JPH071356Y2 - 自動2輪車用表示装置 - Google Patents

自動2輪車用表示装置

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JPH071356Y2
JPH071356Y2 JP9362088U JP9362088U JPH071356Y2 JP H071356 Y2 JPH071356 Y2 JP H071356Y2 JP 9362088 U JP9362088 U JP 9362088U JP 9362088 U JP9362088 U JP 9362088U JP H071356 Y2 JPH071356 Y2 JP H071356Y2
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JP9362088U
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JPH0215591U (ja
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晋 浅井
保彦 築地
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動2輪車の車体前方に設けられるメータ
類等を装着した表示装置に関する。
[従来の技術] 車体前方をフェアリングで覆い、このフェアリングの内
側とハンドルとの間に、メータ類を装着した表示盤を設
けたものは知られている(一例として、実公昭61-14948
号公報参照)。
また、ハンドルの上方を覆うようハンドルカバーを設け
たものも知られている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、自動2輪車の走行性能をより向上させるに
は、車体の走行抵抗をできるだけ減少させることも必要
であり、このためには、車体前部を可能な限りコンパク
トにしてこの部分の投影面積を小さくすることが望まれ
ている。しかし、この部分には通常各種のメータやイン
ジケータ類等からなる表示装置が装着され、これらの装
着スペースを無視してコンパクト化することはできな
い。
そこで本考案の目的は、表示装置の装着スペースを十分
に確保したまま、同時に車体前部を可能な限りコンパク
トにできる自動2輪車用表示装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案に係る自動2輪車用表
示装置は、ハンドルカバーにフェアリング内側とハンド
ルとの間に設けられた第1の表示盤と略並行な傾斜面を
設けるとともに、この傾斜面に表示装置を設けることに
より第2の表示盤を形成したことを特徴とする。
[考案の作用] ハンドルカバーの傾斜面が第1の表示盤と略並行であ
り、乗員と対面するよう傾斜しているので、これに表示
装置を設けると第2の表示盤を形成する。したがって、
第2の表示盤に設けた表示装置の分だけ、第1の表示盤
における必要面積が減少するので、第1の表示盤近傍の
車体前部をコンパクト化可能となる。
[実施例] 第1図乃至第4図に本考案の一実施例を示す。第1図は
自動2輪車の外観側面視形状を示す図であり、前輪1を
支持するフロントフォーク2の上端部はボトムブリッジ
3及びトップブリッジ4によって、操向軸5を介してメ
インフレーム6の前端部へ取付けられている。トップブ
リッジ4上にはハンドル7が取付けられ、またトップブ
リッジ4の前方には第1の表示盤8が設けられ、ここに
スピードメータ等の適宜なメータ類9が支持されてい
る。第1の表示盤8は乗員Mに略正対するよう、その視
線に対して斜交平面を形成し、乗員Mにとって比較的見
易い状態になっている。
メインフレーム6の上部には燃料タンク10が取付けら
れ、この燃料タンク10の表面は適当間隔を形成したタン
クカバー11によって覆われている。タンクカバー11の後
方にはシート12が支持され、さらにメインフレーム6の
後端部に枢着されたスイングアーム13の端部に後輪14が
回転可能に支持されている。
また、車体前部のタンクカバー11下方部分から第1の表
示盤8部分までを覆うようにフェアリング15が設けら
れ、その前方側面にはエアインレット16が開口形成され
ている。また、側面他部に複数の排気口17が形成されて
いる。エアインレット16から入った走行風はタンクカバ
ー11の内方を伝わり、車体後方へ導かれる。また、排気
口18が車体カバー19の前部に形成されている。車体カバ
ー19はタンクカバー11の後方でシート12下方に車体後部
を覆うよう設けられ、樹脂成形によりタンクカバー11と
一体連続に形成されている。
さらに、第1の表示盤8の後端部とタンクカバー11の前
端部を接続し、ハンドル7と干渉しないよう、側面視形
状において上方へ山形に湾曲したブリッジ状のハンドル
カバー20が設けられている。ハンドルカバー20のハンド
ル7周囲は開口部21をなし、タンクカバー11及びフェア
リング15内側と連通するので、第1図に矢示するように
開口部21からハンドルカバー20内側へ入った走行風の一
部は、燃料タンク10へ導かれてこれを冷却しつつ、車体
後方へ導かれる。
第2図乃至第4図はハンドルカバー20の詳細を示す図で
あり、ハンドルカバー20は上部カバー22とその内側に取
付けられる下部カバー23とを合せたボックス状の部材で
あり、その内部に適宜なインジケータ装置24が収容され
ている。
上部カバー22は後方傾斜面22aと前方傾斜面22bとを形成
し、後方傾斜面22aは、乗員Mに略正対するよう、その
視線に対して斜交平面を形成し、乗員Mにとって比較的
見易い状態になっており、後方傾斜面22aの表面にイン
ジケータ装置24を表出させることにより第2の表示盤25
を形成している。すなわち第3図及び第4図に示すよう
に、ハンドルカバー20の上部平面のうち、後方傾斜面22
aの中央部に凹部26がその底部を開口して形成され、こ
の開口部にハンドルカバー20の内側に取付けられたイン
ジケータ装置24の表示部が表出している。
この表示部は、例えばヘッドライトのハイビーム表示部
24a、ミッションのニュートラル表示部24b、ターンライ
ト点滅表示部24c等からなる。
また、上部カバー22の後部には図示しない収納ボックス
