296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07766994A Expired - Fee Related JP3307500B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3307500B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004261056A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-24 | Howa Sangyo Kk | 米飯加工食品の包装体 |
JP2010013117A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Makoto Suzuki | 包装棒状食品及び包装シート |
CN106864998A (zh) * | 2016-03-07 | 2017-06-20 | 舟桥达夫 | 包装饭团 |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP07766994A patent/JP3307500B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004261056A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-24 | Howa Sangyo Kk | 米飯加工食品の包装体 |
JP2010013117A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Makoto Suzuki | 包装棒状食品及び包装シート |
CN106864998A (zh) * | 2016-03-07 | 2017-06-20 | 舟桥达夫 | 包装饭团 |
JP2017158445A (ja) * | 2016-03-07 | 2017-09-14 | 達夫 舟橋 | 包装おにぎり |
Also Published As
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---|---|
JP3307500B2 (ja) | 2002-07-24 |
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---|---|---|---|
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