JPH0713579Y2 - 揺振箇所用フック - Google Patents

揺振箇所用フック

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Publication number
JPH0713579Y2
JPH0713579Y2 JP1991039783U JP3978391U JPH0713579Y2 JP H0713579 Y2 JPH0713579 Y2 JP H0713579Y2 JP 1991039783 U JP1991039783 U JP 1991039783U JP 3978391 U JP3978391 U JP 3978391U JP H0713579 Y2 JPH0713579 Y2 JP H0713579Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing piece
hook
spring
spiral spring
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991039783U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04110578U (ja
Inventor
真道 遠藤
Original Assignee
株式会社サンワ技研
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サンワ技研 filed Critical 株式会社サンワ技研
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、掛け外しが容易であ
り、掛けた物が動揺しても脱落しない壁取付けフック
で、特に開閉扉や車輌内の使用に適する揺振箇所用フッ
クである。
【0002】
【従来の技術】壁体に添着する従来の壁掛け用フック
は、図6の斜視図に示すようにいずれも取付け本体1の
前面に上向きの掛け鈎2を設けているだけであり、動揺
する扉や振動の激しい車輌内などに取肘けた場合は掛け
た物が脱落する欠点があり、取付け箇所が静止状態の壁
体に限定されるという問題があった。
【0003】この改善策として、通常は掛け鈎に近接す
るように対向させた可動片を設ける構造のフックがある
が、この可動片は一方向のみの往復動であるから掛け物
を掛ける時か外す時のいずれか一方向に押圧力が加わっ
た時のみ回動して掛け鈎の上端と可動片の下端との間隙
を開くものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、動揺する扉や振動の激しい車輌などに取付けると
掛けた物が脱落する点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、掛けや外しが
容易であり、かつ掛けた物が動揺や振動により脱落しな
いことを特徴とする。掛け鈎と対向し前方、後方に回動
できる開閉片の下端側により掛け鈎の上端側を閉鎖して
掛け物の脱去を防止し、開閉片に掛け物による押圧力が
加わった時のみ前方または後方に回動して開放し、掛け
外しを容易にする構造である。
【0006】
【作用】下部に掛け鈎を設けた取付け本体の上部の開閉
片は、上端部がつる巻きバネを嵌装した支軸により前後
方向回動可能に支持され、開閉片の上端に設けたバネ押
し部は開閉片が前方または後方に回動した時、本体に固
定されたバネ受け部に1端側が支持されるつる巻きバネ
の他端側を押し開く。
【0007】従って、掛け鈎の上端と対向して近接する
開閉片の下端部は、掛け物による押圧力が作用すると、
掛ける時は後方向へ、外す時は前方向に回動して掛け鈎
の上端と開閉片の下端との間が拡がり、掛け物を容易に
出入させる事ができる。また掛け物が通過すると開閉片
はバネの弾性によって復元し、掛け鈎の上端と開閉片の
下端は近接して対向する。
【0008】
【実施例】図1は本考案に係るフックの1実施例の断面
図であって、図6と同様に1は壁や扉に添着する取付け
本体、2は掛け物を引掛けるため前面側に突設した上向
きの掛け鈎である。3は下端側が前後方向に回動する開
閉片、4は開閉片3の上端部を回動可能に支持する支軸
5を装着した開閉片装着部、6は開閉片3の下端側が前
後方向に往復回動できるように、取付け本体1に固定さ
れたバネ受け部7に1端側が支持され、他端側が開閉片
3の上端に設けたバネ押し部3aにより押し拡げられる
つる巻きバネである。
【0009】開閉片3は、押圧力が加わらない通常時は
掛け物の有無にかかわらず図4及び図5に点線図示する
如く、上端のバネ押し部3aがバネ受け部7を挾むつる
巻きバネ6の両端部で挟まれ、バネの挟圧力により中央
位置にあり、下端3bが固定している掛け鈎2の上端2
aに近接して対向する位置にある。
【0010】この状態において、掛け物8を掛け鈎2に
引掛ける際、図3に示す如く開閉片3が掛け物8により
後方に押されると、開閉片3の上端のバネ押し部3aは
図4に示す如く1端側がバネ受け部7に支持されるつる
巻きバネ6の他端側を上方に押し拡げ、開閉片3の下端
部は後方に回動し開閉片3の下端3bと掛け鈎2の上端