のロック27が設けられ、さらにその後方に舌片状に延出
した取付部28には取付穴28aが開口形成されている。
さらに、上部カバー22の前端部29には、第1の表示盤8
の後端部が重なり合うための段部をなし、その両側部に
はフェアリング15へ連結するための取付部29aが形成さ
れている。
上部カバー22の内面側には、凹部26の両側方にボス30
が、後方傾斜面22aの中央部にボス31及び32が一体に延
出形成されている。インジケータ装置24は第4図に示す
ように、このボス30及び32に3点で取付けられている。
一方、下部カバー23は上部カバー22の内側に沿って前後
方向へ延びる部材であり、両側方が上方へ立ち上がった
壁部をなし、ボス30及び32の対応位置に取付部35及び34
が形成され、取付部34ではインジケータ装置24とともに
ボス30へ共締めされ、取付部35では後方傾斜面22aの内
壁面と若干の間隙を形成して取付けられている。そこ
で、この間隙を利用してインジケータ装置24に接続する
コード36が配線され、その他端部のハンドルカバー20を
出た部分にカプラ37が設けられている。このようにする
と、コード36の配線並びに支持が容易となる。
また、下部カバー23によって、ハンドル7との干渉を避
けるようになっている。
次に、本実施例の作用を説明する。第1図及び第2図に
示すように、第1の表示盤8とハンドルカバー20とは互
いに連続しているので、乗員Mがこれを見たとき、あた
かも第1の表示盤8と第2の表示盤25とが連続した一体
部材によりなる単一の表示盤のように見える。
しかも、第1の表示盤8と第2の表示盤25はそれぞれ乗
員Mに略正対するようにその視線に対して斜交平面を形
成し、そのうえ両者に対する視角変化α(第1図参照)
は比較的小さなものとなっているから、乗員Mからメー
タ類9及びインジケータ装置24を瞬時に無理なく見るこ
とのできる状態になる。
この結果、ハンドルカバー20の面積を有効活用して、こ
れまで第1の表示盤8に装着していた表示装置の一部を
第2の表示盤25上に移すことができ、その分、第1の表
示盤8に必要な面積を削減できるので、第1の表示盤8
近傍の車体前部をよりコンパクト化してその投影面積を
減少させることができる。
[考案の効果] 本考案に係る自動2輪車用表示装置によれば、ハンドル
カバーに第1の表示盤と略並行な傾斜面を設けてこれを
第2の表示盤としたので、ハンドルカバーの面積を活用
して表示装置の装着スペースを十分に確保できた状態で
第1の表示盤の必要面積を削減することができる。ゆえ
に、第1の表示盤近傍の車体前部をコンパクト化するこ
とにより、この部分の投影面積を減少させ、走行抵抗を
少なくする車体を得ることができ、その結果、自動2輪
車の走行性能をより向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は実施例を示し、第1図は自動2輪車
の外観側面図、第2図は一部を破断した要部の拡大断面
図、第3図は要部の拡大平面図、第4図は第3図のIV-I
V線に沿う拡大断面図である。 (符号の説明) 7……ハンドル、8……第1の表示盤、9……メータ類
(表示装置)、15……フェアリング、20……ハンドルカ
バー、22……上部カバー、22a……後方傾斜面、24……
インジケータ装置(表示装置)、25……第2の表示盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体前方を覆うフェアリングと、このフェ
    アリングの内側とハンドルとの間に設けられ、メータ類
    を装着した第1の表示盤と、ハンドルの上方を覆うよう
    設けられたハンドルカバーとを備えた自動2輪車におい
    て、前記ハンドルカバーに前記第1の表示盤と略並行な
    傾斜面を設けるとともに、この傾斜面に表示装置を設け
    ることにより第2の表示盤を形成したことを特徴とする
    自動2輪車用表示装置。
JP9362088U 1988-07-15 1988-07-15 自動2輪車用表示装置 Expired - Lifetime JPH071356Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9362088U JPH071356Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 自動2輪車用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9362088U JPH071356Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 自動2輪車用表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0215591U JPH0215591U (ja) 1990-01-31
JPH071356Y2 true JPH071356Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31318086

Family Applications (1)

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JP9362088U Expired - Lifetime JPH071356Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 自動2輪車用表示装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4684793B2 (ja) * 2005-08-03 2011-05-18 本田技研工業株式会社 車両のフロントカバー構造
JP4689399B2 (ja) * 2005-08-03 2011-05-25 本田技研工業株式会社 レッグシールドの収納室構造

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JPH0215591U (ja) 1990-01-31

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