2aの間隙が拡開するので、掛け物8を容易に嵌入させ
る事ができる。
【0011】また、掛け物8を外す際、図3に点線図示
する始く掛け物8により開閉片3が前方に引かれると、
開閉片3の上端のバネ押し部3aは図5に示す如く逆の
1端側がバネ受け部7に支持されるつる巻きバネ6の他
端側を下方に押し拡げ、開閉片3の下端部は前方に回動
し開閉片3の下端3bと掛け鈎2の上端2aの間隙が拡
開するので、掛け物8を容易に外す事ができる。
【0012】掛け鈎2に掛け物8が掛けられた後、また
は外された後、開閉片3の上端のバネ押し部3aは、つ
る巻きバネ6の復元力により原状の中央位置に復元し、
図2に示す如く掛け鈎2の上側は開閉片3により閉鎖さ
れる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係るフッ
クは、掛け鈎の上部を閉鎖している開閉片の下端側が、
掛け物を掛ける際は掛け物を押しこむ押圧力で後方に回
動し、掛け物を外す際は掛け物を引く押圧力で前方に回
動して、掛け鈎と開閉片の間隙を拡開するので掛け物を
容易に掛け外しすることができる。また掛け鈎に掛けら
れた掛け物は、常時、開閉片で閉塞されているので揺動
や振動で脱落する事はない。従って、揺動や振動の激し
い家屋の扉や車輌内などで使用するフックとして最適で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成を示した縦断面図である。
【図2】本考案に掛け物を掛けた状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本考案の開閉片の作用を説明するための側面図
である。
【図4】開閉片が後方に回動した時の開閉片上端部分の
状態を示す縦断面図である。
【図5】開閉片が前方に回動した時の開閉片上端部分の
状態を示す縦断面図である。
【図6】従来の壁掛け用フックの斜視図である。
【符号の説明】
1 取付け本体 2 掛け鈎 2a 掛け鈎上端 3 開閉片 3a バネ押し部 3b 開閉片下端 4 開閉片装着部 5 支軸 6 つる巻きバネ 7 バネ受け部 8 掛け物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後面を壁体等に添着する取付け本体1
    は、前面の下部に上向きの掛け鈎2を突設すると共に、
    上部に下向きの開閉片3を前後方向回動可能に支持する
    支軸5を設けた開閉片装着部4を設け、両端部が後方に
    突出するつる巻きバネ6を支軸5に嵌装し、支軸5に装
    着した開閉片3は1端を前方下向きに突出させ、他端は
    前記つる巻きバネ6の両突出端の間に嵌入させて前方ま
    たは後方に回動した時、つる巻きバネ6の突出する上端
    側または下端部を押すバネ押し部3aに構成すると共
    に、前記つる巻きバネ6の両突出端の先端間には、つる
    巻きバネ6の両突出先端に挟圧され、かつ開閉片3が回
    動してつる巻きバネ6の1端の突出する上端側または下
    端側がバネ押し部3aに押された時、その他端の突出す
    る下端側または上端側を支持するバネ受け部7を取付け
    本体1に突設し、開閉片3に押圧力が加わらない時は開
    閉片3の下端3bと掛け鉤2の上端2aが接して対向す
    ることを特徴とする揺振箇所用フック。
JP1991039783U 1991-03-13 1991-03-13 揺振箇所用フック Expired - Lifetime JPH0713579Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH04110578U JPH04110578U (ja) 1992-09-25
JPH0713579Y2 true JPH0713579Y2 (ja) 1995-04-05

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ID=31920980

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013157489A1 (ja) * 2012-04-17 2013-10-24 スガツネ工業株式会社 物品掛け具

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EP2960532A4 (en) * 2013-02-20 2016-11-23 Sugatsune Kogyo HOOK

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US9332816B2 (en) 2012-04-17 2016-05-10 Sugatsune Kogyo Co., Ltd. Article hanger

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JPH04110578U (ja) 1992-09-25

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